JP2003181579A - コイル成形装置 - Google Patents

コイル成形装置

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JP2003181579A
JP2003181579A JP2001386254A JP2001386254A JP2003181579A JP 2003181579 A JP2003181579 A JP 2003181579A JP 2001386254 A JP2001386254 A JP 2001386254A JP 2001386254 A JP2001386254 A JP 2001386254A JP 2003181579 A JP2003181579 A JP 2003181579A
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紀宏 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイリングされる平角線の曲げ加工のみを行
う治具としたコイル成形装置とすることにより、治具と
してのマンドレルからの取り外し工程を不要とする。加
えて、線材が成形装置にスムーズに供給できるようにす
ると共に、その供給時に傷つけられたり、皮膜が剥離さ
れることを防止ないし少なくする。 【解決手段】 平角線20をコイリングするための曲げ
外形形状とした軸部42と、この軸部42の外周位置に
自転しながら公転回動するローラ52とが配置され、こ
のローラ52と軸部42との間に平角線20を配置して
ローラ52の公転回動によりコイリング加工を行う。ま
た、軸部42の側部位置に平角線20を上下方向から保
持するフランジ部位44が、その幅が変動可能に配置さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、線材をコイリン
グするコイル成形装置に関する。特に、帯板状の平角線
の線材をコイリングするのに好適なコイル成形装置に係
る。
【0002】
【従来の技術】従来、帯板状の平角線の線材をコイリン
グするためのコイル成形装置として図7に示す装置があ
る(特開2001−86711)。図7に示されるコイ
ル成形装置は、治具としてのマンドレル80と、ガイド
装置82としての複数のローラ84、86、88、90
を備える。マンドレル80は線材である平角線92をコ
イリングする最終形状と略同一の外周面形状とされた立
方体形状となっている。ガイド装置82はマンドレル8
0へ巻かれた平角線92を上方から押さえる上部ローラ
84、側方から押さえる側部ローラ86、下方から押さ
える下部ローラ88、90から成っている。上部ローラ
84と側部ローラ86は固定状態で配置される。2個の
下部ローラ88、90はマンドレル80の側部の両端位
置に配置されマンドレル80の動きに連動して移動す
る。マンドレル80は平角線92を巻き付けるために前
後左右上下方向(図7のX,Y,Z方向)に自在に移動
できるようになっている。
【0003】上述した従来装置におけるコイリング方法
は、立方体形状のマンドレル80の外周面へ平角線92
を巻き付けることにより行われる。平角線92の巻き付
けは上部ローラ84と側部ローラ86により案内されな
がら行われる。上部ローラ84と側部ローラ86は固定
された位置状態にあるため、巻き付けはマンドレル80
がX,Y,Z方向に移動することによりその外周面に巻
き付けられる。この際、下部ローラ88、90は巻き付
けられた平角線がずれないように下方の両側で支えてい
る。このようにして三次元形状のコイル成形が行われ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のコイル成形装置では、そのコイリングはコイリングさ
れる最終形状と略同一の外周面形状とされた立方体形状
となっているマンドレルに巻き付けて行われる。このた
め、成形されたコイルはコイリング終了後、巻き付けた
マンドレルから取り外さなければならず、そのための取
り外し工程を必要とすると言う問題点があった。この発
明は、上述した従来の問題点を解決するためになされた
ものであって、この発明が解決しようとする課題は、コ
イリングされる線材の曲げ加工のみを行う治具としたコ
イル成形装置とすることにより、治具としてのマンドレ
ルからの取り外し工程を不要とすることにある。加え
て、線材が成形装置にスムーズに供給できるようにする
と共に、その供給時に線材が傷付けられたり、線材の皮
膜が剥離されることを防止ないしは極力少なくすること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る線材をコ
イリングするためのコイル成形装置は、上述した課題を
解決するため次の手段をとる。先ず、第1の発明として
のコイル成形装置は、線材を所望の形状にコイリングす
るための曲げ外形形状とした軸部を備えた治具と、この
治具の軸部の外周位置に線材の略形状寸法をおいて曲げ
加工すべき所定の範囲回動可能とされたローラとから成
り、線材をこの治具の軸部とローラとの間に位置させて
ローラの回動移動により線材を曲げ加工してコイリング
を行うことを特徴とする。この第1の発明によれば、治
具の軸部とローラにより線材が曲げ加工され、この曲げ
加工が繰返し行われてコイリングされる。したがって、
成形されたコイルは治具等に巻き付けられることがな
く、そのままの状態で次工程に供給することができる。
【0006】次に、第2の発明としてのコイル成形装置
は、上述した第1の発明において、治具はその軸部の側
部位置でコイリングすべき線材を上下方向から保持する
フランジ部位を備え、このフランジ部位は線材を保持す
る幅が変動可能と構成されており、この保持する幅はフ
ランジ部位間に線材を挿入して供給するときは線材の形
状寸法より幅広とされ、曲げ加工時には線材の略形状寸
法とされることを特徴とする。この第2の発明によれ
ば、フランジ部位へ線材を供給するときは、そのフラン
ジ部位の線材を保持する幅は、線材の形状寸法より幅広
とされている。このため、線材の供給に当っての摩擦抵
抗は少なく、その供給はスムーズに行われる。また、幅
が充分とられていることにより、線材の供給時に線材が
傷ついたり、線材の皮膜が剥離されることを防止ないし
は少なくすることができる。しかし、曲げ加工するとき
は、フランジ部位の線材を保持する幅は線材の略形状寸
法とされる。このため、その加工において線材の形状を
膨大化することが阻止されて、自己の形状を略維持した
ままの状態で加工が行われる。
【0007】更に、第3の発明としてのコイル成形装置
は、上述した第2の発明において、フランジ部位は上側
フランジ部位と下側フランジ部位とから成り、下側フラ
ンジ部位は基台部位に固定され、上側フランジ部位は下
側フランジ部位に対して上下動可能に構成されているこ
とを特徴とする。この第3の発明によれば、フランジ部
位の線材を保持する幅の変動は、上側フランジ部位を上
下動させることにより行うことができる。したがって、
上側フランジ部位の動作を操作するのみで行うことが出
来る。
【0008】更に、第4の発明としてのコイル成形装置
は、上述した第1の発明から第3の発明において、治具
とローラへの線材の供給方向前方位置には高さ合わせ板
状部材が配置されており、この高さ合わせ板状部材は治
具とローラ間への線材の供給時には線材の供給高さ位置
より下降した位置とされ、コイリング時には略線材の供
給高さ位置とされることを特徴とする。この第4の発明
によれば、治具とローラへの線材の供給方向前方位置に
は高さ合わせ板状部材が配置される。この種の高さ合わ
せ板状部材が配置されないときには、この発明によりコ
イリングされたコイルは自重により垂れ下がる現象が生
ずる。この垂れ下がりはコイリングが進み成形巻数が増
加するについて顕著となる。しかし、この発明の場合に
は、高さ合わせ板状部材が配置され、そのコイリング時
には略線材の供給高さ位置とされているため、コイリン
グ時におけるコイルの垂れ下がりを防止することがで
き、治具とローラによる曲げ加工をスムーズに行うこと
ができる。なお、治具とローラ間への線材の供給時に
は、高さ合わせ板状部材は線材の供給高さ位置より下降
した位置とされる。このため、その線材の供給時にコイ
リングされたコイルと高さ合わせ板状部材との移動接触
抵抗がないか、ないしは減少した状態となっているた
め、線材の供給はスムーズに行われる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、この発明に係るコイル成形
装置の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明す
る。図6はこの実施の形態のコイル成形装置によってコ
イリングされた銅コイル10がトランスに適用された斜
視図を示す。トランスはコイリングされた2個の銅コイ
ル10がコア12に並列に取り付けられて構成される。
この銅コイル10を形成する線材は帯板状の平角線20
が用いられている。そして、銅コイル10は長方形状に
コイリングされており、平角線の平坦面が重ねられた積
層状態として形成されている。なお、銅コイル10は上
述したトランスの他にモータ等に適用することができ
る。なお、この実施の形態の説明において、線材として
の帯板状の平角線における、コイリングの際に重ねられ
る平坦面側の大きさの形状寸法を幅寸法と称し、その平
坦面に対する厚さ方向の形状寸法を高さ寸法と称する。
【0010】図1〜図4は上述した銅コイル10を成形
するためのコイル成形装置を示す。この実施の形態のコ
イル成形装置は、送り部A、清掃部B、矯正部C、供給
部D、保持部E、コイリング部Fから構成されている。
なお、送り部Aと清掃部Bは図示の都合上、これらの図
からは省略されている。送り部Aは、ボビンに巻かれた
線材としての平角線を、ボビンから巻き解いて送り出す
部分である。ボビンはモータ等により回転されて平角線
を送り出す。モータの回転は送り出した平角線の弛み量
を検知して行われる。弛み量が少なくなるとモータを回
転させて平角線を送り出す。清掃部Bは、送り出された
平角線をコイリングするに先立って平角線に付着してい
る異物等を取り除く部分である。清掃部Bは送り出され
た平角線を上下から挟む状態で2個の清掃部材が配置さ
れており、この清掃部材間を通過させることにより異物
等が取り除かれる。
【0011】矯正部Cは図2に良く示されている。矯正
部Cは送り出された平角線20がボビンに巻かれていた
ときに付いた癖を取り除くための部分である。矯正部C
は複数のローラ16a〜16c、18a〜18dが交互
に上下に配置されて構成されている。上側のローラ16
a〜16cと下側のローラ18a〜18dは、送り出さ
れた平角線20がその間を直線状態で通過するように配
置されている。これにより平角線20はこのローラ間を
通過することにより、ボビンに巻かれていたときに付け
られた曲げ癖などが取り除かれて、直線状態に矯正され
た平角線状態として次に送られる。
【0012】供給部Dは図2及び図3に良く示されてい
る。供給部Dは直線状態に矯正された平角線を規定量づ
つ後述するコイリング部Fに供給する役割を果たす部分
である。供給部Dは可動部D1と線材供給保持部D2と
から構成されている。線材供給保持部D2は平角線20
をコイリング部Fに供給するとき平角線を挟持する役割
を果たす。このため線材供給保持部D2は、図2に良く
示される様に、上側挟持部材22aと下側挟持部材22
bとで構成されており、上側挟持部材22aはエアーシ
リンダ24により上下動されるようになっている。エア
ーシリンダ24により上側挟持部材22aが下方位置と
されることにより下側挟持部材22bと協働して平角線
20を挟持し、一体状態となって後述する可動部D1の
作動により供給方向に移動し、平角線を規定量だけ送
る。エアーシリンダ24により上側挟持部材22aが上
方位置とされることにより平角線20の挟持状態が解か
れ、平角線20とは無関係に線材供給保持部D2は可動
部D1の作動により移動可能となる。すなわち、規定量
だけ平角線20を供給して線材供給保持部D2を元の作
動位置に戻すときにはこの状態で行われる。なお、図2
の状態は上側挟持部材22aが下方位置の状態を示して
いる。
【0013】可動部D1は2個のエアーシリンダ26、
28で構成されている。第1のエアーシリンダ26と第
2のエアーシリンダ28は直列状態に配列されて基台部
位14に取り付けられている。そして、線材供給保持部
D2に第2のエアーシリンダ28の出力部材が連結して
構成されている。したがって、第1のエアーシリンダ2
6と第2のエアーシリンダ28のそれぞれの作動ストロ
ークが合算されて線材供給保持部D2を移動することに
なる。なお、第1のエアーシリンダ26の作動ストロー
クは図6に示す長方形状の銅コイル10の短辺10aの
長さのストロークに設定されている。第2のエアーシリ
ンダ28の作動ストロークは銅コイル10の長辺10b
の長さのストロークとするために第1のエアーシリンダ
26の作動ストロークでは不足する分のストロークを作
動ストロークに設定されている。すなわち、長辺10b
の長さから短辺10aの長さを引いた長さを作動ストロ
ークに設定されている。
【0014】この供給部Dにより、銅コイル10の短辺
部分をコイリングするために平角線20を供給移動する
ときには、第1のエアーシリンダ26のみを作動させれ
ばよく、長辺部分をコイリングするために平角線20を
供給移動するときは、第1のエアーシリンダ26と第2
のエアーシリンダ28の両方を作動させることになる。
この第1と第2のエアーシリンダ26、28の両方を作
動させるときは、同時に作動させても良いが、好ましく
は第1のエアーシリンダ26の作動終了後に第2のエア
ーシリンダ28を作動させるのが良い。かかる作動とす
る事により、短辺部分をコイリングするために供給移動
する移動速度と、長辺部分をコイリングするために供給
移動する移動速度を一緒にすることができる。なお、銅
コイル10の短辺部分と長辺部分のコイリングは順次繰
返し行われることから、第1のエアーシリンダ26のみ
の作動と、第1と第2のエアーシリンダ26、28の両
方の作動も、順次繰返し行われる様に制御されるように
なっている。
【0015】次に、保持部Eも図2及び図3に良く示さ
れている。保持部Eは後述するコイリング部Fに送られ
た平角線20が、送られた後の位置状態を確実に保持す
るための役割を果たす部分である。保持部Eは、上側保
持部材30aと下側保持部材30bとで構成されてお
り、上側保持部材30aはエアーシリンダ32により上
下動されるようになっている。この供給部Eは全体とし
ては基台部位14に対して移動できない固定状態として
取り付けられている。そして、エアーシリンダ32によ
り上側保持部材30aが下方位置とされることにより下
側保持部材30bとの間で平角線20はその位置状態を
保持されるように機能する。エアーシリンダ32により
上側保持部材30aが上方位置とされることにより平角
線20の保持状態が解かれ、平角線20は保持部Eとは
関係なく移動可能となる。したがって、この保持部Eは
供給部Dによって平角線20がコイリング部Fに送られ
るときには保持状態が解かれた状態にあって、自由に送
ることができる。そして、規定量だけ送られた状態で保
持状態とされ確実に保持される。これにより後述のコイ
リング部Fによるコイリング中に平角線20がずれた
り、戻ったりすることが阻止される。
【0016】最後に、コイリング部Fについて詳述す
る。コイリング部Fの全体は図2〜図4に良く示されて
いる。図2は正面図、図3は平面図、図4は側面図であ
る。コイリング部Fの主要部が図1に示されている。図
1は図4の側面図の要部を抽出して拡大して示した図で
ある。先ず、図1を参照して、コイリング部Fの基本構
成を説明する。コイリング部Fの基本構成はマンドレル
40とローラ部50からなっている。マンドレル40は
この発明の治具に対応するものであり、軸部42とフラ
ンジ部44からなっている。軸部42は線材としての平
角線20を所望の形状にコイリングするための内周部材
であり、その外形形状はコイリングするに適した円形状
として形成されている。フランジ部44は、軸部42の
側部位置でコイリングする平角線20を上下方向から保
持するための部分であり、上側フランジ部位44aと下
側フランジ部位44bとからなっている。この上側フラ
ンジ部位44aと下側フランジ部位44bは円板形状で
形成されている。軸部42と下側フランジ部位44bと
は一体に形成されており、その柱状部47が基台部位1
4にボルト38により取り付けられて固定されている。
軸部42の軸方向の長さ寸法は平角線20の高さ寸法と
略同じ寸法とされている。正確には平角線20のコイリ
ング成形の関係上、平角線20の高さ寸法よりわずか大
きい長さ寸法として形成されている。フランジ部位44
の、図1で見て、径方向の長さ寸法は、平角線20の幅
寸法と略同じ寸法で形成されている。すなわち、図1の
状態で示される軸部42とフランジ部位44とで形成さ
れる空間Sの大きさは、平角線20の断面形状と略一致
している。
【0017】上側フランジ部位44aは、図1で見て、
上下動可能に構成されている。上側フランジ部位44a
は一体に構成された軸45を介してエアーシリンダ46
に連結されている。軸45は軸部42と下側フランジ部
位44bとを一体に形成した柱状部47の中心を貫通し
た状態で配置されている。これにより、エアーシリンダ
46の作動により上側フランジ部位44aは上下動す
る。図1の図示状態は上側フランジ部位44aが下方に
位置した状態を示しており、この状態にて平角線20を
コイリングするための曲げ加工が行われる。この状態で
は上側フランジ部位44aの下面は軸部42の上面と当
接した状態にある。エアーシリンダ46により上側フラ
ンジ部位44aを上方へ動作させて当接状態を充分に離
間させた状態が上方に位置した状態である。この上方に
位置した状態でこのフランジ部位44間へ平角線20が
挿入されて供給されてくる。上方に位置した状態ではフ
ランジ部位間の空間Sは平角線20の断面形状よりその
上下方向が大きくなっているため、平角線20の供給に
際してフランジ部位44との摩擦抵抗があまり生じるこ
となくスムーズに供給が行われる。また、このためフラ
ンジ部位44によって平角線20が傷つけられたり、そ
の皮膜を剥離されるようなことが防止ないしは減少す
る。
【0018】ローラ部50は、図1に示すように、ロー
ラ52を備える。ローラ52は円形のフランジ部位44
の外周に沿って自転しながら公転回転するように配置さ
れる。フランジ部位44の径方向の長さ寸法は、平角線
20の幅寸法と同じ寸法で形成されているため、軸部4
2に対してローラ52の配置される位置は平角線20の
幅寸法だけ置いた位置状態となっている。したがって、
ローラ52はフランジ部位44間に挿入された平角線2
0をコイリングするための外周部材として機能するよう
に配置されている。ローラ52は支持軸54にベアリン
グ55を介して回転自在すなわち自転可能に支承されて
いる。支持軸54はその下方位置で回動部材56に固定
的に取り付けられている。回動部材56は下側フランジ
部位44bを形成する柱状部47の外周にベアリング4
9を介して回動自在に支承されている。この回動部材5
6の回動によりローラ52はフランジ部位44の外周を
公転回動する。公転回動する範囲は平角線20をコイリ
ングするために必要とされる範囲である。
【0019】回動部材56の下部には歯車58がボルト
60により一体的に取り付けられている。この歯車58
は、図4に良く示されるように、別の歯車62と噛合っ
ており、歯車62は下方に配置されたモータ64と回転
連結されている。モータ64と歯車62の回転連結は回
転軸部材66、68を介して行われている。モータ64
は支柱70により基台部位14に取り付けられている。
また、回転軸部材66は円筒状部材71にベアリングを
介して回転自在に支承されている。円筒状部材71はボ
ルト72により上方の基台部位14に取り付けられて固
定されている。回転軸部材68は回転軸部材66とモー
タ64を繋ぐ部材として配置されている。このため、モ
ータ64の反時計廻り方向の回転により歯車62も同じ
方向に回転し、この歯車62と噛合っている歯車58及
びこの歯車58と一体的とされている回動部材56が逆
に時計廻り方向に回転する。これにより回動部材56に
支持軸54を介して取り付けられているローラ52が時
計廻り方向に公転する。この公転はフランジ部位44の
外周にローラ52の外周が当接して行われ、ローラ52
が自転しながら行われる。このローラ52の時計廻り方
向の公転時に平角線20のコイリング加工が行われる。
逆に、モータ64の時計廻り方向の回転によりローラ5
2は反時計廻り方向に公転する。この反時計廻りの公転
はコイリング加工を終了してローラ52の位置を元のコ
イリング加工する開始位置に戻すときに行われる。この
ようにモータ64の回転を制御することによりローラ5
2の公転方向が制御される。なお、ローラ52の公転す
る範囲は、平角線20を曲げ加工するために必要とする
範囲とされている。図6に示すこの実施の形態の銅コイ
ル10は短辺10aと長辺10bが直角に曲げられてい
るため、これに対応して公転の回動範囲も直角に相当す
る範囲とされている。詳細には、曲げ加工後のスプリン
グバックを考慮して直角よりわずか多めに公転範囲が定
められている。
【0020】次に、高さ合わせ板状部材74について説
明する。図3に良く示されるように、高さ合わせ板状部
材74は前述したコイリング加工するためのマンドレル
40とローラ部50の前方位置に配置されている。ここ
で前方位置とは平角線20の供給方向に対してである。
図4に良く示されるように、高さ合わせ板状部材74が
配置される高さ位置は前述したマンドレル40のフラン
ジ部位44と略同じ高さ位置とされている。そして、図
4で見て上下方向の高さ方向に、上方位置と下方位置の
2位置を上下動可能に配置されている。上下動はエアー
シリンダ75により行われるようになっている。エアー
シリンダ75は基台部位14に取り付けられており、そ
のピストン部材76が高さ合わせ板状部材74の取付台
座77と結合されて、エアーシリンダ75の作動により
高さ合わせ板状部材74が上下動するようになってい
る。高さ合わせ板状部材74の上方位置は、下側フラン
ジ部位44bの高さ位置と略同一高さ位置とされてい
る。この位置は平角線20をフランジ部位44間に供給
する高さ位置と同じ位置である。そして、平角線20の
コイリング加工はこの高さ位置状態で行われる。図4の
図示状態はこの高さ位置状態を示している。高さ合わせ
板状部材74の下方位置は、下側フランジ部位44bの
高さ位置より少し下降した位置である。この位置は平角
線20をフランジ部位44間に供給する高さ位置より少
し下降した位置である。そして、平角線20のコイリン
グ部Fへの供給はこの高さ位置状態で行われる。
【0021】なお、コイリング加工を終了した銅コイル
10はカッタにより切断されるようになっている。カッ
タは、図2に良く示されている様に、上刃カッタ78と
下刃カッタ79とから成っている。下刃カッタ79はそ
の上方端が平角線20の供給高さ位置と略同じ高さ位置
に配置されている。詳細には平角線20の供給時の摩擦
抵抗を少なくするためにわずか低い位置として配置され
ている。この下刃カッタ79の位置に対応して上刃カッ
タ78が上方位置に配置されている。
【0022】上述した構成よりなるコイリング部Fによ
るコイリング加工を次に説明する。先ず、図5の(A)
に示すように、軸部42に対して平角線20を銅コイル
10の長辺に相当する規定量の長さだけ供給方向である
前方に送り出す。この供給時には上側フランジ部位44
aは上方に位置した状態にあり、その供給がスムーズに
行えるようになっている。また、前方の高さ合わせ板状
部材74も下方位置にあり、平角線20の供給がスムー
ズに行えるようになっている。平角線20が規定量だけ
供給されたことが検知されると、エアーシリンダ32が
作動して保持部Eにより平角線20の位置状態を確実に
保持する。また、エアーシリンダ46が作動して上側フ
ランジ部位44aを下方に位置した状態として、供給さ
れた平角線20をフランジ部位44間に保持する。更
に、エアーシリンダ75が作動して高さ合わせ板状部材
74を上方位置とする。この状態でモータ64も起動し
て反時計廻り方向に回転させ、ローラ52を時計廻り方
向に公転回動させてコイリング加工を行う。すなわち、
内周部材である軸部42と外周部材であるローラ52に
より平角線20は規制されて曲げ加工が行われる。この
曲げ加工においてローラ52は自転しながら行われるの
で、平角線20の当接面に傷付けることがない。また、
このコイリング加工のための曲げ加工は、平角線20と
略同一断面状態の空間とされたフランジ部位44間に平
角線20が挿入されて行われる。このため、その曲げ加
工において平角線20の断面積が異常に膨大化すること
が阻止され、均一化した形状状態の銅コイル10として
成形される。コイリング加工した状態が図5(A)の一
点鎖線状態で示した状態である。
【0023】図5(A)の一点鎖線状態にコイリング加
工したら、先ず、モータ64を起動して時計廻り方向に
回転させ、ローラ52を反時計廻り方向に公転回動させ
て元の作動位置に戻す。次に、保持部Eによる平角線2
0の保持状態を解いて、図5(B)に示すように、図5
(A)の一点鎖線状態から銅コイル10の短辺10aに
相当する規定量の長さだけ供給方向である前方に送り出
す。そして、再度この状態で保持部Eにより平角線20
を保持して、前述と同様にして軸部42とローラ52に
より曲げ加工を行いコイリングする。その加工を終了し
た状態が一点鎖線で示した状態である。更に、図5
(C)に示すように、図5(B)の一点鎖線状態から銅
コイル10の長辺に相当する規定量の長さだけ前方に送
り出す。そして、同様にして曲げ加工を行いコイリング
する。その加工を終了した状態が一点鎖線で示した状態
である。以上で一巻分のコイリングが行われたことにな
る。以上のコイリングを所定巻数だけ繰り返し行うこと
により、長方形状に形成される銅コイル10のコイリン
グが終わる。なお、銅コイル10は平角線20の平坦面
が重ねられた状態で巻かれている。所定巻数分のコイリ
ングが終了したときに、上刃カッタ78と下刃カッタ7
9とで平角線20を切断して、この成形装置から取り出
す。この取り出しは、従来装置のようにマンドレルに巻
かれていることがないので、簡単に取り出すことができ
る。なお、カッタによる切断は、図6に示すように、銅
コイル10の両端の端部において行われ、通常のコイリ
ングする部分よりわずか突出した長さ部分で行われる。
このため、最初及び最後のコイリング加工におけるコイ
リング部Fへの供給量は長辺10bより所定量だけ長く
して行われるようになっている。
【0024】上述した平角線20のコイリングにおい
て、コイリング部Fの前方位置に高さ合わせ板状部材7
4が配置され、上方位置とされていることにより、コイ
リングされた銅コイル10部分は自重により垂れ下がる
ことがないため、その曲げ加工において捩じりなどの異
常な外力が加わることなく行うことができる。しかし、
平角線20が送られるときは高さ合わせ板状部材74は
下方位置にあるため、摩擦抵抗があまりなくスムーズに
行うことができる。なお、図7に示す従来の装置におい
ては、マンドレル80はコイリング加工に際して、水平
方向の回転のほか、前後左右にも移動させる必要があっ
たり、ガイド装置82として多数のローラを必要とする
ものであるため、装置が複雑になると言う問題があっ
た。これに対して、上述した実施の形態では軸部42に
対して1個のローラ52を自転させながら公転回動させ
るのみであるので、装置が簡単となる効果がある。
【0025】以上この発明に係るコイル成形装置の実施
の形態について説明したが、この発明は以上の実施の形
態に限定されることなく、その他種々の実施の形態が考
えられるものである。例えば、前述の実施の形態では線
材が帯板状の平角線である場合について説明したが、線
材の断面形状は正四角形、丸型、菱形など各種考えられ
るものである。また、線材を保持するフランジ部位44
間の幅の変動を上側フランジ部位44aを上下動させる
ことにより行っているが、下側フランジ部位44bを上
下動させたり、あるいは、上側と下側の両方のフランジ
部位44a、44bを上下動させる事によっても良い。
また、前述の実施の形態では、ローラ52によるコイリ
ング加工後、ローラ52を元の作動位置に戻さなけれ
ば、平角線20をコイリング部Fに供給できない構成と
なっている。これを、コイリング加工後、ローラ52を
下方に移動させて元の作動位置に戻す構成とすることに
より、そのローラ52を戻す動作中にも平角線20をコ
イリング部Fに供給することができ、生産性を向上させ
ることができる。
【0026】
【発明の効果】この発明に係るコイル成形装置によれ
ば、治具の軸部とローラにより線材が曲げ加工され、こ
の曲げ加工が繰返し行われてコイリングされるため、成
形されたコイルは治具等に巻き付けられることがなく、
治具としてのマンドレル等からの取り外し工程を不要と
することができる。加えて、線材をフランジ部位へ供給
する際に、そのフランジ部位の線材を保持する幅を、線
材の形状寸法より幅広とする場合には、線材の供給に当
っての摩擦抵抗は少なく、その供給はスムーズに行うこ
とができる。また、その供給時に線材が傷付けられた
り、線材の皮膜が剥離されることを極力少なくすること
ができる。また、治具とローラへの線材の供給方向前方
位置に高さ合わせ板状部材を配置して、その高さ位置を
変えることにより、線材の供給時にその線材の供給を容
易に行うことができたり、コイリング時におけるコイル
の垂れ下がりを防止したりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るコイル成形装置の
コイリング部の主要部の側面図である。
【図2】この発明の実施の形態に係るコイル成形装置の
正面図である。
【図3】この発明の実施の形態に係るコイル成形装置の
平面図である。
【図4】この発明の実施の形態に係るコイル成形装置の
側面図である。
【図5】この発明の実施の形態に係るコイル成形装置に
よりコイリングされる過程を説明するための図である。
【図6】この発明の実施の形態に係るコイル成形装置に
よりコイリングされた銅コイルがトランスに適用された
場合を示す斜視図である。
【図7】従来のコイル成形装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
14 基台部位 20 平角線(線材) 40 マンドレル(治具) 42 軸部 44 フランジ部位 44a 上側フランジ部位 44b 下側フランジ部位 52 ローラ 74 高さ合わせ板状部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線材をコイリングするコイル成形装置であ
    って、 線材を所望の形状にコイリングするための曲げ外形形状
    とした軸部を備えた治具と、この治具の軸部の外周位置
    に線材の略形状寸法を置いて曲げ加工すべき所定の範囲
    回動可能とされたローラとから成り、 線材をこの治具の軸部とローラとの間に位置させてロー
    ラの回動移動により線材を曲げ加工してコイリングを行
    うことを特徴とするコイル成形装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のコイル成形装置であっ
    て、 前記治具はその軸部の側部位置でコイリングすべき線材
    を上下方向から保持するフランジ部位を備え、このフラ
    ンジ部位は線材を保持する幅が変動可能と構成されてお
    り、この保持する幅はフランジ部位間に線材を挿入して
    供給するときは線材の形状寸法より幅広とされ、曲げ加
    工時には線材の略形状寸法とされることを特徴とするコ
    イル成形装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のコイル成形装置であっ
    て、 前記フランジ部位は上側フランジ部位と下側フランジ部
    位とから成り、下側フランジ部位は基台部位に固定さ
    れ、上側フランジ部位は下側フランジ部位に対して上下
    動可能に構成されていることを特徴とするコイル成形装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかに記載のコイル
    成形装置であって、 前記治具とローラへの線材の供給方向前方位置には高さ
    合わせ板状部材が配置されており、この高さ合わせ板状
    部材は治具とローラ間への線材の供給時には線材の供給
    高さ位置より下降した位置とされ、コイリング時には略
    線材の供給高さ位置とされることを特徴とするコイル成
    形装置。
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