JP2014097825A - キャップ巻き締め装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バイアル等の小型容器4や金属キャップ10が滑りやすい場合でも、金属キャップ10の裾部10aを確実に巻き締めることを可能にする。
【解決手段】金属キャップ10を被せた容器4を容器台26上に載せ、上方からプレッシャブロック48で押さえた状態で容器4を回転させる。回転している容器4にローラ52を接近させ、金属キャップ10の裾部10aに押し付けて折り曲げる。ローラ52を容器4の方向へ前進させて金属キャップ10の裾部10aに押し付ける際に、第1段階では、裾部10aの内面が容器4の表面に当たらない位置で停止させて少なくとも容器4を一回転させ、その後、さらに前進させて裾部10aの内面が容器4の表面に押し付けられる状態にして少なくとも容器4を一回転させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ガラス瓶等の容器の口部に直接、または、容器の口部にゴム栓等が打栓された上からアルミ等の金属製のキャップを被せ、その金属キャップの裾を容器に密着させるように巻き締めるキャップ巻き締め装置に関するものである。
キャップ巻き締め装置は、容器の口部に金属キャップを被せた状態で容器台に載せ、プレッシャブロックによって上から押さえて容器を回転させながら、金属キャップの裾部にローラを押し付け、容器の口部の形状に倣わせて折り曲げるようにしている。容器の口部には、外周に突出部が形成されており、この突出部の下面側に金属キャップの裾部を折り返すようにしている。このような構成のキャップ巻き締め装置は従来から知られている(例えば、特許文献1ないし特許文献3参照)。
特許文献1に記載された容器の巻き締め装置は、容器の螺子部に沿ってキャップを圧着して螺子溝を形成するスレッドローラと、キャップの下端縁を折り曲げて巻き締めを行うスカートローラ(本発明のローラに相当する)を容器に圧着した後、一旦離し、その後再び圧着させるようにしている。また、特許文献2に記載されたキャッピング装置は、キャップ材の下端部を容器の口金部に倣わせるPPローラ(本発明のローラ)を、2種類備えており、仮曲げをするPPローラによって、キャップ材の下端部を口金部の膨出部に押圧させ、その後、軸方向に異なる径寸法を有する仕上げ用のPPローラにより、仮曲げされた下端部を再度に押圧させることにより、下端部を膨出部および頸部に密接した状態に仕上げ曲げをしている。特許文献3に記載された開口用タブ付きキャップ蓋の装着方法では、上方のラムによる押圧動作を維持しながら、曲げローラをキャップ蓋の筒状部の下端縁に近接させ、びんが回転されると、曲げローラの作用で筒状部の全周囲に亘って、びん口のフランジの下面側に形成された環状の段差部上にのるように変形される。
特公昭61−44756号公報 特開2003−192093号公報 特公昭59−12553号公報
前記各特許文献に記載された発明の構成では、いずれも、キャップの裾部を折り曲げるローラを、一回の動作でキャップの裾部を直接容器の外面に押し付けるようにしている。前記特許文献1および特許文献2の構成では、2回の動作、または2種類のローラを押し付けるようにしているが、いずれもローラの1回の動作でキャップの裾部の内面を容器の外面に押し付けている。
キャップが巻き締められる容器がバイアル等の小さい容器の場合や、容器の口部に打ち込まれたゴム栓が柔らかい場合には、上方から強く押し付けると破びんをしたり栓が容器の中に押し込まれてしまうため、弱い荷重しかかけることができない。そのため、金属キャップにローラを押し付けたときに、金属キャップと容器の回転が止められてキャップの巻き締めができなくなるおそれがある。また、栓が滑りやすい材質の場合には、ローラを接近させてキャップの裾部を容器に直接押し付けると、回転する容器および栓に対して金属キャップだけが回転しなくなって巻き締めができないおそれがある。しかも、一度に巻き締めた場合には金属製キャップの裾部に皺がよる等仕上がりが悪くなる場合がある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、口部の外周に突出部が形成された容器に、口部を覆う金属キャップを被せ、この金属キャップの裾部を前記突出部の下側に折り曲げて巻き締めるキャップ巻き締め装置において、金属キャップが被せられた容器が載置される載置台と、上方から金属キャップに当接して、前記載置台との間に容器を挟持する当接部材と、前記載置台と前記当接部材で挟持した容器を回転させる回転手段と、回転する容器に向けて前進し、被せられている金属キャップの裾部を折り曲げて巻き締める折り曲げ手段とを備え、この折り曲げ手段は、金属キャップの裾部に当接するローラと、回転する容器に向けてローラを前進させる前進手段を有し、この前進手段は、ローラを金属キャップの裾部に当接して折り曲げるとともに、この裾部の内面が容器の表面に接触する前の位置まで前進させて、少なくとも容器が一回転する間はこの位置に停止させ、その後、金属キャップの裾部を容器の表面に接触させる位置までローラを前進させ、少なくとも容器が一回転する間はこの接触状態を維持した後、ローラを後退させて金属キャップから離隔させることを特徴とするものである。
本発明のキャップ巻き締め装置は、ローラを金属キャップの裾部に押し付けて折り曲げる際に、このローラを前進させて、金属キャップの裾部に当接して折り曲げるとともに、裾部の内面が容器の表面に接触しない位置に、少なくとも容器が一回転する間一旦停止させ、その後、ローラを、金属キャップの裾部を容器の表面に接触させる位置までさらに前進させて、少なくとも容器が一回転する間この接触状態を維持するようにしたので、容器が小さい場合や栓が柔らかい場合のように上方の当接部材(プレッシャブロック)によって大きい荷重をかけられない場合や、栓と金属キャップとの間が滑りやすい材質の場合でも、確実に金属キャップの裾を巻き締めることができる。しかも、一度に巻き締めた場合よりも金属キャップの仕上がりがよくなる。
図1は本発明の一実施例に係るキャップ巻き締め装置の全体の配置を示す平面図である。(実施例1) 図2はキャップ巻き締め装置の要部の縦断面図である。 図3(a)〜(c)はキャップ巻き締め装置の動作を順次説明する図である。
主回転軸の外周に取り付けた回転板に固定されている保持ブロックおよび円筒部材内に、回転軸が昇降および回転可能に支持されている。回転軸の上端に容器を載せる容器台が固定され、下部側にこの回転軸を回転させる回転部が設けられている。さらに、回転軸の下端部は、前記円筒部材の下部内に収容されているエアシリンダのピストンロッドに取り付けられたカップ状の回転支持体に、ボールベアリングを介して回転自在に支持されている。エアシリンダには、回転板の外方を向けてカムフォロアが取り付けられ、その回転経路に沿って固定配置された昇降カムのカム溝にカムフォロアが嵌合しており、カム溝の形状に応じてエアシリンダが昇降する。この回転軸は、回転部がベルトに当接して回転し、また、エアシリンダが溝カムの形状に応じて昇降するのに伴って昇降する。容器台の上方には、主回転軸の上部に固定した取り付けプレートを介してプレッシャブロックが鉛直方向を向けて回転自在に取り付けられており、前記容器台が溝カムによって上昇されると、この容器台に載せられている容器が上方のプレッシャブロックに当接する。エアシリンダは所定の押圧力となるように予め供給エア圧が調整された状態にあり、容器を上方のプレッシャブロックと下方の容器台とによって所定の圧力をかけて保持することができる。
前記回転軸の上端に容器台が取り付けられた容器台ユニットの半径方向内方側に隣接して、容器の口部に被せられた金属キャップの裾部を折り曲げる折り曲げ手段が配置されている。折り曲げ手段は、金属キャップの裾部に当接してこの裾部を折り曲げるローラと、ローラが取り付けられた揺動軸を回転させてローラを容器の方向へ前進させる前進手段とを備えている。前進手段は、揺動軸の下端に取り付けられたカムフォロアと、このカムフォロアを揺動させる揺動カムと、カムフォロアを常時揺動カムに押し付けるように付勢するねじりコイルバネとを備えている。
容器台を下降させて容器台上に、金属キャップが被せられた容器を供給し、回転軸と容器台を上昇させる。容器台上に載せられた容器は上方のプレッシャブロックに当接して、プレッシャブロックと容器台とによって上下から挟持される。この際、エアシリンダには所定のエア圧が作用しており、容器の口部に被せられている金属キャップを上方のプレッシャブロックに押し付けて所定の荷重を負荷する。この状態で回転部をベルトに当接させて回転軸および容器台を回転させる。この回転している容器に向かって、ローラを揺動カムの形状に応じて前進させ、ローラを金属キャップの裾部に押し付ける。最初にローラを金属キャップに押し付ける際には、金属キャップの内面が容器の表面(容器の口部外周に形成されている突出部の下面)に接触しない位置で停止させる。この停止状態を容器が少なくとも一回転(自転)する間維持する。その後、さらにローラを容器の方向へ前進させ、金属キャップの裾部の内面が容器のフランジの下面に当接する位置まで押し付ける。このようにローラを2段階で前進させることによりキャップの巻き締めを行う。このような構成にしたことにより、プレッシャブロックによって大きい荷重をかけることができない場合や、口栓が滑りやすい材質の場合でも、キャップの裾部を確実に折り曲げて容器の突出部の下面に密着させるという目的を達成することができる。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。この実施例に係るキャップ巻き締め装置(全体として符号1で示す)には、供給コンベヤ2によって搬送されてきた容器4(図2参照)が導入ホイール6を介して供給される。供給される容器4は、上端の口部開口の周縁に突出部としてフランジ4aが形成されており、この口部内にゴム栓8が打ち込まれ、さらに、口部のフランジ4aとゴム栓8を覆うように金属製のキャップ10が被せられている。キャップ巻き締め装置1において、この容器4に被せられた金属キャップ10の裾部10aが巻き締められた後、排出ホイール12を介して排出コンベヤ14上に排出され、次の工程に送られる。
キャップ巻き締め装置1は、中心に直立して配置された主回転軸16の外周に回転板18が水平に固定され、この回転板18の外周部寄りに円周方向等間隔で、複数の容器台ユニット20が取り付けられている。各容器台ユニット20は以下のように構成されている。すなわち、回転板18の外周部寄りに円形孔18aが形成され、この円形孔18a内に円筒状の保持ブロック22が直立して固定されている。保持ブロック22の、回転板18よりも下方に突出している下端部の外周に円筒部材24が固定されている。円筒状の保持ブロック22の内部に、容器4の載置台(以下、容器台26と呼ぶ)を支持する回転軸28が回転および昇降可能に挿通されている。回転軸28の下部に、この回転軸28を回転させるための大径の回転部28aが設けられている。この回転部28aにベルト30が当接しており、このベルト30が走行して回転軸28を回転させる。円筒部材24の、ベルト30が回転部28aに当接する部分には、切り欠き24aが設けられている。
円筒部材24の下部内に、エアシリンダ32が昇降可能に収容されている。このエアシリンダ32の、キャップ巻き締め装置1の半径方向外方側に、カムフォロア34が取り付けられている。回転板18の回転による前記円筒部材24の回転経路の外周側に、環状のカム36が配置されている。この環状カム36に形成されている溝カム36aに、前記カムフォロア34が嵌合しており、回転板18の回転に伴ってカムフォロア34が溝カム36aに沿って昇降することによりエアシリンダ32が円筒部材24内で上昇、下降する。前記円筒部材24の、エアシリンダ32に取り付けられているカムフォロア34が外方へ突出している部分は、エアシリンダ32およびカムフォロア34が昇降できるように縦方向の切り欠き24bが設けられている。エアシリンダ32の昇降によって、回転軸28および容器台26が昇降する。
エアシリンダ32の上方を向いているピストンロッド32aに、カップ状の回転支持体38が固定されており、この回転支持体38内に、前記28回転軸の下端小径部28bがボールベアリング40を介して回転自在に支持されている。また、回転軸28の上端には、供給された容器4を載置する容器台26が固定されている。容器台26の上面には、載置される容器4を保持するための凹部26aが形成されている。この容器台26の下端外周に筒状カバー42が取り付けられており、この筒状カバー42の下端部が前記円筒状の保持ブロック22の上部外周に間隙を隔てて嵌合しており、この保持ブロック22の外周面に沿って容器台26の筒状カバー42が昇降かつ回転する。中央の主回転軸16に固定されている前記回転板18の上方に、テーブル44が固定されている。このテーブル44には、各容器台ユニット20と対応する位置に円形の貫通孔44aが形成されており、前記容器台26がこの貫通孔44a内に位置している。
中央に配置された主回転軸16の上部には、水平な取り付けプレート46を介して鉛直方向を向いた当接部材(プレッシャブロック48)が回転(自転)可能に取り付けられている。このプレッシャブロック48の下面には、容器4の口部上に被せられた金属キャップ10を保持するように金属キャップ10の天面よりもやや大きい径の凹部48aが形成されている。前記容器台26の上面に形成された凹部26a内に載置された容器4の口部側をこのプレッシャブロック48の凹部48aで押さえ、前記回転軸28の回転によって、容器4を上下から挟持したプレッシャブロック48および容器台26が一体的に回転する。
容器台26が設けられている容器台ユニット20の半径方向内方側に、金属キャップ10の巻き締めを行う折り曲げ手段50が設けられている。この折り曲げ手段50は、金属キャップ10の下端の裾部10aに当接するローラ52と、このローラ52を回転している容器4に向けて前進させる前進手段54とを備えている。前記テーブル44の、容器台26が嵌合している貫通孔44aの半径方向内方側に小径の円孔44bが形成され、直立した揺動軸56が挿通されている。この揺動軸56は、前記回転板18に設けられた支持孔18b内に配置されたボールベアリング58を介して回転可能に支持されている。揺動軸56の、前記テーブル44の上方へ伸びている上端部に、水平な取付部材60を介してローラ52が回転(自転)可能に取り付けられている。このローラ52は、前記エアシリンダ32によって容器台26が押し上げられて容器4がプレッシャブロック48に押し付けられている状態の時に、容器4の口部に被せられている金属キャップ10の裾部10aを、容器4のフランジ4aの下面側に押し付けることができる高さに位置している。
揺動軸56の下端にはカムフォロア62が取り付けられており、このカムフォロア62の高さに、前記ローラ52を揺動させる揺動カム64が固定配置されている。揺動軸56の、前記回転板18のやや下方にバネ座66が固定されており、このバネ座66と回転板18の下面との間に、ねじりコイルバネ68が取り付けられ、前記揺動軸56のカムフォロア62を揺動カム64に押し付ける方向に常時付勢している。これら揺動カム64とカムフォロア62によって前記前進手段54が構成されている。
以上の構成に係るキャップ巻き締め装置1の作動について説明する。供給コンベヤ2によって搬送されてきた容器4は、導入ホイール6を介してこのキャップ巻き締め装置1に供給される。キャップ巻き締め装置1には、円周方向等間隔で複数の容器台26が設けられており、導入ホイール6から受け渡された容器4は、順次容器台26の凹部26a内に載置される。容器4が供給される時点では、回転軸28の上端に取り付けられている容器台26は、昇降カム36によって下降され、テーブル44の上面と容器台26の上面がほぼ同じ高さに位置しており(図3(a)参照)、容器4は上方のプレッシャブロック48に干渉することなく容器台26上に載せられる。供給された容器4は、口部開口にゴム栓8が打ち込まれ、さらにこの容器4の口部およびゴム栓8の上方と周囲を覆う金属製のキャップ10が被せられている。この金属キャップ10は、ゴム栓8の上方に載った平坦な天面部と、この天面部の周囲から下方へ伸びる円筒部を有しており、この円筒部の下部(裾部10a)が、容器4のフランジ4aよりも下方へ伸びている。
容器4が容器台26上に載置されると、環状の昇降カム36に形成されているカム溝36aの形状によって、カムフォロア34が取り付けられているエアシリンダ32が上昇し、このエアシリンダ32の上方の回転軸28および容器台26が上昇する。容器台26に載置されている容器4は、金属キャップ10の天面が上方のプレッシャブロック48の凹部48a内に嵌合する。この際、前記エアシリンダ32には所定のエア圧が作用して回転軸28を介して容器台26を支持しているため、容器4の口部に被せられている金属キャップ10がプレッシャブロック48の凹部48aに所定の押圧力で押し付けられる。容器4をプレッシャブロック48に押し付ける力は、容器4の種類やサイズその他の条件に応じて設定され、かつ、エアシリンダ32に作用させる供給エア圧を調整することで容易に変更することができる。
下方の容器台26と上方のプレッシャブロック48とによって上下から容器4を挟持した状態にして、前記回転軸28の下部に設けられている回転部28aを走行しているベルト30に当接させて回転軸28を回転させる。この回転軸28の回転によって容器台26とプレッシャブロック48およびこれらに挟持された容器4が一体的に回転する。このように回転している容器4に対して前進手段(揺動カム64とカムフォロア62)によりローラ52を接近する方向に移動させる。ローラ52が取り付けられている揺動軸56の下端に設けられたカムフォロア62が、ねじりコイルバネ68によって揺動カム64に押し付けられており、揺動カム64の形状によってカムフォロア62が揺動し、ローラ52が容器4に向かって前進する。この実施例に係るキャップ巻き締め装置1では、2段階でローラ52を容器4の方向に前進させるようになっており、第1段階では、金属キャップ10の裾部10aに当接して折り曲げるが、この裾部10aの内面を容器4のフランジ4aに押し付ける位置までは前進させないようにしている(図3(b)参照)。このようにローラ52を金属キャップ10の裾部10aに押し付けた状態で、少なくとも容器4が一回転する間は、ローラ52をその金属キャップ10に当接した位置に停止させておく。
金属キャップ10の裾部10aの内面が容器4の表面に押し付けられていない状態で第1段階の折り曲げを行った後、さらにローラ52を前進させて、金属キャップ10の裾部10aの内面を容器4の表面(この実施例では、容器4の口部に形成されているフランジ4aの下面側)に接触させる。この状態で容器4が少なくとも1回転する間接触状態を維持する。その後、ローラ52を後退させて金属キャップ10から離隔させる(図3(c)参照)。このようにローラ52を強い力で一度に前進させて裾部10aを容器4の表面に押し付けるのではなく、2段階で前進させて弱い力で金属キャップ10の裾部10aを折り曲げるようにしたので、大きい荷重をかけられない小型の容器4や、栓8と金属キャップ10が滑りやすい材質の場合でも、金属キャップ10の裾部10aを確実に巻き締めることができる。なお、本実施例では、口部開口の周縁に突出部としてフランジが形成され、口部内にゴム栓が打ち込まれた容器に対して金属キャップを巻き締める場合について説明したが、本発明の対象容器の形態はこれに限るものではなく、ゴム栓が打ち込まれていないものであってもよく、また、口部外周にねじが形成され、その下部に突出部が形成された容器であってもよい。このようなねじが形成された容器に対しては、金属キャップにねじを形成させるスレッドローラではなく、金属キャップの裾部を巻き締める手段として本発明装置を採用することができる。
4 容器
4a 突出部(フランジ)
10 金属キャップ
10a 裾部
26 載置台(容器台)
28a 回転手段(回転部)
30 回転手段(ベルト)
48 当接部材(プレッシャブロック)
50 折り曲げ手段
52 ローラ
62 前進手段(カムフォロア)
64 前進手段(揺動カム)

Claims (1)

  1. 口部の外周に突出部が形成された容器に、口部を覆う金属キャップを被せ、この金属キャップの裾部を前記突出部の下側に折り曲げて巻き締めるキャップ巻き締め装置において、
    金属キャップが被せられた容器が載置される載置台と、上方から金属キャップに当接して、前記載置台との間に容器を挟持する当接部材と、前記載置台と前記当接部材で挟持した容器を回転させる回転手段と、回転する容器に向けて前進し、被せられている金属キャップの裾部を折り曲げて巻き締める折り曲げ手段とを備え、
    この折り曲げ手段は、金属キャップの裾部に当接するローラと、回転する容器に向けてローラを前進させる前進手段を有し、この前進手段は、ローラを金属キャップの裾部に当接して折り曲げるとともに、この裾部の内面が容器の表面に接触する前の位置まで前進させて、少なくとも容器が一回転する間はこの位置に停止させ、その後、金属キャップの裾部を容器の表面に接触させる位置までローラを前進させ、少なくとも容器が一回転する間はこの接触状態を維持した後、ローラを後退させて金属キャップから離隔させることを特徴とするキャップ巻き締め装置。
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