JP2003325784A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003325784A
JP2003325784A JP2002138987A JP2002138987A JP2003325784A JP 2003325784 A JP2003325784 A JP 2003325784A JP 2002138987 A JP2002138987 A JP 2002138987A JP 2002138987 A JP2002138987 A JP 2002138987A JP 2003325784 A JP2003325784 A JP 2003325784A
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JP2002138987A
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English (en)
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Shigehiro Tsusaka
茂弘 津坂
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Sansei R&D Co Ltd
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Sansei R&D Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図柄の変動表示中に電源が断たれた場合、主
電源の供給の復帰時に、電源が復帰したことを単に報知
するものに比べて、遊技者の不安感をさらに軽減させる
ことのできる遊技機を提供する。 【解決手段】 図柄の変動表示中に主電源が断たれた場
合、主電源の供給の復帰時に、図柄表示装置の表示状態
が通常状態に戻るまでに要する復帰時間を報知する復帰
時間報知手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の遊技制御を
行う主制御手段と、主制御手段から送信されるデータに
含まれる遊技情報に基いて、図柄の変動表示を行う図柄
表示装置の制御を行う表示制御手段と、外部から供給さ
れる主電源から所要の電源を生成して主制御手段及び表
示制御手段に供給する電源手段と、主電源からの電源供
給が断たれた場合においても主制御手段に設けられた記
憶手段にバックアップ用電源を供給するバックアップ電
源供給手段とを備え、主電源の供給が断たれた際には、
バックアップ電源供給手段によって主制御手段の記憶手
段に記憶されている遊技情報を保持し、主電源の供給が
復帰した場合、主制御手段が記憶手段に記憶された遊技
情報に従って遊技を再開するように構成された遊技機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、種々の遊技制御を行う主制御
手段と、主制御手段から送信されるデータに含まれる遊
技情報に基いて、図柄の変動表示を行う図柄表示装置の
制御を行う表示制御手段と、外部から供給される主電源
から所要の電源を生成して主制御手段及び表示制御手段
に供給する電源手段と、主電源からの電源供給が断たれ
た場合においても主制御手段に設けられた記憶手段にバ
ックアップ用電源を供給するバックアップ電源供給手段
とを備え、主電源の供給が断たれた際には、バックアッ
プ電源供給手段によって主制御手段の記憶手段に記憶さ
れている遊技情報を保持し、主電源の供給が復帰した場
合、主制御手段が記憶手段に記憶された遊技情報に従っ
て遊技を再開するようにした遊技機が知られている。
【0003】電源断が図柄の変動中に起きた場合、主制
御手段ではバックアップ電源によって遊技情報が記憶手
段に保持されるが、表示制御手段のデータは初期化され
てしまうため、電源が復帰した時は表示制御手段のみで
は図柄表示装置になにも表示することはできない。この
ため、電源が復帰した時に、主制御手段で記憶した遊技
情報のデータを各々の制御手段(例えば、前記表示制御
手段、ランプ制御手段や音声制御手段等)に送信するよ
うにしている。
【0004】しかし、主制御手段から表示制御手段に対
して停止図柄のデータは送ることができるが、変動パタ
ーン表示のどの場面で電源断が起きたかの認識(記憶)
はできないために変動パターンのデータは送られない。
表示制御手段は、主制御手段からのデータを受信して停
止図柄の認識ができても電源断時の変動表示の続きは主
制御手段でも認識されていないために変動表示の続きの
データは送信されないために表示することはできない。
従って、電源復帰を知らせるための、例えば「復帰しま
した」等の表示をするためのデータを表示制御手段に送
信するようになっている。
【0005】しかし、図柄の変動中に電源断が起き、電
源復帰後において「復帰しました」等の表示が、電源断
が起きてからの残りの変動時間の間表示されているの
で、遊技者は、その残りの変動時聞の間演出等を見られ
ず、いつまで「復帰しました」の表示が続くか分から
ず、図柄表示装置による表示がどうなっているのか不安
感を持って待たなければならなかった。一方、変動パタ
ーンの図柄変動時間の中で、いつ電源断が起きたかは主
制御手段のタイマにより記憶することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、図柄
の変動表示中に電源が断たれた場合、主電源の供給の復
帰時に、電源が復帰したことを単に報知するものに比べ
て、遊技者の不安感をさらに軽減させることのできる遊
技機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の遊技機
は、種々の遊技制御を行う主制御手段と、前記主制御手
段から送信されるデータに含まれる遊技情報に基いて、
図柄の変動表示を行う図柄表示装置の制御を行う表示制
御手段と、外部から供給される主電源から所要の電源を
生成して前記主制御手段及び前記表示制御手段に供給す
る電源手段と、前記主電源からの電源供給が断たれた場
合においても前記主制御手段に設けられた記憶手段にバ
ックアップ用電源を供給するバックアップ電源供給手段
とを備え、前記主電源の供給が断たれた際には、前記バ
ックアップ電源供給手段によって前記主制御手段の記憶
手段に記憶されている遊技情報を保持し、前記主電源の
供給が復帰した場合、前記主制御手段が前記記憶手段に
記憶された遊技情報に従って遊技を再開するように構成
されたものであって、上記課題を解決するために、前記
図柄の変動表示中に前記主電源が断たれた場合、前記主
電源の供給の復帰時に、前記図柄表示装置の表示状態が
通常状態に戻るまでに要する復帰時間を報知する復帰時
間報知手段を設けたことを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の遊技機は、請求項1に記
載のものにおいて、前記主制御手段が、前記復帰時間報
知手段によって報知される復帰時間データを生成するた
めの計時手段を備えたことを特徴とするものである。
【0009】請求項3に記載の遊技機は、請求項1又は
2に記載のものにおいて、前記復帰時間報知手段が、前
記図柄表示装置を含み、該図柄表示装置に前記復帰時間
を表示することにより報知することを特徴とするもので
ある。
【0010】請求項4に記載の遊技機は、請求項1又は
2に記載のものにおいて、前記復帰時間報知手段が、前
記図柄表示装置とは別に設けられた表示装置を含み、該
表示装置に前記復帰時間を表示することにより報知する
ことを特徴とするものである。
【0011】請求項5に記載の遊技機は、請求項3又は
4に記載のものにおいて、前記復帰時間報知手段が、前
記復帰時間を表示した時点から該復帰時間をカウントダ
ウン表示することを特徴とするものである。
【0012】請求項6に記載の遊技機は、請求項1乃至
請求項5のうちのいずれか1つに記載のものにおいて、
前記復帰時間報知手段が、音声発生手段を有し、前記復
帰時間を音声で報知することを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。なお、本実施形態では、遊技機の
一態様としてカード式パチンコ遊技機を用いて説明する
が、本発明はカード式パチンコ遊技機に限らず、例え
ば、コイン遊技機やスロットマシン等であってもよく、
種々の遊技制御を行う主制御手段と、主制御手段から送
信されるデータに含まれる遊技情報に基いて、図柄の変
動表示を行う図柄表示装置の制御を行う表示制御手段
と、外部から供給される主電源から所要の電源を生成し
て主制御手段及び表示制御手段に供給する電源手段と、
主電源からの電源供給が断たれた場合においても主制御
手段に設けられた記憶手段にバックアップ用電源を供給
するバックアップ電源供給手段とを備え、主電源の供給
が断たれた際には、バックアップ電源供給手段によって
主制御手段の記憶手段に記憶されている遊技情報を保持
し、主電源の供給が復帰した場合、主制御手段が記憶手
段に記憶された遊技情報に従って遊技を再開するように
構成された遊技機であれば、すべて対象となる。
【0014】以下、実施形態の遊技機について説明す
る。図1は、実施形態のカード式パチンコ遊技機の正面
図である。図1に示すように、カード式パチンコ遊技機
1は、パチンコ遊技機2とパチンコ遊技機2の正面左方
に隣接して配置されるカードユニット3により構成され
ている。カードユニット3の中央には、金銭と同様の有
価価値を有するプリペイドカードが縦方向に挿入される
カード挿入口4が配備されている。
【0015】パチンコ遊技機2の前面枠5には金枠6が
設けられ、金枠6にはガラス扉7が開閉自在に設けら
れ、ガラス扉7を通して視認される遊技盤8が前面枠5
の上部に装着されている。金枠6の前面下部には打球発
射装置(後述)に供給する遊技球(パチンコ球)を貯留
する上球受皿9が設けられ、前面枠5の下部には、上球
受皿9の下方に該上球受皿9から溢れたパチンコ球を貯
留する下球受皿10が設けられ、下球受皿10の右側部
には打球発射装置の打球ハンドル11が設けられてい
る。なお、打球ハンドル11には、従来と同様に、遊技
者の打球ハンドル11への接触を検出するためのタッチ
センサが設けられている。上球受皿9の前面中央には球
貸操作部12が設けられ、球貸操作部12には球貸し時
に操作する貸球スイッチ13、カードの残高を表示する
カード残高表示器14及びカードの返却時に操作するカ
ード返却スイッチ15が設けられている。
【0016】図2は、図1のパチンコ遊技機2の遊技盤
8の正面図である。遊技盤8の縁には外側ガイドレール
16及び内側ガイドレール17が略円形に立設され、内
側ガイドレール17と外側ガイドレール16の上部とに
よって囲まれた遊技領域18が形成される。該遊技領域
18の中央には上部から下部に向かって順に、図柄表示
ユニット19、補助役物装置20、役物ユニット21、
アウト口22が配設されている。また、図柄表示ユニッ
ト19の肩部の両側にはランプ付き風車23,23が配
設され、これらの下方には普通図柄変動開始用の左ゲー
ト24及び右ゲート25が配設され、左右ゲート24,
25の下方にはそれぞれ左袖入賞口26と右袖入賞口2
7が配設されている。
【0017】図柄表示ユニット19は、中央にカラー液
晶表示装置により構成された特別図柄表示装置28が組
み付けられ、図柄表示ユニット19の上部にはLEDに
よるセグメント形式の表示器からなる普通図柄表示装置
29が配設されている。補助役物装置20の上部には、
チャッカにより構成されると共に特別図柄表示装置28
における特別図柄の図柄変動の開始に関わる第1始動入
賞口30が設けられ、第1始動入賞口30の直下となる
補助役物装置20の下部には、ソレノイド等の電磁手段
により拡開作動される可変入賞口32を有するチューリ
ップ式の普通電動役物31が設けられている。なお、普
通電動役物31の可変入賞口32が特別図柄表示装置2
8における特別図柄の図柄変動の開始に関わる第2始動
入賞口に設定されている。
【0018】また、役物ユニット21の中央には、開閉
扉33により開成される大入賞口34が配備されてい
る。大入賞口34の内部の一部には、特別入賞領域であ
る特定領域(図示せず)が設けられ、該特定領域には特
定領域を開閉する特定領域扉(図示せず)が設けられて
いる。また、大入賞口34の両側となる役物ユニット2
1の両側部には、左落し入賞口35と右落し入賞口36
が配設されている。前記大入賞口34は、特別図柄表示
装置28において特別図柄の変動停止が行われた結果が
大当りとなった場合に、特別遊技状態(大当り遊技状
態)となり、所定時間(例えば、29.5秒間)にわた
って開放される。但し、大入賞口34は開放中に所定個
数(例えば、10個)の入賞があった場合、又は、所定
時間経過した時点で閉鎖される。
【0019】また、大入賞口34の開放中に前記特定領
域を遊技球が通過した場合には継続条件が成立し、この
回に開成されている大入賞口が閉鎖された後(この回の
ラウンドが終了した後)、新たに大入賞口34が開放さ
れる(次の回のラウンドに移行する)。特定領域を遊技
球が通過したことに基く大入賞口34の連続開放動作
(連続ラウンド数)は、上限回数が設けられており、例
えば、最初の開放を含めて最高15回(最高15ラウン
ド)までとなっている。また、大当り遊技状態は、大入
賞口34の開放中に特定領域への遊技球の通過がなかっ
た場合には、この回の大入賞口34が閉鎖した時点で大
当り遊技状態の終了となる。また、大入賞口34の連続
開放動作が15回目まで続いた場合には、15回目の大
入賞口34が閉鎖した時点で大当り遊技状態の終了とな
る。
【0020】また、普通図柄変動開始用の左右ゲート2
4,25を遊技球が通過すると、普通図柄表示装置29
において普通図柄の可変表示が行われ、普通図柄の変動
停止が行われた結果が当り(所定の図柄)となった場合
に、可変入賞口(第2始動入賞口)32が拡開状態とな
る。
【0021】なお、大入賞口34への遊技球の入賞に対
する賞品球の払出し数は、例えば、15個に設定されて
いる。また、前記大入賞口34以外の入賞口への遊技球
の入賞に対する賞品球の払出し数は、例えば、7個に設
定されている。
【0022】また、前面枠5の上部には遊技状況に応じ
て点灯表示される枠飾りランプ39(枠飾り左ランプ3
9a,枠飾り中ランプ39b,枠飾り右ランプ39c)
が配設されている。その他、遊技盤面には遊技状況に応
じて点灯表示される(遊技に関係する情報を点灯表示す
る)各種ランプ、LED(例えば、左サイドランプ3
7、右サイドランプ38)が配設されている。
【0023】図3は、実施形態のカード式パチンコ遊技
機に配備された制御系統の要部ブロック図である。主と
して遊技盤8に係る遊技制御を行う主制御手段を構成す
るメイン制御回路40は、ワンチップマイクロコンピュ
ータ41と、データや信号の入出力を行うインタフェー
ス42等により構成されている。ワンチップマイクロコ
ンピュータ41は、その内部にCPU43(以下、メイ
ンCPUという),RAM44,ROM45を備えてい
る。ワンチップマイクロコンピュータ41は、インタフ
ェース42を介して各種制御回路、各種駆動装置及び各
種スイッチ等に結ばれている。
【0024】すなわち、インタフェース42には、前述
の始動入賞口30及び普通電動役物31の可変入賞口3
2に対して設けられた始動口センサ46、左右ゲート2
4,25への遊技球の通過を検出する普通図柄始動スイ
ッチ47およびその他入賞センサ類が接続されている。
【0025】また、インタフェース42には中継回路4
8が接続され、中継回路48には各ソレノイド49(大
入賞口34を開放動作するためのソレノイド及び特定領
域に対して設けられた扉を開閉するためのソレノイ
ド)、大入賞口34へ入賞した遊技球を検出するカウン
トセンサ50、大入賞口34内に設けられた特定領域へ
の遊技球の通過を検出する特定領域センサ51が接続さ
れている。さらに、インタフェース42には、枠飾りラ
ンプ39、左サイドランプ37、右サイドランプ38等
を含む遊技機に配備されている各種表示ランプやLED
等を点灯制御するランプ制御回路52、スピーカより各
種の効果音を拡声させるための音声制御を行う音声制御
回路53及びその他ソレノイド類(例えば、普通電動役
物31を拡開動作させるソレノイド)が接続されてい
る。
【0026】また、インタフェース42には払出制御回
路54及び表示制御回路55が接続されている。表示制
御回路55は、請求項1に記載の表示制御手段を構成す
るものであり、メイン制御回路40からの表示制御用コ
マンドに応じて特別図柄表示装置28及び普通図柄表示
装置29を各々表示制御するものである。表示制御回路
55は、インタフェース42を介してメイン制御回路4
0と接続された入力回路、液晶表示制御用CPU(以
下、表示CPUという)と、画像データ及び前記CPU
による作業領域等を備えたRAMと、各コマンドに対応
した表示制御データ及びキャラクタや図柄が記憶された
ROMなどを備えた制御回路及び出力回路を備えてい
る。
【0027】表示制御回路55は、メイン制御回路40
からストローブ信号が入力されると、前記表示CPUは
前記信号により表示制御用コマンドを認識する。なお、
前記表示制御用コマンドには、特別図柄用のものと普通
図柄用のものとがある。特別図柄用の表示制御用コマン
ドの場合、表示CPUは該表示制御用コマンドに対応す
るデータエリアから表示制御データ及びキャラクタや図
柄が前記ROMから読み出され、前記画像データを記憶
するRAMに格納される。前記格納された画像データは
表示順がくるとRAMから画像データが読み出され、液
晶表示画面に表示される。表示CPUは、メイン制御回
路40から特別図柄復電に関する表示制御用コマンドが
送られた場合、後述する復帰時間表示を行う。
【0028】払出制御回路54は、賞球払出制御、球貸
操作に応じた貸球払出制御、打球発射装置の動作停止/
動作停止解除の制御を行うもので、内部に制御用CPU
(図示せず、以下、払出CPUという)、前記払出CP
Uによる作業領域や各賞球コマンドに対応した賞品球数
等を保持記憶するための記憶エリアを備えたRAM及び
制御データ及び賞球払出しや貸球払出しのための制御プ
ログラム等が記憶されたROMなどを備えている。払出
制御回路54は、メイン制御回路40から指令される賞
球コマンドに従って賞球払出装置56を駆動制御し、賞
品球の払出制御を行う。
【0029】また、払出制御回路54には球貸し操作に
応じて貸球要求信号を払出制御回路54に送るカードユ
ニット3が接続されている。払出制御回路54は、カー
ドユニット3からの貸球要求信号に応じて貸球払出装置
57の貸球ソレノイドを駆動制御し、貸球の払出制御を
行う。さらに、払出制御回路54には、発射制御回路5
8を介して遊技盤面に向けてパチンコ球を弾発するため
の打球発射装置59が接続されており、打球発射装置5
9の動作停止/動作停止解除を制御する。
【0030】賞球払出装置56は、例えば、賞球モータ
M1を回転駆動することにより、回転球受体(例えば、
スクリュー形式のもの)を回転し、回転球受体の球受部
に受け入れたパチンコ球を回転球受体の回転により球送
りして1球ずつ排出する公知ものである。また、賞球払
出装置56は、排出する賞球を実際に検出するために、
当該賞球払出装置56に設けられた前後2条の賞球用排
出路にそれぞれ臨ませて配置した賞球センサ60a,6
0b(図示せず、例えば、フォトセンサにより構成)を
有している。該賞球センサ60a,60bの検出信号
は、フォト分配回路61によって2つに分配され、払出
制御回路54及びメイン制御回路40の両方に入力され
る。
【0031】貸球払出装置57は、例えば、貸球ソレノ
イドを励磁駆動することにより、装置ケースに設けられ
た球通路の途中を回動可能な貸球ストッパ(図示せず)
で開閉して球を排出すると共に、払出遊技球の数を貸球
センサで検出する公知のものである。該貸球センサの検
出信号は払出制御回路54に入力され、貸球として払い
出した球数の確認に利用される。
【0032】図4は、電源装置62を含む電源供給系統
のブロック図であり、図5は、電源装置62と、メイン
制御回路40、払出制御回路54、ランプ制御回路5
2、音声制御回路53及び表示制御回路55との電源供
給並びに制御信号の関係を示すブロック図である。図4
に示すように、電源装置62は、電源回路63、バック
アップ用電源回路64及び電源監視回路65を備える
他、RAMクリアスイッチ信号発生回路66を備えてい
る。電源回路63は、受電回路67を経由して供給され
る主電源AC24Vを基にして、各制御対象や駆動要素
の作動電源(例えば、DC34V,全波24V,DC1
2V,DC5V)を生成して供給する。なお、受電回路
67には、当該受電回路67から電源回路63への主電
源AC24Vの供給を導通/非導通にオンオフさせる手
動操作式の電源スイッチ68が接続されている。
【0033】バックアップ用電源回路64は、電源回路
63で生成されたDC5Vを充電し、バックアップ対象
(図3のRAM44や払出制御回路54のRAM)にバ
ックアップ用電源(DC5V)として供給するものであ
る。電源監視回路65は、図5に示すように、主電源の
電圧(24V)が所定電圧(例えば、12V)以下に降
下するとメイン制御回路40及び払出制御回路54に電
源断信号を送出する(ハイレベルからローレベルに立ち
下がる)一方、前記主電源の電圧が前記所定電圧(12
V)以上に上昇すると電源断信号の送出を停止する(ロ
ーレベルからハイレベルに立ち上がる)電源断検出手段
69と、主電源の電圧が所定電圧(12V)以下に降下
した時点から予め定めた遅延時間(例えば、70ms)
だけ遅れてリセット信号を送出する(ハイレベルからロ
ーレベルに立ち下がる)一方、主電源の電圧が所定電圧
(12V)以上に上昇するとリセット信号の送出を停止
する(ローレベルからハイレベルに立ち上がる)リセッ
ト信号発生手段70とを備える。なお、本実施形態で
は、電源断信号はローレベルでアクティブであり、リセ
ット信号はローレベルでアクティブである。
【0034】RAMクリアスイッチ信号発生回路66
は、手動操作式のRAMクリアスイッチ71の操作に応
じてRAMクリアスイッチ信号を出力する。なお、RA
Mクリアスイッチ信号発生回路66は、必ずしも電源装
置62に設けていなくともよい。
【0035】図5に示すように、電源装置62は、メイ
ン制御回路40及び払出制御回路54に対して作動電源
及びバックアップ用電源を供給する。また、電源装置6
2は、ランプ制御回路52、音声制御回路53および特
別図柄表示装置28及び普通図柄表示装置29を表示制
御する表示制御回路55に対して作動電源を供給する。
電源装置62の電源断検出手段69は、メイン制御回路
40及び払出制御回路54に接続されており、電源断検
出手段69の電源断信号がメイン制御回路40及び払出
制御回路54に入力されるように構成されている。ま
た、電源装置62のリセット信号発生手段70は、メイ
ン制御回路40、払出制御回路54、ランプ制御回路5
2、音声制御回路53および表示制御回路55の各々に
接続されており、リセット信号発生手段70から出力さ
れたリセット信号(初期リセット信号)が、メイン制御
回路40、払出制御回路54、ランプ制御回路52、音
声制御回路53および表示制御回路55に入力されるよ
うに構成されている。
【0036】以上のように構成された実施形態のパチン
コ遊技機におけるメインCPUが実行する処理について
説明する。図6は、メインCPUが実行する電源投入時
処理のフローチャートである。電源投入時、メインCP
Uは、まず、RAMクリアスイッチ71がオンであるか
否かを判別する(ステップS01)。なお、RAMクリ
アスイッチ71は、開店時、或いは上述のシステム停止
中からの復旧時に係員等により手動でオン操作されるも
ので、RAMクリアスイッチ71がオンである場合には
初回の電源投入時と見做し、ステップS02の初期化処
理(全RAM領域のクリア、作業領域の初期設定等)を
行い、初期化処理を終えると、ステップS03の遊技制
御処理に移行する。
【0037】次に、メインCPUが行う遊技制御処理に
ついて説明する。図7は、メインCPUが実行する遊技
制御処理のメインルーチンを表すフローチャートであ
る。この遊技制御処理は、ワンチップマイクロコンピュ
ータ41の内部タイマの作動による内部リセット信号に
より、所定の処理周期に、例えば、4.000ms毎
に、処理の最初から実行される。メインCPUは、遊技
制御処理を開始すると、まず、始動口(第1始動入賞口
30或いは第2始動入賞口に設定された可変入賞口3
2)への遊技球の入賞があるか否かを判別する(ステッ
プS11)。メインCPUは、始動口への入賞検出がな
ければ、ステップS15に進む。
【0038】メインCPUは、特別図柄に関して図柄変
動の開始が可能であるか否かを判別する(ステップS1
5)。なお、特別図柄に関して図柄変動の開始が可能で
あるか否かは、図柄変動フラグの値を判定することによ
り行う。ここでは、図柄変動フラグの値が変動開始可能
を示す値、例えば、「0」であるか否かを判別する。メ
インCPUは、図柄変動フラグの値が変動開始可能を示
す値でなければ、ステップS15を偽と判別してステッ
プS17に進む。
【0039】ステップS17においては、特別図柄に関
して図柄変動中であるか否かを判別する(ステップS1
7)。ここでは、図柄変動フラグの値が図柄変動中を示
す値、例えば、「1」であるか否かを判別する。メイン
CPUは、図柄変動フラグの値が図柄変動中を示す値で
なければ、ステップS17を偽と判別してステップS2
1に進む。また、ステップS21においては、特別図柄
に関してインターバル中(確定した左、中、右図柄を遊
技者に認識させるために停止表示している期間)である
か否かを判別する(ステップS21)。ここでは、図柄
変動フラグの値がインターバル中を示す値、例えば、
「2」であるか否かを判別する。メインCPUは、図柄
変動フラグの値がインターバル中を示す値でなければ、
ステップS21を偽と判別してステップS27に進む。
【0040】ステップS27に進むと、メインCPU
は、大当り遊技実行中であるか否かを判別する(ステッ
プS27)。なお、大当り遊技実行中であるか否かは、
大当り遊技実行フラグの値が実行中を示す値、例えば、
「1」であるか否かを判別する。メインCPUは、大当
り遊技実行フラグの値が実行中を示す値でなければ、ス
テップS27を偽と判別してステップS32に進む。
【0041】ステップS32に進むと、メインCPU
は、タイマ処理を行う(ステップS32)。該タイマ処
理は、遊技制御処理にて用いる各種タイマのタイマ値を
減算する処理であり、タイマ値が「0」でないタイマに
ついてタイマ値を減算する。これらのタイマのうちの1
つとして、特別図柄の変動時間が設定される変動時間タ
イマが設定されている。メインCPUは、タイマ処理を
終えると、乱数更新処理を行う(ステップS33)。乱
数更新処理は、遊技制御処理において用いる各乱数用カ
ウンタの値を更新する処理である。各乱数用カウンタ
は、電源投入時には0とされ、当該乱数更新処理によっ
て+1ずつ更新アップされる。但し、各乱数用カウンタ
毎に設定された上限値を超えた場合に0に戻される。な
お、各乱数用カウンタについては後述する。メインCP
Uは、ステップS33の乱数更新処理を終えると、次の
内部リセット信号が入るまでの残余時間、ステップS3
3の乱数更新処理を繰り返し実行する。従って、ステッ
プS33の乱数更新処理は、複数回繰り返し実行され
る。
【0042】メインCPUは、当該遊技機において打球
による遊技が開始されておらず、始動入賞への入賞が1
つもない状態の場合(なお、図柄変動フラグの値が変動
開始可能を示す値「0」の状態であるが後述の図柄変動
開始処理で始動入賞の記憶なしと判定されて図柄変動開
始可能のままとなる)、ステップS11、ステップS1
5、ステップS17、ステップS21、ステップS27
の各判別処理とステップS32のタイマ処理を行い、内
部リセット信号が入るまでの残余時間、ステップS33
の乱数更新処理を複数回繰り返す。
【0043】次に、当該遊技機において打球による遊技
が開始され、打球が第1始動入賞口30或いは第2始動
入賞口に設定された可変入賞口32のいずれかに入賞す
ると、始動口センサ46による入賞検出信号がワンチッ
プマイクロコンピュータ42に入力される。メインCP
Uは、始動口への入賞があると、ステップS11を真と
判別してステップS12に進み、始動入賞口への入賞記
憶に関わる始動記憶数が満タンか否かを判別する(ステ
ップS12)。本実施形態では、始動入賞口への入賞記
憶に関わる始動記憶数に上限を設けてあり、具体的に
は、始動記憶数は最高4つまでとしてある。メインCP
Uは、始動記憶数が4以上であるか否かを判別し、始動
記憶数が4であれば、始動記憶数が満タンであると判別
し、この場合には、始動入賞口への入賞に起因する始動
記憶数の記憶は行わず、ステップS12を真と判別して
前述したステップS15に移行する。
【0044】一方、ステップS12にて、始動記憶数が
4以上でなければ、始動記憶数が満タンでないと判別
し、ステップS13に進み、始動記憶数(具体的には、
始動記憶数カウンタ)を1つアップし(ステップS1
3)、ステップS14の乱数取得処理を行う(ステップ
S14)。ステップS14の乱数取得処理においては、
始動口への遊技球の入球時(始動口センサ46の検出
時)に各乱数用カウンタC1〜C5、C7の各乱数記憶
領域の乱数を取得する乱数取得処理と、始動ゲート(左
ゲート24或いは右ゲート25)ヘの遊技球の通過時
(普通図柄始動センサ47の検出時)におけるカウンタ
C6の乱数取得処理(図示を省略)が実行される。取得
された各取得数値は、始動記憶数にそれぞれ対応付けさ
れたRAMの取得数値記憶エリアに各々記憶される。
【0045】ここで、遊技制御処理に用いる各乱数用カ
ウンタについて説明する。本実施形態では、大当り当否
判定用カウンタC1(0〜315)、大当り図柄決定用
カウンタC2(0〜11)、左図柄決定(外れ図柄決
定)用カウンタC3(0〜11)、中図柄決定(外れ図
柄決定)用カウンタC4(0〜11)、右図柄決定(外
れ図柄決定)用カウンタC5(0〜11)、小当り当否
判定・小当り図柄決定用カウンタC6(0〜8)、変動
パターンカウンタC7(0〜49)の7つが設けられて
いる。なお、各乱数用カウンタは、電源投入時には0と
され、前述した内部リセット信号入力までの残余時間に
おいて、各乱数用カウンタの値の更新が行われる(ステ
ップS33)。
【0046】メインCPUは、ステップS14の乱数取
得処理を終えると、ステップS15に進む。ステップS
15においては、図柄変動フラグの値が変動開始可能を
示す値「0」である結果、ステップS16の図柄変動開
始処理に移行する。図8は、メインCPUが実行する図
柄変動開始処理のサブルーチンを示すフローチャートで
ある。メインCPUは、図柄変動開始処理を開始する
と、まず、大当り遊技実行中であるか否かを判別する
(ステップA10)。なお、大当り遊技実行中であるか
否かは、大当り遊技実行フラグの値が1(実行中)であ
るか否かにより判別する。大当り遊技実行フラグは、
「0」で大当り遊技を実行していない状態を表し、
「1」で大当り遊技の実行中を表す。メインCPUは、
大当り遊技実行中であると判別した場合は、新規に図柄
変動を開始することは不可能であるので、図柄変動開始
処理を終えて遊技制御処理のメインルーチンにリターン
する。
【0047】メインCPUは、ステップA10にて、大
当り遊技実行中でないと判別した場合は、ステップA1
1に進み、始動記憶数があるか否かを判別する(ステッ
プA12)。即ち、始動記憶数カウンタの値が0でない
場合には、始動記憶数があることになり、始動記憶数カ
ウンタの値が0である場合には、始動記憶数がないこと
になる。メインCPUは、始動記憶数なしと判別した場
合には、新規に図柄変動を開始することは不可能である
ので、図柄変動開始処理を終えて遊技制御処理にリター
ンする。この場合には、始動記憶数なしと判定されて図
柄変動フラグの値は変動開始可能を示す値「0」のまま
となる。
【0048】メインCPUは、ステップA11にて、始
動記憶数ありと判別した場合は、ステップA12に進
み、図柄変動フラグの値を図柄変動中の値「1」に切り
換える(ステップA12)。次いで、メインCPUは、
当否判定を行う(ステップA13)。なお、フローチャ
ートには図示していないが一番記憶の古い取得値記憶エ
リア(始動記憶数1に対応)に格納されている各乱数用
カウンタの取得値を判定用エリアにセットし、取得値記
憶エリア(始動記憶数2に対応)〜取得値記憶エリア
(始動記憶数4に対応)の内容を取得値記憶エリア(始
動記憶数1に対応)〜取得値記憶エリア(始動記憶数3
に対応)に順次シフトし、取得値記憶エリア(始動記憶
数4に対応)をクリアして空き状態とする。また、当否
判定においては、特別遊技に対する大当り当否判定処理
と、始動入賞装置の開放に対する小当り当否判定処理が
実行される。ここでは、大当り当否判定についてだけ説
明する。通常確率時(1/315)では大当り当否判定
用カウンタC1の取得数値が7であるか否か、高確率
(7/315)時では、7,57,107,157,2
07,257,307、即ち、大当り数値であるかを否
かを判別し、大当り数値であれば大当りと判定する一
方、大当り数値でなければ、外れと判定する。また、小
当り当否判定処理では、同様にして小当り当否判定・小
当り図柄決定用カウンタC6の取得数値が7(当り値)
であれば、小当フラグF2に1をセットする一方、当り
値でなければ、小当フラグF2に0をセットする。
【0049】メインCPUは、ステップA13において
当否判定の結果が大当りでなければ、即ち、外れであれ
ば、ステップA14に進み、大当りフラグを0クリアし
(ステップA14)、次に、変動パターンカウンタC7
の取得数値に基づいて変動パターンを設定する(ステッ
プA15)。この変動パターンの設定において、変動パ
ターンに対応する図柄変動の変動時間が定まる。また、
各予告やリーチパターン等も同時に定まる。なお、変動
パターンカウンタC7(0〜49)の取得数値は0乃至
49であるが、外れ時は、変動パターン1〜35までの
範囲内で選ぶものとする。
【0050】次に、メインCPUは、左図柄決定(外れ
図柄決定)用カウンタC3(0〜11)の取得数値に基
いて左停止図柄を決定し、中図柄決定(外れ図柄決定)
用カウンタC4(0〜11)の取得数値に基いて中停止
図柄を決定し、右図柄決定(外れ図柄決定)用カウンタ
C5(0〜11)の取得数値に基いて右停止図柄を決定
する(ステップA16)。なお、各取得数値が左図柄、
中図柄、右図柄とも同じ場合は、右図柄の取得数値を1
つアップした値に基いて右停止図柄を決定する。次い
で、変動パターンに対応する図柄変動の変動時間(タイ
マ値)を変動時間タイマにセットし(ステップA1
7)、ステップA22に移行する。
【0051】一方、ステップA13にて、当否判定の結
果が大当りと判定された場合には、ステップA18に進
み、大当りフラグに1をセットし(ステップA18)、
変動パターンカウンタC7の取得数値に基づいて変動パ
ターンを設定する(ステップA19)。この変動パター
ンの設定において、変動パターンに対応する図柄変動の
変動時間が定まる。また、各予告やリーチパターン等が
定まる。なお、変動パターンカウンタC7(0〜49)
の取得数値は0乃至49であるが、大当り時は、変動パ
ターン36〜50までの範囲内で選ぶものとする。
【0052】次いで、メインCPUは、取得数値に基づ
いて停止図柄を設定する(ステップA20)。すなわ
ち、メインCPUは、大当り図柄決定用カウンタC2
(0〜11)の取得数値に基いて大当り図柄(左、中、
右がすべて同じ図柄)を決定する。次いで、メインCP
Uは、変動パターンに対応する図柄変動の変動時間(タ
イマ値)を変動時間タイマにセットし(ステップA2
1)、ステップA22に移行する。
【0053】ステップA22に進むと、メインCPU
は、決定した変動パターンと停止図柄とを表示CPUに
コマンド送信する(ステップA22)。メインCPU
は、表示CPUに対して変動パターンと停止図柄とをコ
マンド送信すると、始動記憶数を1つ減じ(ステップA
23)、図柄変動開始処理を終えて遊技制御処理にリタ
ーンする。図柄変動開始処理にて図柄変動開始が行われ
た場合には、図柄変動フラグの値は図柄変動中を示す値
「1」となる。
【0054】図柄変動フラグの値が図柄変動中を示す値
「1」となった結果、続くステップS17の図柄変動中
か否かの判別処理を真と判別し、ステップS18に進
む。メインCPUは、決定した変動パターンに対応した
変動時間が経過したか否かを監視する(ステップS1
8)。そして、メインCPUは、変動時間が経過してい
なければ、ステップS18を偽と判別して前述のステッ
プS21に移行する。図柄変動中においては、メインC
PUは、ステップS11からステップS15に至る処
理、ステップS15を偽、ステップS17を真、ステッ
プS18を偽、ステップS21を偽、ステップS27を
偽、ステップS32のタイマ処理にて変動時間タイマの
タイマ値を減算し、内部リセット信号が入るまでの残余
時間、ステップS33の乱数更新処理を複数回繰り返
す。
【0055】そして、変動時間タイマにセットしたタイ
マ値が0となると、メインCPUは、ステップS18に
て変動時間が経過したと判別し、表示CPUに対して図
柄停止コマンドを送信する(ステップS19)。メイン
CPUは、図柄停止コマンドを送信すると、ステップS
20に進み、図柄変動フラグの値をインターバル中の値
「2」に切り換え(ステップS20)、ステップS21
に進む。
【0056】図柄変動フラグの値がインターバル中を示
す値「2」となった結果、続くステップS21のインタ
ーバル中か否かの判別処理を真と判別し、ステップS2
2に進む。メインCPUは、インターバル時間が経過し
たか否かを監視する(ステップS22)。そして、メイ
ンCPUは、インターバル時間が経過していなければ、
ステップS22を偽と判別して前述のステップS27に
移行する。インターバル中においては、メインCPU
は、ステップS11からステップS15に至る処理、ス
テップS15を偽、ステップS17を偽、ステップS2
1を真、ステップS22を偽、ステップS27を偽、ス
テップS32のタイマ処理にてインターバル時間タイマ
のタイマ値を減算し、内部リセット信号が入るまでの残
余時間、ステップS33の乱数更新処理を複数回繰り返
す。
【0057】そして、インターバル時間タイマにセット
したタイマ値が0となると、メインCPUは、ステップ
S22にてインターバル時間が経過したと判別し、図柄
変動フラグの値を図柄変動開始可能を示す値「0」に切
り換え(ステップS23)、ステップS24に進む。メ
インCPUは、ステップS24にて、大当りフラグが
「1」であるか否かを判別する(ステップS24)。ス
テップS24にて大当りフラグが「1」である場合、メ
インCPUは、大当りフラグを0クリアし(ステップS
25)、大当り遊技実行フラグに1をセットし(ステッ
プS26)、ステップS27に進む。一方、ステップS
24にて大当りフラグが「1」でない場合、メインCP
Uは直接ステップS27に進む。
【0058】当該図柄変動に関する当否判定の結果が大
当りである場合、大当りフラグに1がセットされ、イン
ターバル時間経過時に大当りフラグがクリアされると共
に大当り遊技実行フラグに1がセットされる。一方、当
該図柄変動に関する当否判定の結果がはずれである場
合、大当り遊技実行フラグは0のままとなる。
【0059】大当り遊技実行フラグに1がセットされた
場合、メインCPUはステップS27の判別処理を真と
判別し、大当り遊技処理を実行する(ステップS2
8)。そして、大当り終了条件が成立しているか否かを
判別する(ステップS29)。ステップS29にて、大
当り終了条件が成立していなければ、ステップS32に
移行する一方、大当り終了条件が成立していれば、大当
り遊技実行フラグを0クリアし(ステップS30)、ス
テップS32に移行する。なお、大当り遊技実行中にお
いては、メインCPUは、ステップS11からステップ
S15に至る処理、ステップS15を真(しかしながら
前述したように図柄変動開始処理にて大当り遊技実行フ
ラグが判定されて新規の図柄変動は不可となる)、ステ
ップS17を偽、ステップS18を偽、ステップS21
を偽、ステップS27を真、ステップS29を偽、ステ
ップS32のタイマ処理にて大当り遊技中に用いる各タ
イマのタイマ値を減算し、内部リセット信号が入るまで
の残余時間、ステップS33の乱数更新処理を複数回繰
り返す。
【0060】なお、メインCPUから表示制御回路55
に配備された表示CPUに対して変動パターンの指定コ
マンドが送信された場合には、表示CPUは、コマンド
を受信すると、変動パターンの指定コマンドであると判
別し、指定された変動パターンの別に応じて特別図柄の
変動を開始する。また、メインCPUから表示CPUに
対して停止図柄のコマンドが送信された場合には、表示
CPUは、コマンドを受信すると停止図柄のコマンドで
あると判別し、コマンドにより指定された停止図柄を記
憶する。これにより、左図柄、中図柄及び右図柄が表示
制御回路55に記憶される。さらに、メインCPUから
表示CPUに対して図柄停止コマンドが送信された場
合、表示CPUは、コマンドを受信すると、図柄停止コ
マンドであると判別し、記憶した停止図柄で図柄を停止
表示する。これにより、記憶した停止図柄が外れ図柄の
組み合わせであれば、外れ図柄が停止表示され、記憶し
た停止図柄が大当り図柄であれば、大当り図柄が表示さ
れる。
【0061】次に、主電源(AC24V)の供給が断た
れた場合(電源断となった場合)のメイン制御回路40
が行う処理について説明する。電源断となる場合、主電
源の電圧(24V)が降下し、所定電圧(12V)以下
となると、電源断検出手段69が電源断信号を出力する
(ハイレベルからローレベルに立ち下がる)。この電源
断信号は、メイン制御回路40及び払出制御回路54に
入力され、メイン制御回路40及び払出制御回路54に
おいてNMI割込みによる電源断処理が行われる。
【0062】また、主電源の電圧が所定電圧(12V)
以下に降下した時点から予め定めた遅延時間(例えば、
70ms)だけ遅れて前述のリセット信号発生手段70
がリセット信号を出力する(ハイレベルからローレベル
に立ち下がる)。該リセット信号は、メイン制御回路4
0、払出制御回路54、ランプ制御回路52、音声制御
回路53および表示制御回路55に入力される。
【0063】図9は、メインCPUが実行する電源断処
理のフローチャートである。メインCPUは、まず、各
レジスタ及びスタックポインタを保存し(ステップS4
1)、RAM44の使用領域を全て加算した結果の1バ
イト値を全ビット反転してバックアップ検証値を算出し
(ステップS42)、算出したバックアップ検証値をR
AM44に設定されたバックアップ検証値記憶エリアに
記憶し(ステップS43)、同じくRAM44に設定さ
れた電源断処理フラグをセットして電源断処理が行われ
たことを記憶し(ステップS44)、RAM44をアク
セス禁止にし(ステップS45)、無限ループとなる。
そして、電源断発生である場合、前述のリセット信号が
メイン制御回路40に入力され、これに応じて、メイン
CPUは完全に動作停止となる。
【0064】なお、電源断となってもRAM44の内容
はバックアップ用電源(DC5V)により保持される。
すなわち、遊技制御処理において、特別図柄の変動を開
始する前の待機中である場合、特別図柄の変動中である
場合、特別図柄の確定中である場合、大当り処理中であ
る場合等、特別図柄の図柄変動状態を識別する変動フラ
グ、当否判定の結果を判定する大当りフラグ、停止図柄
(左、中、右特別図柄)、特別図柄変動の変動時間(図
柄変動中の場合では、変動時間の経過を監視するための
変動時間タイマの値、即ち、残りの変動時間)、大当り
遊技中であれば、ラウンド数、大入賞口への入賞個数、
特定領域通過の有無、大入賞口の開放時間等の全てのデ
ータが保持される。
【0065】さて、主電源が電源断から復帰すると、主
電源の電圧が上昇し所定電圧以上となり、これに応じて
電源断信号がハイレベルに復帰し(電源断信号がオフと
なり)、リセット信号がハイレベルに復帰し(リセット
信号がオフとなり)、メインCPU及び払出CPUも復
帰して動作を開始する。また、ランプ制御回路52、音
声制御回路53および表示制御回路55にもリセット信
号が入力され、ランプ制御回路52、音声制御回路53
および表示制御回路55のデータが初期化される。
【0066】次に、主電源が電源断から復帰した場合の
メイン制御回路40が行う処理について説明する。図6
のフローチャートにおいて、電源断からの復帰時には、
RAMクリアスイッチ71がオンではないので、メイン
CPUは、ステップS01を偽と判別し、ステップS0
4に移行する。ステップS04に移行したメインCPU
は、電源断処理フラグがオンであるか否かを判別する
(ステップS04)。電源断時に行われた電源断処理に
より電源断処理フラグがオンである結果、メインCPU
は、ステップS04を真と判別し、ステップS05に移
行する。
【0067】ステップS05において、メインCPU
は、バックアップにより保持されているRAM44の内
容が正しいか否かを判別する。すなわち、メインCPU
は、RAM49の使用領域を全て加算した結果の1バイ
ト値を全ビット反転した結果が、電源断時に保管したバ
ックアップ検証値と比較して同じ場合は、バックアップ
により保持しているRAMの内容が正常と判断し、ステ
ップS06に移行する。また、前記比較結果が異なる場
合は、バックアップにより保持しているRAMの内容が
異常と判断し、この場合には初回の電源投入時と見做し
てステップS02の初期化処理に移行する。
【0068】バックアップにより保持しているRAMの
内容が正常と判断した場合、メインCPUは、電源断フ
ラグをクリアし(ステップS06)、各レジスタを電源
断となった時点に戻し(ステップS07)、電源断時の
割込み設定状態に設定し(ステップS08)、復電時の
処理を行う(ステップS09)。
【0069】図10は、メインCPUが実行する復電処
理のサブルーチンを示すフローチャートである。メイン
CPUは、復電処理を開始すると、まず、電源断時から
バックアップ用電源によって保持されている図柄変動フ
ラグの値が図柄変動中を示す値「1」であるか否かを判
定することにより、特別図柄の変動中であるか否かを判
別する(ステップS51)。メインCPUは、特別図柄
の変動中でないと判別した場合には、ステップS52に
進み、大当り遊技実行フラグの値が「1」であるか否か
を判別することにより、大当り遊技実行中か否かを判別
する(ステップS52)。ステップS52において、大
当り遊技実行中でないと判定した場合には、メインCP
Uは、復電処理を終えて遊技制御処理のメインルーチン
に戻り、電源断となったアドレスの次のアドレスへ戻っ
て遊技制御処理を再開する。また、ステップS52に
て、大当り遊技実行中であると判別した場合、メインC
PUは、ステップS53に進み、大当り遊技中の復電処
理を行うが、この点については、本発明の要旨に関わり
がないので、説明を省く。
【0070】一方、ステップS51にて、メインCPU
は、特別図柄の変動中であると判別した場合には、ステ
ップS54に進み、RAM44に記憶保持されている変
動時間タイマの値に応じて、即ち、変動の残り時間に応
じて、特別図柄復電コマンドを選択し(ステップS5
4)、表示CPUに対して特別図柄復電コマンドを送信
する(ステップS55)。次いで、メインCPUは、R
AM44に記憶保持されている停止図柄を表示CPUに
送信し(ステップS56)、復電処理を終えてメインル
ーチンに戻り、電源断となったアドレスの次のアドレス
へ戻って遊技制御処理を再開する。
【0071】図11は、変動の残り時間に応じて選択さ
れる特別図柄復電コマンドとその内容を示す図である。
これらの特別図柄復電コマンドがROMに記憶されてい
る。本実施形態においては、特別図柄復電コマンドが示
す復帰時間(変動時間の残り時間)は、残り10秒、残
り20秒、残り30秒、…、残り60秒のように、残り
10秒から残り60秒までの間、10秒毎に特別図柄復
電1コマンド〜特別図柄復電6コマンドを設けてある。
なお、本実施形態では、このように特別図柄復電コマン
ドが示す復帰時間を10秒毎としてあるが、特にこれに
限定されるものではなく、適宜時間間隔に定めることが
できる。例えば、特別図柄復電コマンドが示す復帰時間
の間隔を1秒毎としてもよい。
【0072】特別図柄の図柄変動中に電源断が発生した
場合、主電源の供給の復帰時に、ステップS55の処理
により、表示制御回路55に変動の残り時間が送信さ
れ、特別図柄表示装置28の表示画面に例えば、図12
に示すような復電画面が表示される。図12は特別図柄
表示装置28に表示される復電画面の一表示形態を示す
図である。図柄変動中に電源断が発生した場合、電源復
帰後に復電画面が表示される。画面には「電源が復帰し
ました」、「遊技を再開して下さい」のように電源が復
帰した旨及び遊技の再開を促す旨が表示されることによ
り報知される。また、これらと一緒に、「画面はあと1
0秒で戻ります」のように、特別図柄表示装置28の表
示状態が通常状態に戻るまでに要する復帰時間が表示さ
れることにより報知される。従って、遊技者は、電源が
復帰したことを報知するだけでなく、画面が通常状態に
復帰するまでの時間が表示されるので、正常な状態とな
るまでの間、安心して待つことになる。よって、遊技者
の不安感をさらに軽減させることができる。
【0073】また、表示制御回路55が特別図柄復電コ
マンドに応じて復帰時間を表示した時点から該復帰時間
をカウントダウン表示するように構成してもよい。以下
に表示制御回路55の表示CPUが特別図柄復電コマン
ドに応じて復帰時間を表示した時点から該復帰時間をカ
ウントダウン表示する実施形態について説明する。
【0074】メイン制御回路55から表示制御回路55
に対するコマンドデータの送信は、1ビットのコマンド
制御信号(ストローブ信号)と8ビット(1バイト)の
コマンドデータとにより行われる。メインCPUはスト
ローブ信号の出力に同期してコマンドデータを出力す
る。表示CPUは、メイン制御回路40からのストロー
ブ信号の入力によってINT割込を発生し、割込処理に
てコマンドデータを取り込む。なお、1つのコマンドデ
ータは2バイトで構成されているため、メインCPUか
ら8ビットずつ2回に分けて(1回目は上位8ビット、
2回目は下位8ビット)コマンドデータが送信される。
また、1つのコマンドデータの上位8ビットはコマンド
の種別(具体的には、変動パターン、左図柄、中図柄、
右図柄、大当り図柄、図柄停止、特別図柄復電、大当り
遊技中のラウンド表示やインターバル等の種別)を表
し、下位8ビットは、具体的な制御動作内容を表す。表
示CPUは、取り込んだコマンドデータを表示制御回路
のRAMに確保した上位8ビット用記憶エリア及び下位
8ビット用記憶エリアにそれぞれ記憶する。また、新た
なコマンドデータを取り込んだことを表すコマンド受信
フラグに「1」をセットし、割込処理を終え、図示しな
いメインルーチンに戻る。
【0075】表示CPUは、コマンド受信フラグに
「1」をセットされている場合、今回受け取ったコマン
ドデータの分別を行い、分別結果に応じて表示制御デー
タを設定する。図13乃至図14は、表示CPUがメイ
ンルーチンにおいて実行するコマンド分別処理のサブル
ーチンを示すフローチャートである。なお、図13にお
いては、本発明の要旨が図柄変動中に発生した電源断か
らの復電(電源復帰)に関するものであるので、特別図
柄復電、停止図柄、図柄停止に関する分別についてだけ
図示と説明を行う。なお、その他のコマンドについても
コマンド分別処理にて分別を行うものであるが、本発明
の要旨に直接関わらないので図示と説明は省く。
【0076】表示CPUは、コマンド分別処理を開始す
ると、まず、コマンド受信フラグに1がセットされてい
るか否かを判別する(ステップB01)。コマンド受信
フラグに1がセットされていなければ(コマンド受信フ
ラグの内容が「0」)、コマンドデータの受け取りはな
いことになり、ステップB01を偽と判別し、コマンド
分別処理を終えてメインルーチンに戻る。一方、コマン
ド受信フラグに1がセットされていれば、コマンドデー
タを受け取っていることになり、表示CPUは、ステッ
プB01を真と判別し、コマンド受信フラグを0クリア
し(ステップB02)、ステップB03以下の処理に進
み、コマンドを分別する。
【0077】表示CPUは、受け取ったコマンドデータ
が特別図柄復電コマンドであるか否かを判別する(ステ
ップB03)。具体的には、上位8ビット用記憶エリア
に記憶されているコマンドの種別を判定する。上位8ビ
ット用記憶エリアに記憶されているコマンドが特別図柄
復電であれば、特別図柄復電コマンドであると判定す
る。受け取ったコマンドデータが特別図柄復電コマンド
である場合、表示CPUは、ステップB04〜ステップ
B11により、図柄変動中の復電(電源復帰)に関する
情報報知のための表示制御データを設定する。
【0078】具体的には、表示エリアに「電源が復帰し
ました」のコメントデータをセットし(ステップB0
4)、表示エリアに「遊技を再開して下さい」のコメン
トデータをセットし(ステップB05)、表示エリアに
「画面はあと**秒で戻ります」のコメントデータをセ
ットする(ステップB06)。次いで、表示CPUは、
下位8ビット用記憶エリアに記憶されているコマンドの
内容に応じた復帰時間を表示時間としてセットする(ス
テップB07)。なお、この場合の下位8ビット用記憶
エリアに記憶されているコマンドの内容は、復帰1〜復
帰6のうちのいずれかになり、従って、表示時間は、コ
マンドの内容に対応してセットされるため、10秒、2
0秒、30秒、40秒、50秒、60秒のうちのいずれ
かとなる(図11参照)。表示CPUは、表示エリアに
表示時間をセットする(ステップB08)。次いで、表
示CPUは、表示エリアにセットされた内容に基いて復
電画面を特別図柄表示装置28の表示画面に表示する
(ステップB09)。図12は特別図柄復電1コマンド
を受け取った場合に表示される復電画面を示している。
次に、表示CPUは、表示時間のカウントダウン表示の
ために使用する1秒タイマを起動し(ステップB1
0)、カウントダウン表示フラグに「1」をセットし
(ステップB11)、コマンド分別処理を終えてメイン
ルーチンに戻る。
【0079】ここで、復帰時間のカウントダウン表示に
ついて説明する。図15は、表示CPUがメインルーチ
ンにおいて実行する復帰時間カウントダウン表示処理の
フローチャートである。復帰時間カウントダウン表示処
理を開始すると、表示CPUは、まず、カウントダウン
表示フラグに「1」がセットされているか否かを判別す
る(ステップB40)。カウントダウン表示フラグに
「1」がセットされていなければ、ステップB40を偽
と判別し、復帰時間カウントダウン表示処理を終えてメ
インルーチンに戻る。なお、カウントダウン表示フラグ
は、コマンド分別処理にて、特別図柄復電コマンドが分
別された場合にのみ、「1」がセットされる。従って、
実質的に画面において復電画面の表示は行われていな
い。
【0080】カウントダウン表示フラグに「1」がセッ
トされている場合には、復電画面が表示されていること
になる。表示CPUは、ステップB40を真と判別し、
ステップB41に進み、1秒タイマにより1秒が経過し
たか否かを判別する(ステップB41)。表示CPU
は、1秒が経過していなければ、ステップB41を偽と
判別して復帰時間カウントダウン表示処理を終えてメイ
ンルーチンに戻る。従って、表示されている復帰時間の
カウントダウン表示の状態に変化はない。一方、表示C
PUは、1秒が経過している場合は、ステップB41を
真と判別し、表示時間の値を1つダウンし(ステップB
42)、表示エリアに表示時間を再セットし(ステップ
B43)、表示エリアにセットされた内容に基いて復電
画面を特別図柄表示装置28の表示画面に表示する(ス
テップB44)。従って、復帰時間のカウントダウン表
示の状態が変化し、表示時間が1秒カウントダウンす
る。例えば、表示時間が10秒であったものが、1秒ダ
ウンして9秒となる。次いで、表示CPUは、再び、1
秒タイマを起動し(ステップB45)、復帰時間カウン
トダウン表示処理を終えてメインルーチンに戻る。上記
の復帰時間カウントダウン表示処理は、カウントダウン
表示フラグに「1」がセットされている場合、繰り返し
実行される。従って、特別図柄表示装置28に表示中の
復電画面において、表示時間のカウントダウン表示が続
行される。
【0081】ところで、図柄変動中に発生した電源断か
らの復電時、上述のように、まず、メインCPUから特
別図柄復電コマンドが送信されると、次に、メインCP
Uから停止図柄に関するコマンドが送信される。なお、
停止図柄に関するコマンドは、図柄がはずれ図柄の場合
には、左図柄、中図柄、右図柄が別々のコマンドで、図
柄が大当りの場合には、大当り図柄はゾロ目であるので
大当り図柄としてのコマンドで送信される。表示CPU
は、復帰時間カウントダウン表示処理中にも、前述の割
込処理により、停止図柄に関するコマンドを受け取る。
【0082】ここで、停止図柄コマンドの分別について
説明する。なお、受け取ったコマンドが停止図柄コマン
ドであるものとする。図13に示すコマンド分別処理の
フローチャートに戻り、表示CPUは、ステップB01
を真と判別し、ステップB02にてコマンド受信フラグ
を0クリアすると、受け取ったコマンドデータが特別図
柄復電コマンドでないから、ステップB03を偽と判別
し、ステップB12に進み、受け取ったコマンドデータ
が左図柄コマンドであるか否かを判別する(ステップB
12)。先に説明したように、上位8ビット用記憶エリ
アに記憶されているコマンドが左図柄であれば、左図柄
コマンドであると判定する。受け取ったコマンドデータ
が左図柄コマンドである場合、表示CPUは、下位8ビ
ット用記憶エリアに記憶されているコマンドの内容(本
実施形態では、0〜11のうちのいずれか1つ)に応じ
た図柄を左図柄記憶エリアに記憶する(ステップB1
3)。表示CPUは、ステップB13を終えるとコマン
ド分別処理を終えてメインルーチンに戻る。
【0083】同様に、受け取ったコマンドデータが中図
柄コマンドである場合、表示CPUは、ステップB01
を真、ステップB02の処理、ステップB03を偽、ス
テップB12を偽と判別し、ステップB14にて、受け
取ったコマンドデータが中図柄コマンドであると判別
し、ステップB15に進み、下位8ビット用記憶エリア
に記憶されているコマンドの内容(本実施形態では、0
〜11のうちのいずれか1つ)に応じた図柄を中図柄記
憶エリアに記憶し(ステップB15)、コマンド分別処
理を終えてメインルーチンに戻る。
【0084】また、受け取ったコマンドデータが右図柄
コマンドである場合、表示CPUは、ステップB01を
真、ステップB02の処理、ステップB03を偽、ステ
ップB12を偽、ステップB14を偽と判別し、ステッ
プB16にて、受け取ったコマンドデータが右図柄コマ
ンドであると判別し、ステップB17に進み、下位8ビ
ット用記憶エリアに記憶されているコマンドの内容(本
実施形態では、0〜11のうちのいずれか1つ)に応じ
た図柄を右図柄記憶エリアに記憶し(ステップB1
7)、コマンド分別処理を終えてメインルーチンに戻
る。
【0085】さらに、受け取ったコマンドデータが大当
り図柄コマンドである場合、表示CPUは、ステップB
01を真、ステップB02の処理、ステップB03を
偽、ステップB12を偽、ステップB14を偽、ステッ
プB16を偽と判別し、ステップB18にて、受け取っ
たコマンドデータが大当り図柄コマンドであると判別
し、ステップB19に進み、下位8ビット用記憶エリア
に記憶されているコマンドの内容(本実施形態では、0
〜11のうちのいずれか1つ)に応じた図柄を、左図柄
記憶エリア、中図柄記憶エリア及び右図柄記憶エリアに
それぞれ記憶し(ステップB19)、コマンド分別処理
を終えてメインルーチンに戻る。
【0086】図柄変動中に発生した電源断からの復電
時、前述のように、メインCPUは特別図柄復電コマン
ドを送信し、次に、停止図柄に関するコマンドが送信す
ると、電源断となったアドレスの次のアドレスへ戻って
遊技制御処理を再開する。従って、図柄変動フラグが図
柄変動中を示す値「1」である結果に従って、図7のフ
ローチャートのステップS17及びステップBS18を
実行し、変動時間の残り時間が経過したか否かを監視す
る。そして、変動時間タイマにセットしたタイマ値が0
となると、メインCPUは、ステップS18にて変動時
間の残り時間が経過したと判別し、表示CPUに対して
図柄停止コマンドを送信する(ステップS19)。
【0087】受け取ったコマンドデータが図柄停止コマ
ンドである場合、表示CPUは、ステップB01を真、
ステップB02の処理、ステップB03を偽、ステップ
B12を偽、ステップB14を偽、ステップB16を
偽、ステップB18を偽と判別し、ステップB20にて
受け取ったコマンドデータが図柄停止コマンドであると
判別し、ステップB21に進む。なお、図柄停止コマン
ドは、1種類しかないため、上位8ビット用記憶エリア
に記憶されているコマンドの判定のみとなる。表示CP
Uは、ステップB21に進むと、左図柄記憶エリア、中
図柄記憶エリア、右図柄記憶エリアに記憶されている図
柄を、通常の図柄確定時の表示画面にて所定位置(各図
柄表示位置)に停止表示する(ステップB21)。即
ち、特別図柄表示装置28の画面表示が通常の表示状態
に復帰する。次いで、表示CPUは、カウントダウン表
示フラグを0クリアし(ステップB22)、コマンド分
別処理を終えてメインルーチンに戻る。なお、カウント
ダウン表示フラグが0クリアされる結果、復帰時間カウ
ントダウン表示処理が非実行となる。
【0088】このように、本発明は、図柄変動中に発生
した電源断からの復電時、復電画面において、図柄表示
装置28の表示状態が通常状態に戻るまでに要する復帰
時間を表示により報知する。また、復帰時間を表示した
時点から該復帰時間を、10秒、9秒、8秒、…、2
秒、1秒というように1秒毎にカウントダウン表示す
る。例えば、当該図柄変動がリーチとなる図柄変動であ
って、仮に、変動開始当初に電源断となった場合、変動
時間の残り時間が30秒、或いはそれ以上の時間残るこ
とになる。そして、このような場合、復電時、従来で
は、「電源が復帰しました」という電源が復帰した旨が
報知されるものの、電源復帰の報知画面が変動時間の残
り時間(30秒或いはそれ以上の時間)だけずうっと表
示されたままであったため、図柄表示装置28による表
示がどうなっているのか不安感を持って待たなければな
らなかった。一方、本発明では、「電源が復帰しまし
た」という電源が復帰した旨はもちろんの事、復電時か
ら図柄表示装置28の表示状態が通常状態に戻るまでに
要する復帰時間が表示されるので、遊技者は容易にいつ
まで待てばよいのか予測がつくので、遊技者の不安感を
さらに軽減させることができる。しかも、復帰時間を表
示した時点から、時間の経過に従って復帰時間をカウン
トダウン表示するので、待ち時間の減少する様子が視覚
的に認識できるため、画面の復帰を待つ遊技者を安心さ
せることができる。
【0089】以上、実施形態の遊技機について説明した
が、本発明は、上述した実施形態に限定されるものでは
なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が
可能である。例えば、上述した実施形態では、主電源の
供給の復帰時に、図柄表示装置28の表示状態が通常状
態に戻るまでに要する復帰時間を報知する復帰時間報知
手段を図柄表示装置(の表示画面)28として説明して
あるが、当該遊技機が図柄表示装置28とは別の表示装
置を備えている場合、前記別の表示装置により図柄表示
装置28の表示状態が通常状態に戻るまでに要する復帰
時間を表示することで報知するようにしてもよい。な
お、この場合、既存の表示装置を利用することができ
る。また、前記図柄表示装置28とは別の表示装置に対
する表示制御は、表示制御回路55に実行させるように
してもよいし、直接メインCPUが表示制御を行っても
よく、どちらでもかまわない。
【0090】また、上述した実施形態では、主電源の供
給の復帰時に、図柄表示装置28の表示状態が通常状態
に戻るまでに要する復帰時間を報知する復帰時間報知手
段を図柄表示装置(の表示画面)28として説明してあ
るが、図柄表示装置28による復電時間の報知と共に、
特別図柄復電コマンドを音声制御回路53に対して送信
し、音声制御回路53が特別図柄復電コマンドの内容に
応じて音声により、図柄表示装置28の表示状態が通常
状態に戻るまでに要する復帰時間を報知する構成として
もよい。例えば、図12の復電画面が表示される際に、
スピーカから音声により「電源が復帰しました。画面は
あと10秒で戻ります。」というセリフを発して遊技者
に報知するようにする。このように音声により復帰時間
を報知すると、表示による視覚的な報知だけでなく、音
声により遊技者の注意を引くため、復帰時間をいち早く
遊技者に報知することができる。
【0091】
【発明の効果】請求項1及び請求項2に記載の構成によ
れば、復帰時間報知手段が、図柄の変動表示中に主電源
が断たれた場合、主電源の供給の復帰時に、図柄表示装
置の表示状態が通常状態に戻るまでに要する復帰時間を
報知するので、遊技者は容易にいつまで待てばよいのか
予測がつくので、遊技者の不安感をさらに軽減させるこ
とができる。
【0092】請求項3に記載の構成によれば、復帰時間
報知手段が、図柄表示装置を含み、該図柄表示装置に復
帰時間を表示することにより報知するので、遊技者の目
を引きやすく、復帰時間を最も効率的に報知することが
できる。
【0093】請求項5に記載の構成によれば、復帰時間
報知手段が、復帰時間を表示した時点から該復帰時間を
カウントダウン表示するので、待ち時間の減少する様子
が視覚的に認識できるため、画面の復帰を待つ遊技者を
安心させることができる。
【0094】請求項6に記載の構成によれば、復帰時間
報知手段が、音声発生手段を有し、復帰時間を音声で報
知するので、表示による視覚的な報知だけでなく、音声
により遊技者の注意を引くため、復帰時間をいち早く遊
技者に報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る遊技機の一形態として
のカード式パチンコ遊技機の正面図
【図2】図1の遊技機の遊技盤の正面図
【図3】実施形態のカード式パチンコ遊技機に配備され
た制御系統の要部ブロック図
【図4】実施形態のカード式パチンコ遊技機に配備され
た電源装置を含む電源供給系統のブロック図
【図5】電源装置と、メイン制御回路、払出制御回路、
ランプ制御回路、音声制御回路及び表示制御回路との電
源供給並びに制御信号の関係を示すブロック図
【図6】実施形態の遊技機に配備されたメイン制御回路
のメインCPUが実行する電源投入時処理のフローチャ
ート
【図7】同上のメインCPUが実行する遊技制御処理の
メインルーチンを表すフローチャート
【図8】同上のメインCPUが実行する図柄変動開始処
理のサブルーチンを示すフローチャート
【図9】同上のメインCPUが実行する電源断処理のフ
ローチャート
【図10】同上のメインCPUが実行する復電処理のサ
ブルーチンを示すフローチャート
【図11】変動の残り時間に応じて選択される特別図柄
復電コマンドとその内容を示す図
【図12】特別図柄表示装置の表示画面に表示される復
電画面の一表示形態を示す図
【図13】実施形態の遊技機に配備された表示制御回路
の表示CPUがメインルーチンにおいて実行するコマン
ド分別処理のサブルーチンを示すフローチャート
【図14】図13のフローチャートのつづき
【図15】同上の表示CPUがメインルーチンにおいて
実行する復帰時間カウントダウン表示処理のフローチャ
ート
【符号の説明】
1 カード式パチンコ遊技機 2 パチンコ遊技機 3 カードユニット 4 カード挿入口 5 前面枠 6 金枠 7 ガラス扉 8 遊技盤 9 上球受皿 10 下球受皿 11 打球ハンドル 12 球貸操作部 13 貸球スイッチ 14 カード残高表示器 15 カード返却スイッチ 16 外側ガイドレール 17 内側ガイドレール 18 遊技領域 19 図柄表示ユニット 20 補助役物装置 21 役物ユニット 22 アウト口 23 ランプ付き風車 24 左ゲート 25 右ゲート 26 左袖入賞口 27 右袖入賞口 28 特別図柄表示装置 29 普通図柄表示装置 30 第1始動入賞口 31 普通電動役物 32 可変入賞口(第2始動入賞口) 33 開閉扉 34 大入賞口 35 左落し入賞口 36 右落し入賞口 37 左サイドランプ 38 右サイドランプ 39 枠飾りランプ 40 メイン制御回路 41 ワンチップマイクロコンピュータ 42 インタフェース 43 CPU 44 RAM 45 ROM 46 始動口センサ 47 普通図柄始動スイッチ 48 中継回路 49 ソレノイド 50 カウントセンサ 51 特定領域センサ 52 ランプ制御回路 53 音声制御回路 54 払出制御回路 55 表示制御回路 56 賞球払出装置 57 貸球払出装置 58 発射制御回路 59 打球発射装置 60 賞球センサ 61 フォト分配回路 62 電源装置 63 電源回路 64 バックアップ用電源回路 65 電下監視回路 66 RAMクリアスイッチ信号発生回路 67 受電回路 68 電源スイッチ 69 電源断検出手段 70 リセット信号発生手段 71 RAMクリアスイッチ M1 賞球モータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種々の遊技制御を行う主制御手段と、前
    記主制御手段から送信されるデータに含まれる遊技情報
    に基いて、図柄の変動表示を行う図柄表示装置の制御を
    行う表示制御手段と、外部から供給される主電源から所
    要の電源を生成して前記主制御手段及び前記表示制御手
    段に供給する電源手段と、前記主電源からの電源供給が
    断たれた場合においても前記主制御手段に設けられた記
    憶手段にバックアップ用電源を供給するバックアップ電
    源供給手段とを備え、前記主電源の供給が断たれた際に
    は、前記バックアップ電源供給手段によって前記主制御
    手段の記憶手段に記憶されている遊技情報を保持し、前
    記主電源の供給が復帰した場合、前記主制御手段が前記
    記憶手段に記憶された遊技情報に従って遊技を再開する
    ように構成された遊技機において、 前記図柄の変動表示中に前記主電源が断たれた場合、前
    記主電源の供給の復帰時に、前記図柄表示装置の表示状
    態が通常状態に戻るまでに要する復帰時間を報知する復
    帰時間報知手段を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記主制御手段は、前記復帰時間報知手
    段によって報知される復帰時間データを生成するための
    計時手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊
    技機。
  3. 【請求項3】 前記復帰時間報知手段は、前記図柄表示
    装置を含み、該図柄表示装置に前記復帰時間を表示する
    ことにより報知することを特徴とする請求項1又は2に
    記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記復帰時間報知手段は、前記図柄表示
    装置とは別に設けられた表示装置を含み、該表示装置に
    前記復帰時間を表示することにより報知することを特徴
    とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記復帰時間報知手段は、前記復帰時間
    を表示した時点から該復帰時間をカウントダウン表示す
    るものであることを特徴とする請求項3又は4に記載の
    遊技機。
  6. 【請求項6】 前記復帰時間報知手段は、音声発生手段
    を有し、前記復帰時間を音声で報知することを特徴とす
    る請求項1乃至請求項5のうちの何れか1つに記載の遊
    技機。
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