JP3047573U - 可動玩具 - Google Patents

可動玩具

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JP3047573U
JP3047573U JP1997009147U JP914797U JP3047573U JP 3047573 U JP3047573 U JP 3047573U JP 1997009147 U JP1997009147 U JP 1997009147U JP 914797 U JP914797 U JP 914797U JP 3047573 U JP3047573 U JP 3047573U
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toy
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JP1997009147U
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元基 高谷
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Takara Co Ltd
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Takara Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】姿勢を任意に変化させることができるととも
に、他の玩具や機材と連係させて遊ぶことができ、遊び
の幅を広げることができる可動玩具を提供すること。 【解決手段】胴体部1、腕部2、3及び脚部4、5を有
する玩具本体Aを非磁性体の素材で形成し、上記腕部
2、3及び脚部4、5をそれぞれ上記胴体部1に回動可
能に設けるとともに、上記玩具本体1の任意の部位には
マグネット20を設け、該マグネット20の磁極を玩具
本体Aの表面に露出させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、可動玩具であって、詳しくは胴体部に腕部及び脚部をそれぞれ回動 可能に設け、任意の部位にマグネットを設けた可動玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、マグネットを体の一部に設けた玩具として、特開平8ー257247号 公報が開示されている。この玩具は図7に示すように、マグネット61とヨーク 62を内装した継手体60には磁力により吸引される球体部66を固定し、内部 にマグネット61とヨーク62を配置した玩具の保持機構63に球体部66を吸 着させるとともに、継手体60のヨーク62に交換体71、72、73、74に 設けられた磁力により吸引される球体部65を吸着させることにより、玩具に多 くの交換体を吸着させて、その形態を変化させるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の玩具に設けられたマグネットは、玩具の保持機構に吸着 させた継手体に交換体を吸着させるための連結手段であって、交換体の交換を容 易にし、玩具の形態を変えることはできてもマグネット自体を遊びの道具として 使用するものではなかった。
【0004】 本考案は、上記問題点を解消し、形状を任意に変化させることができるととも に、他の玩具や機材と連係させて遊ぶことができ、遊びの幅を広げることができ る可動玩具を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案に係る可動玩具は、胴体部、腕部及び脚部を 有する玩具本体を非磁性体の素材で形成し、上記腕部及び脚部をそれぞれ上記胴 体部に回動可能に設けるとともに、上記玩具本体の任意の部位にはマグネットを 設け、該マグネットの磁極を玩具本体の表面に露出させたことを特徴とする。
【0006】 なお、上記マグネットが上記玩具本体の脚部に設けられていることが好ましい 。
【0007】 そして、上記マグネットが上記玩具本体の腕部に設けられていてもよい。
【0008】 さらに、上記マグネットが上記玩具本体の胴体部の前面に設けられていてもか まわない。
【0009】 なお、上記胴体部の内部には、弾性部材を介して上下動可能な摺動部材を配置 し、該摺動部材には上記脚部が回動可能に連結されていることが好ましい。
【0010】 また、上記玩具本体は人間の形態を模して形成され、上記マグネットが手の甲 、足の裏及び胸に設けられていてもよい。
【0011】
【考案の実施の形態】
図1は、本考案に係る可動玩具の一例を示し、この可動玩具は、胴体部1、腕 部2、3及び脚部4、5を有する玩具本体Aを非磁性体の素材で形成し、上記胴 体部1に腕部2、3と脚部4、5とが回動可能に設けられたもので、全体として 玩具本体Aは小型(全長75ミリ程度)の人間の形態を模して形成されている。
【0012】 図2に示すように、胴体部1は、塩化ビニル、ABS樹脂等の合成樹脂製の胸 部1aと背部1bとから構成され、同じく合成樹脂製の頭部10、腕部2、3及 び脚部4、5を連結する部位にはそれぞれ凹部11、12、13、14、15が 形成され、螺子18で胸部1aと背部1bとを合体固定させた際、頭部10の連 結軸10a、腕部2、3の連結部材6、7が凹部11、12、13で回動可能に 保持され、摺動部材8に形成された連結部8a、8bが凹部14、15から突出 するように形成されている。そして、背部1bの内部には摺動部材8に係合する 係合突部16が前方に突出して形成され、胸部1aと背部1bとを合体固定した 時には胸部1aに形成された係合凹部17に係合突部16の先端が嵌合するよう に形成されている。
【0013】 さらに、胸部1aの略中央にはマグネット20が、先端の磁極が胸部1aの前 面から露出するように埋設されている。
【0014】 腕部2、3は、連結部6、7、上腕21、22、前腕23、24とからそれぞ れ構成されている。図3(a)に示すように、上腕21は第1の上腕21aと第 2の上腕21bとから構成され、第1の上腕21aは連結部材6に突出して形成 された連結片6aに連結凹部25が係合するとともに、連結部材6に対し前後に 回動可能に連結ピン26で連結され、第2の上腕21bは第1の上腕21aの先 端に形成された嵌合凹部27に嵌合突部28が嵌め合わされ、第1の上腕21a に対し左右に回動可能に連結されている。そして、第2の上腕21bの先端に形 成された連結片29には前腕23に形成された連結片30が連結ピン31を介し て前後に回動可能に連結されている。この前腕23の先端の手32にはマグネッ ト20が、先端の磁極が手32の甲から露出するように設けられている。なお、 腕部3も腕部2と同様に構成されているが、前腕24の先にはマグネットは取り 付けられていない。
【0015】 脚部4、5は、大腿部35、36、下腿部37、38とからそれぞれ構成され 、図3(b)に示すように、大腿部36は、摺動部材8に突出して形成された連 結部8aに嵌合凹部40が回動可能に嵌合している。そして、下腿部38に形成 された連結片39は大腿部36に形成された連結凹部43に係合するとともに、 連結ピン44を介して前後方向に回動可能に連結されている。この下腿部32の 先端に形成された足45にはマグネット20の磁極が足45の裏から露出するよ うに設けられている。なお、脚部4も脚部5と同様に構成され、脚部4の先端に はマグネット20が取り付けられている。
【0016】 摺動部材8は前後が開口した縦長の角筒状に形成され、下端には斜め下方に、 先端が球状の連結部8a、8bが突出して形成され、内部には弾性部材であるコ イルスプリング47が配置されている。この摺動部材8には上記胴体部1に形成 された係合突部16が貫通し、上記コイルスプリング47は摺動部材8の上壁面 と係合突部16との間に配置され、摺動部材8すなわち脚部4、5を無理に回動 して負荷が加わった時はコイルスプリング47が収縮して摺動部材8が下方に移 動して脚部4、5に加わった負荷を吸収するとともに、脚部4、5の回動を円滑 にすることができ、脚部4、5をリアルに回動させることができるように形成さ れている(図4参照)。なお、弾性部材はコイルスプリングに限定されるもので はなく、リーフスプリングであってもよいし、スポンジやゴム等で構成されてい てもかまわない。
【0017】 また、上述の玩具本体は合成樹脂で形成されているが、非磁性体であれば合成 樹脂に限定されるものではなく、木やゴム又はアルミニュウム等の金属であって もかまわない。
【0018】 上記構成の可動玩具によれば、胴体部1に腕部2、3が連結部材6、7、脚部 4、5が摺動部材8を介してそれぞれ回動可能に設けられ、しかも腕部2、3は 上腕21、22と前腕23、24とが回動可能に連結され、脚部4、5は大腿部 35、36と下腿部37、38とが回動可能に連結されているので、連結部分を 回動させることにより任意の形状の姿勢をさせることができる。しかも、足の裏 にはマグネット20の磁極が露出し、玩具本体Aを構成する素材が合成樹脂製で 軽く作られているとともに、サイズが小型に形成されているので玩具本体Aの重 量を小さくすることができ、設置面が鉄板等の磁性体であればマグネット20の 磁力が玩具本体Aの荷重を十分に保持できるので、磁性体に吸着させた玩具本体 Aをどのような形状にしても磁性体から外れて倒れたりするようなことはない。
【0019】 そして、図5(a)に示すように、玩具本体Aを鉄等の磁性体からなるプレー ト50の上方から落下させたような場合も、脚部4、5の足の裏に設けられたマ グネット20、20がプレート50に吸着し、玩具本体Aをプレート50上にし っかりと立たせることができる。
【0020】 また、腕部2の先端にマグネット20を設けたので、図5(b)に示すように 、プレート50の上で片手倒立のような体勢をさせることができるし、図5(c )に示すように、磁性体である針金51に腕部2の先端に設けられたマグネット 20を吸着させ、あたかもロープに片手でぶら下がっているような体勢をさせる ことができるとともに、この針金51を斜めにすることにより玩具本体Aは針金 51に吸着した状態で低い方に滑り出し、あたかもロープを伝って滑り下りるよ うな動作をさせることができる。
【0021】 さらに、脚部4、5の足の裏のマグネット20、20を針金51に吸着させ、 逆さまにぶら下がったような状態にし、さらに腕部2のマグネット20に他の玩 具本体A’のマグネット20’を吸着させることにより、図6(a)に示すよう に、レスキュー隊が人間を救助しているような状態を作り出したりすることがで きる。
【0022】 そして、図6(b)に示すように、2つの玩具本体A、A’を対峙させ、一方 の玩具本体Aの胸のマグネット20に他方の玩具本体A’の腕部2’のマグネッ ト20’を吸着させることにより、あたかも他方の玩具本体A’が一方の玩具本 体Aに殴りかかったようなアクション体形をさせることができる。しかも、足の 裏に設けたマグネット20、20、20’、20’がプレート50に吸着し、玩 具本体A、A’をプレート50に確実にグリップしているので、2体の玩具本体 A、A’をどのように絡めても倒れるようなことはない。
【0023】 上述のように、腕部、脚部が胴体部に対し自在に動かすことができるとともに 、マグネットで磁性体に確実に固定することができるので、玩具本体を上方から 落として鉄板に吸着させる鉄板吸着アクションや、対峙させた2つの玩具本体に ファイティングポーズをさせるバトルアクション等をさせることができ、従来の 玩具にはさせることができないアクロバチックなアクション体形をさせることが できる。
【0024】 なお、上述の玩具では、胸部、腕部の先端、脚部の先端にマグネットを設けた が、マグネットを取り付ける位置は、上述の場所に限定されるものではなく頭部 、背部、膝、肘などあらゆる場所が可能であり、取り付けた位置により更に発展 した遊びを創り出すことができる。
【0025】 そして、上述の可動玩具は人間の形態を模して形成されているが、必ずしも人 間の形態に限定されるものではなく、ロボットや動物であってもよい。玩具本体 を動物(図示せず)で構成した場合は、例えば、人間と熊とが格闘しているよう な状態を創り出すことができ、通常の可動玩具では得られない形状の面白さを楽 しむことができる。
【0026】
【考案の効果】
請求項1の考案によれば、玩具本体の形状を自由に変更できるとともに、玩具 本体の任意の部位に設けられたマグネットの磁極が露出しているので、可動玩具 を鉄板等の磁性体に取着したり、他の可動玩具と互いに吸着させて遊ぶことがで き、単に姿勢を変える遊びだけにとどまることがなく、遊びの幅を広げることが できる。
【0027】 請求項2の考案によれば、マグネットを足の裏に設けたので、鉄板等の磁性体 で形成されたディスプレイ台等に起立させた状態で、上体をどのように動かして も倒れるようなことがなく、展示する際には最適である。
【0028】 請求項3の考案によれば、マグネットを腕の先端に設けたので、針金等の磁性 体に吸着させて綱渡りをさせたり、鉄板等に片手倒立をさせたりすることができ 、従来の可動玩具とは異なる遊びをすることができる。
【0029】 請求項4の考案によれば、マグネットを胴体部に設けたので、腕部にマグネッ トを備えた可動玩具と対峙させた場合、戦うポーズをとることができ、アクショ ンディスプレイに最適な可動玩具を実現することができる。
【0030】 請求項5の考案によれば、脚部が連結された摺動部材が弾性部材を介して胴体 部に上下動可能に設けられているので、脚部を胴体部に対して回動させる時、無 理な力が加わって脚部に負荷がかかっても弾性部材が収縮して吸収するので、胴 体部に対する脚部の回動を円滑にすることができ、脚部のリアルな回動をするこ とができる。
【0031】 請求項6の考案によれば、玩具本体が人間の形態をしているので、よりリアル 感のある可動玩具を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る可動玩具の斜視図
【図2】上記可動玩具の分解斜視図
【図3】(a)(b)は腕部及び脚部の分解図
【図4】脚部の作動状態を示す要部断面図
【図5】(a)(b)(c)は可動玩具の使用状態を示
す斜視図
【図6】(a)(b)は可動玩具の別の使用状態を示す
斜視図
【図7】従来の玩具の説明図
【符号の説明】
1 胴体部 2、3 腕部 4、5 脚部 8 摺動部材 20 マグネット 47 コイルスプリング(弾性部材) A 玩具本体

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴体部、腕部及び脚部を有する玩具本体
    を非磁性体の素材で形成し、上記腕部及び脚部をそれぞ
    れ上記胴体部に回動可能に設けるとともに、上記玩具本
    体の任意の部位にはマグネットを設け、該マグネットの
    磁極を玩具本体の表面に露出させたことを特徴とする可
    動玩具。
  2. 【請求項2】 前記マグネットが前記玩具本体の脚部の
    先端に設けられている請求項1記載の可動玩具。
  3. 【請求項3】 前記マグネットが前記玩具本体の腕部の
    先端に設けられている請求項1又は2記載の可動玩具。
  4. 【請求項4】 前記マグネットが前記玩具本体の胴体部
    の前面に設けられている請求項1、2又は3記載の可動
    玩具。
  5. 【請求項5】 前記胴体部の内部には、弾性部材を介し
    て上下動可能な摺動部材を配置し、該摺動部材には前記
    脚部が回動可能に連結されている請求項1記載の可動玩
    具。
  6. 【請求項6】 前記玩具本体は人間の形態を模して形成
    され、前記マグネットが手の甲、足の裏及び胸に設けら
    れている請求項1、2、3又は4記載の可動玩具。
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