JP2003173577A - 光記録媒体および光記録方法 - Google Patents

光記録媒体および光記録方法

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JP2003173577A
JP2003173577A JP2001372323A JP2001372323A JP2003173577A JP 2003173577 A JP2003173577 A JP 2003173577A JP 2001372323 A JP2001372323 A JP 2001372323A JP 2001372323 A JP2001372323 A JP 2001372323A JP 2003173577 A JP2003173577 A JP 2003173577A
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勉 佐藤
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泰伸 植野
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短波長に発振波長を有する半導体レーザーを
用いる追記型DVDシステムの新フォーマット方式であ
り、LPP方式同様のデータの書き足し部における未記
録領域をなくす有効な方式を提供し、また、DVD−R
ランドプリピット方式に比較して、スタンパ作製時に於
ける微細なカット幅制御やLPP信号のデータ部への漏
れだしによるデータエラーが生じない優れた方式を提供
し、さらに、基板に形成された溝の壁の傾斜を最適化す
ることで、記録パワーマージンが拡大され、記録機と合
わせたシステムとしてよりマージンの大きいシステムと
して構築を可能にすること。 【解決手段】 基板上にトラックピッチが0.64μm
〜0.8μmである案内溝を有し、有機色素記録層を設
けてなり、必要に応じて反射層を設け、更に必要に応じ
て保護層を設け、基板溝に周波数4T〜96Tのウォブ
ルを有する光記録媒体において、基板の溝深さが100
0Å〜2500Åであり、溝幅が半値幅で0.18〜
0.40μmであり、基板溝の壁の傾斜が65〜80゜
であることを特徴とする光記録媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報記録媒体に関す
るものであって、特に光ビームを照射することにより、
記録材料の透過率、反射率等の光学的な変化を生じさ
せ、情報の記録、再生を行ない、かつ追記が可能な情報
記録媒体に関するものであり、データ用追記光ディス
ク、追記型コンパクトディスクに用いられ、CD−I、
CD−V、DVD−Rに応用される。
【0002】
【従来の技術】従来、データ用追記型ディスクとして
は、シアニン色素を記録材料として用いたもの(特開昭
57−82093号公報、特開昭58−56892号公
報、特開昭58−112790号公報、特開昭58−1
14989号公報、特開昭59−85791号公報、特
開昭60−83236号公報、特開昭60−89842
号公報、特開昭61−25886号公報等参照)、フタ
ロシアニン色素を記録材料として用いたもの(特開昭6
1−150243号公報、特開昭61−177287号
公報、特開昭61−154888号公報、特開昭61−
246091号公報、特開昭62−39286号公報、
特開昭63−37791号公報、特開昭63−3988
8号公報等参照)が提案されている。
【0003】また、追記型コンパクトディスクとして
は、シアニン色素/金属反射層を記録材料として用いた
もの(特開平1−159842号公報、特開平2−42
652号公報、特開平2−13656号公報、特開平2
−168446号公報等参照)、フタロシアニン(アザ
アヌレン)色素を記録材料として用いたもの(特開平1
−176585号公報、特開平3−215466号公
報、特開平4−113886号公報、特開平4−226
390号公報、特開平5−1272号公報、特開平5−
171052号公報、特開平5−116456号公報、
特開平7−268227号公報、特開平7−31489
7号公報等参照)、アゾ金属キレート色素を記録材料と
して用いたもの(特開平4−46186号公報、特開平
4−141489号公報、特開平4−361088号公
報、特開平5−279580号公報、特開平7−516
73号公報、特開平7−161069号公報、特開平7
−372272号公報、特開平7−71867号公報、
特開平8−231866号公報、特開平8−29581
1号公報等参照)が提案されている。
【0004】さらに、DVD−Rに係わるものとして
は、シアニン色素/金属反射層を記録材料として用いた
もの(Pioneer R&D Vol.6 No.
2:DVD−Recordableの開発、DVD−R
色素ディスクの基礎研究)、ISOM/ODS(‘9
6:High Density of recordi
ngon Dye material Disc ap
proach for 4.7GB)、ポリメチン色素
を記録材料として用いたもの(特開平10−83577
号公報、特開平10−119434号公報、特開平10
−149583号公報、特開平10−188339号公
報、特開平10−278426号公報等参照)、ポリメ
チン色素+光安定化材を記録材料として用いたもの(特
開平10−109475号公報、特開平10−1094
76号公報、特開平10−134413号公報、特開平
10−166739号公報等参照)、アゾ金属キレート
色素/金属反射層を記録材料として用いたもの(特公平
5−67438号公報、特開平7−161069号公
報、特開平8−156408号公報、特開平8−231
866号公報、特開平8−332772号公報、特開平
9−58123号公報、特開平9−175031号公
報、特開平9−193545号公報、特開平9−274
732号公報、特開平9−277703号公報、特開平
10−6644号公報、特開平10−6650号公報、
特開平10−6651号公報、特開平10−36693
号公報、特開平10−44606号公報、特開平10−
58828号公報、特開平10−86519号公報、特
開平10−149584号公報、特開平10−1572
93号公報、特開平10−157300号公報、特開平
10−157301号公報、特開平10−157302
号公報、特開平10−181199号公報、特開平10
−181201号公報、特開平10−181203号公
報、特開平10−181206号公報、特開平10−1
88340号公報、特開平10−188341号公報、
特開平10−188358号公報、特開平10−208
303号公報、特開平10−214423号公報、特開
平10−228671号公報、特開平10−36693
号公報、特開平11−12483号公報等参照)、テト
ラアザポルフィリン(ポルフィラジン)色素/金属反射
層を記録材料として用いたもの(特開平9−26756
2号公報、特開平9−309268号公報、特開平10
−856号公報等参照)、その他の色素/金属反射層を
記録材料として用いたもの(特開平10−86517号
公報、特開平10−93788号公報、特開平10−2
26172号公報、特開平10−244752号公報、
特開平10−287819号公報、特開平10−297
103号公報、特開平10−309871号公報、特開
平10−309872号公報等参照)、シアニン色素+
アゾ金属キレート色素/金属反射層を記録材料として用
いたもの(特公平7−51682号公報、特開平11−
34499号公報等参照)、ホルマザン(金属キレー
ト)色素+その他の色素を記録材料として用いたもの
(特許第2791944号公報、特開平8−29507
9号公報、特開平9−095520号公報、特開平9−
193546号公報、特開平10−337958号公報
等参照)、ジピロメテン(金属キレート)色素+その他
の色素を記録材料として用いたもの(特開平10−16
2430号公報、特開平10−166732号公報、特
開平10−226172号公報、特開平11−0428
58号公報、特開平11−042858号公報、特開平
11−092682号公報、特開平11−165465
号公報、特開平11−208111号公報、特開平11
−227332号公報、特開平11−227333号公
報、特開平11−255774号公報、特開平11−2
56057号公報等参照)が提案されている。
【0005】現在、次世代大容量光ディスクとしてDV
D−Rの開発が進められている。記録容量の向上の要素
技術は、記録ピット微少化のための記録材料開発、MP
EG2に代表される画像圧縮技術の採用、記録ピット読
みとりのため、半導体レーザの短波長化等の技術開発が
必要である。
【0006】これまで赤色波長域の半導体レーザとして
は、バーコードリーダ、計測器用に670nm体のAl
GaInPレーザダイオードが商品化されているのみで
あったが、光ディスクの高密度化に伴い、赤色レーザが
本格的に光ストレージ市場で使用されつつある。DVD
ドライブの場合、光源として635nm帯と650nm
帯レーザダイオードの2つの波長で規格化されている。
一方、再生専用のDVD−ROMドライブは波長650
nmで商品化されている。このような状況下で最も好ま
しいDVD−Rメディアは、波長630nm〜680n
mで記録、再生が可能なメディアである。DVD−Rメ
ディアのフォーマットはランドプリピットと呼ばれるラ
ンド部の一部をカットしたフォーマットで規格化されて
いる。この方式をとると、ランドプリピット信号(LP
Pb)が0.16以下ではプリピットアドレス等のプリ
ピット情報が良好に再生できず、0.32以上であると
今度はLPP信号自体がデータ領域においてノイズ的な
振る舞いをし、データエラーが多く発生してしまう。従
って、LPPはその記録材にあったカット幅をスタンパ
で微調整して(LPPb=)0.16〜0.32の範囲
になるようにランドカット幅を制御しなければならな
い。
【0007】一方、記録材料は記録波長帯が600nm
〜720nmで記録可能な材料が望まれるが有機色素メ
ディアでは色素自体の吸収を利用して記録を行なうた
め、波長依存性が大きく広範囲な記録波長で記録を可能
にすることは困難なことが一般的である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来シ
ステムに比べて、短波長に発振波長を有する半導体レー
ザーを用いる追記型DVDシステムの新フォーマット方
式であり、LPP方式同様のデータの書き足し部におけ
る未記録領域をなくす有効な方式を提供するものであ
る。また、DVD−Rランドプリピット方式に比較し
て、スタンパ作製時に於ける微細なカット幅制御やLP
P信号のデータ部への漏れだしによるデータエラーが生
じない優れた方式を提供するものである。さらに、基板
に形成された溝の壁の傾斜を最適化することで、記録パ
ワーマージンが拡大され、記録機と合わせたシステムと
してよりマージンの大きいシステムとして構築を可能に
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等が検討した結
果、トラックピッチが0.64μm〜0.8μmである
案内溝を有する基板上に有機色素記録層を設けてなり、
必要に応じて反射層を設け、更に必要に応じて保護層を
設け、基板溝に周波数4T〜96Tのウォブルを有する
光記録媒体において、基板の溝深さが1000Å〜25
00Åであり、溝幅が半値幅で0.18〜0.40μm
であり、基板溝の壁の傾斜が65〜80゜であり、記録
層として記録再生波長±5nmの波長域の光に対する記
録層単層の屈折率nが1.5≦n≦3.0であり、消衰
係数kが0.02≦k≦0.2である有機色素膜を有す
る光記録媒体を作成することにより、書き足しデータ部
先頭の未記録領域を低減でき、低エラー率なDVD追記
型ディスクが得られる。また、基板溝の傾斜を最適化す
ることで、より記録パワーマージンが拡大できる。即
ち、高周波なウォブルフォーマットと有機色素の組み合
わせと基板溝の傾斜最適化により本発明に至った。
【0010】上記課題は、本発明の(1)「基板上にト
ラックピッチが0.64μm〜0.8μmである案内溝
を有し、有機色素記録層を設けてなり、必要に応じて反
射層を設け、更に必要に応じて保護層を設け、基板溝に
周波数4T〜96Tのウォブルを有する光記録媒体にお
いて、基板の溝深さが1000Å〜2500Åであり、
溝幅が半値幅で0.18〜0.40μmであり、基板溝
の壁の傾斜が65〜80゜であることを特徴とする光記
録媒体」、(2)「有機色素記録層単層記録再生波長±
5nmの波長域の光に対する記録層単層の屈折率nが
1.5≦n≦3.0であり、消衰係数kが0.02≦k
≦0.2である有機色素膜を有することを特徴とする前
記第(1)項に記載の光記録媒体」、(3)「ウオブル
振幅Woとプッシュプル振幅PPとの割合(Wo/P
P)が0.1≦Wo/PP≦0.4の範囲にあることを
特徴とする前記第(1)項または第(2)項に記載の光
記録媒体」、(4)「記録層溝深さをd1(Å)、ウォ
ブル周波数m(T)すると1200≦d1×m≦160
000の範囲にあることを特徴とする前記第(1)項乃
至第(3)項の何れか1に記載の光記録媒体」、(5)
「色素記録層の最大吸収波長が記録再生波長に対し、4
0〜80mn短波長側にあることを特徴とする前記第
(1)項乃至第(4)項の何れか1に記載の光記録媒
体」、(6)「記録層の分解開始温度360゜C以下であ
ることを特徴とする前記第(1)項乃至第(5)項の何
れか1に記載の光記録媒体」、(7)「反射層が必要な
場合の反射層が金、銀、アルミニウムもしくはこれらを
主成分とした他の金属との合金であることを特徴とする
前記第(1)項乃至第(6)項の何れか1に記載の光記
録媒体」、(8)「保護層が必要な場合の保護層が紫外
線硬化樹脂であることを特徴とする前記第(1)項乃至
第(7)項の何れか1に記載の光記録媒体」、(9)
「もう1枚の基板を貼り合わせる構造である場合の接着
剤が紫外線硬化樹脂であることを特徴とする前記第
(1)項乃至第(8)項の何れか1に記載の光記録媒
体」、(10)「記録波長が600〜720nmである
ことを特徴とする前記第(1)項乃至第(9)項の何れ
か1に記載の光記録媒体」により達成される。
【0011】また、上記課題は、本発明の(11)「6
00〜720nmの記録波長を有する光ピックアップを
用い、前記第(1)項乃至第(9)項の何れか1に記載
の光記録媒体の記録及び/又は再生を行なうことを特徴
とする光記録方法」により達成される。
【0012】ここでの、各項の効果を述べると、前記第
(1)項は、本発明の基本構成及び材料構成であり、前
記第(2)項は、前記第(1)項の記録媒体における最
適な色素記録層の光学定数を規定したものであり、前記
第(3)項は、ウォブルの振り量を信号特性から最適化
した範囲限定であり、前記第(4)項は、色素記録層を
設けたときの最適色素溝深さ範囲限定であり、前記第
(5)項は、記録材料用色素層の最適吸収波長範囲限定
であり、前記第(6)項は、記録材料の熱物性限定であ
り、前記第(7)項は、反射層を用いる場合の最適材料
の限定であり、前記第(8)項は、反射層を用いる場合
の最適材料の限定であり、前記第(9)項は、貼り合わ
せ構造をとる場合、接着層の最適材料の限定であり、前
記第(10)項、第(11)項は、本発明における記録
波長の限定である。
【0013】本発明の光記録媒体は、基板上にトラック
ピッチが0.64μm〜0.8μmである案内溝を有
し、有機色素記録層を設けてなり、必要に応じて反射層
を設け、更に必要に応じて保護層を設け、基板溝に周波
数4T〜96Tのウォブルを有する光記録媒体におい
て、基板の溝深さが1000Å〜2500Åであり、溝
幅が半値幅で0.18〜0.40μmであり、基板溝の
壁の傾斜が65〜80゜であり、記録層として記録再生
波長±5nmの波長域の光に対する記録層単層の屈折率
nが1.5≦n≦3.0であり、消衰係数kが0.02
≦k≦0.2である有機色素膜を有する光記録媒体を作
成する構成でなるものである。なお、ここで定義するT
とは基本クロック周波数で記録したときの記録ピット長
(単位はμm)であり、DVD(4.7GB)メディア
であれば、長さで定義すれば約0.133μmであり、
時間で定義すれば約38nsec.である。
【0014】色素を記録層として用いる場合、案内溝の
壁の傾斜角は重要で90゜に近く切り立った角度である
と、記録の際のピット形成の横への広がりを抑制し、ジ
ッタやエラーに悪影響を及ぼし、逆に傾斜角が65゜よ
り、小さくなると今度はピットが横へ広がりすぎて、ク
ロストークの影響で、結果的にジッタやエラーに増加を
招く。即ち、基板溝の壁の傾斜を65〜80゜とするこ
とで、ジッタ、エラー率、変調度等が良好なことを確認
し本発明に至った。基板溝の壁の角度はAFMやSEM
や種々の回折光を用いた測定器で測定することが可能で
あるが、本発明はAFMによる溝プロファイルから接線
を引き、溝の壁傾斜角を測定した。
【0015】通常、ウオブルの周波数帯は150T〜4
00T相当が用いられている。この周波数帯であると、
周波数変調にしろ、位相変調にしろデータの書き足しを
する場合、ウオブルの周波数が低すぎて、前データと書
き足しデータとの間がかなり空いてしまい、高密度記録
には向かない。一方、DVD−RではLPPを設けこの
LPP信号で、データの書き込む位置を制御している。
しかしながら、LPP方式ではLPPの信号振幅が小さ
すぎてはLPPが良好に読み出せず、逆にLPPが大き
すぎると今度はLPP信号自体が書き込みデータへ漏れ
込んでデータエラーが多発するという不具合が生じるた
め、LPPは0.16≦LPPb≦0.32の範囲、好
ましくは0.18≦LPPb≦0.26という制約が生
じ、スタンパ作成の際、ランドのカット幅を微細に制御
しなくてはならない。
【0016】一方、高周波ウオブルにすれば、LPPは
必要なく、ウオブルを変調して同期をとるため、LPP
方式のようにデータエラーが多発するような事態には至
らない。
【0017】本発明に於けるウオブルの振幅であるが、
適当なフィルターを通した後のウオブル振幅(Wo)に
対する、これも適当なフィルターを通したプシュプル信
号(PP)割合Wo/PP=NWOが0.1≦NWO≦
0.4の範囲にあれば本発明の目的であるウオブルでの
同期合わせは可能であり、更に好ましいNWOの値は
0.15≦NWO≦0.30の範囲である。NWOの値
が0.1以下であると同期をとるには不充分な信号強度
であり、0.4を越えてしまうとデータ部エラーが増え
てくる傾向にある。但し、LPP方式に比べ、LPPが
大きなメディアのデータエラーに比較してデータエラー
の発生の影響度は小さくウオブル振幅の増加に伴うデー
タエラーは緩やかである。更にスタンパを作成する際、
LPP方式のLPPカット幅はLPPb=0.16〜
0.32内の範囲にするには高度なカット幅制御技術を
必要とするが、本発明の高周波ウオブル方式においては
高周波発生源とウオブルの振り量の大きさ(ウオブル振
り量を制御する回路で振り量は任意に再現性よく作成で
きる)だけを管理しさえすれば目的は達成されるため、
スタンパの歩留まりや、メディアの歩留まりが飛躍的に
向上できる。
【0018】また、上記のフォーマットを有した基板の
溝形状であるが、主に有機色素を溶剤塗工法にて記録層
を形成するわけであるが、その場合の最適溝深さは10
00Å〜2500Åであり、さらに好ましくは1500
Å〜2000Åである。溝深さが1000Å以下である
とプシュプル信号が充分にとれず、トラッキング制御が
できず、2500Å以上であると基板成形の際、転写性
があまくなり、好ましくない。更に、色素記録層を設け
た場合の色素溝深さはウォブル周波数をm(T)とし、
色素溝深さをd1としたときに1200≦d1×m≦1
60000の範囲にあることが必要で、d1×mが12
00を下回ると充分な差信号が得られず、記録再生時に
充分なトラッキングが実施できず、d1×mが1600
00を上回ると逆に発振してやはりトラッキングには好
ましくなく、さらに上述のように転写限界から基板溝深
さの限界もあり、実質的には160000を上回ること
は出来ない。また、記録密度を4GB〜5GBの容量を
確保するためのトラックピッチは0.64μm〜0.8
μm程度が必要である。溝幅に関しては、記録材料によ
って異なるが、ほぼ全ての有機材料において、半値幅
0.18〜0.40μmの幅で適用できる。
【0019】次に記録媒体の構成について、記録層を構
成するのに必要な項目として、光学特性が挙げられる。
光学特性に必要な条件は、記録再生波長である600n
m〜720nmに対して短波長側に大きな吸収帯を有
し、かつ記録再生波長が該吸収帯の長波長端近傍にある
ことが必要である。吸収極大波長は記録再生波長に対
し、40〜80nm短波長であることが好ましく、40
nmより小さいと吸収により、充分な反射率がとれず、
80nmを越えると、記録感度が低下する。これは、記
録再生波長である600nm〜720nmで大きな屈折
率と消衰係数を有することを意味するものである。具体
的には、記録再生波長近傍の長波長近傍の波長域光に対
する記録層単層の屈折率nが1.5以上3.0以下であ
り、消衰係数kが0.02以上0.2以下の範囲にある
ことが好ましい。nが1.5未満の場合には、充分な光
学的変化得られにくいため、記録変調度が低くなるため
好ましくなく、nが3.0を越える場合には、波長依存
性が高くなり過ぎるため、記録再生波長領域であっても
エラーとなってしまうため好ましくない。また、kが
0.02未満の場合には、記録感度が悪くなるため好ま
しくなく、kが0.2を越える場合には、50%以上の
反射率を得ることが困難となるので好ましくない。
【0020】次に、本発明に使用可能な色素材料の具体
例であるが、アゾ(金属キレート)色素、ホルマザン
(金属キレート)色素、ジピロメテン(金属キレート)
色素、ポリメチン色素、スクアリリウム色素、アザアヌ
レン色素等が適用可能である。上記に挙げた色素の熱分
解特性であるが、色素単独で用いる場合も混合して用い
る場合もその記録材料の分解開始温度が360℃以下で
あることが好ましい。特に100〜350℃が好まし
い。分解温度が360℃以上であると記録時のピット形
成がうまく行なわれず、ジッタ特性が悪い。また100
℃以下であると今度はディスクの保存安定性が悪化す
る。
【0021】(記録体の構成)本発明の記録体は、通常
の追記型光ディスクである図2の構造(図2を2枚貼合
わせたいわゆるエアーサンドイッチ、又は密着貼合わせ
構造としてもよい)と図3からなるCD−R用メディア
の構造としてもよい。
【0022】(各層の必要特性及び構成材料例)本発明
の記録媒体の構成としては、第1基板と第2基板とを記
録層を介して接着剤で張り合わせた構造を基本構造とす
る。記録層は有機色素層単層でもよく、反射率を高める
ため有機色素層と金属反射層との積層でも良い。記録層
と基板間は下引き層あるいは保護層を介して層成しても
よく、機能向上のためそれらを積層化した構成でも良
い。最も通常に用いられるのは、第1基板/有機色素層
/金属反射層/保護層/接着層/第2基板構造である。
【0023】《基板》用いる基板としては基板側より記
録再生を行なう場合のみ使用レーザーに対して透明でな
ければならず、記録層側から記録、再生を行なう場合基
板は透明である必要はない。基板材料としては例えば、
ポリエステル、アクリル樹脂、ポリアミド、ポリカーボ
ネート樹脂、ポリオレフィン樹脂、フェノール樹脂、エ
ポキシ樹脂、ポリイミドなどのプラスチック又は、ガラ
ス、セラミックあるいは、金属などを用いることができ
る。なお、基板の表面にトラッキング用の案内溝や、案
内ピット、さらにアドレス信号などのプリフォーマット
などが形成されていても良い。
【0024】《記録層》記録層はレーザー光の照射によ
り何らかの光学的変化を生じさせ、その変化により情報
を記録するものであって、この記録層中には本発明の色
素が含有されていることが必要で、記録層の形成に当た
って本発明の色素1種、又は2種以上の組み合わせで用
いても良い。さらに、本発明の上記色素は光学特性、記
録感度、信号特性などの向上の目的で他の有機色素及び
金属、金属化合物と混合又は積層化して用いても良い。
有機色素の例としては、ポリメチン色素、ナフタロシア
ニン系、フタロシアニン系、スクアリリウム系、クロコ
ニウム系、ピリリウム系、ナフトキノン系、アントラキ
ノン系(インダンスレン系)、キサンテン系、トリフェ
ニルメタン系、アズレン系、テトラヒドロコリン系、フ
ェナンスレン系、トリフェノチアジン系染料及び、金属
錯体化合物などが挙げられる。
【0025】金属、金属化合物の例としてはIn、T
e、Bi、Se、Sb、Ge、Sn、Al、Be、Te
、SnO、As,Cd、などが挙げられ、それぞれ
を分散混合あるいは積層の形態で用いることができる。
さらに、上記染料中に高分子材料、例えばアイオノマー
樹脂、ポリアミド樹脂、ビニル系樹脂、天然高分子、シ
リコーン、液状ゴムなどの種々の材料もしくはシランカ
ップリング剤などを分散混合しても良いし、特性改良の
目的で安定剤(例えば遷移金属錯体)、分散剤、難燃剤、
滑剤、帯電防止剤、界面活性剤、可塑剤などを一緒に用
いることができる。
【0026】記録層の形成方法としては蒸着、スパッタ
リング、CVDまたは溶剤塗布などの通常の手段によっ
て行なうことができる。塗布法を用いる場合には上記染
料などを有機溶剤に溶解して、スプレー、ローラーコー
ティグ、ディピング及び、スピンコーティングなどの慣
用のコーティング法によって行なうことができる。用い
られる有機溶媒としては一般にメタノール、エタノー
ル、イソプロパノール、などのアルコール類、アセト
ン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノンなどのケト
ン類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチ
ルアセトアミドなどのアミド類、ジメチルスルホキシド
などのスルホキシド類、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジエチルエーテル、エチレングリコールモノメチル
エーテルなどのエーテル類、酢酸メチル、酢酸エチルな
どのエステル類、クロロホルム、塩化メチレン、ジクロ
ロエタン、四塩化炭素、トリクロロエタンなどの脂肪族
ハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、キシレン、モノクロ
ロベンゼン、ジクロロベンゼン、などの芳香族類、メト
キシエタノール、エトキシエタノールなどのセロソルブ
類、ヘキサン、ペンタン、シクロヘキサン、メチルシク
ロヘキサンなどの炭化水素類などが挙げられる。記録層
の膜厚は100Å〜10μm、好ましくは200Å〜2
000Åが適当である。
【0027】《下引き層》下引き層は接着性の向上、
水又はガスなどのバリアー、記録層の保存安定性の
向上、反射率の向上、溶剤からの基板の保護、案
内溝、案内ピット、プレフォーマットの形成などを目的
として使用される。
【0028】の目的に対しては、高分子材料例えば、
アイオノマー樹脂、ポリアミド樹脂、ビニル樹脂、天然
樹脂、天然高分子、シリコーン、液状ゴムなどの種々の
高分子化合物及び、シランカップリング剤などをを用い
ることができ、及びの目的に対しては、上記高分子
材料以外に無機化合物、例えば、SiO、MgF、Si
、TiO、ZnO、TiN、SiNなどがあり、さ
らに金属又は半金属例えば、Zn、Cu、Ni、Cr、
Ge、Se、Au、Ag、Al、などを用いることがで
きる。又、の目的に対しては、金属、例えば、Al、
Au、Ag等や、金属光沢を有する有機薄膜、例えば、
メチン染料、キサンテン系染料などを挙げることがで
き、、の目的に対しては、紫外線硬化樹脂、熱硬化
樹脂、熱可塑性樹脂等を用いることができる。下引き層
の膜厚としては0.01〜30μm、好ましくは、0.
05〜10μmが適当である。
【0029】《金属反射層》金属反射層は単体で高反射
率の得られる腐食されにくい金属、半金属等が挙げら
れ、材料例としてはAu、Ag、Cr、Ni、Al、F
e、Snなどが挙げられるが、反射率、生産性の点から
Au、Ag、Alが最も好ましく、これらの金属、半金
属は単独で使用しても良く、2種の合金としても良い。
膜形成法としては蒸着、スッパタリングなどが挙げら
れ、膜厚としては50〜5000Å好ましくは100〜
3000Åである。
【0030】《保護層、基板面ハードコート層》保護層
及び基板面ハードコート層は、記録層(反射吸収層)を
傷、ホコリ、汚れ等から保護する、記録層(反射吸収
層)の保存安定性の向上、反射率の向上等を目的とし
て使用される。これらの目的に対しては、前記下引き層
に示した材料を用いることができる。又、無機材料とし
て、SiO、SiOなども用いることができ、有機材
料としてポリメチルアクリレート、ポリカーボネート、
エポキシ樹脂、ポリスチレン、ポリエステル樹脂、ビニ
ル樹脂、セルロース、脂肪族炭化水素樹脂、天然ゴム、
スチレンブタジエン樹脂、クロロプレンゴム、ワック
ス、アルキッド樹脂、乾性油、ロジン等の熱軟化性、熱
溶融性樹脂も用いることができる。上記材料のうち最も
好ましい例としては生産性に優れた紫外線硬化樹脂であ
る。保護層又は基板面ハードコート層の膜厚は0.01
〜30μm、好ましくは0.05〜10μmが適当であ
る。本発明において、前記下引き層、保護層、及び、基
板面ハードコート層には記録層の場合と同様に、安定
剤、分散剤、難燃剤、滑剤、帯電防止剤、界面活性剤、
可塑剤等を含有させることができる。
【0031】《保護基板》保護基板はこの保護基板側か
らレーザー光を照射する場合、使用レーザー光に対し透
明でなくてはならず、単なる保護板として用いる場合、
透明性は問わない。使用可能な基板材料としては基板材
料と全く同様であり、ポリエステル、アクリル樹脂、ポ
リアミド、ポリカーボネート樹脂、ポリオレフィン樹
脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミドなどの
プラスチック又は、ガラス、セラミックあるいは、金属
などを用いることができる。
【0032】《接着材、接着層》2枚の記録媒体を接着
出来る接着できる材料なら何でもよく、生産性を考える
と、紫外線硬化型もしくはホットメルト型接着剤が好ま
しい。
【0033】
【実施例】《実施例1》溝深さ1750Å、半値幅0.
25μm、トラックピッチ0.74μm、ウオブル周波
数32T相当、基板溝の壁傾斜角70゜の案内溝を有す
るバンド条件を有する厚さ0.6mmの射出成形ポリカ
ーボネート基板上に下記化合物例〔I〕を2,2,3,
3−テトラフルオロ−1−プロパノールに溶解した液を
スピンナー塗布し、厚さ1100Åの有機色素層を形成
し、次いでスパッタ法により金1100Åの反射層を設
け、更にその上にアクリル系フォトポリマーにて5μm
の保護層を設けた後、厚さ0.6mmの射出成形ポリカ
ーボネート平板基板をアクリル系フォトポリマーにて接
着し記録媒体とした。
【0034】
【化1】
【0035】《実施例2》実施例1で化合物No.
〔I〕の代わりに化合物〔II〕と〔III〕50:50重
量比で混合した色素を用いたことと反射層を金とし、膜
厚を1200Åにしたこと以外は、実施例1と全く同様
に記録媒体を形成した。
【0036】
【化2】
【0037】
【化3】
【0038】《実施例3》実施例1で化合物No.
〔I〕の代わりに化合物〔IV〕を用い、溶媒をエチルシ
クロヘキサンと2−メトキシエタノル混合溶媒にし、溝
の壁傾斜角を65゜にしたこと以外は、実施例1と全く
同様に記録媒体を形成した。
【0039】
【化4】
【0040】《実施例4》実施例1で化合物No.
〔I〕の代わりに化合物〔V〕の色素を用いたことと基
板溝深さ1850Å、溝半値幅を0.29μm、溝の壁
傾斜角を80゜にしたこと以外は、実施例1と全く同様
に記録媒体を形成した。
【0041】
【化5】
【0042】《実施例5》実施例4で化合物No.
(V)の代わりに化合物(VI)と(VII)を40:60
重量比で混合した色素を用いたこととウォブル周波数を
16T、溝の壁傾斜角を70゜にしたこと以外は、実施
例4と全く同様に記録媒体を形成した。
【0043】
【化6】
【0044】
【化7】
【0045】《比較例1》実施例1で化合物No.
〔I〕の代わりに化合物〔IV〕を用い、溶媒をエチルシ
クロヘキサンと2−メトキシエタノル混合溶媒にしたこ
とと溝の壁傾斜角を87゜とした以外は、実施例1と全
く同様に記録媒体を形成した。
【0046】《比較例2》実施例1において基板溝の壁
傾斜角を60゜の基板を用いたこと以外は実施例1と全
く同様に記録媒体を形成した。
【0047】<記録条件>実施例1〜5及び、比較例1
〜2で得た光記録媒体に発振波長657nm、ビーム径
0.9μmの半導体レーザー光を用い、トラッキングし
ながらEFM信号(線速3.5m/sec.)をBot
tom Jitterが極小となるようなストラテジー
で、最適記録パワーの−20%〜+20%のパワーを
0.2mW間隔で記録し、その個所のBottom J
itterを測定して、記録パワーに対するJitte
rという関係を求め、Jitterが10%以下となる
場合の記録パワーが中心記録パワーから±何%の記録パ
ワーまでを許容できるかを求めた。
【0048】
【表1】 以上の評価結果から比較例1〜2に比較して実施例1〜
5では良好な記録パワー許容範囲が広く、本発明の効果
が充分に示された。
【0049】
【発明の効果】以上、詳細かつ具体的な説明から明らか
なように、本発明によれば、DVD−Rで用いているラ
ンドプリピットフォーマットよりも簡単に製造可能な高
周波ウォブルフォーマットでデータ部の書き足しを効率
良く実施でき、記録特性の良好な、しかも現在、大量に
製造されているCD−R、DC−RWとほぼ同一フォー
マットでの記録媒体の提供が可能となるという極めて優
れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における通常の追記型光記録媒体を示し
た図である。
【図2】本発明におけるCD−R用の媒体構成を示した
図である。
【図3】本発明におけるDVD−R用の媒体構成を示し
た図である。
【図4】本発明の基板溝の壁の傾斜角を示した図であ
る。
【符号の説明】
1 基板 2 記録層 3 下引き層 4 保護層 5 ハードコート層 6 金属反射層 7 保護基板 8 接着層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 7/24 G11B 7/24 561M 561Q (72)発明者 植野 泰伸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 野口 宗 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5D029 JA04 JB21 JC03 JC06 JC11 WA02 WB11 WB17 WB21

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上にトラックピッチが0.64μm
    〜0.8μmである案内溝を有し、有機色素記録層を設
    けてなり、必要に応じて反射層を設け、更に必要に応じ
    て保護層を設け、基板溝に周波数4T〜96Tのウォブ
    ルを有する光記録媒体において、基板の溝深さが100
    0Å〜2500Åであり、溝幅が半値幅で0.18〜
    0.40μmであり、基板溝の壁の傾斜が65〜80゜
    であることを特徴とする光記録媒体。
  2. 【請求項2】 有機色素記録層単層記録再生波長±5n
    mの波長域の光に対する記録層単層の屈折率nが1.5
    ≦n≦3.0であり、消衰係数kが0.02≦k≦0.
    2である有機色素膜を有することを特徴とする請求項1
    に記載の光記録媒体。
  3. 【請求項3】 ウオブル振幅Woとプッシュプル振幅P
    Pとの割合(Wo/PP)が0.1≦Wo/PP≦0.
    4の範囲にあることを特徴とする請求項1または2に記
    載の光記録媒体。
  4. 【請求項4】 記録層溝深さをd1(Å)、ウォブル周
    波数m(T)すると1200≦d1×m≦160000
    の範囲にあることを特徴とする請求項1乃至3の何れか
    1に記載の光記録媒体。
  5. 【請求項5】 色素記録層の最大吸収波長が記録再生波
    長に対し、40〜80mn短波長側にあることを特徴と
    する請求項1乃至4の何れか1に記載の光記録媒体。
  6. 【請求項6】 記録層の分解開始温度360゜C以下であ
    ることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1に記載の
    光記録媒体。
  7. 【請求項7】 記録波長が600〜720nmであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至6の何れか1に記載の光記
    録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100440350C (zh) * 2003-08-05 2008-12-03 松下电器产业株式会社 光盘及其制造方法

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