JP4629004B2 - 掻寄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、槽内の被掻寄物を掻き寄せる掻寄装置に関する。
従来、沈殿槽等の槽内において、堆積物や浮遊物といった被掻寄物を掻き寄せるための掻寄装置が用いられている。このような掻寄装置として、掻寄羽根を複数配列した掻寄架台を槽内部で往復運動させる、いわゆるレシプロ型の掻寄装置が知られている。このようなレシプロ型の掻寄装置では、掻寄架台を往動させて掻寄羽根による堆積物の掻き寄せを行った後、掻き寄せ架台を復動させる際に、掻寄羽根によって往動時に掻き寄せた堆積物等が元の位置に戻ってしまわないような工夫が必要である。
そこで、例えば特許文献1に記載の沈殿物掻き寄せ機では、掻寄板を取り付けた台車の前方に掻寄板と連結したリンク機構が設けられている。そして、台車を復動させる際に、リンク機構によって掻寄板を槽の底面に対して傾倒させることで、堆積物の戻りを防止し、掻き寄せ効率の向上を図っている。
特開昭57−194011号公報
しかしながら、上述した従来の沈殿物掻き寄せ機では、掻寄板の起立・傾倒を切り替えるために、架台の前方にリンク機構のストロークを確保するためのスペースが必要であり、装置のサイズが長手方向に増大化しやすい傾向がある。そのため、レイアウトの自由度が制限され、適用できる槽の寸法・形状等が限られてしまうという問題が生じる。一方、レイアウトの問題を解決するために、掻寄羽根を稼動させるための機構を複雑化させてしまうと、製造コストの増大化を招くおそれがある。
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、レイアウトの自由度を確保しつつ、簡易な構成で被掻寄物の掻き寄せを効率的に行うことが可能な掻寄装置を提供することを目的とする。
上記課題の解決のため、本発明に係る掻寄装置は、ピットを備えた槽に設けられる掻寄装置であって、槽内に配置されて掻寄方向に延在し、ピット側に設けられた前壁及びピット側と反対側に設けられた後壁を有する第1の移動体と、第1の移動体に設けられ、当該第1の移動体の長手方向に交差する水平軸周りに揺動自在な操作体と、第1の移動体において長手方向に沿って所定間隔で配置されると共に、操作体に連結され、当該操作体と同期して水平軸周りに揺動する複数の掻寄羽根と、第1の移動体に沿って掻寄方向に延在し、そのピット側の端部が前壁に突き当たる第1の相対位置と、そのピット側と反対側の端部が後壁に突き当たる第2の相対位置との間で移動自在に設けられた第2の移動体と、第1の相対位置と第2の相対位置との間で第2の移動体を相対的に移動させ、前壁において第2の移動体のピット側の端部を第1の移動体に突き当てた状態で第1の移動体を往動させると共に、後壁において第2の移動体のピット側と反対側の端部を第1の移動体に突き当てた状態で第1の移動体を復動させる駆動手段と、第2の移動体に設けられ、第2の移動体が第1の相対位置に移動したときに、複数の掻寄羽根が長手方向に対して起立した状態となるように操作体の揺動を第1の揺動位置で規制し、第2の移動体が第1の相対位置から第2の相対位置に移動したときに、複数の掻寄羽根が長手方向に対して傾倒した状態となるように操作体の揺動を第2の揺動位置で規制する揺動規制部材とを備えたことを特徴とする。
この掻寄装置では、複数の掻寄羽根が設けられた第1の移動体に対し、第2の移動体を第1の相対位置及び第2の相対位置の間で相対移動させ、第2の移動体を第1の移動体に係合させることによって第1の移動体を長手方向に往復運動させる。そして、第2の移動体が第1の相対位置に移動すると、揺動規制部材が操作体の揺動を第1の揺動位置で規制し、掻寄羽根が起立した状態で維持される。また、第2の移動体が第2の相対位置に移動すると、揺動規制部材が操作体の揺動を第2の揺動位置で規制し、掻寄羽根が傾倒した状態で維持される。このように、この掻寄装置では、第1の移動体を復動させる際に掻寄羽根が傾倒し、被掻寄物の戻りが防止されるので、被掻寄物の掻き寄せを効率的に行うことができる。また、掻寄羽根の起立・傾倒の切り替えは、第2の移動体に設けた揺動規制部材が操作体の揺動を規制するという極めて簡易な構成で実現される。このため、製造コストの低減化が図られると共に、第1の移動体の前方に余計なスペースを設ける必要がなくなり、レイアウトの自由度を十分に確保できる。
また、第2の移動体が第2の相対位置から第1の相対位置に移動するときに、複数の掻寄羽根が長手方向に対して起立するように操作体を第2の揺動位置から第1の揺動位置に揺動させる部材を更に備えたことが好ましい。こうすると、第1の移動体が復動から再び往動に切り替わる際に、掻寄羽根をより確実に起立させることが可能となり、更なる掻き寄せの効率化が図られる。
また、第2の移動体は、第1の移動体の長手方向に沿って延在するガイドチェーンを備え、駆動手段は、ガイドチェーンに噛合するギアと、ギアの正転・逆転を切り替える駆動部とを備えたことが好ましい。このような構成によれば、装置サイズの長手方向への増大を抑えることができ、簡易な構成でレイアウトの自由度を一層確保できる。
本発明に係る掻寄装置によれば、レイアウトの自由度を確保しつつ、簡易な構成で被掻寄物の掻き寄せを効率的に行うことが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る掻寄装置の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る掻寄装置の一実施形態を示す正面図である。また、図2は、図1におけるII−II線断面図であり、図3は、図2におけるA部を拡大して示す図である。図1及び図2に示すように、掻寄装置1は、槽2内に配置された枠体3と、この枠体3の長手方向に沿って所定間隔で配置された複数のフライト(掻寄羽根)4と、枠体3の長手方向に沿って移動自在に設けられたチェーン取付部材(第2の移動体)5と、チェーン取付部材5を介して枠体3を長手方向に往復させる駆動装置(駆動手段)6とを備えている。
この掻寄装置1は、枠体3を往復させることによって槽2の底面2aに堆積する汚泥などの堆積物Qを前方のピットPに向けて掻き寄せる、いわゆるレシプロ型の掻寄装置として構成されている(図4参照)。また、掻寄装置1は、後述するように、枠体3の復動の際にフライト4を槽2の底面2aに対して傾倒させることで、堆積物Qの戻りを防ぐ機能を備えている。なお、槽2の底面2aは、ピットPに向かって緩やかに下る傾斜面となっており、堆積物QがピットP側に移動し易いようになっている。
枠体3は、この枠体3の往復方向、すなわち、堆積物Qの掻寄方向に延在する2本の平行な駆動方向材10,10(第1の移動体)と、駆動方向材10,10に交差するように所定の間隔で配置された複数の平行材(水平軸)11と有し、梯子型の形状をなしている。駆動方向材10と平行材11とは、結合板12を介したネジ固定によって強固に結合されている。
駆動方向材10は、図2に示すように、断面矩形の筒状に形成された前部13と、前部13に一体的に形成され、前部13における後壁13bの下端から後方に延びる棒状の後部14とを有している。前部13の内部には、後述するチェーン取付部材5が収容されており、前部13の上壁及び枠体3の内側を向く側壁には、枠体3の長手方向に沿う直線状の開口部15(図3参照)及び開口部16がそれぞれ設けられている。
平行材11の両端には、図1及び図3に示すように、この平行材11の軸周りに回転可能なローラ11a,11aがそれぞれ装着されている。ローラ11a,11aは、槽2の両側壁2bに取り付けられて枠体3の長手方向に延在する左右1対のガイドレール17,17に収容されている。これにより、枠体3は、ガイドレール17,17に案内されて長手方向に往復自在となっている。また、平行材11の両端において、ローラ11aよりも内側の位置には、下方に突出する左右1対の支持アーム18,18がそれぞれ固定されている。
フライト4は、平板状をなしており、ガイドレール17,17よりも下側の位置において、枠体3の長手方向に沿って所定の間隔で複数(本実施形態では7枚)配置されている。各フライト4の両端は、支持アーム18,18によって支持され、平行材11の軸周りに揺動自在となっている。また、各フライト4の両脇には、枠体3と略平行に延在する連結棒19,19が揺動自在に取り付けられ、前後のフライト4,4同士は、連結棒19によって互いに連結されている。
一方、図1及び図3に示すように、平行材11のうち、前方から3番目の平行材11において、駆動方向材10,10よりも内側の位置には、図3に示すように、フライト操作用アーム(操作体)20,20がそれぞれ固定されている。フライト操作用アーム20は、掻寄装置1の側面から見て支持アーム18と一直線をなすように平行材11の上方に突出し(図1参照)、フライト操作用アーム20の上端部20aは、後述する第1のキッカ22及び第2のキッカ23の間を通って枠体3の上方まで延びている。このような構成により、フライト操作用アーム20が揺動すると、各フライト4は、互いに同期して平行材11の軸周りに揺動する。
チェーン取付部材5は、断面矩形の柱状をなしている。チェーン取付部材5の上壁の略中央には、枠体3の長手方向に沿ってガイドチェーン21が取り付けられており、チェーン取付部材5の底面側には、所定の間隔で複数の内部ローラ9が設けられている。そして、チェーン取付部材5は、ガイドチェーン21が枠体3の上壁の開口部15から露出するようにして、枠体3における前部13の内部に配置されている。
このチェーン取付部材5は、駆動装置6とガイドチェーン21との協働により、前部13の内部において、枠体3の長手方向に沿って前後移動する。これにより、チェーン取付部材5は、図2に示すように、その前端部5aが枠体3における前部13の前壁13aに突き当たる第1の相対位置R1と、その後端部5bが枠体3における前部13の後壁13bに突き当たる第2の相対位置R2との間で、枠体3に対する相対移動が可能となっている。
また、チェーン取付部材5における両側壁の後側には、図1及び図3に示すように、枠体3の側壁の開口部16を通ってフライト操作用アーム20側に突出する棒状の第1のキッカ(揺動規制部材)22及び第2のキッカ(部材)23がそれぞれ設けられている。第2のキッカ23は、第1のキッカ22よりも枠体3の側壁の後方寄りに設けられており、第1のキッカ22と第2のキッカ23との間には、フライト操作用アーム20の上端部20aが通っている。
駆動装置6は、正逆方向に回転可能なモータ(駆動部)30と、モータ30の駆動力を伝達する駆動チェーン31と、駆動チェーン31に連動する連動軸32と、ピンギア33付きの連動スプロケット34とを有している。モータ30は、駆動スプロケット35を有しており、モータ30の本体部分は、槽2における一方の側壁2bの上部にブラケットを介して固定されている。
連動軸32は、枠体3の上方において槽2の側壁2b,2bの間で回転可能に支持されている。連動スプロケット34は、駆動スプロケット35の真下の位置において連動軸32の一端側に固定されている。また、ピンギア33は、連動スプロケット34よりも内側で連動軸32に固定され、開口部15から露出するチェーン取付部材5のガイドチェーン21に噛合している。そして、駆動チェーン31は、駆動スプロケット35と連動スプロケット34とに渡って架け渡されている。
続いて、上述した構成を有する掻寄装置1の動作について説明する。
まず、モータ30の駆動スプロケット35が正転すると、その駆動力が駆動チェーン31及び連動スプロケット34を介して連動軸32に伝達される。これにより、ピンギア33とガイドチェーン21とが協働し、図4に示すように、枠体3の前部13の内部において、チェーン取付部材5が第2の相対位置R2から第1の相対位置R1に前進する。
チェーン取付部材5が第1の相対位置R1に前進すると、チェーン取付部材5の前端部5aが枠体3の前部13の前壁13aに突き当たる。また、第1のキッカ22及び第2のキッカ23がチェーン取付部材5と連動して前進する。このとき、第2のキッカ23は、フライト操作用アーム20が枠体3の長手方向に略直交する揺動位置(第1の揺動位置)に揺動するようにフライト操作用アーム20の上端部20aを前方に押し出し、第1のキッカ22は、第1の揺動位置においてフライト操作用アーム20の前方への揺動を規制する。これにより、各フライト4が槽2の底面2aに対して略直角に起立した状態が維持される。
図4の状態からモータ30の駆動スプロケット35が更に正転すると、図5に示すように、チェーン取付部材5の前端部5aに押されて枠体3が応動する。これにより、槽2の底面2aに溜まった堆積物Qが、各フライト4によってピットP側に掻き寄せられ、先頭の堆積物QがピットP内に押し落とされる。この動作がなされる際、各フライト4は、堆積物Qから後方へのモーメントを受けることとなるが、第1のキッカ22がフライト操作用アーム20の揺動を規制して各フライト4の起立姿勢を維持するため、堆積物QはしっかりとピットP側に掻き寄せられる。
堆積物Qの掻き寄せの後、モータ30の駆動スプロケット35が逆転すると、図6に示すように、枠体3の前部13の内部において、チェーン取付部材5が第1の相対位置R1から第2の相対位置R2に後退する。これにより、チェーン取付部材5の後端部5bが枠体3の前部13の後壁13bに突き当たる。また、第1のキッカ22及び第2のキッカ23がチェーン取付部材5と連動して後退する。このとき、第1のキッカ22は、フライト操作用アーム20が枠体3の長手方向に対して後方に傾倒する揺動位置(第2の揺動位置)に揺動するようにフライト操作用アーム20の上端部20aを後方に押し出し、この第2の揺動位置でフライト操作用アーム20の前方への揺動を規制する。これにより、各フライト4が槽2の底面2aに対して所定角度で傾倒した状態が維持される。
図6の状態からモータ30の駆動スプロケット35が更に逆転すると、図7に示すように、チェーン取付部材5の後端部5bに押されて枠体3が復動する。この動作がなされる際、第1のキッカ22がフライト操作用アーム20の揺動を規制して各フライト4の傾倒姿勢を維持するため、枠体3の往動時に掻き寄せられた堆積物Qがフライト4の裏側に当たって押し戻されることが抑止される。以下、上記の動作を繰り返すことにより、堆積物QがピットP側に順次掻き寄せられる。
以上説明したように、掻寄装置1では、フライト4が設けられた枠体3(駆動方向材10)に対し、チェーン取付部材5を第1の相対位置R1及び第2の相対位置R2の間で相対移動させ、チェーン取付部材5を枠体3に突き当てることによって枠体3を長手方向に往復運動させる。そして、チェーン取付部材5が第1の相対位置R1に移動すると、第1のキッカ22がフライト操作用アーム20の揺動を第1の揺動位置で規制し、フライト4が槽2の底面2aに対して起立した状態で維持される。また、チェーン取付部材5が第2の相対位置R2に移動すると、第1のキッカ22がフライト操作用アーム20の揺動を第2の揺動位置で規制し、フライト4が槽2の底面2aに対して傾倒した状態で維持される。
このように、掻寄装置1では、枠体3を復動させる際にフライト4が傾倒し、堆積物Qの戻りが防止されるので、堆積物Qの掻き寄せを効率的に行うことができる。また、フライト4の起立・傾倒の切り替えは、チェーン取付部材5に設けた第1のキッカ22がフライト操作用アーム20の揺動を規制するという極めて簡易な構成で実現される。このため、製造コストの低減化が図られると共に、枠体3の前方に余計なスペースを設ける必要がなくなり、レイアウトの自由度を十分に確保できる。
また、掻寄装置1では、チェーン取付部材5が第2の相対位置R2から第1の相対位置R1に再び移動するときに、第2のキッカ23がフライト操作用アーム20を第2の揺動位置から第1の揺動位置に揺動させ、フライト4の起立をサポートする。このため、枠体3が復動から再び往動に切り替わる際に、フライト4をより確実に起立させることが可能となり、更なる掻き寄せの効率化が図られる。
さらに、掻寄装置1では、チェーン取付部材5に枠体3の長手方向に沿って延在するガイドチェーン21が設けられており、このガイドチェーン21に噛合するピンギア33の正転・逆転をモータ30で切り替えることで、枠体3の往復を切り替えている。このような構成により、装置サイズの長手方向への増大を抑えることができ、簡易な構成でレイアウトの自由度を一層確保できる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではない。例えば、上記実施形態では、第1のキッカ22の後方側に、フライト操作用アーム20の揺動をサポートする第2のキッカ23を設けているが、チェーン取付部材5が第2の相対位置R2から第1の相対位置R1に前進したときに、各フライト4が自重によって起立可能な場合には、第2のキッカ23は必ずしも設けなくてもよい。また、支持アーム18を設ける代わりに、フライト操作用アーム20を平行材11よりも下方に延在させ、フライト操作用アームと掻寄羽根4とを直接連結するようにしてもよい。さらに、上記実施形態では、掻寄装置1は、槽2内の堆積物Qを掻き寄せる装置として例示しているが、フライト4等の配置の上下を変更し、槽2内の浮遊物を掻き寄せる装置として構成してもよい。
本発明の一実施形態に係る掻寄装置を示す正面図である。 図1におけるII−II線断面図である。 図1におけるA部を拡大して示す図である。 掻寄装置の動作を示す図である。 図4に続く動作を示す図である。 図5に続く動作を示す図である。 図6に続く動作を示す図である。
符号の説明
1…掻寄装置、2…槽、3…架台、4…フライト(掻寄羽根)、5…チェーン取付部材(第2の移動体)、5a…前端部(一端部)、5b…後端部(他端部)、6…駆動装置(駆動手段)、10…駆動方向材(第1の移動体)、11…平行材(水平軸)、20…フライト操作用アーム(操作体)、21…ガイドチェーン、22…第1のキッカ(揺動規制部材)、23…第2のキッカ(部材)、30…モータ(駆動部)、33…ピンギア(ギア)、R1…第1の相対位置、R2…第2の相対位置。

Claims (3)

  1. ピットを備えた槽に設けられる掻寄装置であって、
    前記槽内に配置されて掻寄方向に延在し、前記ピット側に設けられた前壁及び前記ピット側と反対側に設けられた後壁を有する第1の移動体と、
    前記第1の移動体に設けられ、当該第1の移動体の長手方向に交差する水平軸周りに揺動自在な操作体と、
    前記第1の移動体において前記長手方向に沿って所定間隔で配置されると共に、前記操作体に連結され、当該操作体と同期して前記水平軸周りに揺動する複数の掻寄羽根と、
    前記第1の移動体に沿って前記掻寄方向に延在し、その前記ピット側の端部が前記前壁に突き当たる第1の相対位置と、その前記ピット側と反対側の端部が前記後壁に突き当たる第2の相対位置との間で移動自在に設けられた第2の移動体と、
    前記第1の相対位置と前記第2の相対位置との間で前記第2の移動体を相対的に移動させ、前記前壁において前記第2の移動体の前記ピット側の端部を前記第1の移動体に突き当てた状態で前記第1の移動体を往動させると共に、前記後壁において前記第2の移動体の前記ピット側と反対側の端部を前記第1の移動体に突き当てた状態で前記第1の移動体を復動させる駆動手段と、
    前記第2の移動体に設けられ、前記第2の移動体が前記第1の相対位置に移動したときに、前記複数の掻寄羽根が前記長手方向に対して起立した状態となるように前記操作体の揺動を第1の揺動位置で規制し、前記第2の移動体が前記第1の相対位置から前記第2の相対位置に移動したときに、前記複数の掻寄羽根が前記長手方向に対して傾倒した状態となるように前記操作体の揺動を第2の揺動位置で規制する揺動規制部材とを備えたことを特徴とする掻寄装置。
  2. 前記第2の移動体が前記第2の相対位置から前記第1の相対位置に移動するときに、前記複数の掻寄羽根が前記長手方向に対して起立するように前記操作体を前記第2の揺動位置から前記第1の揺動位置に揺動させる部材を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の掻寄装置。
  3. 前記第2の移動体は、前記第1の移動体の長手方向に沿って延在するガイドチェーンを備え、
    前記駆動手段は、前記ガイドチェーンに噛合するギアと、前記ギアの正転・逆転を切り替える駆動部とを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の掻寄装置。
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