JP2001287790A - キャッピング装置におけるボトルの保持器 - Google Patents

キャッピング装置におけるボトルの保持器

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JP2001287790A
JP2001287790A JP2000106812A JP2000106812A JP2001287790A JP 2001287790 A JP2001287790 A JP 2001287790A JP 2000106812 A JP2000106812 A JP 2000106812A JP 2000106812 A JP2000106812 A JP 2000106812A JP 2001287790 A JP2001287790 A JP 2001287790A
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JP
Japan
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bottle
neck
gripper
rotary
fixed
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JP2000106812A
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Inventor
Toshio Nishihara
稔雄 西原
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Toyo Shokuhin Kikai KK
Original Assignee
Toyo Shokuhin Kikai KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高価な爪およびその交換作業が不要で、傷や
切り屑が発生せず、強力にボトルを保持出来るばかりで
なく、ボトルの遊動や浮き上がりを防止するキャッピン
グ装置におけるボトルの保持器を提供する。 【解決手段】 センターターレット3のボトル1のネッ
ク1aに対応する位置にはネック1aの鍔1bと係合す
る溝11を有する固定グリッパ12,12..と、ネッ
ク1aの鍔1bと係合する溝13を有する回転グリッパ
14,14..とを設け、固定グリッパ12と回転グリ
ッパ14とでボトル1のネック1aの鍔1bを保持す
る。更に、回転グリッパ14とそれを作動する環状カム
21の間に圧縮皿バネ18を介在させ、回転グリッパ1
4の作動時には皿バネ18は圧縮されて固定グリッパ1
2と回転グリッパ14間に保持力を与えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器の口部にキャッ
プを締付けるキャッピング装置におけるボトルの保持
器、特にプラスチックのブロー成形で製造されたボトル
にキャップを締付けるキャッピング装置におけるボトル
の保持器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属製のキャップを用いて、プラ
スチックのボトルの口部外周に形成された雄螺子部に螺
合するものは、シーリングヘッドによる下方への押圧力
をボトルのネック部の鍔部で受け、その200 Kg程度の
圧力で、キャップをボトルの口部上端に押圧しつつ雌螺
子形成ローラをキャップの外周面側壁に作用させ、キャ
ップに雌螺子を形成すると共にボトルの密封を完了させ
ていた。
【0003】このような装置では、シーリングヘッドに
よる下方への押圧力をボトルのネック部の鍔部で受ける
ため、鍔部下面を支持するだけでよく、その摩擦力以外
にボトルの回転を防止する機能をもつ必要がなかった。
特公平1−39952号,特許2747709号公報に
はボトルの鍔部下のネック部を保持する装置が開示され
ている。しかし近年、飲料製品等で多く採用されている
予めキャップ内面に雌螺子部を形成してあるプラスチッ
クキャップを用いてボトルの密封を行う場合には、上記
のような下方への押圧力を掛けることなく、ボトルの口
部外周の螺子の螺旋に沿ってキャッピングヘッドを下降
させる方法が採用されている。この場合、前述のボトル
の鍔部下面の摩擦力を期待することは出来ず、ボトルの
保持器には、積極的にボトルの回転を防止する機能が要
求される。
【0004】その代表例として特公平5−30712号
があり、これはボトルを送るセンターターレットのボト
ルのネックを嵌める溝にネックリングの下側に係合する
2つの爪を設け、そのネックの外方はセンターターレッ
トの外方に環状に延びるネックガイドにより押さえ、ま
たボトルの胴部はバックガイドにより押さえていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらはあく
までも鍔部下面を支持することが目的であり、キャップ
の締め付け力を強くするとボトルは回転させられ、ネッ
ク部を傷付け易く、目的を達成出来ないばかりでなく切
り屑(磨耗粉)が発生し易く、また上記ターレットの爪
は高価な超硬合金を用いてもなお磨耗する為に、頻繁に
交換せねばならなかった。本発明はかかる欠点を除去す
るもので、ボトルのブロー成形時に用いるネック1aの
鍔1bの外周部を利用してボトルを保持するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1はセン
ターターレット3のボトル1のネック1aに対応する位
置にはネック1aの鍔1bと係合する溝11を有する固
定グリッパ12,12..と、ネック1aの鍔1bと係
合する溝13を有する回転グリッパ14,14..とを
設け、固定グリッパ12と回転グリッパ14とでボトル
1のネック1aの鍔1bを保持するようにしたことを特
徴とするキャッピング装置におけるボトルの保持器であ
る。
【0007】本発明の請求項2は回転グリッパ14とそ
れを作動する環状カム21の間に圧縮皿バネ18を介在
させ、回転グリッパ14の作動時には皿バネ18は圧縮
されて固定グリッパ12と回転グリッパ14間に保持力
を与えるようにしたことを特徴とする請求項1記載のキ
ャッピング装置におけるボトルの保持器である。
【0008】
【作用】センターターレット3のボトル1のネック1a
に対応する位置において、ボトル1のネック1aの鍔1
bは固定グリッパ12,12..の溝11に嵌合する。
次に環状カム21により回転グリッパ14がボトル1の
ネック1aに嵌合し、その際ボトル1のネック1aの鍔
1bは回転グリッパ14,14..の溝13に嵌合す
る。この時皿バネ18は圧縮されて固定グリッパ12と
回転グリッパ14間に保持力を与える。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面につき本発明の第一の実
施の形態を詳細に説明する。図1乃至7は本発明の第一
の実施の形態を示すもので、図1は本発明の第一の実施
の形態のキャッピング装置の全体の概略を示す平面図、
図2はそのキャッピングへッドの拡大正面断面図、図3
はその要部の拡大図、図4はその要部の平面図、図5は
そのキャッピングへッドの斜視図、図6はそのキャッピ
ングへッドの一部の分解斜視図、図7はそのキャッピン
グへッドの一部を断面とした平面図である。
【0010】図1示のように1はボトル、2はこのボト
ル1の入口ターレット、3はキャッピングを行うセンタ
ーターレット、4は出口ターレットである。なおキャッ
プを保持してボトル1の口部に締めつけるキャッピング
ヘッドは本発明とは関係がなく、従来のものと同様なの
で詳細な説明は省略する。
【0011】このセンターターレット3のネック1aに
対応する位置にはネック1aの鍔1bと係合する凹んだ
楔型(断面凹V字状)の円弧溝11を有する固定グリッ
パ12,12..と、ネック1aの鍔1bと係合する凹
んだ楔型(断面凹V字状)の円弧溝13を有する回転グ
リッパ14,14..とを設ける。なお上記溝11と溝
13の形状はネック1aの鍔1bの形状に対応するもの
で、必ずしも楔型(断面凹V字状)あるいは円弧状であ
るとは限らない。
【0012】図3示のようにこれら固定グリッパ12,
12..および回転グリッパ14,14..とボトル1
のネック1aとの間には間隙があり、ボトル1のネック
1aを傷付けないようにする。図2乃至7示のようにこ
の回転グリッパ14,14..の軸15,15...は
センターターレット3と連動する天井16を貫通して上
方に延長し、この軸15の上部に固定したアーム17に
は図6乃至7示の圧縮皿バネ18の収納箱19を固定す
る。この軸15の上端には揺動レバー20の中央部をベ
アリング27により回動すべく支持し、この揺動レバー
20の一端には装置の中心に固定された回転グリッパ1
4を作動する環状カム21に係合するカムフォロワー2
2を枢着し、この揺動レバー20の他端には垂直ピン2
3を下向きに固定し、図6示のようにこの垂直ピン23
は皿バネ18を圧縮する水平ピン24に衝合せしめる。
【0013】この軸15の上部に固定した第2のアーム
25と天井16間は引っ張りスプリング26により第2
のアーム25、アーム17、収納箱19、皿バネ18、
水平ピン24、垂直ピン23、及び揺動レバー20を介
して上記カムフォロワー22が上記装置の中心に固定さ
れた環状カム21に係合するように弾撥する。
【0014】次にこの装置の動作を説明する。入口ター
レット2より送られたボトル1はセンターターレット3
のボトル1のネック1aに対応する位置において、ボト
ル1のネック1aの鍔1bは固定グリッパ12,1
2..の円弧溝11に嵌合する。次に環状カム21によ
りカムフォロワー22が押されると、揺動レバー20が
揺動回転し、垂直ピン23、水平ピン24、皿バネ1
8、収納箱19を介してアーム17が揺動回転し、軸1
5を介して回転グリッパ14がボトル1のネック1aに
嵌合し、その際ボトル1のネック1aの鍔1bは回転グ
リッパ14,14..の円弧溝13に嵌合する。この時
皿バネ18は圧縮されて固定グリッパ12と回転グリッ
パ14間に保持力を与えるが、皿バネ18は小さな変位
で強い圧縮力をうることが出来る。
【0015】かくしてキャッピングヘッドによるキャッ
プのボトル1の口部への締めつけ作業が終了すると、全
ては反対方向に作動し、ボトル1は出口ターレット4に
送り出されるものである。
【0016】上記環状カム21,カムフォロワー22,
揺動レバー20、垂直ピン23、水平ピン24、皿バネ
18、収納箱19,アーム17等の機構は天井16の上
にあるので、センターターレット3,固定グリッパ1
2,軸15の下部,回転グリッパ14等の機構を洗浄す
る際、洗浄水の影響を受けないものである。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1におい
ては、センターターレット3のボトル1のネック1aに
対応する位置にはネック1aの鍔1bと係合する溝11
を有する固定グリッパ12,12..と、ネック1aの
鍔1bと係合する溝13を有する回転グリッパ14,1
4..とを設け、固定グリッパ12と回転グリッパ14
とでボトル1のネック1aの強度のある鍔1bを保持す
るようにしているので、ボトル1を変形させたり、傷付
けたりすることなく、確実にボトル1を保持してキャッ
プを締めつけることが出来、また従来のネックガイド、
バックガイドやボトル1と係合する高価な爪が不要であ
るばかりでなく、爪の交換作業も不要であり、更にボト
ルと爪との係合による傷や切り屑(磨耗粉)が発生する
ことがない。
【0018】また本発明の請求項2は回転グリッパ14
とそれを作動する環状カム21の間に圧縮皿バネ18を
介在させ、回転グリッパ14の作動時には皿バネ18は
圧縮されて固定グリッパ12と回転グリッパ14間に保
持力を与えるようにしているので、皿バネ18の小さな
変形で強力にボトルを保持出来、キャップを締めつけ時
にボトルの遊動を防止でき、更にキャップからチャック
が離れる際のボトルの浮き上がりを防止できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のキャッピング装置
の全体の概略を示す平面図である。
【図2】そのキャッピングへッドの拡大正面断面図であ
る。
【図3】その要部の拡大図である。
【図4】その要部の平面図である。
【図5】そのキャッピングへッドの斜視図である。
【図6】そのキャッピングへッドの一部の分解斜視図で
ある。
【図7】そのキャッピングへッドの一部を断面とした平
面図である。
【符号の説明】
1 ボトル 1a ネック 3 センターターレット 1b 鍔 11 円弧溝 12,12 固定グリッパ 13 円弧溝 14,14 回転グリッパ 21 環状カム 18 圧縮皿バネ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センターターレット(3)のボトル
    (1)のネック(1a)に対応する位置にはネック(1
    a)の鍔(1b)と係合する溝(11)を有する固定グ
    リッパ(12,12..)と、ネック(1a)の鍔(1
    b)と係合する溝(13)を有する回転グリッパ(1
    4,14..)とを設け、固定グリッパ(12)と回転
    グリッパ(14)とでボトル(1)のネック(1a)の
    鍔(1b)を保持するようにしたことを特徴とするキャ
    ッピング装置におけるボトルの保持器。
  2. 【請求項2】 回転グリッパ(14)とそれを作動する
    環状カム(21)の間に圧縮皿バネ(18)を介在さ
    せ、回転グリッパ(14)の作動時には皿バネ(18)
    は圧縮されて固定グリッパ(12)と回転グリッパ(1
    4)間に保持力を与えるようにしたことを特徴とする請
    求項1記載のキャッピング装置におけるボトルの保持
    器。
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