JP2003178544A - ディスクカートリッジ - Google Patents
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Abstract
きるディスクカートリッジを提供する。 【解決手段】 ディスクが収納されるケースにはディス
クの非情報領域を支持するように複数の支持部が設けら
れるか、またはケース内のシャッタにディスクの非情報
領域である最外郭縁部を支持するように突出した支持部
が設けられることを特徴とする。これにより、ディスク
の非情報領域にのみシャッタが接触するように構成され
ていて開口ホールの開閉のための動作時にもディスク情
報領域を安全に保存できる。
Description
のディスクを収納してホコリや指紋などの汚染源からそ
の記録面を保護するディスクカートリッジに関する。
録再生媒体であるディスクを収納してディスクドライブ
装置に装着されるものであって、図1に示されたよう
に、ディスクカートリッジ100はディスクDを収納す
るケース101と、ケース101内に回転可能に設けら
れてディスクドライブ装置のピックアップ(図示せず)
がディスクDにアクセスできるようにケース101に形
成された開口ホール102を選択的に開閉するシャッタ
110とを含んで構成される。そして、参照符号103
はディスクDがホコリにより汚れることを防止するため
にその収納空間を上方から密閉してホコリの流入を防止
するカバーを示す。ところが、最近にはディスクDの記
録面にホコリがついていてもそれによる信号処理時の影
響をソフトウェアでほとんどなくせる技術が発達される
につれてカバー103は省略する勢いである。
ディスクドライブ装置に入れれば、図2Aに示されたよ
うに、ディスクドライブ装置に設けられたオープニング
レバー120がロッキング片111aをまず押してシャ
ッタ110の突起111cとケース101の溝101a
とのロッキングを解除させ、次いで、図2Bに示された
ように干渉片111bを押してシャッタ110を回転さ
せる。シャッタ110は左右回転軸110aに各々回転
可能に設けられて連動鋸歯部113に噛み合った第1、
2シャッタ部111、112で構成されており、干渉片
111bと一体に連結された第1シャッタ部111が時
計回り方向に回転すれば前記第2シャッタ部112は反
時計回り方向に回転し、これにより第1、2シャッタ部
111、112の間が離れて開口ホール102が開放さ
れる。したがって、以後には開放された開口ホール10
2を通じてディスクドライブ装置のピックアップ(図示
せず)がディスクD記録面にアクセスして情報の記録及
び/または再生作業を行う。そして、図示されていない
が、第1シャッタ部111とケース101の底面との間
にはその第1シャッタ部111を図の反時計回り方向、
すなわち、開口ホール102を閉じる方向に弾性加圧す
るトーションスプリングが回転軸110aに設けられて
いて、オープニングレバー120により加わった力が除
去されればシャッタ110を元来の閉鎖状態に戻す。
01内にシャッタ110を設け、そのシャッタ110上
にディスクDを載せるために、シャッタ110の開閉動
作時にディスク記録面(図のディスク下面)とシャッタ
110との間に面接触が発生して、ディスク記録面にス
クラッチなどの損傷が生じる恐れがある。このようなス
クラッチは小さなホコリ粒子がつくこととは比較できな
い大きい外乱要素として作用できる。したがって、前記
のようにシャッタ110を開閉する間にもディスクの記
録面を保護できる構造が要求されている。
勘案したものであって、ケース内に設けられたシャッタ
の開閉動作時にもディスク記録面の安全を保証できるよ
うに改善されたディスクカートリッジを提供するのにそ
の目的がある。
の本発明のディスクカートリッジは、ディスクが収納さ
れるケースと、前記ケース内のディスク下方に移動可能
に設けられてそのケースに形成された開口ホールを選択
的に開閉するシャッタとを含むディスクカートリッジに
おいて、前記シャッタには前記ディスクの非情報領域を
支持するように突出した支持部が設けられていることを
特徴とする。
ディスクカートリッジは、ディスクが収納されるケース
と、前記ケース内のディスク下方に移動可能に設けられ
てそのケースに形成された開口ホールを選択的に開閉す
るシャッタとを含むディスクカートリッジにおいて、前
記ケースには前記シャッタと干渉しない位置に前記ディ
スクの非情報領域を支持するように突出した支持部が設
けられていることを特徴とする。
によるディスクカートリッジは、ディスクが収納される
ケースと、前記ケース内のディスク下方に移動可能に設
けられてそのケースに形成された開口ホールを選択的に
開閉するシャッタとを含むディスクカートリッジにおい
て、前記ケースにはディスクの非情報領域であるクラン
ピング領域を支持するように複数の支持部が設けられて
おり、前記シャッタにはシャッタが開閉される時に前記
支持部と干渉しないようにガイドホールが設けられてい
ることを特徴とする。
明の望ましい実施例について詳細に説明する。
るディスクカートリッジを示す。
ッジ200はディスクDを収納するケース201と、前
記ディスクDの下方でケース201に形成された開口ホ
ール202を開閉するシャッタ210、そして選択的な
要素としてケース201の上面を覆うカバー203を具
備している。
内部に相互対称的に回転するように設けられた第1、2
シャッタ部211、212よりなる。したがって、第
1、2シャッタ部211、212が図5のように隙間が
開かれる方向に回転すれば開口ホール202が開放さ
れ、図3のように隙間が閉められる方向に回転すれば開
口ホール202が閉鎖される。参照符号213は第1、
2シャッタ部211、212を連動可能に連結する連動
鋸歯部であって、これにより第1シャッタ部211が回
転すれば第2シャッタ部212はそれと対称する方向に
共に回転する。
タ部211とケース201の底面との間にはその第1シ
ャッタ部211を図の反時計回り方向、すなわち、開口
ホール202を閉鎖する方向に弾性加圧するトーション
スプリングが回転軸210aに設けられており、オープ
ニングレバー120により加わった力が除去されればシ
ャッタ210を元来の閉鎖状態に戻す。
2には前記ディスクDの最外郭縁部D3に接触される支
持部220、230が突出している。すなわち、前記デ
ィスクDには内周側のクランピング領域D1、情報が記
録される情報領域D2及び、情報領域D2の外郭縁部D
3が設けられているが、このうち非情報領域の一つであ
る縁部D3を支持部220、230でもって支持するこ
とによって、情報領域D2とシャッタ210との接触を
避けるようにする。このうち、図の上側に突出した支持
部220は、図4に示されたように、ディスク円周に沿
って形成された平面部221と、それからディスク中心
側に下向き傾斜した傾斜部222とを具備する。したが
って、図5から見れば、シャッタ210が閉められた状
態で傾斜部222がディスクDの情報領域D2を侵犯し
ているように見えるが、実際には傾斜があるために傾斜
部222がディスクDに接触しない。その代わりに、こ
の傾斜部222はシャッタ210がオープンされた時に
ディスクDの縁部D3を支持する。すなわち、シャッタ
210の回転軸210aがディスクDの中心と一致しな
いために、シャッタ210が回転しながら開かれれば平
面部221はディスクDの縁部D3を支持する位置から
若干外れる。この時、傾斜部222が平面部221の代
わりに縁部D3を支持する。
00をディスクドライブ装置内に入れれば、図5に示さ
れたように、ディスクドライブ装置に設けられたオープ
ニングレバー120がロッキング片211aを押して突
起211cと溝201aとのロッキングを解除した後、
干渉片211bを押して第1シャッタ部211を時計回
り方向に回転させる。これにより、第2シャッタ部21
2は連動鋸歯部213により反時計回り方向に回転して
第1、2シャッタ部211、212の間に開口ホール2
02が開放される。ところで、この時、前記ディスクD
には第1、2シャッタ部211、212の支持部22
0、230だけ接触されており、その支持部位も非情報
領域であるディスクDの縁部D3に限定されているため
に、シャッタ210の開閉動作時にも記録面の情報領域
が損傷する危険はほとんどない。
202を閉じて図3の状態に戻る時にも、支持部22
0、230とディスクDの縁部D3とだけ接触した状態
で動作するので、ディスクDの情報領域D2は安全に保
存できる。
例によるディスクカートリッジを示す。
同一機能を遂行する同一部材を示す。本実施例ではディ
スクDの縁部D3を支持する支持部240をシャッタ2
10ではないケース201の底面に直接形成した点に特
徴がある。すなわち、動くシャッタ210にはなく、固
定されたケース201の底面に支持部240を形成して
ディスクDを支持することによって、シャッタ210と
ディスクDとの接触を元から防止したことが特徴であ
る。もちろん、この支持部240はシャッタ210の回
転領域と干渉しない位置に形成されねばならない。
リッジ200をディスクドライブ装置内へ入れれば、図
7に示されたように、ディスクドライブ装置に設けられ
たオープニングレバー120がロッキング片211aを
押して突起211cと溝201aとのロッキングを解除
した後、干渉片211bを押して第1シャッタ部211
を時計回り方向に回転させる。それにより、第2シャッ
タ部212は連動鋸歯部213により反時計回り方向に
回転し、第1、2シャッタ部211、212の間に開口
ホール202が開放される。しかし、このようなシャッ
タ動作時にも前記ディスクDは支持部240に支持され
ており、シャッタ210とは接触しないので、記録面の
情報領域が損傷する恐れはない。
部に設けられたシャッタ210を開閉してもディスクD
の情報領域D2が損傷することを防止できる。
カートリッジを示す分解斜視図、図9は図8に示された
B部分を拡大して示す図、図10は図8に示されたC部
分を拡大して示す図、図11は図8に示されたディスク
カートリッジのシャッタオープン状態を示す平面図であ
る。
機能を遂行する同一部材を示す。まず図8を参照すれ
ば、本実施例によるディスクカートリッジ200はディ
スクDを収納するケース201と、前記ディスクDの下
方でケース201に形成された開口ホール202を開閉
するシャッタ210とを具備している。
情報領域であるクランピング領域D1に接触する複数の
支持部250が突出して設けられている。そして、シャ
ッタ210にはシャッタ210が開閉される時、支持部
250と接触して干渉しないようにガイドホール21
5、216が切除されて形成されている。
はケース201から延びてシャッタ210の上面に突出
して設けられた突出部251と、突出部251の上面に
設けられてディスクDのクランピング領域D1を支持す
る接触部252とより構成されている。
0が開閉される時、突出部251と接触して干渉しない
ようにシャッタ210に対向して円弧型の長ホールで形
成されている。一方、符号216のガイドホールはシャ
ッタ210が開閉される時、突出部251と接触して干
渉しないように短ホールで形成されている。
も上側に位置しており、接触部252の一側の長さlは
ガイドホール215、216の幅wよりも大きく設けら
れることが望ましい。したがって、シャッタ210が閉
じられている状態で外部から力が加わって、すなわち、
シャッタ210がディスクD方向に押される場合にも、
シャッタ210は接触部252にかかってそれ以上押さ
れることが防止される。したがって、シャッタ210は
ディスクDの情報領域D2に接触しないのでディスクD
の情報領域D2の損傷が防止される。
ジ200を取扱う最中にシャッタ210を任意に押す場
合にも、シャッタ210は支持部252にかかってディ
スクDの情報領域D2に接触しない。
領域D1、情報が記録される情報領域D2及び、情報領
域D2の外郭縁部D3が設けられているが、このうち非
情報領域の一つであるクランピング領域D1を支持部2
50でもって支持することによって、情報領域D2とシ
ャッタ210との接触を防止でき、またシャッタ210
が閉じられている場合にも支持部252でもって情報領
域D2とシャッタ210との接触を防止できる。
が、本発明は四角形に限定されずに同じ機能をするもの
であれば円筒形などのように多様な変容が可能である。
ッジの動作を詳細に説明すれば次の通りである。
0をディスクドライブ装置(図示せず)内へ入れれば、
図11に示されたようにディスクドライブ装置に設けら
れたオープニングレバー120がロッキング片211a
を押して突起211cと溝201aとのロッキングを解
除した後、干渉片211bを押して第1シャッタ部21
1を時計回り方向に回転させる。すると、第2シャッタ
部212は連動鋸歯部213により反時計回り方向に回
転して第1、2シャッタ部211、212の間に開口ホ
ール202が開放される。
域D1にのみ支持部252が接触しているので、シャッ
タ210の開閉動作時にも記録面の情報領域D2がスク
ラッチなどによって損傷する恐れはほとんどない。
202を閉じて図8の状態に戻る時にも、支持部252
とディスクDのクランピング領域D1とだけが接触した
状態で動作するので、ディスクD情報領域D2は安全に
保存できる。
リッジは、第1に、ケースやシャッタに形成された支持
部がディスクの非情報領域にのみ接触するので開口ホー
ルの開閉のためのシャッタの動作時にもディスク情報領
域を安全に保存できる。
外部からシャッタに力が加わってもシャッタが支持部に
かかってそれ以上押されなくなってディスク情報領域を
保存できる。
る。
ッタ開閉状態を示す平面図である。
ッタ開閉状態を示す平面図である。
ジを示す斜視図である。
タオープン状態を示す平面図である。
ジを示す斜視図である。
タオープン状態を示す平面図である。
ジを示す分解斜視図である。
ッタオープン状態を示す平面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 ディスクが収納されるケースと、前記ケ
ース内のディスク下方に移動可能に設けられてそのケー
スに形成された開口ホールを選択的に開閉するシャッタ
とを含むディスクカートリッジにおいて、 前記シャッタには前記ディスクの非情報領域を支持する
ように突出した支持部が設けられていることを特徴とす
るディスクカートリッジ。 - 【請求項2】 前記非情報領域はディスクの最外郭縁部
であることを特徴とする請求項1に記載のディスクカー
トリッジ。 - 【請求項3】 ディスクが収納されるケースと、前記ケ
ース内のディスク下方に移動可能に設けられてそのケー
スに形成された開口ホールを選択的に開閉するシャッタ
とを含むディスクカートリッジにおいて、 前記ケースにはディスクの非情報領域である内周側を支
持するように複数の支持部が設けられており、前記シャ
ッタにはシャッタが開閉される時に前記支持部と干渉し
ないようにガイドホールが設けられていることを特徴と
するディスクカートリッジ。 - 【請求項4】 前記支持部は前記ケースから延びて設け
られた突出部と、前記突出部の上面に設けられて前記デ
ィスクの内周側と接触する接触部とよりなることを特徴
とする請求項3に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項5】 前記接触部の一側の長さは前記ガイドホ
ールの幅よりも大きく設けられていることを特徴とする
請求項4に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項6】 ディスクが収納されるケースと、前記ケ
ース内のディスク下方に移動可能に設けられてそのケー
スに形成された開口ホールを選択的に開閉するシャッタ
とを含むディスクカートリッジにおいて、 前記ケースには前記シャッタと干渉しない位置に前記デ
ィスクの非情報領域を支持するように突出した支持部が
設けられたことを特徴とするディスクカートリッジ。 - 【請求項7】 前記非情報領域はディスクの最外郭縁部
であることを特徴とする請求項6に記載のディスクカー
トリッジ。
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