JP2003190653A - 歩行玩具 - Google Patents

歩行玩具

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JP2003190653A
JP2003190653A JP2001397956A JP2001397956A JP2003190653A JP 2003190653 A JP2003190653 A JP 2003190653A JP 2001397956 A JP2001397956 A JP 2001397956A JP 2001397956 A JP2001397956 A JP 2001397956A JP 2003190653 A JP2003190653 A JP 2003190653A
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walking toy
walking
center
arm
body portion
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JP2001397956A
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English (en)
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Masaya Sasano
雅哉 佐々野
Kazuyoshi Toshida
一善 土信田
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Bandai Co Ltd
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Bandai Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H15/00Other gravity-operated toy figures
    • A63H15/02Figures staggering down an inclined path by means of the gravity effect

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  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 重心の位置を変えることによって、歩行方向
及び歩行速度を変更することができる、従来にない興趣
ある歩行玩具を提供する。 【解決手段】 歩行玩具1は、胴体部2と、胴体部2に
揺動自在に取り付けられた一対の脚部10,20と、一
対の脚部10,20の下端に設けられ、接地面15,2
5が湾曲して形成された足部13,23とからなり、傾
斜路Aを自重により歩行して下る歩行玩具であって、胴
体部2の両側には腕部30,35が回動自在に設けら
れ、腕部30,35を回動することによって重心の位置
が変えられるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、傾斜路を自重に
より歩行して下る歩行玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、傾斜路を自重により歩行して下る
歩行玩具は、特開平9−108437号公報に開示され
ているように、胴体部と、胴体部に揺動自在に取り付け
られた一対の脚部と、一対の脚部の下端に設けられ、接
地面が湾曲して形成された足部とからなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の歩行玩具
は、胴体部が左右対称に形成され、左右の重心バランス
が均等になっており、歩行方向及び歩行速度が常に一定
であり、使用者の所望する歩行方向及び歩行速度に変更
することができないという問題点があった。また、単独
で歩行させるものであり、連結して歩行させることがで
きないという問題点もあった。また、装飾物を着脱自在
に取り付けることができず、また仮に装飾物を取り付け
た場合、重心の位置が変わって、真っ直ぐに歩かせるこ
とができないという問題点があった。
【0004】本願発明は、上記問題点に鑑み案出したも
のであって、重心の位置を変えることによって、歩行方
向及び歩行速度を変更することができる、従来にない興
趣ある歩行玩具を提供することを第1の目的とする。ま
た、連結して歩行させることができる、従来にない興趣
ある歩行玩具を提供することを第2の目的とする。さら
に装飾物を着脱自在に取り付けることができる、従来に
ない興趣ある歩行玩具を提供することを第3の目的とす
る。さらにまた、装飾物が取り付けられて重心の位置が
変わっても、その重心の位置を矯正して歩行方向及び歩
行速度を設定することができる、従来にない興趣ある歩
行玩具を提供することを第4の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の歩行
玩具は、上記第1の目的を達成するため、胴体部と、胴
体部に揺動自在に取り付けられた一対の脚部と、一対の
脚部の下端に設けられ、接地面が湾曲して形成された足
部とからなり、傾斜路を自重により歩行して下る歩行玩
具であって、胴体部の少なくとも一方には腕部が回動自
在に設けられ、腕部を回動することによって重心の位置
が変えられるようになっている。
【0006】本願請求項2記載の歩行玩具は、上記第1
の目的を達成するため、上記腕部には、部品を取り付け
ることができる取付部が形成されている。
【0007】本願請求項3記載の歩行玩具は、上記第1
の目的を達成するため、上記胴体部には重錘を備えた回
動盤が回動自在に設けられ、回動盤を回動することによ
って重心の位置が変えられるようになっている。
【0008】本願請求項4記載の歩行玩具は、上記第1
の目的を達成するため、胴体部と、胴体部に揺動自在に
取り付けられた一対の脚部と、一対の脚部の下端に設け
られ、接地面が湾曲して形成された足部とからなり、傾
斜路を自重により歩行して下る歩行玩具であって、胴体
部には重錘を備えた回動盤が回動自在に設けられ、回動
盤を回動することによって重心の位置が変えられるよう
になっている。
【0009】本願請求項5記載の歩行玩具は、上記第2
の目的を達成するため、上記取付部が穴部であって腕部
の先部に設けられ、腕部の後部には連結ピンが設けら
れ、他の歩行玩具の腕部の取付部に連結ピンを差し込ん
で、他の歩行玩具を連結できるようにした。
【0010】本願請求項6記載の歩行玩具は、上記第2
の目的を達成するため、上記腕部の先部と後部に磁性部
材が設けられ、腕部の先部に設けられた磁性部材を、他
の歩行玩具の腕部の後部に設けられた磁性部材に吸着さ
せて、他の歩行玩具を連結できるようにした。
【0011】本願請求項7記載の歩行玩具は、上記第3
の目的を達成するため、上記胴体部には複数の嵌合孔が
形成され、嵌合ピンを有する部品の嵌合ピンを胴体部の
嵌合孔に嵌合することによって胴体部に部品が取り付け
られるようになっている。
【0012】本願請求項8記載の歩行玩具は、上記第4
の目的を達成するため、嵌合ピンが設けられ、一側に重
睡が固定して取り付けられた回動盤の嵌合ピンが胴体部
の複数の嵌合孔のどれか一つに着脱自在に嵌合されてい
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本願発明に係る歩行玩具の一つの
実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本願発
明に係る歩行玩具を一方から視た全体斜視図である。図
2は、本願発明に係る歩行玩具を他方から視た全体斜視
図である。図3は、図1の内部構造を示す正面断面図で
ある。図4は、図1の内部構造を示す側面断面図であ
る。図5は、複数の歩行玩具を連結ピンにより連結させ
た状態を示す側面図である。図6は、複数の歩行玩具を
磁性部材により連結させた状態を示す側面図である。図
7は、歩行装置の歩行状態を説明する説明図である。図
8は、歩行玩具の他の実施の形態を示す全体斜視図であ
る。
【0014】請求項1記載の歩行玩具1は、胴体部2
と、胴体部2に揺動自在に取り付けられた一対の脚部1
0,20と、一対の脚部10,20の下端に設けられ、
接地面15,25が湾曲して形成された足部13,23
とからなり、傾斜路Aを自重により歩行して下る歩行玩
具であって、胴体部2の少なくとも一方には腕部30,
35が回動自在に設けられ、腕部30,35を回動する
ことによって重心の位置が変えられるようになってい
る。
【0015】請求項2記載の歩行玩具1は、上記腕部1
0,20に、部品68を取り付けることができる取付部
33が形成されている。
【0016】請求項3記載の歩行玩具1は、上記胴体部
2に重錘56を備えた回動盤50が回動自在に設けら
れ、回動盤50を回動することによって重心の位置が変
えられるようになっている。
【0017】請求項4記載の歩行玩具1は、胴体部2
と、胴体部2に揺動自在に取り付けられた一対の脚部1
0,20と、一対の脚部10,20の下端に設けられ、
接地面15,25が湾曲して形成された足部13,23
とからなり、傾斜路Aを自重により歩行して下る歩行玩
具であって、胴体部2には重錘56を備えた回動盤50
が回動自在に設けられ、回動盤50を回動することによ
って重心の位置が変えられるようになっている。
【0018】請求項5記載の歩行玩具1は、取付部33
が穴部であって腕部30,35の先部に設けられ、腕部
30,35の後部には連結ピン65が設けられ、他の歩
行玩具1の腕部30,35の取付部33に連結ピン65
を差し込んで、他の歩行玩具1を連結できるようにし
た。
【0019】請求項6記載の歩行玩具1は、腕部30,
35の先部と後部に磁性部材62、66が設けられ、腕
部30,35の先部に設けられた磁性部材66を、他の
歩行玩具1の腕部30,35の後部に設けられた磁性部
材62に吸着させて、他の歩行玩具1を連結できるよう
にした。
【0020】請求項7記載の歩行玩具1は、胴体部2に
は複数の嵌合孔46・・が形成され、嵌合ピン61を有
する部品60の嵌合ピン61を胴体部2の嵌合孔56に
嵌合することによって胴体部2に部品60が取り付けら
れるようになっている。
【0021】請求項8記載の歩行玩具1は、嵌合ピン5
3が設けられ、一側に重睡56が固定して取り付けられ
た回動盤50の嵌合ピン53が胴体部2の複数の嵌合孔
46・・のどれか一つに着脱自在に嵌合されている。
【0022】さらに歩行玩具の一つの実施の形態につい
て詳述する。歩行玩具1は、箱形の胴体部2を有する。
胴体部2は、図4に示すように、前半体3と、前半体3
にネジ、接着剤等の固定手段により接合して固定される
後半体5とからなり、頭部6を有し、内部が中空状に形
成され、下部に開口7が形成されている。胴体部2内の
頭部近傍両側には、軸受け穴8、9が形成され、軸受け
穴8、9に支軸4が取り付けられている。
【0023】胴体部2内には、一対の脚部10、20が
設けられている。脚部10、20は、上部に軸受け孔1
1、21を備えたボス12、22が設けられ、軸受け孔
11,21に前記支軸4が挿通され、胴体部2に揺動自
在に取り付けられている。脚部10、20は、下部が胴
体部2の開口7から突出し、下端に足部13、23が設
けられている。足部13、23は、接地面15、25が
略球面状に湾曲しており、内側側面に長溝16、26が
形成され、この長溝16、26内の後端に軸状の重睡1
7、27が設けられている。
【0024】胴体部2の上部両側には、腕部30、35
が回動自在に設けられている。腕部30、35は、上部
側面にフランジ31、36を備えた関節軸32、37が
設けられ、下部に取付部33、33が形成されている。
取付部33は、穴部でも、凸部でも良く、本実施の形態
では、取付穴部が形成されている。腕部30、35の関
節軸32,37は、胴体部2の肩部2a,2bに形成さ
れた関節穴40,41に差し込まれ、フランジ31,3
6によって関節穴40,41から抜けでないようになっ
ている。関節軸32,36は、関節穴40,41の周縁
に圧接しており、その摩擦抵抗により、腕部30,35
の位置が保持される。
【0025】胴体部2の背面42には、複数の嵌合孔4
6・・・が形成され、胴体部2の前面45にも、複数の
嵌合孔46・・・が形成されている。回動盤50は、図
2に示すように、円形壁51と、円形壁51の周囲に形
成された周壁52と、円形壁51の内側略中心に突設さ
れた嵌合ピン53と、周壁52に沿って円形壁51の内
側に形成された収容室55とからなり、この収容室55
内に重錘56が固設されている。
【0026】回動盤50は、嵌合ピン53を胴体部2の
後面42(又は前面45)の嵌合孔46・・に嵌合して
取り付けられる。嵌合ピン53は、嵌合孔46・・・に
圧入して取り付けられ、その摩擦抵抗により回動盤50
の位置が保持される。なお、回動盤50は、円盤状に限
定されるものではなく、矩形箱状に形成されても構わな
いのは勿論である。
【0027】歩行玩具1は、上記構成を有し、図7に示
すように、傾斜路Aに立たせると、脚部10,20が交
互に前に出て、且つ胴体部2を左右に振らせて、この傾
斜路Aを自重により歩行して下ることができる。足部1
3,23には、重錘17,27が設けられ、接地面1
5,25が湾曲しているため、スムーズに脚部10,2
0が前に出る。
【0028】歩行玩具1は、腕部30,35を回動する
ことによって、重心の位置を変え、歩行方向及び歩行速
度を変えることができる。例えば、右側の腕部30を略
前方水平にし、左側の腕部35を略垂直にすると、重心
が胴体部2の略中心から右側にずれるため、歩行玩具1
は、右側に曲がりながら下ることになる。また、左側の
腕部35を略前方水平にし、右側の腕部30を略垂直に
すると、重心が胴体部2の略中心から左側にずれるた
め、歩行玩具1は、左側に曲がりながら下ることにな
る。
【0029】さらに、歩行玩具1は、右側の腕部30と
左側の腕部35を略前方水平にすると、重心が胴体部2
の前方に移動するため、歩行玩具1の歩行速度を速める
ことができる。逆に、歩行玩具1は、右側の腕部30と
左側の腕部35を略垂直より後ろに傾けると、重心が胴
体部2の後方に移動するため、歩行玩具1の歩行速度を
遅くすることができる。このように、歩行玩具1は、腕
部30,35を回動させることにより、重心の位置を変
え、歩行方向及び歩行速度を変えることができる。な
お、一方の腕部30(又は35)のみでも、回動させる
ことにより、重心の位置を変え、歩行方向及び歩行速度
を変えることができる。
【0030】また、取付穴部33には、図1に示すよう
に、棒状の部品68を差し込んで取り付けることができ
る。なお、取付穴部33は、嵌合孔46と同じ大きさに
しておくことが望ましく、このようにすると後記別の部
品60を取り付けることができる。腕部30(又は3
5)に部品68を取り付けると、重心が胴体部2の略中
心から右側(又は左側)にずれるため、歩行玩具1は、
右側(又は左側)に曲がりながら下ろうとするが、左側
(又は右側)の腕部35(又は30)を略前方水平に
し、部品68を取り付けた右側(又は左側)の腕部30
(又は35)を略垂直にすると、重心が胴体部2の略中
心に移動し、歩行玩具1は、真っ直ぐに下ることにな
る。
【0031】また、回動盤50によっても胴体部2の重
心の位置を変えることができる。即ち、回動盤50の嵌
合ピン53を、図2に示すように、胴体部2の背面42
の略中心に形成された嵌合孔46に嵌合して、回動盤5
0を胴体部2に取り付け、重錘56を略真下に位置する
ようにすると、重心が胴体部2の略中心上にあるため、
歩行玩具1は、真直ぐ下ることになる。
【0032】回動盤50を、図7に示すように、回動
し、重錘56を略左側に位置するようにすると、重心が
胴体部2の略中心から左側にずれるため、歩行玩具1
は、左側に曲がりながら下ることになる。このように、
歩行玩具1は、回動盤50を回動させることにより、重
心の位置を変え、歩行方向を変えることができる。な
お、回動盤50の取付位置は、背面42のみならず前面
45であっても構わず、また複数の嵌合孔46・・のい
ずれか一つであれば良く、中心の嵌合孔46に限定され
るものではないのは勿論である。
【0033】部品60は、嵌合ピン61・・を有し、胴
体部2の前面45(又は背面42)の嵌合孔46・・に
嵌合ピン61を嵌合して、胴体部2に取り付けられる。
部品60は、胴体部2に取り付けられると、回動盤50
と同様に、重心の位置を変更させることができる他、形
状をベルト、胸カバー等にすることにより装飾物として
も利用することができる。なお、この部品60を胴体部
2に複数取り付けて、重心の位置が胴体部2の略中心か
らずれたとしても、前記したように、腕部30,35、
回動盤50を回動することにより、重心の位置を胴体部
2の略中心上に矯正し、真っ直ぐ下らせることができ
る。勿論、曲がりながら下るようにさせることもでき
る。
【0034】また、図5に示すように、一つの歩行玩具
1の腕部30、35の上部下面に連結穴63、63を形
成し、この連結穴63、63に連結ピン65、65の一
端部を着脱自在に嵌着し、他の歩行玩具1の腕部30、
35の下部に形成された取付穴部33、33に連結ピン
65、65の他端部を差し込んで、一つの歩行玩具1と
他の歩行玩具1を連結することができる。
【0035】また、図2,6に示すように、磁性部材を
利用して一つの歩行玩具1と他の歩行玩具1を連結する
ことができる。即ち、歩行玩具1の腕部30、35の上
端面30a,35aに、磁石62,62を埋設する。歩
行玩具1の腕部30、35の取付穴部33、33に略L
字状に形成された鉄片(強磁性体)66,66の連結ピ
ン67、67を差し込んで、腕部30,35の先部に鉄
片66,66を取り付ける。一つの歩行玩具1の腕部3
0,35の磁石62,62に、他の歩行玩具1の腕部3
0,35の鉄片66,66を吸着させることにより、一
つの歩行玩具1と他の歩行玩具1を連結することができ
る。なお、鉄片66を、磁石62の磁極と異なる磁極の
磁石に変えても構わないのは勿論である。
【0036】このように、連結ピン65又は磁性部材6
2,66によって、縦一列に連結された歩行玩具1・・
は、より一層安定して傾斜路Aを歩行させることができ
る。なお、この連結した状態において、各歩行玩具1に
回動盤50を取り付け、各歩行玩具1の重心の位置を変
えると、極めて面白い歩行をさせることができる。
【0037】また、図8に示すように、重心バランスを
考慮せず、胴体部2をキャラクター形状に一体成形する
こともできる。係る場合、腕部30,35を回動させた
り、又は背面42の略中心に嵌合孔56を一つ形成し、
この嵌合孔56に上記回転盤50を取り付ければ、この
ような形状の歩行玩具であっても重心バランスを矯正で
き、傾斜路を自重により真っ直ぐに歩行させることがで
きる。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきたように、本願請求項1
記載の歩行玩具は、胴体部の少なくとも一方に腕部が回
動自在に設けられ、腕部を回動することによって重心の
位置が変えられるようになっているので、傾斜路を自重
により歩行して下る際、重心の位置を変えることによっ
て、使用者の所望する歩行方向及び歩行速度に変更する
ことができ、従来にない興趣ある歩行をさせることがで
きるという効果がある。
【0039】本願請求項2記載の歩行玩具は、上記効果
に加え、腕部に、部品を取り付けることができる取付部
が形成されているので、腕部に部品を取り付けて歩行さ
せることができ、また腕部に部品を取り付けて、重心が
一方に片寄ったとしても、腕部を回動させることによ
り、重心の位置を変え、歩行方向及び歩行速度を修正す
ることができるという効果がある。
【0040】本願請求項3,4記載の歩行玩具は、胴体
部に重錘を備えた回動盤が回動自在に設けられ、回動盤
を回動することによって重心の位置が変えられるように
なっているので、傾斜路を自重により歩行して下る際、
重心の位置を変えることによって、使用者の所望する歩
行方向及び歩行速度に変更することができ、従来にない
興趣ある歩行をさせることができるという効果がある。
【0041】本願請求項5記載の歩行玩具は、腕部の後
部に連結ピンが設けられ、腕部の先部に、連結ピンが差
し込まれる取付穴部が設けられ、腕部の先部を、他の歩
行玩具の腕部の後部に連結ピンで連結できるようにした
ので、傾斜路を自重により歩行して下る際、連結させて
従来にない興趣ある歩行をさせることができるという効
果がある。
【0042】本願請求項6記載の歩行玩具は、腕部の先
部と後部に磁性部材が設けられ、腕部の先部に設けられ
た磁性部材を、他の歩行玩具の腕部の後部に設けられた
磁性部材に吸着させて、他の歩行玩具を連結できるよう
にしたので、傾斜路を自重により歩行して下る際、連結
させて従来にない興趣ある歩行をさせることができると
いう効果がある。
【0043】本願請求項7記載の歩行玩具は、胴体部に
複数の嵌合孔が形成され、嵌合ピンを有する部品の嵌合
ピンを胴体部の嵌合孔に嵌合することによって胴体部に
部品が取り付けられるようになっているので、傾斜路を
自重により歩行して下る際、嵌合ピンを有する装飾物
(部品)を着脱自在に取り付けて、従来にない興趣ある
歩行をさせることができるという効果がある。
【0044】本願請求項8記載の歩行玩具は、嵌合ピン
が設けられ、一側に重睡が固定して取り付けられた回動
盤の嵌合ピンが胴体部の複数の嵌合孔のどれか一つに着
脱自在に嵌合されているので、傾斜路を自重により歩行
して下る際、嵌合ピンを有する装飾物(部品)が着脱自
在に取り付けられて重心の位置が変わっても、その重心
の位置を矯正して歩行方向及び歩行速度を設定すること
ができ、従来にない興趣ある歩行をさせることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る歩行玩具を一方から視た全体斜
視図である。
【図2】本願発明に係る歩行玩具を他方から視た全体斜
視図である。
【図3】図1の内部構造を示す正面断面図である。
【図4】図1の内部構造を示す側面断面図である。
【図5】複数の歩行玩具を連結ピンにより連結させた状
態を示す側面図である。
【図6】複数の歩行玩具を磁性部材により連結させた状
態を示す側面図である。
【図7】歩行装置の歩行状態を説明する説明図である。
【図8】歩行玩具の他の実施の形態を示す全体斜視図で
ある。
【符号の説明】
A 傾斜路 1 歩行玩具 2 胴体部 2a 肩部 2b 肩部 3 前半体 4 支軸 5 後半体 6 頭部 7 開口 8 軸受け穴 9 軸受け穴 10 脚部 11 軸受け孔 12 ボス 13 足部 15 接地面 16 長溝 17 重睡 20 脚部 21 軸受け孔 22 ボス 23 足部 25 接地面 26 長溝 27 重睡 30 腕部 30a 上端面 31 フランジ 32 関節軸 33 取付穴部(取付部) 35 腕部 35a 上端面 36 フランジ 37 関節軸 40 関節穴 41 関節穴 42 背面 45 前面 46 嵌合孔 50 回動盤 51 円形壁 52 周壁 53 嵌合ピン 55 収容室 56 重錘 60 部品 61 嵌合ピン 62 磁石(磁性部材) 63 連結穴 65 連結ピン 66 鉄片(磁性部材) 67 連結ピン 68 棒状部品
フロントページの続き Fターム(参考) 2C150 CA01 DA04 DA24 DA26 DA27 DA28 EB04 EB05 EB44 EH06 EH07 EH09 EH16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴体部と、胴体部に揺動自在に取り付け
    られた一対の脚部と、一対の脚部の下端に設けられ、接
    地面が湾曲して形成された足部とからなり、傾斜路を自
    重により歩行して下る歩行玩具であって、胴体部の少な
    くとも一方には腕部が回動自在に設けられ、腕部を回動
    することによって重心の位置が変えられるようになって
    いることを特徴とする歩行玩具。
  2. 【請求項2】 腕部には、部品を取り付けることができ
    る取付部が形成されていることを特徴とする請求項1記
    載の歩行玩具。
  3. 【請求項3】 胴体部には重錘を備えた回動盤が回動自
    在に設けられ、回動盤を回動することによって重心の位
    置が変えられるようになっていることを特徴とする請求
    項1又は2記載の歩行玩具。
  4. 【請求項4】 胴体部と、胴体部に揺動自在に取り付け
    られた一対の脚部と、一対の脚部の下端に設けられ、接
    地面が湾曲して形成された足部とからなり、傾斜路を自
    重により歩行して下る歩行玩具であって、胴体部には重
    錘を備えた回動盤が回動自在に設けられ、回動盤を回動
    することによって重心の位置が変えられるようになって
    いることを特徴とする歩行玩具。
  5. 【請求項5】 取付部が穴部であって腕部の先部に設け
    られ、腕部の後部には連結ピンが設けられ、他の歩行玩
    具の腕部の取付部に連結ピンを差し込んで、他の歩行玩
    具を連結できるようにしたことを特徴とする請求項2又
    は3記載の歩行玩具。
  6. 【請求項6】 腕部の先部と後部に磁性部材が設けら
    れ、腕部の先部に設けられた磁性部材を、他の歩行玩具
    の腕部の後部に設けられた磁性部材に吸着させて、他の
    歩行玩具を連結できるようにしたことを特徴とする請求
    項1、2、3又は5記載の歩行玩具。
  7. 【請求項7】 胴体部には複数の嵌合孔が形成され、嵌
    合ピンを有する部品の嵌合ピンを胴体部の嵌合孔に嵌合
    することによって胴体部に部品が取り付けられるように
    なっていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか
    1項に記載の歩行玩具。
  8. 【請求項8】 嵌合ピンが設けられ、一側に重睡が固定
    して取り付けられた回動盤の嵌合ピンが胴体部の複数の
    嵌合孔のどれか一つに着脱自在に嵌合されていることを
    特徴とする請求項7記載の歩行玩具。
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