JP2003180659A - 磁気共鳴撮像装置用のrfコイル系 - Google Patents

磁気共鳴撮像装置用のrfコイル系

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JP2003180659A
JP2003180659A JP2002336587A JP2002336587A JP2003180659A JP 2003180659 A JP2003180659 A JP 2003180659A JP 2002336587 A JP2002336587 A JP 2002336587A JP 2002336587 A JP2002336587 A JP 2002336587A JP 2003180659 A JP2003180659 A JP 2003180659A
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coil
coil system
coils
magnetic resonance
magnetic field
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JP2002336587A
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English (en)
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Christoph Leussler
ギュンター ロイスラー クリストフ
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Koninklijke Philips NV
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Koninklijke Philips Electronics NV
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    • G01R33/32Excitation or detection systems, e.g. using radio frequency signals
    • G01R33/34Constructional details, e.g. resonators, specially adapted to MR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 略コンピュータ支援されており、従って、R
Fコイル系のための時間のかかる再配置及び手動位置決
めを必要とすることなく、撮像されるべき対称の種類及
び大きさに依存して、信号対雑音比及び解像度に関して
自動的に最適化された画質が達成されうる、磁気共鳴撮
像装置用のRFコイル系を提供することを目的とする。 【解決手段】 このために、コイル系は、互いに本質的
にデカップリングされ、異なる寸法及び/又は異なる位
置を有する複数の単一RFコイルと、1以上のRFコイ
ルを選択し、独立に調整されうる振幅及び/又は位相及
び/又はパルス形状を有するRF送信パルスを選択され
たRFコイルに供給するために夫々のRFコイルに関連
付けられる複数の送信ユニットを有する制御装置とを含
む。本発明はまた、かかるRFコイル系を具備した磁気
共鳴撮像装置に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気共鳴撮像装置
用のRFコイル系及びこの種類の磁気共鳴撮像装置に関
連する。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴撮像(MRI)装置は、特に患
者の検査及び処置のために使用される。検査されるべき
組織の核スピンは、基本磁場によって整列され、RFパ
ルスによって励起される。このように引き起こされるR
F緩和処理は、傾斜磁場を受け、検査ゾーンの画像を形
成するために受信され処理される。
【0003】検査又は処置中に実質的に全ての側から患
者に近づくことが可能であるようCアームの端部の間に
配置される検査ゾーン中に患者が入れられるいわゆるオ
ープンMRシステム(垂直システム)と、患者が入れら
れる管状の検査ゾーンを含むMRシステム(アキシアル
システム)とは区別されうる。これらの差により、基本
磁場、傾斜磁場、及びRF信号が発生され受信されるた
めの完全に異なった装置の配置及び構成が必要となる。
【0004】RF信号を送信及び受信するためには、そ
の形状及び位置が画質に対して、即ち信号対雑音比及び
特に解像度に対して決定的な影響を有するRFコイル系
を使用することが必要である。システムに常に取り付け
られているRFコイル系に加え、例えば検査されるべき
ゾーンの周り又は上のスリーブ又はパッドとして柔軟に
配置されうるいわゆるRF体部コイルが使用されうる。
【0005】MR装置の種類だけでなく、患者の大き
さ、検査されるべきゾーン(器官)の種類、位置、奥行
き、及び寸法やこのゾーン中の全ての動き等といった種
々の患者データは、RFコイル系の最適化及び選択に対
して決定的に重要である。従って、検査の開始時点にお
いて、ユーザは、一般的には検査されるべきゾーンの最
適な画像を達成するよう異なる大きさ及び異なる位置の
RFコイルによって試験照射を行う必要がある。この手
順は、非常に時間がかかるうえ、患者が何回もMR装置
から外に出されねばならないときは更に時間がかかる。
これは、特にアキシアルシステムの場合に生ずる。
【0006】この問題を解決するために、最適の画像を
達成するためにスイッチを介して個々に又は組み合わせ
て作動されうる2つの単一コイル(single coil)を有
する二重表面コイル(double surface coil)を使用する
ことが知られている(例えば特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】独国特許第4030878号明細書
【発明が解決しようとする課題】本発明は、画質を改善
するために所与の照射条件に対して更に良く比較的簡単
に適合されうる上述の種類のRFコイル系を適用するこ
とを目的とする。
【0008】本発明はまた、例えば信号対雑音比、又
は、時間的或いは空間的な解像度といった所与のパラメ
ータについて画質の制御された最適化を可能とする上述
の種類のRFコイル系を提供することを目的とする。
【0009】本発明は、更に、コイル系を取り替えるこ
と又はMR装置から患者を出す必要無しに有効な寸法及
び位置が変化されうるRFコイル系を提供することを更
なる目的とすることができる。
【0010】最後に、本発明は、本発明によるRFコイ
ル系を使用して、即ち画質の低下を受け入れる必要なし
に、比較的高速に撮像を可能とするMR撮像装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1に
よれば、互いに本質的にデカップリングされ、異なる寸
法及び/又は異なる位置を有する複数の単一RFコイル
と、1以上のRFコイルを選択し、独立に調整されうる
振幅及び/又は位相及び/又はパルス形状を有するRF
送信パルスを上記選択されたRFコイルに供給するため
に夫々のRFコイルに関連付けられる複数の送信ユニッ
トとを含む、RFコイル系によって達成される。
【0012】この解決策は、多数の利点を組み合わせる
ものであり、RFコイル系について時間のかかる取り替
え又は手動の位置決めを行うことなく、非常に高度にコ
ンピュータ支援され従って自動的に最適化された画質が
達成されることが可能となる。これにより、特にアキシ
アルシステムの場合は、患者がMR撮像装置から出され
る必要がないため、かなりの時間の節約となる。
【0013】組織中の磁場の侵入長を決定するコイル系
の有効位置及びその寸法の変化は、RFコイル(複数の
コイル)を適当に選択することによって可能である。コ
イル系の磁場の形態、即ち特にその均質性及び対称性
は、RF送信パルスの振幅、位相及び/又は形状を変化
させることによって最適化されうる。
【0014】従属項は、本発明の更なる有利な実施例に
関連する。
【0015】請求項2に記載の実施例は、RFコイル系
がRF信号を受信するよう動作可能であるときも、上述
の利点を達成する。
【0016】送信又は受信磁場の形態は、請求項3に記
載の実施例によって最適化されうる。
【0017】請求項4乃至6に記載の実施例は、上述の
パラメータに関して特に柔軟に調整可能である。
【0018】請求項7に記載の実施例は、特に管状検査
空間(アキシアルシステム)を含むMR撮像装置に関連
し、請求項8に記載の実施例は体部コイルとして、即
ち、MR撮像装置の種類とは独立に使用されうる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の更なる細部、特徴、及び
利点については、例として与えられる望ましい実施例の
詳細な説明及び図面を参照して明らかとなろう。
【0020】図1は、管状の検査空間(アキシアルシス
テム)を含む磁気共鳴撮像装置(MR検査装置)の縦方
向の概略的な断面図である。検査されるべき対象1は、
例えば、検査空間中に置かれた患者である。検査空間
は、検査空間をアキシアル方向(z方向)に延び、十分
の数テスラ乃至数テスラのオーダの磁束密度(磁気誘
導)の均一な安定した基本磁場(検査されるべき対象を
磁化するため、即ち、核スピンを整列させるためのB0
磁場又は主磁場)を発生するために電磁コイル2によっ
て囲まれる。
【0021】検査されるべき対象1から発せられる信号
を空間的に弁別し分解するために、検査空間はz軸の方
向に延びる3つの傾斜磁場を発生する3つの傾斜磁場コ
イル3、4、5(詳細には図示せず)によって囲まれ
る。第1の傾斜磁場はx軸の方向に本質的に線形に変化
するのに対して、第2の傾斜磁場はy軸の方向に本質的
に線形に変化し、第3の傾斜磁場はz軸の方向に本質的
に線形に変化する。
【0022】検査されるべき対象の中で核磁化を励起す
るため(スピン共鳴)、RFパルスが供給されうるRF
送信コイル系(RF表面共鳴器)は対象の上に配置さ
れ、それにより対象はRF磁場(B1磁場)によって横
切られうる。励起に続いて生じ対象中の磁化の状態に更
なる変化を生じさせる緩和を捕捉するために、対象の下
側にRF受信コイル系40(RF表面共鳴器)が配置さ
れ、その中でかかる変化により対応する電圧が引き起こ
される。適当な切換手段が与えられれば、送信と受信の
ために共通のRFコイル系が使用されてもよく、又は共
通の送信及び受信のために2つのRFコイル系が交互に
使用されてもよい。RFコイル系30、40と、隣接す
る傾斜磁場コイル3、4、5の夫々との間には、RFコ
イル系を傾斜磁場コイルから遮蔽するための遮蔽12、
13が夫々設けられる。
【0023】更に、或る検査では、RF体部コイル系4
5は、患者1に対して、又は検査されるべきゾーンに対
して直接付されうる受信コイルとしても使用されうる。
一般的に、かかるRF体部コイルは柔軟であり、パッド
又はスリーブとして形成される。
【0024】RFコイル系40、45によって受信され
る信号はMR撮像のために評価され、傾斜磁場は励起さ
れた状態の位置を見つけることを可能とする。
【0025】図2中、かかるMR撮像装置の動作に本質
的に重要な構成要素が示されており、傾斜波形発生器2
0を制御する制御ユニット17を含み、この発生器の各
出力には、第1、第2、及び第3の傾斜増幅器21、2
2、23が接続される。これらの増幅器は、傾斜コイル
3、4、5のための夫々の電流を発生する。これらの増
幅器の利得係数は互いに対して独立に調整されえ、コイ
ルはx方向、y方向及びz方向に傾斜磁場を発生し、検
査されているゾーン中で対応する3つの空間的な方向中
で公知の方法によるスライス選択を可能とする。
【0026】更に、RFコイル系の各送信コイルに対し
て、制御ユニット17によって制御される送信チャネル
が設けられ、RFパルスの周波数を傾斜磁場に依存する
ラーモア周波数に調整させる夫々のRF発生器18を含
む。RFパルスは、制御ユニット17によって制御され
る増幅器に印加され、それにより、それらの振幅、位
相、及びパルス形状が調整され、それらは最終的に送信
RFコイル系30に到達する。
【0027】励起された磁化の状態の緩和によってRF
コイル系40、45(受信用)の中に引き起こされるM
R信号は、発振器24の(安定した磁場の局部的な強さ
によって決められるラーモア又はMR周波数を有する)
2つの互いに90°ずれた搬送波の振動をミキシングす
ることにより直交復調器13によって各コイルに関連付
けられる受信チャネル中で復調され、それにより複素信
号の実部及び虚部として考えられうる2つの信号を生じ
させる。これらの信号は、アナログ・ディジタル変換器
14に印加される。最後に、MR画像は、画像処理ユニ
ット15によって公知の方法で再構成され、モニタ16
上に表示される。
【0028】本発明によるRFコイル系は、上述のアキ
シアルシステムに使用されうると共に、検査空間を通っ
て垂直に延びる基本磁場を用いる垂直システム(オープ
ンMR撮像装置)にも使用されうる。
【0029】更に、本発明によるRFコイル系は、送信
コイル30として使用されうると共に受信器コイル4
0、45として使用されえ、交互の動作のために、各コ
イルは例えばダイオードによって切り換えられうる組み
合わされた送信/受信チャネルS/Rに接続される。
【0030】図3は、RFコイル系の夫々の個々のコイ
ルの送信/受信チャネルS/Rを制御する装置を示すブ
ロック図である。各RFコイルについて、装置は送信ユ
ニット及び受信ユニットを含み、これらは図3中、zの
チャネル(z=RFコイルの数)を有する送信装置10
0とzのチャネルを有する受信装置110を形成するよ
う組み合わされている。送信装置100の出力は、RF
コイルに対して別々に調整可能な位相、振幅及びパルス
形状を有するRF電圧Tを搬送する。受信装置110の
入力は、各RFコイルのRF受信信号Rを搬送する。最
後に、MR分光計120は、2つの装置110、110
に双方向に接続され、この分光計は送信装置100の調
整と受信される信号の評価を可能とする。
【0031】以下説明するRFコイル系が体部コイルと
して使用されるとき、これらは適当な柔軟な支持材料に
入れられ、必要であれば、曲げにより生じうる電気特性
の変化について補正するために適当なネットワークによ
り前置増幅器に接続される。
【0032】図4は、3つの同心状に配置される各表面
コイルS1,S2,S3(一般的には符号Sxで示す)
からなる本発明によるRFコイル系の第1の実施例を示
す図である。コイルは、互いに磁気的に非干渉とされて
いる。このために、コイル系の中の電流分布に影響を与
えるために個々のコイルの間に3つのデカップリング・
コンデンサCk1、Ck2、Ck3が設けられ、これらのコン
デンサは種々のモードがデカップリングされるよう調整
される。
【0033】デカップリングのために、(追加的に又は
その代わりに)例えば管状のコアからなり共通のコアに
2つのインダクタンスが巻かれるタイプの小型変圧器
(小さい漂遊磁界)が使用されうる。これは、以下説明
する全ての実施例に適用可能である。
【0034】各コイルは、夫々の前置増幅器V1、V
2、V3(一般的に符号Vxで示す)に接続されると共
に、関連する受信チャネル及び/又は送信チャネルに接
続され、それにより同時に3つの異なる画像が発生又は
捕捉されうる。更に、個々のRFコイルの種々の導体セ
グメントで、多数の同調コンデンサCTがオンに切り換
えられうる。従って、当該のRFコイル中では、かかる
導体セグメントによって形成される導体ループ(メッシ
ュ)中で、共鳴が、従って、電流の変化が開始されう
る。
【0035】この種類のRFコイル系は、1以上の個々
のコイルS1、S2、S3の選択によって検査されるべ
きゾーンに電気的に適合されえ、それにより、そのタイ
プ、寸法、深さ、動き等に依存して、信号対雑音比、解
像度、及び/又は最初の動き不鮮明度に関して最適の信
号が生成されうる。
【0036】例えば、RFコイルの送信磁場及び受信磁
場の磁場侵入長は、本質的にはその大きさに比例する。
図4に示すような円形のコイルの場合、有効磁場侵入長
は、本質的にはそれらの半径に等しい。従って、撮像さ
れるべき組織が体の表面に位置するとき、送信及び受信
のためにコイルS2又はS3が選択されねばならない。
【0037】信号対雑音比は、2つのコイルの画像を組
み合わせることにより局部的に高められうる。従って、
図4の場合は、例えば、第1のコイルS1と第3のコイ
ルS3が同時に使用され、組み合わされた画像中の全体
の積分雑音電圧は2つの異なる体積からの寄与から構成
される。雑音の相関は、全体の大きさ、形状、導電性、
及び、コイルに対する撮像されるゾーンの位置に依存す
る。従って、2つのコイルによって生成される雑音成分
は、完全に互いに相関されえない。尚、図示の例の場
合、30%未満の相関が得られる。従って、2つのコイ
ルS1、S3によって網羅されるゾーン、即ち、体の表
面の直下に位置するゾーンでは、体の深くに配置されよ
り大きい第1のコイルS1によってのみ網羅されるゾー
ンにおいて得られる信号対雑音比よりも高い信号対雑音
比が得られる。
【0038】最後に、RFコイル系は、動いているゾー
ン(例えば心臓)についても最適な画像が形成されるこ
とを可能とするために、検査されるべきゾーン(又は患
者1の体)の互いに対向する側に配置される他の単一体
部コイルを組み合わせて使用されうる。目的は、適当な
時間的な分解能を達成するために捕捉時間をできるだけ
短くすることである。特に、公知のSENSE(感度エ
ンコード)撮像の場合、適当な視野について短い捕捉時
間を選択することが可能となり、それにより対応してよ
り多くの画像が形成されうる。あまり望ましくない信号
対雑音比は、複数の単一コイル又はコイル系によって構
成されるボリュームコイルによって防止されうる。
【0039】図5は、2つの適合可能なRFコイル系A
1,A2と、2つの単一表面コイルB1,B2,B3と
が患者1の胴の回りに配置される、冠状動脈検査用のコ
イル系の第1の組合せの例を示す図である。このように
して、最適に適合された体積コイル系が実現される。種
々のコイルA1,A2,B1,B2,B3は、これらの
コイルの間の部分的に重なり合う又は適当な距離によ
り、及び/又は、L/C回路を介して適合させることに
よって互いにデカップリングされる。上述のようなRF
コイル系の有効寸法の適合可能性に加えて、或る検査に
ついては、患者に対する有効位置もまた出来る限り簡単
に変化されうることが重要である。このために複数の上
述のRFコイル系は、A1,A2,A3は、互いに異な
って重なり合い、検査されるべきゾーンに隣接するよう
配置されうる。図6Aは、このような第2の組合せを示
し、図6BはRFコイル系の第3の組合せを示す。
【0040】互いからの磁気的なデカップリングは、R
Fコイル系の間の重なり合い、或いは、適当な距離を維
持することによって達成される。システムの操作者は、
適当なスイッチを介してRFコイル系A1,A2,A3
を最適の位置として選択しうる。各コイル系の単一コイ
ルS1,S2,S3は、夫々の送信/受信チャネルV
1,V2,V3(一般的には符号Vxで示す)を介して
動作する。
【0041】更に、又は、代わりに、これらの組合せで
は、1以上のバタフライコイルが使用されうる。かかる
バタフライコイルの典型的な実施例は、図7に示されて
いる。このコイル系は、コンデンサCKを介して互いに
デカップリングされた2つの交互に配置された単一バタ
フライコイルS1,S2からなる。やはり、同調のため
に個々のRFコイルの種々の導体セグメントには多数の
同調コンデンサCTが設けられる。各コイルは、やはり
組み合わされた送信/受信チャネルS/R1又はS/R
2に接続される。
【0042】最後に、単一RFコイルの磁界強度の変化
が誘電共鳴効果により歪まされる又は不均質となるとい
う更なる問題が生じうる。このとき、低周波数について
のBiot-Savartの法則の近似により、実際の測定値と比
較して過剰な逸脱が生ずる。上述のRF系は、図8に示
すように、より均一な、即ちより均質な変化Iresが
得られるよう、2つの交互に配置された単一コイルS
1、S3が適合に変化され組み合わされることによっ
て、これらの誘電共鳴効果の補正及び同調を可能とす
る。このために、デカップリング・コンデンサCKは、
キャパシタンスダイオード又は切換コンデンサを用いる
ことによって切換可能であるようにされ、それによりシ
ステムの操作者が磁界強さの変化を能動的に変化させう
るよう設けられうる。このような磁界強さ変化の均質性
の能動的な制御は、特に高い磁界強さの場合に画質を更
に高めることを可能とする。
【0043】RFコイルの均質性の左右対称性は、公知
のLISA(局部強度シフトアーティファクト)及び誘
電共鳴効果、即ち、特に比較的高いRF周波数と高い磁
界強度(例えば128MHz、3テスラ)の場合、によ
って乱される。これらの効果とそれらの原因は、198
9年の「医用磁気共鳴(Magnetic Resonance in Medici
ne)」の第1175頁に説明されている。これらの乱れ
を除去するために、図9に従って、コイルが互いにデカ
ップリングされた2つの単一コイルへ分割されるか、2
つの隣接して配置される単一コイルからなるRFコイル
系を形成する2つの単一コイルS1、S2が使用される
形態が選択される。磁界の均質性の左右対称性を能動的
に制御するため、及び、一般的に所望の磁界の変化を達
成するために、図10に示すような、同調制御を行い、
単一コイルS1、S2の間のカップリングを変化させる
ことが可能な装置50が設けられる。コイルは、特に、
インダクタンスLによって或る程度は互いに誘導的に結
合され、コイルを通るRF電流は、少なくとも高い度合
いの左右対称性が達成されるよう同調コンデンサC T
よって制御されうる。
【0044】RFコイルの磁場の上述の均質化制御は、
特にいわゆるSENSE(感度エンコード)撮像の場合
に有利に適用されうる。この方法は、2000年の「国
際医用磁気共鳴学会会報(Proceedings of the Interna
tional Society of MagneticResonance in Medicin
e)」の第152頁、及び、1999年の「医用磁気共
鳴(Magnetic Resonance in Medicine)」の第952頁
等に詳述されている。その中で説明される幾何学的因子
gは、コイルを適当に制御することによりRFコイルシ
ステムの磁場の均質性を調整することにより最適化され
うる。複数のコイル系の場合(例えば図5に記載)、適
合可能なRFコイル系A1,A2のうちの1つが調整さ
れる。
【0045】上述のRFコイル系が送信のために使用さ
れる場合に、更なる適用が見いだされる。図4に示すR
Fコイル系では、3つの入れ子状の単一RF表面コイル
S1、S2、S3について約−20dBの相互磁気デカ
ップリングを実現することが必要である。この配置の局
部的な全体送信磁場は、能動的に均質化されるか、単一
コイルを通る電流の位相又は振幅を適当に調整すること
によって上述のSENSE撮像のために形成されうる。
この場合、空間エンコード又は再コード(recoding)機
能を使用し、同時にパルスが異なる形状でも送信される
ことを許し、それにより高い時間及び空間解像度でのイ
メージングを達成することが考えられる。この場合、や
はり、複数の適合可能なRFコイル系A1,A
2,...が組み合わされうる。
【0046】これらの方法は、特に心臓及び頭部の撮像
に使用され、頭部の撮像の場合は、比較的大きい直径を
有するコイルと、比較的小さい直径を有し大きいコイル
の周囲に沿って配置される複数のコイルとを含むコイル
系を使用する。
【0047】図11は、第3のRFコイル系を示す図で
ある。図4に示す種類の2つの単一RFコイル系A1,
A2が、ここでは互いに隣接して配置され、2つのコイ
ルシステムの外側のコイルS1は共通のセグメントを有
する。個々のコイルのデカップリングは、やはり、デカ
ップリング・コンデンサCKによって実現される。単一
RFコイルの種々の導体セグメント分に多数の同調コン
デンサCTが挿入される。夫々の組み合わされた送信/
受信チャネルS/Rは、全部で6つの単一コイルS1,
S2,S3,S1’,S2’,S3’の夫々に接続され
る。このような組み合わされた送信/受信チャネルを介
して、上述のように所望の対称性、均質性、又は照射特
性、又は、全体の配置の有効寸法及び有効位置を達成す
るために、各単一コイルには、異なる振幅及び位相を有
し、できれば送信モードにおいて異なるパルス形状のR
F電流が供給されうる。
【0048】このことは、上述の説明に従って、単一コ
イル又はコイル系を適当に選択し組み合わせることによ
って達成されうる。
【0049】図12は、4つの隣接して配置されるRF
コイルS1,S2,S3,S4が第5のRFコイルS5
によって囲まれる第4のRFコイル系を示す図である。
コイルは、やはり、デカップリング・コンデンサCK
よって互いからデカップリングされ、単一RFコイルの
種々の導体セグメント中に多数の同調コンデンサCT
挿入される。各単一コイルは、やはり、別々に制御可能
な送信/受信チャネルS/Rに接続され、このRFコイ
ル系を用いて、第1乃至第4のコイルS1乃至S4は比
較的小さい磁場侵入長を有する磁場を生成し、これに第
5のコイルS5によって発生されるより大きい磁場侵入
長を有する磁場が重ね合わされる。上述の説明に従った
これらのコイルの選択可能な組合せは、このように検査
ゾーンの所望の位置において最適な信号対雑音比が達成
されることを可能とする。
【0050】第3及び第4のRFコイル系は、特にSE
NSE撮像方法と共に使用されるのに適している。
【0051】図13は、第1の外側のコイルS1が第2
の内側のコイルS2を囲む第5のRFコイル系を示す図
である。第1のコイルS1は、第1の送信/受信チャネ
ルS/R1を介して動作される。第2のコイルS2中、
互いに垂直に延び、90度の角度的な距離を置いて第2
のコイルS2に接続される2つの導体Lt1,Lt2が
設けられる。第2のコイルS2を動作するための夫々の
送信/受信チャネルS/R2,S/R3は、各導体に接
続される。2つのコイルS1,S2は、デカップリング
・コンデンサCK1,CK2によって互いからデカップリン
グされ、やはり同調コンデンサCTは単一RFコイルの
種々の導体セグメント中で活性化される。
【0052】この第5のRFコイル系は、特にHFO
(high field open: 高磁場オープン)システム(オー
プンMRシステム)の場合に有利に使用されうる。3つ
の送信/受信チャネルS/R1,S/R2,S/R3か
ら1つを選択することは適当なRFコイルの活性化を常
に可能とするため、コイル系は磁場の向きとは独立に使
用されうる。
【0053】図14は、第3のコイルS3が、隣接して
配置され第1のコンデンサCK1を用いて共通の分岐を介
して互いにデカップリングされた第1及び第2のコイル
S1,S2に重ね合わされる第6のRFコイル系を示
す。第3のコイルは、第2のコンデンサCK2によって第
1のコイルS1からデカップリングされ、第3のコンデ
ンサCK3によって第2のコイルS2からデカップリング
される。3つのコイルには夫々やはり同調コンデンサC
Tが設けられ、夫々の送信/受信チャネルS/R1,S
/R2,S/R3を介して動作される。
【0054】この6つのRFコイル系の特別な利点は、
コイルS1、S2及び/又はS3を切り換えること又は
選択することによって簡単に異なる大きさの患者に適合
されうることである。
【0055】図1に示す管状の検査空間を含むMR撮像
装置において、図15aに3次元表現として示され図1
5bに平面図として示されるいわゆるサドルコイルから
なるRFコイル系の(第4の)組合せを使用することが
有利である。
【0056】RFサドルコイル系A1,A2は、検査空
間に沿って延び、互いに対向する。これらの系は夫々、
第1の長いコイルS1、S1’と、それに重ね合わされ
る第2の短いコイルS2、S2’とから構成される。単
一コイルS1、S2;S1’、S2’にはやはり同調コ
ンデンサCTが設けられ、夫々の送信/受信チャネルS
/R1,S/R2;S/R1’,S/R2’を介して動
作される。図15bにおいて、個々のコイルの磁場を異
なる斜線によって示す。この図は、両方のコイルの磁場
が短いコイルS2(S2’)の領域で足し合わされ、そ
れによりこのゾーンでは図4を参照して説明したように
RFコイル系の改善された信号対雑音比が達成されう
る。
【0057】図16は、図15aに示すコイルを含む管
状検査空間の概略的な断面図である。主磁場及び傾斜磁
場を発生するために必要なコイル2;3−5は、この空
間の周囲に配置され、RF遮蔽12によって内側空間か
ら分離される。患者1は、内側空間に図式的に示されて
おり、夫々が2つの対向して配置されるRFコイル系A
1,A2;A3,A4と、3つの単一RFコイルとを含
む2つの対によって囲まれる。RFコイル系は、円周方
向状互いに約90度ずれている。各単一RFコイルは、
送信信号T及び受信信号Rを搬送する夫々の送信/受信
チャネルS/Rを介して動作される。
【0058】本発明による1以上のRFコイル系は、望
ましくは、それによってRFコイル又はコイル系が、例
えば検査されるべき対称の種類、大きさ、位置等に依存
してコンピュータ制御され、それにより高い度合いで自
動的に選択及び制御されうる、磁気共鳴撮像装置におい
て使用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】MR撮像装置の縦方向の概略的な断面図であ
る。
【図2】MR撮像装置の本質的な構成要素を示す回路図
である。
【図3】コイルのための制御回路を示すブロック図であ
る。
【図4】第1のコイル系を示す概略図である。
【図5】コイル系の第1の組合せを示す概略図である。
【図6A】コイル系の第2の組合せを示す概略図であ
る。
【図6B】コイル系の第3の組合せを示す概略図であ
る。
【図7】第2のコイル系を示す概略図である。
【図8】個々のコイルの場を示す第1の概略図である。
【図9】個々のコイルの場を示す第2の概略図である。
【図10】コイル系を制御する装置を示すブロック図で
ある。
【図11】第3のコイル系を示す概略図である。
【図12】第4のコイル系を示す概略図である。
【図13】第5のコイル系を示す概略図である。
【図14】第6のコイル系を示す概略図である。
【図15】コイル系の第4の組合せを示す概略図であ
る。
【図16】コイル系の第4の組合せを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
K1,CK2,CK13, デカップリング・コンデンサ CT 同調コンデンサ S1,S2,S3 コイル V1,V2,V3 前置増幅器
フロントページの続き (72)発明者 クリストフ ギュンター ロイスラー ドイツ連邦共和国,22457 ハンブルク, リュッテンレッダー 34 Fターム(参考) 4C096 AB36 AD10 AD22 CC01 CC16 CC17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気共鳴撮像装置用のRFコイル系であ
    って、 互いから本質的にデカップリングされ、異なる寸法及び
    /又は異なる位置を有する複数の単一RFコイルと、 1以上のRFコイルを選択するため、及び、独立に調整
    されうる振幅及び/又は位相及び/又はパルス形状を有
    するRF送信パルスを上記選択されたRFコイルに供給
    するために夫々のRFコイルに関連付けられる複数の送
    信ユニットとを含む、RFコイル系。
  2. 【請求項2】 コイル系は、夫々のRFコイルに関連付
    けられ個々に作動又は非作動とされうる複数の受信ユニ
    ットを含む、請求項1記載のRFコイル系。
  3. 【請求項3】 RFコイル間のカップリングは、RFコ
    イル系の所望の特に均質な及び対称な磁場形態を達成す
    るために、キャパシタンス及び/又はインダクタンス及
    び/又は変圧器によって調整されうる、請求項1記載の
    RFコイル系。
  4. 【請求項4】 複数の同心状に配置されたRFコイルを
    含む、請求項1記載のRFコイル系。
  5. 【請求項5】 複数の隣接して配置されるRFコイルを
    含む、請求項1記載のRFコイル系。
  6. 【請求項6】 複数の第1のRFコイルが互いに隣接し
    て配置され、第2のRFコイルによって共に囲まれる、
    請求項1記載のRFコイル系。
  7. 【請求項7】 コイル系は、円筒面に沿って延びる少な
    くとも1つの第1のRFコイルと、それに重ね合わされ
    る第2の短いRFコイルとによって形成される、請求項
    1記載のRFコイル系。
  8. 【請求項8】 コイル系は、体部コイルとして使用され
    うるよう柔軟な支持材料上に設けられる、請求項1記載
    のRFコイル系。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のうちいずれか一項記載
    の少なくとも1つのRFコイル系を含む磁気共鳴撮像装
    置。
  10. 【請求項10】 RFコイル用の送信ユニットを選択す
    るため、及び、独立に調整可能な振幅及び/又は位相及
    び/又はパルス形状を有するRF送信パルスを上記選択
    されたRFコイルに供給するために上記選択された送信
    ユニットを制御するための算術演算装置を含む、請求項
    9記載の磁気共鳴撮像装置。
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