JP6059995B2 - 筒状外装材の製造方法及びワイヤハーネスの製造方法 - Google Patents

筒状外装材の製造方法及びワイヤハーネスの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、筒状外装材の製造方法、及びこれを用いたワイヤハーネスの製造方法に関する。
車両用の組電線である所謂ワイヤハーネスは、種々の筒状の外装材が組み付けられて構成されている。この筒状外装材として、耐摩耗性に優れ、配索経路に沿うように屈曲可能であるコルゲートチューブが多用されている(例えば、特許文献1、2参照。)。
コルゲートチューブは、大径部と小径部とからなる凹凸形状が長手方向に交互に形成され、蛇腹形状を有している。コルゲートチューブは、この凹凸形状により、内方に挿通したワイヤハーネスと他部材との接触面積を小さくし、且つ他部材からの距離を大きくすることで、電線の被覆の傷つき等を抑制する機能を有する。
また、一般的なコルゲートチューブには、ワイヤハーネスへの組み付けのために、長手方向に亘ってスリットが形成されている。
特開平10−136531号公報 特開2003−259528号公報
このようなコルゲートチューブ(筒状外装材)の従来の製造方法の一例を説明する。図12は、従来のコルゲートチューブの製造方法における各工程を示す図である。
図12に例示する従来のコルゲートチューブの製造方法では、はじめに、母材成形工程(図12中の(a))で、樹脂材料を用いた押出成形によって、凹凸形状が表面に形成された、円筒状(チューブ状)に連続した母材93が成形される。図12中の符号91は、押出成形に用いられる押出成形機を示している。次の巻取工程(図12中の(b))では、母材成形工程で成形された円筒状の母材93が、ローラ95を用いて巻き取られ、その後、次工程であるスリット加工工程(図12中の(c))に送られる。そして、当該スリット加工工程では、母材93の長手方向に沿ってスリット加工が施され、スリット(図示せず。)を有する円筒状の基材96が形成される。当該円筒状の基材96は、次工程の巻取工程(図12中の(d))で再び巻き取られて巻回された状態で箱詰めされる。
以上説明した母材成形工程、巻取工程、及びスリット加工工程から成る筒状基材成形工程は、例えば、円筒状の基材の製造するための部品工場で実施される。この筒状基材成形工程が、以下に説明するワイヤハーネス(W/H)工場で実施される工程とは別に部品工場で実施されるのは、筒状基材成形工程にて用いられる押出成形機91等が比較的大規模な設備であるからである。
筒状基材成形工程で得られた箱詰めされた円筒状の基材96は、例えば船舶や鉄道、車両等の輸送手段によってW/H工場に輸送される(輸送工程、図12中の(e))。
W/H工場では、検尺切断工程(図12中の(f))で、円筒状の基材96が検尺された後で切断され、これにより所定の長さのコルゲートチューブ97が形成される。以上説明した各工程が順次実施されることにより、部品工場で円筒状の基材96が製造され、当該基材に基づいてW/H工場でコルゲートチューブ97が製造される。
このようにして得られたコルゲートチューブ97は、W/H組付工程(図12中の(f))で被覆電線99に組み付けられる。これにより、外装材としてコルゲートチューブ97が組み付けられたワイヤハーネスが製造される。つまり、上記コルゲートチューブの製造方法は、ワイヤハーネスの製造方法の工程の一部であると看做すことができる。
ところで、近年では、コルゲートチューブ等の筒状外装材の製造方法及びこれを用いたワイヤハーネスの製造方法に関して、物流コストを含めた製造コストの削減が求められている。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、製造コストを低減可能な筒状外装材の製造方法及びワイヤハーネスの製造方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る筒状外装材の製造方法は、下記の点を特徴としている。
(1) 押出成形により熱可塑性樹脂製のシート状の母材を成形する母材成形工程と、該母材成形工程により成形された該母材に長手方向に沿って切り込みを形成し、前記切り込みが形成された前記母材を前記切り込みで分割することで裁断して、所定の幅の基材を切り出す切出工程と、を含むシート基材成形工程と、
ート状の前記基材にエンボス加工を施して、規則正しく隣接して並ぶ凹凸形状を該基材に形成するエンボス加工工程と、
該エンボス加工工程により該凹凸形状が形成された該基材を湾曲させて筒状に加熱成形する丸め工程と、
を含むこと。
上述した従来の筒状外装材の製造方法では、部品工場で凹凸形状が形成された円筒状の基材を製造した後、当該円筒状の基材を巻回された状態でW/H工場に輸送する。そして、輸送された円筒状の基材に基づいて、W/H工場で外装材を製造する。しかしながら、このように円筒状の基材を巻回して箱詰めすると、円筒状の基材が中空形状で中が空洞であるために梱包効率が悪く、輸送効率が悪くなる虞がある。
これに対して、上記(1)の構成の筒状外装材の製造方法では、シート状の基材に基づいて筒状の外装材を製造する。このため、例えば部品工場で基材を製造した後、製造した基材をW/H工場へ輸送する場合であっても、部品工場からW/H工場へはシート状の基材を輸送すればよい。この場合には、シート状の基材は隙間なく層状に重ねて巻回させることができるため、梱包効率が向上し、これにより輸送効率が向上する。このため、物流コストを低減でき、製造コストを低減できる。
また、筒状外装材は、ワイヤハーネスに対する取付部位によって必要とされる径や種類が異なる。このため、上述した従来の筒状外装材の製造方法における母材成形工程では、筒状の基材を成形する際に、必要とされる径や種類に応じた専用の金型を用いて押出成形を実施する必要がある。このために、筒状基材成形工程にて用いられる押出成形機等が比較的大規模な設備となり易い。この結果、筒状基材成形工程は、一般的に専用の部品工場で実施される。
これに対して、上記(1)の構成の筒状外装材の製造方法では、シート状の基材に基づいて筒状の外装材を製造する。このため、押出成形工程にて用いられる押出成形機等が比較的小規模な設備でよい。このため、製造コストを低減できる。また、比較的小規模な設備で押出成形工程を実現できるため、従来よりも小さい敷地面積のW/H工場で、シート基材成形工程を含む各工程を実施することができる。
上述したように、従来の筒状外装材の製造方法における母材成形工程では、筒状の基材を押出成形によって成形するので、必要とされる径や種類に応じた専用の金型を用いて押出成形を実施する必要があった。このような場合には、金型によって押出成形に要する時間が異なるために生産速度にバラつきが生じ、当該バラつきにより製造コストの増加を招く虞があった。また、押出成形工程にて用いられる押出成形機等が大規模な設備となってしまう虞があった。
これに対して、上記()の構成の筒状外装材の製造方法では、母材成形工程にて押出成形により幅広のシート状に形成した母材を、切出工程にて長手方向に裁断して、必要とされる径に応じた所定の幅の基材を切り出すため、母材成形工程にて押出成形で形成する母材の形状が、必要とされる外装材の径に影響されることがない。このため、必要な外装材の径等に依らずに母材を共通化することができ、製造コストを低減できる。また、このように共通のシート状の基材に基づいて種々の径の筒状の外装材を製造するため、加工工程が複雑化しない。このため、母材成形工程にて用いられる押出成形機等が比較的小規模な設備でよい。この結果、製造コストを低減できる。また、比較的小規模な設備で母材成形工程を実現できるため、例えば、従来よりも小さい敷地面積のW/H工場でシート基材成形工程を含む筒状外装材の製造方法を実施することができる。
) シート状の基材にエンボス加工を施して、規則正しく隣接して並ぶ凹凸形状を該基材に形成するエンボス加工工程と、
該エンボス加工工程により該凹凸形状が形成された該基材を湾曲させて筒状に成形する丸め工程と、
を含み、
前記エンボス加工工程では、前記凹凸形状として、前記基材の表面に凹部を形成し、
該凹部は、
一対の平面視V字状の稜線を有してV字開口側が対向するように線対称に配置され前記基材の表面に形成された多角形の格子部と、
前記平面視V字状の稜線のそれぞれの頂部から前記基材の裏面側に傾斜して互いに接近するように延びる一対の傾斜折線と、これら傾斜折線の先端部をつなぐ水平折線とを有する谷部と、を備える、
こと。
ところで、蛇腹形状のコルゲートチューブをシート状の基材から製造しようとすると、凹溝及び凸条が交互に形成された波板シートを、チューブ軸線方向に凹凸部が交互に配置されるように丸めなければならず、凹凸部が構造的な剛性を発現させる(梁構造となる)ため、屈曲自在なコルゲートチューブの製作が困難である。
これに対して、上記()の構成の筒状外装材の製造方法では、シート状の基材の表面に、規則正しく隣接した凹部がエンボス加工により形成され、凹部の稜線が表面と同一平面に配置される。当該基材の表裏面には、耐摩耗性を確保するための凹凸が安価なエンボス加工により形成される。また、基材の表面には、一対の平面視V字状の稜線を有する複数の凹部が規則正しく縦横に並んだ多角形の格子部と、連続折線となる谷部の傾斜折線及び水平折線とが構成される。このように凹部が形成されたシート状の基材は、水平折線または水平折線と直交する直交線を中心に容易に湾曲させて、筒状に丸めることが可能となる。
さらに、谷部が水平折線を有することで、シート状の基材が筒状に丸められた際に内周面又は外周面に突出する谷部を尖らせないように構成できる。これにより、シート状の基材が筒状に丸められた外装材は、内周面又は外周面に突出して被外装品や外部部品に接触する谷部の接触面積が増大する。これにより、筒状に丸められた外装材は、内側の被外装品(例えば、被覆電線。)や外側の外部部品(例えば、他のワイヤハーネス。)への傷つき等を抑止することができる。
また、前述した目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスの製造方法は、下記の点を特徴としている。
) 上記(1)又は(2)の構成の筒状外装材の製造方法における前記丸め工程により筒状に成形された前記基材を少なくとも1本の電線に組み付ける組付工程を含むこと。
上記()の構成のワイヤハーネスの製造方法によれば、外装材の梱包効率が向上して輸送効率が向上するため、物流コストを低減でき、これにより製造コストを低減できる。
本発明によれば、製造コストを低減可能な筒状外装材の製造方法及びワイヤハーネスの製造方法を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、実施形態に係る外装材の一部分を表面側から見た斜視図である。 図2は、図1に示した外装材の平面図である。 図3は、図1に示した外装材のIII−III断面矢視図である。 図4は、凹部の水平折線に沿ってシート基材の裏面側に外装材が湾曲させられて筒状に形成された筒状外装材の部分斜視図である。 図5は、図4に示した筒状外装材を被覆電線の外周面に巻き付けたワイヤハーネスの要部斜視図である。 図6は、図5に示したワイヤハーネスのVI−VI断面矢視図である。 図7(a)は図5に示した筒状外装材の軸線両端側が接近するように曲げられたワイヤハーネスの正面図であり、図7(b)は図7(a)の要部拡大図である。 図8は、実施形態に係る筒状外装材の製造方法における各工程を示す図である。 図9は、図8に示した切出工程及び巻取工程をより詳細に説明する説明図である。 図10は、図8に示したエンボス加工工程及び丸め工程をより詳細に説明する説明図である。 図11は、シート基材に形成する凹凸形状の変形例を示す斜視図である。 図12は、従来のコルゲートチューブの製造方法における各工程を示す図である。
以下、本発明に係る筒状外装材の製造方法の実施形態及びワイヤハーネスの製造方法の実施形態について、図面を参照して説明する。はじめに、図1〜図7を参照して、実施形態に係る筒状外装材の製造方法により製造される筒状外装材の構造について説明する。
図1に示すように、シート状の外装材11は、所定幅にスリット加工された長尺のシート基材(図示せず。)の表面に、エンボス加工により同一形状で形成された複数の凹部15が、規則正しく縦横(X方向、Y方向)に隣接して連続形成されている。即ち、規則正しく隣接して並ぶ凹凸形状が形成されている。図示例では、凹部15が千鳥状に配列されている。各凹部15は、格子部17と谷部21とを有している。
図2に示すように、本実施形態の各格子部17は、一対の平面視V字状の稜線23を有してV字開口側が対向するようにシート幅方向(X方向)に延びる境界線25を挟んで線対称に配置され、シート基材の表面に複数の多角形を形成している。
本実施形態の各谷部21は、図3に示すように、平面視V字状の稜線23のそれぞれの頂部27からシート基材の裏面側(図3中、下方側)に傾斜して互いに接近するように延びる一対の傾斜折線19と、これら傾斜折線19の先端部を水平折線29とを有する。尚、本実施形態に係る水平折線29は、エンボス加工時にシート基材を破断しないように先端部にR部を備えた成形型により成形されるため、図2に示したように所定幅を有する溝状に形成されている。
本実施形態に係る外装材11の凹部15は、平面視V字状の稜線23のそれぞれのV字開口側端をつないで水平折線29と平行に延びる水平稜線31を備える。これにより、凹部15は、一対の平面視V字状の稜線23が水平稜線31を介してつながり、図2に示すように、凹部15の格子部17が平面視で六角形となっている。平面視六角形である凹部15の格子部17は、平面視V字状の稜線23のそれぞれの頂部27が3本の稜線を交差させて形成した部分となる。
また、本実施形態に係る外装材11は、熱可塑性樹脂製のシート基材の表面に、エンボス加工により複数の凹部15を形成した後、図4に示すようにパイプ形状に加熱成形して筒状外装材43として使用するものである。当該外装材11は、人間の力で折り曲げたり、丸めたりすることができる十分な柔軟性を有する弾性材料で形成することができる。
即ち、外装材11は、使用方法によって適宜に材質を変えて用いることができ、合成樹脂やシリコーンの他、紙、金属、布、樹脂含浸繊維等の種々のシート基材を使用することができる。
次に、上記構成を有する外装材11の作用を説明する。
本実施形態に係る外装材11では、シート基材の表面に、規則正しく隣接した凹部15がエンボス加工により形成され、一対の平面視V字状の稜線23が水平稜線31を介してつながることで凹部15の稜線となる六角形の格子部17がシート基材の表面と同一平面に配置される。即ち、外装材11を表裏逆にして裏面側より見れば、凹部15を形成したことにより裏面側に峰部39(図3参照。)が突出している。
また、外装材11の表面には、一対の平面視V字状の稜線23と水平稜線31を有する複数の凹部15が規則正しく縦横に並んだ六角形の格子部17と、連続折線となる谷部21の傾斜折線19及び水平折線29とが構成される。これにより、凹溝凸状を交互に形成した波板シートをチューブ軸線方向に凹凸部が交互に配置されるように丸める従来の外装材と異なり、シート基材に凹部15が形成された外装材11は、水平折線29または水平折線29と直交する直交線41を中心に容易に湾曲させて、多角形の筒状に丸めることが可能となっている。また、外装材11は、凹凸形状の連続して形成された形状を有しているため、筒状に丸める際に当該凹凸同士を噛合させることにより、筒の径を可変とする事も可能にしている。
さらに、谷部21が水平折線29を有することで、凹部15を形成したことにより裏面側に突出する峰部39を尖らせないように構成できる。即ち、外装材11は、シート基材の裏面に突出して被外装品である被覆電線61や外部部品である他のワイヤハーネスに接触する峰部39が馬の背状に形成されて接触面積が増大する。これにより、外装材11は、被覆電線61や他のワイヤハーネスへの峰部39による傷つき等を抑止することができる(図5、6参照。)。
次に、上記構成を有する外装材11の使用方法の一例を説明する。
本実施形態に係る外装材11は、図4に示すように、水平折線29に沿ってシート基材の裏面側に湾曲させられ、水平折線29と直交する直交線41に沿う中心軸線を有する筒状に成形され、複数の被覆電線61の外周面に巻き付けられる筒状外装材43として使用される。外装材11の湾曲は加熱成形によって行われ、筒状外装材43として筒状となった外装材11は、再び平面状態に戻ることはない。筒状外装材43は、筒状に丸められた先端側同士が重ねられたり、或いはスリットを有したままの状態で用いられる。
図5に示すように、外装材11の所定長さに切断された後、複数の被覆電線61の外周面に巻き付けられた筒状外装材43は、軸線両端側を粘着テープTで固定することで、スリットの開きが防止された状態で被覆電線61の所定位置に固定されて、被覆電線61を車体等の外部部品との接触から保護する。
筒状外装材43は、外装材11が筒状に丸められることで、図6に示すように、凹部15を構成したことによりシート基材の裏面側に突出した峰部39が内方に突出する。内方に突出した峰部39は、収容される被覆電線61に接触するが、峰部39は水平折線29を有する谷部21により馬の背状に形成され、被覆電線61に対する接触面積が増大して尖らないように構成されている。
水平折線29の長さは、傾斜折線19の傾斜角度θや、凹部15の深さによって調整が可能である。即ち、外装材11は、凹部15の深さ、傾斜折線19の傾斜角度θ、水平折線29の長さが、保護する被覆電線61の外径に合わせて最適に調整される。これにより、被覆電線61に合わせて最適な長さの水平折線29を形成することで、シート基材の裏面側を内側として筒状に外装材11を丸めた際に内周面に突出する筒状外装材43の峰部39を尖らせないように構成して、被覆電線61の傷つきを抑止できる。
次に、被覆電線61に巻き付けられた筒状外装材43の軸線両端側が接近するように曲げられた場合の作用を説明する。
本実施形態の外装材11は、水平折線29に沿ってシート基材の裏面側に湾曲させられ、水平折線29と直交する直交線41に沿う中心軸線を有する筒状の筒状外装材43に形成されると、筒の中心軸線方向に沿って凹部15の一対の対向内面49a,49bが配置される向きとなる。
ここで、外装材11の凹部15は、図1及び図3に示すように、シート基材の表面に形成された舟形箱体45の内方側空間部である。凹部15は、平面視V字状の稜線23のそれぞれの頂部27が、一対の傾斜折線19と、これら傾斜折線19の先端部をつなぐ水平折線29との連続折線となる谷部21によって接続されている。そして、凹部15は、舟形箱体45における谷部21を境とする一対の対向内面49a,49bが接近離反する方向には、変形が容易で大きく変形する。つまり、舟形箱体45は、シート幅方向(X方向)には大きく変形することができる。一方、凹部15は、一対の頂部27が接近離反する方向(Y方向)へは谷部21の傾斜折線19と水平折線29が曲げ抵抗となって変形し難く、変形量が小さい。このため、複数の凹部15が縦横に並んだ外装材11は、図1に示した平板状態においては、シート幅方向(X方向)には容易に伸縮するが、シート長手方向(Y方向)には伸縮し難い。このように、外装材11には、面内方向の伸縮性に指向性が生じる。
そして、軸線両端側が接近するように筒状の筒状外装材43が曲げられると、一対の対向内面49a,49b間を伸縮させる応力が凹部15作用するが、外周面側に開口する凹部15は一対の対向内面49a,49bが接近離反する方向には変形が容易で変形量が大きい。このため、図7(a)、図7(b)に示すように、筒状外装材43が曲げられると、屈曲部51の外側には引っ張り応力が生じて一対の対向内面49a,49b間が大きな変形量で伸び、屈曲部51の内側には圧縮応力が生じて一対の対向内面49a,49b間が大きな変形量で縮む。この結果、筒状外装材43を容易に曲げることができる。したがって、被覆電線61の配索経路に沿うように屈曲自在な筒状外装材43を容易に得ることができる。
これに対し、外装材11が、水平折線29に沿ってシート基材の表面側に湾曲させるように丸められて、水平折線29と直交する直交線41に沿う中心軸線を有する筒状に形成された場合は、筒の中心軸線方向に沿って凹部15の一対の対向内面49a,49bが配置される向きとなる。そして、軸線両端側を接近させるようにこの筒状の外装材11を曲げる際には、一対の対向内面49a,49b間を伸縮させる応力が凹部15に作用するが、筒状の内周面側に開口する凹部15における一対の対向内面49a,49bは接近離反する方向に変形が容易でなく変形量が小さいため、容易に曲げることができない。したがって、外装材11を水平折線29に沿ってシート基材の表面側に湾曲させるように丸めた場合には、直線保持性の要求される被覆電線61の配索経路に用いられる筒状の外装材11を得ることができる。
また、外装材11は、水平折線29と直交する直交線41に沿ってシート基材の裏面側又は表面側に湾曲させるように丸められて、水平折線29に沿う中心軸線を有する筒状に形成された場合、筒の中心軸線方向に沿って一対の頂部27が配置される向きとなる。そして、軸線両端側が接近するように筒状の外装材11を曲げる際には、凹部15の頂部27同士を伸縮させる応力が凹部15に作用するが、一対の頂部27が接近離反する方向へは凹部15が変形し難く、変形量が小さいため、容易には曲がらない。したがって、外装材11を水平折線29と直交する直交線41に沿ってシート基材の裏面側又は表面側に湾曲させるように丸めた場合には、直線保持性の要求される被覆電線61の配索経路に用いられる筒状の外装材11とすることができる。
このように、本実施形態の外装材11において、筒状に丸める方向は、シート基材の表裏別、水平折線29に対する筒の中心軸線方向の平行直交別の4通りが可能であるが、筒状外装材43が屈曲容易となるのは、シート基材の裏面側に湾曲させられて直交線41に沿う中心軸線を有する筒状に外装材11を丸める1通りのみである。このため、耐摩耗性を確保するための複数の凹部15を設けた外装材11は、筒状に形成する丸め方向を選択することにより、屈曲部用、直線部用として使い分けすることができる。
尚、上述した実施形態では、外装材11の凹部15が、平面視V字状の稜線23のそれぞれのV字開口側端をつないで水平折線29と平行に延びる水平稜線31を備え、凹部15の格子部17が平面視で六角形となる構成としたが、一対の平面視V字状の稜線23がつながることで、水平稜線31は表れず、凹部15の格子部17が菱型となる構成としても構わない。
次に、図8〜図10を参照して、上記筒状外装材43を製造する方法について説明する。図8は、本実施形態に係る筒状外装材の製造方法における各工程を示す図である。図9は、図8に示した切出工程及び巻取工程をより詳細に説明する説明図である。図10は、図8に示したエンボス加工工程及び丸め工程をより詳細に説明する説明図である。
本実施形態に係る筒状外装材の製造方法では、はじめに、母材成形工程(図8中の(a))で、熱可塑性樹脂材料を用いた押出成形によって、シート状に連続した長尺の母材71が成形される(図8中の符号73は、押出成形機を示している。)。次の切出工程(図8中の(b))では、母材成形工程で成形された母材71が長手方向に沿って裁断され、これにより所定の幅の複数のシート基材75が切り出される。当該複数のシート基材75は、次工程の巻取工程(図8中の(c))で巻き取られて巻回された状態で箱詰めされる。本実施形態では、以上説明した母材成形工程、切出工程、及び巻取工程から成るシート基材成形工程は、W/H工場で実施される。この基材成形工程が、前述した従来の製造方法の場合とは異なり、専用の部品工場ではなくW/H工場で実施されるのは、シート基材成形工程に必要な押出成形機73等が従来と比較して小規模な設備であるからである。
また、より具体的には、上記切出工程は、図9に示すように、母材成形工程で成形された母材71が裁断され易いように、母材71の長手方向に沿って平行に切り込み77が形成される切込形成工程(図9中の(a))を含んでいる。当該切り込み77同士の間隔は、目的物である筒状外装材43(被覆電線61)の径に応じた長さに設定される。当該間隔は、例えば、等間隔でもよいし、切り込み77毎に異なる間隔としても構わない。そして、上記切出工程は、切込形成工程で切り込み77が形成された母材71が当該切り込み77で分割されて裁断されることにより、所定の幅の複数のシート基材75が切り出される裁断工程(図9中の(b))を更に含んでいる。前述したように、裁断工程で切り出された複数のシート基材75は、次工程の巻取工程(図8中の(c)、図9中の(c))で巻き取られて巻回された状態で箱詰めされる。
シート基材成形工程で得られた箱詰めされたシート基材75は、図8に示すように、W/H工場における、上記各工程を実施するシート基材成形用の製造ラインとは別のシート基材加工用の製造ラインに運ばれる(運搬工程、図8中の(d))。
シート基材加工用の製造ラインでは、まず、エンボス加工工程(図8中の(e)、図10中の(a))で、シート基材75にエンボス加工が施され、前述したように、図1〜図3に示すように、複数の凹部(15)が規則正しく隣接して並ぶように形成される。当該エンボス加工工程では、図10の(a)に示すように、加熱されたシート基材75が、回転する一対のエンボスローラ79により型押しされる。これにより所定の凹凸形状が形成されたシート状の外装材11が形成される。そして、次工程の丸め工程(図8中の(f)、図10中の(b))では、エンボス加工工程により凹凸形状が形成された外装材11が湾曲させられて筒状(チューブ状)に成形されて筒状外装材43となる。当該丸め工程では、図10の(b)に示すように、加熱された外装材11が筒状の型に合わせて変形する。丸め工程で得られた長尺の筒状外装材43は、その後、検尺切断工程(図8中の(g)、図10の(c))で検尺された後で切断され、これにより所定の長さの筒状外装材43が形成される。以上説明した各工程が順次実施されることにより、W/H工場で、シート状のシート基材75が製造され、当該シート基材75に基づいて筒状外装材43が製造される。
このようにして得られた筒状外装材43は、W/H組付工程(図8中の(h))で少なくとも1本の被覆電線61に組み付けられる。これにより、筒状外装材43が組み付けられたワイヤハーネスW(図5参照。)が製造される。つまり、上記筒状外装材の製造方法は、ワイヤハーネスの製造方法の工程の一部であると看做すことができる。即ち、以上説明した各工程が順次実施されることにより、実施形態に係るワイヤハーネスWが製造される。尚、筒状外装材43が組み付けられる被覆電線は1本でもよいし複数本でも構わない。
尚、以上説明した筒状外装材の製造方法及びワイヤハーネスの製造方法では、各工程における各作業は、製造装置及び作業者のいずれによって実施される態様であっても構わない。例えば、少量生産の場合には、エンボス加工工程までを製造装置によって実施し、得られたシート状の外装材11に基づいて、作業者が丸め工程及び検尺切断工程を実施して所定の長さの筒状外装材43を製造する態様とすることが考えられる。或いは、多量生産の場合には、全工程が製造装置によって実施される態様とすることが考えられる。
また、上記実施形態では、シート基材成形工程が、W/H工場で為される構成としたが、従来の製造方法と同様に、専用の部品工場でシート基材75を製造して、当該シート基材75を輸送する構成としても構わない。
(凹凸形状の変形例)
また、上記実施形態では、エンボス加工工程で、シート基材75に、図1〜図3に示す凹部15が形成されて外装材11が形成される構成としたが、シート基材75に形成される凹凸形状はこれに限られない。例えば、図11に示す凸部65が形成されて外装材11Aが形成される構成としても構わない。図11では、外装材11Aには、同一形状に形成された複数の凸部65が、規則正しく縦横(X方向、Y方向)に隣接して連続形成されている。図示例では、凸部65が縦横の2方向に直線状に並んで配列されている。各凸部65は、図11に示すように、Y方向視及びX方向視のいずれにおいても台形状の断面形状を有するように形成されている。
以下では、実施形態に係る筒状外装材の製造方法及びワイヤハーネスの製造方法の作用及び効果について説明する。
実施形態に係る筒状外装材の製造方法は、シート基材75にエンボス加工を施して、規則正しく隣接して並ぶ凹凸形状を該基材に形成するエンボス加工工程(図8中の(e)、図10中の(a))と、該エンボス加工工程により該凹凸形状が形成されたシート基材75(即ち、外装材11。)を湾曲させて筒状に成形する丸め工程(図8中の(f)、図10中の(b))と、を含んでいる。
このため、例えば部品工場でシート基材75を製造した後、製造したシート基材75をW/H工場へ輸送して、その後、当該シート基材75に基づいて筒状外装材43を製造する場合であっても、部品工場からW/H工場へはシート基材75を輸送すればよい。この場合には、シート基材75は隙間なく層状に重ねて巻回させることができるため、梱包効率が向上し、これにより輸送効率が向上する。このため、物流コストを低減でき、製造コストを低減できる。
また、シート状の基材に基づいて筒状外装材43を製造するため、母材成形工程にて用いられる押出成形機等が比較的小規模な設備でよい。このため、製造コストを低減できる。また、比較的小規模な設備で母材成形工程を実現できるため、従来よりも小さい敷地面積のW/H工場で、シート基材成形工程を含む各工程を実施することができる。
また、実施形態に係る筒状外装材の製造方法は、押出成形によりシート状の母材71を成形する母材成形工程(図8中の(a))と、該母材成形工程により成形された母材71を長手方向に裁断して、所定の幅のシート基材75を切り出す切出工程(図8中の(b))と、を含んで前記エンボス加工工程の前に実行されるシート基材成形工程を更に含んでいる。
このように、母材成形工程にて押出成形により幅広のシート状に形成した長尺の母材71を、切出工程にて長手方向に裁断して、必要とされる径に応じた所定の幅のシート基材75を切り出すため、母材成形工程にて押出成形で形成する母材71の形状が、必要とされる外装材の径に影響されることがない。このため、必要な外装材の径等に依らずに母材71を共通化することができ、製造コストを低減できる。また、このように共通のシート状の基材に基づいて種々の径の筒状外装材43を製造するため、加工工程が複雑化しない。このため、母材成形工程にて用いられる押出成形機等が比較的小規模な設備でよい。この結果、製造コストを低減できる。また、比較的小規模な設備で母材成形工程を実現できるため、例えば、従来よりも小さい敷地面積のW/H工場でシート基材成形工程を含む筒状外装材の製造方法を実施することができる。
また、実施形態に係る筒状外装材の製造方法では、前記エンボス加工工程では、前記凹凸形状として、シート基材75の表面に凹部15を形成し、該凹部15は、一対の平面視V字状の稜線23を有してV字開口側が対向するように線対称に配置されシート基材75の表面に形成された多角形の格子部17と、平面視V字状の稜線23のそれぞれの頂部からシート基材75の裏面側に傾斜して互い接近するように延びる一対の傾斜折線19と、これら傾斜折線19の先端部をつなぐ水平折線29とを有する谷部21と、を備えている。
また、実施形態に係るワイヤハーネスの製造方法は、上記丸め工程により筒状に成形されたシート基材75を少なくとも1本の被覆電線61に組み付ける組付工程を含んでいる。
このワイヤハーネスの製造方法によれば、外装材の梱包効率が向上して輸送効率が向上するため、物流コストを低減でき、これにより製造コストを低減できる。
尚、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態は、本発明の技術的範囲内で種々の変形や改良等を伴うことができる。
11…外装材
15…凹部
17…格子部
19…傾斜折線
21…谷部
23…稜線
27…頂部
29…水平折線
31…水平稜線
39…峰部
41…直交線
43…筒状外装材
61…被覆電線(電線)
71…母材
75…シート基材(基材)
W…ワイヤハーネス

Claims (3)

  1. 押出成形により熱可塑性樹脂製のシート状の母材を成形する母材成形工程と、該母材成形工程により成形された該母材に長手方向に沿って切り込みを形成し、前記切り込みが形成された前記母材を前記切り込みで分割することで裁断して、所定の幅の基材を切り出す切出工程と、を含むシート基材成形工程と、
    ート状の前記基材にエンボス加工を施して、規則正しく隣接して並ぶ凹凸形状を該基材に形成するエンボス加工工程と、
    該エンボス加工工程により該凹凸形状が形成された該基材を湾曲させて筒状に加熱成形する丸め工程と、
    を含むことを特徴とする筒状外装材の製造方法。
  2. シート状の基材にエンボス加工を施して、規則正しく隣接して並ぶ凹凸形状を該基材に形成するエンボス加工工程と、
    該エンボス加工工程により該凹凸形状が形成された該基材を湾曲させて筒状に成形する丸め工程と、
    を含み、
    前記エンボス加工工程では、前記凹凸形状として、前記基材の表面に凹部を形成し、
    該凹部は、
    一対の平面視V字状の稜線を有してV字開口側が対向するように線対称に配置され前記基材の表面に形成された多角形の格子部と、
    前記平面視V字状の稜線のそれぞれの頂部から前記基材の裏面側に傾斜して互いに接近するように延びる一対の傾斜折線と、これら傾斜折線の先端部をつなぐ水平折線とを有する谷部と、を備える、
    ことを特徴とする筒状外装材の製造方法。
  3. 請求項1又は請求項に記載の筒状外装材の製造方法における前記丸め工程により筒状に成形された前記基材を少なくとも1本の電線に組み付ける組付工程を含むことを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
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