JP2001229643A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP2001229643A
JP2001229643A JP2000039769A JP2000039769A JP2001229643A JP 2001229643 A JP2001229643 A JP 2001229643A JP 2000039769 A JP2000039769 A JP 2000039769A JP 2000039769 A JP2000039769 A JP 2000039769A JP 2001229643 A JP2001229643 A JP 2001229643A
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disk
shutter
spring
cartridge
storage chamber
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Kazuyuki Yamamoto
一幸 山本
Kazuo Takahashi
和夫 高橋
Toshio Mamiya
敏夫 間宮
Takashi Yamada
孝 山田
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Original Assignee
Sony Corp
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    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • G11B23/0301Details
    • G11B23/0313Container cases
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    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B23/50Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges
    • G11B23/505Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges of disk carriers

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク収納室内での空気流の循環効率及び
集塵効率を向上させ、かつ、シャッターばねのばね力を
小さくすること。 【解決手段】 カートリッジ本体24内で、ディスク収
納室31の外側に上下ハーフ22、23の上側及び下側
隔壁29、30によって仕切られて、分離、独立された
ばね収納室81を形成し、そのばね収納室81内に組み
込まれた捩りコイルばね82でシャッター35の開閉ア
ーム部40を閉方向に回動駆動するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リムーバルハード
ディスク・ドライブ装置等の大容量ディスクドライブに
適用するのに好適なディスクカートリッジの技術分野に
属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図16に示すようなディスク
ドライブ装置の一例であるリムーバルハードディスク・
ドライブ装置(以下、単にR−HDDと記載する)1
は、上面が開放されたドライブ本体2の上部を上カバー
3で閉塞し、ドライブ本体2内の前側位置にカートリッ
ジホルダー4が配置されている。そして、このカートリ
ッジホルダー4の前端4aにはカートリッジ挿入口5が
ほぼ全幅に亘って形成されていて、このカートリッジホ
ルダー4の後端4bの左右両側には左右一対の支点ピン
6が配置されている。そして、カートリッジホルダー4
の前端側の下部に組み込まれたカートリッジ昇降機構
(図示せず)によって、このカートリッジホルダー4の
前端4aが左右一対の支点ピン6を中心にドライブ本体
2の上下方向である矢印a、b方向に昇降自在に構成さ
れている。そして、ドライブ本体2内で、カートリッジ
ホルダー4の下部にはスピンドルモータ7が配置され、
そのスピンドルモータ7のロータと一体に回転されるデ
ィスクテーブル8にはチャッキングマグネット9が埋設
されている。そして、ドライブ本体2内でカートリッジ
ホルダー4の後部には回動型ヘッドアクチュエータであ
る屈曲型ヘッドアクチュエータ10が配置されていて、
この屈曲型ヘッドアクチュエータ10はヘッドアーム1
1の先端に上下一対のサスペンション12を所定角度に
屈曲させて取り付け、その上下一対のサスペンション1
2の先端に上下一対の浮上ヘッドスライダ13を取り付
けたものである。そして、この屈曲型ヘッドアクチュエ
ータ10は前後方向である矢印c、d方向に回転駆動さ
れるように構成されていて、ダイナミックロード/アン
ロード用ランプ(以下、単にランプと記載する)14が
上下一対のサスペンション12間に配置されている。
【0003】次に、図17に示すように、R−HDD1
に使用される従来のディスクカートリッジ21は合成樹
脂成形品で構成された上下ハーフ(上下シェルとも言
う)22、23を上下からビス止めや接着等にて一体に
結合させた扁平なカートリッジ本体24と、そのカート
リッジ本体24内に回転自在に収納されたリムーバル・
ハードディスクである記録用ディスク(以下、単にディ
スクと記載する)25を有している。また、ディスク2
5の中央には強磁性体で構成されたセンターコア26が
固着されている。そして、カートリッジ本体24の円弧
状に形成された前端部24aの一側方へ偏位された位置
には横長の開口であるヘッド挿入口27が上下ハーフ2
2、23間に跨がる状態に形成されていて、下ハーフ2
3のほぼ中央部にはディスク25のセンターコア26が
遊びを有して嵌合されている円形のディスクテーブル挿
入口28が開口されている。
【0004】そして、図16に1点鎖線で示すように、
R−HDD1のカートリッジホルダー4の前端4aを矢
印a方向に上昇させた状態で、図17に示したディスク
カートリッジ21をそのカートリッジホルダー4の前端
部24a側からカートリッジ挿入口5を通してカートリ
ッジホルダー4内に矢印e方向から斜めに挿入した後、
図16に実線で示すように、カートリッジホルダー4の
前端4aを矢印b方向に下降させて、ディスクカートリ
ッジ21のカートリッジホルダー4をドライブ本体2内
の左右一対の位置決めピン及び高さ基準ピン(何れも図
示せず)上に水平状に装着して位置決めし、スピンドル
モータ7のディスクテーブル8をカートリッジ本体24
のディスクテーブル挿入口28内に下方から相対的に挿
入して、ディスク25のセンターコア26をディスクテ
ーブル8上にチャッキングマグネット9によってマグネ
ットチャッキングする。
【0005】そして、このディスクカートリッジ21の
装着後に、スピンドルモータ7によってディスク8を高
速で回転駆動し、引き続き、屈曲型ヘッドアクチュエー
タ10を矢印c方向に回動駆動して、上下一対のサスペ
ンション12をランプ14上で矢印c方向に摺らせて、
これら上下一対のサスペンション12の上下間隔をこれ
らのサスペンション12自身のばね力によって縮小させ
るようにして、上下一対の浮上ヘッドスライダ13をデ
ィスクカートリッジ21のヘッド挿入口27に矢印c方
向から挿入して、ディスク25の上下両記録面上にロー
ドする。そして、屈曲型ヘッドアクチュエータ10の矢
印c、d方向の回動により、上下一対の浮上ヘッドスラ
イダ13をディスク25の内外周間で矢印c、d方向に
シークして、ディスク25に情報の記録、再生を行うよ
うに構成されている。なお、ディスク25の記録、再生
の終了後には、図16に1点鎖線で示すように、カート
リッジホルダー4の前端4aを矢印a方向に上昇して、
そのカートリッジ挿入口5からディスクカートリッジ2
1を矢印f方向に斜め上方に抜き取る。
【0006】なお、回動型ヘッドアクチュエータとして
屈曲型ヘッドアクチュエータ10を使用すると、ディス
クカートリッジ21のヘッド挿入口27の横幅の最小化
及び上下一対の浮上ヘッドスライダ13のダイナミック
ロード/アンロード機構の簡素化、高信頼性が可能にな
り、高品質のR−HDD1を構成できる。また、ディス
ク25の記録、再生中には、上下一対の浮上ヘッドスラ
イダ13はディスク25の高速回転によってその上下両
記録面に発生する空気流によって浮上され、非接触状態
で情報の記録、再生を行っている。
【0007】ところで、図17〜図21に示すように、
従来のディスクカートリッジ21は、カートリッジ本体
24の前端部24aを除く3面である後端部24b及び
左右両側部24c、24dに沿わせるようにして円弧状
に形成され、かつ、周方向に分割された複数のリブ状の
上側隔壁29及び下側隔壁30を上下ハーフ22、23
の上下対向面である内面22a、23aに垂直状で、か
つ、上下対称状に一体成形し、上下ハーフ22、23を
上下から一体に結合させることによって、これら複数の
上側隔壁29及び下側隔壁30を上下から突き合わせ
て、これら複数の上側隔壁29及び下側隔壁30の内側
にほぼ円形状のディスク収納室31を形成している。そ
して、そのディスク収納室31内にディスク25を回転
自在で水平状に挿入し、そのディスク収納室31のほぼ
中央相当位置で、下ハーフ23に円形のディスクテーブ
ル挿入口28を形成(開口)している。この際、下ハー
フ23の内面23a上で、ディスクテーブル挿入口28
の外周に複数個、例えば3個のダボ32が一体成形され
ていて、ディスク25のセンターコア26がこれらのダ
ボ32上に載置されて位置決めされ、そのディスク25
が下ハーフ23の内面23aに対して上方に浮かされた
状態で水平に支持されている。
【0008】そして、ステンレス板等の薄い金属板で構
成されたシャッター35がディスク収納室31内を前後
方向に横断する状態で、ディスク25の下部で下ハーフ
23の内面23a上に水平状に配置されている。このシ
ャッター35には、幅の狭いほぼ扇形の水平板に形成さ
れているディスクテーブル挿入口開閉部36と、そのデ
ィスクテーブル挿入口開閉部36の前端側(カートリッ
ジ本体24の前端部24a側を言う)の端部から上方に
垂直状に折り曲げられて、カートリッジ本体24の前端
部24aの内側に沿って円弧状に形成されたヘッド挿入
口開閉部37と、ディスクテーブル挿入口開閉部36の
後端側(カートリッジ本体24の後端部24b側を言
う)に形成された回動支点側端部である基端部38と、
ディスクテーブル挿入口開閉部36の一方の側面36a
で基端部38の近傍位置に形成されたばね係止部39
と、ディスクテーブル挿入口開閉部36の一方の側面3
6aで、基端部38から前端側へ大きな距離分偏位され
た位置から一側方へ延出され、基端部38の後述する支
点ピン45を中心とする円弧状に形成された開閉アーム
部40とが一体にプレス加工されている。なお、ディス
クテーブル挿入口開閉部36の他方の側面36bのほぼ
中央部にはディスクテーブル挿入口28に対する逃げ用
の切欠き41が形成され、一方の側面36aの前端近傍
位置にも後述するフィルター収納部59に対する逃げ用
の切欠き42が形成されている。
【0009】そして、ディスク収納室31の後端で、カ
ートリッジ本体24のセンターから一側方へオフセット
された位置に、そのディスク収納室31の外周壁を構成
している上下ハーフ22、23の上側及び下側隔壁2
9、30の一部を後方側(外側であること)へ凹ませる
ことによって形成されて、そのディスク収納室31と連
通されたばね収納室44を設けている。そして、そのば
ね収納室44内の一側部で下ハーフ23の内面23a上
に垂直状に一体成形された回動支点である支点ピン45
にシャッター35の基端部38を回動自在に挿入して、
シャッター35をその支点ピン45を中心に左右方向で
ある矢印g、h方向に回動自在に構成している。そし
て、シャッターばねとして、ばね力(ばね定数)の大き
な捩りコイルばね47を使用していて、ばね収納室44
内の他側部で下ハーフ23の内面23a上に垂直状に一
体成形されたボス形状のばね係止部46の外周に捩りコ
イルばね47のコイル部48を上方から挿入して取り付
けている。そして、その捩りコイルばね47のほぼハの
字状に形成されている作用端49と固定端50のうちの
作用端49の先端をシャッター35のばね係止部39に
係止し、固定端50の先端を下ハーフ23の下側隔壁3
0の凹状部の内側に当接させて、その作用端49のばね
力によってシャッター35を図20に示す開位置から図
21に示す閉位置へ矢印g方向に回動付勢している。な
お、シャッター35のディスクテーブル挿入口開閉部3
6に支点ピン45を中心とする円弧状に形成された一対
のガイド溝51を下ハーフ23の内面23aでディスク
テーブル挿入口28の周辺に一体成形されている3つの
ダボ32のうちの2つにスライド自在に係合させて、こ
れらのダボ32でシャッター35をガイドしている。ち
なみに、カートリッジ本体25の前端部25a及びその
内側のシャッター35のヘッド挿入口開閉部37は支点
ピン45を中心とした円弧状に形成されている。
【0010】そして、シャッター35の開閉アーム部4
0は下ハーフ23の下側隔壁30の一部に形成された切
欠きである凹部52を挿通して、ディスク収納室31の
外部でカートリッジ本体24の後端部24b側の一側方
へ突出されていて、更に、その開閉アーム部40の先端
40aがカートリッジ本体24の一方の側部24cの後
端側で、上下ハーフ22、23間に水平状に形成された
スリット53から外方へ突出されている。なお、開閉ア
ーム部40の先端40aはほぼクランク状の屈曲部40
bによってその開閉アーム部40から上方に屈曲された
後に、スリット53から横外方へ水平状に突出されてい
る。そして、図16で説明したように、ディスクカート
リッジ21をそのカートリッジ本体24の前端部24a
側からR−HDD1のカートリッジホルダー4内に矢印
e方向から斜めに挿入した時に、カートリッジホルダー
4内の一側部に設けられているシャッター開手段(図示
せず)によって開閉アーム部40の先端40aが図21
に示す閉位置から図20に示す開位置まで矢印f方向に
相対的に駆動される。すると、シャッター35が捩りコ
イルばね47の作用端49のばね力に抗して図21に示
す閉位置から図20に示す開位置まで支点ピン45を中
心に矢印h方向に回動されて、カートリッジ本体24の
ヘッド挿入口27とディスクテーブル挿入口28が同時
に開かれるように構成されている。
【0011】なお、図16で説明したように、ディスク
25の記録、再生後に、ディスクカートリッジ21をR
−HDD1のカートリッジホルダー4から矢印f方向に
抜き取ると、シャッター35が捩りコイルばね47の作
用端49のばね力によって図20に示す開位置から図2
1に示す閉位置まで支点ピン45を中心に矢印g方向に
自動的に回動されて、カートリッジ本体24のヘッド挿
入口27とディスクテーブル挿入口28がそのシャッタ
ー35のヘッド挿入口開閉部37とディスクテーブル挿
入口開閉部36によって自動的に閉じられるように構成
されている。
【0012】なお、カートリッジ本体24の後端部24
b側で下ハーフ23の左右両コーナー近傍位置には、真
円形状と長円形状の左右一対の位置決め用穴54、55
が内部に開口されているボス形状の左右一対の位置決め
用凸部56、57が一体成形されていて、図16で説明
したように、ディスクカートリッジ21をカートリッジ
ホルダー4によって矢印b方向に装着した時に、R−H
DD1のドライブ本体2内に設けられている左右一対の
位置決めピン(図示せず)にディスクカートリッジ21
の左右一対の位置決め用穴54、55が上方から嵌合さ
れて、ディスクカートリッジ21がドライブ本体2内に
水平状に位置決めされるように構成されている。また、
その下ハーフ23で一方の位置決め用凸部56の内側位
置にはディスク25の誤消去防止用のライトプロテクタ
58が左右方向にスライド自在に組み込まれている。ま
た、カートリッジ本体24の前端部24a側で、ヘッド
挿入口27とは反対側のコーナー部分で、ディスク収納
室31の外側位置にはほぼ円弧状のフィルター収納室3
1が上下ハーフ22、23の上側及び下側隔壁29、3
0の一部で仕切られた状態に形成されている。そして、
そのフィルター収納室31の円弧方向の両端部がディス
ク収納室31に連通されていて、そのフィルター収納室
59内には循環フィルター60が脱着可能に収納されて
いる。そして、ディスク25の記録、再生時に、そのデ
ィスク25がディスク収納室31内で高速回転されるこ
とによって発生する空気流をディスク収納室31内、ば
ね収納室44内及びフィルター収納室59内で繰り返し
循環させるようにして、ディスクカートリッジ21の内
部のダストを循環フィルター60に吸着させて集塵する
ことによって、ディスクカートリッジ21の内部の空気
の清浄化を図るように構成されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のディ
スクカートリッジ21は、ディスク収納室31の外周壁
の一部を凹ませるようにして形成したばね収納室44を
そのディスク収納室31と連通させておき、ディスク2
5がディスク収納室31内で高速回転されることによっ
て発生する空気流をそのディスク収納室31内とばね収
納室44内との間で循環させることを目的としていた。
【0014】しかし、現実は、ディスク収納室31の外
周壁の一部を外側へ凹ませたばね収納室44を形成し
て、そのディスク収納室31の外周壁の一部を切除した
形状に形成したことによって、ディスク25がディスク
収納室31内で高速で回転されることによって発生し
て、ディスク収納室31の外周壁である上側及び下側隔
壁29、30に沿って流れる空気流が外側への凹みであ
るばね収納室44部分で乱されてしまう。そのため、デ
ィスク収納室31内での空気流のスムーズな流れが得ら
れなくなって、循環フィルター60に対する空気流の循
環効率が低くなり、循環フィルター60によるダストの
集塵効率が悪くなっている。
【0015】しかも、ディスク収納室31の外周壁であ
る上側及び下側隔壁29、30の一部の凹みとなってい
るばね収納室44内には空気の澱みが発生し易く、その
ばね収納室44内に収納されている捩りコイルばね47
のコイル部48等に多量のダストが付着、堆積され易か
った。そして、その捩りコイルばね47のコイル部48
等に多量に付着、堆積されたダストは、その捩りコイル
ばね48の可動時にやがて剥れ落ちて、ディスク収納室
31内に流入して、ディスク25の上下両記録面に付着
したり、上下一対の浮上ヘッドスライダ13との間に挟
み込まれて、ディスク25の録再不良を発生したり、最
悪の場合には、ディスク25の上下両記録面や上下一対
の浮上ヘッドスライダ13をクラッシュさせてしまうよ
うな不都合が発生し易かった。また、捩りコイルばね4
7の作用端49をシャッター35のばね係止部39に直
に生係合させていたために、その捩りコイルばね47の
可動時に、作用端49とばね係止部39とが金属どうし
で擦れ合うことによって金属粉が発生(発塵性があるこ
と)したり、摺動抵抗が大きくなり易い。そして、その
発生した金属粉はディスク収納室31内に簡単に流入し
て、ディスク25の上下両記録面に付着され易く、上記
したような録再不良やクラッシュを招く原因となってい
た。また、作用端49とばね係止部39との摺動抵抗が
大きいために、シャッター35の矢印g、h方向の開閉
動作に不都合が発生することもあった。
【0016】また、従来のディスクカートリッジ21
は、ばね収納室44内にシャッター35の回動支点であ
る支点ピン45と、捩りコイルばね47とを相互に近接
させて収納させていたために、捩りコイルばね47の作
用端49を係止するためのシャッター35のばね係止部
39を支点ピン45の近傍位置に配置しなければなら
ず、捩りコイルばね47でシャッター35を閉方向であ
る矢印g方向へ回転付勢する回転モーメントを発生させ
るための支点ピン45とばね係止部39との間の距離で
あるアーム長L1が非常に小さくなっていて、捩りコイ
ルばね47には大きなばね力(ばね定数)を持たせる必
要があった。このため、従来の捩りコイルばね47は大
型化されていて、カートリッジ本体25の小型化や薄型
化を著しく阻害していた。そして、大型化された捩りコ
イルばね47をばね収納室44内に収納させるために
は、そのばね収納室44を大型化しなければならず、デ
ィスク収納室31の外周壁の外側に形成される凹み部分
の大きさがますます拡大されてしまい、上記した空気流
の循環効率、集塵効率をますます悪くしていた。
【0017】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、ディスク収納室内での空気流の循
環効率及び集塵効率を著しく向上させることができ、ま
た、シャッターを閉方向へ回動付勢するシャッターばね
のばね力を小さくすることを可能にしたディスクカート
リッジを提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のディスクカートリッジは、カートリッジ本
体で、ディスク収納室の外側に隔壁で仕切られたばね収
納室を形成して、シャッターを閉方向へ回動付勢するシ
ャッターばねをそのばね収納室内に収納したものであ
る。
【0019】上記のように構成された本発明のディスク
カートリッジは、シャッターを閉方向へ回動付勢するシ
ャッターばねをディスク収納室の外側に隔壁で仕切られ
て形成されているばね収納室内に収納したので、ディス
ク収納室とばね収納室内での空気の流入、流出が発生し
なくなり、ディスク収納室内の空気流に乱れが発生せ
ず、その空気流のスムーズな流れを得ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明をR−HDD用のデ
ィスクカートリッジに適用した実施の形態を図1〜図1
5を参照して説明する。なお、図16〜図21と同一構
造部には同一の符号を付して説明の重複を省く。
【0021】「第1の実施形態」まず、図1〜図8によ
って、ディスクカートリッジの第1の実施形態について
説明すると、本発明のディスクカートリッジ71は、ま
ず、カートリッジ本体24の後端部24b側で、下ハー
フ23に形成されているディスク収納室31の外周の円
弧状の下側隔壁30の一部にシャッター35の回動支点
側端部である基端部38のみが挿入できる小幅の切欠き
である凹部72を形成して、その基端部38を凹部72
の外側へ突出されて、その凹部72の外側で基端部38
を下ハーフ23の回動支点である支点ピン45に回動自
在に取り付けている。そして、その凹部72と、同じ下
ハーフ23の下側隔壁30に形成されてシャッター35
の開閉アーム部40が挿通されている切欠きである凹部
52の2箇所に、上ハーフ22に形成されているディス
ク収納室31の外周の円弧状の上側隔壁29の下端縁の
2箇所に下向きの垂直状で円弧状に一体成形した2つの
凸部73、74を上方から嵌合させて閉塞している。こ
の際、2つの凹部72、52の下端の両側にシャッター
35の板厚相当部の高さの左右一対の段部72a、52
aを一体成形して、2つの凸部73、74の下端面の左
右両端をこれらの段部72a、52a上に当接させるこ
とによって、これらの凸部73、74の下端面と下ハー
フ23の内面23aとの間に基端部38及び開閉アーム
部40を挿通できる隙間Gを確保している。
【0022】このようにして、下ハーフ23の円弧状の
下側隔壁30の2箇所の切欠きである凹部72、52を
上ハーフ22の円弧状の上側隔壁29の下端縁の2箇所
に一体成形した凸部73、74で閉塞したことにより、
ディスク収納室31の外周の上側及び下側隔壁29、3
0を切欠きのない完全な円弧状に形成することができ
る。従って、ディスク25の記録、再生時に、そのディ
スク25の高速回転によって発生する空気流に乱れが発
生せず、その空気流を隔壁29、30に沿ってフィルタ
ー収納室59側へスムーズに流すことができて、ディス
ク収納室31とフィルター収納室59との間での空気流
の循環効率を著しく向上して、そのフィルター収納室5
9内に収納されている循環フィルター60によるダスト
の集塵効率を著しく向上させることができる。
【0023】次に、本発明のディスクカートリッジ71
は、ばね収納室81をカートリッジ本体24の後端側に
おける上下ハーフ22、23の円弧状の上側及び下側隔
壁29、30と、そのカートリッジ本体24の後端部2
4bと、一方の側部24cとの間のほぼ三角形状の空間
内に配置している。従って、そのばね収納室81はディ
スク収納室31に対して上下ハーフ22、23の上側及
び下側隔壁29、30及び2つの凸部73、74によっ
てほぼ完全に分離、独立された独立室に構成されてい
て、そのばね収納室81内に従来通り、シャッター35
の開閉アーム部40、ばね係止部46及び一方の位置決
め用突部56が配置されている。
【0024】そこで、この第1の実施形態では、シャッ
ターとしてばね力(ばね定数)が小さい捩りコイルばね
82を使用して、その捩りコイルばね82をコイル部8
3によってばね係止部46の外周に挿入して取り付けて
いる。そして、その捩りコイルばね82のほぼハの字状
に形成されている作用端84と固定端85をばね係止部
46から従来の反対方向であるシャッター35の開閉ア
ーム部35側に向けて延出し、作用端84の先端84a
をその円弧状の開閉アーム部40の先端40aの近傍位
置に係止し、固定端85の先端をカートリッジ本体24
の後端部24bの内側位置で下ハーフ23に固定するこ
とにより、その作用端84のばね力で開閉アーム部35
を介してシャッター35を閉方向である矢印g方向に回
動付勢させている。なお、本発明のシャッター35は基
端部38の近傍位置に形成された従来のばね係止部39
は切除されている。
【0025】このようにして、ディスク収納室31に対
して完全に分離、独立されたばね収納室81内に捩りコ
イルばね82を収納したことにより、ディスク収納室3
1内の空気がばね収納室81内に対して流入、流出する
ことを未然に防止することができるので、そのばね収納
室81内に付着、堆積されたダストがディスク収納室3
1内に流入してディスク25の上下両記録面に付着し
て、録再不良やディスク25の上下両記録面及び上下一
対の浮上ヘッドスライダ13のクラッシュ等を招くこと
を未然に防止することができる。
【0026】しかも、捩りコイルばね82の作用端84
の先端84aをシャッター35の開閉アーム部40の先
端40aの近傍位置に係止させたことにより、その作用
端84でシャッター35を支点ピン45を中心にして閉
方向である矢印g方向へ回動付勢する回転モーメントを
発生させるための支点ピン45と開閉アーム部40の先
端40aの近傍位置との間の距離であるアーム長L2を
従来の数倍に拡大することができる。従って、捩りコイ
ルばね82のばね力(ばね定数)を従来の数分の1に小
さくすることができることになり、その捩りコイルばね
82の小型化が可能になり、カートリッジ本体25の小
型化及び薄型化を促進できる。
【0027】次に、本発明のディスクカートリッジ71
は、金属の捩りコイルばね82の作用端84と、金属の
シャッター35の開閉アーム部40どうしが直接擦れ合
って金属粉が発生(発塵作用)したり、摺動抵抗が大き
くなることを防止するために、開閉アーム部40の先端
40aの近傍位置で、その先端40aを開閉アーム部4
0から上方及び横外方へほぼクランク状に屈曲させた屈
曲部40bの外周にばね受部87をABS樹脂等の合成
樹脂によって一体成形している。そして、作用端84の
先端84aがそのばね受部87の垂直状のばね押圧面8
7aに直角状に接触して、その作用端84の先端84a
の切断面によって合成樹脂製のばね受部87のばね押圧
面87aが削られて、合成樹脂粉が発生(発塵作用)す
ることを防止するために、その作用端84の先端近傍位
置に下方へ直角状に屈曲された屈曲部84bを形成し、
更に、その屈曲部84bの下端から先端84aをばね受
部87側とは反対側である矢印h方向に直角状に屈曲さ
せている。
【0028】これにより、捩りコイルばね82の作用端
84が図6に示すシャッター開位置と図7に示すシャッ
ター閉位置との間で矢印g、h方向に可動される際、そ
の作用端84は、屈曲部84bの表面が滑らかな側面に
よって合成樹脂製のばね受部87の垂直状のばね押圧面
87a上を円滑に摺動することができて、その摺動抵抗
を著しく小さくすることができる。従って、その作用端
84の先端84aの切断面でばね押圧面87aが削られ
て合成樹脂粉が発生するような発塵作用が生じたり、作
用端84と開閉アーム部40との間に大きな摺動抵抗が
発生して、シャッター35の開閉動作に不都合が発生す
ることを未然に防止することができ、ばね力の弱い捩り
コイルばね82を使用しながら、シャッター35の矢印
g、h方向の開閉動作をスムーズに行える。
【0029】次に、本発明のディスクカートリッジ71
によれば、捩りコイルばね82の作用端84でシャッタ
ー35の開閉アーム部40を駆動するように構成したこ
とによって、シャッター35が図6に示す開位置と図7
に示す閉位置との間で矢印g、h方向に回動される際
に、その捩りコイルばね82の作用端84が図6に示す
ように下ハーフ23上の一方の位置決め用凸部56上
と、図7に示すようにその位置決め用凸部56から内側
へ外れた位置との間で矢印g、h方向に可動されたこと
になる。そして、その作用端84が位置決め用凸部56
上から内側へ矢印g方向へ可動した時に、その作用端8
4が位置決め用凸部56の上面の高さより下方へ沈み込
んでしまうようなことがあると、シャッター35を閉位
置から開位置へ矢印h方向に回動させようとした時に、
作用端84が位置決め用凸部56の側面に引っ掛かって
しまい、シャッター35の矢印h方向の開動作が不能に
なることが考えられる。
【0030】そこで、本発明のディスクカートリッジ7
1では、下ハーフ23上の一方の位置決め用凸部56と
下側隔壁30との間にばね係止ピン46を中心とする円
弧状のガイドリブ88を一体成形して、その一方の位置
決め用凸部56の上端面56aとガイドリブ88の上端
面88aをほぼ面一状に形成している。このように構成
すれば、位置決め用凸部56とガイドリブ88の上端面
56a、88a上で捩りコイルばね82の作用端84を
矢印g、h方向に水平状に円滑に案内することができる
ので、シャッター35を閉位置と開位置との間で矢印
g、h方向に安全に、かつ、スムーズに開閉することが
でき、シャッター35の開動作が不能になるような不都
合を未然に防止することができる。
【0031】「第2の実施形態」次に、図8及び図9に
よって、本発明のディスクカートリッジ71の第2の実
施形態について説明すると、この場合は、シャッターば
ねとして圧縮コイルばね90を用いたものである。この
際、例えば、下ハーフ23のばね収納室81内で、シャ
ッター35の開閉アーム部40の移動軌跡の下部に沿っ
て円弧状のばねガイド溝91を一体成形して、そのばね
ガイド溝91内に圧縮コイルばね90を円弧状に位置決
めして、その圧縮コイルばね90の圧縮反発力によって
開閉アーム部40を閉方向である矢印g方向にスムーズ
に押圧することができる。
【0032】「第3の実施形態」次に、図10及び図1
1によって、本発明のディスクカートリッジ71の第3
の実施形態について説明すると、この場合は、シャッタ
ーばねとして引張りコイルばね92を用いたものであ
る。この際、例えば、下ハーフ23のばね収納室81内
に一体成形した支点ピン93の外周にクランクアーム9
4を矢印i、j方向に回転自在に取り付け、そのクラン
クアーム94の一端94aと下ハーフ23に一体成形し
たばね係止部95との間に引張りコイルばね92の両端
を係止して、引張りコイルばね92の引張り力によって
クランクアーム94の他端94bでシャッター35の開
閉アーム部40のばね受部87を直接、又はそのばね受
部87上に一体成形したピン部96を矢印g方向に駆動
するように構成する。すると、クランクアーム94のア
ーム比によるテコ作用を利用することにより、引張りコ
イルばね92のばね力をより一層弱くしても、シャッタ
ー35を閉方向である矢印g方向にスムーズに回動駆動
できるようにすることができる。
【0033】「第4の実施形態」次に、図12及び図1
3によって、本発明のディスクカートリッジ71の第4
の実施形態について説明すると、この場合は、ばね収納
室81をシャッター35の支点ピン45部分まで延長さ
せて、そのシャッター35の基端部38の外側にばね係
止部96を一体に形成し、ばね収納室81内で支点ピン
45に対して十分に長い距離L3隔てられた位置で下ハ
ーフ23上にばね係止部97を一体成形して、シャッタ
ーばねとして用いた長さが十分に長い引張りコイルばね
98の両端を両ばね係止部96、97に係止して、引張
りコイルばね98の引張り力によってシャッター35を
矢印g方向に回動駆動する。この場合、支点ピン45と
ばね係止部96との間のアーム長L4が小さく、シャッ
ター35を矢印g方向に回動付勢させるためには、ばね
係止部96に大きな回転モーメントを発生させる必要が
あるが、引張りコイルばね98の長さL3を十分に長く
して、そり引張り力(ばね力)を十分に大きくすること
が可能であるので、シャッター35を閉方向である矢印
g方向に容易に回動付勢することができる。
【0034】「第5の実施形態」次に、図14及び図1
5によって、本発明のディスクカートリッジ71の第5
の実施形態について説明すると、この場合は、ヘッド挿
入口27をカートリッジ本体24の前端部24aではな
く、下ハーフ23の底面又は上下ハーフ22、23の上
下両面に形成したものを示したものであって、シャッタ
ー35のディスクテーブル挿入口開閉部36で、ヘッド
挿入口27とディスクテーブル挿入口28を一緒に開閉
するように構成したものである。このように、本発明の
ディスクカートリッジ71は各種の形状に変更可能であ
る。
【0035】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。例えば、記録用ディスクとしてリムーバル・ハー
ドディスクを用いたが、その他の各種の磁気ディスク、
光ディスク、光磁気ディスクを用いた各種用途のディス
クカートリッジに適用可能である。
【0036】
【発明の効果】以上のように構成されている本発明のデ
ィスクカートリッジは、次のような効果を奏することが
できる。
【0037】本発明は、シャッターを閉方向へ回動付勢
するシャッターばねをディスク収納室の外側に隔壁で仕
切られて形成されているばね収納室内に収納して、ディ
スク収納室とばね収納室内での空気の流入、流出が発生
しないようにして、ディスク収納室内の空気流に乱れを
発生させることなく、その空気流のスムーズな流れを得
ることができるようにしたので、ディスク収納室内での
空気の循環効率及び集塵効率を著しく向上させることが
できる。
【0038】また、本発明は、上下ハーフの内面にそれ
ぞれ一体成形された円弧状で、かつ、上下から突き合わ
された上側隔壁及び下側隔壁をディスク収納室の外側に
沿って円弧状に配置し、シャッターの回動支点側端部及
び開閉アーム部を下側隔壁に形成した一対の凹部を挿通
してその下側隔壁の外部へ突出させ、上側隔壁の下端縁
の下部に一体成形された一対の凸部を上記一対の凹部内
に上方から嵌合させて、シャッターばねを上側及び下側
隔壁の外側に配置したので、ディスク収納室の外周の上
側及び下側隔壁を凹部、即ち、切欠きのない完全な円弧
状に形成することができるようにして、ディスク収納室
内の空気流に乱れを発生させることなく、その空気流の
スムーズな流れを確実に得ることができ、ディスク収納
室内での空気の循環効率及び集塵効率を著しく向上させ
ることができる。
【0039】また、本発明は、シャッターばねで、シャ
ッターの回動支点から十分に離れている開閉アーム部を
回動駆動するようにしたので、シャッターばねのばね力
を十分に弱くしても、シャッターをスムーズに回動駆動
することができる。そして、ばね力の弱いシャッターば
ねを使用することができることから、ディスクカートリ
ッジの小型化及び薄型化を促進することができる。
【0040】また、本発明は、シャッターの開閉アーム
部の先端近傍位置にばね受部を合成樹脂にてアウトサー
ト成形して、シャッターばねを構成した捩りコイルばね
の作用端の先端をそのばね受部に直角状に接触させない
ように、その作用端の先端をばね受部に直角に向かない
方向へ屈曲させたので、シャッターの開閉動作による作
用端とばね受部との摺動によって合成樹脂粉が発生する
ような発塵作用が生じたり、作用端と開閉アーム部とに
大きな摺動抵抗が生じて、シャッターの開閉動作に不都
合が生じるようなことを未然に防止することができる。
【0041】また、本発明は、捩りコイルばねのコイル
部と開閉アーム部のばね受部との間で、下ハーフ上に一
体成形されている位置決め用凸部の側面に捩りコイルば
ねの作用端をその凸部の上面に沿って案内するためのガ
イドリブを一体成形したので、作用端が位置決め用凸部
の側面に引っ掛かって、シャッターの開動作が不能にな
ることを未然に防止できて、シャッターを安全、かつ、
スムーズに開閉できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したディスクカートリッジの第1
の実施の形態を説明する要部の斜視図である。
【図2】図1のA−A矢視での断面側面図である。
【図3】同上の捩りコイルばねとシャッターの開閉アー
ム部との接触部を説明する斜視図と、B−B断面図であ
る。
【図4】同上のディスクカートリッジ全体の分解斜視図
である。
【図5】同上のシャッターばねを構成する捩りコイルば
ねの斜視図である。
【図6】同上のディスクカートリッジのシャッター開時
の下ハーフの一部切欠き平面図である。
【図7】図6のシャッター閉時の下ハーフの一部切欠き
平面図である。
【図8】本発明を適用したディスクカートリッジの第2
の実施形態を説明するシャッター開時の下ハーフの一部
切欠き平面図である。
【図9】図8のシャッター閉時の下ハーフの一部切欠き
平面図である。
【図10】本発明を適用したディスクカートリッジの第
3の実施形態を説明するシャッター開時の要部の一部切
欠き平面図である。
【図11】図10のシャッター閉時の一部切欠き平面図
である。
【図12】本発明を適用したディスクカートリッジの第
4の実施形態を説明するシャッター開時の要部の一部切
欠き平面図である。
【図13】図12のシャッター閉時の一部切欠き平面図
である。
【図14】本発明を適用したディスクカートリッジの第
5の実施形態を説明するシャッター開時の下ハーフの一
部切欠き平面図である。
【図15】図14のシャッター閉時の下ハーフの一部切
欠き平面図である。
【図16】一般的なR−HDDを説明する一部分解斜視
図である。
【図17】従来のR−HDD用のディスクカートリッジ
を説明する斜視図である。
【図18】図17のディスクカートリッジ全体を分解し
て上側から見た斜視図である。
【図19】図17のディスクカートリッジの上下ハーフ
のみを分解して下側から見た斜視図である。
【図20】図17のディスクカートリッジのシャッター
開時の下ハーフの平面図である。
【図21】図20のシャッター閉時の下ハーフの平面図
である。
【符号の説明】
22は上ハーフ、23は下ハーフ、24はカートリッジ
本体、25は記録用ディスク、27はヘッド挿入口、2
8はディスクテーブル挿入口、29は上側隔壁、30は
下側隔壁、31はディスク収納室、35はシャッター、
36はディスクテーブル挿入口開閉部、37はヘッド挿
入口開閉部、38は回動支点側端部である基端部、40
は開閉アーム部、40aは開閉アーム部の先端、40b
は開閉アーム部の屈曲部、71は本発明のディスクカー
トリッジ、52、72は切欠きである凹部、73、74
は凸部、81はばね収納室、82はシャッターばねであ
る捩りコイルばね、83は捩りコイルばねのコイル部、
84は捩りコイルばねの作用端、84aは捩りコイルば
ねの先端、84bは捩りコイルばねの屈曲部、85は捩
りコイルばねの固定端、87はばね受部、88はガイド
リブ、90はシャッターばねである圧縮コイルばね、9
2、98はシャッターばねである引張りコイルばね、9
4はクランクアームである。
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月3日(2000.3.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】しかも、ディスク収納室31の外周壁であ
る上側及び下側隔壁29、30の一部の凹みとなってい
て、そのディスク収納室31内に連通されているばね収
納室44内には空気の澱みが発生し易く、そのばね収納
室44内に収納されている捩りコイルばね47のコイル
部48等に多量のダストが付着、堆積され易かった。そ
して、その捩りコイルばね47のコイル部48等に多量
に付着、堆積されたダストは、その捩りコイルばね48
の可動時にやがて剥れ落ちて、ディスク収納室31内に
流入して、ディスク25の上下両記録面に付着したり、
上下一対の浮上ヘッドスライダ13との間に挟み込まれ
て、ディスク25の録再不良を発生したり、最悪の場合
には、ディスク25の上下両記録面や上下一対の浮上ヘ
ッドスライダ13をクラッシュさせてしまうような不都
合が発生し易かった。また、捩りコイルばね47の作用
端49をシャッター35のばね係止部39に直に生係合
させていたために、その捩りコイルばね47の可動時
に、作用端49とばね係止部39とが金属どうしで擦れ
合うことによって金属粉が発生(発塵性があること)し
たり、摺動抵抗が大きくなり易い。そして、ディスク収
納室31内に連通されているばね収納室44内で発生し
た金属粉はディスク収納室31内に簡単に流入して、デ
ィスク25の上下両記録面に付着され易く、上記したよ
うな録再不良やクラッシュを招く原因となっていた。ま
た、作用端49とばね係止部39との摺動抵抗が大きい
ために、シャッター35の矢印g、h方向の開閉動作に
不都合が発生することもあった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】本発明は、シャッターを閉方向へ回動付勢
するシャッターばねをディスク収納室の外側に隔壁で仕
切られて形成されているばね収納室内に収納して、ディ
スク収納室とばね収納室内での空気の流入、流出が発生
しないようにして、ディスク収納室内の空気流に乱れを
発生させることなく、その空気流のスムーズな流れを得
ることができるようにしたので、ディスク収納室内での
空気の循環効率及び集塵効率を著しく向上させることが
できる。また、シャッターばねとシャッターとの摺動に
よってばね収納室内に発塵が発生したとしても、ばね収
納室が隔壁によってディスク収納室の外側に仕切られて
いるので、そのばね収納室内の発塵がディスク収納室内
に流入して、ディスクに付着して、録再不良やディスク
と浮上ヘッドスライダーのクラッシュを招くようなこと
を未然に防止することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 間宮 敏夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 山田 孝 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下ハーフで構成されたカートリッジ本体
    と、 上記カートリッジ本体内に形成されたディスク収納室
    と、 上記ディスク収納室内に回転自在に収納された情報記録
    用ディスクと、 上記ディスク収納室内の上記ディスクの下部に配置さ
    れ、上記カートリッジ本体のヘッド挿入口とディスクテ
    ーブル挿入口のうちの少なくとも一方の開位置と閉位置
    との間で回動支点を中心に上記下ハーフに沿って回動さ
    れるシャッターと、 上記シャッターの側面から上記ディスク収納室の外部へ
    突出された円弧状の開閉アーム部と、 上記カートリッジ本体内に組み込まれて、上記シャッタ
    ーを開位置から閉位置へ回動付勢するシャッターばねと
    を備えたディスクカートリッジにおいて、 上記カートリッジ本体内で、上記ディスク収納室の外側
    に隔壁で仕切られたばね収納室を形成し、 上記シャッターばねを上記ばね収納室内に収納したこと
    を特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】上下ハーフで構成されたカートリッジ本体
    と、 上記カートリッジ本体内に形成されたディスク収納室
    と、 上記ディスク収納室内に回転自在に収納された情報記録
    用ディスクと、 上記ディスク収納室内の上記ディスクの下部に配置さ
    れ、上記カートリッジ本体のヘッド挿入口とディスクテ
    ーブル挿入口のうちの少なくとも一方の開位置と閉位置
    との間で回動支点を中心に上記下ハーフに沿って回動さ
    れるシャッターと、 上記シャッターの側面から上記ディスク収納室の外部へ
    突出された円弧状の開閉アーム部と、 上記カートリッジ本体内に組み込まれて、上記シャッタ
    ーを開位置から閉位置へ回動付勢するシャッターばねと
    を備えたディスクカートリッジにおいて、 上記上下ハーフの内面にそれぞれ一体成形された円弧状
    で、かつ、上下から突き合わされた上側隔壁及び下側隔
    壁を上記ディスク収納室の外側に沿って円弧状に配置
    し、 上記シャッターの回動支点側端部及び上記開閉アーム部
    を上記下側隔壁に形成した一対の凹部を挿通してその下
    側隔壁の外部へ突出させ、 上記上側隔壁の下端縁の下部に一体成形された一対の凸
    部を上記一対の凹部内に上方から嵌合し、 上記シャッターばねを上記上側隔壁及び下側隔壁の外側
    に配置したことを特徴とするディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】上下ハーフで構成されたカートリッジ本体
    と、 上記カートリッジ本体内に形成されたディスク収納室
    と、 上記ディスク収納室内に回転自在に収納された情報記録
    用ディスクと、 上記ディスク収納室内の上記ディスクの下部に配置さ
    れ、上記カートリッジ本体のヘッド挿入口とディスクテ
    ーブル挿入口のうちの少なくとも一方の開位置と閉位置
    との間で回動支点を中心に上記下ハーフに沿って回動さ
    れるシャッターと、 上記シャッターの側面から上記ディスク収納室の外部へ
    突出された円弧状の開閉アーム部と、 上記カートリッジ本体内に組み込まれて、上記シャッタ
    ーを開位置から閉位置へ回動付勢するシャッターばねと
    を備えたディスクカートリッジにおいて、 上記シャッターばねで上記シャッターの開閉アーム部を
    回動駆動するように構成したことを特徴とするディスク
    カートリッジ。
  4. 【請求項4】上記シャッターばねを捩りコイルばねで構
    成したことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求
    項3に記載のディスクカートリッジ。
  5. 【請求項5】上記シャッターばねを圧縮コイルばねで構
    成したことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求
    項3に記載のディスクカートリッジ。
  6. 【請求項6】上記シャッターばねを引張りコイルばねで
    構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請
    求項3に記載のディスクカートリッジ。
  7. 【請求項7】上記シャッターばねを捩りコイルばねで構
    成し、 上記開閉アーム部の先端近傍位置にばね受部を合成樹脂
    にアウトサート成形し、 上記捩りコイルばねの作用端の先端を上記ばね受部に直
    角状に接触させないように、その作用端の先端を上記ば
    ね受部に直角に向かない方向へ屈曲させたことを特徴と
    する請求項3に記載のディスクカートリッジ。
  8. 【請求項8】上記捩りコイルばねのコイル部と上記開閉
    アーム部のばね受部との間で、上記下ハーフ上に一体成
    形されている位置決め用凸部の側面にガイドリブを一体
    成形して、そのガイドリブによって上記捩りコイルばね
    の作用端を上記凸部の上面に沿って案内するように構成
    したことを特徴とする請求項7に記載のディスクカート
    リッジ。
  9. 【請求項9】上記シャッターに上記ヘッド挿入口の開閉
    部と上記ディスクテーブル挿入口の開閉部を一体に設け
    て、これらヘッド挿入口とディスクテーブル挿入口を同
    時に開閉するように構成したことを特徴とする請求項1
    又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又
    は請求項6又は請求項7に記載のディスクカートリッ
    ジ。
  10. 【請求項10】上記記録用ディスクが、その中心部に強
    磁性体で構成されたセンターコアが固着されたリムーバ
    ルディスクに構成されていることを特徴とするディスク
    カートリッジ。
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