JP2003179415A - 漏洩導波管及びその製法 - Google Patents

漏洩導波管及びその製法

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JP2003179415A
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Sonoo Watanabe
園生 渡辺
Kuniaki Kimiga
邦明 公賀
Mamoru Nakamura
守 中村
Eisaku Sano
英作 佐野
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高精度・高品質な漏洩導波管を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 漏洩導波管の導体1は横断面偏平形状で
あって、かつ、凹凸波の省略された平滑壁面からなり、
その壁面に長手方向に所定ピッチのスロット2がレーザ
ー加工にて形成される。漏洩導波管の製法は、平坦な銅
ラミネート帯状体5を横断面扁平形状にフォーミングし
た後、その壁面にレーザー加工にてスロットを長手方向
に所定ピッチで順次形成する。さらに、導体1の溶接部
がなく、横断面扁平形状の導体1を、外被シース3にて
保持させいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、漏洩導波管及びそ
の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】漏洩導波管は、道路(トンネル、防音壁
等)側方に道路と平行に付設され、道路側から走行する
車両等へ、或いは、車両側から道路側へ、データ情報の
電波のやり取りを行うための道路側のアンテナとして用
いられている。
【0003】この漏洩導波管は、従来、次の方法にて製
造されていた。図5に示すように、先ず、プレス等で予
めスロットb…が複数形成された銅テープa(帯状の銅
板)を、送り出し機cにてサイジングダイスdへ送り出
して円筒状に成形し、銅テープaの突合わせ目を溶接機
eにて溶接してパイプ体fを形成し、引き続きパイプ体
fを波付け機gに通して螺旋状(又は独立条)に凹凸波
を波付けし、その後、波付きのパイプ体f′をシンキン
グダイスhに通して長円形状や楕円形状等の横断面偏平
形状に成形して導体(導波管本体)iを形成する。な
お、導体iは一旦ドラムjに巻取られる。そして、ドラ
ムjから導体iを繰出して(図示省略の)シース押出機
に通すことにより、導体iにシースを外嵌被覆して漏洩
導波管を形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の製法では、銅テープaをサイジングダイスdにて円
筒状に成形する際に、銅テープaの突合わせ目が軸心と
平行にならずにずれてしまい、結果、図6に示すよう
に、導体iにおける、スロット列が、導体iの軸心Lと
ずれてしまって、設定通りにスロットb…列を軸心Lと
平行に配設することができず、漏洩導波管は予定してい
た性能を発揮できないため、漏洩導波管の性能が劣る欠
点があった。
【0005】また、スロットbの形状(スロット長さ、
スロット角度、スロットピッチ)が異なると、そのスロ
ット毎に銅テープaへ打ち抜くための金型が必要とな
り、コスト高となっていた。
【0006】また、波付け機gによる波付け工程は、円
盤状ダイスにパイプ体fを通しつつ、円盤状ダイスを偏
心軸心廻りにかつ所定傾斜角度で回転して凹凸波を形成
するようにしているため、各スロットb…への波付け位
置の違いによって、スロット長、スロット幅、スロット
角度に誤差を生じやすいという問題があった。また、こ
の寸法の誤差を小さくするため、銅テープの厚さを厚く
する必要があった。
【0007】また、予めスロットbを打ち抜いた銅テー
プaを、立体的に加工(円断面加工・波付け加工)する
ことにより、スロットbの形状が所望する形状と異な
り、その設定が困難であるという問題があった。また、
波付け機gによる作業時、加工用潤滑油が、漏洩導波管
内に入り残留したまま使用すると、漏洩導波管内を伝搬
する電波の減衰率が高くなるという問題がある。
【0008】そこで、本発明は、高効率で、高精度・高
品質に漏洩導波管を製造する方法及び漏洩導波管を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る漏洩導波管の製法は、平坦な銅ラミ
ネート帯状体を横断面偏平形状にフォーミングした後、
その壁面にレーザー加工にてスロットを長手方向に所定
ピッチで順次形成する。
【0010】また、平坦な銅ラミネート帯状体を横断面
偏平形状にフォーミングした後、溶接すること無くその
壁面にレーザー加工にてスロットを長手方向に所定ピッ
チで順次形成し、さらに連続状に走行させつつシースを
外嵌させる。
【0011】また、本発明に係る漏洩導波管は、導体が
横断面偏平形状であって、かつ、凹凸波の省略された平
滑壁面からなり、該壁面に長手方向に所定ピッチのスロ
ットがレーザー加工にて形成されているものである。
【0012】また、導体が横断面偏平形状であって、か
つ、凹凸波の省略された平滑壁面からなり、該壁面に長
手方向に所定ピッチのスロットがレーザー加工にて形成
され、さらに、該導体に溶接部が無く、偏平形状の該導
体の横断面形状を、外被シースにて保持させてなるもの
である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【0014】図1は、本発明の漏洩導波管の実施の一形
態を示し、この漏洩導波管Aは、複数のスロット2…が
形成された横断面偏平形状の導体1と、導体1に外嵌さ
れた外被シース3と、を備え、その導体1には溶接部
(溶接シーム)を有していない。即ち、偏平形状の導体
1の横断面形状を、外被シース3にて保持している。な
お、4は導体1の重ね合わせ部である。また、この漏洩
導波管Aは、管壁が凹凸波の省略された平滑壁面からな
り、その肉厚寸法は0.05mm〜0.2mm (但し、上記重ね合
わせ部4を除いた肉厚寸法)に設定している。
【0015】本発明の漏洩導波管Aは、長手方向に偏平
円形状の同一(一定)横断面を有する長尺可撓管であ
り、従来の可撓性を持たせるための凹凸波を有さない。
このように、凹凸波を有さないため、製作工程に於て、
波付け加工によるスロット2部の変形が無く、また、従
来剛性を持たせるため銅テープの厚みが 0.5mm程度であ
るのに対し、(図2に示す)銅テープ6の厚さを薄く
(肉厚寸法tは0.05mm〜0.2mm )することができる。
【0016】本発明の漏洩導波管Aは、肉厚寸法tを0.
05mm〜0.2mm の薄板にて作製されるため、凹凸波を有さ
ずして全体で可撓性を有する。また、管壁が蛇腹状の凹
凸壁を有さずにしても、導体1(銅)自体の弾性変形
と、偏平形状を有することによる断面性能により、道路
に設置する程度の可撓性(曲率半径)を有することがで
きるため、漏洩導波管Aが座屈することなく、据え付け
も容易に行うことができ、かつ、軽量化を図り得る。
【0017】スロット2は、導体1の平滑壁面に長手方
向に所定ピッチにてレーザー加工にて形成されている。
即ち、スロット列が、導体1の軸心Lに平行で、かつ、
偏平円形状の長辺の中心位置に配設されている。従っ
て、設定通りにスロット2…を配設することができ、か
つ、全てのスロット2…を同一方向に向けることがで
き、漏洩導波管Aは予定していた性能を発揮して高精度
かつ高品質なものとなる。これは、スロット2の形状・
軸心L方向との傾斜角度・スロットピッチが、漏洩導波
管Aが所望する輻射電波を発することができるか否かを
左右するためである。なお、スロット列の配設位置は、
導体1の軸心Lに平行であれば、偏平円形状の長辺の中
心位置に限定されず、例えば、偏平円形状の短辺側であ
ってもよい。要するに、スロット列は、偏平円形状の横
断面の同一円周位置に沿って配設される。
【0018】次に、この漏洩導波管Aの製法を説明す
る。図2に示すように、先ず、平坦な銅ラミネート帯状
体5が作製される。この銅ラミネート帯状体5は、銅テ
ープ6(薄い銅板)の一面に接着層7を積層している。
なお、接着層7は、エチレンアクリル酸(EAA)等の
ホットメルト接着剤とされる。
【0019】その後、図3と図4に示すように、送り出
し機8のドラムに巻設された平坦な銅ラミネート帯状体
5を連続的にフォーミング部10へ送り出していく。この
フォーミング部10は、上流側(銅ラミネート帯状体5の
送り側)より、銅ラミネート帯状体5を円形形状にフォ
ーミングする円形フォーミング機9と、円形にされた銅
ラミネート帯状体5を引き続いて偏平円形状にフォーミ
ングする偏平フォーミング機11とを有する。
【0020】また、この円形フォーミング機9と偏平フ
ォーミング機11は、帯状体5を円形形状、及び、偏平円
形状(具体的には横断面長円形状や楕円形状等)に成形
するための円形フォーミングダイス13aと、偏平フォー
ミングダイス13bを、さらに、帯状体5の潰れ(変形)
を内側から支える第1中子12a,第2中子12bと、を備
える。円形フォーミング機9の第1中子12aは、その先
端側(下流側)が円形フォーミング機9の入口側から挿
入され、基端側(上流側)は保持部材16等を介して固定
部に連結されている。そして、第2中子12bは、第1中
子12aの先端部(下流側)から連結部材17により連結さ
れている。そして、後述する、シース押出機14の第3中
子12cが、第2中子12bの下流側から連結部材18により
連結されている。
【0021】帯状体5が送りだされ、円形フォーミング
ダイス13aと第1中子12a、及び、偏平フォーミングダ
イス13bと第2中子12b、の間を連続的に通過していく
ことにより、接着層7を外側として銅テープ6がC字状
に弯曲していき、幅方向一端縁6aと他端縁6bとが重
ね合わさって円形形状を経て、横断面長円形状に成形さ
れて、偏平パイプ体30が形成される(フォーミング工
程)。このとき、他端縁6bが一端縁6aに外側から重
ね合わされ重ね合わせ部4が形成される。また、このフ
ォーミング部10に於ては、帯状体5が円形フォーミング
ダイス13aと第1中子12aを通過後、重ね合わせ部4を
加熱機19により加熱し、その接合部を熱融着させる。こ
の熱融着は、偏平パイプ体30の形状を仮保持───仮止
め───するためであり、フォーミング及び、レーザー
加工機20によるスロット2の形成、及び、シース押出機
14によりシース3を外嵌させる際の、導体1の変形・圧
壊を防ぐものである。
【0022】円形フォーミングダイス13aと第1中子12
aの加工部断面形状は、帯状体5がパイプ体となるよ
う、直線形状が円形形状に漸変形している。及び、偏平
フォーミングダイス13bと第2中子12bの加工部断面形
状は、パイプ体が偏平円形状となるよう、ストレートの
偏平円形状である。
【0023】フォーミング部10を通過して帯状体5が横
断面偏平円形状に形成された偏平パイプ体30は、次に、
スロット2を形成するレーザー加工機20へ送られる。即
ち、レーザー加工機20は、レーザー光Bを発するレーザ
ー発振部21(ヘッド部)を備え、レーザー発振部21に
て、偏平パイプ体30の壁面にスロット2を軸心Lに沿っ
て所定ピッチで順次形成する(スロット加工工程)。こ
のように、フォーミング工程後の偏平パイプ体(中間製
品)30に、スロット加工工程を行うため、スロット列を
導体1の軸心Lに平行に配設することができ、設定通り
のスロット2を形成することができる。
【0024】なお、レーザー発振部21は、(図示省略
の)駆動機構、CADシステムと制御回路に接続され、
別途レーザー発振部21の動きをプログラムしたり、スロ
ット形状の原寸作業を介することなく、直接設計により
設定されたプログラムに従って作動し、所望のスロット
形状、スロット角度を高精度に成形可能である。また、
使用するレーザー光Bは精密加工に適するYAGレーザ
ーとするのが好ましく、また、レーザー光Bによるスロ
ット2の切断加工は、ガス切断よりも高品質で、且つ、
高速となる。
【0025】レーザー加工機20を通過して偏平パイプ体
30にスロット2が形成された導体1は、次にシース押出
機14内へ送られる。このとき、導体1は、第3中子12c
に外嵌された状態で通過していき、シース押出機14の通
過内壁から押出された外被シース3(ポリエチレン等の
シース形成材料)にて外被され、かつ、この際の熱によ
って接着層7と外被シース3との間で熱融着が起こっ
て、一体状に外被シース3が外嵌される(シース外被工
程)。また、シース外嵌時の圧力によって導体1の形状
が崩れないよう、第3中子12cにて導体1を支持してい
る。なお、第1中子12a・第2中子12b・第3中子12c
の隣り合う2個乃至全てを一体(状)に形成するも、自
由である。上述の連結するにせよ、このように一体
(状)とするにせよ、第1中子12a・第2中子12b・第
3中子12cが図4の右方向(即ち、送り方向又は走行方
向)へ移動しないように保持する必要がある。
【0026】また、本発明によれば、銅テープ6の合わ
せ目に溶接が不要であり、かつ、導体形成工程とシース
外被工程を同じ製造ラインで同時進行で(連続的に)行
うことができるため、作業の容易化と作業時間の短縮化
を図ることができ、それによって生産性アップが行い得
る。
【0027】また、レーザーによるスロット加工工程で
の送り速度(加工速度)が、他の2工程(フォーミング
工程及びシース外被工程)よりも遅い場合、図示省略す
るが、フォーミング工程及びシース外被工程夫々1ライ
ンに対し、スロット加工工程を2ライン乃至複数ライン
を並列して設けるのもよく、夫々の加工装置・機械の作
業速度・性能の違いによる手待ち時間を発生させず、製
作効率を落とすことがなく、漏洩導波管Aの作製が行え
る。
【0028】図4に示すように、この平坦な銅ラミネー
ト帯状体5は、一旦、横断面円形状にフォーミングし、
次にこれを横断面偏平円形状にフォーミングしている
が、図示省略するが、図4の円形フォーミング機9と偏
平フォーミング機11とを一体化して、平坦な銅ラミネー
ト帯状体5を連続的に(1工程にて)横断面偏平円形状
にフォーミングしてもよいものである。
【0029】また、加熱機19は、図4に示すように、円
形フォーミング機9と偏平フォーミング機11の間に設け
られているが、加熱機19を円形フォーミング機9又は偏
平フォーミング機11内に設けてもよいものである。
【0030】本発明による漏洩導波管Aの導体1の横断
面形状は、上述の偏平長円形状に限らず、楕円形状やま
ゆ形状、及び、角部の丸い矩形状などの横断面偏平形状
であってもよいものである。
【0031】上記、銅ラミネート帯状体5は、銅テープ
6の一面全体に接着層7を積層したものであるが、(図
示省略するが)幅方向一端縁6a側を残して接着層7を
積層したものでもよい。この場合、フォーミング工程に
於て、他端縁6bが接着層のない一端縁6aに外側から
重ね合わされ、重ね合わせ部4が形成される(図4参
照)。
【0032】従来一般に、漏洩導波管Aの管壁に凹凸波
を形成するには、(図示省略するが)銅テープ6から形
成されたパイプ状の中間製品に、波付けダイスをパイプ
状の中間製品と偏心させて外嵌させ、波付けダイスを回
転させ、中間製品を長手方向に送り、それらの速さが同
期することで、(螺旋状の)凹凸波を形成する。その
際、波付けダイスには、塑性変形を容易にするため潤滑
油を使用し、製品の内部においてもその潤滑油が残った
まま、出荷されることが起こりえる。この潤滑油が残っ
た状態に於て、漏洩導波管A内に所定の電波を送信させ
たとき、この潤滑油が抵抗(阻害要素)となり、送信電
波の減衰率が大きくなるおそれがある。しかし、本発明
に於ては、このような潤滑油は不要として、内面側にも
電波の阻害要素がない、漏洩導波管Aを作製することが
できる。
【0033】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、次
に記載する効果を奏する。 (請求項1によれば、)軸心Lに平行状に、設定通りに
スロット2…を配設することができ、予定通りの性能が
発揮できる高精度かつ高品質な漏洩導波管Aを製造する
ことができる。また、レーザー加工をプログラム設定に
より制御して、任意のスロット形状を容易に作製するこ
とができる。さらに、スロット打ち抜き用金型が不要と
なる。かつ、スロット打ち抜き時の潤滑油を使用しない
ため、漏洩導波管A内部の残留油による電波の減衰が生
じることがなく、好都合となる。
【0034】また、波付け工程を省略するため、スロッ
ト2の長さ・幅の形状、及び、スロット2の角度に寸法
差を生じさせることがない。そして、スロット2部での
変形がないため、銅テープ6を薄くでき、漏洩導波管A
を軽量化させることが可能である。
【0035】(請求項2によれば、)上述の請求項1と
同様の効果を奏し、さらに、銅テープ6に溶接が不要で
あり、製造工程の簡素化を図ることができる。また、溶
接による導体1の熱変形を起こさないため、薄板での作
製が可能で、溶接不良などによる不良品を無くすことが
できる。 (請求項3によれば、)スロット2…の形状と寸法と配
設位置が高精度なものとなり、予定通りの性能が発揮で
きる。また、凹凸波の波付け工程による不良品が発生せ
ず、生産性が高い。 (請求項4によれば、)上述の請求項3と同様の効果を
奏し、さらに、溶接シームを有さないため寸法精度のさ
らに高いものとなる。凹凸波の波付け工程がないため、
潤滑油を使用する必要がなく、潤滑油の残留による電波
の減衰が生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の漏洩導波管の実施の一形態を示す一部
破断斜視図である。
【図2】銅ラミネート帯状体を示す斜視図である。
【図3】本発明の漏洩導波管の製法の概要を説明する説
明図である。
【図4】本発明の製造方法の実施の形態を示す説明図で
ある。
【図5】従来の漏洩導波管の製法を示す説明図である。
【図6】従来の導体を示す平面図である。
【符号の説明】
1 導体 2 スロット 3 シース 5 銅ラミネート帯状体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 守 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 佐野 英作 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 Fターム(参考) 5J014 EA02 GA04 5J045 AB01 AB06 BA02 DA04 DA11 EA06 EA13 FA05 HA01 KA05 KA06 LA01 MA03 NA01 NA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平坦な銅ラミネート帯状体を横断面偏平
    形状にフォーミングした後、その壁面にレーザー加工に
    てスロットを長手方向に所定ピッチで順次形成すること
    を特徴とする漏洩導波管の製法。
  2. 【請求項2】 平坦な銅ラミネート帯状体を横断面偏平
    形状にフォーミングした後、溶接すること無くその壁面
    にレーザー加工にてスロットを長手方向に所定ピッチで
    順次形成し、さらに連続状に走行させつつシースを外嵌
    させることを特徴とする漏洩導波管の製法。
  3. 【請求項3】 導体が横断面偏平形状であって、かつ、
    凹凸波の省略された平滑壁面からなり、該壁面に長手方
    向に所定ピッチのスロットがレーザー加工にて形成され
    ていることを特徴とする漏洩導波管。
  4. 【請求項4】 導体が横断面偏平形状であって、かつ、
    凹凸波の省略された平滑壁面からなり、該壁面に長手方
    向に所定ピッチのスロットがレーザー加工にて形成さ
    れ、さらに、該導体に溶接部が無く、偏平形状の該導体
    の横断面形状を、外被シースにて保持させてなることを
    特徴とする漏洩導波管。
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