JP2003181209A - 堆積物の掻寄装置 - Google Patents

堆積物の掻寄装置

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JP2003181209A
JP2003181209A JP2002192451A JP2002192451A JP2003181209A JP 2003181209 A JP2003181209 A JP 2003181209A JP 2002192451 A JP2002192451 A JP 2002192451A JP 2002192451 A JP2002192451 A JP 2002192451A JP 2003181209 A JP2003181209 A JP 2003181209A
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稔 早川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 堆積物の戻りや、巻き上げ等を起こすことな
く効率的に堆積物を掻き寄せることが可能な堆積物の掻
寄装置を提供する。 【解決手段】 掻寄羽根12を掻寄架台20の往復方向
と直交する水平軸周りに揺動自在に支持し、往動時に
は、案内手段80によって、掻寄羽根12を垂下させた
第一の状態として堆積物を掻き寄せ、往動時には、案内
手段83によって、掻寄羽根12が第一の状態から水平
軸を中心に上方に揺動した状態となるように掻寄羽根1
2に接続された被案内部27を案内し掻寄羽根12を掻
寄羽根12を槽10の底部から離間させる。これによ
り、掻寄架台20の復動において、掻寄羽根12と往動
時に掻き寄せた堆積物との接触が確実に防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、槽の底に堆積した
堆積物を掻き寄せる堆積物の掻寄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、沈殿池等の槽の底に堆積する
堆積物の掻寄装置として、堆積物を掻き寄せるフライト
(掻寄羽根)を水平方向に複数配置した梯子状の掻寄架
台を、槽の底部で往復運動させる、いわゆる、レシプロ
式の掻寄装置が知られている。
【0003】このような、レシプロ式の掻寄装置におい
ては、掻寄架台を往動しフライトによって堆積物を一方
側に掻き寄せた後、掻寄架台を復動して再び元の位置に
復帰させる際に、往動時に掻き寄た堆積物をフライトが
元の位置に戻さないようにする必要がある。
【0004】そこで、従来のレシプロ型の掻寄装置にお
いては、フライトをくさび形とし、掻寄架台の往動時に
このフライトの垂直面で堆積物を一方側に掻き寄せる一
方、復動時には往動時よりも速いスピードで掻寄架台を
逆方向に駆動し、掻き寄せた堆積物がフライトの斜面を
乗り越えるようにして、堆積物の戻りを防止するくさび
式のレシプロ型掻寄装置や、復動時に掻寄架台の往動方
向側を槽の外側から持ち上げて掻寄架台を往動方向側か
ら復動方向側に向かって下り勾配となるように傾け、復
動時において掻寄架台の往動方向側のフライトが往動時
に掻き寄せた堆積物を戻さないようにする傾斜式のレシ
プロ型掻寄機等が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、くさび式のレ
シプロ型掻寄装置においては、掻寄架台の復動時におい
て堆積物がフライトの斜面をうまく乗り越えず、堆積物
を戻したり巻き上げてしまうことが多く、また、傾斜式
のレシプロ型掻寄装置でも、特に、掻寄架台の復動方向
側のフライトが、堆積物を戻したり巻き上げたりするこ
とが多く、堆積物の掻き寄せを効率的に行えなかった。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、堆積物の戻りや、巻き上げ等を起こすことなく
効率的に堆積物を掻き寄せることが可能な堆積物の掻寄
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の堆積物の掻寄装
置は、掻寄羽根を槽の底に沿って移動させて槽の底に堆
積する堆積物を掻き寄せる堆積物の掻寄装置であって、
掻寄羽根を掻寄羽根の移動方向と直交する水平軸周りに
揺動自在に支持する掻寄羽根支持手段と、掻寄羽根支持
手段が設置される掻寄架台と、掻寄架台を槽の底に平行
に往復運動させる駆動手段と、掻寄羽根又は前記掻寄羽
根を支持する掻寄羽根支持手段に設けられた被案内部
と、掻寄架台の往復方向に延在し、掻寄羽根を前記水平
軸の下方に垂下する第一の揺動位置として往動方向に移
動可能とし、掻寄羽根を第一の揺動位置より上方に揺動
させた位置で被案内部を復動方向に移動可能に案内する
案内手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】本発明の堆積物の掻寄装置によれば、掻寄
架台の往動時に、案内手段が掻寄羽根を第一の揺動位置
で垂下した状態で往動方向に移動可能とするので、往動
と共に堆積物が掻寄羽根によって掻き寄せられる。
【0009】一方、掻寄架台の復動時には、掻寄羽根が
上方に揺動された状態となるように被案内部が案内手段
によって案内されて復動方向に移動可能とされるので、
復動時に掻寄羽根が槽の底部から離間される。このた
め、復動時における、掻寄羽根と往動時に掻き寄せた堆
積物との接触が確実に防止される。
【0010】ここで、掻寄架台に設置され、掻寄羽根が
第一の揺動位置より復動方向側へ揺動することを制限す
る掻寄羽根揺動制限部材を備えることが好ましい。
【0011】往動時に、掻寄羽根が堆積物等によって復
動方向側への力を受けても第一の揺動位置より復動方向
側へ揺動しないので、確実に堆積物の掻き寄せがなされ
る。
【0012】また、案内手段は、被案内部が進退可能な
開口部が下面に往復方向に所定距離離間して形成される
と共に開口部を介して進入する被案内部を往復方向に移
動可能に案内する案内体と、案内体で開口部の復動方向
側の縁から当該開口部の下方に向けて延在し、上下方向
に揺動自在に軸支された第一揺動部材と、第一の揺動位
置に位置する掻寄羽根が往動する際に第一揺動部材の下
面が被案内部と当接すると共に第一の揺動位置に位置す
る掻寄羽根が復動する際に被案内部が当該第一揺動部材
の上面に当接し開口部を介して当該被案内部を案内体に
案内可能とする姿勢を、第一揺動部材にとらせ当該第一
揺動部材のそれ以上下側への揺動を制限する第一揺動制
限部材と、を備えることが好ましい。
【0013】これにより、第一の揺動位置とされた掻寄
羽根の被案内部が往動して開口部の下方に到達すると、
当該掻寄羽根の被案内部が第一揺動部材に接触し、第一
揺動部材は上方向に揺動して逃げるため掻寄羽根の動き
は妨げられず、掻寄羽根はこの開口部より先に到達し、
堆積物がさらに所定位置まで掻き寄せられる。
【0014】一方、掻寄架台の復動時に、第一の揺動位
置とされている掻寄羽根の被案内部が先の開口部の下方
に到達すると、第一揺動部材が当該掻寄羽根の被案内部
をその上で受け止め、この第一揺動部材は第一揺動制限
部材により下方への揺動が制限されていて復動と共にこ
の被案内部を第一揺動部材の斜面に沿って開口部を介し
て案内体へ案内するので、掻寄羽根が水平軸を中心に上
方に揺動されて、掻寄羽根が槽の底部から離間される。
さらに、隣の開口部を介して被案内部が当該案内体の下
に通り抜けると、掻寄羽根が第一の揺動位置に再び垂下
し、掻寄架台の往動を行うことにより堆積物が掻寄羽根
によって再び掻き寄せられる。
【0015】すなわち、このような案内手段を備えるこ
とにより、本発明の堆積物の掻寄装置が好適に実現され
る。
【0016】ここで、第一揺動部材を下方側に付勢する
第一付勢手段を備えることを好ましい。
【0017】これにより、第一揺動部材は、外力等が加
わらない限り第一揺動制限部材によって制限された所定
の姿勢に確実に維持されるので、復動時における掻寄羽
根の被案内部の案内体への案内がより確実に行われる。
【0018】また、案内体で開口部の往動方向側の縁か
ら開口部の上方に延在し上下方向に揺動可能に軸支され
ると共に、当該開口部を上から覆うことが可能とされた
第二揺動部材と、第二揺動部材を上方側に付勢する第二
付勢手段と、掻寄羽根の被案内部が案内体に案内された
状態で掻寄羽根が復動する際に第二揺動部材の上面が当
該掻寄羽根の被案内部と当接すると共に掻寄羽根の被案
内部が案内体に案内された状態で掻寄羽根が往動する際
に当該掻寄羽根の被案内部が当該第二揺動部材の下面に
当接し開口部を介して当該被案内部を案内体の下方に案
内可能な姿勢で、当該第二揺動部材のそれ以上上側への
揺動を制限する第二揺動制限部材と、を備えることが好
ましい。
【0019】これにより、掻寄羽根の被案内部が案内体
に案内された状態で掻寄羽根が復動する際に、掻寄羽根
の被案内部が案内体の開口部の上方に達すると、被案内
部は第二揺動部材に当接し、第二揺動部材は下方側に揺
動されて開口部を覆い開口部上に案内路が形成されるの
で、被案内部は開口部から下方に出ることなくこの開口
部を通過してこれより復動方向側に達する。そして、被
案内部の通過後、第二揺動部材は、第二付勢手段による
付勢によって第二揺動制限部材によって制限される所定
の揺動位置に復帰する。さらに、掻寄羽根の被案内部が
案内体に案内された状態で掻寄羽根が往動し、案内体に
案内される掻寄羽根の被案内部が開口部に達すると、被
案内部は第一揺動部材の上面に沿って開口部を介して徐
々に下側に案内され、掻寄羽根がスムーズに第一の揺動
位置に復帰される
【0020】加えて、このとき、第二揺動制限部材によ
って上方への揺動が制限された第二揺動部材により開口
部より往動方向側の案内体への入口が閉じられると共
に、第二揺動部材の下面に沿って開口部を介して被案内
部を案内体の下方に案内することが可能とされるので、
被案内部が再びこの開口部より往動方向側の案内体に案
内されることなく開口部から下方に出すことができ、掻
寄羽根を確実に第一の揺動位置に復帰することができ
る。
【0021】また、掻寄羽根と掻寄羽根を支持する掻寄
羽根支持手段との組合せを複数有し、掻寄羽根支持手段
は掻寄架台に対して往復方向に複数並設され、被案内部
は組合せ毎に設けられることが好ましい。これによれ
ば、各々の掻寄羽根が揺動動作され、槽の底部の堆積物
が複数の掻寄羽根によって分担して往動側に掻き寄せら
れるので、掻寄架台の往復運動の距離を短くできる。
【0022】また、掻寄羽根と掻寄羽根を支持する掻寄
羽根支持手段との組合せを複数有し、掻寄羽根支持手段
は掻寄架台に対して往復方向に複数並設され、被案内部
は少なくともそれら組合せの内の一つに対して設けら
れ、掻寄羽根の各々の揺動動作を互いに連動させる連結
手段を備えてもよい。
【0023】これによれば、被案内部が設けられた組合
せに係る掻寄羽根が案内手段によって揺動されると共
に、これに連動して被案内部が設けられていない組合せ
に係る掻寄羽根も連結手段によって揺動され、複数の掻
寄羽根によって堆積物を分担して往動側に掻き寄せるこ
とができ、掻寄架台の往復運動の距離を短くできる。ま
た、被案内部の数を組合せの数に比して少なくできるの
で、案内手段の構成が複雑化せず、コストが低く抑えら
れる。
【0024】また、駆動手段は、掻寄架台の往復方向に
垂直な軸回りに正逆回転される歯車と、掻寄架台の往復
方向に延在すると共に掻寄架台に対して曲折不能に固定
され歯車と噛合可能な噛合部材と、を備えることが好ま
しい。これによれば、掻寄架台を簡易かつ好適に往復運
動させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明に係る堆積物の掻寄装置の好適な実施形態につい
て詳細に説明する。なお、図面の説明において、同一ま
たは相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省
略する。
【0026】図1は、第1実施形態に係る堆積物の掻寄
装置を示す正面模式図、図2は、第1実施形態に係る堆
積物の掻寄装置を示す側面模式図である。
【0027】本実施形態の堆積物の掻寄装置1は、図1
に示すように、槽10の底面10bに堆積する汚泥等の
堆積物を汚泥ピット10aに向けて掻き寄せるものであ
って、堆積物を掻き寄るフライト(掻寄羽根)12が水
平方向に複数配設された梯子状の掻寄架台20と、この
掻寄架台20を槽10の底面10bに対して略平行に往
復運動させる駆動装置(駆動手段)50と、を備えてい
る。
【0028】掻寄架台20は、図1及び図2に示すよう
に、この掻寄架台20の往復方向に延在する2本の平行
な駆動方向材21と、この2本の駆動方向材21に対し
て垂直に交差して配置されると共に互いに所定間隔離間
された複数の平行材22と、を備えている。平行材22
と駆動方向材21とは、図3に示すように、平行材22
に固定された結合板22aと、駆動方向材21に固定さ
れた結合板21aと、がネジ固定されることによって接
続され、梯子型の形状をなしている。
【0029】この平行材22の両端には、この平行材2
2の軸周りに回転可能な主ローラ24が各々設置されて
いる。また、この平行材22は、この平行材22の軸回
りに揺動可能とされたアーム(掻寄羽根支持手段)25
を、この平行材22の軸方向に離間して2つ備えてい
る。そして、上述の結合板22aは、図3及び図4に示
すように、アーム25が、平行材22の鉛直下方に垂下
する第一の揺動位置から復動側(図4の図示右側)への
揺動を制限する突起としてのアームストッパ(掻寄羽根
揺動制限部材)26を備えている。
【0030】各アーム25の先端部には、図1及び図2
に示すように、平行材22の軸方向に延在し、この槽1
0の底面10bに堆積した堆積物を掻き寄せるフライト
(掻寄羽根)12が設置されている。
【0031】また、このアーム25は、図3に示すよう
に、その先端側に平行材22の軸方向外側に向かって平
行材22の両端の主ローラ24と略同じ位置まで突出す
るバー23と、バー23の先端に設置されこのバー23
の軸周りに回転可能な副ローラ(被案内部)27と、を
各々備えている。なお、副ローラ27はバー等を介して
フライト12に設けられていてもよい。
【0032】駆動装置50は、図1に示すように、正逆
方向に回転可能なモータ51と、このモータ51による
駆動力を伝達するチェーン52と、チェーン52により
伝達された駆動力を水平方向の往復運動に変換すると共
に変換された駆動力を固定板55を介して駆動方向材2
1に伝達するチェーン53と、チェーン53のたるみ等
を調節するタイトナ54と、を備えており、掻寄架台2
0を図示左右方向に往復運動させる。
【0033】また、駆動装置50は、図2及び図3に示
すように、槽10における掻寄架台20の往復運動方向
に平行な一対の側壁10c上に、矩形断面の樋状の主ガ
イドレール82を備えている。この主ガイドレール82
は、槽10の底面10bに平行に、かつ、樋の開口側が
掻寄架台20側を向くように設置されると共に、掻寄架
台20の平行材22の両端の主ローラ24をこの主ガイ
ドレール82内に常時収容している。この主ガイドレー
ル82の底面10bからの高さは、図3及び図4に示す
ように、掻寄架台20のアーム25が第一の揺動位置に
あるときに、フライト12の下端がほぼ槽10の底面1
0bに達するような高さとされている。そして、主ガイ
ドレール82は、チェーン53等によって駆動される掻
寄架台20を槽10の底面10bと平行に往復運動すべ
く案内する。
【0034】ここで、本実施形態の掻寄装置1は、掻寄
架台20の運動方向に応じてフライト12の高さを調節
するガイドユニット(案内手段)80を備えている。ガ
イドユニット80は、側壁10c上の主ガイドレール8
2の下方に、主ガイドレール82と同様に矩形断面の樋
状の副ガイドレール(案内体)83を備えている。この
副ガイドレール83の底面10bからの高さは、アーム
25が第一の揺動位置とされたときの副ローラ27の位
置よりも高くされ、掻寄架台20のアーム25の副ロー
ラ27を溝内に収容し(図3の仮想線)、案内可能とな
っている。
【0035】この副ガイドレール83の下面の下側フラ
ンジ83aには、図1及び図4に示すように、副ローラ
27をこの副ガイドレール83内と副ガイドレール83
の外(下方)との間で進退可能とする開口部84が形成
されている。この開口部84は、掻寄架台20の平行材
22の水平方向の設置間隔と同じ間隔でこの平行材22
の数よりも1つ多く往復方向に複数形成されている。
【0036】また、ガイドユニット80は、図4に示す
ように、副ガイドレール83の下側フランジ83aで、
開口部84の復動方向側、すなわち、汚泥ピット10a
から遠い側の縁の近傍には、開口部84の下方に向いて
延在する板状の下側案内フラップ(第一揺動部材)85
を備えている。この下側案内フラップ85は、開口部8
4に対応する大きさを有すると共に、上下方向に揺動自
在に汚泥ピット10aから遠い側の縁の下側に軸90で
軸支されている。
【0037】さらに、このガイドユニット80は、この
下側フランジ83aに、下側案内フラップ85が水平位
置から所定の角度を超えて下方に揺動しないように制限
するストッパ(第1揺動制限部材)86を備えると共
に、下側案内フラップ85を下方に付勢する引張バネ
(第一付勢手段)87を備えており、この下側案内フラ
ップ85は、副ローラ27等による外力を受けない限り
通常下方を向いて、ストッパ86によって揺動を止めら
れた状態とされている。
【0038】ここで、所定の角度としては、アーム25
が平行材22の下方に垂下する第一の揺動位置とされて
いる状態で掻寄架台20が復動(図示右方向に移動)す
る際に、副ローラ27が下側案内フラップ85の上面に
当接可能であり、さらに、図5に示すように、アーム2
5が第一の揺動位置とされている状態で掻寄架台20が
往動(図示左方向に移動)する際に、図6に示すよう
に、アーム25の副ローラ27が下側案内フラップ85
の下面に当接する角度に設定されている。
【0039】そして、この下側案内フラップ85は、図
4に示すように、所定の角度とされた状態で、第一の揺
動位置とされたアーム25の副ローラ27が副ガイドレ
ール83の下方を復動する場合に、図7に示すように、
副ローラ27をその上面で受けて斜め上方向に誘導し開
口部84を介して副ガイドレール83内に案内すると共
に、逆に、副ガイドレール83上で案内される副ローラ
27が開口部84の図示右側から往動する場合に、副ロ
ーラ27をその上面で受けて斜め下方に誘導し、開口部
84を介して副ガイドレール83内から副ガイドレール
83の外に案内する。
【0040】さらに、図4に戻って、副ガイドレール8
3の下側フランジ83aで開口部84の往動側、すなわ
ち、汚泥ピット10aに近い側の縁の近傍には、開口部
84の上方に向かって延在する上側案内フラップ(第二
揺動部材)88を備えている。
【0041】この上側案内フラップ88は、開口部84
を覆うことができる程度の大きさとされると共に、下側
フランジ83aの往動側の縁の下側に、上下に揺動可能
に軸91によって軸支されている。また、この上側案内
フラップ88は、圧縮バネ(第二付勢手段)89により
上側に付勢されており、上側案内フラップ88は、外力
がかからない場合には通常上側に揺動して副ガイドレー
ル83の上側フランジ(第二揺動制限部材)83bと接
触し、それ以上上方へ揺動されないように制限されてい
る。また、この上側案内フラップ88は、下方に揺動す
る場合には、開口部84を全て覆う水平状態となったと
ころで、開口部84の縁の下側フランジ83aと接触
し、これ以上下方への揺動が制限されている。
【0042】そして、この上側案内フラップ88は、図
8に示すように、アーム25の副ローラ27が開口部8
4の図示左側から副ガイドレール83内を案内される状
態で汚泥ピット10a側から復動(図示右方向に移動)
する際に、この副ローラ27と当接し、図9に示すよう
に、この復動する副ローラ27に押されて下側に揺動さ
れて開口部84を覆い、副ローラ27が開口部84の上
を通過することを可能とし、図10に示すように、この
副ローラ27を開口部84より復動側の副ガイドレール
83へ到達させる。また逆に、アーム25の副ローラ2
7が副ガイドレール83内を案内される状態で、開口部
84の図示右側から往動(図示左方向に移動)する際に
は、図7に示すように、副ローラ27が、開口部84を
飛び越えて再び副ガイドレール83の往動方向側に入る
ことのないように、案内路を遮るふたの役目をすると共
に、下面の傾斜によって確実に開口部84を介してこの
副ローラ27を副ガイドレール83の下方に案内する。
【0043】次に、このような堆積物の掻寄装置1の作
用について説明する。
【0044】まず、図4に示すように、掻寄架台20の
アーム25が第一の揺動位置に位置すると共に、副ロー
ラ27が副ガイドレール83の外(下)に位置し、掻寄
架台20のフライト12が槽10の底に沈殿した堆積物
を掻き寄せ可能な状態から説明する。
【0045】まず、この状態から、モータ51を図1に
おいて時計方向に回転させ、チェーン52,53によっ
て掻寄架台20を白矢印方向(図示左側)、すなわち、
汚泥ピット10a方向に向かって動かす(往動)。これ
により、各々のフライト12によって堆積物が汚泥ピッ
ト10a方向に掻き寄せられ、堆積物が汚泥ピット10
a内に送られる(図4参照)。
【0046】なお、フライト12が堆積物を掻き寄せる
際、アーム25は、堆積物等から図示反時計回りのモー
メントを受けるが、アームストッパ26によってアーム
25のこれ以上の図示反時計方向への揺動が防止されて
いるので、堆積物の掻き寄せが確実に可能とされてい
る。
【0047】このような掻き寄せを続けると、図5に示
すように、アーム25等が往動方向側の隣の開口部84
付近に到達する。このとき、アーム25の副ローラ27
が下側案内フラップ85の下面と接触するが、下側案内
フラップ85は、軸90を中心に上側に揺動可能とされ
ているので、図6に示すように、上側に揺動し、このア
ーム25は障害なく開口部84下を通過して、堆積物を
汚泥ピット10a方向へ掻き寄せ続ける。
【0048】なお、副ローラ27が通過した後、下側案
内フラップ85は、引張バネ87によって下側に付勢さ
れているので、直ちに下方に揺動して元の所定の位置に
確実に復帰する。
【0049】このようにして、開口部84下を通過し、
図4のような状態となった後、今度は、図1に示すモー
タ51を反時計方向に回転させ、掻寄架台20を黒矢印
方向に移動させ、掻寄架台20を元の位置に復帰させる
復動を始める。
【0050】すると、アーム25等が再び開口部84に
到達することとなるが、図7に示すように、今度はアー
ム25の副ローラ27が下側案内フラップ85の上面と
接触し、この下側案内フラップ85は、ストッパ86に
よって、これ以上の下方への揺動が制限されているの
で、掻寄架台20が図示右方向に復動するに従って、副
ローラ27はこの下側案内フラップ85の上面に案内さ
れて上昇し、開口部84を介して副ガイドレール83内
に向かって進入する。
【0051】そして、さらに掻寄架台20が図示右方向
に復動すると、図10に示すように、アーム25の副ロ
ーラ27は、副ガイドレール83内を走行し、このまま
の状態で図示右方向へ復動を続け、復動方向側の隣の開
口部84に向かう移動を続ける。
【0052】このとき、アーム25は、垂直下向の第一
の揺動位置に対して、汚泥ピット10a側に図示時計回
りに傾くこととなり、フライト12が槽10の底部から
所定の距離離間されて上昇するので、これ以降の掻寄架
台20の図示右方向への復動において、往動時に掻き寄
せた堆積物と接触して堆積物を汚泥ピット10aと逆方
向に戻してしまうことがない。また、このとき、フライ
ト12が堆積物中からほぼ垂直上方に徐々に引き抜かれ
るので、堆積物のまきあげも抑制されている。
【0053】このようにして、副ローラ27が副ガイド
レール83内を走行し隣の開口部84の上側案内フラッ
プ88に到達してさらに復動方向側へ走行することとな
る(図8参照)。この時、副ローラ27が上側案内フラ
ップ88の上面と接触し、図9に示すように、上側案内
フラップ88は下方に揺動可能なため、副ローラ27に
より力を受けて下方に揺動されると共に、開口部84を
覆ってこれよりも先の通路を形成し、副ローラ27は開
口部84から下方に出ることなく開口部84上を通過す
る。副ローラ27が通過した後、上側案内フラップ88
は、圧縮バネ89によって付勢されているので、再び上
方に揺動して、図10のように、上側フランジ83bに
接触して停止し、元の状態に復帰する。
【0054】そして、開口部84を通過してしばらくし
た後、再びモータ51を図1に示す時計回りに回転さ
せ、掻寄架台20の汚泥ピット10a方向への往動を始
める。
【0055】すると、副ガイドレール83内の副ローラ
27が、開口部84に到達する。このとき、副ローラ2
7は、図7に示すように、下側案内フラップ85の上面
によって形成される斜面に沿って開口部84を介して副
ガイドレール83の外に徐々に案内されて、図4に示す
ように、アーム25が垂直下向の第一の揺動位置に復帰
し、再び堆積物の掻き寄せが可能となる。
【0056】このように副ローラ27が副ガイドレール
83から外に出る一連の動作においては、上側案内フラ
ップ88によって、復動時に開口部84が覆われて副ロ
ーラ27が一旦開口部84上を通過して開口部84より
復動方向側(図示右側)に到達し、その後の往動時に副
ローラ27が下側案内フラップ85の上面によって形成
される斜面によって徐々に副ガイドレール83から外に
出されるので、アーム25がスムーズに第一の揺動位置
に復帰される。このため、フライト12が徐々にスムー
ズに堆積物内に進入するので、堆積物の巻き上げ等がよ
り抑制されている。
【0057】また、図7に示すように、副ガイドレール
83内の副ローラ27が往動して開口部84に到達して
下方に案内される際に、堆積物の沈殿量が多い等の理由
により、アーム25が重力のみでは第一の揺動位置に戻
りにくい場合でも、副ガイドレール83の開口部84よ
りも往動方向側への入口が上側案内フラップ88で閉じ
られていて副ローラ27の進入を防止すると共に、上側
案内フラップ88の下面側によって副ローラ27が副ガ
イドレール83の下方に案内されるので、アーム25の
副ローラ27は、開口部84を飛び越えて再び副ガイド
レール83内に入ることなく、確実に副ガイドレール8
3から下方に案内される。これにより、掻寄架台20を
汚泥ピット10a方向に往動する際に、アーム25がよ
り確実に第一の揺動位置に復帰され、フライト12が底
面から離間されたままとなることなく堆積物の掻き寄せ
が可能となっている。
【0058】そして、このような往動と復動の一連の動
作を繰り返すことにより、槽10の底面10bに沈殿す
る堆積物を、逆方向に戻すことや巻き上げることを防止
し効率よく汚泥ピット10aに掻き寄せることが可能と
なっている。また、複数のフライト12を備え、各々の
フライト12がこの一連の動作によって揺動されるの
で、堆積物が複数のフライト12によって分担して往動
側に掻き寄せられ、一つのフライト12で掻き寄せを行
う場合に比して掻寄架台20の往復運動の距離が短くな
っている。
【0059】なお、本実施形態の堆積物の掻寄装置1
は、さらに、チェーンフライト式の掻寄装置と比較し
て、回転部や摺動部が少ないため、所用動力が少なくて
すみ、また、チェーンやスプロケット、シューなどの摩
耗部材が少なく、構造がシンプルであって低コスト化が
可能であるという特徴を有している。また、この堆積物
の掻寄装置1は、汚泥ピット等の洗浄が容易に行えると
共に、上水道用の槽等においては薬品沈殿の効率を高め
る傾斜板の設置も容易とされ、さらに、設置に際して、
パイプスキーマーなどの設置場所の制約を受けず、駆動
部の位置が自由に設定でき、既存の槽の筐体に少ないは
つり箇所で容易に設置できるという特徴を有している。
【0060】次に、第2実施形態に係る堆積物の掻寄装
置2について説明する。
【0061】本実施形態の堆積物の掻寄装置2が第1実
施形態の掻寄装置1と異なる第1の点は、駆動装置50
が、図11及び図12に示すように、チェーン52等を
介してモータ51からの回転駆動力が伝達され掻寄架台
20の往復方向と垂直な水平軸回りに正逆回転されるス
プロケット(歯車)103と、図11〜図13に示すよ
うに、駆動方向材21に固定部材102を介して曲折不
能に固定され、掻寄架台20の往復方向に延在してスプ
ロケット103と噛合するチェーン(噛合部材)101
と、を備える点である。
【0062】これによれば、スプロケット103の正逆
転に応じて、このスプロケット103と噛合するチェー
ン101によって掻寄架台20が駆動方向材21の延在
方向に好適に往復駆動され、上記実施形態と同様に堆積
物の掻き寄せがなされる。特に、本実施形態では、第1
実施形態におけるチェーン53が不要とされて、チェー
ンはずれ等の問題が低減されて掻寄装置2の信頼性を高
めることができると共に、このチェーン53の遊びを調
節するタイトナ54も不要とされ低コスト化が図られ
る。また、本実施形態のような駆動方式は、ピンギア方
式とよばれ、掻寄架台20やチェーン101等の据え付
け等の精度があまり要求されず設置やメンテナンスが容
易とされ、堆積物等の夾雑物を含む水中での駆動にも適
している。なお、場合によっては、スプロケット103
に代えてピニオンギアを採用し、チェーン101に代え
てラックを採用した、いわゆるラックピニオン方式とし
てもよい。
【0063】また、本実施形態の堆積物の掻寄装置2が
第1実施形態の掻寄装置1と異なる第2の点は、隣接す
る3つのアーム25同士がこれらのアーム25の揺動動
作を連動すべく連結部材110によって連結されると共
に、これら互いに連結されたアーム25の内の一つのア
ーム25にのみ副ローラ27が設けられた点であり、こ
れに対応して、ガイドユニット80の下側案内フラップ
85や上側案内フラップ88等で、残された副ローラ2
7の案内に寄与しないものは除去されている。ここで、
便宜上、副ローラ27を有するアーム25と、副ローラ
27を有するアーム25に支持されるフライト12との
組合せを主動部100と呼び、副ローラ27を有さない
アーム25と副ローラ27を有さないアーム25に支持
されたフライト12との組合せを従動部105と呼ぶ。
【0064】連結部材110は、駆動方向材21の軸方
向に延在し、主動部100のアーム25と従動部105
の2つのアーム25とに対してピン111で各々回動可
能に連結されている。なお、連結部材110はアーム2
5に代えてフライト12に連結されていてもよい。ま
た、互いに連結される従動部105の数や主動部100
の数も1以上であれば限定されない。
【0065】これによれば、従動部105のフライト1
2の揺動動作が主動部100のフライト12の揺動動作
と連動するので、従動部105のフライト12によって
も堆積物の掻寄がなされる。ここで、ガイドユニット8
0は、主動部100の副ローラ27のみを案内すればよ
く、第1実施形態の掻寄装置1に比して、従動部105
の副ローラに対応するガイドユニット80の下側案内フ
ラップ85や上側案内フラップ88等の数を減らすこと
ができ、ガイドユニット80の低コスト化や簡素化がで
きる。
【0066】なお、本発明に係る堆積物の掻寄装置は、
上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形態
様をとることが可能である。
【0067】例えば、上記実施形態では、往動時にアー
ム25を第一の揺動位置に確実に復帰すると共に、この
復帰の際にフライト12を徐々にスムーズに堆積物内に
進入させるべく上側案内フラップ88を備えているが、
堆積汚泥の量が少ない場合等には、これを備えなくても
よい。この場合でも、アーム25は重力によって第一の
揺動位置に戻ろうとするので、往動時に開口部84に達
した副ローラ27は下側案内フラップ85上に導かれて
副ガイドレール83の外に案内される。
【0068】また、上記実施形態では、下側案内フラッ
プ85を下側に付勢する引張バネ87を備えているが、
単に下側案内フラップ85の自重によってこの下側案内
フラップ85を下側に付勢しても構わない。
【0069】同様に、上側案内フラップ88は圧縮バネ
89を備えているが、単に圧縮バネ89の位置に備えた
カウンタウェイトの自重により上側案内フラップ88を
上側に付勢しても構わない。
【0070】また、上記実施形態の掻寄装置1は、案内
手段として、副ガイドレール83、下側案内フラップ8
5及びストッパ86を備えているがこれに限られず、掻
寄架台20の往復方向に延在し、往動時にフライト12
を第一の揺動位置として移動可能とし、復動時にフライ
ト12を第一の揺動位置より上方に揺動させた位置で副
ローラ27等の被案内部を移動可能に案内するものであ
ればよい。
【0071】また、上記実施形態の掻寄装置1は、槽1
0に沈殿する汚泥を掻き寄せているが、槽の底部に堆積
する堆積物であればこれに限られず、例えば粉体等でも
よい。
【0072】
【発明の効果】本発明の堆積物の掻寄装置によれば、掻
寄架台の往動時に、案内手段が掻寄羽根を第一の揺動位
置で垂下した状態で往動方向に移動可能とするので、往
動と共に堆積物が掻寄羽根によって掻き寄せられる。
【0073】一方、掻寄架台の復動時には、案内手段
が、掻寄羽根が上方に揺動された状態となるように被案
内部を案内して復動方向に移動可能とするので、復動時
に掻寄羽根が槽の底部から離間される。このため、復動
時における、掻寄羽根と往動時に掻き寄せた堆積物との
接触が確実に防止される。
【0074】これにより、堆積物の戻りや、巻き上げ等
を起こすことなく効率的に堆積物を掻き寄せることが可
能な堆積物の掻寄装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の掻寄装置の正面模式図である。
【図2】図1の掻寄装置の側面模式図である。
【図3】図2中のA部の拡大図である。
【図4】図1中の開口部近傍であって、副ローラが副ガ
イドレールより下方に位置する状態を示す模式図であ
る。
【図5】図4の状態から、副ローラが往動方向に進んで
隣の開口部近傍に達した状態を示す模式図である。
【図6】図5の状態から、副ローラが往動方向に進んで
開口部の下方に達した状態を示す模式図である。
【図7】副ローラが下側案内フラップの上面に達した状
態を示す模式図である。
【図8】副ローラが副ガイドレール内に位置する状態を
示す模式図である。
【図9】図8の状態から、副ローラが復動方向に進んで
上側案内フラップ上を通過する状態を示す模式図であ
る。
【図10】図9の状態から、副ローラが復動方向に進ん
だ状態を示す模式図である。
【図11】第2実施形態の掻寄装置の正面模式図であ
る。
【図12】図11の掻寄装置の側面模式図である。
【図13】図12中のB部の拡大図である。
【符号の説明】
1…堆積物の掻寄装置、10…槽、12…フライト(掻
寄羽根)、20…掻寄架台、25…アーム(掻寄羽根支
持手段)、26…アームストッパ(掻寄羽根揺動制限部
材)、27…副ローラ(被案内部)、50…駆動装置
(駆動手段)、80…ガイドユニット(案内手段)、8
3…副ガイドレール(案内体)、83b…上側フランジ
(第二揺動制限部材)84…開口部、85…下側案内フ
ラップ(第一揺動部材)、86…ストッパ(第一揺動制
限部材)、87…引張バネ(第一付勢手段)、88…上
側案内フラップ(第二揺動部材)、89…圧縮バネ(第
二付勢手段)、101…チェーン(噛合部材)、103
…スプロケット(歯車)、110…連結部材。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掻寄羽根を槽の底に沿って移動させて前
    記槽の底に堆積する堆積物を掻き寄せる堆積物の掻寄装
    置であって、 前記掻寄羽根を前記掻寄羽根の前記移動方向と直交する
    水平軸周りに揺動自在に支持する掻寄羽根支持手段と、 前記掻寄羽根支持手段が設置される掻寄架台と、 前記掻寄架台を前記槽の底に平行に往復運動させる駆動
    手段と、 前記掻寄羽根又は掻寄羽根支持手段に設けられた被案内
    部と、 前記掻寄架台の往復方向に延在し、前記掻寄羽根を前記
    水平軸の下方に垂下する第一の揺動位置として往動方向
    に移動可能とし、前記掻寄羽根を前記第一の揺動位置よ
    り上方に揺動させた位置で前記被案内部を復動方向に移
    動可能に案内する案内手段と、 を備えることを特徴とする、堆積物の掻寄装置。
  2. 【請求項2】 前記掻寄架台に設置され、前記掻寄羽根
    が前記第一の揺動位置より復動方向側へ揺動することを
    制限する掻寄羽根揺動制限部材を備えることを特徴とす
    る、請求項1に記載の堆積物の掻寄装置。
  3. 【請求項3】 前記案内手段は、前記被案内部が進退可
    能な開口部が下面に前記往復方向に所定距離離間して形
    成されると共に前記開口部を介して進入する前記被案内
    部を前記往復方向に移動可能に案内する案内体と、 前記案内体で前記開口部の前記復動方向側の縁から当該
    開口部の下方に向けて延在し、上下方向に揺動自在に軸
    支された第一揺動部材と、 前記第一の揺動位置に位置する掻寄羽根が往動する際に
    前記第一揺動部材の下面が前記被案内部と当接すると共
    に前記第一の揺動位置に位置する掻寄羽根が復動する際
    に前記被案内部が当該第一揺動部材の上面に当接し前記
    開口部を介して当該被案内部を前記案内体に案内可能と
    する姿勢を、前記第一揺動部材にとらせ当該第一揺動部
    材のそれ以上下側への揺動を制限する第一揺動制限部材
    と、 を備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の堆
    積物の掻寄装置。
  4. 【請求項4】 前記第一揺動部材を下方側に付勢する第
    一付勢手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の
    堆積物の掻寄装置。
  5. 【請求項5】 前記案内体で前記開口部の前記往動方向
    側の縁から前記開口部の上方に延在し上下方向に揺動可
    能に軸支されると共に、当該開口部を上から覆うことが
    可能とされた第二揺動部材と、 前記第二揺動部材を上方側に付勢する第二付勢手段と、 前記被案内部が前記案内体に案内された状態で前記掻寄
    羽根が復動する際に前記第二揺動部材の上面が当該被案
    内部と当接すると共に前記被案内部が前記案内体に案内
    された状態で前記掻寄羽根が往動する際に当該被案内部
    が当該第二揺動部材の下面に当接し前記開口部を介して
    当該被案内部を前記案内体の下方に案内可能な姿勢で、
    当該第二揺動部材のそれ以上上側への揺動を制限する第
    二揺動制限部材と、 を備えることを特徴とする、請求項3又は4に記載の堆
    積物の掻寄装置。
  6. 【請求項6】 前記掻寄羽根と前記掻寄羽根を支持する
    前記掻寄羽根支持手段との組合せを複数有し、前記掻寄
    羽根支持手段は前記掻寄架台に対して前記往復方向に複
    数並設され、前記被案内部は前記組合せ毎に設けられた
    ことを特徴とする、請求項1〜5の何れか一項に記載の
    堆積物の掻寄装置。
  7. 【請求項7】 前記掻寄羽根と前記掻寄羽根を支持する
    前記掻寄羽根支持手段との組合せを複数有し、前記掻寄
    羽根支持手段は前記掻寄架台に対して前記往復方向に複
    数並設され、前記被案内部は少なくとも前記組合せの内
    の一つに対して設けられ、前記掻寄羽根の各々の揺動動
    作を互いに連動させる連結手段を備えることを特徴とす
    る、請求項1〜5の何れか一項に記載の堆積物の掻寄装
    置。
  8. 【請求項8】 前記駆動手段は、前記掻寄架台の往復方
    向に垂直な軸回りに正逆回転される歯車と、前記掻寄架
    台の往復方向に延在すると共に前記掻寄架台に対して曲
    折不能に固定され前記歯車と噛合可能な噛合部材と、を
    備えることを特徴とする、請求項1〜7の何れか一項に
    記載の堆積物の掻寄装置。
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