JP2003173926A - 積層セラミック電子部品の製造方法 - Google Patents

積層セラミック電子部品の製造方法

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憲 橋本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グラビア印刷により内部電極パターンの印刷
を能率よく行うことができるだけでなく、内部電極を高
精度に印刷することができる積層セラミック電子部品の
製造方法を提供する。 【解決手段】 セラミック焼結体7内に、複数の第1,
第2の内部電極4A,5Aが配置されており、内部電極
4A,5Aの重なり合っている部分の対向方向の長さを
L、対向方向と直交する方向の長さをWとしたときに、
W>Lである積層セラミック電子部品の製造に際し、マ
ザーのセラミックグリーンシートに内部電極パターンを
印刷するにあたり、内部電極パターン印刷用の凹部が、
第1,第2の内部電極の対向方向と直交する方向が回転
方向となるように形成されているグラビアロールを用い
てグラビア印刷を行う工程を備える、積層セラミック電
子部品の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば積層コンデ
ンサやセラミック多層基板のような積層セラミック電子
部品の製造方法に関し、より詳細には、グラビア印刷法
により内部電極が印刷される工程を備えた積層セラミッ
ク電子部品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、積層コンデンサなどの積層セラミ
ック電子部品の製造に際しては、マザーのセラミックグ
リーンシート上に内部電極を形成するための複数の内部
電極パターンが導電ペーストを印刷することにより形成
されている。導電ペーストの印刷方法としては、従来、
スクリーン印刷方法が用いられていたが、生産性を高め
るために、近年グラビア印刷法が用いられてきている。
例えば、特開平3−108307号公報には、グラビア
ロールを用いてセラミックグリーンシート上に導電ペー
ストを印刷する工程を備えた積層セラミック電子部品の
製造方法が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】グラビア印刷法を用い
ることにより、前述したように導電ペーストの印刷工程
の効率を高めることができる。しかしながら、グラビア
ロールを回転させて内部電極パターンが印刷されるた
め、図7に示すように、印刷された内部電極パターンに
おいてにじみが生じがちであるという問題があった。す
なわち、図7に示す一点鎖線Aの矩形形状の内部電極パ
ターンを形成しようとした場合、矢印B,Cで示すよう
に、一点鎖線Aよりも外側に導電ペーストがにじみがち
であった。特に、印刷方向がXとした場合、印刷に際し
ての終端側において矢印Cで示す大きなにじみが生じが
ちであった。そのため、スクリーン印刷法に比べて、グ
ラビア印刷法を用いた場合、電極面積のばらつきが大き
くなりがちであった。
【0004】電極面積がばらつくと、静電容量などの積
層積層セラミック電子部品の特性のばらつきが大きくな
らざるを得ない。本発明の目的は、上述した従来技術の
欠点を解消し、内部電極パターンをグラビア印刷法によ
り高い生産性を維持したまま高精度に印刷することがで
きる工程を備えた積層セラミック電子部品の製造方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上面、下面、
第1,第2の端面及び長さ方向に延びる第1,第2の側
面を有するセラミック焼結体と、該セラミック焼結体内
においてセラミック層を介して重なり合うように配置さ
れており、前記第1または第2の側面に引き出されてい
る複数の内部電極と、前記第1,第2の側面を覆うよう
に形成された第1,第2の外部電極とを有し、前記第
1,第2の内部電極において、第1,第2の内部電極の
重なり合っている部分の対向方向の長さをL、該対向方
向と直交する方向の長さをWとしたときに、W>Lであ
る積層セラミック電子部品の製造方法であって、マザー
のセラミックグリーンシートを用意する工程と、内部電
極パターンをグラビア印刷するための凹部が少なくとも
周方向において複数形成されており、前記第1,第2の
内部電極の対向方向と直交する方向が回転方向となるよ
うに該複数の凹部が形成されているグラビアロールを用
意する工程と、前記グラビアロールを用いて前記複数の
凹部の形状に応じた複数の内部電極パターンを前記マザ
ーのセラミックグリーンシート上にグラビア印刷する工
程と、少なくとも複数枚の前記マザーのセラミックグリ
ーンシートを、上下の内部電極パターンがセラミックグ
リーンシートを介して重なり合うように積層し、マザー
の積層体を得る工程と、前記マザーの積層体を厚み方向
に切断し、個々の積層セラミック電子部品単位の積層体
を得る工程と、前記積層体を焼成してセラミック焼結体
を得る工程と、前記セラミック焼結体の第1,第2の側
面を覆うように前記第1,第2の外部電極を形成する工
程とを備える。
【0006】本発明の特定の局面では、前記内部電極パ
ターンを形成するための凹部のグラビアロール回転方向
と直交する方向の長さが、2(L+ΔL)であり、該凹
部のグラビアロール回転方向寸法がWである。但し、Δ
Lは積層セラミック電子部品における第1または第2の
内部電極の対向方向先端と、第1または第2の内部電極
が引き出されていない第2または第1の側面との間の距
離を示す。
【0007】本発明のさらに他の特定の局面では、少な
くとも複数枚のマザーのセラミックグリーンシートを積
層するにあたり、第1の内部電極を形成するための複数
の内部電極パターンが印刷された第1のマザーのセラミ
ックグリーンシートと、第2の内部電極を形成するため
の複数の内部電極パターンが印刷された第2のマザーの
セラミックグリーンシートとが、前記対向方向において
ずらされた状態で積層される。
【0008】本発明では、好ましくは、前記積層セラミ
ック電子部品の外形において、前記第1,第2の内部電
極の対向方向に沿う長さ寸法L1よりも、該対向方向に
直交する幅方向寸法W1が大きい積層セラミック電子部
品が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明
らかにする。
【0010】本実施形態は、積層セラミック電子部品と
しての積層コンデンサの製造方法に関する。まず、図1
(a)及び(b)に示す第1,第2のマザーのセラミッ
クグリーンシート1,2を用意する。マザーのセラミッ
クグリーンシート1,2は、例えば、チタン酸バリウム
系セラミック粉末のような誘電体セラミック粉末を含有
するセラミックスラリーを適宜の方法でシート成形する
ことにより得られる。
【0011】次に、図2に斜視図で示すグラビアロール
3を用いて、マザーのセラミックグリーンシート1,2
上に、複数の内部電極パターン4,5が印刷される。内
部電極パターン4と内部電極パターン5は同じ形状を有
する。
【0012】グラビアロール3は、アルミニウム、鉄、
ステンレスなどの剛体材料で構成されており、円柱状ま
たは円筒状の形状を有する。外周面には、複数の凹部3
aが形成されている。各凹部3aは、第1,第2の内部
電極パターン4,5に応じた形状とされている。複数の
凹部3aは、グラビアロール3の外周面において周方向
にほぼ等間隔に分散形成されており、かつ周方向と直交
する方向にもほぼ等間隔に複数形成されている。
【0013】なお、複数の凹部3aのそれぞれの内部に
は、例えば、格子状の土手や溝が設けられている。上記
グラビアロール3の凹部3aに導電ペーストを付与し、
マザーのセラミックグリーンシート1,2上に凹部3a
に応じた形状の内部電極パターン4,5がグラビア印刷
される。導電ペーストの付与については、グラビアロー
ル3の下方部分を導電ペーストに浸漬し、グラビアロー
ル3を回転させるとともに、ブレード等により余分な導
電ペーストを掃き取った後、セラミックグリーンシート
1,2の印刷される面の裏側より適当な圧力をかけなが
ら、セラミックグリーンシート1,2をグラビアロール
3の外周面に接触させればよい。
【0014】本実施形態では、凹部3aは、矩形(正方
形あるいは長方形)の平面形状を有する。そして、最終
的に得られる積層コンデンサにおけるセラミック層を介
して重なり合う第1,第2の内部電極の重なり合ってい
る部分の対向方向の長さをL、該対向方向と直交する方
向の長さをWとしたときに、W>Lである第1または第
2の内部電極が対向方向に2個連なった形状とされてい
る。また、印刷に際し、第1,第2の内部電極の対向方
向と直交する方向が回転方向となるように複数の凹部3
aが形成されている。
【0015】上記のようにして、図1(a)及び(b)
に示す内部電極パターン4,5が印刷される。図1にお
いて、矢印Xは印刷方向を示す。内部電極パターン4,
5は、それぞれ、対向方向にすなわち矢印Xと直交する
方向に2個の内部電極が連なった形状を有する。すなわ
ち、第1の内部電極パターン4は、2個の第1の内部電
極が対向方向に連ねられた形状(すなわち、1枚の内部
電極パターン4が切断されることにより2つの内部電極
が形成される)とされており、第2の内部電極5は、第
2の内部電極が2個対向方向に連なった形状とされてい
る。
【0016】従って、内部電極パターン4,5の印刷方
向Xすなわちグラビアロールの回転方向に沿う辺4aの
長さがWとなり、辺4aに直交する辺4bの長さは、2
(L+ΔL)とされている。なお、ΔLは、積層コンデ
ンサにおける第1,第2の内部電極の対向方向先端と、
第1,第2の内部電極が引き出されていない第2または
第1の側面との間の距離を示す。
【0017】上記のようにして得られたマザーのセラミ
ックグリーンシート1,2を複数枚積層し、上下に適宜
の枚数の無地の第3のマザーのセラミックグリーンシー
トを積層することにより、図3に示すマザーの積層体6
が得られる。
【0018】図3に示す断面図は、上記のようにして得
られたマザーの積層体の、図1(a)のマザーのセラミ
ックグリーンシート1における一点鎖線Y−Yに沿う部
分に相当する部分の断面図である。
【0019】次に、上記のようにして得られたマザーの
積層体6を、図3に示す一点鎖線Zに沿って厚み方向に
切断し、個々の積層コンデンサ単位の積層体を得る。こ
のようにして得られた積層体の平面断面図を図4に示
す。図4から明らかなように、積層体6A内において
は、第1の内部電極4Aと第2の内部電極5Aとがセラ
ミックグリーンシートを介して重なり合うように配置さ
れている。ここで、第1の内部電極4A及び第2の内部
電極5Aが重なり合っている部分の対向方向の長さLに
比べて、第1,第2の内部電極4A,5Aの幅方向寸法
Wが大きくされている。
【0020】他方、グラビア印刷に際しては、前述した
ように、印刷図形の印刷方向終端側においてにじみが生
じ易い。従って、本実施形態では、凹部3aが上記のよ
うに形成されており、方向Xがグラビアロール3の回転
方向であるため、導電ペーストに印刷した場合のにじみ
は、図4の矢印Dで示すように、上記対向方向に延びる
一方の辺側に大きく生じることになる。ところが、本実
施形態では、内部電極4A,5Aの重なり部分では、W
>Lであるため、このにじみによる影響が、内部電極の
幅方向に延びる辺4a側に発生した場合に比べて小さく
なる。従って、グラビア印刷により内部電極4A,5A
を形成したとしてても、内部電極の面積、ひいては内部
電極4A,5Aの重なり面積のばらつき小さくすること
ができる。
【0021】上記のようにして得られた積層体6を焼成
することにより、焼結体が得られる。この焼結体の第
1,第2の側面を覆うように外部電極が形成されて、図
5及び図6に示す積層コンデンサ10が得られる。
【0022】図5から明らかなように、焼結体7では、
幅方向W1>長さ方向L1であり、長さ方向に延びる第
1,第2の側面7e,7fを覆うように外部電極8,9
が形成されている。また、外部電極8,9は、第1,第
2の側面7e,7fだけでなく、セラミック焼結体7の
上面7a、下面7b及び一対の端面7c,7dに至るよ
うに形成されている。
【0023】上記のように、積層コンデンサ10では、
第1,第2の内部電極4A,5Aが重なり合っている領
域において、長さの短い、対向方向に沿う辺において導
電ペーストの印刷によるにじみが生じるものの、長さの
相対的に長い側の辺にはにじみが生じ難いので、内部電
極面積、内部電極面積重なり面積のばらつの少ない積層
コンデンサを得ることができ、静電容量などの特性のば
らつきを低減することができる。
【0024】なお、本発明においては、内部電極4A,
5Aの積み重ね方は任意であり、結果として4A,5A
の矩形状の重なり部分において、短辺がグラビアロール
の回転方向(矢印Xの方向)に直交するように積み重ね
ることができればよい。
【0025】また、上記実施形態では、内部電極パター
ン4,5が印刷されたマザーのセラミックグリーンシー
ト1,2が積層されていたが、例えば、図1(a)に示
されているマザーのセラミックグリーンシート1のみを
内部電極対向方向にずらせて積層し、マザーの積層体を
得てもよい。すなわち、図1(a)のY方向において、
複数枚のマザーのセラミックグリーンシート1を、交互
に、(L+ΔL+g/2)だけずらして積層することに
より、図3に示したマザーの積層体6同様の積層体を得
ることができる。
【0026】上記実施形態では、積層セラミック電子部
品として積層コンデンサの製造方法を説明したが、セラ
ミック多層基板などの複数の内部電極を有する他の積層
セラミック電子部品の製造にも本発明を適用することが
できる。
【0027】
【発明の効果】本発明に係る積層セラミック電子部品の
製造方法では、グラビアロールを用いてグラビア印刷法
により内部電極パターンが印刷されるので、内部電極パ
ターンの形成工程の効率を高めることができるだけでな
く、グラビアロールにおいて、第1,第2の内部電極の
対向方向と直交する方向が回転方向となるように構成さ
れたグラビアロールを用いるため、対向方向と直交する
方向の長さWが、第1,第2の内部電極の重なり合って
いる部分の対向方向の長さLよりも大きな積層セラミッ
ク電子部品を得るにあたって、内部電極を高精度に形成
することができる。従って、内部電極の面積や内部電極
同士の重なり面積のばらつきを低減することができ、静
電容量などの特性のばらつきの少ない積層セラミック電
子部品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)は、本発明の一実施形態にお
いて第1,第2のマザーのセラミックグリーンシート上
に第1,第2の内部電極パターンを形成した状態を示す
各部分切欠平面図。
【図2】本発明の一実施形態でグラビア印刷に用いられ
るグラビアロールを示す斜視図。
【図3】本発明の一実施形態で得られたマザーの積層体
を説明するための部分切欠断面図。
【図4】本発明の一実施形態で得られた個々の積層コン
デンサ単位の積層体を示す平面断面図。
【図5】本発明の一実施形態で得られた積層コンデンサ
の外観を示す斜視図。
【図6】(a)及び(b)は、図5に示した積層コンデ
ンサの平面断面図及び正面断面図。
【図7】従来の積層セラミック電子部品の製造に際して
グラビア印刷により印刷された電極パターンを説明する
ための平面図。
【符号の説明】
1…第1のマザーのセラミックグリーンシート 2…第2のマザーのセラミックグリーンシート 3…グラビアロール 3a…凹部 4…第1の内部電極パターン 4A…第1の内部電極 5…第2の内部電極パターン 5A…第2の内部電極 6…マザーの積層体 6A…積層体 7…セラミック焼結体 7a…上面 7b…下面 7c,7d…第1,第2の端面 7e,7f…第1,第2の側面 8,9…第1,第2の外部電極 13…積層コンデンサ L…第1,第2の内部電極の重なり合う部分の対向方向
の長さ W…第1,第2の内部電極の重なり合う部分の対向方向
と直交する方向の長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 憲 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 幸川 進一 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 Fターム(参考) 5E082 AA01 AB03 BC38 EE04 EE32 EE35 FG06 FG26 FG54 GG10 LL01 LL02 LL03 MM24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面、下面、第1,第2の端面及び長さ
    方向に延びる第1,第2の側面を有するセラミック焼結
    体と、該セラミック焼結体内においてセラミック層を介
    して重なり合うように配置されており、前記第1または
    第2の側面に引き出されている複数の内部電極と、前記
    第1,第2の側面を覆うように形成された第1,第2の
    外部電極とを有し、前記第1,第2の内部電極におい
    て、第1,第2の内部電極の重なり合っている部分の対
    向方向の長さをL、該対向方向と直交する方向の長さを
    Wとしたときに、W>Lである積層セラミック電子部品
    の製造方法であって、 マザーのセラミックグリーンシートを用意する工程と、 内部電極パターンをグラビア印刷するための凹部が少な
    くとも周方向において複数形成されており、前記第1,
    第2の内部電極の対向方向と直交する方向が回転方向と
    なるように該複数の凹部が形成されているグラビアロー
    ルを用意する工程と、 前記グラビアロールを用いて前記複数の凹部の形状に応
    じた複数の内部電極パターンを前記マザーのセラミック
    グリーンシート上にグラビア印刷する工程と、 少なくとも複数枚の前記マザーのセラミックグリーンシ
    ートを、上下の内部電極パターンがセラミックグリーン
    シートを介して重なり合うように積層し、マザーの積層
    体を得る工程と、 前記マザーの積層体を厚み方向に切断し、個々の積層セ
    ラミック電子部品単位の積層体を得る工程と、 前記積層体を焼成してセラミック焼結体を得る工程と、 前記セラミック焼結体の第1,第2の側面を覆うように
    前記第1,第2の外部電極を形成する工程とを備える、
    積層セラミック電子部品の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記内部電極パターンを形成するための
    凹部のグラビアロール回転方向と直交する方向の長さ
    が、2(L+ΔL)であり、該凹部のグラビアロール回
    転方向寸法がWであり、但しΔLは積層セラミック電子
    部品における第1,第2の内部電極の対向方向先端と、
    第1または第2の内部電極が引き出されていない第2ま
    たは第1の側面との間の距離を示す、請求項1に記載の
    積層セラミック電子部品の製造方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも複数枚の前記マザーのセラミ
    ックグリーンシートを積層するにあたり、第1の内部電
    極を形成するための複数の内部電極パターンが印刷され
    た第1のマザーのセラミックグリーンシートと、第2の
    内部電極を形成するための複数の内部電極パターンが印
    刷された第2のマザーのセラミックグリーンシートと
    を、前記対向方向においてずらせて積層することを特徴
    とする、請求項1または2に記載の積層セラミック電子
    部品の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記積層セラミック電子部品の外形にお
    いて、前記第1,第2の内部電極の対向方向に沿う長さ
    寸法L1よりも、該対向方向に直交する幅方向寸法W1
    大きい、請求項1〜3のいずれかに記載の積層セラミッ
    ク電子部品の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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