JP2003172806A - レンズ素子およびこれを用いた光部品 - Google Patents

レンズ素子およびこれを用いた光部品

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造が容易かつ信頼性に優れたレンズ素子お
よびこれを用いた光部品を提供する。 【解決手段】 分布屈折率レンズの光軸上にグレーティ
ングが形成されたレンズ素子。グレーティングを分布屈
折率レンズに入力された光が光軸と平行となる部分に形
成する。レンズ素子の長さを0.5ピッチの整数倍とす
る。分布屈折率レンズに形成されたn番目のグレーティ
ングの位置を、分布屈折率レンズの一方の端面から0.
25+0.5(n−1)ピッチとする。グレーティング
を、分布屈折率レンズの光軸上の任意の位置に形成す
る。一方の端面の近傍にグレーティングが形成された、
2つの0.25ピッチ分布屈折率レンズを、それぞれの
グレーティングが対向するように接合したレンズ素子。
レンズ素子と、レンズ素子に光を入出力する光ファイバ
を保持する光ファイバ保持部材とを備えた光部品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ使用して光
結合または光分離を行なう技術に関し、特に、光通信分
野で使用される光機能部品において、光ファイバからの
入力光を選択的に透過または反射する機能を備えたレン
ズ素子およびこれを用いた光部品に関する。
【0002】
【従来の技術】コリメータレンズなどのレンズ素子およ
びこれを用いた光部品は、例えば、波長多重システムを
利用した光通信分野において、光の合成、光の分離、あ
るいは光の損失の平坦化、光の分散補償などに利用され
ている。このようなコリメータレンズおよびこれを用い
た光部品は、数多く考案されている。
【0003】コリメータレンズとしては、円柱状の分布
屈折率レンズ(Graded Indexレンズ、以下、「GRI
Nレンズ」と略す。)などが用いられている。GRIN
レンズは、屈折率が一様でない媒質を用いたレンズで、
屈折率が連続的に変化することでレンズ作用をするレン
ズである。GRINレンズは、その屈折率分布が光軸に
垂直方向に分布しているラジアル型と、屈折率分布が光
軸方向に分布しているアキシアル型に分類される。ここ
では、ラジアル型GRINレンズについて説明する。図
6は、ラジアル型GRINレンズを示す斜視図である。
このラジアル型GRINレンズ1は円柱状で、その2つ
の端面1a、1bは屈折面をなしている。また、ラジア
ル型GRINレンズ1は、この2つの端面1a、1bが
平面であっても、通常のレンズとして作用するものであ
る。また、ラジアル型GRINレンズ1は、図7に示す
ように、中心軸の屈折率が最も高く、中心軸から外周方
向に離れると連続的に、二次曲線状に屈折率が低くなっ
ているレンズである。
【0004】このようなGRINレンズを用いて、各種
光部品が作製されている。図8は、従来の光部品の一例
として、光合分波器を示す概略構成図である。この光合
分波器においては、円柱状の2つの0.25ピッチGR
INレンズ11、11が、その一方の端面11a、11
a同士が対向するように、円盤状の波長選択フィルタ1
2を介して配置され、これらが接着剤などで接合されて
いる。また、0.25ピッチGRINレンズ11、11
の他方の端面11b、11bには、円柱状の第1の光フ
ァイバ保持部材13、円柱状の第2の光ファイバ保持部
材14が、それぞれ、接着剤を介して接合されている。
また、第1の光ファイバ保持部材13内には、細孔13
aが形成されている。さらに、第1のポート15用の光
ファイバ素線16、第2のポート17用の光ファイバ素
線18は、その先端の被覆層16b、18bが除去され
ることにより露出した裸光ファイバ部16a、18aが
細孔13a内に挿入されて、接着剤などで固定されてい
る。また、第2の光ファイバ保持部材14内には、細孔
14aが形成されている。さらに、第3のポート19用
の光ファイバ素線20は、その先端の被覆層20bが除
去されることにより露出した裸光ファイバ部20aが細
孔14a内に挿入されて、接着剤などで固定されてい
る。ここで、0.25ピッチGRINレンズ11とは、
円柱状のレンズの長さをlとし、正弦波の1周期の長さ
をpとしたときに、レンズの長さlが0.25pとなる
レンズのことである。
【0005】この光合分波器において、光ファイバ素線
16から第1のポート15に入力された波長λ1の光
が、0.25ピッチGRINレンズ11によって光軸と
平行にされる。次いで、光軸と平行にされた波長λ1の
光が、波長選択フィルタ12を選択的に透過する。次い
で、波長選択フィルタ12を透過した波長λ1の光が、
0.25ピッチGRINレンズ11によって集光され、
第3のポート19に到達して、光ファイバ素線20に出
力される。一方、光ファイバ素線16から第1のポート
15に入力された波長λ2の光が、0.25ピッチGR
INレンズ11によって光軸と平行にされる。次いで、
光軸と平行にされた波長λ2の光が、波長選択フィルタ
12において選択的に反射する。次いで、反射した波長
λ2の光が、0.25ピッチGRINレンズ11によっ
て集光され、第2のポート17に到達して、光ファイバ
素線18に出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この光合分
波器にあっては、0.25ピッチGRINレンズ11と
波長選択フィルタ12が別々の部材からなるため、これ
らの光軸を一致させて、接合する工程において製造コス
トが増大するという問題があった。また、0.25ピッ
チGRINレンズ11と波長選択フィルタ12との接合
時に、雰囲気中の塵や埃が、光の伝送路となるこれらの
接合部に付着し、接合不良を生じることがあった。ま
た、0.25ピッチGRINレンズ11と波長選択フィ
ルタ12とが接着剤を介して接合されているから、この
接着剤に空気を巻き込んで生じる気泡や、0.25ピッ
チGRINレンズ11と波長選択フィルタ12との間に
おける光軸のずれおよび角度ずれなど、製品の歩留まり
が劣化する要因が多く存在し、光合分波器が高価になる
という問題があった。また、0.25ピッチGRINレ
ンズ11と波長選択フィルタ12とが、これらの光軸方
向に配列され、接着剤を介して接合されるので、これら
の接合部において、両部材が剥離し、その結果として、
光路が途絶えることがあった。これにより、光合分波器
の信頼性は劣化する。
【0007】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、製造が容易かつ信頼性に優れたレンズ素子およびこ
れを用いた光部品を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題は、分布屈折率
レンズの光軸上に、グレーティングが形成されたレンズ
素子によって解決できる。前記グレーティングが、前記
分布屈折率レンズ内に入力された光が光軸と平行となる
部分に形成されたことが好ましい。前記レンズ素子の長
さが、0.5ピッチの整数倍であることが好ましい。前
記分布屈折率レンズには、1個以上のグレーティングが
形成され、前記分布屈折率レンズ内に形成されたn番目
(nは、1以上の整数)のグレーティングの位置が、前
記分布屈折率レンズの一方の端面から、0.25+0.
5(n−1)ピッチで表されることが好ましい。前記グ
レーティングが、前記分布屈折率レンズの光軸上の任意
の位置に形成されていることが好ましい。また、前記課
題は、一方の端面の近傍にグレーティングが形成された
2つの0.25ピッチ分布屈折率レンズが、それぞれの
グレーティングが対向するように接合されたレンズ素子
によって解決できる。また、前記課題は、上記レンズ素
子と、該レンズ素子に光を入出力する光ファイバを保持
する光ファイバ保持部材とを備えた光部品によって解決
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
図1は、本発明のレンズ素子の一例を示す概略構成図で
ある。この実施形態のレンズ素子21は、円柱状の0.
5ピッチGRINレンズ22の光軸上にグレーティング
23を形成したものである。また、グレーティング23
は、0.5ピッチGRINレンズ22内に入力された光
が光軸と平行となる部分、すなわち、0.5ピッチGR
INレンズ22の端面から0.25ピッチの位置に形成
されていることが好ましい。
【0010】0.5ピッチGRINレンズ22は、この
レンズの中央部を高屈折率化するために、酸化ゲルマニ
ウムを添加した石英ガラスからなるGI(Graded Inde
x)コア母材を用い、所望の太さになるように溶融線引
きして造られたレンズ基材を、所定の長さに形成された
ものである。0.5ピッチGRINレンズ22は、直径
0.3〜2.5mm程度の円柱状で、その一方の端面2
2a、他方の端面22bは屈折面をなしている。また、
0.5ピッチGRINレンズ22は、この一方の端面2
2a、他方の端面22bが平面であっても、通常のレン
ズとして作用するものである。また、0.5ピッチGR
INレンズ22は、中心軸の屈折率が最も高く、中心軸
から外周方向に離れると連続的に、二次曲線状に屈折率
が低くなっているレンズである。また、0.5ピッチG
RINレンズ22とは、円柱状のレンズの長さをlと
し、正弦波の1周期の長さをpとしたときに、レンズの
長さlが0.5pとなるレンズのことである。
【0011】グレーティング23は、位相マスクを0.
5ピッチGRINレンズ22に近接して固定し、エキシ
マレーザーから紫外線を照射して露光作業を施し、所望
の屈折率変化を示すように形成される。また、レンズ素
子21にあっては、0.5ピッチGRINレンズ22に
おいて、グレーティング23を形成する位置を光軸方向
に移動することにより、光の伝送損失に傾斜をつけるこ
とができる。このグレーティング23は、従来の光合分
波器における波長選択フィルタと同じ機能を有し、0.
5ピッチGRINレンズ22に入力された光を選択的に
透過または反射する機能を備えたものである。また、グ
レーティング23は、透過または反射する光の波長に応
じて、グレーティングの間隔や数が適宜設定される。
【0012】このように、レンズ素子21にあっては、
0.5ピッチGRINレンズ22内に波長選択フィルタ
と同じ機能を有するグレーティング23が形成されるか
ら、従来の光部品に用いられていた0.25ピッチGR
INレンズと波長選択フィルタの光軸を一致させ、接合
する工程が省略され、製造コストを削減することができ
る。また、0.25ピッチGRINレンズと波長選択フ
ィルタとの接合時に、これらの接合面を研磨するという
工程も省略されるから製造コストを削減することができ
る。また、0.25ピッチGRINレンズと波長選択フ
ィルタとの接合部に、塵、埃、空気などを巻き込んで、
接合不良を生じることがない。したがって、光の伝送路
が途絶えることがなくなり、製品の信頼性や歩留まりが
向上する。
【0013】図2は、本発明の光部品の第1の実施形態
として、光合分波器を示す概略構成図である。この光合
分波器は、0.5ピッチGRINレンズ22の一方の端
面22a、他方の端面22bに、円柱状の第1の光ファ
イバ保持部材24、円柱状の第2の光ファイバ保持部材
25が、それぞれ、接着剤などを介して接合されている
ものである。また、第1の光ファイバ保持部材24内に
は、細孔24aが形成されている。さらに、第1のポー
ト26用の光ファイバ素線27、第2のポート28用の
光ファイバ素線29は、その先端の被覆層27b、29
bが除去されることにより露出した裸光ファイバ部27
a、29aが細孔24a内に挿入されて、接着剤などで
固定されている。また、第2の光ファイバ保持部材25
内には、細孔25aが形成されている。さらに、第3の
ポート30用の光ファイバ素線31は、その先端の被覆
層31bが除去されることにより露出した裸光ファイバ
部31aが細孔25a内に挿入されて、接着剤などで固
定されている。
【0014】第1の光ファイバ保持部材24または第2
の光ファイバ保持部材25は、Bを含有する石
英、ホウケイ酸ガラスなどのガラスで形成されている。
また、第1の光ファイバ保持部材24または第2の光フ
ァイバ保持部材25の寸法は、外径1〜5mm程度、長
さ3〜10mm程度となっている。また、細孔24a、
25aはそれぞれ、第1の光ファイバ保持部材24また
は第2の光ファイバ保持部材25の長手方向の中心部
に、これらを貫通するように形成されている。細孔24
a、25aの開口部の形状は、正方形、長方形、菱形な
どの多角形状または円形であり、その寸法が0.126
〜0.217mm×0.214〜0.252mm程度と
なっている。
【0015】光ファイバ素線27、29、31として
は、外径250μmのシングルモード光ファイバまたは
偏波保持光ファイバが用いられる。シングルモード光フ
ァイバは、石英ガラスなどからなる光ファイバ裸線の上
に、紫外線硬化型樹脂などからなる被覆層が設けられた
構造となっている。偏波保持光ファイバは、酸化ゲルマ
ニウム(GeO)を添加した石英ガラスからなるコア
と、このコアの周囲に、コアと中心軸を同じくして設け
られた石英ガラスからなるクラッドと、このクラッド内
に、コアを中心に概対称に配置され、かつこのクラッド
を形成する石英ガラスよりも熱膨張係数が大きいガラス
からなる断面円形の2つの応力付与部とから構成されて
いる。
【0016】この光合分波器において、光ファイバ素線
27から第1のポート26に入力された波長λ1の光
が、0.5ピッチGRINレンズ22によって、0.5
ピッチGRINレンズ22の一方の端面22aから0.
25ピッチの位置で光軸と平行にされる。この0.5ピ
ッチGRINレンズ22の一方の端面22aから0.2
5ピッチの位置には、グレーティング23が存在してい
る。次いで、光軸と平行にされた波長λ1の光が、グレ
ーテイング23を選択的に透過する。次いで、グレーテ
イング23を透過した波長λ1の光が、0.5ピッチG
RINレンズ22によって、グレーテイング23から
0.25ピッチの位置、すなわち、0.5ピッチGRI
Nレンズ22の他方の端面22bにおいて集光され、第
3のポート30に到達して、光ファイバ素線31に出力
される。一方、光ファイバ素線27から第1のポート2
6に入力された波長λ2の光が、0.5ピッチGRIN
レンズ22によって、0.5ピッチGRINレンズ22
の一方の端面22aから0.25ピッチの位置で光軸と
平行にされる。次いで、光軸と平行にされた波長λ2の
光が、グレーテイング23において選択的に反射する。
次いで、反射した波長λ2の光が、0.5ピッチGRI
Nレンズ22によって、グレーテイング23から0.2
5ピッチの位置、すなわち、0.5ピッチGRINレン
ズ22の一方の端面22aにおいて集光され、第2のポ
ート28に到達して、光ファイバ素線29に出力され
る。
【0017】このように、この実施形態の光部品にあっ
ては、波長の異なる2つの光を容易に分離することがで
きる。また、光を分離する機能を有するレンズ素子21
において、光路が途絶えることがないから、信頼性の優
れた光部品となる。
【0018】0.5ピッチGRINレンズ22にあって
は、一方の端面22aから0.25ピッチの面において
反射した波長λ2の光が、低損失で出力側の光ファイバ
素線29へ出力される。一方、光を反射する面(グレー
ティング23の位置)が一方の端面22aから0.25
ピッチの位置から外れるに従い、光ファイバ素線29へ
出力される波長λ2の光の損失が増大する。この特性を
利用して、目的とする光の損失レベルを達成するために
は、0.5ピッチGRINレンズ22内において、グレ
ーティング23を形成する位置を0.25ピッチからず
らせばよい。したがって、光の波長ごとに目的とする損
失レベルを達成するためには、グレーティング23の間
隔や数だけでなく、0.5ピッチGRINレンズ22内
におけるグレーティング23の形成位置によっても調整
可能となる。ゆえに、特定波長の光の損失を、急激に増
大することも可能となる。
【0019】また、本発明の光部品は、利得等化器とし
ても使用することができる。利得等化器は、利得スペク
トルと逆の損失スペクトルをもつ光学フィルタであり、
波長多重伝送方式において必要とされる1dB以下の利
得平坦性を広い動作波長域で実現する目的で使用される
デバイスである。本発明の光部品を利得等化器として用
いた場合、レンズ素子に形成されるグレーティングの屈
折率変化の周期により、短周期グレーティング型と、長
周期ファイバグレーティング型に分けられる。短周期グ
レーティングは屈折率変化の周期が光の波長オーダー
で、長周期ファイバグレーティングは屈折率変化の周期
が数百μmである。
【0020】図2を用いて、利得等化器の動作例につい
て説明する。レンズ素子21に形成されているグレーテ
ィング23が短周期グレーティングの場合、利得等化器
は以下のように動作する。光増幅器により増幅された信
号光が、光ファイバ素線27により伝送され、第1のポ
ート26よりレンズ素子21に入力される。この場合、
グレーティング23は、屈折率変化の周期が光のオーダ
ーであり、ブラッグ回折により特定波長(ブラッグ波
長)の光のみを反射し、第2のポート28より光ファイ
バ素線29に出力される。レンズ素子21に形成されて
いるグレーティング23が長周期ファイバグレーティン
グの場合、利得等化器は以下のように動作する。光増幅
器により増幅された信号光が、光ファイバ素線27によ
り伝送され、第1のポート26よりレンズ素子21に入
力される。長周期ファイバグレーティングは、光ファイ
バ素線27のコアを伝搬してきた光の一部をクラッドモ
ードと結合させる。この場合、グレーティング23は、
クラッドモードへの結合条件を満足する波長領域のみに
ピークを有するような損失フィルタとして作用し、特定
波長(数百μm)の光のみを透過し、第3のポート30
より光ファイバ素線31に出力される。
【0021】図3は、本発明の光部品の第2の実施形態
として、光合分波器を示す概略構成図である。図3にお
いて、図1に示した第1の実施形態の構成要素と同じ構
成要素には同一符号を付して、その説明を省略する。こ
の実施形態においては、その他方の端面32bの近傍に
グレーティング34が形成された第1の0.25ピッチ
GRINレンズ32とグレーティングが形成されていな
い第2の0.25ピッチGRINレンズ33とからなる
レンズ素子40が用いられている。第1の0.25ピッ
チGRINレンズ32および第2の0.25ピッチGR
INレンズ33としては、0.5ピッチGRINレンズ
22と同様な材質のレンズが用いられている。
【0022】また、レンズ素子40は、第2の0.25
ピッチGRINレンズ33が、第1の0.25ピッチG
RINレンズ32のグレーティング34が形成された側
の端面に、接着剤などを介して接合されているものであ
る。また、このレンズ素子40において、グレーティン
グ34は、第1の0.25ピッチGRINレンズ32お
よび第2の0.25ピッチGRINレンズ33の光軸上
に形成されている。さらに、グレーティング34は、第
1の0.25ピッチGRINレンズ32内に入力された
光が光軸と平行となる部分、すなわち、第1の0.25
ピッチGRINレンズ32の一方の端面32aから0.
25ピッチの位置に形成されている。
【0023】このようなレンズ素子40にあっては、2
つの従来の0.25ピッチGRINレンズを用いて、こ
れらの一方にグレーティングを形成すればよいから、新
たに0.5ピッチGRINレンズを作製する必要がな
い。したがって、レンズ素子40は、製造コストを上昇
することなく、信頼性に優れたレンズ素子である。
【0024】この実施形態の光合分波器は、レンズ素子
40の端面40a、40bに、円柱状の第1の光ファイ
バ保持部材24、円柱状の第2の光ファイバ保持部材2
5が、それぞれ、接着剤などを介して接合されているも
のである。
【0025】この光合分波器において、光ファイバ素線
27から第1のポート26に入力された波長λ1の光
が、グレーテイング34を選択的に透過する。次いで、
グレーテイング34を透過した波長λ1の光が、第2の
0.25ピッチGRINレンズ33によって、第2の
0.25ピッチGRINレンズ33の一方の端面33a
において集光され、第3のポート30に到達して、光フ
ァイバ素線31に出力される。一方、光ファイバ素線2
7から第1のポート26に入力された波長λ2の光が、
グレーテイング34において選択的に反射する。次い
で、反射した波長λ2の光が、第1の0.25ピッチG
RINレンズ32によって、第1の0.25ピッチGR
INレンズ32の一方の端面32aにおいて集光され、
第2のポート28に到達して、光ファイバ素線29に出
力される。
【0026】このように、この実施形態の光部品にあっ
ては、波長の異なる2つの光を容易に分離することがで
きる。
【0027】図4は、本発明の光部品の第3の実施形態
として、光合分波器を示す概略構成図である。図4にお
いて、図1に示した第1の実施形態の構成要素と同じ構
成要素には同一符号を付して、その説明を省略する。こ
の実施形態においては、円柱状の1ピッチGRINレン
ズ41と、この1ピッチGRINレンズ41内の光軸上
に形成された第1のグレーティング42と、第2のグレ
ーティング43とから構成されるレンズ素子50が用い
られている。1ピッチGRINレンズ41としては、
0.5ピッチGRINレンズ22と同様な材質のレンズ
が用いられている。
【0028】また、第1のグレーティング42は、1ピ
ッチGRINレンズ41内に入力された光が光軸と平行
となる部分、すなわち、1ピッチGRINレンズ41の
一方の端面41aから0.25ピッチの位置に形成され
ている。また、第2のグレーティング43は、第1のグ
レーティング42を透過した光が、再び光軸と平行とな
る部分、すなわち、1ピッチGRINレンズ41の一方
の端面41aから0.75ピッチの位置(1ピッチGR
INレンズ41の他方の端面41bから0.25ピッチ
の位置)に形成されている。また、第1のグレーティン
グ42と第2のグレーティング43は、異なる波長特性
を有している。すなわち、第1のグレーティング42と
第2のグレーティング43において、これらが透過また
は反射する光の波長が異なっている。
【0029】このように、レンズ素子50にあっては、
1ピッチGRINレンズ41内に波長選択フィルタと同
じ機能を有する第1のグレーティング42および第2の
グレーティング43が形成されるから、従来の光部品に
用いられていた0.25ピッチGRINレンズと波長選
択フィルタの光軸を一致させ、接合する工程が省略され
るから、製造コストを削減することができる。また、
0.25ピッチGRINレンズと波長選択フィルタとの
接合時に、これらの接合面を研磨するという工程も省略
されるから製造コストを削減することができる。また、
0.25ピッチGRINレンズと波長選択フィルタとの
接合部に、塵、埃、空気などを巻き込んで、接合不良を
生じるという不具合もない。したがって、光の伝送路が
途絶えることがなくなり、製品の信頼性や歩留まりが向
上する。
【0030】この実施形態の光合分波器は、レンズ素子
50の端面50a、50bに、円柱状の第1の光ファイ
バ保持部材24、円柱状の第2の光ファイバ保持部材2
5が、それぞれ、接着剤などを介して接合されているも
のである。
【0031】この光合分波器において、光ファイバ素線
27から第1のポート26に入力された波長λ1の光
が、第1のグレーティング42を選択的に透過する。次
いで、第1のグレーティング42を透過した波長λ1の
光が、1ピッチGRINレンズ41内を伝搬し、第1の
グレーティング42から0.5ピッチの位置の位置で再
び光軸と平行にされる。次いで、光軸と平行にされた波
長λ1の光が、第2のグレーティング43を選択的に透
過し、1ピッチGRINレンズ41の他方の端面41b
において集光され、第3のポート30に到達して、光フ
ァイバ素線31に出力される。また、光ファイバ素線2
7から第1のポート26に入力された波長λ2の光が、
第1のグレーティング42を選択的に透過する。次い
で、第1のグレーティング42を透過した波長λ2の光
が、1ピッチGRINレンズ41内を伝搬し、第2のグ
レーティング43において選択的に反射する。次いで、
反射した波長λ2の光が1ピッチGRINレンズ41内
を伝搬し、第1のグレーティング42を再び透過し、1
ピッチGRINレンズ41の一方の端面41aにおいて
集光され、第2のポート28に到達して、光ファイバ素
線29に出力される。また、光ファイバ素線27から第
1のポート26に入力された波長λ3の光が、第1のグ
レーテイング42において選択的に反射する。次いで、
反射した波長λ3の光が、1ピッチGRINレンズ41
によって、1ピッチGRINレンズ41の一方の端面4
1aにおいて集光され、第2のポート28に到達して、
光ファイバ素線29に出力される。
【0032】このように、この実施形態の光部品にあっ
ては、波長の異なる3つの光を容易に分離、合成するこ
とができる。また、光を分離する機能を有するレンズ素
子50において、光路が途絶えることがないから、信頼
性の優れた光部品となる。この実施形態では、上述のよ
うに、レンズ素子50を構成する1ピッチGRINレン
ズ41の一方の端部41aから0.25ピッチの位置、
0.75ピッチの位置にグレーティングを形成した。な
お、GRINレンズの長さを0.5ピッチ、1.5ピッ
チ、2ピッチ、…と0.5ピッチの整数倍とし、グレー
ティングをGRINレンズの一方の端部から、第1のグ
レーティングから順に0.25ピッチの位置、0.75
ピッチの位置、1.25ピッチの位置、1.75ピッチ
の位置、…と0.5ピッチ間隔で複数形成し、これらの
グレーティングの波長特性が異なるレンズ素子を用いた
光部品を製造すれば、この光部品は波長の異なる複数の
光を容易に分離することができるものとなる。
【0033】図5は、本発明の光部品の第4の実施形態
として、光合分波器を示す概略構成図である。図5にお
いて、図1に示した第1の実施形態の構成要素と同じ構
成要素には同一符号を付して、その説明を省略する。こ
の実施形態においては、その一方の端部に第1のグレー
ティング53が形成された第1の0.25ピッチGRI
Nレンズ51と、その一方の端部に第2のグレーティン
グ54が形成された第2の0.25ピッチGRINレン
ズ52とからなるレンズ素子60が用いられている。第
1の0.25ピッチGRINレンズ51および第2の
0.25ピッチGRINレンズ52としては、0.5ピ
ッチGRINレンズ22と同様な材質のレンズが用いら
れている。
【0034】また、レンズ素子60は、第1の0.25
ピッチGRINレンズ51と第2の0.25ピッチGR
INレンズ52とが、第1のグレーティング53と第2
のグレーティング54とが対向するように、接着剤など
を介して接合されているものである。また、このレンズ
素子60において、第1のグレーティング53および第
2のグレーティング54は、第1の0.25ピッチGR
INレンズ51および第2の0.25ピッチGRINレ
ンズ52の光軸上に形成されている。また、第1のグレ
ーティング53は、第1の0.25ピッチGRINレン
ズ51内に入力された光が光軸と平行となる部分、すな
わち、第1の0.25ピッチGRINレンズ51の一方
の端面51aから0.25ピッチの位置に形成されてい
る。また、第2のグレーティング54は、第2の0.2
5ピッチGRINレンズ52内に入力された光が光軸と
平行となる部分、すなわち、第2の0.25ピッチGR
INレンズ52の一方の端面52aから0.25ピッチ
の位置に形成されている。
【0035】このようなレンズ素子60にあっては、2
つの従来の0.25ピッチGRINレンズを用いて、こ
れらにグレーティングを形成した後、接合すればよいか
ら、新たに0.5ピッチGRINレンズを作製する必要
がない。したがって、レンズ素子60は、製造コストを
上昇することなく、信頼性に優れたレンズ素子である。
【0036】この実施形態の光合分波器は、レンズ素子
60の端面60a、60bに、円柱状の第1の光ファイ
バ保持部材24、円柱状の第2の光ファイバ保持部材2
5が、それぞれ、接着剤などを介して接合されているも
のである。
【0037】この光合分波器において、光ファイバ素線
27から第1のポート26に入力された波長λ1の光
が、第1のグレーティング53を選択的に透過する。次
いで、第1のグレーティング53を透過した波長λ1の
光が、第2の0.25ピッチGRINレンズ52の他方
の端面52b近傍に存在している第2のグレーティング
54を選択的に透過する。次いで、透過した波長λ1の
光が、第2の0.25ピッチGRINレンズ52によっ
て、第2の0.25ピッチGRINレンズ52の一方の
端面52aにおいて集光され、第3のポート30に到達
して、光ファイバ素線31に出力される。また、光ファ
イバ素線27から第1のポート26に入力された波長λ
2の光が、第1のグレーティング53を選択的に透過す
る。次いで、第1のグレーティング53を透過した波長
λ2の光が、第2のグレーティング54において選択的
に反射する。次いで、反射した波長λ2の光が、再び第
1のグレーティング53を透過し、第1の0.25ピッ
チGRINレンズ51によって、第1の0.25ピッチ
GRINレンズ51の一方の端面51aにおいて集光さ
れ、第2のポート28に到達して、光ファイバ素線29
に出力される。また、光ファイバ素線27から第1のポ
ート26に入力された波長λ3の光が、第1のグレーテ
イング53において選択的に反射する。次いで、反射し
た波長λ3の光が、第1の0.25ピッチGRINレン
ズ51によって、第1の0.25ピッチGRINレンズ
51の一方の端面51aにおいて集光され、第2のポー
ト28に到達して、光ファイバ素線29に出力される。
【0038】このように、この実施形態の光部品にあっ
ては、波長の異なる3つの光を容易に分離、合成するこ
とができる。また、この実施形態のように、グレーティ
ングが形成された0.25ピッチGRINレンズを、そ
れぞれのグレーティングが対向するように接合して用い
れば、上述の第3の実施形態の光部品と同様に波長の異
なる3つの光を容易に分離、合成することができる。ま
た、レンズ素子60の長さを、第3の実施形態で用いら
れているレンズ素子50の長さ1ピッチの半分の0.5
ピッチとすることができるから、より小型のレンズ素子
および光部品を作製することができる。また、光を分離
する機能を有するレンズ素子60において、光路が途絶
えることがないから、信頼性の優れた光部品となる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレンズ素
子は、分布屈折率レンズの光軸上に、グレーティングが
形成されたものであるから、分布屈折率レンズとグレー
ティングの光軸を一致させ、接合する工程が省略される
から、製造コストを削減することができる。また、分布
屈折率レンズとグレーティングとの接合時に、これらの
接合面を研磨するという工程も省略されるから、製造コ
ストを削減することができる。また、分布屈折率レンズ
とグレーティングとの接合部に、塵、埃、空気などを巻
き込んで、接合不良を生じることがない。したがって、
光の伝送路が途絶えることがなくなり、製品の信頼性や
歩留まりが向上する。
【0040】また、本発明のレンズ素子が、前記分布屈
折率レンズには、1個以上のグレーティングが形成さ
れ、前記分布屈折率レンズ内に形成されたn番目(n
は、1以上の整数)のグレーティングの位置が、前記分
布屈折率レンズの一方の端面から、0.25+0.5
(n−1)ピッチで表されるものであるとすれば、波長
の異なる複数の光を容易に分離することができる。ま
た、従来同様の機能で小型、機能集約された光部品を作
製することができる。また、本発明のレンズ素子が、前
記グレーティングが、前記分布屈折率レンズ内の光軸上
の任意の位置に形成されているものであれば、特定波長
の光の損失を、急激に増大することができる。また、本
発明のレンズ素子が、一方の端面の近傍にグレーティン
グが形成された、2つの0.25ピッチ分布屈折率レン
ズが、それぞれのグレーティングが対向するように接合
されたものであるから、分布屈折率レンズが波長選択フ
ィルタとしての機能を有するから、従来の光部品よりも
小型の光部品を製造することができる。また、本発明の
光部品は、上記レンズ素子と、該レンズ素子に光を入出
力する光ファイバを保持する光ファイバ保持部材とを備
えたものであるから、波長の異なる複数の光を容易に分
離することができる。また、光を分離する機能を有する
レンズ素子において、光路が途絶えることがないから、
信頼性が優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のレンズ素子の一例を示す概略構成図
である。
【図2】 本発明の光部品の第1の実施形態として、光
合分波器を示す概略構成図である。
【図3】 本発明の光部品の第2の実施形態として、光
合分波器を示す概略構成図である。
【図4】 本発明の光部品の第3の実施形態として、光
合分波器を示す概略構成図である。
【図5】 本発明の光部品の第4の実施形態として、光
合分波器を示す概略構成図である。
【図6】 ラジアル型GRINレンズを示す斜視図であ
る。
【図7】 ラジアル型GRINレンズの屈折率分布を示
すグラフである。
【図8】 従来の光部品の一例として、光合分波器を示
す概略構成図である。
【符号の説明】
21,40,50,60・・・レンズ素子、22・・・0.5
ピッチGRINレンズ、23,34・・・グレーティン
グ、24・・・第1の光ファイバ保持部材、25・・・第2の
光ファイバ保持部材、26・・・第1のポート、27,2
9,31・・・光ファイバ素線、28・・・第2のポート、3
0・・・第3のポート、32,51・・・第1の0.25ピッ
チGRINレンズ、33,52・・・第2の0.25ピッ
チGRINレンズ、41・・・1ピッチGRINレンズ、
42,53・・・第1のグレーティング、43,54・・・第
2のグレーティング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細谷 英行 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 甲本 克敏 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 横山 磨紀子 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 久留宮 洋一 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 Fターム(参考) 2H037 AA01 BA32 CA03 CA04 CA16 CA33 2H049 AA45 AA59 AA62 AA64

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分布屈折率レンズの光軸上に、グレーテ
    ィングが形成されたことを特徴とするレンズ素子。
  2. 【請求項2】 前記グレーティングが、前記分布屈折率
    レンズ内に入力された光が光軸と平行となる部分に形成
    されたことを特徴とする請求項1記載のレンズ素子。
  3. 【請求項3】 前記レンズ素子の長さが、0.5ピッチ
    の整数倍であることを特徴とする請求項1または2記載
    のレンズ素子。
  4. 【請求項4】 前記分布屈折率レンズには、1個以上の
    グレーティングが形成され、前記分布屈折率レンズ内に
    形成されたn番目(nは、1以上の整数)のグレーティ
    ングの位置が、前記分布屈折率レンズの一方の端面か
    ら、0.25+0.5(n−1)ピッチで表されること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のレン
    ズ素子。
  5. 【請求項5】 前記グレーティングが、前記分布屈折率
    レンズの光軸上の任意の位置に形成されていることを特
    徴とするレンズ素子。
  6. 【請求項6】 一方の端面の近傍にグレーティングが形
    成された2つの0.25ピッチ分布屈折率レンズが、そ
    れぞれのグレーティングが対向するように接合されたこ
    とを特徴とするレンズ素子。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載のレ
    ンズ素子と、該レンズ素子に光を入出力する光ファイバ
    を保持する光ファイバ保持部材とを備えたことを特徴と
    する光部品。
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