JP4424094B2 - シール荷重検出方法およびシール荷重検出装置 - Google Patents

シール荷重検出方法およびシール荷重検出装置 Download PDF

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Description

本発明は、バイアル等の容器にゴム栓を打栓し、このゴム栓の上から金属製のキャップをかぶせた後、金属キャップに荷重をかけた状態で巻き締めを行うキャッピング装置に設けられたシール荷重検出装置、または、前記キャッピング装置とは別に設けられたシール荷重検出装置、および前記各シール荷重検出装置によってシール荷重を検出する検出方法に関するもので、特に、巻き締め終了後の金属キャップに作用する荷重を検出することにより、ゴム栓のシール力を確認できるようにしたものである。
医薬品等が充填されるバイアルは、内容物を充填した後、口部にゴム栓を打ち込み、その上からアルミ等の金属からなるキャップをかぶせ、このキャップのすそ(下端部)を内側に折り曲げて巻き締めを行うことによりシールされるようになっている。
このようなバイアルのシールは、前記ゴム栓によって行っており、ゴム栓によって充分なシール性を得るには、このゴム栓を適度に圧縮した状態にしておかなければならない。ゴム栓が圧縮されずに巻き締めが行われると、充分なシール力が得られないことになってしまう。
そこで、打栓したゴム栓の上から金属キャップをかぶせた容器に、プレッシャブロック等によって荷重をかけた状態にして金属キャップの巻き締めを行う方法が一般に行われている。ところが、容器の外形にならってすそ部(下端部)を内側に折り曲げた金属キャップは、巻き締め終了後に、折り曲げられた個所が元に戻ろうとするスプリングバックによって容器の外面との間に隙間を生じてしまう。その結果、金属キャップの上方から加えていた荷重を解除すると、ゴム栓がその弾性により前記隙間分だけ復元してしまい、巻き締め終了後においてキャップにかかる荷重が、巻き締め中に付加していた荷重よりも低減してしまう。このような場合にはゴム栓によるシール力が不足するおそれがある。従って、巻き締め終了後に、ゴム栓による充分なシール力が得られていることを確認するために、キャップに作用する荷重を検出する必要がある。
容器の口部にかぶせたキャップに上方から荷重をかけながら巻き締めを行う際の荷重を検出するようにしたキャッピング装置や、容器の口部にキャップを打ち込む際の荷重を検出するようにしたキャッピング装置は従来から知られている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。特許文献1に記載されたキャッピング装置(特許文献1では蓋締装置と呼ぶ、以下同様)は、キャッピングヘッド(締め付け用ヘッド)を昇降させるカム(分割レール)にロードセルを設け、ロールオンキャップの巻き締め時の荷重をインラインで検出している。また、特許文献2のキャッピング装置(特許文献2ではキャッパと呼ぶ)では、びん台にロードセルを設けてキャップ打ち込み時の荷重を検出している。
前記各特許文献に記載されたキャッピング装置は、いずれも、容器内に打ち込まれたゴム栓によってシール力を得るものではないため、キャッピング終了後に大幅な荷重の変動が起こることはない。従って、予め設定された荷重をキャッピング時に付加することにより、キャッピング終了後に必要な荷重を得ることができるので、巻き締め等のキャッピング工程が終了した後に荷重を解放した際の荷重の変動を検出することは行っていない。
特開昭61−189号公報(第2−3頁、図1) 特開平8−58889号公報(第3−5頁、図1)
本発明は、打栓したゴム栓の上から金属キャップをかぶせて、上方から荷重をかけつつ金属キャップの下端部を折り曲げて巻き締めが行われた容器のシール荷重を検出する方法および装置において、巻き締め時だけでなく巻き締め終了後のキャップに作用する荷重を検出することができるシール荷重検出装置およびシール荷重検出方法を提供することを目的とするものである。
請求項1に記載の発明は、ゴム栓が打栓された容器に金属キャップをかぶせ、このキャップの天面から所定の荷重をかけて前記ゴム栓を圧縮した状態にして、前記キャップのすそを内側に折り曲げて巻き締めが行われた容器のシール荷重を検出するシール荷重検出方法において、前記キャップのすそを折り曲げた後、キャップ天面の荷重を解放することにより膨張するゴム栓の変位量を検出し、記憶した荷重−ゴム栓変位量の関係からキャッピング時の荷重に対応するゴム栓変位量を求め、さらに、求めたゴム栓変位量から膨張による前記ゴム栓変位量分を減算したゴム栓変位量に対応する荷重を求め、その荷重をシール荷重と判定することを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、ゴム栓が打栓された容器に金属キャップをかぶせ、このキャップの天面から荷重をかけて前記ゴム栓を圧縮した状態にして、前記キャップのすそを内側に折り曲げて巻き締めが行われた容器のシール荷重を検出するシール荷重検出方法において、前記キャップの天面に所定の荷重を付与してゴム栓を圧縮させるとともに、ゴム栓の変位量を検出し、記憶した荷重−ゴム栓変位量の関係から前記所定の荷重に対応するゴム栓変位量を求め、さらに、求めたゴム栓変位量から先に検出されたゴム栓変位量分を減算したゴム栓変位量に対応する荷重を求め、その荷重をシール荷重と判定することを特徴とするものである。
さらに、請求項3に記載の発明は、ゴム栓が打栓された容器に金属製のキャップをかぶせて巻き締めを行うキャッピング装置に設けられたシール荷重検出装置において、前記キャップを介してゴム栓に荷重を加えて圧縮させるプレッシャブロックと、このプレッシャブロックを昇降させる昇降手段と、キャップのすそを内側に折り曲げる巻き締め部材と、この巻き締め部材と前記容器が載置される容器台の少なくとも一方を回転させる回転手段と、前記巻き締め部材をキャップに当接する位置と当接しない位置とに移動させる移動手段と、キャップにかかる荷重を検出する荷重検出手段と、キャップの天面高さが変位したことを検出する変位検出手段と、荷重−ゴム栓変位量の関係を記憶する記憶手段とを備え、前記キャップの天面に所定の荷重をかけてゴム栓を圧縮した状態で、前記巻き締め部材によりキャップのすそを折り曲げた後、キャップ天面の荷重を解放することにより膨張するゴム栓の変位量を前記変位検出手段によって検出し、記憶した荷重−ゴム栓変位量の関係からキャッピング時の荷重に対応するゴム栓変位量を求め、さらに、求めたゴム栓変位量から膨張によるゴム栓変位量分を減算したゴム栓変位量に対応する荷重を求め、その荷重をシール荷重と判定することを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、ゴム栓が打栓された容器に金属製のキャップをかぶせて巻き締めを行ったキャップのシール荷重を検出するシール荷重検出装置において、前記キャップを介してゴム栓に荷重を加えて圧縮させるプレッシャブロックと、容器を載置する容器台と、プレッシャブロックと容器台の少なくとも一方を昇降させる昇降手段と、キャップの天面高さが変位したことを検出する変位検出手段と、荷重−ゴム栓変位量の関係を記憶する記憶手段とを備え、前記キャップの天面に所定の荷重を付与してゴム栓を圧縮させるとともに、前記変位検出手段によってゴム栓の変位量を検出し、記憶した荷重−ゴム栓変位量の関係から前記所定の荷重に対応するゴム栓変位量を求め、さらに、求めたゴム栓変位量から先に検出されたゴム栓変位量分を減算したゴム栓変位量に対応する荷重を求め、その荷重をシール荷重と判定することを特徴とするものである。
本発明のシール荷重検出方法およびシール荷重検出装置は、金属キャップの巻き締め終了後巻き締め時の荷重を解放して、圧縮されているゴム栓の変位量を検出するだけで、または、巻き締めが終了して荷重を解放した後に、再度荷重をかけてゴム栓を圧縮し、その変位量を検出するだけで、予め記憶してある荷重−ゴム栓変位量曲線から、簡単にキャッピング終了後のゴム栓によるシール荷重を判断することができる。
ゴム栓が打栓された容器に金属キャップをかぶせて、荷重をかけた状態で金属キャップの巻き締め(キャッピング)を行った後、荷重を解放すると、圧縮されていたゴム栓が膨張するので、この膨張による変位量を求め、または、巻き締め終了後荷重を解放してゴム栓が一旦膨張した後、再度荷重をかけてゴム栓を圧縮し、その変位量を求め、予め記憶してある荷重−ゴム栓変位量の関係から、前記変位量とキャッピング時の荷重およびゴム栓変位量に基づいて、キャッピング後のシール荷重を求めるという構成により、容易に巻き締め終了後のシール荷重を判定するという目的を達成する。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。図1は、本発明の一実施例に係るシール荷重検出装置を備えたキャッピング装置の全体の構成を簡略化して示す平面図、図2は、シール荷重検出装置を備えたキャッピング装置の構成を示す縦断面図、図3は、前記キャッピング装置の制御部の構成を示す図であり、このキャッピング装置(全体として符号1で示す)は、容器2(この実施例ではゴム栓4が打栓されたバイアル)が供給される容器台6と、この容器台6の上方に設置され、エアシリンダ8によって昇降されるプレッシャブロック10と、前記バイアル2に打栓されたゴム栓4の上方からかぶせられたアルミ等の金属からなるキャップ12を巻き締める巻き締めローラ14とを備えている。
容器搬送コンベヤLによって連続的に搬送されてきた多数のバイアル2が、インフィードスクリューMによって所定の間隔に切り離され、入口スターホイールNを介して前記キャッピング装置1内に導入される。これらバイアル2は、キャッピング装置1内で前記金属製のキャップ12の巻き締め(キャッピング)およびシール荷重の検出が行われた後、出口スターホイールPを介して前記容器搬送コンベヤL上に排出されて次の工程に送られる。
前記バイアル2は、ゴム栓4が圧入される口部2aよりも下方側に、口部2aの外径よりも径の小さい小径部2bが設けられており、前記口部2aの外面と小径部2bとの間がテーパ面2cによって接続されている。さらに、この小径部2bよりも下方には、底部2dまで続く大径部2eが形成されている。
バイアル2の口部2a内に圧入されるゴム栓4は、口部2aの内径とほぼ等しいか、あるいは内径よりもやや大きい外径を有する圧入部4aと、口部2aの外径とほぼ一致する外径を有する大径頭部4bとを有している。また、このゴム栓4の上方からかぶせられる金属キャップ12は、ゴム栓4の大径頭部4bとバイアル2の口部2a外面とを囲む円筒部12aと、大径頭部4bの上に載る天面部12bとを有しており、ゴム栓4にかぶせられた状態で、前記円筒部12aの下端(すそ部)12cがバイアル2のテーパ部2cの外方に位置する長さを有している。さらに、この金属キャップ12の円筒部12aの上部外周および天面部12bには、前記円筒部12aよりも短い円筒部16aおよび天面部16bを有する樹脂キャップ16が一体的に接着されている。
前記容器台6は、モータ(回転手段)18の駆動軸に連結された垂直な回転軸20上に取り付けられており、モータ18の駆動によって前記バイアル2を載せて回転するようになっている。このモータ18は、後に説明する制御装置22(図3参照)によって回転を制御される。
容器台6の上方に配置されているプレッシャブロック10は、下向きに固定されたエアシリンダ8のロッド8aの下端に連結され、エアシリンダ8の作動により昇降するようになっている。このプレッシャブロック10は、その中央部から上方に延びる軸部10aがエアシリンダ8のロッド8a内に止め輪24を介して連結されるとともに、前記エアシリンダ8のロッド8aの下面との間にボールベアリング26が介装されており、エアシリンダ8の作動によって昇降するとともに、エアシリンダ8に対して回転できるようになっている。プレッシャブロック10の下面には円形の凹部10bが形成されており、この円形凹部10bが、バイアル2にかぶせられた金属キャップ12の天面部12b(この実施例の場合には金属キャップ12と樹脂キャップ16が一体になっており、実際には樹脂キャップ16の天面部16b)に押し付けられる。
前記昇降用エアシリンダ8には、荷重検出手段としてのロードセル28が設けられており、エアシリンダ8の作動によってプレッシャブロック10を前記金属キャップ12に押し付けたときの、キャップ12に作用する荷重を検出するようになっている。
また、エアシリンダ8の作動によって昇降される前記プレッシャブロック10には、高さ方向の変位を検出する変位検出手段としてのポテンショメータ30が接続されており、エアシリンダ8によって昇降されるプレッシャブロック10の高さを、このポテンショメータ30によって検出するようにしている。
前記バイアル2は、前述のように、ゴム栓4が圧入されている口部2aの下方に、小径部2bへ続くテーパ部2cが形成されており、金属キャップ12の円筒部12aの下端12cを前記テーパ部2cに向かって折り曲げるようになっている。金属キャップ12aの下端12cの折り曲げを行うために、上下に配置されたプレッシャブロック10と容器台6に隣接して、巻き締めローラ14が設けられている。この巻き締めローラ14は、前記金属キャップ12の円筒部12aの下端12cに当接して内側に折り曲げる押圧部14aが形成されており、この押圧部14aが、バイアル2のテーパ部2cとほぼ同じ傾斜を有している。巻き締めローラ14は、エアシリンダ32によって水平方向に移動できるようになっており、前記金属キャップ12に押し付けられてその円筒部12aの下端12cを内側に折り曲げる位置(後に説明する図4(a)参照)と、金属キャップ12に当接しない位置(図2参照)との間で水平移動される。
このキャッピング装置1の各部の動作を制御する制御装置22は、前記ロードセル(荷重検出手段)28から送られた信号により、プレッシャブロック10が金属キャップ12に加えている荷重を検出する荷重検出部34と、ポテンショメータ(変位検出手段)30から送られた信号によりプレッシャブロック10の高さ方向の位置を検出する高さ検出部36を備えている。また、前記ロードセル28から送られた信号により荷重検出部34が検出した荷重を記憶するとともに、予め設定された適正荷重を記憶する荷重記憶部38と、前記ポテンショメータ30から送られた信号により高さ検出部36が検出した高さを記憶する高さ記憶部40と、金属キャップ12にかけられた荷重とゴム栓4の変位量との関係(図5参照)を記憶する荷重−ゴム栓変位量記憶部(記憶手段)41を備えている。さらに、前記荷重検出部34および高さ検出部36が検出した数値、荷重記憶部38、高さ記憶部40および荷重−ゴム栓変位量記憶部41に記憶されている数値等により演算を行う演算部42と、巻き締めローラ14の水平移動用エアシリンダ32、プレッシャブロック10を昇降させる昇降用エアシリンダ8に供給するエア圧力を制御するオートレギュレータ44および容器台6の回転を行うモータ(回転手段)18等の作動を制御する制御部46が設けられている。なお、この実施例では、図5に示す荷重−ゴム栓変位量の関係は、予め実験により求めたものを用いている。
前記プレッシャブロック10を昇降させるエアシリンダ8は、内部に形成された上下の圧力室(図示せず)がそれぞれ電磁弁48、50を介してエア供給源52に接続されており、このエア供給源52からこれら各圧力室内にエアを供給し、または圧力室を大気に開放することにより前記プレッシャブロック10を昇降させる。前記金属キャップ12の下端部12cの巻き締めを行う際には、上方の圧力室に、エア供給源52からのエアをオートレギュレータ44で制御した圧力で供給するとともに、下方の圧力室を大気に開放することにより、プレッシャブロック10を下降させて、バイアル2にかぶせられた金属キャップ12に所定の荷重で押し付けるようになっている。
以上の構成に係るキャッピング装置1の作動およびこのキャッピング装置1によるシール荷重の検出方法にについて説明する。前の工程でゴム栓4が打栓され、さらにその上方に金属キャップ12およびこの金属キャップ12と一体の樹脂キャップ16がかぶせられた容器(バイアル)2が、上流側から搬送コンベヤLによって連続的に搬送され、インフィードスクリューMによって所定の間隔に切り離された後、入口スターホイールNによってこのキャッピング装置1内に搬入されて、各容器台6上に供給される。バイアル2が容器台6に供給される時点では、前記昇降用エアシリンダ8の上部圧力室が大気に開放されるとともに、下部圧力室に圧力エアが供給されており、プレッシャブロック10は上昇している。
前記ゴム栓4は、バイアル2の口部2aの内径と等しいか、またはやや大きい外径を有する圧入部4aが、バイアル2の口部2a内に圧入されるとともに、その上方の大径頭部2bがバイアル2の口部2aの周縁上に載った状態になっている。このゴム栓4の大径頭部4bの外径とバイアル2の口部2aの外径はほぼ同一の大きさを有しており、金属キャップ12の円筒部12bが、これらゴム栓4の大径頭部4bとバイアル2の口部2aの外周面とに接する状態でかぶせられる。ゴム栓4とバイアル2にかぶせられた金属キャップ12の円筒部12aの下端(すそ部)12cは、バイアル2の口部2a外面よりも下方へ伸びて、バイアル2のテーパ面2cの外側に離れた状態で位置している。
前記バイアル2が容器台6上に供給されると、容器台6の上方に配置されている昇降用エアシリンダ8の上部圧力室に、エア供給源52からオートレギュレータ44を介してエアが供給され、プレッシャブロック10を下降させる。下降したプレッシャブロック10は、バイアル2にかぶせられている金属キャップ12の天面部12b(直接的には樹脂キャップ16の天面部16b)に押し付けられ、金属キャップ12の天面部12b側から前記ゴム栓4に荷重をかける。図1中のA区間がプレッシャブロック10の下降する区間である。
このキャッピング装置1の運転中は、ロードセル28およびポテンショメーター30が所定時間毎に、金属キャップ12(樹脂キャップ16)にかかる荷重およびプレッシャブロック10の高さを検出しており、前記制御装置22は、これらロードセル28およびポテンショメーター30から送られた信号を認識している。図6の上段は、ポテンショメータ30によって検出されたプレッシャブロック10の高さの変化を示すグラフ、同図下段は、ロードセル28によって検出された金属キャップ12に作用する荷重の大きさの変化を示すグラフであり、この図を参照してキャッピング工程を説明する。
プレッシャブロック10によって金属キャップ12に加えられる荷重の大きさは設定されており(この指令荷重を図6の下段に符号FOで示す)、予め実験によってこの指令荷重FOを付加するために必要なエア圧を求めておき、このエア圧を前記昇降用エアシリンダ8に供給するようになっている。昇降用エアシリンダ8の上部圧力室には、前記制御装置22によって制御されたオートレギュレータ44を介して設定エア圧が供給されて、前記指令荷重FOを付加する。具体的には、オートレギュレータ44が、例えば、20kgの荷重を付与できるエア圧力に設定され、この設定エア圧力を昇降用エアシリンダ8に供給してゴム栓4に荷重を付加する。
昇降用エアシリンダ8の作動により、図6の下段のT1〜T2に示すように、金属キャップ12に徐々に荷重をかけていくと、同図の上段に示すように、プレッシャブロック10が次第に下降し、前記指令荷重FOをかけた時点でプレッシャブロック10の下降が停止する(図6上段のT2参照)。
前記プレッシャブロック10が下降限に到達した後、金属キャップ12の巻き締めが開始される(図6のT3位置)。巻き締めを行うときには、水平移動用のエアシリンダ32を作動させることによって巻き締めローラ14をバイアル2方向に移動させ、巻き締めローラの押圧部14aを金属キャップ12の円筒部12aの下端12cに押し付けるとともに、モータ18の駆動によって、バイアル2を載せた容器台6を回転させる。
巻き締めローラ14を金属キャップ12の下端12cに押し付けるとともに、容器台6を回転させて、所定時間(この実施例では図6のT3位置からT4位置への間)巻き締めを行う。巻き締めローラ14の押圧部14aは、バイアル2の外周面に形成されているテーパ面2cとほぼ一致する傾斜を有しており、金属キャップ12の下端12cをバイアル2のテーパ面2cの形状に沿って内側に折り曲げる(図4(a)参照)。この巻き締め区間(T3〜T4、図1中にBで示す区間)では、プレッシャブロック10を下降させる昇降用エアシリンダ8に供給されているエア圧は一定であるが、図6の下段に示すように、キャップ12に加えられている荷重が変動する。
巻き締めが終了すると、水平移動用エアシリンダ32により巻き締めローラ14を金属キャップ12に接触しない位置に後退させる。プレッシャブロック10によって荷重をかけた状態のまま(このときロードセル28によって検出される荷重はFAである)、金属キャップ12の下端12cをバイアル2のテーパ面2cに沿って押さえ付けていた巻き締めローラ14を離すと、金属キャップ12の下端12cがスプリングバックにより僅かにバイアル2のテーパ面2cから離れる(図4(b)参照)。
巻き締めを終了した後、プレッシャブロック10による荷重を除去する(図6下段のT5〜T7位置)。巻き締めを行っている間は、昇降用エアシリンダ8の上部圧力室に圧力エアを供給するとともに、下部圧力室を大気に開放していたが、荷重を除去するために、電磁弁48を切り換えて上部圧力室も下部圧力室と同様に大気に開放する。このように上下の圧力室を大気に開放することにより、プレッシャブロック10を下降させた状態(プレッシャブロック10が樹脂キャップ16の天面部16bに載置されている状態)のまま金属キャップ12に作用する荷重を除去する。プレッシャブロック10の荷重を除去すると、それまで圧縮されていたゴム栓4が膨張して、金属キャップ12を介してプレッシャブロック10を上方へ押し上げる(図4(c)参照)。プレッシャブロック10はゴム栓4によって押し上げられるが、金属キャップ12の円筒部12aの折り曲げられている下端12cがバイアル2のテーパ面2cに当たると、それ以降はゴム栓4の弾性によって金属キャップ12が押し上げられることはなく、金属キャップ12およびプレッシャブロック10の上昇が停止する(図6上段のT6位置)。
このときの金属キャップ12およびプレッシャブロック10の高さは、ポテンショメータ30により検出されて制御装置22に送られる。制御装置22は、図5に示す荷重−ゴム栓変位量曲線から、キャッピング時における巻き締めが行われる前に付加した指令荷重FOにより、それに対応するゴム栓4の変位量HAを求める。そして、前述のように荷重を開放したことによるゴム栓4の変位量つまり膨張量S1(図4(c)および図6の上段参照)を、ポテンショメータ30によって検出する。この膨張量S1を、先に算出したキャッピング時のゴム栓変位量HAから減算し、キャッピング終了時のゴム栓変位量HBを求める。このキャッピング終了後のゴム栓変位量HBに対応する荷重FBを、前記荷重−ゴム栓変位量曲線から求め、この値FBが、キャッピング終了後のゴム栓4によるシール荷重であると判定する。その後、プレッシャブロック10による荷重を完全に開放した後(図6下段のT7位置)、プレッシャブロック10を上昇させて(図6下段のT8位置)、バイアル2をキャッピング装置1から容器搬送コンベヤL上に排出する。なお、図1のC区間が、プレッシャブロック10の荷重を解放し、上昇させる区間である。
前記シール荷重検出方法を、具体的数値により説明する。例えば、キャッピング時における巻き締め前に金属キャップ12にかけた指令荷重FOが130Nとすると、それに対応するゴム栓4の変位量HAを、荷重−ゴム栓変位量曲線(図5)から求め、その変位量HAが1.31mmであるとする。そして、荷重を解放したときにポテンショメータ30で検出したゴム栓4の膨張量S1が0.09mmであれば、先に算出したゴム栓4の変位量1.31mmからこの膨張量0.09mmを減算して、キャッピング後のゴム栓4の変位量を求めると1.22mmとなる。このキャッピング後のゴム栓の変位量1.22mmに対応する荷重FBを荷重−ゴム栓変位量曲線から求め、この値92Nがキャッピング後のゴム栓4によるシール荷重と判断する。先の実施例では、キャッピング時における巻き締め前に付加したFOに対応するゴム栓4の変位量HAを求めたが、キャッピング時における巻き締め後の荷重FAに対応するゴム栓4の変位量を求めても良い。要はキャッピング時においてプレッシャブロック10がゴム栓4を圧縮させる区間であればゴム栓4の変位量を求めることが可能である。
このようにプレッシャブロック10を下降させて金属キャップ12にかける荷重とゴム栓4の変位量との関係を、予め実験により求めて制御装置22の記憶部(記憶手段)41に記憶させておき、この荷重とゴム栓の変位量との関係を示す曲線に基づいて、キャッピング装置1によるキャッピング時にかけた荷重からゴム栓4の変位量を求め、さらに、キャッピング終了後プレッシャブロック10によってかけていた荷重を解放してこのときのゴム栓4の変位量(膨張量)を求め、前記ゴム栓変位量からこの変位量を減算して、キャッピング終了後のゴム栓変位量を求め、前記荷重−ゴム栓変位量曲線から、このキャッピング後のゴム栓変位量に対応する荷重を求めて、この荷重をキャッピング後のゴム栓4によるシール荷重であると判断するようにしたので、極めて容易にシール荷重を求め、その良否を判断することができる。
なお、図5に示す荷重−ゴム栓変位量の関係は、予め実験により求められたものを用いているが、必ずしも実験によって予め取得したものに限るものではない。この実施例のキャッピング装置は、荷重を検出するロードセル28と高さを検出するポテンショメータ30を備えているので、キャッピング時にゴム栓4を圧縮する過程の荷重と変位量とを記憶していくことにより、荷重−ゴム栓変位量の関係を求めることも可能である。例えば、先に説明した指令荷重FOをかけるまでの間、ロードセル28からの検出値とポテンショメータ30からの検出値を記憶して、荷重とゴム栓変位量との関係を導き出しておけば、指令荷重FOに対応するゴム栓4の変位量HAを求めることができ、また、ゴム栓変位量HAから膨張量S1を減算したゴム栓変位量HBに対応する荷重FBも求めることができる。なお、この場合には、ゴム栓4が圧縮されていないときのポテンショメータ30の位置を明確にするため、プレッシャブロック10を下降させる際に、昇降用エアシリンダ8の下部圧力室を大気開放してプレッシャブロック10を自重で樹脂キャップ16の天面部16bまで落下させてから、上部圧力室にエアを供給した方が望ましい。また、荷重−ゴム栓変位量の関係として、実験で求めたデータを予め記憶している場合でも、キャッピング時に新たに算出し、算出されたデータと実験で求めたデータとを比較して異なる場合には、算出したデータを優先させるようにしても良い。
図7は第2の実施例に係るシール荷重検出装置101を示す縦断面図であり、このシール荷重検出装置101は、金属キャップ12の巻き締めを行うキャッピング装置1(図2参照)とは独立して設けられているので、第1実施例における巻き締めローラ14、この巻き締めローラ14を金属キャップ12に当接する位置と当接しない位置とに移動させる水平移動用のエアシリンダ32および容器台6を回転させる回転手段18等を備えていないが、その他の構成は、前記第1実施例と同一なので同一の部分には同一の符号を付して必要な部分についてだけ説明する。
このシール荷重検出装置101は、容器台106が固定されているタイプであり、キャッピング装置において金属キャップ12の巻き締め(キャッピング)が終了し、容器搬送コンベヤによって搬送されてきたバイアル2が、この固定容器台106上に供給される。従って、容器台106に供給されたバイアル4は、金属キャップ12の下端部(すそ部)12cがすでにバイアル4のテーパ部2cの外面に沿って折り曲げられている。固定容器台106の上方には、金属キャップ12に荷重を加えるプレッシャブロック10、プレッシャブロック10を昇降させるエアシリンダ8、金属キャップ12の天面部12bの高さを検出するポテンショメーター30等が配置されている。また、前記昇降用エアシリンダ8の上下圧力室には、これら各圧力室にエアを給排してプレッシャブロック10を昇降させるためのエア供給源52、電磁弁48、50、オートレギュレータ44等が接続されており、オートレギュレータ44を介して上部圧力室にエアを供給するとプレッシャブロック10が下降して金属キャップ12に設定荷重を加え、下部圧力室にエアを供給するとプレッシャブロック10が上昇する。
この実施例では、容器台106にバイアル2が供給されるまでは、昇降用エアシリンダ8の上部圧力室を大気に開放するとともに、下部圧力室にエアを供給してプレッシャブロック10を上昇させておく(図8(a)に示す状態)。この状態で、容器搬送コンベヤによって搬送されてきたバイアル2が容器台106上に供給されると、電磁弁50により下部圧力室へのエアの供給を遮断してこの圧力室を大気開放して、プレッシャブロック10を自重で落下させ、樹脂キャップ16の天面部16bに当接させる。それから上部圧力室にエアを供給してプレッシャブロック10を下降させ、キャップ12の天面12bに所定の荷重をかける(図9下段のT11〜T13参照)。なお、図10はエア圧と金属キャップ12に作用する荷重との関係を示すグラフである。このときにかける荷重FC(図9の下段参照)は、巻き締めが終了して、金属キャップ12によって規制される位置まで膨張した状態のゴム栓4を再度圧縮することが可能な荷重である。この荷重FCをかけてゴム栓4を圧縮する。例えば、キャッピング時にかけた荷重(図6のFO参照)に設定しておくことにより必ずゴム栓4を圧縮することができる。
プレッシャブロック10を下降させて金属キャップ12に荷重を加えていくと(図8(b)参照)、ゴム栓4が圧縮を開始し(図9上段のT12参照)、所定の荷重を加えた時点(同図T13参照)で金属キャップ12の下降が停止する。この状態でのゴム栓4の変位量S2(図8(c)および図9の上段参照)をポテンショメーター30で検出する。変位量S2を検出した後、キャップ12天面12bの荷重を解放する(同図T14参照)。その後、プレッシャブロック10を上昇させる(同図T15参照)。
前記ゴム栓4を圧縮する行程で、プレッシャブロック10により金属キャップ12にかけた荷重から、それに対応するゴム栓4の変位量を、前記荷重−ゴム栓変位量曲線(図5参照)から求める。そして、この荷重−ゴム栓変位量曲線から求めたゴム栓4の変位量から、前記ポテンショメーター30で検出した変位量を減算することにより、荷重をかけていない状態のゴム栓4の変位量を求める。この求めたゴム栓変位量に対応する荷重を、前記荷重−ゴム栓変位量曲線から求め、この値をキャッピング後のゴム栓4のシール荷重と判断する。この実施例の場合でも、前記第1実施例と同様に、簡単にしかも正確にキャッピング後のゴム栓4のシール荷重を検出することができる。なお、プレッシャブロック10を固定として容器台106を昇降させても良い。この場合には、ポテンショメータ30を容器台106側に配置するとともに、容器台106を最初に昇降させる際には、ゴム栓4が圧縮しない程度の弱いエア圧で昇降させてプレッシャブロック10と樹脂キャップ16の天面部16bを当接させることにより、ゴム栓4が圧縮していないときのポテンショメータ30の位置を明確にしてからエア圧を高めてゴム栓4を圧縮させる必要がある。また、容器台106は搬送コンベヤであっても良い。
シール荷重検出装置を備えたキャッピング装置の全体の構成を簡略化して示す平面図である。(実施例1) 前記キャッピング装置の全体の構成を示す縦断面図である。 前記キャッピング装置の制御手段を示す概略構成図である。 図(a)、(b)、(c)は、このキャッピング装置の作動を順次説明する図である。 荷重とゴム栓変位量との関係を示すグラフである。 前記キャッピング装置の作動時の、プレッシャブロックの高さの変化およびキャップに作用する荷重の変化を示すグラフである。 第2の実施例に係るシール荷重検出装置の縦断面図である。 図(a)、(b)、(c)は、このシール荷重検出装置の作動を順次説明する図である。 第2の実施例に係るシール荷重検出装置の作動時の、プレッシャブロックの高さの変化およびキャップに作用する荷重の変化を示すグラフである。 昇降用エアシリンダに供給するエア圧とキャップに作用する荷重との関係を示すグラフである。
符号の説明
2 容器(バイアル)
4 ゴム栓
6 容器台
8 昇降手段(エアシリンダ)
10 プレッシャブロック
12 金属キャップ
12b 金属キャップの天面
12c 金属キャップのすそ
14 巻き締め部材(巻き締めローラ)
18 回転手段(モータ)
28 荷重検出手段(ロードセル)
30 変位検出手段(ポテンショメータ)
32 移動手段(エアシリンダ)

Claims (4)

  1. ゴム栓が打栓された容器に金属キャップをかぶせ、このキャップの天面から所定の荷重をかけて前記ゴム栓を圧縮した状態にして、前記キャップのすそを内側に折り曲げて巻き締めが行われた容器のシール荷重を検出するシール荷重検出方法において、
    前記キャップのすそを折り曲げた後、キャップ天面の荷重を解放することにより膨張するゴム栓の変位量を検出し、
    記憶した荷重−ゴム栓変位量の関係からキャッピング時の荷重に対応するゴム栓変位量を求め、さらに、求めたゴム栓変位量から膨張による前記ゴム栓変位量分を減算したゴム栓変位量に対応する荷重を求め、その荷重をシール荷重と判定することを特徴とするシール荷重検出方法。
  2. ゴム栓が打栓された容器に金属キャップをかぶせ、このキャップの天面から荷重をかけて前記ゴム栓を圧縮した状態にして、前記キャップのすそを内側に折り曲げて巻き締めが行われた容器のシール荷重を検出するシール荷重検出方法において、
    前記キャップの天面に所定の荷重を付与してゴム栓を圧縮させるとともに、ゴム栓の変位量を検出し、
    記憶した荷重−ゴム栓変位量の関係から前記所定の荷重に対応するゴム栓変位量を求め、さらに、求めたゴム栓変位量から先に検出されたゴム栓変位量分を減算したゴム栓変位量に対応する荷重を求め、その荷重をシール荷重と判定することを特徴とするシール荷重検出方法。
  3. ゴム栓が打栓された容器に金属製のキャップをかぶせて巻き締めを行うキャッピング装置に設けられたシール荷重検出装置において、
    前記キャップを介してゴム栓に荷重を加えて圧縮させるプレッシャブロックと、このプレッシャブロックを昇降させる昇降手段と、キャップのすそを内側に折り曲げる巻き締め部材と、この巻き締め部材と前記容器が載置される容器台の少なくとも一方を回転させる回転手段と、前記巻き締め部材をキャップに当接する位置と当接しない位置とに移動させる移動手段と、キャップにかかる荷重を検出する荷重検出手段と、キャップの天面高さが変位したことを検出する変位検出手段と、荷重−ゴム栓変位量の関係を記憶する記憶手段とを備え、
    前記キャップの天面に所定の荷重をかけてゴム栓を圧縮した状態で、前記巻き締め部材によりキャップのすそを折り曲げた後、キャップ天面の荷重を解放することにより膨張するゴム栓の変位量を前記変位検出手段によって検出し、
    記憶した荷重−ゴム栓変位量の関係からキャッピング時の荷重に対応するゴム栓変位量を求め、さらに、求めたゴム栓変位量から膨張によるゴム栓変位量分を減算したゴム栓変位量に対応する荷重を求め、その荷重をシール荷重と判定することを特徴とするシール荷重検出装置。
  4. ゴム栓が打栓された容器に金属製のキャップをかぶせて巻き締めを行ったキャップのシール荷重を検出するシール荷重検出装置において、
    前記キャップを介してゴム栓に荷重を加えて圧縮させるプレッシャブロックと、容器を載置する容器台と、プレッシャブロックと容器台の少なくとも一方を昇降させる昇降手段と、キャップの天面高さが変位したことを検出する変位検出手段と、荷重−ゴム栓変位量の関係を記憶する記憶手段とを備え、
    前記キャップの天面に所定の荷重を付与してゴム栓を圧縮させるとともに、前記変位検出手段によってゴム栓の変位量を検出し、
    記憶した荷重−ゴム栓変位量の関係から前記所定の荷重に対応するゴム栓変位量を求め、さらに、求めたゴム栓変位量から先に検出されたゴム栓変位量分を減算したゴム栓変位量に対応する荷重を求め、その荷重をシール荷重と判定することを特徴とするシール荷重検出装置。
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