JP2003192093A - キャッピング方法及びその装置 - Google Patents

キャッピング方法及びその装置

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JP2003192093A
JP2003192093A JP2001389638A JP2001389638A JP2003192093A JP 2003192093 A JP2003192093 A JP 2003192093A JP 2001389638 A JP2001389638 A JP 2001389638A JP 2001389638 A JP2001389638 A JP 2001389638A JP 2003192093 A JP2003192093 A JP 2003192093A
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roller
cap
cap material
bending
capping device
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JP2001389638A
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Tatsuya Hanabusa
達也 花房
Ryuichi Ito
隆一 伊藤
Noribumi Ozaki
紀文 尾▲崎▼
Naoki Tasaka
直樹 田坂
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャップ材とローラ間の相対位置が変動して
も、それに拘わることなくキャップ材をボトルに正確に
被着することができること。 【解決手段】 PPローラ5は、PPローラ5aとPP
ローラ5bとの二個からなる。PPローラ5aは、キャ
ップ材55の被着に際し下端部57を口金部51の膨出
部53側に押圧させ、下端部57が膨出部53,頸部5
4に沿って曲がり、しかもそれら膨出部53,頸部54
に接触しない程度に仮曲げされる。PPローラ5bは、
PPローラ5aが仮曲げした後、それに続き仮曲げされ
た下端部57をさらに押圧し、膨出部53,頸部54に
密接して仕上げ曲げできるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ボトルにキャッ
プ材を被着するキャッピング方法と、その方法を実施す
るためのキャッピング装置に係り、特に、ボトルの口金
部にキャップ材が被せられたとき、そのキャップ材を口
金部に巻き締めることによって被着するのに好適なキャ
ッピング方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のキャッピング装置は、ボトルの
口金部にキャップ材が被せられたとき、そのキャップ材
にローラを周囲から押し付けてキャップ材を巻き締める
ことにより、キャップ材が口金部に被着される。その場
合のローラとしては、キャップ材の周囲に口金部のねじ
山と対応するねじ部を形成するROローラ、キャップ材
の下端部を口金部に封止するPPローラとからなってい
る。
【0003】ROローラは、口金部に押し付けられる
と、この口金部のねじ山に沿って転動することにより、
キャップ材を所定の巻き締め力で巻き締めながらねじ部
を形成するようになっている。PPローラは、口金部の
下端部に押し付けられると、この口金部の膨出部に沿っ
て転動することにより、下端部を膨出部に密接させてテ
ンパーエビデンス部を形するようになっている。
【0004】このようなROローラと、PPローラと
は、以下に示す位置関係となっている。即ち、従来で
は、図9に示すように、二個のROローラ101a,1
01bと、二個のPPローラ102a,102bとを用
い、これらのROローラ101a,101bが互いにキ
ャップ材103の周囲において対向して配置されると共
に、各ROローラ101a,101bと90度の間隔を
隔てた状態で二個のPPローラ102a,102bも対
向して配置されている。PPローラ102a,102b
は共に同じ形状をなしている。
【0005】これら各ローラ101a,101b,10
2b,102bは、、ボトルの口金部104にキャップ
材103が被着されたとき、キャップ材103をボトル
の口金部104方向に押し付けられて巻き締める。その
際、PPローラ102a,102bは、図10(a)に
示すように、ボトルの口金部104にキャップ材103
が被せられると、まず、一方のPPローラ102aが同
図(b)に示すように、キャップ材103の下端部10
3aを口金部104の膨出部104aに押し付けて曲げ
ると共に、その曲げた状態にあるとき、同図(c)に示
すように、他方のPPローラ102bが下端部103a
を膨出部104aより下部の頸部104bに押し付ける
ように曲げ、これによって下端部103aが口金部10
4の膨出部104aに密着してテンパーエビデンス部が
形成されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、キャッピ
ング装置は、二個のPPローラ102a,102bがキ
ャップ材103の下端部103aをボトルの口金部10
4の膨出部104a及び頸部104bに押し付けて巻き
締めることにより、口金部104にキャップ材103が
封止されるようになっている。
【0007】しかしながら、従来では、ボトルの口金部
104に被せたキャップ材103を下方に押し付けるた
めの押圧力にばらつきが生じるばかりでなく、各ローラ
の高さ方向の位置がばらつきが生じ、更にはボトル自体
の寸法にもばらつきがあるため、各PPローラ102
a,102bとボトルの口金部104の膨出部104a
との相対的位置がばらついて変動するので、キャップ材
103の巻き締めを良好に行うことができなかった。
【0008】つまり、図11(a)に示すように、ボト
ルの口金部104に被せられたキャップ材103に対
し、PPローラ102a,102bが所定の位置より高
いと、一方のローラ102aが下端部103aの上部を
巻き締めてしまうと共に、他方のローラ102bが同図
(b)に示すように下端部103aの裾に単に接触する
だけとなるので、下端部103aの裾が口金部104の
膨出部104aを覆うことができないばかりでなく、裾
の先端を頸部104bに密接させることができなくな
り、或いは図11図(c)に示すように、他方のローラ
102bが下端部103aの裾を単に頸部104bに押
し付けるだけの状態となる場合もあり、下端部103a
を膨出部104a及び頸部104bに所定通り巻き締め
ることができなかった。
【0009】また、図12(a)に示すように、キャッ
プ材103に対し、PPローラ102a,102bが所
定の位置より低いと、同図(b)に示すように、PPロ
ーラ102aが下端部103aを膨出部104aに巻き
締める力が弱まると共に、PPローラ102bも下端部
103aの裾を巻き締めることができなくなって不十分
になり、下端部103aと膨出部104a,頸部104
bとの間に微妙なすき間が発生して、良好な巻き締めを
行うことができなかった。
【0010】この発明は、このような事情を考慮してな
されたもので、その目的は、キャップ材とローラ間の相
対位置が変動しても、それに拘わることなくキャップ材
をボトルに正確に被着することができるキャッピング方
法を提供することにあり、他の目的は、上記方法を的確
に実施し得るキャッピング装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は以下の手段を提案している。請求項1に
係る発明は、口金部と該口金部の外周部に設けられたね
じ山,膨出部及び頸部とをそれぞれ有する金属製のボト
ルの口金部にキャップ材が被せられたとき、そのキャッ
プ材に対し第1ローラが口金部のねじ山と対応するねじ
部を形成する一方、第2ローラがキャップ材の下端部を
口金部に封止してテンパーエビデンス部を形成し、キャ
ップ材をボトルの口金部に被着するキャッピング方法に
おいて、前記第2ローラによる下端部の封止時、前記第
2ローラがキャップ材の下端部を仮曲げする仮曲げ工程
と、仮曲げされた下端部を仕上げ曲げして前記テンパー
エビデンス部を形成する仕上げ曲げ工程とを有すること
を特徴とする。
【0012】この発明に係るキャッピング方法によれ
ば、仮曲げ工程と仕上げ曲げ工程とにより、キャップ材
の下端部を段階的に曲げてボトルの口金部に封止するの
で、ボトルの膨出部とキャップ材の下端部とPPローラ
との相対的位置の変動に拘わることなく、キャップ材の
下端部を膨出部,頸部に沿う形状に封止してテンパーエ
ビデンス部を形成することができ、下端部の裾巻きを良
好に行うことができる。
【0013】請求項2に係る発明は、請求項1記載のキ
ャッピング方法において、前記仮曲げ工程は、第2ロー
ラがキャップ材の下端部を口金部の膨出部側に押圧し、
かつ膨出部方向に接触しない程度に折り曲げ、前記仕上
げ曲げ工程は、仮曲げされた下端部を口金部の膨出部に
密接させるように折り曲げてテンパーエビデンス部を形
成することを特徴とする。
【0014】この発明に係るキャッピング方法によれ
ば、仮曲げ工程によりキャップ材の下端部を膨出部方向
に折り曲げるので、下端部を膨出部側に対し大まかに位
置決めでき、その後、仕上げ曲げ工程により下端部を仕
上げ曲げするので、下端部が膨出部に密接すると共に下
端部の裾も頸部に密接した状態となる。
【0015】請求項3に係る発明は、口金部と該口金部
の外周部に設けられたねじ山,膨出部及び頸部とをそれ
ぞれ有する金属製のボトルの口金部にキャップ材が被せ
られたとき、そのキャップ材に対し第1ローラが口金部
のねじ山と対応するねじ部を形成する一方、第2ローラ
がキャップ材の下端部を口金部に封止してテンパーエビ
デンス部を形成し、キャップ材をボトルの口金部に被着
してなるキャッピング装置において、前記第2ローラ
は、キャップ材の下端部を仮曲げする仮曲げローラと、
該仮曲げローラによって仮曲げされた下端部を仕上げ曲
げして前記テンパーエビデンス部を形成する仕上げロー
ラとを有することを特徴とする。
【0016】この発明のキャッピング装置によれば、仮
曲げローラと仕上げローラとの二個でキャップ材の下端
部を押し付け、二段階に渡って曲げて封止するように構
成したので、上記キャッピング方法を的確に実施するこ
とができる。
【0017】請求項4に係る発明は、請求項3記載のキ
ャッピング装置において、前記仮曲げローラと仕上げロ
ーラとは、キャップ材の周方向に沿い互いに隣接配置さ
れていることを特徴とする。
【0018】この発明に係るキャッピング装置によれ
ば、仮曲げローラによってキャップ材の下端部が仮曲げ
した後、仕上げローラによって直ちに仕上げ曲げするの
で、下端部に対する二段階の曲げ加工を確実に行うこと
ができる。
【0019】請求項5に係る発明は、請求項3又は4記
載のキャッピング装置において、前記仮曲げローラと前
記仕上げローラとは、軸方向に外径を違えて形成されて
いることを特徴とする。
【0020】この発明に係るキャッピング装置によれ
ば、仮曲げ,仕上げローラの各々が下端部を曲げたと
き、下端部を確実に膨出部に沿って曲げることができ
る。
【0021】請求項6に係る発明は、請求項5記載のキ
ャッピング装置において、前記仮曲げローラの外周に傾
斜部が設けられ、前記仕上げローラの外周に、ボトルの
口金部の膨出部と対応する円弧状の凹部が設けられてい
ることをと特徴とする。
【0022】この発明に係るキャッピング装置によれ
ば、仮曲げローラの傾斜部がキャップ材の下端部を確実
に仮曲げすることができ、仕上げローラの凹部が仮曲げ
された下端部を確実に仕上げ曲げしてテンパーエビデン
ス部を形成することができる。
【0023】請求項7に係る発明は、請求項3から6の
いずれか一項に記載のキャッピング装置において、前記
仮曲げローラは、前記仕上げローラの外径より大きい外
径をなしていることを特徴とする。
【0024】この発明に係るキャッピング装置によれ
ば、仮曲げローラが仕上げローラより確実に先に仮曲げ
することができる。
【0025】請求項8に係る発明は、請求項3から6の
いずれか一項に記載のキャッピング装置において、前記
仮曲げローラと前記仕上げローラとは、該各ローラをキ
ャップ材の周面に付勢させるカムフォロアと、該カムフ
ォロアを従動させるカムとのいずれか一方、または双方
の径を違えて構成することを特徴とするものである。
【0026】この発明に係るキャッピング装置によれ
ば、仮曲げ,仕上げローラの各々が下端部を曲げたと
き、下端部を確実に膨出部に沿って曲げることができ、
良好なテンパーエビデンス部を形成することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、この発明の
実施の形態について説明する。図1から図6はこの発明
の一実施の形態に係るキャッピング装置を示す図であっ
て、図1はキャッピング装置を示す要部の断面図、図2
は図1に示すキャッピング装置の底面図、図3はアルミ
ニウムボトルに被せられたキャップ材にプレッシャーブ
ロックが降下した状態を示す要部の拡大図、図4はPP
ローラによる曲げ工程を示す説明図、図5はキャッピン
グ装置を適用したアルミニウムボトルの搬送経路を示す
説明図、図6はアルミニウムボトルの搬送経路における
キャッピング装置の動作を示す説明図である。
【0028】この実施形態のキャッピング装置を説明す
る前に、図5〜図8を参考してこのキャッピング装置を
適用するアルミニウムボトル50について述べる。この
アルミニウムボトル50は、炭酸飲料,果汁飲料などを
入れるためのものであって、アルミニウム製若しくはア
ルミニウム合金製からなっており、その上部に口金部5
1が形成されている。
【0029】口金部51の上部外周には、図7及び図8
に示すようにねじ山52が設けられ、そのねじ山52よ
り下方には膨出部53が形成されると共に、その下に頸
部54が形成されている。そして、この口金部51にキ
ャップ材55が図6のロ及び図7の鎖線に示すように被
せられたとき、そのキャップ材55がキャッピングヘッ
ドによって巻き締められることにより口金部51に被着
されるようになっている。
【0030】そのため、キャップ材55は、被着される
前の段階では、図7に鎖線にて示すように上部が天板5
6によって塞がれると共に、その下部が下方に向かって
真直に開口された下端部57を有する筒状に形成されて
いる。キャップ材55の天板56の内側にはライナー5
8が装着されている。
【0031】また、アルミニウムボトル50は、図5,
図6に示すように、キャッピング経路上を通過するよう
になっており、例えば、ボトル搬送路A上に搬送されて
いるときに口金部51にキャップ材55が被せられ、そ
の後、ボトル搬送路Aからボトル搬送路Bを通過してい
るときにキャップ材55が被着されるようになってい
る。その際、アルミニウムボトル50は、ボトル搬送路
Bに沿って搬送されると、その円弧状の搬送路に沿って
搬送される。そして、ボトル搬送路B上でキャップ材5
5が被着された後、キャップ材55の被着されたアルミ
ニウムボトル50が、ボトル搬送路Bからボトル排出経
路Cを通過して排出されるようになっている。
【0032】なお、キャップ材55は、アルミニウムボ
トル50がキャップ材供給位置に達した時点で、図示し
ない供給手段によってアルミニウムボトル50の口金部
51に図7に示すように被せられるようになっている。
【0033】そして、図1に示すように、アルミニウム
ボトル50にキャップ材55を被着するキャッピングヘ
ッド1は、装置本体に配設された円筒状のヘッド支持軸
2の下部に一体に取り付けられている。このキャッピン
グヘッド1にはローラ機構3を介して第1ローラとして
のROローラ4,第2ローラとしてのPPローラ5が備
えられている。
【0034】ROローラ4は、図3に示すように、アル
ミニウムボトル50の口金部51にキャップ材55が被
せられたとき、そのキャップ材55を図3に示すように
外周から口金部51に押し付けると共に、口金部51の
ねじ山52に沿いキャップ材55の外周を押し付けて巻
き締めることにより、キャップ材55の外周にねじ部5
9を形成するためのものである。PPローラ5は、口金
部51にキャップ材55が被せられたとき、キャップ材
55の下端部57を、図3に示すように外周から口金部
51の膨出部53に沿い押し付けて巻き締めることによ
り、下端部57を膨出部53の外周に気密に封止するテ
ンパーエビデンス部60を形成するためのものである。
【0035】ローラ機構3は、図1及び図2に示すよう
に、大別すると、支持ブロック6と、支持軸7と、支持
アーム8とを有して構成されている。支持ブロック6
は、ヘッド支持軸2の下部の周側部に固定されている。
支持軸7は、支持ブロック6の周側部にその中心軸に沿
って支持されている。支持軸7の下部には水平方向に回
動可能に支持アーム8が取り付けられている。この支持
アーム8の一端にはローラ回転軸9を介してROローラ
4,PPローラ5が軸周りに回転可能に取り付けられて
いる。
【0036】その場合、ROローラ4が口金部51の周
りにねじ部59を形成できるように、かつPPローラ5
が口金部51の膨出部53にテンパーエビデンス部60
を形成できるようにするため、ROローラ4よりPPロ
ーラ5が若干下方に下がった位置となっている。そのた
め、ROローラ4とPPローラ5とのローラ回転軸9
は、それらROローラ4とPPローラ5との種類に応じ
長さが異なっている。
【0037】また、支持軸7にはさらにコイルばね10
が嵌装されている。このコイルばね10は、図1に示す
ように、下部10aが支持アーム8の下部に設けられた
係止ピン11に引き掛けられると共に、その上部10b
が支持ブロック6に引き掛けられ、そのばね力により、
ヘッド1の中心軸方向にROローラ4,PPローラ5が
接近するよう支持アーム8を常時付勢している。従っ
て、ROローラ4,PPローラ5が、アルミニウムボト
ル50に被せられたキャップ材55の軸線Y方向(図2
参照)に付勢されるようになっている。
【0038】一方、支持軸7の上部にはロッド12が回
転可能に取り付けられ、そのロッド12の一端部に枢軸
13を介してカムフォロア14が水平方向に回転自在に
取り付けられている。このカムフォロア14は、コーン
カム15の下端の外周部に形成された拡径部15aに当
接する状態では内方に変位しないが、所定のタイミング
でコーンカム15が相対的に下方に降下したとき、コー
ンカム15の細径部15bに当接することによって内方
に変位し、支持アーム8がコイルばね10の付勢力で回
動することにより、ROローラ4,PPローラ5がキャ
ップ材55の周面に押し付けられるようになっている。
【0039】そして、ROローラ4,PPローラ5が、
キャップ材55をその周面に渡って巻き締め、これによ
って、ROローラ4がキャップ材55の周面にねじ部5
9を形成する一方、PPローラ5がキャップ材55の下
端部57を口金部51の膨出部53に倣わせるようテン
パーエビデンス部60を形成するようになっている。従
って、コーンカム15は、カムフォロア14を従動させ
るようになっている。
【0040】なお、コーンカム15は、詳細に図示して
いないが、内部にヘッド支持軸2を挿通しており、キャ
ップ材55の被着に際し、ヘッド支持軸2が降下した
後、予め定められた所定のタイミングで降下するように
なっている。
【0041】また、図3に示すように、ヘッド支持軸2
の内方にはプレッシャーシャフト16が挿通しており、
プレッシャーシャフト16の下端にプレッシャーブロッ
ク17が装着されている。プレッシャーブロック17
は、プレッシャーシャフト16の下端にコイルばね18
を介し、下方に付勢された状態で装着されており、キャ
ップ材55の被着に際し、キャップ材55の天板56を
アルミニウムボトル50の口金部51に押圧するように
なっている。
【0042】他方、ROローラ4とPPローラ5とは、
互いに二個からなっている。即ち、ROローラ4は、例
えば図2に示すように、ヘッド1の軸線の円周上に、即
ち、アルミニウムボトル50に被せられたキャップ材5
5の軸線を中心とする円周上に二個配置されており、R
Oローラ4aと、ROローラ4bとからなっている。こ
れらROローラ4aとROローラ4bは、共に同じ大き
さ及び形状に形成されており、ボトル50の口金部51
に被せられたキャップ材55に外周から押し付けられて
キャップ材55を巻き締めることにより、口金部51の
ねじ山52と対応するねじ部59を形成するようになっ
ている。
【0043】PPローラ5は、仮曲げローラをなすPP
ローラ5aと、仕上げローラをなすPPローラ5bとの
二個からなっている。PPローラ5aは、キャップ材5
5の被着に際し、図4(a)に示すようにキャップ材5
5の下端部57を口金部51の膨出部53側に押圧させ
ることにより、下端部57が膨出部53及び頸部54に
沿って曲がり、しかもそれら膨出部53及び頸部54に
接触しない程度に仮曲げされるようになっている。
【0044】そのため、PPローラ5aの外周部は、図
4(a)に示すように下端部57を膨出部53及び頸部
54に沿わせることができるよう、軸方向に径寸法が異
なっている。即ち、PPローラ5aの上端側が小径の寸
法となっており、そこから下端側に至るに従い次第に大
径となるように傾斜部61が形成されている。
【0045】一方、PPローラ5bは、PPローラ5a
が下端部57を仮曲げした後、それに続き、図4(b)
に示すように仮曲げされた下端部57をさらに押圧させ
ることにより、下端部57を膨出部53及び頸部54に
密接した状態に仕上げ曲げしてテンパーエビデンス部6
0を形成できるようになっている。
【0046】そのため、PPローラ5bの外周部は、図
4(b)に示すように下端部57を膨出部53から頸部
54の外形ラインに沿わせるよう、軸方向に径寸法が異
なっている。即ち、PPローラ5bの上端側が小径の寸
法となっており、そこから下端側に至るに従い、次第に
大径になり、しかも円弧状の凹部62が形成されてい
る。
【0047】また、これらPPローラ5aとPPローラ
5bとは、キャップ材55の被着に際し、上述のように
順次押圧されて巻き締めることができるようにするた
め、キャッピングヘッド1の回動方向において、図2に
示すように、PPローラ5aがPPローラ5bより前方
に配置され、しかもこれら各ローラ5a,5bが互いに
隣接配置されている。
【0048】なお、ROローラ4a,4bとPPローラ
5a,5bとは、それぞれが互いに等間隔に配置されて
いる。
【0049】この実施形態のキャッピング装置1は、上
記のように構成されており、以下その動作をキャッピン
グヘッド1の動作を中心に説明する。いま、アルミニウ
ムボトル50が図5に示すように、ボトル搬送路Aの円
弧状の経路に沿って順に搬送され、その経路上のキャッ
プ材供給位置に達すると、アルミニウムボトル50の口
金部51にキャップ材55が順次被せられる(図6ロ及
び図7参照)。
【0050】キャップ材55が被せられたアルミニウム
ボトル50は、ボトル搬送路Aからボトル搬送路Bに受
け渡され、ボトル搬送路Bの円弧状の経路に沿い順次時
計方向に搬送されると共に、その搬送中にキャッピング
装置によってキャップ材55が被着されることとなる
(図6ハ〜リ参照)。
【0051】即ち、キャッピング装置のヘッド1がアッ
パーガイドバー22及びロアカム用のロアガイドバー2
3によってガイドされることにより、アルミニウムボト
ル50がキャップ材55を被せた状態のままボトル搬送
路Aからボトル搬送路Bに搬入されると、キャッピング
装置のヘッド1がアッパーカム20によって降下し、そ
の降下によってプレッシャーブロック17の下部がキャ
ップ材55の天板56を下方に押圧する(図6ニ及び図
3参照)。
【0052】また、ヘッド1が降下した後、コーンカム
15がロアカム用のガイドバー23の一段下降部23a
に案内されることによってさらに下降する(図6ホ参
照)。この下降により、コーンカム15の細径部15b
にカムフォロア14が当接して内方に変位し、その変位
によって支持アーム8がコイルばね10の付勢力で回動
することにより、ROローラ4及びPPローラ5が図2
に示すようにキャップ材55の周面に押し付けられ、こ
れによってキャップ材55の周面を巻き締めする(図6
ホ及びヘ参照)。
【0053】その際、アルミニウムボトル50がボトル
搬送路Bに搬入され、かつその円弧状の経路に沿って移
動するが、キャッピングヘッド1が常時自転することに
より、ROローラ4がキャップ材55の周面を巻き締め
し、PPローラ5がキャップ材55の下端部57を巻き
締めする。
【0054】上記キャップ材55の巻き締め持、アルミ
ニウムボトル50の高さ寸法のばらつき,アルミニウム
ボトル50に被せられたキャップ材55に対する押圧力
のばらつき等により、アルミニウムボトル50の膨出部
53とキャップ材55の下端部57とPPローラ5との
相対的位置が変動するおそれがある。
【0055】しかしながら、この実施形態のキャッピン
グ装置は、前述したようにPPローラ5がPPローラ5
a、5bとの二個からなっていて、キャップ材55を一
巡するまでの間、各ローラ5a,5bがキャップ材55
の下端部57を順次段階的に押圧して巻き締めるので、
下端部57が口金部51の膨出部53及び頸部54にか
けて確実に封止されることとなる。
【0056】つまり、PPローラ5aが、まずキャップ
材55の下端部57を口金部51の膨出部53及び頸部
54の外形ラインに沿わせように、しかもそれら膨出部
53,頸部54と接触しない程度に図4(a)のように
仮曲げさせ、続いて第2PPローラ5bが、仮曲げされ
た下端部57をさらに押圧して巻き締め、同図(b)の
ように下端部57を膨出部53及び頸部54に密接した
状態に巻き締めて仕上げ曲げするので、二個のPPロー
ラが共に同時に下端部57を巻き締める従来例と異な
り、下端部57を口金部51の膨出部53及び頸部54
にかけて確実に封止することができる。
【0057】また、PPローラ5aとPPローラ5b
は、キャッピングヘッド1が回動する方向に対し、PP
ローラ5aがPPローラ5bより前方に配置され、しか
も該ローラ5bと互いに隣接配置されているので、下端
部57に対する仮曲げ後、すぐ続いて仕上げ曲げを順次
行うこととなり、下端部57に対する巻き締めを的確に
行える。
【0058】更に、PPローラ5aの外周部には下端部
57を膨出部53及び頸部54に沿わせることができる
よう傾斜部61が形成される一方、PPローラ5bの外
周部には下端部57を膨出部53から頸部54の外形ラ
インに沿わせることができるよう円弧状の凹部62が形
成されているので、下端部57の巻き締め時には、膨出
部53及び頸部54に沿い所望の位置に確実に密接させ
て封止することができる。
【0059】従って、このキャッピング方法によれば、
キャップ材55の下端部57を口金部51の膨出部53
方向に仮曲げする仮曲げ工程と、仮曲げされた下端部5
7を膨出部53,頸部54に密接するよう仕上げ曲げす
る仕上げ曲げ工程とを有し、下端部57を段階的に曲げ
て封止するので、アルミニウムボトル50の膨出部53
とキャップ材55の下端部47とPPローラ5との相対
的位置の変動に拘わることなく、キャップ材55の下端
部57を膨出部53,頸部54に沿う形状に封止してテ
ンパーエビデンス部60を形成することができ、下端部
57の裾巻きを良好に行うことができる。
【0060】また、この実施形態によれば、PPローラ
5aとPPローラ5bとの二個でキャップ材55の下端
部57を押し付け、二段階に渡って曲げて封止するよう
に構成したので、キャップ材55の下端部57を確実に
封止することができ、上記キャッピング方法を的確に実
施できる結果、キャッピング装置としての信頼性を高め
ることができる。
【0061】更に、ボトル搬送路B上での搬送時、キャ
ップ材55にねじ部59,テンパーエビデンス部60が
形成された後、コーンカム15がガイドバー23の上段
部23bにガイドされて一旦上昇するので、ROローラ
4a、4bとPPローラ5a,5bはキャップ材55に
対する巻き締めを解除する(図6ト参照)。その後、コ
ーンカム15がガイドバー23の二段下降部23cにガ
イドされることによってコーンカム15が再び降下し、
前記ROローラ4a、4bと前記PPローラ5a,5b
がキャップ材55に対する巻き締めを再度行うこととな
る(図6チ,リ参照)。
【0062】即ち、このキャッピング装置によれば、R
Oローラ4a,4bとPPローラ5a,5bとが、キャ
ップ材55を一度巻き締めることによってねじ部59,
テンパーエビデンス部60を形成する第1巻き締め工程
と、その後、再び第1巻き締め工程と同様に巻き締めす
る第2巻き締め工程とを実行するので、ねじ部59及び
テンパーエビデンス部60の形成を確実に行うことがで
きる。
【0063】なお、以上説明した実施形態においては、
図4に示すように、PPローラ5がPPローラ5aとP
Pローラ5bとの二個に構成された例を示したが、三個
以上設けることによって構成してもよい。但し、PPロ
ーラ5の個数を徒らに増やすと、口金部51の大きさが
定まっている関係上、ローラの径を小寸法にしなければ
ならない結果、小寸法のローラでは口金部51との接触
部分が少なくなって、面圧が上昇し、キャップ材55に
形成される下端部57に傷や亀裂を生じるおそれがあ
る。従って、PPローラ5の数及び径寸法は、口金部5
1の大きさに応じ適宜選定することが望ましい。
【0064】また、PPローラ5aとPPローラ5bと
が同一径の大きさに形成された例を示したが、即ち、最
も大きい径寸法が互いに同じになるように形成された例
を示したが、PPローラ5aの下端側の径をPPローラ
5bの径より大きく形成すれば、キャップ材55の被着
時、PPローラ5aがPPローラ5bによる仕上げ曲げ
工程より確実に早期に仮曲げ工程を行うことができるの
で、時系列的な曲げ工程を行う場合に有益である。
【0065】このような時系列な曲げ工程として、以下
のように構成することもできる。例えば、PPローラ5
a,5bをキャップ材の周面に付勢させるカムフォロア
14と、該カムフォロア14を従動させるコーンカム1
5とのいずれか一方、または双方の径を違えて構成する
ことによって、PPローラ5aとPPローラ5bの巻き
締めタイミングを変えることもできる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、キャップ材の下端部をボトルの口金部の膨
出部に良好に巻き締めて封止するように構成したので、
下端部と第2ローラとの相対的位置関係がずれても、そ
れに拘わることなく下端部を口金部の膨出部に的確に封
止でき、キャッピング装置としての信頼性を高めること
ができる効果が得られる。
【0067】請求項2に係る発明によれば、下端部を口
金部の膨出部に接触しない程度に仮曲げする仮曲げ工程
と、下端部の仮曲げされた部分を膨出部に密接させて仕
上げ曲げする仕上げ曲げ工程とを有するので、下端部を
口金部に確実に密接させることができる。
【0068】請求項3に係る発明によれば、第2ローラ
の仮曲げローラと仕上げローラとの形状を変えることに
よって二段階に分けて下端部を曲げるように構成したの
で、請求項1の発明を的確に実施することができる効果
が得られる。
【0069】請求項4に係る発明によれば、仮曲げロー
ラと仕上げローラとが隣接配置されているので、これら
がキャップ材の下端部を確実に順次曲げることができ
る。
【0070】請求項5から8に係る発明によれば、仮曲
げローラ,仕上げローラの各々が下端部を曲げたとき、
下端部を確実に膨出部に沿って曲げることができ、良好
なテンパーエビデンス部を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態に係るキャッピング
装置を示す要部の断面図である。
【図2】 図1に示すキャッピング装置の底面図であ
る。
【図3】 アルミニウムボトルに被せられたキャップ材
にプレッシャーブロックが降下した状態を示す要部の拡
大図である。
【図4】 (a)は仮曲げローラによる仮曲げ工程を示
す要部の拡大説明図、(b)は仕上げローラによる仕上
げ曲げ工程を示す要部の拡大説明図である。
【図5】 キャッピング装置を適用したアルミニウムボ
トルの搬送経路を示す説明図である。
【図6】 アルミニウムボトルの搬送経路におけるキャ
ッピングヘッドの動作を示す説明図である。
【図7】 アルミニウムボトルと、その口金部にキャッ
プ材が被着された状態とを示す説明図である。
【図8】 図7におけるアルミニウムボトルの口金部を
示す拡大図である。
【図9】 従来のキャッピング装置におけるローラの配
置関係を示す説明図である。
【図10】 (a)はアルミニウムボトルの口金部の膨
出部とキャップ材の下端部との位置関係を示す図、
(b)はPPローラが下端部を曲げるときの説明図、及
び(c)は二個のPPローラによって下端部を封止する
ときの説明図である。
【図11】 アルミニウムボトルに対してPPローラの
位置が高くなった場合の図であって、(a)はアルミニ
ウムボトルに被せられたキャップ材の下端部とPPロー
ラとの位置関係を示す図、(b)は二個のPPローラに
よって下端部を封止するときの説明図、(c)は同じく
二個のPPローラによって下端部を封止するときの説明
図である。
【図12】 アルミニウムボトルに対してPPローラの
位置が低くなった場合の図であって、(a)はアルミニ
ウムボトルに被せられたキャップ材の下端部とPPロー
ラとの位置関係を示す図、(b)は二個のPPローラに
よって下端部を封止するときの説明図である。
【符号の説明】
1 ヘッド 2 ヘッド支持軸 3 ローラ機構 4 ROローラ 4a,4b ROローラ 5 PPローラ 5a PPローラ(曲げローラ) 5b PPローラ(仕上げローラ) 14 カムフォロア 15 ロアカム 16 プレッシャーシャフト 17 プレッシャーブロック 18 コイルばね 50 アルミニウムボトル 51 口金部 52 ねじ山 53 膨出部 54 頸部 55 キャップ材 57 下端部 59 ねじ部 60 テンパーエビデンス部 61 傾斜部 62 円弧状の凹部 A ボトル搬送路 B ボトル搬送路 C ボトル排出経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾▲崎▼ 紀文 静岡県駿東郡小山町菅沼1500番地 三菱マ テリアル株式会社富士小山工場内 (72)発明者 田坂 直樹 静岡県駿東郡小山町菅沼1500番地 三菱マ テリアル株式会社富士小山工場内 Fターム(参考) 3E080 AA08 CE05 CF02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口金部と該口金部の外周部に設けられた
    ねじ山,膨出部及び頸部とをそれぞれ有する金属製のボ
    トルの口金部にキャップ材が被せられたとき、そのキャ
    ップ材に対し第1ローラが口金部のねじ山と対応するね
    じ部を形成する一方、第2ローラがキャップ材の下端部
    を口金部に封止してテンパーエビデンス部を形成し、キ
    ャップ材をボトルの口金部に被着するキャッピング方法
    において、 前記第2ローラによる下端部の封止時、前記第2ローラ
    がキャップ材の下端部を仮曲げする仮曲げ工程と、 仮曲げされた下端部を仕上げ曲げして前記テンパーエビ
    デンス部を形成する仕上げ曲げ工程とを有することを特
    徴とするキャッピング方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のキャッピング方法におい
    て、 前記仮曲げ工程は、第2ローラがキャップ材の下端部を
    口金部の膨出部側に押圧し、かつ膨出部方向に接触しな
    い程度に折り曲げ、前記仕上げ曲げ工程は、仮曲げされ
    た下端部を口金部の膨出部に密接させるように折り曲げ
    てテンパーエビデンス部を形成することを特徴とするキ
    ャッピング方法。
  3. 【請求項3】 口金部と該口金部の外周部に設けられた
    ねじ山,膨出部及び頸部とをそれぞれ有する金属製のボ
    トルの口金部にキャップ材が被せられたとき、そのキャ
    ップ材に対し第1ローラが口金部のねじ山と対応するね
    じ部を形成する一方、第2ローラがキャップ材の下端部
    を口金部に封止してテンパーエビデンス部を形成し、キ
    ャップ材をボトルの口金部に被着してなるキャッピング
    装置において、 前記第2ローラは、キャップ材の下端部を仮曲げする仮
    曲げローラと、 該仮曲げローラによって仮曲げされた下端部を仕上げ曲
    げして前記テンパーエビデンス部を形成する仕上げロー
    ラとを有することを特徴とするキャッピング装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のキャッピング装置におい
    て、 前記仮曲げローラと仕上げローラとは、キャップ材の周
    方向に沿い互いに隣接配置されていることを特徴とする
    キャッピング装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載のキャッピング装置
    において、 前記仮曲げローラと前記仕上げローラとは、軸方向に外
    径を違えて形成されていることを特徴とするキャッピン
    グ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のキャッピング装置におい
    て、 前記仮曲げローラの外周に傾斜部が設けられ、前記仕上
    げローラの外周に、ボトルの口金部の膨出部と対応する
    円弧状の凹部が設けられていることをと特徴とするキャ
    ッピング装置。
  7. 【請求項7】 請求項3から6のいずれか一項に記載の
    キャッピング装置において、 前記仮曲げローラは、前記仕上げローラの外径より大き
    い外径をなしていることを特徴とするキャッピング装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項3から6のいずれか一項に記載の
    キャッピング装置において、 前記仮曲げローラと前記仕上げローラとは、該各ローラ
    をキャップ材の周面に付勢させるカムフォロアと、該カ
    ムフォロアを従動させるカムとのいずれか一方、または
    双方の径を違えて構成することを特徴とするキャッピン
    グ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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