JP2003176840A - 無励磁作動形電磁ブレーキおよびこれを備えたモータならびにモータの製造方法 - Google Patents
無励磁作動形電磁ブレーキおよびこれを備えたモータならびにモータの製造方法Info
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Abstract
に対するハブの位置を容易に設定できると共に、モータ
への着脱作業を容易に行うことができるようにする。 【解決手段】 励磁コイル6を備え、基準軸線に直交す
る係合端面を有するヨーク2と、基準軸線上にモータの
回転軸挿通用の孔3aを有し、その一端面に設けられた
制動部8を係合端面側に対向させて配置されるハブ3
と、ヨーク2の係合端面とハブ3の制動部8との間に配
置され、ヨーク2に対して基準軸線方向のみに移動可能
に支持されたアーマチュア4と、アーマチュア4をハブ
3に圧接するように付勢する付勢部材5とを備える無励
磁作動形電磁ブレーキ1において、基準軸線方向におけ
るヨーク2に対するハブ3の位置を定位置に設定かつ固
定する位置決め固定手段9を有することを特徴とする無
励磁作動形電磁ブレーキ1を提供する。
Description
の無励磁作動形電磁ブレーキおよびこれを備えたモー
タ、ならびにモータの製造方法に関する。
モータの回転軸を制動するために無励磁作動形電磁ブレ
ーキが提供されている。例えば、図7に示す無励磁作動
形電磁ブレーキ1は、複数の固定用ボルト61によりモ
ータ50の本体51の取付面51aに固定されるヨーク
2と、ヨーク2に対向してモータ50の回転軸52に固
定されるハブ3と、ヨーク2とハブ3との間に配置され
ているアーマチュア4と、このアーマチュア4をハブ3
に圧接するように中心軸0方向(B方向)に付勢するコ
イルばね5とを備えている。ヨーク2は、鉄等の強磁性
体からなり、その内部にはコイルばね5および中心軸0
回りに巻回された励磁コイル6を備えている。また、ヨ
ーク2の係合端面2aには複数の連結ピン7が固定され
ている。この連結ピン7は、例えば、筒状ピンにボー
ル、スプリングピン等を圧入したものからなり、ヨーク
2の係合端面2a側から圧入、ねじ込み等を行うことに
より固定されている。
の孔3aにモータ50の回転軸52が挿通され、固定用
ネジ62により回転軸52に固定されているため、回転
軸52と共に回転可能となっている。また、ハブ3の一
端面3bには制動部8が接着されており、この制動部8
がヨーク2の係合端面2a側に対向するようにハブ3は
配置されている。アーマチュア4は、鉄等の強磁性体か
らなり、係合端面2aと制動部8との間に配置されてお
り、複数の連結ピン7によりヨーク4に連結され、ヨー
ク4に対してモータ50の中心軸0方向(AB方向)の
みに移動可能となっている。
方向に付勢されているため、制動部8に圧接されてい
る。このため、回転軸52が回転している際には、アー
マチュア4と制動部8との接触面に摩擦力が発生し、モ
ータ50の回転軸52に対して制動トルクが作用する。
この状態においては、ヨーク2とアーマチュア4との間
には隙間Gが形成されている。そして、励磁コイル6に
通電されると、図8に示すように、ヨーク2とアーマチ
ュア4との間に磁路Φを構成して磁気吸引力が発生する
ため、コイルばね5の付勢力に抗してアーマチュア4が
隙間G分だけA方向に移動し、すなわち、アーマチュア
4が制動部8から離間し、したがって、回転軸52に対
する制動トルクが解除される。なお、モータ50に取り
付けられている状態においては、無励磁作動形電磁ブレ
ーキ1は、有底筒状の外形ケース53により覆われてい
る。
作動形電磁ブレーキ1は以下ようにしてモータ50に取
り付けられる。励磁コイル6およびコイルばね5を内部
に固定させたヨーク2をモータ50の回転軸52に挿通
させると共に、ヨーク2の底面2bをモータ50の取付
面51aに当接させ、複数の固定用ボルト61によりヨ
ーク2とモータ50とを固定する。次いで、複数の連結
ピン7をヨーク2に圧入等により固定し、アーマチュア
4を回転軸52に挿通させると共に、連結ピン7に挿入
してヨーク2と連結する。さらに、制動部8がアーマチ
ュア4に当接するまでハブ3の孔3aを回転軸52に挿
通させる。
るが、この際には、アーマチュア4はコイルばね5によ
ってハブ3に圧接しているため、ハブ3の位置決めが隙
間Gの大きさを決定することになる。すなわち、ハブ3
およびアーマチュア4をコイルばね5の付勢力に抗って
A方向に移動し、ハブ3の中心軸0方向の位置が決定し
た時点で固定ネジ62により回転軸52に固定される。
なお、この固定の際には、コイルばね5の付勢力により
ハブ3の中心軸0方向の位置が変化しないように人手等
により支持された状態を保つ必要がある。以上のよう
に、無励磁作動形電磁ブレーキ1がモータ50に取り付
けられた後に、外形ケース53により無励磁作動形電磁
ブレーキ1が覆われることになる。
無励磁作動形電磁ブレーキ1の構成では、ハブ3の中心
軸0方向の位置を決定した後に、コイルばね5の付勢力
によりハブ3の位置が変化しないように人手等により保
持すると同時に、ハブ3をモータ50の回転軸52に固
定しなければならないため、ハブ3の位置決めに際して
手間がかかるという問題があった。
タ50に取り付ける前に、ヨーク2とアーマチュア4と
ハブ3および制動部5とが一体的に固定されていないた
め、モータ50の取付面51aにヨーク2を固定した後
に、ヨーク2にアーマチュア4を連結し、隙間Gの大き
さを調整すると共に、ハブ3を回転軸52に固定しなけ
ればならなかった。したがって、モータ50に無励磁作
動形電磁ブレーキ1を取り付ける作業が面倒であるとい
う問題があった。さらに、無励磁作動形電磁ブレーキ1
の交換、保守点検、整備等を行う際には、外形ケース5
3をモータ50から取り外した後に、前述の取り付け作
業とは逆の順序でハブ3、アーマチュア4およびヨーク
2を順次モータ50から取り外す必要があるため、モー
タ50から無励磁作動形電磁ブレーキ1を取り外す作業
が面倒であるという問題があった。
たものであって、ヨークに対するハブの位置を容易に設
定できると共に、モータへの着脱作業を容易に行い得る
無励磁作動形電磁ブレーキを提供することを目的として
いる。
に、この発明は以下の手段を提案している。請求項1に
係る発明は、励磁コイルを備え、基準軸線に直交する係
合端面を有するヨークと、前記基準軸線上に回転軸挿通
用の孔を有し、その一端面に設けられた制動部を前記係
合端面側に対向させて配置されるハブと、前記ヨークの
係合端面と前記ハブの制動部との間に配置され、前記ヨ
ークに前記基準軸線回りに回動不能、かつ、前記基準軸
線方向に移動可能に支持されたアーマチュアと、該アー
マチュアを前記ハブに圧接するように付勢する付勢部材
とを備え、前記励磁コイルによる前記ヨークの非励磁/
励磁により、前記アーマチュアと前記ハブとの圧接/圧
接解除をなす無励磁作動形電磁ブレーキにおいて、前記
基準軸線方向における前記ヨークに対する前記ハブの位
置を定位置に設定かつ固定する位置決め固定手段を有す
ることを特徴とする無励磁作動形電磁ブレーキを提案し
ている。
においては、位置決め固定手段により、ヨークに対する
ハブの基準軸線方向の位置が設定されると共に、このハ
ブの位置が固定される。
記載の無励磁作動形電磁ブレーキにおいて、前記位置決
め固定手段が、前記ハブを前記ヨークに仮固定する位置
決め固定ボルトであることを特徴とする無励磁作動形電
磁ブレーキを提案している。この発明に係る無励磁作動
形電磁ブレーキにおいては、位置決め固定ボルトにより
ヨークに対するハブの基準軸線方向の位置が設定および
固定される。
たは請求項2に記載の無励磁作動形電磁ブレーキにおい
て、前記ヨークに前記基準軸線上に位置させて貫通孔が
形成され、該貫通孔内に挿通され、その後端部が前記ア
ーマチュアに固定されたアーマチュア手動操作部が備え
られていることを特徴とする無励磁作動形電磁ブレーキ
を提案している。この発明に係る無励磁作動形電磁ブレ
ーキにおいては、励磁コイルにより磁界が発生しない場
合においても、アーマチュア手動操作部を操作すること
により、アーマチュアがコイルばねに抗する方向に移動
するため、アーマチュアとハブとの圧接が解除される。
から突出する該モータの回転軸に請求項1から請求項3
のいずれかに記載の無励磁作動形電磁ブレーキが取り付
けられてなり、前記無励磁作動形電磁ブレーキは、前記
ハブを前記モータ本体側に向け、前記ヨークを前記回転
軸の前端方向に向けて配置され、前記ハブが前記回転軸
に固定されていることを特徴とする無励磁作動形電磁ブ
レーキを備えたモータを提案している。この発明に係る
無励磁作動形電磁ブレーキを備えたモータにおいては、
保守点検および整備等を行う際に、モータからの取り外
す作業が容易に行われる。
を備え、基準軸線に直交する係合端面を有するヨーク
と、前記基準軸線上にモータ回転軸挿通用の孔を有し、
その一端面に形成された制動部を前記係合端面側に対向
させて配置されるハブと、前記ヨークの係合端面と前記
ハブの制動部との間に配置され、前記ヨークに前記基準
軸線回りに回動不能、かつ、前記基準軸線方向に移動可
能に支持されたアーマチュアと、該アーマチュアを前記
ハブに圧接するように付勢する付勢部材と、前記基準軸
線方向における前記ヨークに対する前記ハブの位置を定
位置に設定かつ固定する位置決め固定手段とが設けられ
た無励磁作動形電磁ブレーキを備えたモータの製造方法
であって、予め、前記位置決め固定手段により前記ヨー
クに対して前記ハブの位置を定位置に固定し、次いで、
前記ハブをモータ回転軸に固定し、その後、前記位置決
め固定手段を取り外すことを特徴とする無励磁作動形電
磁ブレーキを備えたモータの製造方法を提案している。
を備えたモータの製造方法においては、無励磁作動形電
磁ブレーキをモータに固定する前に、予め、位置決め固
定手段によりヨークに対するハブの位置を定位置に固定
するため、無励磁作動形電磁ブレーキをモータに取り付
ける時点においては、ヨーク、ハブおよびアーマチュア
が一体的に固定されており、ハブの位置を調整する必要
がない。
施形態を示す。図1に示すように、この実施の形態に係
る無励磁作動形電磁ブレーキ1は、モータに取り付けら
れるものであり、励磁コイル6を備えたヨーク2と、ヨ
ーク2の中心軸0上に対向して配置されるハブ3と、ヨ
ーク2とハブ3との間に中心軸0上に配置されているア
ーマチュア4と、このアーマチュア4をハブ3に圧接す
るように中心軸0方向(B方向)に付勢するコイルばね
(付勢部材)5と、これらヨーク2、ハブ3およびアー
マチュア4を一体的に固定する複数の位置決め固定ボル
ト(位置決め固定手段)9とを備えている。
に形成された鉄等の強磁性体からなり、円盤状の壁部2
cの一端側に中心軸0回りに第1の円筒壁2dと、この
第1の円筒壁2dよりも大きい直径を有する第2の円筒
壁2eとが形成されてなるものである。第1、第2の円
筒壁2d,2eに挟まれた環状の空間には励磁コイル6
が巻回されており、この励磁コイル6は、励磁コイル6
に通電するための電源につなげられるリード線Lに接続
されている。第1の円筒壁2dの内方にはコイルばね5
が設けられており、コイルばね5の一端部は壁部2cに
当接している。また、壁部2cの中心軸0上には第1の
円筒壁2d直径よりも小さい直径寸法を有する貫通孔2
fが形成されている。
筒壁2dに相当する面には中心軸0方向(B方向)に複
数の穴2gが形成されており、各々の穴2gに、筒状ピ
ンにボール、スプリングピン等を圧入したものからなる
連結ピン7が圧入されている。第2の円筒壁2eには中
心軸0方向(A方向)に複数の貫通孔2hが形成されて
おり、各々の貫通孔2hには、位置決め固定ボルト9の
頭部を係止するための段部2iが形成されている。ま
た、第2の円筒壁2eの外周面2jには中心軸0と直交
する方向にモータに固定するための複数の穴2kが形成
されている。
の表面3dから中心軸0方向(B方向)に突出する突出
部3eが形成されてなるものである。ハブ3の中心軸0
上にはモータの回転軸を挿通するための孔3aが形成さ
れており、突出部3eには中心軸0と直交する方向に、
孔3aに挿通された回転軸を固定するためのネジ孔3f
が形成されている。また、壁部3cの周縁には中心軸0
方向に位置決め固定ボルト9を螺着するための複数のネ
ジ孔3gが形成されており、壁部3cの裏面(一端面)
3bには制動部8が中心軸0回りに設けられている。
等の強磁性体からなり、その中心軸0上には、後述する
アーマチュア手動操作部10を固定するためのネジ孔4
aが形成されている。このネジ孔4aの外方の円周上に
は、連結ピン7を挿通するための孔4bが複数形成され
ており、アーマチュア4の周縁には、位置決め固定ボル
ト9を挿通するための複数の孔4cが中心軸0方向に形
成されている。アーマチュア手動操作部10は、図3に
示すように、円形断面形状を有する棒状部材からなり、
その前端部10aが鉤状に形成されており、その後端部
10bにはアーマチュア4のネジ孔4aに螺着するため
のネジ山が形成されている。
ブレーキ1は次のようにして一体的に組み上げられる。
はじめに、アーマチュア4をコイルばね5の一端に当接
させると共に、アーマチュア4に当接させる。この状態
において、位置決め固定ボルト9をヨーク2の貫通孔2
hおよびアーマチュア4の孔4cに挿通し、ハブ3のネ
ジ孔3gに螺合する。位置決め固定ボルト9をネジ孔3
gに螺合していくことにより、ハブ3がヨーク2の方向
に移動するため、アーマチュア4に当接しているコイル
ばね5に中心軸0方向(B方向)に付勢力が発生し、こ
の付勢力によってアーマチュア4が制動部8に圧接され
ることになる。なお、この螺合の際には、ヨーク2とア
ーマチュア4との隙間Gが適切となるように、ヨーク2
に対するハブ3の位置を設定する。このようにして、ヨ
ーク2、ハブ3およびアーマチュア4は一体的に固定さ
れ、最後に、アーマチュア手動操作部10をヨーク2の
貫通孔2fから挿通し、アーマチュア4のネジ孔4aに
螺合することにより、図1に示すように、無励磁作動形
電磁ブレーキ1が組み上げられる。
動形電磁ブレーキ1をモータ50に取り付ける方法につ
いて図4を用いて説明する。はじめに、無励磁作動形電
磁ブレーキ1のハブ3をモータ50の本体のうち、回転
軸52の中心軸0に直交する取付面51aに対向配置さ
せ、回転軸52をハブ3の孔3aに挿入する。この状態
において、モータ50の回転軸52に対して無励磁作動
形電磁ブレーキ1が抜け落ちないように、ハブ3のネジ
孔3fに固定ネジ62を螺合し、回転軸52の径方向内
方に締め付けることにより、モータ50の回転軸52に
対してハブ3を固定する。次いで、無励磁作動形電磁ブ
レーキ1を覆い隠すように、筒状の外形ケース54をモ
ータ50に固定し、この外形ケース54に複数の孔54
aを設けて、各々の孔54aおよびヨーク2の穴2kに
スプリングピン等の筒状ピン63を挿入することによ
り、ヨーク2をモータ50の本体51に対して固定す
る。最後に、位置決め固定ボルト9を取り外すことによ
り、モータ50に対する無励磁作動形電磁ブレーキ1の
取付作業が完了する。
れた無励磁作動形電磁ブレーキ1の使用方法について説
明する。励磁コイル6への通電が切断されている際に
は、図5に示すように、コイルばね5の付勢力によって
アーマチュア4が制動部8に圧接し、アーマチュア4と
制動部8との間に発生する摩擦力により、回転軸52に
対して制動トルクが作用する。励磁コイル5に通電がな
されている際には、図6に示すように、ヨーク2とアー
マチュア4との間に磁路Φが構成され、磁気吸引力によ
りコイルばね5の付勢力に抗してアーマチュア4がヨー
ク2に当接し、アーマチュア4と制動部8との間に隙間
が生じるため、回転軸52に対する制動トルクが解除さ
れる。回転軸52に対する制動トルクを手動により解除
する際には、アーマチュア手動操作部10をコイルばね
5の付勢力に抗して中心軸0方向(A方向)に引っ張る
ことにより、アーマチュア4が制動部8から離間し、回
転軸52に対する制動トルクが解除される。
ーキ1によれば、位置決め固定ボルト9をハブ3のネジ
孔3gに螺合することにより、ヨーク2に対するハブ3
の中心軸0方向(AB方向)の位置を設定するため、ヨ
ーク2に対するハブ3の位置決めを容易に行うことがで
きる。また、コイルばね5の付勢力に抗してアーマチュ
ア手動操作部10を中心軸0方向(A方向)に手動で引
っ張ることにより、回転軸52に作用する制動トルクを
解除することができるため、停電等により励磁コイル6
への通電が切断されている際においても、回転軸52に
作用する制動トルクを解除することが可能となる。
ク2、ハブ3およびアーマチュア4を一体的に固定する
ことができるため、無励磁作動形電磁ブレーキ1をモー
タ50から容易に取り外すことができる。また、無励磁
作動形電磁ブレーキ1をモータ50に取り付ける時点に
おいては、ヨーク2、ハブ3およびアーマチュア4が一
体的に固定されているため、ハブ3の位置を調整する必
要がない、すなわち、無励磁作動形電磁ブレーキ1を容
易にモータ50に取り付けることができる。
明によれば、位置決め固定手段により、ヨークに対する
ハブの基準軸線方向の位置が設定されると共に、ハブの
位置が固定されるため、ヨークに対するハブの位置決め
を容易に行うことができる。
決め固定ボルトによりヨークに対するハブの基準軸線方
向の位置が設定および固定されるため、ヨークに対する
ハブの位置決めを容易に行うことができる。
コイルにより磁界が発生しない場合においても、アーマ
チュア手動操作部を操作することにより、無励磁作動形
電磁ブレーキの操作が可能となる。
決め固定手段によりヨーク、ハブおよびアーマチュアが
一体的に固定されているため、無励磁作動形電磁ブレー
キをモータから容易に取り外すことができる。
磁作動形電磁ブレーキをモータに取り付ける時点におい
ては、位置決め固定手段によりヨーク、ハブおよびアー
マチュアが一体的に固定されているため、ハブの位置を
調整する必要がなく、無励磁作動形電磁ブレーキを容易
にモータに取り付けることができる。
を示す側断面図である。
ヨーク、ハブおよびアーマチュアを分離した状態を示す
側断面図である。
アーマチュアに取り付けられるアーマチュア手動操作部
を示す側面図である。
取り付けられた状態を示す側断面図である。
モータの回転軸に制動トルクが作用している状態を示す
側断面図である。
モータの回転軸に制動トルクが作用していない状態を示
す側断面図である。
す側概略図である。
モータの回転軸に制動トルクが作用していない状態を示
す側断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 励磁コイルを備え、基準軸線に直交する
係合端面を有するヨークと、 前記基準軸線上に回転軸挿通用の孔を有し、その一端面
に設けられた制動部を前記係合端面側に対向させて配置
されるハブと、 前記ヨークの係合端面と前記ハブの制動部との間に配置
され、前記ヨークに前記基準軸線回りに回動不能、か
つ、前記基準軸線方向に移動可能に支持されたアーマチ
ュアと、 該アーマチュアを前記ハブに圧接するように付勢する付
勢部材とを備え、 前記励磁コイルによる前記ヨークの非励磁/励磁によ
り、前記アーマチュアと前記ハブとの圧接/圧接解除を
なす無励磁作動形電磁ブレーキにおいて、 前記基準軸線方向における前記ヨークに対する前記ハブ
の位置を定位置に設定かつ固定する位置決め固定手段を
有することを特徴とする無励磁作動形電磁ブレーキ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の無励磁作動形電磁ブレ
ーキにおいて、 前記位置決め固定手段が、前記ハブを前記ヨークに仮固
定する位置決め固定ボルトであることを特徴とする無励
磁作動形電磁ブレーキ。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の無励磁
作動形電磁ブレーキにおいて、 前記ヨークに前記基準軸線上に位置させて貫通孔が形成
され、該貫通孔内に挿通され、その後端部が前記アーマ
チュアに固定されたアーマチュア手動操作部が備えられ
ていることを特徴とする無励磁作動形電磁ブレーキ。 - 【請求項4】 モータ本体から突出する該モータの回転
軸に請求項1から請求項3のいずれかに記載の無励磁作
動形電磁ブレーキが取り付けられてなり、 前記無励磁作動形電磁ブレーキは、前記ハブを前記モー
タ本体側に向け、前記ヨークを前記回転軸の前端方向に
向けて配置され、前記ハブが前記回転軸に固定されてい
ることを特徴とする無励磁作動形電磁ブレーキを備えた
モータ。 - 【請求項5】 励磁コイルを備え、基準軸線に直交す
る係合端面を有するヨークと、 前記基準軸線上にモータ回転軸挿通用の孔を有し、その
一端面に形成された制動部を前記係合端面側に対向させ
て配置されるハブと、 前記ヨークの係合端面と前記ハブの制動部との間に配置
され、前記ヨークに前記基準軸線回りに回動不能、か
つ、前記基準軸線方向に移動可能に支持されたアーマチ
ュアと、 該アーマチュアを前記ハブに圧接するように付勢する付
勢部材と、 前記基準軸線方向における前記ヨークに対する前記ハブ
の位置を定位置に設定かつ固定する位置決め固定手段と
が設けられた無励磁作動形電磁ブレーキを備えたモータ
の製造方法であって、 予め、前記位置決め固定手段により前記ヨークに対して
前記ハブの位置を定位置に固定し、 次いで、前記ハブをモータ回転軸に固定し、 その後、前記位置決め固定手段を取り外すことを特徴と
する無励磁作動形電磁ブレーキを備えたモータの製造方
法。
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CN102780312A (zh) * | 2011-05-13 | 2012-11-14 | 株式会社安川电机 | 马达及马达用制动器 |
CN103178650A (zh) * | 2013-02-04 | 2013-06-26 | 哈尔滨东安发动机(集团)有限公司 | 直流电磁制动器 |
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