JP2003181421A - 生ゴミ処理機 - Google Patents

生ゴミ処理機

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JP2003181421A
JP2003181421A JP2001382596A JP2001382596A JP2003181421A JP 2003181421 A JP2003181421 A JP 2003181421A JP 2001382596 A JP2001382596 A JP 2001382596A JP 2001382596 A JP2001382596 A JP 2001382596A JP 2003181421 A JP2003181421 A JP 2003181421A
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decomposition tank
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JP2001382596A
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Shigeo Sugimoto
重郎 杉本
Mankichi Tsuboi
万吉 坪井
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Minoru Industrial Co Ltd
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Minoru Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 細かな風量調節が可能な送風手段を、低コス
トで、かつ、騒音が出ないように提供する。 【解決手段】 生ゴミN1と微生物の付着した媒体N2
とを撹拌混合する撹拌手段16を内部に備えた分解槽1
3と、該分解槽13の投入用上面開口を閉鎖する蓋12
と、該分解槽13内への送風手段としてクロスフローフ
ァン14を備え、該クロスフローファン14の主軸14
aと平行に設けた吸気口11a−1を大気に開口させる
と共に分解槽14の投入用上面開口に向かって下向きに
送風吹出口26を設けている。クロスフローファン14
の吸気口11a−1に吸気量調節手段となるカバー板2
0をスライド自在に設けていると共に、クロスフローフ
ァン14の送風吹出口26には加熱手段となるヒータ1
9を設置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生ゴミ処理機に関
し、詳しくは、該生ゴミ処理機の送風手段を低コストで
細かな風量調節を可能としたものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、有機物である生ゴミの処理機
に関しては、種々のものが提供されている。図9は、特
開2001−54776号で開示されている従来の生ゴ
ミ処理機1であり、処理槽1a、撹拌手段1b、軸流フ
ァンからなる送風手段1c、排気手段1d、制御手段
(図示せず)を備えている。処理槽1a内部で生ゴミが
分解されるに伴って発生する炭酸ガスや水を排出するた
め、送風手段1cにより外気を取り込んで処理槽1aに
送風し、排気手段1dより外部へ排気している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】処理槽1a内では、生
ゴミと微生物の付着した媒体とを撹拌混合して微生物を
活動させて生ゴミを分解させているが、乾燥し過ぎると
微生物が繁殖しにくい一方で、水分が多過ぎてもまた微
生物は繁殖しにくく、送風手段1cにより風量を調節し
て適度な含水率を維持する必要がある。しかしながら、
上記送風手段1cとして軸流ファンが用いられているた
め、送風量を多くしようとすると、大きな吸気口面積を
必要とする。また、送風量の調節のために吸気口面積を
調節するスライド窓1eを設けると、吸気口面積の減少
による空気の吸込み流速が増大すると共に空気抵抗が増
大し、大きな騒音が発生してしまう問題があった。上記
騒音を発生させずに送風量を調節しようとすれば、制御
手段に頼るしかなく、該制御手段によれば細かな送風量
の調節が困難であると共に、風量調節精度の高い制御手
段を採用すれば非常に高価になってしまう問題がある。
【0004】本発明は、上記した問題に鑑みてなされた
もので、細かな風量調節が可能である送風手段を、低コ
ストで、かつ、騒音を発生させることなく提供すること
を課題にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、生ゴミと微生物の付着した媒体とを撹拌
混合する撹拌手段を内部に備えた分解槽と、該分解槽の
投入用上面開口を閉鎖する蓋と、該分解槽内への送風手
段としてクロスフローファンを備え、該クロスフローフ
ァンの主軸と平行に設けた吸気口を大気に開口させると
共に上記分解槽の投入用上面開口に向かって下向きに送
風吹出口を設けていることを特徴とする生ゴミ処理機を
提供している。
【0006】従来のように、主軸が吸気口と直角の位置
関係となって主軸に沿って空気が流れる軸流ファンの場
合は、羽根の回転方向と空気の流れ方向が一致せず騒音
を発し易いと共に、吸込口面積を減少させることで空気
抵抗が増大し更に騒音は大きくなったが、本発明では、
クロスフローファンを用いているため、主軸と吸込口と
が平行であるため、羽根の回転方向と空気の流れ方向が
一致して、空気は滑らかに吸い込まれるので、騒音を低
減することができる。かつ、主軸と平行に設ける吸込口
の断面積を大きくでき、送風量を増大させることができ
る。このように、クロスフローファンは送風量が大きく
風圧が小さいので、生ゴミ処理機のように風圧を必要と
せず、消費電力や騒音を抑えたい場合には非常に好適で
ある。さらに、上記送風吹出口を下向きに設けること
で、クロスフローファンにより吸い込まれた空気が分解
槽内にダイレクトに吹きつけられるので、撹拌混合され
る上記生ゴミ及び媒体に上方から吹きおろすことによ
り、送風効果を高めることができる。
【0007】上記クロスフローファンの吸気口に吸気量
調節手段を設けている。この吸気量調節手段として、吸
気口の一側よりスライドさせて吸気口を閉鎖していくカ
バー板を設けることが好ましく、カバー板を作業者がス
ライドさせるだけで、吸気量の無段階調節を行うことが
できる。上記した吸気量調節手段を設けると、クロスフ
ローファン自体の主軸回転数を制御装置で細かく制御せ
ずにすみ、高価な制御装置を用いることなく低コストで
送風量を調節することができる。さらに、上記吸気量調
節手段により吸気量を減少させる場合においても、送風
手段としてクロスフローファンを使用して滑らかに吸気
しているので、従来の軸流ファンの場合に比べて騒音や
吸込ロス等を低減することができる。
【0008】さらに、上記クロスフローファンの主軸回
転数を制御するスイッチを設け、強弱2段階あるいは強
・中・弱の3段階に調節することが好ましい。上記スイ
ッチで送風量を調節すると共に、上記手動操作でカバー
板をスライドさせて無段階調節すると、送風量を細かく
調節することが可能となる。
【0009】上記クロスフローファンの送風吹出口に加
熱手段を設置している。該加熱手段としてはオン・オフ
制御されるヒータが好適に用いられる。クロスフローフ
ァンより吹き出される送風をヒータで加熱すると、分解
槽への送風が温風となり、分解槽内の微生物を含む生ゴ
ミ・媒体等の水分量が多い場合に、乾燥効果を高めて分
解槽内の湿度を調節することができる。また、上記生ゴ
ミ処理機の外気が冷却されると微生物の活動が低下する
が、その場合にも上記加熱手段により分解槽内を最適温
度に調節することが可能となる。具体的には、ヒータを
オン・オフする手動スイッチを設け、分解槽内に存在す
る微生物を含む生ゴミ・媒体等の水分量が多い時にオン
にし、乾燥し始めたらオフとすることにより、水分量の
調節を簡単に行うことができる。
【0010】上記分解槽は外槽に内蔵し、分解槽の周壁
および底壁と外槽との間に通気循環空間をあけ、上記分
解槽の上面開口と対向する上記外槽の上面に開口した投
入口を上記蓋で開閉し、上記分解槽の上面開口より上方
の外槽周壁に上記クロスフローファンを付設し、該クロ
スフローファンの水平方向の主軸に、該主軸と平行に横
長な羽根を周方向に間隔をあけて取り付け、該クロスフ
ローファンの吸気口を外槽の外部で下向きに開口すると
共に、吸気量調節手段として上記吸気口の開口面積を調
節するカバー板をスライド自在に設け、かつ、上記外槽
の内部にクロスフローファンと対向させて垂直方向の遮
蔽板を設け、該遮蔽板と外槽内壁の間に下向きの上記送
風吹出口とし、上記遮蔽板にヒータからなる加熱手段を
取り付け、さらに、上記送風吹出口と対向側に上記通気
循環空間に開口する内部通気口を設けると共に、上記ク
ロスフローファン取付側の外槽の下部に排気口を大気に
開放して設けている。
【0011】上記構成とすると、クロスフローファンと
対向させて遮蔽板を垂直方向に設けているので、クロス
フローファンにより吸い込まれた空気は、遮蔽板により
ガイドされて下方に、即ち、分解槽内に上方よりダイレ
クトに吹き付けることができる。かつ、上記遮蔽板に加
熱手段を設けることで、吸い込まれた空気を分解槽に入
る手前で加熱して温風とすることができる。上記クロス
フローファンにより吸い込まれた空気は、分解槽に吹き
付けた後に、対向位置の内部通気口をより上記通気循環
空間に導出させ、分解槽と外槽との間に設けた通気循環
通路を循環させた後に外槽下部の排気口より大気中へ排
気させているため、分解槽を通気循環空間を流れる温風
により適度に加熱できるため、分解槽内の微生物の活動
を活性化でき、温風を有効利用できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1に示すように、本発明の実施形
態に係る生ゴミ処理機10は、ボックス状の外槽11
と、該外槽11の上面に開口した投入口11cを閉鎖す
る開閉可能な蓋12と、該外槽11に内蔵された分解槽
13と、外槽11の背面周壁上部のファン内蔵部11a
に付設されたクロスフローファン14と、該クロスフロ
ーファン14と対向して外槽11の上面より垂直方向の
下向きに突出した遮蔽板15と、該遮蔽板15のクロス
フローファン対向面に取り付けられるヒータ19と、分
解槽13内を混合する撹拌手段16と、該外槽11の背
面下部に開口した排気口11bと、電源供給手段17と
を備えている。
【0013】上記外槽11に設けるファン内蔵部11a
は外方に突出し、その内部に図2、図3に示すクロスフ
ローファン14の長尺な主軸14aを水平方向に軸支
し、主軸14aと平行な横長な羽根14bを周方向に間
隔をあけて設けている。ファン内蔵部11aの下面に吸
気口11a−1を設け、吸気口11a−1は主軸14a
と平行に横長な開口としている。クロスフローファン1
4は図中反時計回りに回転して吸気すると共に、羽根1
4bの周囲にはガイド壁18を設けて空気の流れをガイ
ドしている。
【0014】ファン内蔵部11aの下部の吸気口11a
−1には、図3及び図4に示すように、吸気量調節手段
としてカバー板20をスライド自在に取り付けている。
該カバー板20のツマミ20aを持ってスライドさせる
と、吸気口11a−1の吸気面積を無段階に増減させる
ことができる。
【0015】クロスフローファン14と対向配置する遮
蔽板15と先端と外槽11との間の下方開口を送風吹出
口26とし、該送風吹出口26の下方に、外槽11と固
定する分解槽13の周壁13bの上部傾斜部13cを配
置し、送風吹出口26より吹き出される送風が分解槽1
3の内部に上方から吹き付けるようにしている。
【0016】分解槽13は、その周壁13bの上部傾斜
部13cを外槽11に取り付けることにより、周壁13
bおよび底壁13dと外槽11との間に通気循環空間S
をあけて内蔵している。上記送風吹出口26と対向する
側の上部傾斜部13cに内部通気口13aを設け、分解
槽13内から炭酸ガスおよび水分を含む排気を内部通気
口13aより通気循環空間Sと流通させた後、内部通気
口13aとは反対側で且つクロスフローファン14の取
付側の下方に設けた上記排気口11bより外方に排気し
ている。
【0017】上記遮蔽板15に取り付けるヒータ19は
パイプ内にコイル状の電熱線を有し、該ヒータ19をオ
ン・オフする手動スイッチ24をファン内蔵部11aの
上壁に取り付けている。また、該ヒータ用の手動スイッ
チ24と並べてクロスフローファン14の主軸14aを
駆動するモータMの回転数を強弱の2段階に切り替える
ファン用の手動スイッチ23を設けている。
【0018】分解槽13内に取り付ける撹拌手段16
は、図1及び図6に示すように、軸部16bより放射状
に6本の棒状の撹拌翼16aを突設し、各撹拌翼16a
の先端にコイルスプリングを巻き付けたスプリング部1
6c設けている。上記軸部16bの両端は分解槽11の
軸受部11dにより回転自在に軸承し、その一端を分解
槽13と外槽11との間に設けた駆動室25に突出さ
せ、該突出部分にプーリー21を取り付けている。駆動
室25内の下部にはモータ21の駆動軸21aを突出さ
せ、該駆動軸21aに取り付けたプーリー21bと上記
プーリ28とを駆動ベルトBを介して接続し、モータ2
1により撹拌翼16aを回転している。なお、モータの
駆動軸21aと軸部16bの回転伝達手段は、ベルトB
以外にチェーン等の伝達手段を用いてもよい。
【0019】上記モータ21は電源供給手段17の電源
プラグ17aをコンセント(図示せず)に差し込み、蓋
12を閉じると、自動的にモータ21はオンされ、設定
された所要時間駆動して、撹拌翼16aを回転させて、
その後、所要時間停止し、再度、駆動、停止が繰り返さ
れる設定としている。また、上記クロスフローファン1
4も蓋12を閉じると自動的に回転駆動する設定として
いる。即ち、蓋12を閉じると撹拌手段16が回転作動
すると共に送風が送られ、自動運転される設定としてい
る。
【0020】次に、本発明の生ゴミ処理機10の動作に
ついて説明する。外槽11の投入口11cより分解槽1
3内に微生物が付着した媒体N2を投入しておく。本実
施形態では10℃で活動する低温微生物を木材チップお
よびおが屑からなる媒体N2に付着させたものを用いて
いる。
【0021】生ゴミが発生すると、蓋12をあけて投入
口11aより分解槽13内に投入し、蓋12を密閉す
る。蓋12を閉じることによりクロスフローファン14
が回転動作すると共に撹拌手段16も回転し、生ゴミN
1と微生物が付着した媒体N2とを撹拌混合する。
【0022】クロスフローファン14の回転により、外
部の空気を吸気口11a−1から吸い込んで、ヒータ1
9により吸気を加熱した後に送風吹出口26より分解槽
13の内部へ吹き出し、撹拌される生ゴミN1及び微生
物が付着した媒体N2の水分を万遍無く蒸発させる。な
お、送風吹出口26は下方に向けられているので、吹き
出される空気は分解槽13内にダイレクトに吹きつける
ことができ、撹拌混合される生ゴミN1及び媒体N2の
内部に十分に風を流通させることができる。
【0023】上記蒸発した水分や微生物により生ゴミN
1が分解されることに伴って生成される炭酸ガスは、外
部へ排出しないと分解槽13の媒体N2が嫌気醗酵し
て、悪臭が発生したり分解がうまく進まなくなるが、本
発明では、上記蒸発した水分や炭酸ガスは内部通気口1
3aより通気循環空間Sに送り出され、該通気循環空間
Sを通過して排気口11bより生ゴミより放出された水
分および炭酸ガスを含む排気が外部へ排出される。
【0024】撹拌手段16は、撹拌翼16aの先端に所
要の弾性と剛性を有するスプリング16cを設けている
ことにより、軸部16bが回転して生ゴミN1及び微生
物が付着した媒体N2を撹拌混合する際に、撹拌翼16
aの先端と分解槽13の内壁との間に生ゴミが詰まると
スプリング16cが撓み、生ゴミによる詰まりで撹拌翼
16aが回転停止することを防止できる。また、スプリ
ング16cに剛性を付与しているため、生ゴミと媒体と
を強い力で撹拌することができる。なお、撹拌手段16
は間欠的に駆動し、25分のインターバルで5分間回転
し、蓋12が開けられた場合にも停止する。
【0025】また、クロスフローファン14は24時間
連続運転としており、ファン用の手動スイッチ23によ
る回転数の強弱切替やカバー板20による吸気量の微調
節により風量を調節すると共に、ヒータ用の手動スイッ
チ24によりヒータ19をオン・オフすることで、分解
槽13内の湿度を適度(含水率40%位)に保つことが
できる。
【0026】即ち、混合された生ゴミN1と微生物が付
着した媒体N2の含水率が大きく(約60%以上)にな
った場合には、ヒータ19をオンにして、かつ、クロス
フローファン14も強とすると共に、さらにカバー板2
0をスライドさせて吸込口11a−1の面積を大とする
ことで送風量を増加させることで、分解槽13内を迅速
に乾燥させることができる。一方、上記含水率が小さく
(約20%以下)になった場合には、ヒータ19をオフ
にして、かつ、クロスフローファン14も弱とすると共
に、さらにカバー板20をスライドさせて吸込口11a
−1の面積を小さくすることで、送風量を低減し、分解
槽13内の含水率を所要低下させないようにすることが
できる。
【0027】また、本発明の生ゴミ処理機10に使用さ
れる微生物は低温分解微生物であるため、分解槽13内
の温度は該低温分解微生物が活動する約10℃程度に保
てばよく、ヒータ19に高出力のものを用いる必要がな
く、ランニングコストを低減することができる。
【0028】なお、本発明は上記実施形態に限定され
ず、微生物して高温で活動する微生物を用いた場合にも
好適に用いることができる。さらに、クロスフローファ
ンにより送風手段は微生物を用いたバイオ利用の生ゴミ
処理機に限らず、生ゴミを脱水乾燥処理する減量型の処
理機の送風手段としても利用できることは言うまでもな
い。
【0029】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、送風手段としてクロスフローファンを用いて
いるため、主軸と平行な吸込口より空気が滑らかに吸い
込まれ、騒音を低減することができると共に、吸込口を
大きくでき、送風量を増加できる。かつ、送風吹出口を
下向きに設けることで、クロスフローファンにより吸い
込まれた空気は分解槽内にダイレクトに吹きつけられる
ので、撹拌混合される上記生ゴミ及び媒体に十分に風を
流通させることができる。
【0030】また、上記クロスフローファンの吸気口に
手動でスライドさせるカバー板を設けて、無段階に吸気
量を調節可能としているため、クロスフローファン自体
の主軸回転数を制御装置で細かく制御せずにすみ、高価
な制御装置を用いることなく低コストで送風量を微調節
することができる。
【0031】さらに、上記クロスフローファンの送風吹
出口に加熱手段を設置することで、上記クロスフローフ
ァンによる上記分解槽への送風が温風となり、上記分解
槽内の微生物を含む生ゴミ・媒体等の水分量が多い場合
に、乾燥効果を高めて分解槽内の湿度を調節することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態にかかる生ゴミ処理機の概
略断面図である。
【図2】 実施形態のクロスフローファンの正面図であ
る。
【図3】 実施形態の生ゴミ処理機の要部拡大断面図で
ある。
【図4】 実施形態の吸込口の下面図である。
【図5】 実施形態の生ゴミ処理機の透過側面図であ
る。
【図6】 実施形態の生ゴミ処理機の透過正面図であ
る。
【図7】 実施形態の生ゴミ処理機の背面図である。
【図8】 実施形態の生ゴミ処理機の上面図である。
【図9】 従来の生ゴミ処理機の図面である。
【符号の説明】
10 生ゴミ処理機 11 外槽 11a ファン内蔵部 11a−1 吸込口 11b 排気口 12 蓋 13 分解槽 13a 内部通気口 14 クロスフローファン 14a 主軸 14b 羽根 15 遮蔽板 16 撹拌手段 19 ヒータ(加熱手段) 20 カバー板 20a ツマミ 23、24 手動スイッチ S 通気循環空間
フロントページの続き Fターム(参考) 3H034 AA02 AA14 AA20 BB09 BB19 BB20 CC03 DD02 DD12 EE06 EE12 4D004 AA03 CA15 CA19 CA22 CB04 CB28 CB32 CB36 CB42 CB44 CC08 DA02 DA20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ゴミと微生物の付着した媒体とを撹拌
    混合する撹拌手段を内部に備えた分解槽と、該分解槽の
    投入用上面開口を閉鎖する蓋と、該分解槽内への送風手
    段としてクロスフローファンを備え、該クロスフローフ
    ァンの主軸と平行に設けた吸気口を大気に開口させると
    共に上記分解槽の投入用上面開口に向かって下向きに送
    風吹出口を設けていることを特徴とする生ゴミ処理機。
  2. 【請求項2】 上記クロスフローファンの吸気口に吸気
    量調節手段を設けている請求項1に記載の生ゴミ処理
    機。
  3. 【請求項3】 上記クロスフローファンの送風吹出口に
    加熱手段を設置している請求項1または請求項2に記載
    の生ゴミ処理機。
  4. 【請求項4】 上記分解槽は外槽に内蔵し、分解槽の周
    壁および底壁と外槽との間に通気循環空間をあけ、上記
    分解槽の上面開口と対向する上記外槽の上面に開口した
    投入口を上記蓋で開閉し、 上記分解槽の上面開口より上方の外槽周壁に上記クロス
    フローファンを付設し、該クロスフローファンの水平方
    向の主軸に、該主軸と平行に横長な羽根を周方向に間隔
    をあけて取り付け、該クロスフローファンの吸気口を外
    槽の外部で下向きに開口すると共に、吸気量調節手段と
    して上記吸気口の開口面積を調節するカバー板をスライ
    ド自在に設け、かつ、上記外槽の内部にクロスフローフ
    ァンと対向させて垂直方向の遮蔽板を設け、該遮蔽板と
    外槽内壁の間に下向きの上記送風吹出口とし、上記遮蔽
    板にヒータからなる加熱手段を取り付け、 さらに、上記送風吹出口と対向側に上記通気循環空間に
    開口する内部通気口を設けると共に、上記クロスフロー
    ファン取付側の外槽の下部に排気口を大気に開放して設
    けている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の
    生ゴミ処理機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021251113A1 (ja) * 2020-06-11 2021-12-16 ヤンマーホールディングス株式会社 発酵処理装置
CN118110676A (zh) * 2024-04-26 2024-05-31 河北技投机械设备有限公司 一种前护板可调的渣浆泵

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WO2021251113A1 (ja) * 2020-06-11 2021-12-16 ヤンマーホールディングス株式会社 発酵処理装置
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