JP2003175731A - トラクタのエンジンフレーム - Google Patents
トラクタのエンジンフレームInfo
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Abstract
ルハウジング1に支架される左右両側の縦フレーム2間
を、L字形状断面の横フレーム3で連結し、この横フレ
ーム3の上面にエンジン4をマウントゴム5を介在させ
て取付け支持したことを特徴とするトラクタのエンジン
フレームの構成。
Description
ジンフレームに関し、簡単な構成で、エンジンフレーム
を補強しながらエンジン搭載の安定化を図ろとするもの
である。
ューブ形態が多く、又、エンジン搭載用の特別のエンジ
ンブラケットを介して装着する形態が一般的である。
インフレームが角チューブ形態では、車体重量を増し易
く、構成も複雑化となる。
は、前後に長い帯板状形態でフロントアクスルハウジン
グ1に支架される左右両側の縦フレーム2間を、L字形
状断面の横フレーム3で連結し、この横フレーム3の上
面にエンジン4を支持するマウントゴム5を取付けたこ
とを特徴とするトラクタのエンジンフレームの構成とす
る。
対向させて平行状にして、この前部のエンジン搭載部で
は、左右両側部間がL字形状断面の横フレーム3で連結
されて、この帯板状形態の縦フレーム2の横揺れや、振
動が少く、剛性を増す。エンジン4の後部は、この横フ
レーム3上面にマウントゴム5介在させて、このマウン
トゴム5上に取付け支持させる。
ディ6の前端面に取付けたフロントプレート7の下部
を、縦フレーム2前部に取付けたブラケット8との間
に、マウントゴム9を介在させて取付け支持させること
を特徴とするものである。エンジンボディ6の前端面に
フロントプレート7を取付け、左右の縦フレーム2に一
体のブラケット8を設け、このブラケット8にマウント
ゴム9を介在させてフロントプレート7部を取付けて支
持させる。
ーム2間を横フレーム3で連結して、エンジン4を搭載
するため、これら縦フレーム2や横フレーム3等が帯板
やL字形状のプレート形態を主体とするため、車体の横
幅を狭く形成して、軽量化できる。又、これら横フレー
ム3や、ブラケット、その他の構成部材等の縦フレーム
2に対する取付け構成を簡単にすることができ、左右の
縦フレーム2間の間隔を狭くしてエンジン4の搭載高さ
を低位に設置できる。このような帯板状の縦フレーム2
でありながら、前部のエンジン搭載部は横フレーム3で
連結されるため、剛性を高めて横方向の振動や揺動を少
くすることができ、軽量で簡単な構成とすることがで
き、エンジン4の搭載を安定させることができる。
6の前端面に取付けたフロントプレート7を利用して左
右の縦フレーム2部に支持させるため、エンジン4を低
く搭載でき、エンジン4の底部を開放させて軽量、簡潔
化できる。
て説明する。小形の四輪駆動走行形態の乗用トラクタ
は、長い帯板状形態のプレート材からなる縦フレーム2
を、板面を左右一定間隔に対向させた平行状に形成す
る。この前端部は左右横方向にわたるバンパー部10を
U字状に屈曲させて形成するか、又は同形態のプレート
材で連結して構成する。又、後端部間は同形態のプレー
ト材でL字形態に形成されたリヤフレーム11で連結さ
れる。このリヤフレーム11は左右両側辺部が左右対称
形態で、下辺部間が連結プレート部12で連結され、上
端部には左右のフェンダー13の内側面から上側面に沿
って固定する取付プレート部14が一体的に連結され
る。これら連結プレート部12及び取付プレート部14
を含む左右のリヤフレーム11全体を、プレート材でU
字形態に屈曲させて簡潔的に形成することもできる。
して構成され、前部は左右両側に操向自在の前車輪15
を軸装するフロントアクスルハウジング16をセンタピ
ボット17部で支架する。又、後端部間にはミッション
ケース18を位置させて連結し、このミッションケース
18の左右両側方のリヤアクスルハウジング19の外側
端に後車輪20を軸装する。
され、エンジンルームの後側のダッシュボード21上に
ステアリングハンドル22を有し、エンジンルームの上
側はボンネット23で覆われる。又、操縦フロア24の
後側に操縦席25を設けている。26は前記リヤフレー
ム11の上端部間にわたって門形状に構成した安全フレ
ームである。27はこの車体の腹部に装着のモーアで、
平行リンク28によって昇降可能に設けられ、ミッショ
ンケース18側から伝動軸29で連動する。
フロントアクスルハウジング1部の上方に設定される。
このフロントアクスルハウジング1の後側においてL字
形状乃至アングル状断面形態の横フレーム3を、両端を
左右の縦フレーム2に連結させて一体構成とする。この
横フレーム3の両側部上にマウントゴム5を介在させ
て、エンジンボディ6の後端下部に取付けた支持ブラケ
ット30を取付支持させる。31はマウントゴム5や、
横フレーム3、及び支持ブラケット30等を上下に挿通
する取付ピンである。
面に取付けられるフロントプレート7と、縦フレーム2
に固定のブラケット8との間に、マウントゴム9を介在
させて取付支持する。この縦フレーム2に固定するブラ
ケット8は、前側のバンパー部10と後側のフロントア
クスルハウジング1との間に位置して、特に左右の縦フ
レーム2間を連結するバンパー部10との前後方向の間
隔部32が小さく形成されることが好ましい。又、この
バンパー10部が前方に離間して形成され間隔部32が
長く形成される形態では、別の横プレートや、又はマウ
ントゴム9を支持する横プレート等を設けて、左右の縦
フレーム2間を連結して、剛性を維持する形態とするこ
ともできる。
に一体のフライホイル34を配置し、後側にラジエータ
ファン35や、クランク軸33の取出部36等を配置す
る。37はラジエータである。エンジンボディ6の上部
にはシリンダヘッド38が、下部にはオイルパン39が
配置される。エンジンボディ6の前端面には、クランク
軸33が突出されるが、このクランク軸33を中央部に
挿通させるフロントプレート7が節面されて、外周部を
ボルト40締めで取付けられる。このフロントプレート
の下部で左右両部には、フライホイル34の外周域にわ
たって支持ブラケット41が屈曲形成される。又、縦フ
レーム2の前部下側に取付けられたブラケット8と、こ
の支持ブラケット41との間にマウントゴム9を介在さ
せて、エンジン4の前部を取付支持させる。42はこれ
らマウントゴム9や、ブラケット8,41等を上下に挿
通する取付ピンである。前記フロントプレート7にはス
タータモータ43が取付けられて、このピニオンギヤ4
4がフライホイル34と一体のホーイルギヤ45と噛合
されていて、スタータモータ43を駆動してエンジン始
動を行わせることができる。
3の後側において底板カバー46で連結されて、ダッシ
ュボード21の底部を被覆する。その他、適宜箇所を横
部材で連結せて剛性を高めることができる。前記クラン
ク軸33の後端取出部36からは連動軸47や自在継手
等を介して、ミッションケース18前側の入力軸48を
連動する。この入力軸48からは、HSTポンプPや、
HSTモータM、トラニオン軸61、オイルポンプ62
等からなるHST49を経て、ミッションケース18内
の伝動機構へ伝動される。50はこの入力軸48に一体
の送風ファンで、HST49を冷却するためのものであ
る。前車輪15を駆動するための前輪連動軸51は、右
側の縦フレーム2側寄りに設けられる。ミッションケー
ス18の右側寄りの取出軸52から自在継手53を介し
て前輪連動軸51が連結され、この前端は自在継手54
でフロントアクスルハウジング1の右側寄りに配置され
た前輪入力軸55に連結される。56はこの入力軸ケー
スである。これら両軸51,55の連結部である自在継
手54の外周部を覆う軸カバー57が、該入力軸ケース
56部に固定して設けられ、この軸カバー57の低位下
面部に水や塵埃等を排出できる底穴58を形成する。
又、この底穴58に対向して入力軸55部にはファン5
9を設けている。このファン59の回転によって軸カバ
ー57内に侵入した水や塵埃等を底穴58から外側へ跳
ね出すことができ、入力軸ケース56の軸受部60への
侵入を防止することができる。特に、これら入力軸55
や前輪連動軸51等は前下り形態となり水等の侵入し易
いため、底穴58を設ける構成は有効である。
ケース63が設けられて、内部油圧シリンダの伸縮でリ
フトアーム64を昇降でき、三点リンク機構65を介し
て連結の後部装着の作業機を昇降できる。66は後部P
TO軸で、後部に装着の作業機を連動する。67は前記
腹部装着の作業機モーア27等の作業機を連動する腹部
PTO軸である。
中央部上に前後方向に嵌合させるセンタピボット17の
前後端部は、縦フレーム2の前部に配置の前後ピボット
ブラケット68,69の下部に嵌合支持させて、フロン
トアクスルハウジングをこのセンタピボット17周りに
左右回動自在の支持構成とする。前記エンジン4の前部
を支持する左右のブラケット8は、この前ピボットブラ
ケット68の一部兼ねて構成され、センタピボット17
は左右のブラケット8間の前ピボットブラケット68部
に支持される。
Claims (2)
- 【請求項1】 前後に長い帯板状形態でフロントアクス
ルハウジング1に支架される左右両側の縦フレーム2間
を、L字形状断面の横フレーム3で連結し、この横フレ
ーム3の上面にエンジン4を、マウントゴム5を介在さ
せて取付け支持させたことを特徴とするトラクタのエン
ジンフレーム。 - 【請求項2】 前記エンジンボディ6の前端面に取付け
たフロントプレート7の下部を、縦フレーム2前部に取
付けたブラケット8との間に、マウントゴム9を介在さ
せて取付け支持させることを特徴とする請求項1に記載
のトラクタのエンジンフレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001378965A JP4144217B2 (ja) | 2001-12-12 | 2001-12-12 | トラクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001378965A JP4144217B2 (ja) | 2001-12-12 | 2001-12-12 | トラクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003175731A true JP2003175731A (ja) | 2003-06-24 |
JP4144217B2 JP4144217B2 (ja) | 2008-09-03 |
Family
ID=19186526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4144217B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007302022A (ja) * | 2006-05-08 | 2007-11-22 | Yanmar Co Ltd | 作業車両におけるエンジンの支持構造 |
JP2010173603A (ja) * | 2009-02-02 | 2010-08-12 | Yanmar Co Ltd | 作業車輌 |
-
2001
- 2001-12-12 JP JP2001378965A patent/JP4144217B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007302022A (ja) * | 2006-05-08 | 2007-11-22 | Yanmar Co Ltd | 作業車両におけるエンジンの支持構造 |
JP2010173603A (ja) * | 2009-02-02 | 2010-08-12 | Yanmar Co Ltd | 作業車輌 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4144217B2 (ja) | 2008-09-03 |
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