JP2003190527A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003190527A
JP2003190527A JP2001397743A JP2001397743A JP2003190527A JP 2003190527 A JP2003190527 A JP 2003190527A JP 2001397743 A JP2001397743 A JP 2001397743A JP 2001397743 A JP2001397743 A JP 2001397743A JP 2003190527 A JP2003190527 A JP 2003190527A
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Hiroyuki Nakamura
博之 中村
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Okumura Yu Ki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ球が始動口内に入賞したにも拘らず
保留球数がカウントされない頻度を抑えることができる
遊技機を提供すること。 【解決手段】 メイン制御装置は始動口内にパチンコ球
が入賞することに基づいて保留球カウンタ値を加算し、
図柄表示装置に大当りの抽選結果が報知されることに基
づいて保留球カウンタ値を減算する。この場合、外れリ
ーチの判定時にノーマルリーチ用の変動パターン「0」
が設定されたときには保留球カウンタ値が最大の「5」
と比較され、保留球カウンタ値が「5」であるときには
変動パターン「0」が完全外れ用の変動パターン「3」
に変更される。このため、数字図柄の変動時間が短縮さ
れる頻度が高くなるので、保留球カウンタ値が上限から
早く減算される。従って、パチンコ球が始動口内に入賞
したにも拘らず保留球カウンタ値が加算されない無効頻
度が少なくなるので、大当りの獲得に対するマイナス要
因が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパチンコ球が始動口
に入賞することに基づいて図柄表示装置に複数の識別図
柄を変動状態および変動停止状態で順に表示し、複数の
識別図柄の変動停止時の態様に基づいて大当りの抽選結
果を報知する構成の遊技機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】上記遊技機にはパチン
コ球が始動口に入賞することに基づいてカウンタを加算
し、大当りの抽選結果が報知されることに基づいてカウ
ンタを減算する構成のものがある。この構成の場合、カ
ウンタの計測値に上限が設定されており、カウンタの計
測値が上限に達したときにはパチンコ球が始動口に入賞
しても大当りの有効な抽選処理が行われない。このた
め、大当りの有効な抽選回数がパチンコ球の入賞個数に
比べて少なくなる傾向にあり、大当りを獲得するための
マイナス材料になっている。本発明は上記事情に鑑みて
なされたものであり、その目的は、パチンコ球の有効な
入賞個数を増やすことができる遊技機を提供することに
ある。
【0003】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の遊技機
は、パチンコ球が始動口に入賞することに基づいて図柄
表示装置に複数の識別図柄を変動状態および変動停止状
態で順に表示し、複数の識別図柄の変動停止時の態様に
よって大当りの抽選結果を報知する構成のものにおい
て、複数の識別図柄を所定タイミングで変動停止させる
ための変動パターンが複数記録された記録手段と、パチ
ンコ球が始動口に入賞することに基づいてカウンタを加
算し大当りの抽選結果が報知されることに基づいてカウ
ンタを減算する計測手段と、変動パターンを複数の中か
ら選択する変動パターン選択手段と、前記計測手段の計
測結果が設定値以上で且つ大当りの抽選結果が外れリー
チであることに基づいて前記変動パターン選択手段の選
択結果を完全外れ用の変動パターンに変更する変動パタ
ーン変更手段と、複数の識別図柄を設定された変動パタ
ーンに応じて変動停止させる表示制御手段とを備えたと
ころに特徴を有する。上記手段によれば、外れリーチの
抽選時には計測手段の計測結果が設定値と比較され、計
測結果が設定値以上であるときには変動パターンの変更
処理が確定的または非確定的に行われる。この変更処理
時には変動パターンが完全外れ用のものに更新され、最
終の識別図柄の変動停止タイミングが当初の外れリーチ
用の変動パターンに比べて早まる。このため、計測手段
の計測結果が上限値から早く減算される頻度が高くなる
ので、パチンコ球が始動口に入賞したにも拘らず無効化
されることが少なくなり、大当りの獲得に対するマイナ
ス要因が低減される。しかも、外れリーチの抽選結果が
完全外れに書換えられるのではなく、外れリーチの抽選
結果はそのままで図柄の変動時間だけが短縮されるの
で、遊技の公平性が損なわれることもない。
【0004】請求項2記載の遊技機は、パチンコ球が始
動口に入賞することに基づいて下記a)〜c)の処理動
作を実行するメイン制御装置と、 a)大当り,外れリーチ,完全外れを抽選する b)大当り〜完全外れの抽選結果を報知する複数の識別
図柄の組合せを設定する c)複数の識別図柄を所定タイミングで変動停止させる
ための変動パターンを設定する 前記メイン制御装置からの指令内容に応じて下記d)〜
f)の処理動作を実行するサブ制御装置とを備え、 d)図柄表示装置に複数の識別図柄を設定順序で変動表
示する e)複数の識別図柄を前記メイン制御装置の設定結果に
応じた変動パターンで変動停止させる f)複数の識別図柄を前記メイン制御装置の設定結果に
応じた組合せで静止表示し、大当り〜完全外れの抽選結
果を報知する 前記メイン制御装置は、複数の変動パターンが記録され
た記録手段と、パチンコ球が始動口に入賞することに基
づいてカウンタを加算し大当りの抽選結果が報知される
ことに基づいてカウンタを減算する計測手段と、変動パ
ターンを複数の中から選択する変動パターン選択手段
と、前記計測手段の計測結果が設定値以上で且つ大当り
の抽選結果が外れリーチであることに基づいて前記変動
パターン選択手段の選択結果を完全外れ用の変動パター
ンに変更する変動パターン変更手段とを有し、前記サブ
制御装置は、複数の識別図柄を変動停止させる映像パタ
ーンが複数記録された記録手段と、前記メイン制御装置
からの変動パターンに応じた映像パターンを選択する映
像パターン選択手段と、複数の識別図柄を前記映像パタ
ーン選択手段の選択結果に応じた映像パターンで変動停
止させる表示制御手段とを有しているところに特徴を有
する。上記手段によれば、外れリーチの抽選時には計測
手段の計測結果が設定値と比較され、計測結果が設定値
以上であるときには変動パターンの変更処理が確定的ま
たは非確定的に行われる。この変更処理時には変動パタ
ーンが完全外れ用のものに更新され、最終の識別図柄の
変動停止タイミングが当初の外れリーチ用の変動パター
ンに比べて早まる。このため、パチンコ球が始動口に入
賞したにも拘らず無効化されることが少なくなるので、
大当りの獲得に対するマイナス要因が低減される。しか
も、外れリーチの抽選結果はそのままで図柄の変動時間
だけが短縮されるので、遊技の公平性が損なわれること
もない。
【0005】請求項3記載の遊技機は、計測手段の計測
結果および大当りの抽選結果の両条件に加えて大当りの
信頼度が最低の変動パターンが選択されていることに基
づいて変動パターン変更手段が変動パターンを完全外れ
用に変更するところに特徴を有する。上記手段によれ
ば、大当りの信頼度が最低の外れリーチ用の変動パター
ンが完全外れ用の変動パターンに変更される。このた
め、大当りの信頼度が最低のリーチアクションを見るこ
とに費やす時間が短くなるので、遊技のおもしろさを損
なうことなく図柄変動時間を短縮できる。
【0006】請求項4記載の遊技機は、計測手段の計測
結果および大当りの抽選結果の両条件に加えて判定用カ
ウンタ値の取得結果が設定範囲内であることに基づいて
変動パターン変更手段が変動パターンを完全外れ用に変
更するところに特徴を有している。上記手段によれば、
変動パターンの変更処理が判定用カウンタの計測値に応
じて無作為に行われる。このため、最終の識別図柄が早
く変動停止する画面および遅く変動停止する画面がラン
ダムに出現するようになるので、画面に変化ができ、遊
技のおもしろさが高まる。
【0007】請求項5記載の遊技機は、特典の獲得の有
無を判定する判定手段を備え、特典の非獲得状態では計
測手段の計測結果および大当りの抽選結果の両条件に加
えて判定用カウンタ値の取得結果が設定範囲内であるこ
とに基づいて変動パターン変更手段が変動パターンを完
全外れ用に変更し、特典の獲得状態では計測手段の計測
結果および大当りの抽選結果に基づいて変動パターン変
更手段が変動パターンを完全外れ用に変更するところに
特徴を有している。上記手段によれば、特典の獲得状態
では変動パターンの変更処理が判定用カウンタ値の取得
結果に拘らず行われる。このため、特典の獲得状態で図
柄変動時間が短縮される頻度が高まり、パチンコ球が始
動口に入賞したにも拘らず無効化される頻度が一層少な
くなるので、大当りの獲得に対するマイナス要因が一層
低減される。
【0008】請求項6記載の遊技機は、特典の獲得の有
無を判定する判定手段を備え、変動パターン変更手段が
特典の非獲得状態では計測手段の計測結果を第1の設定
値と比較し、特典の獲得状態では第1の設定値より小さ
な第2の設定値と比較するところに特徴を有している。
上記手段によれば、特典の獲得状態では非獲得時に比べ
て小さな判定基準で変動パターンの変更処理が行われ
る。このため、特典の獲得状態で図柄変動時間が短縮さ
れる頻度が高まり、パチンコ球が始動口に入賞したにも
拘らず無効化される頻度が一層少なくなるので、大当り
の獲得に対するマイナス要因が一層低減される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。パチンコホールの台島には、図25
に示すように、外枠1が設置されている。この外枠1は
前後面が開口する四角筒状をなすものであり、外枠1の
前面には、図24の(a)および(b)に示すように、
前面扉2が左側辺部の垂直な軸(図示せず)を中心に回
動可能に装着されている。また、前面扉2の前面には、
図24の(a)に示すように、横長な長方形状の皿板3
が左側辺部の垂直な軸(図示せず)を中心に回動可能に
装着されている。この皿板3の前面には上皿4が固定さ
れており、上皿4内にはパチンコ球P(図22参照)が
貯溜されている。
【0010】前面扉2の前面には、図24の(a)に示
すように、右下部に位置して発射ハンドル5が回動可能
に装着されており、発射ハンドル5の後方には、図25
に示すように、発射モータ6が装着されている。この発
射モータ6の回転軸には、図24の(a)に示すよう
に、打球機構(図示せず)を介して打球槌7が連結され
ており、発射ハンドル5が図24の(a)の時計回り方
向へ回動操作されたときには発射モータ6に電源が与え
られ、打球槌7が上皿4内のパチンコ球Pを上皿4内か
ら弾き出す。
【0011】前面扉2の前面には矩形状の窓枠8が左側
辺部の垂直な軸(図示せず)を中心に回動可能に装着さ
れており、窓枠8の内周面には透明なガラス窓9が保持
されている。また、前面扉2の後面には額縁状の機構盤
(図示せず)が固定されている。この機構盤には、図2
3に示すように、遊技盤10が保持されており、遊技盤
10は窓枠8のガラス窓9により前方から覆われてい
る。
【0012】前面扉2の前面には、図24の(a)に示
すように、右側部に位置して枠鍵11が装着されてお
り、枠鍵11は前面扉2を外枠1に密着した閉鎖状態に
ロックし、窓枠8を前面扉2の内周面に嵌合した閉鎖状
態にロックしている。また、遊技盤10の前面には、図
23に示すように、外レール12および内レール13が
固定されており、打球槌7が弾いたパチンコ球Pは外レ
ール12および内レール13間を通して遊技盤10内の
上部に放出される。また、遊技盤10の前面には複数の
障害釘14が打込まれており、遊技盤10内の上部に放
出されたパチンコ球Pは障害釘14に当りながら落下す
る。
【0013】遊技盤10の前面には表示台板15が固定
されており、表示台板15にはカラー液晶表示器からな
る図柄表示装置16が保持されている。この図柄表示装
置16には変動領域HEが横3列に設けられており、各
変動領域HE内には、「1」〜「12」の数字図柄ZS
(図2参照)が設定順序で変動表示される。また、表示
台板15の上端部には、図23に示すように、4個の保
留球ランプ81が横一列に固定されている。これら各保
留球ランプ81は図柄の変動状態または仮停止状態で特
別図柄始動口17内にパチンコ球Pが入賞することに基
づいて左から順に1個ずつ点灯するものであり、図柄の
変動が保留されているデータ数(保留球数)を表示する
機能を有している。尚、数字図柄ZSは識別図柄に相当
するものである。
【0014】遊技盤10には、図23に示すように、図
柄表示装置16の下方に位置して入賞口に相当する特別
図柄始動口17が固定されている。この特別図柄始動口
17は上面が開口するポケット状をなすものであり、特
別図柄始動口17内には入賞口センサに相当する始動口
センサ18(図18参照)が固定されている。この始動
口センサ18は近接スイッチからなるものであり、特別
図柄始動口17内にパチンコ球Pが入賞したことを検出
して特別図柄始動信号(特図柄始動信号,始動信号)を
出力する。
【0015】遊技盤10の後面には、図25に示すよう
に、正方形状のセンタカバー19が固定されており、セ
ンタカバー19の後面にはメイン基板ボックス20が固
定されている。このメイン基板ボックス20内にはメイ
ン基板21が収納されており、メイン基板21にはマイ
クロコンピュータを主体に構成されたメイン制御装置2
2が搭載されている。このメイン制御装置22は、図1
8に示すように、CPU23,ROM24,RAM2
5,I/O26を有するワンチップ型のものであり、始
動口センサ18はI/O26を介してCPU23に電気
的に接続されている。尚、メイン制御装置22は大当り
抽選手段に相当するものである。また、メイン制御装置
22のCPU23は計測手段,変動パターン選択手段,
変動パターン変更手段,判定手段に相当し、ROM24
およびRAM25は記録手段およびバックアップ手段に
相当する。
【0016】メイン制御装置22のCPU23にはI/
O26を介してランプ駆動回路82が電気的に接続され
ている。このランプ駆動回路82には4個の保留球ラン
プ81が電気的に接続されており、CPU23はランプ
駆動回路82を通して4個の保留球ランプ81を点灯制
御する。尚、4個の保留球ランプ81には図23の左か
ら順にランプ番号A,B,C,Dが割付けられている。
【0017】表示台板15の後面には、図25に示すよ
うに、図柄基板27が固定されている。この図柄基板2
7はセンタカバー19により後方から覆われたものであ
り、図柄基板27にはマイクロコンピュータを主体に構
成された図柄制御装置28が搭載されている。この図柄
制御装置28は、図19に示すように、CPU29,R
OM30,RAM31,I/O32を有するワンチップ
型のものものであり、図柄制御装置28のCPU29に
はI/O32を介してLCD駆動回路33が電気的に接
続されている。このLCD駆動回路33には図柄表示装
置16が電気的に接続されており、CPU29はLCD
駆動回路33を介して図柄表示装置16の表示内容を制
御する。
【0018】図柄制御装置28のCPU29にはI/O
32を介してメイン制御装置22のI/O26が電気的
に接続されており、メイン制御装置22のCPU23は
図柄制御装置28のCPU29に各種の表示指令を出力
することに基づいて図柄表示装置16の表示内容を指令
する。尚、図柄制御装置28はサブ制御装置に相当す
る。また、図柄制御装置28のCPU29は映像パター
ン選択手段,表示制御手段に相当し、図柄制御装置28
のROM30は記録手段に相当する。
【0019】遊技盤10の前面には、図23に示すよう
に、特別図柄始動口17の下方に位置して入賞口台板3
4が固定されており、入賞口台板34には前面が開口す
る四角筒状の大入賞口35が形成されている。また、入
賞口台板34には扉36が軸37を中心に回動可能に装
着されている。この扉36は大入賞口ソレノイド38
(図18参照)のプランジャにクランク機構(図示せ
ず)を介して連結されており、大入賞口ソレノイド38
の断電時には、図23に示すように、扉36が垂直状態
に回動することに基づいて大入賞口35の前面を閉鎖
し、大入賞口ソレノイド38の通電時には扉36が前方
に倒れた水平状態に回動することに基づいて大入賞口3
5の前面を開放する。
【0020】大入賞口35内の入口には大入賞口センサ
39(図18参照)が固定されており、大入賞口センサ
39は、図18に示すように、メイン制御装置22のC
PU23にI/O26を介して電気的に接続されてい
る。この大入賞口センサ39は近接スイッチからなるも
のであり、大入賞口35内にパチンコ球Pが入賞したこ
とを検出してCPU23に入賞信号を出力する。
【0021】大入賞口35内の奥部には、図23に示す
ように、左側部および右側部に位置してトンネル状の外
れ口40および当り口41が形成されており、大入賞口
35内に入賞したパチンコ球Pは外れ口40および当り
口41のいずれかに振分けられる。また、当り口41内
にはVセンサ42(図18参照)が固定されている。こ
のVセンサ42は当り口41内にパチンコ球Pが入賞し
たことを検出してV信号を出力する近接スイッチからな
るものであり、図18に示すように、メイン制御装置2
2のI/O26を介してCPU23に電気的に接続され
ている。
【0022】メイン制御装置22のCPU23にはI/
O26を介してソレノイド駆動回路43が電気的に接続
されている。このソレノイド駆動回路43には大入賞口
ソレノイド38が電気的に接続されており、メイン制御
装置22のCPU23はソレノイド駆動回路43を介し
て大入賞口ソレノイド38を駆動制御することに基づい
て大入賞口35を開閉する。
【0023】前面扉2の後面には、図25に示すよう
に、メインセット44が固定されている。このメインセ
ット44はセンタカバー19を囲う矩形枠状をなすもの
であり、メインセット44の後面には上端部に位置して
球タンク45が固定されている。この球タンク45は上
面が開口する容器状をなすものであり、球タンク45内
にはパチンコ球Pが貯溜されている。また、メインセッ
ト44の後面にはタンクレール46が固定されている。
このタンクレール46は傾斜樋状をなすものであり、タ
ンクレール46の右端部は球タンク45内に接続されて
いる。
【0024】メインセット44の左側部には賞球払出装
置47が装着されている。この賞球払出装置47はパチ
ンコ球Pが特別図柄始動口17内および大入賞口35内
に入賞することに基づいて上皿4内にパチンコ球Pを賞
球として払出すものであり、次のように構成されてい
る。
【0025】<賞球払出装置47について>メインセッ
ト44には、図22に示すように、払出ケース48が固
定されており、払出ケース48内には球通路49が形成
されている。この球通路49の上端部はタンクレール4
6の出口に接続されており、球通路49内には球タンク
45内からタンクレール46内を通してパチンコ球Pが
一列に充填されている。この球通路49の上下方向中間
部にはスプロケット50が軸51を中心に回動可能に装
着されており、スプロケット50の外周部には凹状をな
す複数の球受け部52が形成されている。
【0026】払出ケース48内にはステッピングモータ
からなる払出モータ53(図20参照)が固定されてい
る。この払出モータ53の回転軸には、図22に示すよ
うに、スプロケット50の軸51が連結されており、払
出モータ53の停止時には、図22に実線で示すよう
に、パチンコ球Pがスプロケット50の1個の球受け部
52内に保持されている。この状態で払出モータ53の
回転軸が単位量だけ回転すると、図22に二点鎖線で示
すように、スプロケット50が矢印A方向へ回動するこ
とに基づいて1個の球受け部52内から1個のパチンコ
球Pが排出され、球通路49の下端部を通して払出ケー
ス48の下方へ放出される。
【0027】払出ケース48内には球通路49内の下端
部に位置して賞球センサ54が固定されている。この賞
球センサ54は近接スイッチからなるものであり、球通
路49内を落下するパチンコ球Pを検出することに基づ
いて賞球信号を出力する。賞球払出装置47は以上のよ
うに構成されている。
【0028】メインセット44には、図25に示すよう
に、下皿通路55が設けられている。この下皿通路55
の上端部は賞球払出装置47の球通路49に接続されて
おり、球通路49内から放出されるパチンコ球Pは下皿
通路55内を落下する。また、下皿通路55の途中部分
には上皿通路56が設けられている。この上皿通路56
は上皿4に接続されており、賞球払出装置47から放出
されるパチンコ球Pは下皿通路55内から上皿通路56
内に転がり込み、上皿通路56内を通して上皿4内に払
出される。
【0029】前面扉2には、図24の(a)に示すよう
に、上皿4の下方に位置して下皿57が固定されてい
る。この下皿57は下皿通路55の下端部に接続された
ものであり、パチンコ球Pが上皿4内から溢れて上皿通
路56内に充満した状態では下皿通路55を通して下皿
57内に払出される。
【0030】メインセット44の後面には賞球払出装置
47の前方に位置して貸球払出装置(図示せず)が固定
されている。この貸球払出装置は賞球払出装置47と同
一の払出ケース48内にスプロケット50および払出ソ
レノイド58(図20参照)を収納してなるものであ
り、貸球払出装置の払出ケース48の球通路49内には
球タンク45内からタンクレール46内を通してパチン
コ球Pが一列に充填され、貸球払出装置の球通路49は
下皿通路55に接続されている。
【0031】貸球払出装置の払出ソレノイド58は貸球
払出装置のスプロケット50に連結されており、払出ソ
レノイド58のプランジャが1回移動したときには貸球
払出装置のスプロケット50が単位量だけ回動し、貸球
払出装置の球通路49内から下皿通路55内および上皿
通路56内を通して上皿4内にパチンコ球Pが貸球とし
て払出される。
【0032】貸球払出装置の払出ケース48内には近接
スイッチからなる球貸センサ59(図20参照)が固定
されている。この球貸センサ59は、図22に示すよう
に、球通路49の下端部に配置されたものであり(賞球
センサ54と同部分に配置されたものであり)、貸球払
出装置の球通路49内を落下するパチンコ球Pを検出す
ることに基づいて球貸信号を出力する。
【0033】メインセット44の後面には、図25に示
すように、払出基板ボックス60が固定されている。こ
の払出基板ボックス60内には払出基板61が収納され
ており、払出基板61にはマイクロコンピュータを主体
に構成された払出制御装置62が搭載されている。この
払出制御装置62は、図20に示すように、CPU6
3,ROM64,RAM65,I/O66を有するワン
チップ型のものであり、払出制御装置62のCPU63
にはI/O66を介して賞球払出装置47の賞球センサ
54および貸球払出装置の球貸センサ59が電気的に接
続され、メイン制御装置22のCPU23には、図18
に示すように、I/O26を介して賞球払出装置47の
賞球センサ54が電気的に接続されている。
【0034】払出制御装置62のCPU63には、図2
0に示すように、I/O66を介してメイン制御装置2
2のI/O26が電気的に接続されており、メイン制御
装置22のCPU23は特別図柄始動口17内および大
入賞口35内にパチンコ球Pが入賞したことを検出する
と、払出制御装置62のCPU63に賞球指令を出力す
る。
【0035】払出制御装置62のCPU63にはI/O
66を介してモータ駆動回路67およびソレノイド駆動
回路68が電気的に接続されている。これらモータ駆動
回路67およびソレノイド駆動回路68には払出モータ
53および払出ソレノイド58が電気的に接続されてお
り、払出制御装置62のCPU63はメイン制御装置2
2からの賞球指令を検出することに基づいて払出モータ
53を駆動制御し、上皿4内にパチンコ球Pを払出す。
【0036】払出制御装置62のCPU63にはI/O
66を介して貸出スイッチ69が電気的に接続されてい
る。この貸出スイッチ69は上皿4に装着されたもので
あり、貸出スイッチ69の操作時には貸出スイッチ69
から払出制御装置62のCPU63に貸出信号(オン信
号)が出力される。
【0037】メインセット44の後面には、図25に示
すように、電源基板70が固定されており、電源基板7
0には電源スイッチ80が搭載されている。この電源ス
イッチ80はオン状態およびオフ状態にロックされる自
己保持形のモーメンタリスイッチからなるものであり、
電源スイッチ80のオン状態ではパチンコホールの島設
備から電源基板70にAC24Vの主電源Vinが与えら
れる。
【0038】電源基板70には、図21に示すように、
電源回路71が搭載されており、電源回路71は島設備
からのAC24Vの主電源Vinに基づいてDC32Vの
駆動電源Vout1,DC12Vの駆動電源Vout2,DC5
Vの駆動電源Vout3を生成する。この電源基板70には
メイン基板21が電気的に接続されており、主電源Vin
の有効時には電源基板70からメイン基板21のソレノ
イド駆動回路43を通して大入賞口ソレノイド38にD
C32Vの駆動電源Vout1が印加され、始動口センサ1
8と大入賞口センサ39とVセンサ42にDC12Vの
駆動電源Vout2が印加され、メイン制御装置22にDC
5Vの駆動電源Vout3が印加される。
【0039】電源基板70には図柄基板27が電気的に
接続されており、主電源Vinの有効時には電源基板70
から図柄基板27のLCD駆動回路33を通して図柄表
示装置16にDC12Vの駆動電源Vout2が印加され、
図柄制御装置28にDC5Vの駆動電源Vout3が印加さ
れる。
【0040】電源基板70には払出基板61が電気的に
接続されており、主電源Vinの有効時には電源基板70
から払出基板61のモータ駆動回路67およびソレノイ
ド駆動回路68を通して払出モータ53および払出ソレ
ノイド58にDC32Vの駆動電源Vout1が印加され、
賞球センサ54と球貸センサ59と貸出スイッチ69に
DC12Vの駆動電源Vout2が印加され、払出制御装置
62にDC5Vの駆動電源Vout3が印加される。
【0041】電源基板70には停電検出回路72が搭載
されており、停電検出回路72は、図18および図20
に示すように、メイン制御装置22のI/O26および
払出制御装置62のI/O66を介してメイン制御装置
22のCPU23および払出制御装置62のCPU63
に電気的に接続されている。この停電検出回路72は主
電源Vinの電圧レベルを監視するものであり、主電源V
inの電圧レベルが停電レベルに降下したことを検出して
メイン制御装置22のCPU23および払出制御装置6
2のCPU63に停電信号を出力する。
【0042】電源基板70には、図21に示すように、
予備電源回路75が搭載されている。この予備電源回路
75はコンデンサを主体に構成されたものであり、主電
源Vinの電圧レベルが停電レベルに降下したときには予
備電源回路75からメイン制御装置22および払出制御
装置62にDC5Vの予備電源Vout3´ が設定時間だ
け供給される。
【0043】メイン基板21および払出基板61にはバ
ックアップ電源回路76が搭載されている。これら各バ
ックアップ電源回路76はリチウム電池を有するもので
あり、駆動電源Vout3または予備電源Vout3´ の有効
時にはメイン制御装置22のRAM25および払出制御
装置62のRAM65に駆動電源Vout3または予備電源
Vout3´ が印加され、駆動電源Vout3および予備電源
Vout3´ の遮断時にはメイン基板21のバックアップ
電源回路76および払出基板61のバックアップ電源回
路76からメイン制御装置22および払出制御装置62
にデータバックアップ用のバックアップ電源Vout4が供
給される。
【0044】電源基板70には、図25に示すように、
リセットスイッチ79が搭載されている。このリセット
スイッチ79は操作力が除去されることに基づいてオン
状態からオフ状態に自己復帰するプッシュスイッチから
なるものであり、片手で同時操作可能な程度に電源スイ
ッチ80に隣接配置されている。
【0045】リセットスイッチ79は、図18および図
20に示すように、メイン制御装置22のI/O26お
よび払出制御装置62のI/O66を介してメイン制御
装置22のCPU23および払出制御装置62のCPU
63に電気的に接続されており、リセットスイッチ79
の操作時にはリセットスイッチ79からメイン制御装置
22のCPU23および払出制御装置62のCPU63
にリセット信号が出力される。尚、リセットスイッチ7
9には電源基板70から駆動電源Vout2が供給されるも
のである。
【0046】次に上記構成の作用について説明する。
尚、下記動作はメイン制御装置22,図柄制御装置2
8,払出制御装置62がROM24,ROM30,RO
M64に予め記録された制御プログラムに基づいて実行
するものである。
【0047】<メイン制御装置22のメインルーチンに
ついて>メイン制御装置22のCPU23は電源が投入
されると、図5のステップS1へ移行し、リセットスイ
ッチ79からのリセット信号の有無を判断する。ここ
で、リセット信号が無いことを検出したときにはステッ
プS2の停電復旧処理へ移行し、リセット信号が有るこ
とを検出したときにはステップS3の初期化処理へ移行
する。従って、リセットスイッチ79および電源スイッ
チ80が同時操作されたときにはステップS3の初期化
処理が実行されることになる。
【0048】CPU23はステップS3の初期化処理へ
移行すると、大当りカウンタ値No,図柄カウンタ値N
z,変動パターンカウンタ値Nh,時短カウンタ値N
s,リーチカウンタ値Nr,保留球カウンタ値Nd,賞
球カウンタ値Ns,演出フラグFe,大当りフラグF
o,ラウンドカウンタ値NR,VフラグFv,開放時間
タイマTo,入賞カウンタ値Np,演出時間タイマT,
大当りの判定結果,図柄の設定結果,変動パターンの設
定結果,確率変動の獲得結果等の遊技データのバックア
ップ結果を「0」にリセットする。これら各遊技データ
の機能は以下の通りである。
【0049】(1)大当りカウンタ値No 大当りおよび外れを抽選する大当り抽選手段に相当する
ものであり、大当りカウンタ値Noが始動信号の検出時
に大当り値「7」である場合に大当りが判定される。 (2)図柄カウンタ値Nz 左列,中列,右列の数字図柄ZSを設定するための図柄
設定手段に相当するものであり、図柄カウンタ値Nzに
応じた数字図柄ZSの組合せを表引きすることに基づい
て3列の数字図柄ZSが設定される。
【0050】(3)リーチカウンタ値Nr 完全外れおよび外れリーチを抽選するためのリーチ抽選
手段に相当するものであり、リーチカウンタ値Nrが始
動信号の検出時にリーチ値「7」または「14」である
場合に外れリーチが判定される。 (4)変動パターンカウンタ値Nh リーチアクション等の演出パターンを抽選するための演
出パターン抽選手段に相当するものである。 (5)時短カウンタ値Nt 時間短縮用の変動パターンを取得するための変動パター
ン抽選手段に相当するものである。
【0051】(6)保留球カウンタ値Nd 特別図柄始動口17内に1個のパチンコ球Pが入賞する
ことに基づいて「1」だけ加算され、図柄表示装置16
に大当りの抽選結果が報知されることに基づいて「1」
だけ減算されるものである。この保留球カウンタNdの
加算値には上限値として「5」が設定されており、保留
球カウンタ値Ndが上限値に加算された状態でパチンコ
球Pが特別図柄始動口17内に入賞したときには保留球
カウンタ値Ndが加算されず、パチンコ球Pの入賞が大
当りの抽選の点で無効化される。 (7)賞球カウンタ値Ns パチンコ球Pの払出予定数を示すものである。
【0052】(8)ラウンドカウンタ値NR 大入賞口35の開放回数(ラウンド数)を計測するもの
である。 (9)入賞カウンタ値Np 大入賞口35に対するパチンコ球Pの入賞個数を計測す
るものである。 (10)開放時間タイマTo 大当り動作中の大入賞口35の開放時間を計測するもの
である。 (11)演出時間タイマT 図柄変動画面やリーチアクション等の演出パターンの表
示時間を計測するものである。
【0053】(12)演出フラグFe 図柄変動画面やリーチアクション画面の表示状態を示す
ものであり、図柄変動画面やリーチアクション画面が表
示中である場合に「1」にセットされる。 (13)大当りフラグFo 大当り動作の実行状態を示すものであり、大入賞口35
の開放状態で「1」にセットされる。 (14)VフラグFv 大入賞口35内の当り口41に対するパチンコ球Pの入
賞状態を示すものであり、大当り動作中にパチンコ球P
が当り口41内に入賞することに基づいて「1」にセッ
トされる。
【0054】CPU23は図5のステップS4へ移行す
ると、始動口センサ18からの始動信号の有無を判断す
る。ここで、始動信号を検出したときにはステップS5
へ移行し、賞球カウンタ値Nsに「5」を加算し(Ns
+5→Ns)、ステップS6で払出制御装置62のCP
U63に賞球指令および払出個数Nsを出力する。従っ
て、特別図柄始動口17内にパチンコ球Pが入賞したと
きには5個のパチンコ球Pの払出指令が出力されること
になる。
【0055】CPU23はステップS7へ移行すると、
大入賞口センサ39からの入賞信号の有無を判断する。
ここで、入賞信号を検出したときにはステップS8で賞
球カウンタ値Nsに「15」を加算し(Ns+15→N
s)、ステップS9で払出制御装置62のCPU63に
賞球指令および払出個数Nsを出力する。従って、大入
賞口35内にパチンコ球Pが入賞したときには15個の
パチンコ球Pの払出指令が出力されることになる。
【0056】CPU23はステップS10へ移行する
と、賞球センサ54からの賞球信号の有無を判断する。
この賞球センサ54は賞球払出装置47から1個のパチ
ンコ球Pが放出されたことを検出して賞球信号を出力す
るものであり、CPU23はステップS10で賞球信号
を検出すると、ステップS11で賞球カウンタ値Nsか
ら「1」を減算する(Ns−1→Ns)。
【0057】<メイン制御装置22のタイマ割込ルーチ
ンについて>図6のタイマ割込ルーチンは設定時間(4
msec)が経過する毎に起動するものであり、メイン
制御装置22のCPU23は割込ルーチンを起動する
と、ステップS21で始動口センサ18からの始動信号
の有無を判断する。ここで、始動信号を検出したときに
はステップS22のデータ取得処理へ移行し、図8の
(a)のステップS41で大当りカウンタNo,図柄カ
ウンタNz,リーチカウンタNr,変動パターンカウン
タNh,時短カウンタNtの計測値を取得する。これら
大当りカウンタNo〜時短カウンタNtはCPU23が
図6のステップS31のカウンタ加算処理で加算する判
定用カウンタ値に相当するものであり、CPU23は大
当りカウンタ値No〜時短カウンタ値Ntを取得する
と、図8の(a)のステップS42へ移行する。
【0058】CPU23はステップS42へ移行する
と、RAM25のカウンタデータエリアを参照する。こ
のカウンタデータエリアは、図8の(b)に示すよう
に、表示データ記録部および保留球データ記録部〜
を有するものであり、カウンタデータエリアには、矢印
で示すように、表示データ記録部,保留球データ記録部
,保留球データ記録部,保留球データ記録部,保
留球データ記録部の順に記録順序が設定されている。
【0059】CPU23は図8の(a)のステップS4
2へ移行すると、保留球カウンタNdの計測値をROM
24に予め記録された最大値「5」と比較する。この保
留球カウンタNdは表示データ記録部および保留球デー
タ記録部〜のいずれにカウンタデータが記録されて
いるかを示すポインタとして機能するものであり、CP
U23は「Nd=5」を検出したときには表示データ記
録部および保留球データ記録部〜の全てにカウンタ
データが記録されていると判断し、データ取得処理を終
える(パチンコ球Pの入賞信号の無効化)。
【0060】CPU23はステップS42で「Nd<
5」を検出すると、表示データ記録部および保留球デー
タ記録部〜に空欄があると判断する。そして、ステ
ップS43へ移行し、下記に示すように、表示データ記
録部および保留球データ記録部〜のうち記録順序に
応じた先頭の空欄に大当りカウンタ値No〜時短カウン
タ値Ntを記録する。 Nd=0のとき 表示データ記録部および保留球データ記録部〜の全
てが空欄であると判断し、先頭の表示データ記録部にカ
ウンタデータを記録する。
【0061】Nd=1のとき 表示データ記録部にカウンタデータが記録され、保留球
データ記録部〜が空欄であると判断する。そして、
先頭の保留球データ記録部にカウンタデータを記録す
る。 Nd=2のとき 表示データ記録部および保留球データ記録部にカウン
タデータが記録され、保留球データ記録部〜が空欄
であると判断する。そして、先頭の保留球データ記録部
にカウンタデータを記録する。
【0062】Nd=3のとき 表示データ記録部および保留球データ記録部〜にカ
ウンタデータが記録され、保留球データ記録部〜が
空欄であると判断する。そして、先頭の保留球データ記
録部にカウンタデータを記録する。 Nd=4のとき 表示データ記録部および保留球データ記録部〜にカ
ウンタデータが記録され、保留球データ記録部が空欄
であると判断する。そして、先頭の保留球データ記録部
にカウンタデータを記録する。
【0063】CPU23はステップS44へ移行する
と、保留球カウンタ値Ndに「1」を加算し(Nd+1
→Nd)、RAM25のカウンタデータエリアに対する
カウンタデータの記録状況を更新する。そして、ステッ
プS45で「Nd≧2」を検出すると、少なくとも表示
データ記録部および保留球データ記録部にカウンタデ
ータが記録されていると判断し、ステップS46へ移行
する。
【0064】メイン制御装置22のROM24には、図
8の(c)に示すように、保留球テーブルが記録されて
いる。この保留球テーブルは保留球カウンタ値Ndと保
留球ランプ81のランプ番号A〜Dとの対応関係を示す
ものであり、CPU23は図8の(a)のステップS4
6へ移行すると、図8の(c)の保留球テーブルから保
留球カウンタ値Ndに応じたランプ番号を検出し、ラン
プ番号に応じた保留球ランプ81を点灯する。
【0065】従って、表示データ記録部にカウンタデー
タが記録されている状態(図柄の変動状態および仮停止
状態)で特別図柄始動口17内にパチンコ球Pが入賞し
たときには保留球データ記録部〜に当該順序でカウ
ンタデータが記録され、4個の保留球ランプ81が図2
3の左から順に点灯する。
【0066】CPU23は図6のステップS23へ移行
すると、演出フラグFeの状態を判断する。この演出フ
ラグFeは、上述したように、図柄表示装置16に図柄
変動画面やリーチアクション等の演出パターンが表示中
であるか否を示すものであり、CPU23は「Fe=
0」を検出したときには演出パターンが表示されていな
いと判断してステップS24へ移行する。また、「Fe
=1」を検出したときには演出パターンが表示されてい
ると判断してステップS27の演出処理へ移行し、演出
処理を優先的に行う。
【0067】CPU23はステップS24へ移行する
と、大当りフラグFoの状態を判断する。この大当りフ
ラグFoは、上述したように、大入賞口35が開放中で
あるか否かを示すものであり、CPU23は「Fo=
0」を検出したときには大入賞口35が開放されていな
いと判断してステップS25へ移行する。また、「Fo
=1」を検出したときには大入賞口35が開放されてい
ると判断してステップS31の大当り処理へ移行し、大
当り処理を優先的に行う。
【0068】CPU23はステップS25へ移行する
と、RAM25のカウンタデータエリアにカウンタデー
タが記録されているか否かを判断する。ここで「YE
S」と判断したときにはステップS26の大当り判定処
理へ移行し、図9の(a)のステップS51でカウンタ
データエリアの表示データ記録部から大当りカウンタ値
No,図柄カウンタ値Nz,リーチカウンタ値Nr,変
動パターンカウンタ値Nh,時短カウンタ値Ntを検出
する。
【0069】CPU23はステップS52へ移行する
と、表示データ記録部の大当りカウンタ値Noを大当り
値「7」と比較する。この大当り値「7」はメイン制御
装置22のROM24に予め記録されたものであり、C
PU23は両者が同一であることを検出したときにはス
テップS53で大当りと判定し、両者が相違しているこ
とを検出したときにはステップS54へ移行する。
【0070】CPU23はステップS54へ移行する
と、表示データ記録部のリーチカウンタ値Nrをリーチ
値「7」および「14」と比較する。これらリーチ値
「7」および「17」はメイン制御装置22のROM2
4に予め記録されたものであり、CPU23はリーチカ
ウンタ値Nrがリーチ値「7」または「14」と同一で
あることを検出したときにはステップS55で外れリー
チと判定し、リーチカウンタ値Nrがリーチ値「7」お
よび「14」と相違していることを検出したときにはス
テップS56で完全外れと判定する。
【0071】メイン制御装置22のROM24には大当
り用の図柄テーブルが記録されている。この図柄テーブ
ルは図柄カウンタ値Nzと大当り図柄との対応関係を示
すものであり、CPU23は大当りを判定したときには
ステップS57へ移行し、大当り用の図柄テーブルから
表示データ記録部の図柄カウンタ値Nzに応じた大当り
図柄を取得する。この大当り図柄は左列,中列,右列の
3個の数字図柄ZSの組合せを称するものであり、3個
の数字図柄ZSは「1」〜「12」のいずれかの同一値
に設定されている。
【0072】メイン制御装置22のROM24には外れ
リーチ用の図柄テーブルが記録されている。この図柄テ
ーブルは図柄カウンタ値Nzと外れリーチ図柄との対応
関係を示すものであり、CPU23は外れリーチを判定
したときにはステップS57へ移行し、外れリーチ用の
図柄テーブルから表示データ記録部の図柄カウンタ値N
zに応じた外れリーチ図柄を取得する。この外れリーチ
図柄は左列,中列,右列の3個の数字図柄ZSの組合せ
を称するものであり、外れリーチ図柄の左列および右列
は「1」〜「12」のいずれかの同一値に設定され、外
れリーチ図柄の中列は「1」〜「12」のうち左列およ
び右列と異なる値に設定されている。
【0073】メイン制御装置22のROM24には完全
外れ用の図柄テーブルが記録されている。この図柄テー
ブルは図柄カウンタ値Nzと外れ図柄との対応関係を示
すものであり、CPU23は完全外れを判定したときに
はステップS57へ移行し、完全外れ用の図柄テーブル
から表示データ記録部の図柄カウンタ値Nzに応じた外
れ図柄を取得する。この外れ図柄は左列,中列,右列の
3個の数字図柄ZSの組合せを称するものであり、外れ
図柄の左列および右列は「1」〜「12」のうちの異な
る値に設定されている。
【0074】CPU23はステップS58へ移行する
と、変動パターンPaを設定する。この変動パターンP
aは図柄表示装置16に表示する演出パターンを設定す
るためのものであり、以下、変動パターンPaの設定処
理について詳述する。図柄制御装置28のROM30に
は、図10の(b)〜(d)に示すように、外れリーチ
用の変動パターンテーブルと大当り用の変動パターンテ
ーブルと完全外れ用の変動パターンテーブルとが記録さ
れている。これら各変動パターンテーブルは変動パター
ンカウンタNhの計測値と変動パターンとの対応関係を
示すものであり、CPU23は図10の(a)のステッ
プS211へ移行すると、先の大当り判定結果が完全外
れであるかを判断する。ここで完全外れを検出すると、
ステップS220へ移行し、図10の(d)の完全外れ
用の変動パターンテーブルから変動パターンカウンタ値
Nhに基づいて変動パターンPaを「3」に設定する。
尚、変動パターン「3」は完全外れ用の変動パターンに
相当する。
【0075】CPU29は図10の(a)のステップS
211で外れリーチを検出したときにはステップS21
2で図10の(b)の外れ用の変動パターンテーブルか
ら変動パターンカウンタ値Nhに応じた変動パターンを
設定する。また、図10の(a)のステップS211で
大当りを検出したときにはステップS212で図10の
(c)の大当り用の変動パターンテーブルから変動パタ
ーンカウンタ値Nhに応じた変動パターンを設定する。
【0076】CPU23は図10の(a)のステップS
213へ移行すると、大当りの判定結果が外れリーチで
あるか否かを判断する。ここで外れリーチを検出したと
きにはステップS214へ移行し、変動パターンPaの
設定結果を「0」と比較する。この変動パターン「0」
は、後述するように、演出パターンとしてノーマルリー
チを設定するためのものであり、CPU23は変動パタ
ーンPaが「0」であることを検出したときにはステッ
プS215へ移行する。
【0077】CPU23はステップS215へ移行する
と、確率変動の設定の有無を判断する。この確率変動
は、後述するように、大当りが奇数図柄で発生すること
に基づいて次の大当りが発生するまで設定されるもので
あり、次の大当りが偶数図柄で発生したときには確率変
動が解除され、次の大当りが奇数図柄で発生したときに
は確率変動が継続される。
【0078】CPU23はステップS215で確率変動
が設定されていることを検出したときにはステップS2
17へ移行し、保留球数を「2〜4」と比較する。この
保留球数は保留球カウンタ値Ndに基づいて判断される
ものであり、CPU23は「3≦Nd≦5」を検出した
ときには保留球数が「2〜4」であると判断し、ステッ
プS219で変動パターンPaの設定結果「0」から
「3」に変更する。
【0079】変動パターン「3」は、後述するように、
完全外れの判定時に一義的に選択される完全外れ用のも
のであり、確率変動状態で外れノーマルリーチが設定さ
れたときには保留球数が「2〜4」である場合に変動パ
ターンPaが「0」から「3」に変更され、保留球数が
「0〜1」である場合には変動パターンPaが「0」の
ままに保持される。尚、保留球数とは数字図柄ZSの変
動状態および仮停止状態でパチンコ球Pが特別図柄始動
口17内に入賞することに基づいて加算される見掛け上
の残り抽選回数であり、保留球ランプ81の点灯個数に
よって遊技者に報知される。
【0080】CPU23はステップS215で確率変動
の非設定を検出すると、ステップS216へ移行し、保
留球数を最大の「4」と比較する。この保留球数は保留
球カウンタ値Ndに基づいて判断されるものであり、C
PU23は「Nd=5」を検出したときには保留球数が
最大の「4」であると判断し、ステップS216からS
218へ移行する。
【0081】CPU23はステップS218へ移行する
と、時短カウンタNdの計測値をROM24に予め記録
された設定範囲「0〜35」と比較する。この時短カウ
ンタNdは、後述するように、「0」から「46」に加
算された後に「0」に戻って加算されるものであり、C
PU23は「0≦Nd≦35」を検出したときにはステ
ップS219へ移行し、変動パターンPaの設定結果を
「0」から「3」に変更する。
【0082】従って、非確率変動状態で外れノーマルリ
ーチが設定されたときには保留球数が最大の「4」で且
つ時短カウンタ値Ndが「0〜35」である場合に変動
パターンPaが「0」から「3」に変更される。また、
保留球数が最大の「4」で且つ時短カウンタ値Ndが
「36〜46」である場合には変動パターンPaが
「0」に保持され、保留球数「0〜3」である場合には
時短カウンタ値Ndに拘らず変動パターンPaが「0」
に保持される。
【0083】CPU23は図9の(a)のステップS5
9へ移行すると、図柄制御装置28のCPU29に演出
情報を出力する。この演出情報は図柄制御装置28のC
PU29が図柄表示装置16に演出パターンを表示する
のに必要な情報を称するものであり、大当りの判定結果
と図柄の設定結果と変動パターンPaの設定結果とを主
体に構成されている。
【0084】CPU23はステップS60へ移行する
と、演出時間Teを設定する。この演出時間Teは図柄
制御装置28のCPU29が図柄表示装置16に演出パ
ターンを表示するために必要な時間T3に設定時間αを
加算したものであり、CPU23がステップS58の変
動パターンPaの設定結果に基づいて設定するものであ
る。
【0085】CPU23はステップS61へ移行する
と、図柄制御装置28のCPU29に図柄変動指令を出
力し、ステップS62で演出時間タイマTをスタートさ
せる。この演出時間タイマTは、上述したように、演出
パターンの表示時間を計測するものであり、CPU23
は演出時間タイマTをスタートさせると、ステップS6
3で演出フラグFeに「1」をセットする(1→F
e)。この演出フラグFeは、上述したように、図柄変
動画面やリーチアクション画面等の演出パターンの表示
状態を示すものであり、CPU23は演出フラグFeに
「1」をセットすることに基づいて演出パターンの表示
開始を記録する。
【0086】CPU23は図6のステップS27の演出
処理へ移行すると、図9の(b)のステップS71で演
出時間タイマTを設定値Maxと比較する。この設定値
MaxはCPU23が図9の(a)のステップS60で
変動パターンPaに基づいて設定した演出時間Teを称
するものであり、CPU23は「T≧Max」を検出し
たときには演出パターンの表示終了を判断し、図9の
(b)のステップS72で演出時間タイマTを停止させ
る。そして、ステップS73で演出フラグFeに「0」
をセットし(0→Fe)、ステップS74で図柄制御装
置28のCPU29に図柄確定指令を出力する。
【0087】CPU23はステップS75へ移行する
と、表示データ記録部のカウンタデータを消去し、保留
データ記録部〜にカウンタデータが記録されている
ときにはカウンタデータを図8の(b)の上段に移動す
る。そして、図9の(b)のステップS76へ移行し、
保留球カウンタ値Ndから「1」を減算する(Nd−1
→Nd)。
【0088】CPU23はステップS77へ移行する
と、図8の(c)の保留球テーブルから新たな保留球カ
ウンタ値Ndに応じたランプ番号を検出し、ランプ番号
に応じた保留球ランプ81を点灯する。従って、図柄確
定指令が出力されたときには保留球カウンタ値Ndが減
算され、カウンタデータエリアから先頭の表示データ記
録部のカウンタデータが消去され、点灯状態にある保留
球ランプ81のうち図23の最も右側に位置するものが
消灯する。
【0089】CPU23は図6のステップS28へ移行
すると、RAM25に大当りの判定結果として大当りが
記録されているか否かを判断する。ここで「YES」と
判断したときにはステップS29へ移行し、図柄制御装
置28のCPU29に大当り情報を出力する。そして、
ステップS30の大当り処理へ移行し、図11のステッ
プS81で大当りフラグFoの状態を判断する。この大
当りフラグFoは、上述したように、大入賞口35の開
放中に「1」にセットされるものであり、CPU23は
「Fo=0」を検出したときにはステップS82へ移行
する。
【0090】CPU23はステップS82へ移行する
と、ラウンドカウンタ値NRに「0」をセットする(0
→NR)。このラウンドカウンタ値NRは、上述したよ
うに、大入賞口35の開放回数を計測するものであり、
CPU23はラウンドカウンタ値NRを「0」にリセッ
トすると、ステップS83で入賞カウンタ値Npを
「0」にリセットする(0→Np)。この入賞カウンタ
値Npは、上述したように、大入賞口35に対するパチ
ンコ球Pの入賞個数を計測するものであり、CPU23
がステップS90で大入賞口センサ39からの入賞信号
を検出することに基づいてステップS91で加算するも
のである(Np+1→Np)。
【0091】CPU23はステップS84へ移行する
と、VフラグFvを「0」にリセットする(0→F
v)。このVフラグFvは、上述したように、パチンコ
球Pが大入賞口35の当り口41内に入賞したか否かを
示すものであり、CPU23がステップS92でVセン
サ42からのV信号を検出することに基づいてステップ
S93でセットするものである(1→Fv)。
【0092】CPU23はステップS85へ移行する
と、開放時間タイマToを「0」にリセットする(0→
To)。この開放時間タイマToは、上述したように、
大入賞口35の開放時間を計測するものであり、CPU
23は開放時間タイマToをリセットすると、ステップ
S86で大入賞口ソレノイド38を駆動することに基づ
いて大入賞口35を開放する。
【0093】CPU23はステップS87へ移行する
と、図柄制御装置28のCPU29にラウンド画面の表
示指令を出力する。このラウンド画面は大当りの雰囲気
を盛上げる演出画面を称するものであり、CPU23は
ラウンド画面の表示指令を出力すると、ステップS88
で開放時間タイマToをスタートさせる。そして、ステ
ップS89で大当りフラグFoに「1」をセットし(1
→Fo)、大入賞口35の開放を記録する。
【0094】CPU23はステップS90へ移行する
と、大入賞口センサ39からの入賞信号の有無を判断す
る。ここで、入賞信号を検出したときにはステップS9
1で入賞カウンタ値Npに「1」を加算する。CPU2
3はステップS92へ移行すると、Vセンサ42からの
V信号の有無を判断する。ここで、V信号を検出したと
きにはステップS93でVフラグFvに「1」をセット
する。
【0095】CPU23はステップS94へ移行する
と、入賞カウンタ値Npを上限値Max(10)と比較
する。この上限値Maxはメイン制御装置22のROM
24に予め記録されたものであり、CPU23は「Np
<Max」を検出したときにはステップS95で開放時
間タイマToを上限値Max(29.5秒)と比較す
る。この上限値Maxはメイン制御装置22のROM2
4に予め記録されたものであり、CPU23はステップ
S94で「Np≧Max」を検出したり、ステップS9
5で「To≧Max」を検出したときにはステップS9
6へ移行する。
【0096】CPU23はステップS96へ移行する
と、大入賞口ソレノイド38を断電することに基づいて
大入賞口35を閉鎖し、ステップS97で開放時間タイ
マToを停止する。そして、ステップS98で大当りフ
ラグFoに「0」をセットし、大入賞口35が閉鎖状態
にあることを記録する。
【0097】CPU23はステップS99へ移行する
と、ラウンドカウンタ値NRを上限値Max(14)と
比較する。この上限値Maxはメイン制御装置22のR
OM24に予め記録されたものであり、CPU23は
「NR<Max」を検出すると、ステップS100へ移
行する。
【0098】CPU23はステップS100へ移行する
と、VフラグFvの状態を判断する。ここで「Fv=
1」を検出したときにはステップS101でラウンドカ
ウンタ値NRに「1」を加算し(NR+1→NR)、ス
テップS83に復帰してステップS83〜S101を繰
返す。従って、大入賞口35内に上限個Maxのパチン
コ球Pが入賞する間に当り口41内にパチンコ球Pが入
賞したり、大入賞口35の開放時間Toが上限値Max
に達する間に当り口41内にパチンコ球Pが入賞したと
きにはVフラグFvに「1」がセットされ、大入賞口3
5の開放動作が再開される。
【0099】CPU23はステップS99で「NR≧M
ax」を検出したり、ステップS100で「Fv=0」
を検出すると、ステップS102で図柄制御装置28の
CPU29に終了画面の表示指令を出力する。この終了
画面は遊技者に大当り終了を知らせる画面を称するもの
であり、大入賞口35内に上限個Maxのパチンコ球P
が入賞する間に当り口41内にパチンコ球Pが入賞しな
かったり、大入賞口35の開放時間Toが上限値Max
に達する間に当り口41内にパチンコ球Pが入賞しなか
ったり、大入賞口35の開放回数NRが上限値Maxに
達したときには終了画面が表示され、遊技者に大当り終
了が報知される。
【0100】CPU23はステップS103へ移行する
と、大当りに付随する特典に相当する確率変動の獲得の
有無を判断する。この確率変動は、上述したように、大
当り図柄の種類に基づいて判断されるものであり、CP
U23は大当り図柄が奇数であることを検出したときに
は確率変動の獲得を判断し、ステップS104で大当り
値に「7」,「57」,「107」,「157」,「2
07」,「257」を投入することに基づいて大当り確
率を高値「6/317」にセットする。また、大当り図
柄が偶数であることを検出したときにはステップS10
5へ移行し、大当り値に「7」を投入することに基づい
て大当り確率を通常値「1/317」にセットする。
【0101】従って、奇数図柄で大当りが発生したとき
には次回の大当りが「6/317」の高確率で判定さ
れ、偶数図柄で大当りが発生したときには次回の大当り
が「1/317」の通常確率で判定される。尚、大当り
値「7」,「57」,「107」,「157」,「20
7」,「257」はメイン制御装置22のROM24に
予め記録されたものである。
【0102】CPU23は図6のステップS31のカウ
ンタ加算処理へ移行すると、図12のステップS111
で図柄カウンタ値Nzを一定の上限値Max(110)
と比較する。この上限値Maxはメイン制御装置22の
ROM24に予め記録されたものであり、CPU23は
「Nz=Max」を検出したときにはステップS112
で図柄カウンタ値Nzを「0」にリセットし(0→N
z)、「Nz<Max」を検出したときにはステップS
113で図柄カウンタ値Nzに「1」を加算する(Nz
+1→Nz)。
【0103】CPU23はステップS114へ移行する
と、変動パターンカウンタ値Nhを一定の上限値Max
(100)と比較する。この上限値Maxはメイン制御
装置22のROM24に予め記録されたものであり、C
PU23は「Nh=Max」を検出したときにはステッ
プS115で変動パターンカウンタ値Nhを「0」にリ
セットし(0→Nh)、「Nh<Max」を検出したと
きにはステップS116で変動パターンカウンタ値Nh
に「1」を加算する(Nh+1→Nh)。
【0104】CPU23はステップS117へ移行する
と、リーチカウンタ値Nrを一定の上限値Max(2
2)と比較する。この上限値Maxはメイン制御装置2
2のROM24に予め記録されたものであり、CPU2
3は「Nr=Max」を検出したときにはステップS1
18でリーチカウンタ値Nrを「0」にリセットし(0
→Nr)、「Nr<Max」を検出したときにはステッ
プS119でリーチカウンタ値Nrに「1」を加算する
(Nr+1→Nr)。
【0105】CPU23はステップS120へ移行する
と、時短カウンタ値Ntを一定の上限値Max(46)
と比較する。この上限値Maxはメイン制御装置22の
ROM24に予め記録されたものであり、CPU23は
「Nt=Max」を検出したときにはステップS121
で時短カウンタ値Ntを「0」にリセットし(0→N
t)、「Nt<Max」を検出したときにはステップS
122で時短カウンタ値Ntに「1」を加算する(Nt
+1→Nt)。
【0106】CPU23はステップS123へ移行する
と、大当りカウンタ値Noを一定の上限値Max(31
6)と比較する。この上限値Maxはメイン制御装置2
2のROM24に予め記録されたものであり、CPU2
3は「No=Max」を検出したときにはステップS1
24で大当りカウンタ値Noを「0」にリセットし(0
→No)、「No<Max」を検出したときにはステッ
プS125で大当りカウンタ値Noに「1」を加算する
(No+1→No)。従って、図柄カウンタ値Nz,変
動パターンカウンタ値Nh,リーチカウンタ値Nr,時
短カウンタ値Nt,大当りカウンタ値Noは図6の割込
ルーチンが起動する毎に「1」ずつ加算され、しかも、
「0」から上限値Maxに加算された後に「0」に戻っ
て加算される(リングカウンタ)。
【0107】遊技中に停電が発生したときには停電検出
回路72からメイン制御装置22のI/O26を通して
CPU23に停電信号が出力される。すると、CPU2
3は他の全ての処理に優先してバックアップ処理を開始
し、レジスタの内容や割込の状態やプログラムやアドレ
スやスタックポインタや遊技データ等の全てのデータを
RAM25のスタック領域に記録する。このバックアッ
プ処理は予備電源回路75の予備電源Vout3´ を動作
電源として行われるものであり、予備電源Vout3´ の
消滅後にはメイン基板21のバックアップ電源回路76
からメイン制御装置22にバックアップ電源Vout4が印
加され、遊技データを含む全てのデータがバックアップ
される。
【0108】CPU23は駆動電源Vout3が復旧する
と、図5のステップS1でリセットスイッチ79からの
リセット信号が無いことを検出し、ステップS2の停電
復旧処理へ移行する。ここで、RAM25から停電直前
のバックアップデータを読出し、バックアップデータに
基づいて制御プログラムを再開する。
【0109】<払出制御装置62の制御内容について>
払出制御装置62のCPU63は電源が投入されると、
図17のステップS191へ移行し、リセットスイッチ
79からのリセット信号の有無を判断する。ここで、リ
セット信号が無いことを検出したときにはステップS1
92の停電復旧処理へ移行する。また、リセット信号が
有ることを検出したときにはステップS193の初期化
処理へ移行し、賞球払出カウンタ値Ns´,貸球払出カ
ウンタ値Nk´等の全てのバックアップデータを「0」
にリセットする。従って、リセットスイッチ79および
電源スイッチ80が同時操作された場合にステップS1
93の初期化処理が実行されることになる。
【0110】CPU63はステップS194へ移行する
と、賞球指令および賞球カウンタ値Nsの有無を判断す
る。これら賞球指令および賞球カウンタ値Nsはメイン
制御装置22が図5のステップS4で始動信号を検出す
ることに基づいてステップS6で出力したり、ステップ
S7で入賞信号を検出することに基づいてステップS9
で出力するものであり、CPU63は賞球指令および賞
球カウンタ値Nsを検出すると、図17のステップS1
95で賞球カウンタ値Nsを賞球払出カウンタ値Ns´
に投入する(Ns→Ns´)。
【0111】CPU63はステップS196へ移行する
と、賞球払出カウンタ値Ns´を「0」と比較する。こ
こで「Ns´>0」を検出したときにはステップS19
7へ移行し、賞球払出装置47の払出モータ53を機械
角θ°だけ駆動する。この払出モータ53の駆動量θ°
は賞球払出装置47のスプロケット50から1個のパチ
ンコ球Pを放出するための駆動量であり、払出モータ5
3の正常駆動時にはスプロケット50から1個のパチン
コ球Pが放出される。
【0112】CPU63はステップS198へ移行する
と、賞球センサ54からの賞球信号の有無を判断する。
この賞球センサ54は賞球払出装置47のスプロケット
50から1個のパチンコ球Pが放出されることに基づい
て賞球信号を出力するものであり、CPU63はステッ
プS198で賞球信号を検出すると、ステップS199
で賞球払出カウンタ値Ns´から「1」を減算する(N
s´−1→Ns´)。従って、払出制御装置62および
メイン制御装置22が賞球払出情報として同一の賞球払
出カウンタ値Ns´および賞球カウンタ値Nsを管理す
ることになる。
【0113】CPU63はステップS200へ移行する
と、貸出スイッチ69からの貸出信号の有無を判断す
る。この貸出スイッチ69は遊技者がパチンコ球Pの貸
出を希望する場合に操作するものであり、CPU63は
ステップS200で貸出信号を検出すると、ステップS
201で貸球払出カウンタ値Nk´に「121」を加算
する(Nk´+121→Nk´)。
【0114】CPU63はステップS202へ移行する
と、貸球払出カウンタ値Nk´を「0」と比較する。こ
こで「Nk´>0」を検出したときにはステップS20
3へ移行し、貸球払出装置の払出ソレノイド58のプラ
ンジャを1回だけ往復動させる。この払出ソレノイド5
8の駆動量は貸球払出装置のスプロケット50から1個
のパチンコ球Pを放出するための駆動量であり、払出ソ
レノイド58が正常に駆動したときには貸球払出装置の
スプロケット50から1個のパチンコ球Pが放出され
る。
【0115】CPU63はステップS204へ移行する
と、球貸センサ59からの球貸信号の有無を判断する。
この球貸センサ59は貸球払出装置から1個のパチンコ
球Pが放出されたことを検出して球貸信号を出力するも
のであり、CPU63はステップS204で球貸信号を
検出すると、ステップS205で貸球払出カウンタ値N
k´から「1」を減算する(Nk´−1→Nk´)。
【0116】遊技中に停電が発生したときには停電検出
回路72から払出制御装置62のI/O66を通してC
PU63に停電信号が出力される。すると、CPU63
は他の全ての処理動作に優先してバックアップ処理を開
始し、レジスタの内容や割込の状態やプログラムやアド
レスやスタックポインタや払出データ等の全てのデータ
をRAM65のスタック領域に記録する。このバックア
ップ処理は予備電源回路75の予備電源Vout3´ を動
作電源として行われるものであり、予備電源Vout3´
の消滅後には払出基板61のバックアップ電源回路76
から払出制御装置62にバックアップ電源Vout4が印加
され、払出データを含む全てのデータがバックアップさ
れる。
【0117】CPU63は駆動電源Vout3が復旧する
と、図17のステップS191でリセットスイッチ79
からのリセット信号が無いことを検出し、ステップS1
92の停電復旧処理へ移行する。ここで、RAM65か
ら停電直前のバックアップデータを読出し、バックアッ
プデータに基づいて制御プログラムを再開する。
【0118】<図柄制御装置28の制御内容について>
図柄制御装置28のCPU29は電源が投入されると、
図14のステップS131の初期化処理へ移行し、RA
M31の演出データ等を「0」にリセットする。そし
て、ステップS132へ移行し、演出情報の有無を判断
する。この演出情報はメイン制御装置22が図9の
(a)の大当り判定処理で出力するものであり、CPU
29は演出情報を検出すると、ステップS133の演出
表示処理へ移行し、図15のステップS141でRAM
31に演出情報を記録する。
【0119】CPU29はステップS142へ移行する
と、映像パターンに相当する演出パターンを設定する。
この演出パターンは左列,中列,右列の図柄の組合せが
決まる様子を演出する動画面を称するものであり、図1
3の(b)に示すように、演出情報の変動パターンPa
が「0」のときには演出パターン「0」のノーマルリー
チが設定され、変動パターンPaが「1」のときには演
出パターン「1」のロウソクリーチが設定される。ま
た、変動パターンPaが「2」のときには演出パターン
「2」のロウソク発展リーチが設定され、変動パターン
が「3」のときには演出パターン「3」の「通常停止」
が設定される。
【0120】図1の(a)〜(d)は演出パターン
「0」〜「3」を示すものである。これら演出パターン
「0」〜「3」には左列の数字図柄ZS(第1図柄に相
当する)の仮停止タイミングT1,右列の数字図柄ZS
(第2図柄に相当する)の仮停止タイミングT2,中列
の数字図柄ZS(第3図柄に相当する)の仮停止タイミ
ングT3,中列の数字図柄ZSの一時停止タイミングT
3´,図柄確定タイミングTeが記録されており、演出
パターン「3」の中列の数字図柄ZSの仮停止タイミン
グT3は演出パターン「0」〜「2」の中列の数字図柄
ZSの仮停止タイミングT3より早く設定されている。
【0121】尚、各タイミングT1〜Teは図柄変動開
始時を起点とする経過時間で示されたものであり、中列
の数字図柄ZSの仮停止から図柄確定に至る時間「Te
−T3」は演出パターン「0」〜「3」で共通のαに設
定されている。また、演出パターン「0」〜「3」は図
柄制御装置28のROM30に記録されたものであり、
演出パターン「3」は完全外れ用の映像パターンに相当
する。
【0122】CPU29は図15のステップS143へ
移行すると、図柄変動指令の有無を判断する。この図柄
変動指令はメイン制御装置22が図9の(a)の大当り
判定処理で出力するものであり、CPU29は図柄変動
指令を検出すると、図15のステップS144で演出時
間タイマTをスタートさせ、図柄の変動開始時を起点と
する経過時間を計測する。
【0123】CPU29はステップS145へ移行する
と、図柄表示装置16の左列,中列,右列の数字図柄Z
Sを「1」→「2」→「3」……「11」→「12」→
「1」の設定順序でループ状に変動開始する。この左列
〜右列の数字図柄ZSの変動は、図2の(a)に示すよ
うに、女性事務員のキャラクター図柄Zwおよび男性社
長のキャラクター図柄Zmを背景として行われるもので
あり、CPU29は図柄を変動させると、ステップS1
42で設定した演出パターンを表示し、演出パターンの
中で左列,中列,右列の数字図柄ZSを変動停止させ
る。このとき、各列の数字図柄ZSが変動領域HE内で
上下方向に揺れる様子を演出し、各列の数字図柄ZSが
確定していない仮停止状態にあることを遊技者に認識さ
せる(識別図柄の仮停止)。以下、演出パターンの演出
内容について説明する。
【0124】ノーマルリーチ(演出パターン「0」)
について CPU29は左列の数字図柄ZSおよび右列の数字図柄
ZSを演出情報の設定図柄で仮停止させることに基づい
てリーチを発生させ、中列の数字図柄ZSをスロー変動
状態に切換える。このスロー変動状態は数字図柄ZSを
種類が明確に識別できる程度の速度でゆっくりと変動さ
せることを称するものであり、CPU29は中列の数字
図柄ZSをスロー変動させると、演出情報の設定図柄で
仮停止させる。
【0125】ロウソクリーチ(演出パターン「1」)
について CPU29は、図3の(a)に示すように、左列の数字
図柄ZSおよび右列の数字図柄ZSを演出情報の設定図
柄で仮停止させることに基づいてリーチを発生させる。
次に、図3の(b)に示すように、左列の数字図柄ZS
および右列の数字図柄ZSを画面の左下部に縮小表示
し、キャラクター図柄Zwがキャラクター図柄Zmにロ
ーソクを垂らす演出のアニメーション画面を表示する。
このとき、中列の数字図柄ZSをスロー変動させ、演出
情報の設定図柄で仮停止させる。そして、図3の(c)
および(e)に示すように、キャラクター図柄Zmの顔
を画面一杯に表示し、中列の数字図柄ZSが仮停止した
ことを遊技者に認識させる。 ロウソク発展リーチ(演出パターン「2」)について CPU29は左列の数字図柄ZSおよび右列の数字図柄
ZSを演出情報の設定図柄で仮停止させることに基づい
てリーチを発生させると、上述のロウソクリーチを表示
し、図3の(c)および(e)に示すように、ロウソク
リーチの中で中列の数字図柄ZSを仮停止させる。そし
て、図4の(a)に示すように、キャラクター図柄Zw
およびZmを登場させ、図4の(b)に示すように、キ
ャラクター図柄Zwがキャラクター図柄Zmをボーリン
グの球として投げる様子を演出し、図4の(c)および
(d)に示すように、左列の数字図柄ZS,中列の数字
図柄ZS,右列の数字図柄ZSを同時に仮停止状態で表
示する。
【0126】通常停止(演出パターン「3」につい
て) CPU29は、図2の(b)〜(d)に示すように、左
列の数字図柄ZS,右列の数字図柄ZS,中列の数字図
柄ZSを演出情報の設定図柄で仮停止させる。これら数
字図柄ZSの仮停止は左列,右列,中列の順序で行われ
るものであり、演出パターン「3」の出現要件は次の通
りである。
【0127】−1)完全外れの判定時 確率変動の有無および保留球数に拘らず演出パターン
「3」が出現する。 −2)外れリーチの判定時 確率変動状態でノーマルリーチが設定されたときには保
留球数が「2〜4」である場合に演出パターン「3」が
出現する。また、非確率変動状態でノーマルリーチが設
定されたときには保留球数が「4」で且つ時短カウンタ
Ndが「0≦Nd≦35」である場合に演出パターン
「3」が出現する。 −3)大当りの判定時 演出パターン「3」が出現しない。
【0128】演出パターン「0」〜「3」の左列の数字
図柄ZSの仮停止,右列の数字図柄ZSの仮停止,中列
の数字図柄ZSの仮停止,中列の数字図柄ZSの一時停
止は、図1に示すように、演出時間タイマTの計測値が
演出パターン「0」〜「3」の表示タイミングT1,T
2,T3,T3´に達すること基づいて行われるもので
あり、図1の(d)に示すように、演出パターン「3」
の設定時には最終の中列の数字図柄ZSが演出パターン
「0」〜「2」に比べて早く仮停止する。これら演出パ
ターン「0」〜「3」は変動パターン「0」〜「3」に
応じて設定されるものであり、変動パターン「0」〜
「3」は左列〜右列の数字図柄ZSを所定タイミングで
変動停止させるための選択機能を有している。
【0129】CPU29は図15のステップS146へ
移行すると、図柄確定指令の有無を判断する。この図柄
確定指令はメイン制御装置22が図9の(b)の演出処
理で演出パターンの終了タイミングTeで出力するもの
であり、CPU29は図15のステップS146で図柄
確定指令を検出すると、ステップS147で各列の数字
図柄ZSを静止表示することに基づいて図柄が確定した
ことを遊技者に認識させる。そして、ステップS148
で演出時間タイマTを停止し、ステップS149で演出
時間タイマTを「0」にリセットする。
【0130】演出パターンの終了タイミングTeは数字
図柄ZSの変動開始から大当りの抽選結果の報知に至る
所要時間に相当する。この終了タイミングTeは、上述
したように、メイン制御装置22が変動パターンPaに
基づいて設定する演出時間Teであり、変動パターンP
aは大当り〜完全外れの抽選結果を報知する報知時間と
して機能する。
【0131】図3の(d)および(f)、図4の(c)
および(d)は各列の数字図柄ZSが静止した確定状態
を示すものであり、確定状態では各列の数字図柄ZSが
1本の仮想的な有効ラインYL上に整列表示される。こ
の確定表示状態は演出パターン「0」〜「3」の全てに
共通のものであり、図1の(d)に示すように、演出パ
ターン「3」の設定時には左列〜右列の数字図柄ZSの
3者が演出パターン「0」〜「2」に比べて早く確定す
る。
【0132】尚、図13の(b)の右列は大当りの信頼
度を示すものである。この信頼度は演出パターンの発生
時に大当りが発生する確率を称するものであり、ノーマ
ルリーチ(演出パターン「0」)の信頼度は「26
%」,ロウソクリーチ(演出パターン「1」)の信頼度
は「50%」,ロウソク発展リーチ(演出パターン
「2」)の信頼度は「83%」,通常停止(演出パター
ン「3」)の信頼度は「0%」に設定されている。
【0133】CPU29は図14のステップS134で
大当り情報を検出すると、ステップS135の大当り表
示処理へ移行する。この大当り情報はメイン制御装置2
2のCPU23が図6のステップS28で大当りを検出
することに基づいてステップS29で出力するものであ
り、CPU29はメイン制御装置22からの大当り情報
を検出すると、図16のステップS161へ移行し、ラ
ウンド画面を表示する。このラウンド画面はキャラクタ
ー図柄Zwが登場するものであり、大当りの雰囲気を盛
上げる演出が行われる。
【0134】CPU29はステップS162へ移行する
と、終了画面の表示指令の有無を判断する。この終了指
令はメイン制御装置22が図11の大当り処理で出力す
るものであり、CPU29は図16のステップS162
でメイン制御装置22からの終了画面の表示指令を検出
すると、ステップS163で終了画面を表示する。この
終了画面は大当り動作の終了を報知するものであり、終
了画面上には大当り終了等のメッセージが表示される。
【0135】上記実施例によれば、保留球カウンタNd
が設定値以上で且つ大当りの抽選結果が外れリーチであ
ることに基づいて変動パターンの選択結果を「0」から
完全外れ用の変動パターン「3」に変更した。このた
め、数字図柄ZSの変動時間が短縮される頻度が高まる
ので、保留球カウンタ値Ndが上限値「5」から早く減
算される頻度が高まる。従って、パチンコ球Pが特別図
柄始動口17内に入賞したにも拘らず保留球カウンタ値
Ndが加算されない無効頻度が少なくなるので、大当り
の獲得に対するマイナス要因が低減される。しかも、外
れリーチの抽選結果が完全外れに書換えられるのではな
く、外れリーチの抽選結果はそのままで図柄の変動時間
だけが短縮されるので、遊技の公平性が損なわれること
もない。
【0136】また、保留球カウンタ値Ndおよび外れリ
ーチの両条件に加えて大当りの信頼度が最低の変動パタ
ーン「0」が選択されていることに基づいて変動パター
ンの選択結果を「3」に変更したので、大当りの信頼度
が最低のノーマルリーチが通常停止に変更される。この
ため、大当りの期待感が低いノーマルリーチを見ること
に費やす時間が短くなり、大当りの期待感が高いロウソ
クリーチおよびロウソク発展リーチを見詰める楽しさが
削がれることがなくなるので、遊技のおもしろさを損な
うことなく図柄変動時間を短縮できる。
【0137】また、保留球カウンタ値Ndおよび外れリ
ーチの両条件に加えて時短カウンタNtの計測値が設定
範囲内であることに基づいて変動パターンを「0」から
「3」に変更したので、変動パターンの変更処理が時短
カウンタNtの計測値に応じて無作為に行われる。この
ため、最終の中列の数字図柄ZSが早く仮停止する画面
および遅く仮停止する画面がランダムに出現するように
なるので、画面に変化ができ、遊技のおもしろさが高ま
る。
【0138】また、確率変動の設定状態では変動パター
ン「0」から「3」への変更処理を時短カウンタNtの
計測値に拘らず行ったので、確率変動の設定状態で図柄
変動時間が短縮される頻度が高まる。このため、パチン
コ球Pが特別図柄始動口17内に入賞したにも拘らず保
留球カウンタ値Ndが加算されない無効頻度が一層少な
くなるので、大当りの獲得に対するマイナス要因が一層
低減される。
【0139】また、確率変動の非設定状態では保留球数
が最大の「4」であることに基づいて変動パターンの変
更処理を行い、確率変動の設定状態では保留球数が
「2」以上であることに基づいて変動パターンの変更処
理を行ったので、確率変動の設定状態で図柄変動時間が
短縮される頻度が大幅に高まる。従って、パチンコ球P
が特別図柄始動口17内に入賞したにも拘らず保留球カ
ウンタ値Ndが加算されない無効頻度が大幅に少なくな
るので、大当りの獲得に対するマイナス要因が大幅に低
減される。
【0140】尚、上記実施例においては、確率変動の非
獲得状態では時短カウンタNtの計測値を加味して変動
パターンの変更の有無を判断したが、これに限定される
ものではなく、例えば時短カウンタNtの計測値を加味
せず、保留球カウンタ値が最大の「5」で大当りの判定
結果が外れリーチで変動パターンの設定結果が「0」で
あるときには変動パターンを「3」に必ず変更しても良
い。また、上記実施例においては、確率変動の獲得状態
では時短カウンタNtの計測値を加味せずに変動パター
ンの変更の有無を判断したが、これに限定されるもので
はなく、例えば確率変動の非獲得状態と同様、時短カウ
ンタNtの計測値を加味して変動パターンの変更の有無
を選択しても良い。
【0141】また、上記実施例においては、大当りの信
頼度が最低の変動パターン「0」を変更対象としたが、
これに限定されるものではなく、例えば大当りの信頼度
が最高の変動パターン「2」を変更対象としたり、大当
りの信頼度が中間の変動パターン「1」を変更対象とし
たり、外れリーチの判定時に設定される全ての変動パタ
ーン「0」〜「2」を変更対象としても良い。また、上
記実施例においては、確率変動の獲得状態では保留球カ
ウンタ値Ndが「3」〜「5」であることを条件に変動
パターンの変更処理を行ったが、これに限定されるもの
ではなく、例えば保留球カウンタ値Ndが「4」〜
「5」であることを条件に変動パターンの変更処理を行
ったり、「5」であることを条件に変動パターンの変更
処理を行っても良い。
【0142】また、上記実施例においては、変動パター
ンを確率変動の設定の有無に応じた異なる態様で変更し
たが、これに限定されるものではなく、例えば保留球カ
ウンタ値Ndが最大の「5」で且つ変動パターンが
「0」であるときには時短カウンタ値Ntに応じて変動
パターンの変更の有無を判断する等、変動パターンを確
率変動の設定の有無に拘らず同一の態様で変更しても良
い。
【0143】また、上記実施例においては、確率変動の
非獲得時に変動パターンの変更の有無を時短カウンタN
tの計測値に応じてランダムに選択したが、これに限定
されるものではなく、例えば通算の図柄変動回数に応じ
て選択しても良い。この場合、変動パターンの変更の有
無と図柄変動回数との関係をメイン制御装置22のRO
M24にテーブルデータとして記録しておき、保留球カ
ウンタ値Ndが設定値以上であるときにはテーブルデー
タから図柄変動回数に応じて変動パターンの変更の有無
を表示引きすると良い。あるいは、メイン制御装置22
のROM24に演算式を記録しておき、図柄変動回数を
演算式に投入することに基づいて変動パターンの変更の
有無を選択しても良い。
【0144】また、上記実施例においては、ノーマルリ
ーチ用の変動パターン「0」を順次停止用の変動パター
ン「3」(左列の数字図柄ZS,右列の数字図柄ZS,
中列の数字図柄ZSを異タイミングで順に仮停止させる
もの)に変更したが、これに限定されるものではなく、
例えば同時停止用の変動パターン(左列の数字図柄Z
S,右列の数字図柄ZS,中列の数字図柄ZSを同時に
仮停止させるもの)に変更しても良い。
【0145】また、上記実施例においては、ノーマルリ
ーチ用の変動パターン「0」を完全外れ用の1種類の変
動パターン「3」に変更したが、これに限定されるもの
ではなく、例えば完全外れ用の複数種の変動パターンに
選択的に変更しても良い。この場合、リングカウンタの
計測値に基づいて複数種の変動パターンを無作為に選択
すると良い。また、上記実施例においては、非確率変動
時の保留球カウンタ値Ndの判定基準を上限値「5」に
設定したが、これに限定されるものではなく、例えば上
限値より1個前の「4」に設定したり、2個前の「3」
に設定しても良い。
【0146】また、上記実施例においては、メイン制御
装置22が変動パターンの設定処理および変更処理を行
う構成としたが、これに限定されるものではなく、例え
ばメイン制御装置22が変動パターンの設定処理を行
い、図柄制御装置28が変動パターンの変更処理を行う
構成としても良い。あるいは、図柄制御装置28が変動
パターンの設定処理および変更処理を行う構成としても
良い。また、上記実施例においては、ロウソク発展リー
チの設定時に中列の数字図柄ZSを仮停止させた後にリ
ーチを発展させたが、これに限定されるものではなく、
例えば中列の数字図柄ZSを1周程度だけ変動させた後
に仮停止させずに発展させても良い。
【0147】また、上記実施例においては、識別図柄と
して数字図柄ZSを表示したが、これに限定されるもの
ではなく、例えばアルファベット図柄や片仮名図柄や平
仮名図柄や漢字図柄等を表示しても良く、要は大当りの
抽選結果を識別できるものであれば良い。また、上記実
施例においては、識別図柄を左列,右列,中列の順序で
変動停止させたが、これに限定されるものではなく、例
えば左列,中列,右列の順序で変動停止させても良い。
【0148】また、上記実施例においては、識別図柄を
横3列に変動表示したが、これに限定されるものではな
く、例えば縦3段に変動表示したり、横3列×縦3段に
変動表示しても良い。また、上記実施例においては、大
当りの発生に連動して大当り動作が行われる1種のパチ
ンコ機に本発明を適用したが、これに限定されるもので
はなく、例えば3種のパチンコ機に適用しても良い。こ
のパチンコ機は大当りの発生に連動して特別入賞口が開
放されるものであり、特別入賞口の開放時に特別入賞口
内にパチンコ球が入球することに基づいて大当り動作が
行われる。
【0149】また、上記実施例においては、大当りが特
定図柄で発生することに基づいて次回の大当り確率が高
まる確率変動形のパチンコ機に本発明を適用したが、こ
れに限定されるものではなく、例えば大当りが特定図柄
で発生することに基づいて次回の図柄変動時間が短縮さ
れる時間短縮形のパチンコ機に本発明を適用したり、大
当り確率および図柄変動時間が一定な普通形のパチンコ
機に本発明を適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図(演出パターンを示
す図)
【図2】通常停止の演出内容を示す図
【図3】ロウソクリーチの演出内容を示す図
【図4】ロウソク発展リーチの演出内容を示す図
【図5】メイン制御装置のメインルーチンを示すフロー
チャート
【図6】メイン制御装置のタイマ割込ルーチンを示すフ
ローチャート
【図7】メイン制御装置のメインルーチンとタイマ割込
ルーチンとの時間的な関係を示す図
【図8】(a)はメイン制御装置のデータ取得処理を示
すフローチャート、(b)はカウンタデータエリアを示
す図、(c)は保留球テーブルを示す図
【図9】(a)はメイン制御装置の大当り判定処理を示
すフローチャート、(b)はメイン制御装置の演出処理
を示すフローチャート
【図10】(a)はメイン制御装置の変動パターン設定
処理を示すフローチャート、(b)は外れリーチ用の変
動パターンテーブルを示す図、(c)は大当り用の変動
パターンテーブルを示す図、(d)は完全外れ用の変動
パターンテーブルを示す図
【図11】メイン制御装置の大当り処理を示すフローチ
ャート
【図12】メイン制御装置のカウンタ加算処理を示すフ
ローチャート
【図13】(a)はカウンタデータの一覧を示す図、
(b)は演出パターンの一覧を示す図
【図14】図柄制御装置のメインルーチンを示すフロー
チャート
【図15】図柄制御装置の演出表示処理を示すフローチ
ャート
【図16】図柄制御装置の大当り表示処理を示すフロー
チャート
【図17】払出制御装置のメインルーチンを示すフロー
チャート
【図18】メイン制御装置の電気的な接続状態を示す図
【図19】図柄制御装置の電気的な接続状態を示す図
【図20】払出制御装置の電気的な接続状態を示す図
【図21】電源基板,メイン基板,図柄基板,払出基板
の電気的な接続状態を示す図
【図22】賞球払出装置および貸球払出装置の内部構成
を示す図
【図23】遊技盤を示す前面図
【図24】(a)は全体構成を示す前面図、(b)は全
体構成を上皿の除去状態で示す矢印X視図
【図25】全体構成を示す後面図
【符号の説明】
Pはパチンコ球、ZSは数字図柄(識別図柄)、16は
図柄表示装置、17は特別図柄始動口(始動口)、22
はメイン制御装置、23はCPU(計測手段,変動パタ
ーン選択手段,変動パターン変更手段,判定手段)、2
4はROM(記録手段)、28は図柄制御装置(サブ制
御装置)、29はCPU(映像パターン選択手段,表示
制御手段)、30はROM(記録手段)を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ球が始動口に入賞することに基
    づいて図柄表示装置に複数の識別図柄を変動状態および
    変動停止状態で順に表示し、複数の識別図柄の変動停止
    時の態様によって大当りの抽選結果を報知する構成のも
    のにおいて、 複数の識別図柄を所定タイミングで変動停止させるため
    の変動パターンが複数記録された記録手段と、 パチンコ球が始動口に入賞することに基づいてカウンタ
    を加算し、大当りの抽選結果が報知されることに基づい
    てカウンタを減算する計測手段と、 変動パターンを複数の中から選択する変動パターン選択
    手段と、 前記計測手段の計測結果が設定値以上で且つ大当りの抽
    選結果が外れリーチであることに基づいて前記変動パタ
    ーン選択手段の選択結果を完全外れ用の変動パターンに
    変更する変動パターン変更手段と、 複数の識別図柄を設定された変動パターンに応じて変動
    停止させる表示制御手段とを備えたことを特徴とする遊
    技機。
  2. 【請求項2】 パチンコ球が始動口に入賞することに基
    づいて下記a)〜c)の処理動作を実行するメイン制御
    装置と、 a)大当り,外れリーチ,完全外れを抽選する b)大当り〜完全外れの抽選結果を報知する複数の識別
    図柄の組合せを設定する c)複数の識別図柄を所定タイミングで変動停止させる
    ための変動パターンを設定する 前記メイン制御装置からの指令内容に応じて下記d)〜
    f)の処理動作を実行するサブ制御装置とを備え、 d)図柄表示装置に複数の識別図柄を設定順序で変動表
    示する e)複数の識別図柄を前記メイン制御装置の設定結果に
    応じた変動パターンで変動停止させる f)複数の識別図柄を前記メイン制御装置の設定結果に
    応じた組合せで静止表示し、大当り〜完全外れの抽選結
    果を報知する前記メイン制御装置は、 複数の変動パターンが記録された記録手段と、 パチンコ球が始動口に入賞することに基づいてカウンタ
    を加算し、大当りの抽選結果が報知されることに基づい
    てカウンタを減算する計測手段と、 変動パターンを複数の中から選択する変動パターン選択
    手段と、 前記計測手段の計測結果が設定値以上で且つ大当りの抽
    選結果が外れリーチであることに基づいて前記変動パタ
    ーン選択手段の選択結果を完全外れ用の変動パターンに
    変更する変動パターン変更手段とを有し、 前記サブ制御装置は、 複数の識別図柄を変動停止させる映像パターンが複数記
    録された記録手段と、前記メイン制御装置からの変動パ
    ターンに応じた映像パターンを選択する映像パターン選
    択手段と、 複数の識別図柄を前記映像パターン選択手段の選択結果
    に応じた映像パターンで変動停止させる表示制御手段と
    を有していることを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 変動パターン変更手段は、計測手段の計
    測結果および大当りの抽選結果の両条件に加えて大当り
    の信頼度が最低の変動パターンが選択されていることに
    基づいて変動パターンを完全外れ用に変更することを特
    徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 変動パターン変更手段は、計測手段の計
    測結果および大当りの抽選結果の両条件に加えて判定用
    カウンタ値の取得結果が設定範囲内であることに基づい
    て変動パターンを完全外れ用に変更することを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 特典の獲得の有無を判定する判定手段を
    備え、 変動パターン変更手段は、 特典の非獲得状態では計測手段の計測結果および大当り
    の抽選結果の両条件に加えて判定用カウンタ値の取得結
    果が設定範囲内であることに基づいて変動パターンを完
    全外れ用に変更し、 特典の獲得状態では計測手段の計測結果および大当りの
    抽選結果に基づいて変動パターンを完全外れ用に変更す
    ることを特徴とする請求項4記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 特典の獲得の有無を判定する判定手段を
    備え、 変動パターン変更手段は、 特典の非獲得状態では計測手段の計測結果を第1の設定
    値と比較し、 特典の獲得状態では第1の設定値より小さな第2の設定
    値と比較することを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    に記載の遊技機。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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