JP7349342B2 - 突起具の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、突起具の製造方法に関する。
従来、長尺の材料を金型内に順送りし、プレス加工を施す技術が知られている。例えば、特許文献1には、上型と下型との間に材料を順送りしてプレス加工を施し、電気配線のコネクタなどに用いられる端子を製造する方法が記載されている。また、特許文献2には、プレス加工を施す金型内に長尺条材を順送りする際に、該長尺条材の幅方向の位置を規制する機構が記載されている。
特開2004-181516号公報 特開2008-207198号公報 特開2018-175857号公報
ところで、突起を有するシートからなる突起具が知られている(特許文献参照)。特許文献には、一方の面側に凸に湾曲していて他方の面側が空洞となっている突起部を有するシートと、前記突起部の前記空洞に充填されている発熱材とを備える温熱具が記載されている。このような温熱具等の突起具を製造する方法として、材料となるシートを搬送し、搬送される該シート対し、順次必要な加工を行うことが行われているが、該シートの搬送時に該シートが蛇行してしまう場合がある。
特許文献1においては、材料の金型内での位置ずれを防止するために、材料の一部をプレス加工で下方に折り曲げて切り起こし部分を形成し、該切り起こし部分を、材料を支持するリフタに設けられた溝に挿入し、該溝をガイドにして材料を順送りしている。しかしながら、特許文献1の方法では、切り起こし部分を間欠的に形成しているため、上述のようなシートを搬送する際には、蛇行抑制効果が十分ではない。
特許文献2においては、長尺条材の上方に配される上部ローラーガイドが有する溝状のガイド部に、該長尺条材が有する厚肉部を圧接させることにより、長尺条材の幅方向の位置規制を行っているが、どのような手段により長尺条材に厚肉部を形成しているかが不明であり、突起具の製造方法に適用した場合に十分な蛇行抑制効果が得られるか不明である。
本発明の課題は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る突起具の製造方法を提供することにある。
本発明は、シートの一面から突出する突起を有する突起具の製造方法を提供するものである。前記突起具の製造方法は、プレス金型を用いて、帯状のシートに、前記突起及び該シートの長手方向に延びるガイド凸部を同時に形成する突起形成工程と、前記突起形成工程後の前記シートを、搬送方向と直交する方向における前記ガイド凸部の位置を規制部材により規制した状態で搬送する搬送工程と、前記シートを前記突起と前記ガイド凸部とを分離するように切断して個々の前記突起具を得る切断工程とを具備する。
本発明によれば、シートの搬送時に該シートが蛇行することを効果的に抑制し、該シートに形成された突起を有する突起具を精度よく製造することができる。
図1は、本発明の突起具の製造方法により製造される突起具の一例を示す斜視図である。 図2は、本発明の突起具の製造方法の好ましい第1実施態様を説明する図である。 図3は、本発明の突起具の製造方法の好ましい第1実施態様において、第1シートを搬送している状態を示す模式斜視図である。 図4は、本発明の突起具の製造方法の好ましい第1実施態様において、プレス金型により突起を形成している状態を示す模式断面図である。 図5は、本発明の突起具の製造方法の好ましい第1実施態様において、ガイドロールと第2ロールとの間に第1シートを挟み込んだ状態を示す模式断面図である。 図6は、突起具連続体を第2シート側から見た模式平面図である。 図7(a)は、上型のガイド形成用突起の拡大模式断面図であり、図7(b)は、下型のガイド形成用凹部の拡大模式断面図であり、図7(c)はガイド溝の拡大模式断面図である。 図8(a)は、第1シートに形成されたガイド凸部の模式断面図であり、図8(b)は、図8(a)に示すガイド凸部の凹部内に、第2ロールの凸部が挿入された状態を示す模式断面図である。 図9は、本発明の突起具の製造方法の好ましい第2実施態様において、プレス金型により突起を形成している状態を示す模式断面図である。 図10(a)は、本発明の突起具の製造方法の好ましい第2実施態様に係る搬送工程を説明する模式断面図であり、図10(b)は。図10(a)の要部拡大図である。 図11は、本発明の突起具の製造方法の変形例の説明図であり、図5相当図である。
以下、本発明をその好ましい実施態様に基づき図面を参照しながら説明する。
本発明の突起具の製造方法は、シートの一面から突出する突起を有する突起具の製造方法である。本発明の製造方法の好ましい第1実施態様について、図1に示す突起具1を製造する方法を例に説明する。突起具1は、本発明の製造方法により製造される突起具の一例である。突起具1は、第1シート11の一面から突出する突起2を有している。突起2は略円錐形状を有している。第1シート11における突起2が突出している面とは反対側の面には、第2シート12が配されている。第1シート11と第2シート12とは、互いの周縁部に形成された接合部5により接合されている。
第1実施態様の製造方法は、図2に示すように、突起形成工程と、搬送工程と、切断工程とを具備する。
突起形成工程においては、図2及び図3に示すように、プレス金型30を用いて、帯状の第1シート11に、突起2及び第1シート11の長手方向Xに延びるガイド凸部3を同時に形成する。プレス金型30は、上型31と下型32とからなる。第1実施態様において、上型31は、下型32に対向する面に一対のガイド形成用突起31aと突起形成用突起31bとを有している。ガイド形成用突起31aは、第1シート11の搬送方向Xに沿って延びており、該搬送方向Xに直交する断面形状が台形形状となっている(図4参照)。突起形成用突起31bは、略円錐形状を有している。一対のガイド形成用突起31aは、突起形成用突起31bを挟んで、前記搬送方向Xと直交する方向Yにおける該突起形成用突起31bの両側に配されている。下型32は、上型31と対向する面における上型31のガイド形成用突起31aと対応する位置に、該ガイド形成用突起31aと相補的な形状のガイド形成用凹部32aを有しており、上型31と対向する面における上型31の突起形成用突起31bと対応する位置に、該突起形成用突起31bと相補的な形状の突起形成用凹部32bを有している。
突起形成工程においては、帯状の第1シート11がロール状に巻回された原反ロール11Rから繰り出された第1シート11を、上型31と下型32とで挟み込み加圧する。これにより、第1シート11における、上型31のガイド形成用突起31aと下型32のガイド形成用凹部32aとで加圧された部分にガイド凸部3が形成され、上型31の突起形成用突起31bと下型32の突起形成用凹部32bとで加圧された部分に突起2が形成される(図4参照)。ガイド凸部3は、第1シート11の長手方向Xに延びている。ガイド凸部3は、搬送方向Xに沿って連続している。ガイド凸部3は、断面形状が台形形状となっており、該ガイド凸部3の突出方向とは反対側に裏面凹部3aを有している。第1実施態様においては、ガイド凸部3は、第1シート11に形成された突起2を挟んで、搬送方向Xと直交する方向Yにおける該突起2の両側に形成されている。第1実施態様において、ガイド凸部3は、突起2と同方向に突出している。
搬送工程においては、突起形成工程後の第1シート11を、その搬送方向Xと直交する方向Yにおけるガイド凸部3の位置を規制部材により規制した状態で搬送する。
第1実施態様においては、図2及び図3に示すように、規制部材は、第1シート11が外周面に当接するガイドロール42である。ガイドロール42は、ガイド凸部3が挿入されるガイド溝42aを有している。より具体的には、ガイドロール42の外周部にガイド溝42aが設けられている。
ガイドロール42は、軸方向Yに、直径が相対的に大きい一対の大径部43と、大径部43どうし間に設けられた直径が相対的に小さい小径部44とを有している。一対の大径部43は、ガイドロール42の軸方向Yの両端部に設けられ、小径部44は、ガイドロール42の軸方向Yの中央部に設けられている。
ガイドロール42は、大径部43どうしの間に逃げ溝45を有している。一対の大径部43のそれぞれには、ガイド溝42aが配されている。ガイド溝42aは、ガイドロール42の全周に亘って連続して設けられている。ガイド溝42aは、ガイドロール42の軸方向Yの断面形状が台形形状となっており、第1シート11のガイド凸部3が挿入されるようになっている。
第1実施態様では、搬送工程において、ガイドロール42と、該ガイドロール42と対向して配された第2ロール41との間に第1シート11を挟み込んだ状態で第1シート11を搬送する。第2ロール41は一対の補助凸部41aを有している。第2ロール41の補助凸部41aは、ガイドロール42のガイド溝42aと対応する位置に配されている。補助凸部41aは、第2ロール41の軸方向Yの断面形状が台形形状となっており、第1シート11のガイド凸部3の裏面凹部3a内に挿入されるようになっている。
第1実施態様の搬送工程においては、ガイドロール42が有する一対のガイド溝42a,42aそれぞれに、第1シート11が有する一対のガイド凸部3,3がそれぞれ挿入されるとともに、第1シート11の一対のガイド凸部3,3それぞれの裏面凹部3aに、第2ロール41の一対の補助凸部41a,41aが挿入される。このとき、第1シート11の突起2は、ガイドロール42の逃げ溝45に対応する位置に配される(図5参照)。第1実施態様において、逃げ溝45の深さDは、第1シート11の突起2の突出長さTよりも大きくなっている。そのため、第1シート11が、ガイドロール42と第2ロール41との間に挟み込まれ搬送されるときに、第1シート11の突起2は、ガイドロール42の逃げ溝45を通過するようになっている。
第1実施態様において、ガイドロール42は回転駆動される駆動ロールである。ガイドロール42は、サーボモーター(図示せず)が取り付けられた駆動部を有しており、ガイドロール42の外部に配された制御部(図示せず)により回転速度が制御されている。この図示しない駆動手段により、図示しないサーボモーターの回転速度、ガイドロール42の回転速度をコントロールすることができる。
続いて図2に示すように、第1シート11と第2シート12とを接合して突起具連続体1Aを製造する。より具体的には、帯状の第2シート12がロール状に巻回された原反ロール12Rから、第2シート12を繰り出す。そして第1シート11における突起2が突出している面とは反対側の面側に、第2シート12を配し、固定手段52を突起具連続体1Aにおける突起2の形成面に当接させ、その状態で、該連続体1Aにおける突起2の非形成面に接合部形成手段51を当接させて、該連続体1Aにおける、固定手段52と接合部形成手段51とに挟まれた部分どうしを接合し、接合部5を形成する。斯かる接合方法は特に制限されず、例えば、熱シール、超音波、レーザー、接着剤等の公知の接合手段を用いることができる。図示の形態では、熱シールによって接合部5を形成している。第1実施態様においては、突起形成工程により第1シート11に形成された1つの突起2を囲むように、接合部5を形成している(図6参照)。接合部5で囲まれる突起2は、一つに代えて複数でもよい。
続いて切断工程を行う。切断工程においては、第1シート11を突起2とガイド凸部3とを分離するように切断して個々の突起具1を得る。第1実施態様の切断工程においては、突起具連続体1Aを製品単位で切断する。この切断工程により、製造目的物たる突起具1が得られる。より具体的には、突起具連続体1Aをその第1シート11側から支持手段62で支持し、その状態で、該連続体1Aにおける突起2の非形成面側から該連続体1Aに切断手段61を押し当てて製品単位に切断する。斯かる切断方法は特に制限されず、例えば、打ち抜き刃などの刃を用いた切断、レーザー光の照射による溶断等の公知の切断方法を用いることができる。図示の形態では、打ち抜き刃によるカット方法を採用している。第1実施態様においては、接合部5の周縁部を切断することにより、ガイド凸部3と突起2とを分離ように切断している(図6参照)。切断工程は、典型的には、搬送工程後の第1シートに対して行う。
第1実施態様の製造方法によれば、搬送工程において、第1シート11の搬送方向Xと直交する方向Yにおけるガイド凸部3の位置をガイドロール42により規制した状態で第1シート11を搬送しているため、第1シート11の搬送中に、搬送方向Xと直交する方向Yにおける第1シート11の位置がずれにくく、第1シート11が蛇行することを抑制することができる。そのため、例えば、切断工程等の後続の工程において第1シート11を加工する際に、第1シート11における適切な位置に対して加工を施すことができ、精度よく突起具1を製造することができる。
第1実施態様において、ガイドロール42は、ガイド凸部3が挿入されるガイド溝42aを有しているため、搬送工程において、第1シート11のガイド凸部3をガイド溝42aに挿入した状態で第1シート11を搬送することができるため、第1シート11の搬送中に、搬送方向Xと直交する方向Yの位置が更にずれにくく、第1シート11が蛇行することを更に抑制することができる。以下、第1シート11、すなわち突起形成工程で突起2及びガイド凸部3を形成したシートの搬送方向Xと直交する方向YをY方向ともいう。
第1シート11が蛇行することをより効果的に抑制する観点からは、第1実施態様のように、第1シート11の突起2を挟んで、前記Y方向における該突起2の両側にガイド凸部3を形成することが好ましい。
また、第1実施態様においては、ガイド凸部3の搬送方向Xに直交する方向Yの断面形状が台形形状であるため、ガイド溝42aとガイド凸部3との接触面積を大きくすることができ、これにより、第1シート11が蛇行することをより効果的に抑制することができる。断面形状が台形形状のガイド凸部3を形成するためには、第1実施態様のように、断面形状が台形形状のガイド形成用突起31aを有する上型31を用いて突起形成工程を行えばよい。また、上型31のガイド形成用突起31aの断面形状が台形形状であると、上型31の耐久性及び突起31aの成形性に優れる。
上型31のガイド形成用突起31aの突出高さH1は、ガイド凸部3の成形性の観点から、好ましくは1mm以上、より好ましくは2mm以上であり、また好ましくは7mm以下、より好ましくは5mm以下であり、また好ましくは1mm以上7mm以下、より好ましくは2mm以上5mm以下である(図7(a)参照)。
上型31のガイド形成用突起31aの上底の長さW1は、ガイド凸部3の成形性の観点から、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1mm以上であり、また好ましくは10mm以下、より好ましくは5mm以下であり、また好ましくは0.5mm以上10mm以下、より好ましくは1mm以上5mm以下である(図7(a)参照)。ここで、上型31のガイド形成用突起31aの上底とは、ガイド形成用突起31aの突出方向Zの先端側の辺を意味する。
上型31のガイド形成用突起31aの下底の長さL1は、ガイド凸部3の成形性の観点から、好ましくは1mm以上、より好ましくは2mm以上であり、また好ましくは15mm以下、より好ましくは10mm以下であり、また好ましくは1mm以上15mm以下、より好ましくは2mm以上10mm以下である(図7(a)参照)。ここで、上型31のガイド形成用突起31aの下底とは、ガイド形成用突起31aの突出方向Zの基端側の辺を意味する。ガイド形成用突起31aにおいて、上底の長さW1に対する下底の長さL1の比は、好ましくは1.1以上、より好ましくは1.3以上、更に好ましくは1.5以上であり、また好ましくは10以下、より好ましくは5以下、更に好ましくは3以下であり、また好ましくは1.1以上10以下、より好ましくは1.3以上5以下、更に好ましくは1.5以上3以下である。またガイド形成用突起31aにおいて、下底の長さL1に対する突出高さH1の比は、好ましくは0.1以上、より好ましくは0.2以上であり、また好ましくは3以下、より好ましくは1.5以下である。
下型32のガイド形成用凹部32aの深さH2は、ガイド凸部3の成形性の観点から、好ましくは1mm以上、より好ましくは2mm以上であり、また好ましくは7mm以下、より好ましくは5mm以下であり、また好ましくは1mm以上7mm以下、より好ましくは2mm以上5mm以下である(図7(b)参照)。
下型32のガイド形成用凹部32aの上底の長さW2は、ガイド凸部3の成形性の観点から、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1mm以上であり、また好ましくは10mm以下、より好ましくは5mm以下であり、また好ましくは0.5mm以上10mm以下、より好ましくは1mm以上5mm以下である(図7(b)参照)。ここで、下型32のガイド形成用凹部32aの上底とは、ガイド形成用突起31aの挿入方向Zの先端側の辺を意味する。
下型32のガイド形成用凹部32aの下底の長さL2は、ガイド凸部3の成形性の観点から、好ましくは1mm以上、より好ましくは2mm以上であり、また好ましくは15mm以下、より好ましくは10mm以下であり、また好ましくは1mm以上15mm以下、より好ましくは2mm以上10mm以下である(図7(b)参照)。ここで、下型32のガイド形成用凹部32aの下底とは、ガイド形成用突起31aの挿入方向Zの基端側の辺を意味する。ガイド形成用凹部32aにおいて、上底の長さW2に対する下底の長さL2の比は、好ましくは1.1以上、より好ましくは1.3以上、更に好ましくは1.5以上であり、また好ましくは10以下、より好ましくは5以下、更に好ましくは3以下であり、また好ましくは1.1以上10以下、より好ましくは1.3以上5以下、更に好ましくは1.5以上3以下である。またガイド形成用凹部32aにおいて、下底の長さL2に対する深さH2の比は、好ましくは0.1以上、より好ましくは0.2以上であり、また好ましくは3以下、より好ましくは1.5以下である。
ガイド溝42aの深さH3は、搬送時の第1シート11の蛇行をより効果的に抑制する観点から、好ましくは1mm以上、より好ましくは2mm以上であり、また好ましくは7mm以下、より好ましくは5mm以下であり、また好ましくは1mm以上7mm以下、より好ましくは2mm以上5mm以下である(図7(c)参照)。
ガイド溝42aの上底の長さW3は、搬送時の第1シート11の蛇行をより効果的に抑制する観点から、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1mm以上であり、また好ましくは5mm以下、より好ましくは10mm以下であり、また好ましくは0.5mm以上10mm以下、より好ましくは1mm以上5mm以下である(図7(c)参照)。ここで、ガイド溝42aの上底とは、ガイド凸部3の挿入方向Zの先端側の辺を意味する。
ガイド溝42aの下底の長さL3は、搬送時の第1シート11の蛇行をより効果的に抑制する観点から、好ましくは1mm以上、より好ましくは2mm以上であり、また好ましくは15mm以下、より好ましくは10mm以下であり、また好ましくは1mm以上15mm以下、より好ましくは2mm以上10mm以下である(図7(c)参照)。ここで、ガイド溝42aの下底とは、ガイド凸部3の挿入方向Zの基端側の辺を意味する。ガイド溝42aにおいて、上底の長さW3に対する下底の長さL3の比は、好ましくは1.1以上、より好ましくは1.3以上、更に好ましくは1.5以上であり、また好ましくは10以下、より好ましくは5以下、更に好ましくは3以下であり、また好ましくは1.1以上10以下、より好ましくは1.3以上5以下、更に好ましくは1.5以上3以下である。またガイド溝42aにおいて、下底の長さL3に対する深さH3の比は、好ましくは0.1以上、より好ましくは0.2以上であり、また好ましくは3以下、より好ましくは1.5以下である。
第1実施態様において、規制部材はガイドロール42であり、該ガイドロール42の外周部にガイド溝42aが設けられているため、第1シート11のガイド凸部3がガイド溝42aに挿入されやすくなり、一層容易且つ効果的に第1シート11の蛇行を抑制することが可能となる。
また、ガイドロール42は、逃げ溝45を有しているため、突起形成工程後の第1シート11を搬送するときに、第1シート11の突起2が該逃げ溝45を通過するようになっている。そのため、搬送工程において、第1シート11の突起2が、ガイドロール42の周面に接触してしまうことを防ぐことができ、該突起2の形状を所定の形状に維持したまま搬送し易くなる。
第1実施態様においては、ガイドロール42は回転駆動される駆動ロールとなっているため、ガイドロール42の回転速度を制御することにより、第1シート11を搬送方向Xに引っ張りながら該第1シート11を搬送することができる。第1シート11の搬送方向Xに張力を加えることにより、より効果的に第1シート11の蛇行を抑制することができる。
第1実施態様の搬送工程においては、ガイドロール42と第2ロール41との間に第1シート11を挟み込んでいるため、第1シート11が搬送方向Xと直交する方向Yにずれにくくなっており、より効果的に第1シート11の蛇行を抑制することができる。
第1実施態様のように、第1シート11のガイド凸部3が裏面凹部3aを有している場合、第1シート11の材質によっては、該裏面凹部3aの側壁部3bが幅方向Yに伸縮することに起因して、第1シート11がY方向に蛇行してしまう場合があるが(図8(a)参照)、第1実施態様の搬送工程においては、ガイドロール42のガイド溝42aにガイド凸部3が挿入されるとともに、該ガイド凸部3の裏面凹部3aに第2ロール41の補助凸部41aが挿入されるため(図8(b)参照)、該裏面凹部3aの側壁部3bが幅方向Yに伸縮することを防ぐことができるため、より効果的に第1シート11の蛇行を抑制することができる。
第1実施態様の搬送工程においては、第1シート11を間欠的に搬送することが好ましい。例えば、第1シート11を移動させる搬送工程と移動を停止する停止工程とを繰り返し、停止工程中に突起形成工程を行うことにより、ガイド凸部3の成形性が向上し、第1シート11の蛇行を一層確実に抑制することが可能となる。
また第1実施態様では、第1シート11及び第2シート12を接合して突起具連続体1Aを製造する工程と切断工程との間においても、ガイド凸部3及び規制部材により蛇行を抑制した搬送工程を行っている。より具体的には、製造された突起具連続体1Aを、ガイドロール42’と、該ガイドロール42’と対向して配された第2ロール41’との間に挟み込んだ状態で、切断工程へと搬送している。突起具連続体1Aがガイドロール42’と第2ロール41’との間に挟み込まれることにより、ガイドロール42’が有する一対のガイド溝42a,42aそれぞれに、突起具連続体1Aに含まれる第1シート11が有する一対のガイド凸部3,3がそれぞれ挿入される。これにより、突起具連続体1Aに含まれるガイド凸部3の位置がガイドロール42’により規制されるため、第1シート11を含む突起具連続体1Aの蛇行を抑制することができ、該突起具連続体1Aの適切な位置に対して加工を施し易くなり、より精度よく突起具1を製造することができる。また、複数箇所において搬送工程を行うことにより、搬送される第1シート11や突起具連続体1Aが蛇行することをより効果的に防止することもできる。
第1実施態様の製造方法に用いられる第1シート11と第2シート12とは同種のシートであってもよいし、異種のシートであってもよい。第1シート11及び第2シート12としては、任意のシート材料を用いることができ、例えば、不織布、織布、編み布等の繊維材料からなる繊維シート、樹脂フィルム、繊維シートと樹脂フィルムとのラミネート材等を用いることができる。これらの中でも、ガイド凸部3と突起2の成形性の観点から、不織布、樹脂フィルムが好ましい。
不織布としては、例えばエアスルー不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布、スパンレース不織布等が挙げられ、単層でも多層構造でもよい。不織布を構成する繊維は、例えば、ポリエチレンやポリプロピレンやポリブテン等のポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ナイロン等のポリアミド系樹脂等から構成することができる。
樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、セロファン、ナイロン、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート等の高分子材料からなるフィルム、透湿性フィルム等が挙げられる。
次に、本発明の好ましい第2実施態様について説明する。第2実施形態については、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。第2実施形態について特に説明しない点は、第1実施形態と同様であり、第1実施形態についての説明が適宜適用される。
第2実施態様の製造方法は、突起形成工程と、搬送工程と、切断工程とを有しており、切断工程は第1実施態様の製造方法と同様にして行うことができる。
第2実施態様の突起形成工程においては、第1シートに、突起2と該突起2と反対方向に突出するガイド凸部3を形成している。より具体的には、図9に示すように、一対のガイド形成用凹部31cと突起形成用突起31bとを有する上型31Bと、一対のガイド形成用突起32cと突起形成用凹部32bとを有する下型32Bとで、第1シート11を挟み込み加圧している。上型31Bのガイド形成用凹部31cと下型32Bのガイド形成用突起32cとで加圧された部分にガイド凸部3が形成される。
第2実施態様の搬送工程においても、突起形成工程後の第1シート11の搬送方向Xと直交する方向Yにおけるガイド凸部3の位置をガイドロール42Bにより規制した状態で該第1シート11を搬送するが、第2実施形態に係るガイドロール42Bは、図10(a)に示すように、ガイド突起42bを有している。より具体的には、ガイドロール42の外周部に突起42bが設けられている。ガイド突起42bは、第1シート11のガイド凸部3が有する裏面凹部3aに挿入されるようになっている。ガイドロール42Bにおいては、一対の大径部43のそれぞれに、ガイド突起42bが配されている。
第2実施態様の搬送工程においては、第1シート11の一対のガイド凸部3,3それぞれの裏面凹部3aに、ガイドロール42Bの一対のガイド突起42b,42bを挿入した状態で、第1シート11を搬送する。
そして、第1実施態様と同様に突起具連続体1Aを製造した後に、第1実施態様と同様に切断工程を行うことにより、個々の突起具1を得る。
第2実施態様の製造方法によっても、搬送工程において、前記Y方向におけるガイド凸部3の位置をガイドロール42Bにより規制した状態で第1シート11を搬送しているため、第1実施態様の製造方法と同様の効果が奏される。
第2実施態様の製造方法においては、ガイド凸部3の裏面凹部3aに挿入されるガイド突起42bを有しているため、搬送工程において、前記裏面凹部3aにガイド突起42bに挿入した状態で第1シート11を搬送することができるため、第1実施態様の製造方法と同様に、第1シート11の搬送中に、搬送方向Xと直交する方向Yの位置が更にずれにくく、第1シート11が蛇行することを更に抑制することができる。
また、第2実施態様においては、前記裏面凹部3aにガイド突起42bを挿入した状態で第1シート11を搬送することにより、該裏面凹部3aの側壁部3bが幅方向Yに伸縮することを防ぐことができるため、より効果的に第1シート11の蛇行を抑制することができる。
第2実施態様において、規制部材はガイドロール42Bであり、該ガイドロール42Bの外周部にガイド突起42bが設けられているため、第1シート11のガイド凸部3の裏面凹部3aにガイド突起42bが挿入されやすくなり、より第1シート11の蛇行を抑制しやすくすることが可能となる。
ガイド突起42bの突出高さH4は、搬送時の第1シート11の蛇行をより効果的に抑制する観点から、好ましくは1mm以上、より好ましくは2mm以上であり、また好ましくは7mm以下、より好ましくは5mm以下でありまた好ましくは1mm以上7mm以下、より好ましくは2mm以上5mm以下である(図10(b)参照)。
ガイド突起42bの上底の長さW4は、搬送時の第1シート11の蛇行をより効果的に抑制する観点から、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1mm以上であり、また好ましくは10mm以下、より好ましくは5mm以下であり、また好ましくは0.5mm以上10mm以下、より好ましくは1mm以上5mm以下である(図10(b)参照)。ここで、ガイド突起42bの上底とは、ガイド突起42bの突出方向Z1の先端側の辺を意味する。
ガイド突起42bの下底の長さL4は、搬送時の第1シート11の蛇行をより効果的に抑制する観点から、好ましくは1mm以上、より好ましくは2mm以上であり、また好ましくは15mm以下、より好ましくは10mm以下であり、また好ましくは1mm以上15mm以下、より好ましくは2mm以上10mm以下である(図10(b)参照)。ここで、ガイド突起42bの下底とは、ガイド形成用突起31aの突出方向Z1の基端側の辺を意味する。
以上、本発明をその好ましい実施態様に基づき説明したが、本発明は上述した実施態様に制限されない。
例えば、第1及び第2実施態様では、ガイド凸部3を第1シート11の突起2の両側に形成していたが、突起形成工程において、ガイド凸部3を1つのみ形成してもよいし、ガイド凸部3を3つ以上形成してもよい。また、第1及び第2実施態様に係るガイド凸部3は、第1シート11の搬送方向Xに沿って連続していたが、ガイド凸部3は不連続であってもよい。またガイド凸部3の断面形状は必ずしも台形形状である必要はなく、例えば、矩形形状、正方形形状、三角形形状、半円形状等であってもよい。
また第1及び第2実施態様においては、規制部材としてガイドロール42,42Bを用いていたが、規制部材としては、第1シート11の搬送方向Xと直交する方向Yの位置を規制することができるものを制限なく用いることができる。例えば、第1シート11の搬送方向Xと直交する方向Yの位置が固定され、且つ該搬送方向Xに延びる溝状又は突起状の部材であってもよい。第1シート11に複数のガイド凸部3を形成する場合、前記の溝状又は突起状の部材を、複数のガイド凸部3のそれぞれに対応する位置に配してもよい。また、規制部材は、前記Y方向の位置が固定された板状の部材であってもよい。
また第1及び第2実施態様に係るガイドロール42,42Bは駆動ロールであったが、ガイドロール42,42Bは、従動ロールであってもよい。ガイドロール42,42Bが従動ロールであるときは、例えば、第2ロール41が駆動ロールであってもよいし、ガイドロール42,42B及び第2ロール41とは別に、第1シート11を搬送する駆動ロールを備えていてもよい。
また、第1及び第2実施態様の製造方法は、突起形成工程後であって、第1シート11と第2シート12とを接合する前に、第1シート11の突起2の突出する面とは反対側の面側から、突起2の内部に機能性の組成物等を充填する工程を有していてもよい。
また、第1及び第2実施態様では、第1シート11と第2シート12とを有する突起具1を製造していたが、本発明の製造方法により製造される突起具は、第2シート12を有していなくてもよい。つまり、第1シート11における突起2が突出している面とは反対側の面に第2シート12を配する工程や第1シート11と第2シート12とを接合する工程を行う必要は必ずしもない。
また、本発明に係る規制部材は、ガイド溝42aとガイド突起42bの両方を有していてもよい。例えば、図11に示すように、突起形成工程後の第1シート11が、突起2と同方向に突出するガイド凸部3及び突起2と反対方向に突出するガイド凸部3の両方を有する場合に、ガイド溝42aとガイド突起42bの両方を有するガイドロール42Cを用いることもできる。
また、本発明の製造方法においては、突起形成工程にて第1シート11に形成される突起2とガイド凸部3とは、同じ方向に突出していてもよいし、反対方向に突出していてもよい。
以下、実施例を基に本発明を更に詳述するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
〔実施例〕
上述した実施態様の突起具1の製造方法により突起具1を製造した。突起具1を製造した具体的な条件は以下のとおりである。
・第1シート:ポリエチレンテレフタレート(PET)不織布、ポリエチレン(PE)フィルム及びポリエチレンテレフタレート(PET)不織布をこの順で積層した積層シート
・加工速度:25個/min
・上型31のガイド形成用突起31aの突出高さH1:3mm
・上型31のガイド形成用突起31aの上底の長さW1:2mm
・上型31のガイド形成用突起31aの下底の長さL1:5mm
・下型32のガイド形成用凹部32aの深さH2:3mm
・下型32のガイド形成用凹部32aの上底の長さW2:2mm
・下型32のガイド形成用凹部32aの下底の長さL2:5mm
・ガイドロール42のガイド溝42aの深さH3:3mm
・ガイドロール42のガイド溝42aの上底の長さW3:2mm
・ガイドロール42のガイド溝42aの下底の長さL3:5mm
・突起具1の平面視形状:幅50mm、長さ50mmの略矩形形状
〔比較例〕
以下の点以外は、実施例と同様にして突起具1を形成した。
・上型31として、ガイド形成用突起31aを有しない上型を用いた。
・下型32として、ガイド形成用凹部32aを有しない下型を用いた。
・ガイドロール42として、ガイド溝42aを有しないガイドロールを用いた。
・第2ロール41として、補助凸部41aを有しない第2ロールを用いた。
実施例及び比較例の方法により突起具1を製造したときの、第1シート11の蛇行量を以下の方法により測定した。実施例の方法において、蛇行量は1.5mmであった。比較例の方法において、蛇行量は3.5mmであった。第1シート11にガイド凸部3を形成し、該ガイド凸部3をガイド溝42aに挿入しながら第1シート11を搬送した実施例の方法は、第1シート11にガイド凸部3を形成せずに突起具1を製造した比較例の方法に比して、第1シート11の蛇行を効果的に抑制することができることが分かった。
〔蛇行量の測定方法〕
図2中の位置Aにおいて、間欠搬送される第1シート11の所定位置に計測の基準とする印を付ける。第1シート11を搬送し、図2中の位置Bに設置したカメラ(株式会社キーエンス製:CV-S035CH)で、前記の印のあるシートの画像を取得する。そして、取得した画像から印の座標を検出し、搬送方向Xと直交する方向Yの座標を値Y0とする。上記の第1シート1の間欠搬送を継続し、第1シートに対する印付け及びその検出を繰り返した。印は、プレス金型30や切断手段61との相対位置が固定された特定位置に繰り返し付けた。最初に印を付けた時点を測定開始時点(t=0)としてt分後(但しtは1~10の自然数)に付けた各印について、搬送方向Xと直交する方向Yの座標を求めて、それぞれ座標を値Ytとした。測定開始時及びt分後の座標は、プレス金型30や切断手段61との相対位置が固定された共通する特定位置を原点として求めた。
そして、tを1~10(自然数)として、各々下記式で求められるt分後の蛇行量の最大値を、上述した実施例及び比較例の結果の蛇行量とした。
t分後の蛇行量=|YtーY0| ・・・(1)
なお、蛇行量は、座標から求められる数値をmm単位の値に換算して示した。
1 突起具
2 突起
3 ガイド凸部
11 第1シート
12 第2シート
30 金型
31 上型
32 下型
42 ガイドロール
42a ガイド溝

Claims (12)

  1. 樹脂からなるシートの一面から突出する突起を有する突起具の製造方法であって、
    プレス金型を用いて、樹脂からなる帯状のシートに、前記突起及び該シートの長手方向に延びるガイド凸部を同時に形成する突起形成工程と、
    前記突起形成工程後の前記シートを、搬送方向と直交する方向における前記ガイド凸部の位置を規制部材により規制した状態で搬送する搬送工程と、
    前記シートを前記突起と前記ガイド凸部とを分離するように切断して個々の前記突起具を得る切断工程とを具備する、突起具の製造方法。
  2. 前記規制部材は、前記ガイド凸部が挿入されるガイド溝を有している、請求項1に記載の突起具の製造方法。
  3. 前記ガイド凸部は、突出方向とは反対側が凹部となっており、
    前記規制部材は、前記凹部に挿入されるガイド突起を有している、請求項1又は2に記載の突起具の製造方法。
  4. 前記規制部材は、前記シートが外周面に当接するガイドロールであり、
    前記ガイドロールの外周部に前記ガイド溝及び前記ガイド突起の何れか一方又は両方が設けられている、請求項2又は3に記載の突起具の製造方法。
  5. 前記ガイドロールは、前記突起具の突起の突出長さよりも深さが深い逃げ溝を有している、請求項4に記載の突起具の製造方法。
  6. 前記ガイドロールは、回転駆動される駆動ロールである、請求項4又は5に記載の突起具の製造方法。
  7. 前記搬送工程においては、前記ガイドロールと、該ガイドロールと対向して配された第2ロールとの間に前記シートを挟み込んだ状態で該シートを搬送する、請求項4~6の何れか1項に記載の突起具の製造方法。
  8. 前記ガイド凸部は、該ガイド凸部の突出方向とは反対側に裏面凹部を有しており、
    前記第2ロールは、前記裏面凹部内に挿入される補助凸部を有しており、
    前記挟み込んだ状態においては、前記ガイドロールの前記ガイド溝に前記ガイド凸部が挿入されるとともに、該ガイド凸部の前記裏面凹部に前記第2ロールの前記補助凸部が挿入される、請求項7に記載の突起具の製造方法。
  9. 前記ガイド凸部は、前記突起を挟んで、前記搬送方向と直交する方向における該突起の両側に形成される、請求項1~8の何れか1項に記載の突起具の製造方法。
  10. 前記ガイド凸部は、前記搬送方向に直交する方向の断面形状が台形形状である、請求項1~9の何れか1項に記載の突起具の製造方法。
  11. 前記シートは、不織布又はフィルムである、請求項1~10の何れか1項に記載の突起具の製造方法。
  12. 前記搬送工程において、前記帯状のシートを間欠的に搬送する、請求項1~11の何れか1項に記載の突起具の製造方法。
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