JP2003183047A - 赤色ガラス組成物および透明結晶化ガラス - Google Patents
赤色ガラス組成物および透明結晶化ガラスInfo
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Abstract
では、加熱処理により形成されるコロイド粒子の数およ
び粒径が、ガラスの温度履歴に強く依存するため、同一
色調を安定に発色させることが困難である。 【解決手段】 本発明の赤色ガラスは、二酸化ケイ素お
よび酸化アルミニウムを主成分とし、少なくとも1種類
の2価金属酸化物とビスマスの酸化物を含有することを
特徴とする赤色ガラス組成物によって得られる。2価金
属酸化物としては、MgO、CaO、SrO、BaO、
ZnOのうち何れか1種類または2種類以上を含有する
ことが望ましい。本発明の赤色ガラス組成物を母ガラス
として透明結晶化ガラスを得ることができる。この発明
の赤色ガラス組成物のさわやかな赤色から落ち着いた赤
褐色までの特徴的な色調は、JIS「色の表示方法」に
規定されている表色系の数値および光吸収スペクトルに
よって定量的に示すことができる。
Description
れる各種装飾品などに用いられる色ガラスに関し、とく
に、さわやかな赤色から落ち着いた赤褐色の範囲にわた
る特徴的な色調を呈する色ガラスに関する。
や銅のコロイド微粒子を分散したガラスがよく知られて
いる。これらの色ガラスは、まず金や銅が陽イオン状態
で溶け込んだ均質な母ガラスを作製し、それを加熱処理
することによってコロイド粒子を形成させ、赤色を発色
させることによって得られる。
子を分散させたガラスでは、加熱処理により形成される
コロイド粒子の数および粒径が、ガラスの温度履歴に強
く依存するため、同一色調を安定に発色させることが困
難であった。
題点に着目してなされたものであり、その目的とすると
ころは、さわやかな赤色から落ち着いた赤褐色に至る範
囲の特徴的な色調のガラスを提供することにある。
酸化ケイ素(SiO2)および酸化アルミニウム(Al2
O3)を主成分とし、少なくとも1種類の2価金属酸化
物とビスマスの酸化物を含有することを特徴とする赤色
ガラス組成物によって得られる。なお、上記2価金属酸
化物としては、MgO、CaO、SrO、BaO、Zn
Oのうち何れか1種類または2種類以上を含有すること
が望ましい。
組成が、含有率の単位をモル%として、下記で示される
範囲にあり、 SiO2 55〜80 Al2O3 5〜25 Li2O 0〜15 Na2O 0〜 5 K2O 0〜 5 MgO 0〜40 CaO 0〜30 SrO 0〜 5 BaO 0〜 5 ZnO 0〜25 TiO2 0〜10 ZrO2 0〜 5 B2O3 0〜10 かつ、2価金属酸化物の含有率の総和 MgO+CaO+SrO+BaO+ZnO が、0.1〜40モル%の範囲にあり、かつ、ビスマス
の酸化物のBi2O3に換算した含有率が、0.01〜5
モル%の範囲にあることが望ましい。
の単位をモル%として、下記で示される範囲にあり、 SiO2 60〜75 Al2O3 5〜20 Li2O 0〜15 Na2O 0〜 5 K2O 0〜 5 MgO 0.1〜35 CaO 0〜20 SrO 0〜 5 BaO 0〜 5 ZnO 0〜20 TiO2 0.1〜10 ZrO2 0〜 5 B2O3 0〜10 かつ、2価金属酸化物の含有率の総和 MgO+CaO+SrO+BaO+ZnO が、0.1〜35モル%の範囲にあり、かつ、ビスマス
の酸化物のBi2O3に換算した含有率が、0.01〜5
モル%の範囲にあることである。
含有率の単位をモル%として、下記で示される範囲にあ
り、 SiO2 60〜75 Al2O3 10〜20 Li2O 0〜12 Na2O 0〜 5 K2O 0〜 2 MgO 0.1〜30 CaO 0〜18 SrO 0〜 5 BaO 0〜 5 ZnO 0〜18 TiO2 0〜 5 ZrO2 0〜 3 B2O3 0〜10 かつ、2価金属酸化物の含有率の総和 MgO+CaO+SrO+BaO+ZnO が、0.2〜30モル%の範囲にあり、かつ、ビスマス
の酸化物のBi2O3に換算した含有率が、0.01〜3
モル%の範囲にあることである。
むことが望ましい。
IS Z8729:1994「色の表示方法」に規定さ
れている方法に従い、厚さ3mmのガラスを標準D65
光源で照明したとき、L*a*b*表色系で表して、 L* =35〜90 a* >0 b* ≧−30 b*/a* ≦2.0 の範囲にある。
じる光吸収ピークの吸光係数の、ベースラインの吸光係
数に対する比は、0.1以上である。以上の赤色ガラス
組成物を母ガラスとして透明結晶化ガラスを得ることが
できる。
いて詳細に説明する。本発明者らは、Bi2O3含有ガラ
スおよび結晶化ガラスに関する精力的な研究の結果、B
i2O3およびSiO2、Al2O3、2価金属酸化物を必
須成分とするガラス組成物において、赤色から赤褐色を
呈するガラス組成物およびそのガラス組成物を母ガラス
とする透明結晶化ガラスを得ることに成功した。
ガラスは、光透過スペクトルの波長450〜550nm
の範囲に光吸収ピークをもち、またその光吸収ピークの
波長において、光吸収の吸光係数のベースラインのそれ
に対する比が0.1以上であるため、さわやかな赤色か
ら落ち着いた赤褐色までの特異な色を呈する効果が得ら
れる。
には、本発明のガラス組成物および結晶化ガラスには、
酸化マグネシウム(MgO)、酸化カルシウム(Ca
O)、酸化ストロンチウム(SrO)、酸化バリウム
(BaO)、酸化亜鉛(ZnO)から選ばれる1種類ま
たは2種類以上の価金属酸化物が含まれることが好まし
く、さらに酸化リチウム(Li2O)を同時に含むこと
がより好ましい。
まず、ビスマスの酸化物は本発明のガラス組成物が赤色
ないし赤褐色を呈するための必須成分である。ビスマス
の酸化物は、三酸化ビスマス(Bi2O3)あるいは五酸
化ビスマス(Bi2O5)であることが好ましい。ただ
し、適切な着色を示すために、その含有量は限定され
る。つまり、ビスマスの酸化物を三酸化ビスマス(Bi
2O3)に換算した含有量で示して、0.01〜5モル%
であるのが好ましく、さらには0.01〜3モル%であ
ることがより好ましい。この含有量が0.01モル%未
満の場合は、ビスマスの酸化物による赤色ないし赤褐色
の呈色が薄くなりすぎてしまう。一方5モル%を越える
場合は、光透過スペクトルに波長450〜550nmの
範囲に光吸収ピークが現れなくなり、ガラスは濃褐色を
呈し、赤色ないし赤褐色のガラス組成物および結晶化ガ
ラスが得られなくなる。
化物の一部が還元されると、ガラス組成物は赤色ないし
赤褐色の発色を失い、濃褐色ないし黒色を呈するように
なる。しかも白金あるいは白金系合金製の溶融容器(ル
ツボなど)を侵食する可能性があるため、ガラス原料の
一部には、金属硫酸塩や金属硝酸塩など、酸化性の高い
原料を用いることが好ましい。なお、金属硫酸塩や金属
硝酸塩などとして用いるべき原料の量は、モル比で表示
して、ビスマス酸化物の1/20以上であることが好ま
しい。
必須成分である。SiO2の含有率が高くなるにしたが
い、ガラス組成物および結晶化ガラスはより鮮やかな赤
色を呈するようになるが、同時にガラス融液の粘度が高
くなり、ガラス組成物の製造が困難になる。また、Si
O2の含有率が低いと、ガラス組成物および結晶化ガラ
スは濃褐色を呈し、さらにSiO2の含有率が低くなる
と、ガラス製造時に失透が発生し、ガラス組成物および
結晶化ガラスを得ることができなくなる。したがって、
SiO2の含有率は55〜80モル%であることが好ま
しく、さらに60〜75モル%の範囲がより好適であ
る。
成物および結晶化ガラス中において赤色ないし赤褐色を
呈するために必須の成分である。 その含有量が5モル
%未満の場合は、この効果が現れない。一方、Al2O3
の含有率が高くなるにしたがい、ガラス組成物および結
晶化ガラスはより鮮やかな赤色を呈するようになるが、
含有量が25モル%を超えるとバッチをいくら加熱して
も熔解し切れなくなるなど、溶解性が悪化する。また、
バッチが完全に熔解した場合でも、冷却固化の際に極め
て失透し易くなり、ガラス形成が困難となる。 したが
って、Al2O3の含有率は5〜25モル%である必要が
あり、5〜20モル%が好ましく、さらには10〜20
モル%がより好適である。なお、「バッチ」とは、各組
成成分が所定の含有率になるようにガラス原料を調合し
たものをいう。
O+SrO+BaO+ZnO)は、ガラスの溶解性を向
上させるために必須の成分である。 ROを全く含まな
い場合は、ガラス融液の粘性が極めて高くなり、均質な
ガラスを得ることが困難になり、またバッチの熔融が遅
く溶解性が劣化する。ROを少なくとも0.1モル%添
加すれば、上記のROの好ましい効果を得ることができ
る。一方、ROの含有量の増加に伴い、ガラスの均質化
は容易になるが、含有量が40モル%を越えると、まず
ガラス組成物が濃褐色を示し、波長450〜550nm
の範囲に光吸収ピークが観察されなくなるようになる。
またガラス熔融液の粘度が必要以上に低下し、冷却固化
の際に失透が起こりガラスが形成されなくなる。したが
って、ROの含有量は0.1〜40モル%である必要が
あり、0.1〜35モル%がより好ましく、さらに0.
2〜30モル%の範囲がより好適である。
O4)や硝酸塩(R(NO3)2)など、酸化性の高い原
料を用いることが好ましい。これは、これら酸化性の高
い原料を用いると、バッチの溶解途中やガラス融液の溶
融中に酸化性の高い化合物を発生し、ビスマスの酸化物
が不必要に還元されるのを防ぐことができるという優れ
た効果を発揮する。なお、上記原料は、溶解途中または
溶融中に一部が分解されることで清澄剤としての効果も
期待される。
網目修飾酸化物としてはたらく最も重要な必須の成分で
ある。MgOバッチの熔融を速め熔解性を高める成分で
ある。MgOの含有率が高いほどこれらの機能がよく発
揮されるが、一定値を越えると、まずガラス組成物が濃
褐色を示し、波長450〜550nmの範囲に光吸収ピ
ークが観察されなくなるようになり、それを越えて含有
量が大きくなるとガラス熔融液の粘度が必要以上に低下
し、冷却固化の際に失透が起こりガラスが形成されなく
なる。したがって、MgOの含有率は、0.1〜40モ
ル%である必要があり、0.1〜35モル%がより好ま
しく、0.1〜30モル%がさらに好適である。
を高める成分であるが、任意の成分である。また、ガラ
スの耐失透性を高める性能においてはMgOより優れる
成分である。 しかし、CaOの含有量が大きくなりす
ぎると、ガラスは濃褐色を示すようになり、波長450
〜550nmの範囲に光吸収ピークが観察されなくな
る。そのため、CaOの含有率が決定され、0〜30モ
ル%である必要があり、0〜20モル%が好ましく、0
〜18モル%の範囲がよりに好ましく、さらには0〜1
0モル%がもっとも好適である。
の熔解性を高める任意の成分である。SrOは少量(例
えば0.1モル%)でも含有されれば、ガラスの耐失透
性を大幅に改善することができる。しかし、SrOはビ
スマス含有ガラスを濃褐色に呈色させるはたらきが強
く、赤色ないし赤褐色を示すSrOの含有量の範囲は狭
い。そのため、SrOの含有率が決定され、0〜5モル
%である必要がある。
にバッチの熔解性を高める任意の成分である。 また、
BaOは他の2価金属酸化物よりも屈折率を高める効果
が高い。ガラスは屈折率が高い方が、表面の光沢が強
く、本発明の赤色ないし赤褐色の効果を高めることがで
きる。したがって、本発明のガラス組成物にはBaOを
含有させることが好ましい。しかし、BaOはビスマス
含有ガラスを濃褐色に呈色させる働きが強く、赤色ない
し赤褐色を示すBaOの含有量の範囲は狭い。そのた
め、BaOの含有率が決定され、0〜5モル%である必
要がある。
の成分である。ZnOはCaO、SrO、BaOと比べ
て、ビスマス含有ガラスを赤色ないし赤褐色に呈色させ
る効果が高い好ましい成分である。また、ZnOはMg
Oと比べて、ガラスの屈折率を高めることはたらきが強
い。ZnOの含有率が高いほどこれらの機能がよく発揮
されるが、一定値を越えると、まずガラス組成物が濃褐
色を示し、波長450〜550nmの範囲に光吸収ピー
クが観察されなくなるようになり、さらに含有量が大き
くなると、ガラスは分相して乳濁し、透明なガラスが得
られなくなる。したがって、MgOの含有率は、0〜2
5モル%である必要があり、0.1〜20モル%がより
好ましく、0.1〜18モル%の範囲がさらに好適であ
る。
化物としてはたらく重要な任意の成分である。Li2O
は、とくに熔解温度を下げて熔解性を高める成分でもあ
るとともに、ガラスの屈折率を高めることができる成分
でもある。上記の目的には、Li2Oの含有量は多いほ
どよいが、一定値を越えると、まずガラス組成物が濃褐
色を示し、波長450〜550nmの範囲に光吸収ピー
クが観察されなくなるようになり、それを越えて含有量
が大きくなるとガラス熔融液の粘度が必要以上に低下
し、冷却固化の際に失透が起こりガラスが形成されなく
なる。したがって、Li2Oの含有率は、0〜15モル
%である必要があり、0〜12モル%がより好ましい。
液相温度を下げる効果があり、ガラスの失透を抑えるこ
とができる成分である。しかし、Na2Oはビスマス含
有ガラスを濃褐色に呈色させる働きが強いため、多量の
含有は好ましくない。したがって、Na2Oの好ましい
含有率の範囲は0〜5モル%であり、より好ましくは0
〜2モル%である。
ガラスの失透を抑えることができる成分である。しか
し、K2Oは比較的少量の添加で、ビスマス含有ガラス
を濃褐色に呈色させるはたらきが強いため、多量の含有
は好ましくない。したがって、K2Oの好ましい含有率
の範囲は0〜5モル%であり、より好ましくは0〜2モ
ル%である。
示されるアルカリ金属酸化物の原料の一部に硫酸塩(R
2SO4)や硝酸塩(RNO3)など、酸化性の高い原料
を用いることが好ましい。これは、これら酸化性の高い
原料を用いると、バッチの溶解途中やガラス融液の溶融
中に酸化性の高い化合物を発生し、ビスマスの酸化物が
不必要に還元されるのを防ぐことができるという優れた
効果を発揮する。なお、上記原料は、溶解途中または溶
融中に一部が分解されることで清澄剤としての効果も期
待される。また、とくに硫酸塩はバッチの溶解初期に先
に融解し、バッチ中のSiO2の融解を助けるはたらき
があり、ガラスの溶解性を高めることができる。
るとともに、ビスマスの酸化物の赤色発色を助ける任意
の成分である。前述したBaOは、ビスマス含有ガラス
を濃褐色に呈色させるはたらきが強いが、TiO2は逆
に赤色発色を助ける効果があるため、BaOよりも好ま
しい成分である。しかし、TiO2は、乳白色のガラス
に比較的多量に含まれることから判るように、ガラスを
乳濁させる機能(副作用)がある。そのため、その含有
率は10モル%以下である必要がある。したがって、T
iO2の含有率は、0〜10モル%である必要があり、
0〜5モル%の範囲がより好ましい。
の屈折率を高めるとともに、ビスマスの酸化物の赤色発
色を助ける任意の成分である。 しかし、ZrO2は、結
晶化ガラスの核生成剤として用いられることが示すよう
に、ガラスの結晶化を促し、またガラス組成物の密度を
高める機能(副作用)を備える。したがって、不必要な
結晶化(失透)と密度の上昇とを避けるため、ZrO2
の含有率は5モル%以下である必要がある。したがっ
て、ZrO2の含有率は0〜5モル%である必要があ
り、0〜3モル%が好ましい。
液の粘性を下げ、ガラスの均質化に役立つ成分である。
この効果は、特にSiO2やAl2O3が多量に含まれて
いる場合に顕著である。ただし、B2O3の含有量が多量
になると、ガラスは分相し、乳濁する傾向が高くなる。
したがって、B2O3の含有率は0〜10モル%である必
要がある。
マスの酸化物の還元の防止などを目的として、As
2O3、Sb2O3、SO3、SnO2、Fe2O3、Clまた
はFなどの成分が合計で1モル%を上限として含有され
ていてもよい。なお、産業上利用し得るガラス原料に微
量不純物として含まれる他の成分が混入する場合もあ
る。これら不純物の合計含有率が1モル%未満の場合
は、ガラス組成物の物性に及ぶ影響は小さく、実質上問
題とならない。
明をさらに詳細に説明する。 (実施例1〜16)表1に示した各組成成分の含有率と
なるように、通常のガラス原料であるシリカ、アルミ
ナ、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、酸
化マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸ストロンチウ
ム、炭酸バリウム、チタニア、ジルコニア、酸化ホウ
素、および三酸化ビスマスなどを用いてバッチを調合し
た。なお、三酸化ビスマスの不要な還元の防止と、ガラ
スの清澄を目的として、MgO成分の一部を試薬として
市販されている硫酸マグネシウム(MgSO4)に振り
替え、またガラス組成にNa2Oが含まれている場合
は、Na2O成分の一部を硫酸ナトリウム(ボウ硝、N
a2CO3)に振り替えて導入した。振り替えた硫酸マグ
ネシウムや硫酸ナトリウムの量は、三酸化ビスマスに対
するモル比で1/20とした。調合したバッチを白金ル
ツボを用いて1600℃で18時間保持し、その後鉄板
上に流し出した。流し出したガラス熔融液は10数秒で
固化し、このガラスを電気炉中で800℃、30分保持
した後、炉の電源を切り、室温まで放冷して試料ガラス
とした。
過スペクトル、屈折率、熱膨張係数、ガラス転移点およ
び屈伏点を以下のように測定し、結果を表1に示した。
板になるように両面を鏡面研磨し板状サンプルを作製し
た。板状サンプルを白色光源にかざし、透過光の色調を
目視で観察した。
ルの光透過スペクトルを波長290〜2500nmの範
囲で測定した。実施例1および5の光透過スペクトルを
図1に示す。得られた光透過スペクトルを、JIS Z
8729:1994「色の表示方法」に規定されている
方法に従い、L*a*b*表色系に換算した。同時に光透
過スペクトルの波長450〜550nmの範囲に光吸収
ピークが現れているかどうかを観察した。また、光透過
スペクトルを吸光係数に換算して光吸収スペクトルを求
め、光吸収ピークの両側に接線を引いてベースラインと
し、光吸収ピークのベースラインに対する吸収係数の比
を求めた。
クトルを例として、ベースラインの引き方を示してい
る。吸光係数のピーク値の、その波長におけるベースラ
インの吸光係数に対する比の求め方を具体的な数値で示
した。
うに、何れも目視観察において赤色ないし赤褐色を示し
た。これをL*a*b*表色系で表示すると、L*=35〜
90、a*>0、b*≧−30、b*/a*≦2.0の範囲
であった。また、実施例1〜16のガラスは、波長45
0nm〜550nmの範囲に光吸収ピークを示し、かつ
その光吸収ピークの波長において、光吸収の吸光係数の
ベースラインのそれに対する比が0.1以上であった。
さわやかな赤色から落ち着いた赤褐色までの特徴的な色
調は、上記のL*a*b*表色系の数値および光吸収スペ
クトルによって定量的に示すことができる。
℃に設定した電気炉の中で1時間保持し、その後、電気
炉内の温度を5℃/分で昇温して850℃にまで上げて
さらに1時間保持し、炉の電源を切り室温まで冷却し
た。上記の熱処理によって、赤色ガラスは変形すること
なく、また色調も熱処理前とほとんど変化しなかった。
しかし、熱処理後のガラスのガラス転移点および屈伏点
を測定すると、熱膨張曲線には室温から1000℃まで
の間に変曲点や極大値がみられなかった。このことから
赤色ガラスから熱処理によって結晶化ガラスが得られ、
さらにこの結晶化ガラスは耐熱性に優れるものであるこ
とが分かった。
50nm〜550nmの範囲の光吸収ピークの他に、6
50〜750nmに明らかにそれと分かる光吸収ピー
ク、780〜850nmの範囲に弱い光吸収ピークが確
認された。
ルを測定しようとしたところ、実施例11のガラスが赤
色で弱く発光していることが確認された。 そこで、 市
販の蛍光分光光度計を用い、 実施例1〜16のガラス
の蛍光スペクトルを測定してみたところ、 波長500
nm、700nm、および833nm近傍、つまり光透
過スペクトルに現れた光吸収ピーク近傍の波長の光で励
起したときに、波長1050nmから1300nmにお
よぶ赤外域での極めて広い波長範囲で、比較的強い蛍光
を示していることが観測された。
弱いため、本発明のガラス組成物のさわやかな赤色ない
し落ち着いた赤褐色の呈色には影響を及ぼさない。 ま
た、波長1050nmから1300nmにおよぶ赤外域
の発光もまた、肉眼では見えない波長範囲であるため、
本発明のガラス組成物の呈色とは無関係である。
0nmにおよぶ赤外域の発光は、その波長範囲が光通信
でもちいられる波長領域に近似しているため、光通信用
に用いることができる可能性があると言える。
ように、実施例と同様の方法で試料ガラスを作製した。
ただし、比較例4では、調合したバッチを白金ルツボを
用いて1450℃で4時間保持し、その後鉄板上に流し
出した。このガラスを電気炉中、550℃で30分保持
した後、炉の電源を切り、室温まで放冷して徐冷し試料
ガラスとした。これらの試料ガラスを用いて、実施例と
同様に色調、透過スペクトルを測定し、表2にその結果
を示した。
冷して得た固化物は、表面につやがなく、内部まで完全
に失透しており、ガラスが得られなかった。比較例3
は、得られた試料ガラスは濃褐色を示し、その透過スペ
クトルには光吸収ピークが観察されなかった。 比較例
4は、一般的なソーダライムガラスであるが、得られた
試料ガラスは無色透明で、その透過スペクトルにも光吸
収ピークは観察されなかった。
含有ガラスの組成を調整することによって得るため、所
望の色調を安定して得ることができる。この発明の赤色
ガラス組成物のさわやかな赤色から落ち着いた赤褐色ま
での特徴的な色調は、L*a*b *表色系の数値および光
吸収スペクトルによって定量的に規定することができ
る。
トルの例を示す図である。
方法を示す図である。
Claims (9)
- 【請求項1】二酸化ケイ素(SiO2)および酸化アル
ミニウム(Al2O3)を必須成分とし、少なくとも1種
類の2価金属酸化物とビスマスの酸化物を含有すること
を特徴とする赤色ガラス組成物。 - 【請求項2】前記2価金属酸化物としてMgO、Ca
O、SrO、BaO、ZnOの何れか1種類または2種
類以上を含有する請求項1に記載の赤色ガラス組成物。 - 【請求項3】酸化物の組成が、含有率の単位をモル%と
して、下記で示される範囲にあり、 SiO2 55〜80 Al2O3 5〜25 Li2O 0〜15 Na2O 0〜 5 K2O 0〜 5 MgO 0〜40 CaO 0〜30 SrO 0〜 5 BaO 0〜 5 ZnO 0〜25 TiO2 0〜10 ZrO2 0〜 5 B2O3 0〜10 かつ、2価金属酸化物の含有率の総和 MgO+CaO+SrO+BaO+ZnO が、0.1〜40モル%の範囲にあり、かつ、ビスマス
の酸化物のBi2O3に換算した含有率が、0.01〜5
モル%の範囲にあることを特徴とする請求項1または2
に記載の赤色ガラス組成物。 - 【請求項4】酸化物の組成が、含有率の単位をモル%と
して、下記で示される範囲にあり、 SiO2 60〜75 Al2O3 5〜20 Li2O 0〜15 Na2O 0〜 5 K2O 0〜 5 MgO 0.1〜35 CaO 0〜20 SrO 0〜 5 BaO 0〜 5 ZnO 0〜20 TiO2 0.1〜10 ZrO2 0〜 5 B2O3 0〜10 かつ、2価金属酸化物の含有率の総和 MgO+CaO+SrO+BaO+ZnO が、0.1〜35モル%の範囲にあり、かつ、ビスマス
の酸化物のBi2O3に換算した含有率が、0.01〜5
モル%の範囲にあることを特徴とする請求項1ないし3
に記載の赤色ガラス組成物。 - 【請求項5】酸化物の組成が、含有率の単位をモル%と
して、下記で示される範囲にあり、 SiO2 60〜75 Al2O3 10〜20 Li2O 0〜12 Na2O 0〜 5 K2O 0〜 2 MgO 0.1〜30 CaO 0〜18 SrO 0〜 5 BaO 0〜 5 ZnO 0〜18 TiO2 0〜 5 ZrO2 0〜 3 B2O3 0〜10 かつ、2価金属酸化物の含有率の総和 MgO+CaO+SrO+BaO+ZnO が、0.2〜30モル%の範囲にあり、かつ、ビスマス
の酸化物のBi2O3に換算した含有率が、0.01〜3
モル%の範囲にあることを特徴とする請求項1ないし4
に記載の赤色ガラス組成物。 - 【請求項6】Li2Oを含むことを特徴とする請求項3
または5に記載の赤色ガラス組成物。 - 【請求項7】厚さ3mmのガラスの透過色が、標準D6
5光源で照明したとき、L*a*b*表色系で表して、 L* =35〜90 a* >0 b* ≧−30 b*/a* ≦2.0 の範囲にあることを特徴とする請求項1ないし6に記載
の赤色ガラス組成物。 - 【請求項8】 450nm〜550nmの範囲に生じる
光吸収ピークの吸光係数の、ベースラインの吸光係数に
対する比が0.1以上であることを特徴とする請求項1
ないし7に記載の赤色ガラス組成物。 - 【請求項9】 請求項1ないし8の何れかに記載の赤色
ガラス組成物を母ガラスとすることを特徴とする透明結
晶化ガラス。
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