JP2003177677A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2003177677A
JP2003177677A JP2001378384A JP2001378384A JP2003177677A JP 2003177677 A JP2003177677 A JP 2003177677A JP 2001378384 A JP2001378384 A JP 2001378384A JP 2001378384 A JP2001378384 A JP 2001378384A JP 2003177677 A JP2003177677 A JP 2003177677A
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JP2001378384A
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Yasushi Takahashi
泰史 高橋
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Nippon Seiki Co Ltd
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Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレキシブル配線板を用いた表示素子を、振
動などの発生を抑えて確実に固定することが可能な表示
装置を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 フレキシブル配線板6が接続された表示
素子である液晶表示素子2と、この液晶表示素子2を保
持するケース3と、このケース3に液晶表示素子2を固
定する押さえ部材4とを備えた表示装置1において、液
晶表示素子2の周囲の少なくとも一部に当たる当接部8
をケース3に設け、当接部8と対向するケース3箇所に
弾性部材16を配置したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置に関し、
特に、表示装置を構成する表示素子の固定構造に特徴を
有する表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の表示装置としては、実開平3−7
3978号公報などで示されているものがある。前記公
報の表示装置は、表示素子として、液晶表示素子を用い
ており、この液晶表示素子と駆動回路を備えた配線基板
とを金属製のリードフレームを介して接続した構造とな
っている。
【0003】このような従来の構造は、リードフレーム
のピッチ間隔が比較的広いものや少ないものについては
実用的である。しかし、近年望まれている表示素子の大
型化や解像度の向上のためには、リードフレームの増加
に伴う取付工数が増え、コスト上昇を招く、また、表示
素子の解像度向上に伴い、液晶表示素子の端子のピッチ
間隔が狭くなり、従って、隣接端子間の短絡などの不具
合が生じ易く歩留まりが低くなるという問題点があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、前記の問題点
を解決するために、合成樹脂製の樹脂フィルムに所望の
導電パターンを形成したフレキシブル回路基板にて接続
した表示装置が提案されている。しかし、このフレキシ
ブル回路基板を用いた液晶表示素子を備えた表示装置
を、車両用の表示装置などの過度の振動を受ける表示装
置にも適用する場合には、表示素子に接続されたフレキ
シブル回路基板に剛性がないため、表示素子を固定する
役割を果たさないので、表示素子が振動の影響を受けて
ガタつかないように固定するためには、液晶表示素子な
どの部品の公差を厳しくする必要があるが、加工などが
難しくなり、コストの上昇を伴うものであった。
【0005】そこで、本発明は、フレキシブル配線板を
用いた表示素子を、振動などの発生を抑えて確実に固定
することが可能な表示装置を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、フレキシブル配線板が接続された表示素子
と、この表示素子を保持するケースと、このケースに前
記表示素子を固定する押さえ部材とを備えた表示装置に
おいて、前記表示素子の周囲の少なくとも一部に当たる
当接部を前記ケースに設け、前記当接部と対向する前記
ケース箇所に弾性部材を配置したものである。
【0007】また、前記弾性部材が柱形状であり、前記
ケースに前記弾性部材を収納する凹部を設けたものであ
る。
【0008】また、前記弾性部材の挿入方向に沿うとと
もに前記弾性部材に接触する凸部を前記ケースの凹部に
設けたものである。
【0009】また、前記凹部の底部に貫通した孔を設け
たものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の表示装置は、フレキシブ
ル配線板6が接続された表示素子である液晶表示素子2
と、この液晶表示素子2を保持するケース3と、このケ
ース3に液晶表示素子2を固定する押さえ部材4とを備
えた表示装置1において、液晶表示素子2の周囲の少な
くとも一部に当たる当接部8をケース3に設け、当接部
8と対向するケース3箇所に弾性部材16を配置したも
のである。このように構成したことにより、フレキシブ
ル配線板6を用いた液晶表示素子2を、振動などの発生
を抑えて確実に固定することが可能な表示装置1を提供
するができる。
【0011】また、弾性部材16が柱形状であり、ケー
ス3に弾性部材16を収納する凹部11を設けたもので
ある。このように構成したことにより、フレキシブル配
線板6を用いた液晶表示素子2を、振動などの発生を抑
えて確実に固定することが可能な表示装置1を提供する
ができる。
【0012】また、弾性部材16の挿入方向に沿うとと
もに弾性部材16に接触する凸部14をケース3の凹部
11に設けたものである。このように構成したことによ
り、フレキシブル配線板6を用いた液晶表示素子2を、
振動などの発生を抑えて確実に固定することが可能な表
示装置1を提供するができる。また、弾性部材16を凹
部11内に挿入するときに、弾性部材16と凹部11と
の接触面積を減少させることができ、挿入作業性の良い
表示装置1を提供するができる。
【0013】また、凹部11の底部12に貫通した孔1
3を設けたものである。このように構成したことによ
り、フレキシブル配線板6を用いた液晶表示素子2を、
振動などの発生を抑えて確実に固定することが可能な表
示装置1を提供するができる。また、弾性部材16を凹
部11内に挿入するときに、孔13から凹部11の空気
を逃すことができ、挿入作業性の良い表示装置1を提供
するができる。また、組み付けた後で、孔13から弾性
部材16を確認できるので、組み付けの確認を行うこと
が可能な表示装置1を提供することができる。
【0014】
【実施例】以下図面を用いて本発明の一実施例を説明す
る。
【0015】本実施例の表示装置1は、車両用計器装置
に用いられるものである。本表示装置は、リセット可能
な走行距離計(トリップ表示)やリセット不可能な走行
距離計(オド表示)や図示しない車両の速度や燃料残量
を表示することができるものである。
【0016】この表示装置1は、液晶表示素子(以下、
LCDという)2と、このLCD2を保持するケース3
と、LCD押さえ部材4と、LCD2を駆動する回路を
備えた配線基板5と、LCD2と配線基板5とを電気的
に接続するフレキシブル配線板(以下、FPCという)
6とで構成されている。
【0017】本実施例では、表示素子にLCD2を用い
ている。このLCD2は四角形であり、詳しく図示はし
ていないが、2枚のガラス基板間に液晶を封入した従来
周知の構造である。
【0018】ケース3は白色の合成樹脂からなり、その
外周に爪18を備えている。なお、この爪18は、本実
施例では8つ設けられている。
【0019】押さえ部材4は、金属からなる板状部材を
折り曲げ加工して形成したものである。その周囲に複数
の腕片19を備えており、この腕片19には、ケース2
の爪18に係止する係合孔20が設けられている。押さ
え部材4は、係合孔20を爪19に係止することで、ケ
ース2に固定されるものである。
【0020】配線基板5は、ガラスエポキシ樹脂や紙フ
ェノールなどからなる硬質の配線基板5であり、LCD
2を照明する光源として、発光ダイオード5aを備えて
いる。
【0021】FPC6は、合成樹脂製の樹脂フィルムに
所望の導電パターンを形成したものであり、LCD2と
は、金属などの導電性微粒子を合成樹脂接着剤に分散さ
せた異方性導電膜を介して固定されている。また、FP
C6と配線基板5との接続は、配線基板5にFPC6用
のコネクタ22を設け、このコネクタ22に接続する構
造である。
【0022】ケース3は、LCD2を保持するために、
ケース3上面の周囲に突出した壁部7を備えている。な
お、本実施例では、壁部7はFPC6に対応する部分に
切れ目があるが、他は切れ目なく連続して設けられてい
る。特に、図2中上側と左側の壁部7はLCD2の周囲
に当たる当接部8を兼ねている。壁部7に囲まれた平面
部分3aにLCD2が置かれて保持される。このLCD
2が置かれる平面部分3a内に段差9が設けられてお
り、この段差9に合成樹脂からなる乳白色の板状の拡散
部材10が保持される。段差9には、貫通した貫通孔3
bが形成されており、後述する光源の光を、この貫通孔
3bを介してLCD2に導き、LCD2を照明する。
【0023】また、このケース3には、凹部11が4つ
設けられている。この凹部11は、図3など示すよう
に、図3中のケースの4辺の内の下側と右側にそれぞれ
2つずつ設けられている。この凹部11は四角柱状の空
間であり、その底部12に貫通した孔13を備えてい
る。
【0024】また、凹部11内には、弾性部材16が収
納されている。この弾性部材16は当接部8と対向する
ケース3箇所に配置されている。この弾性部材16はゴ
ムなどからなり四角柱状をしている。また、凹部11に
は、凹部11内に突出した凸部14を備えている。この
凸部14は、凹部11の奥行き方向、すなわち、弾性部
材16を挿入する方向(図4中では、上下方向)に、凹
部11の開口15から底部12まで連続してケース3に
設けられ、弾性部材16の1面に線接触している。
【0025】この凸部14を設けたことにより、弾性部
材16を凹部11に組み付けるときに、弾性部材16と
凹部11との接触面積を減らすことができ、組み付け作
業性の良い表示装置を提供することができる。
【0026】また、弾性部材16が四角柱状であること
から、凸部14の近傍に空間17ができ、弾性部材16
を凹部11に組み付けるときに、凹部11内の空気をこ
の空間17から逃すことができ、さらに組み付け作業性
の良い表示装置を提供することができる。
【0027】また、底部12に孔13を設けたことによ
り、弾性部材16を凹部11に組み付けるときに、凹部
11内の空気をこの空間17から逃すことができ、組み
付け作業性が良く、さらに、押さえ部材4を組み付けた
後の製造ラインで、弾性部材16の有無を確認できる表
示装置を提供することができる。
【0028】LCD2の固定は、図2で示すように、図
中、LCD2の周囲の上側と左側の辺を壁部7に当て、
LCD2の周囲の下側と右側の辺を弾性部材16に当て
ている。このように、弾性部材16の弾発力を利用し
て、LCD2をケース2の上側と左側の当接部8に押し
つけて、LCD2をケース3に保持し、押さえ部材4に
て、LCD2がケース3からはずれないように固定す
る。また、押さえ部材4は、弾性部材16が凹部11か
ら抜けないように、保持している。
【0029】なお、前記実施例においては、壁部7は、
ケース3の上面に連続して設けられていたが、液晶表示
素子1と当接して保持できる当接部8の役割を果たすこ
とができるのであれば、分断して設けてあっても良い。
【0030】なお、前記実施例では、FPC6を接続し
た表示素子としてLCD2を用いたが、前記実施例に限
定されるものではなく、FPC6を接続した表示素子で
あれば、例えば、有機エレクトロルミネッセンス(E
L)などの表示素子に適用してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上、本発明によれば、初期の目的を達
成することができ、フレキシブル配線板を用いた表示素
子を、振動などの発生を抑えて確実に固定することが可
能な表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図である。
【図2】同実施例の液晶押さえ部材を取り外した正面図
である。
【図3】同実施例のケースの正面図である。
【図4】図1中のA−A線の断面図である。
【図5】図1中のB−B線の断面図である。
【符号の説明】
1 表示装置 2 液晶表示素子(LCD)(表示素子) 3 ケース 4 押さえ部材 6 フレキシブル回路基板(FPC) 7 壁部 8 当接部 11 凹部 12 底部 13 孔 14 凸部 16 弾性部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレキシブル配線板が接続された表示素
    子と、この表示素子を保持するケースと、このケースに
    前記表示素子を固定する押さえ部材とを備えた表示装置
    において、前記表示素子の周囲の少なくとも一部に当た
    る当接部を前記ケースに設け、前記当接部と対向する前
    記ケース箇所に弾性部材を配置したことを特徴とする表
    示装置。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材が柱形状であり、前記ケー
    スに前記弾性部材を収納する凹部を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材の挿入方向に沿うとともに
    前記弾性部材に接触する凸部を前記ケースの凹部に設け
    たことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記凹部の底部に貫通した孔を設けたこ
    とを特徴とする請求項2または請求項3記載の表示装
    置。
JP2001378384A 2001-12-12 2001-12-12 表示装置 Abandoned JP2003177677A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006156035A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 表示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006156035A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 表示装置

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