JP2003171466A - 球状ポリオルガノシルセスキオキサン微粒子の製造方法 - Google Patents

球状ポリオルガノシルセスキオキサン微粒子の製造方法

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JP2003171466A
JP2003171466A JP2001374066A JP2001374066A JP2003171466A JP 2003171466 A JP2003171466 A JP 2003171466A JP 2001374066 A JP2001374066 A JP 2001374066A JP 2001374066 A JP2001374066 A JP 2001374066A JP 2003171466 A JP2003171466 A JP 2003171466A
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Kenji Negishi
賢治 根岸
Masanori Ishii
正則 石井
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Nikko Rica Corp
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Nikko Rica Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オルガノトリアルコキシシランおよび/また
はその部分加水分解物をアルカリ水溶液中で加水分解・
縮合させて球状ポリオルガノシルセスキオキサン微粒子
を製造するにあたり、変動係数が小さく粒径の揃った微
粒子を簡単な反応により効率よく製造する。 【解決手段】 反応溶液にオルガノトリアルコキシシラ
ンおよび/またはその部分加水分解物を添加するに際
し、同時にアルカリ水溶液を反応溶液に添加して粒子析
出の前後でpHが一定になるように調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は球状ポリオルガノシルセ
スキオキサン微粒子の製造法であり、簡便な製法によ
り、任意の粒子径を持つ粒子、特に0.5〜10μm
(マイクロメートル)程度の粒径を有する球状ポリオル
ガノシルセスキオキサン微粒子を、粒度分布がシャープ
なものからブロードなものまで効率よく製造する新規な
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】球状ポリオルガノシルセスキオキサン微
粒子を得る方法としては、オルガノトリアルコキシシラ
ンを加水分解し、ついで縮合させる方法で従来から行わ
れている。そしてこのようなものとして特開昭63−7
7940号公報があるが、このものには、メチルトリア
ルコキシシランおよび/またはその加水分解物、あるい
はメチルトリアルコキシシランおよび/またはその加水
分解物と有機溶媒との混合液を上層にし、アンモニアお
よび/またはアミンと有機溶媒の混合液を下層にして、
これらの界面でメチルトリアルコキシシランおよび/ま
たはその加水分解物を加水分解・重縮合させて、粒子の
形状が真球状である球状ポリメチルシルセスキオキサン
微粒子を得る方法が開示されている。また、特開平6−
49209号公報があり、このものには、メチルトリア
ルコキシシランおよび/またはその加水分解物を、pH
10〜13のアルカリ水溶液中に添加し、加水分解・縮
合させることにより、平均粒子径が0.1〜2μm(マ
イクロメートル)で、変動係数[=(粒子径標準偏差/
平均粒子径)×100(%)]が20%以下の球状ポリ
メチルシルセスキオキサン微粒子を得る方法が開示され
ている。さらにまた、特開平11−152336号公報
には、界面活性剤を含有するアンモニアおよび/または
アミン水溶液に、アルコキシシランを添加し、加水分解
・縮合させることにより、平均粒子径0.3〜10μm
で、変動係数3%以下を有する球状ポリメチルシルセス
キオキサン微粒子を得る方法が開示されている。さらに
また、特開2000−17074号公報には、ポリメチ
ルシルセスキオキサン微粒子を製造するにあたり、
(A)反応開始時の反応液pHを9.7〜11.7に調
整し、該pHが0.7〜1.5に低下するまでアルコキ
シシランを添加し、加水分解・重縮合させシード粒子を
生成させる工程、(B)該生成したシード粒子を希釈
し、シード粒子液とした後、アルコキシシランを添加し
てシード粒子を成長させる粒子成長工程を1回以上行
い、平均粒子径が3〜15μm、変動係数が2.5%以
下を有する球状ポリメチルシルセスキオキサン微粒子を
得る方法が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記特開昭63−77
940号公報による方法においては、界面での反応であ
るため、アルカリとの接触の機会が少なく、反応速度が
極端に制限されること、また工程管理が困難で、得られ
る粒子の粒度分布は平均粒子径の±30%もあって変動
係数が大きいなどの課題が残されている。また、前記の
特開平6−49209号公報による方法においては、平
均粒子径が0.1〜2μm、変動係数が20%以下であ
って、粒子径を広範囲に制御することが難しく、変動係
数が大きいことなどの課題が残されている。さらにま
た、特開平11−152336号公報による方法におい
ては、粒子径を広範囲に制御できるものの、界面活性剤
を使用している為その除去が困難であり、また低い変動
係数を有しているが、これを達成するには前記特開昭6
3−77940号公報と同様の二層界面反応を行うこと
が必要であり、更には、反応終了後に湿式分級を行い微
粒子を除去する操作を行って低い変動係数のものにして
いるもので、合成反応において低い変動係数を有する粒
子を得るには至っておらず、作業時間が非常に長くなる
という課題が残されている。一方、特開2000−17
074号公報による方法においては、平均粒子径が3〜
15μm程度を有する粒子の製造方法であって、粒子径
を広範囲に制御することが困難であり、また、pHを管
理する必要があるため工程が繁雑であるだけでなく、前
記特開昭63−77940号公報と同様の二層界面反応
で行うことが必要であり、更には上記特開平11−15
2336号公報と同様に反応後、湿式分級操作を行って
いる為、低変動係数を有する粒子を得るには、作業時間
が長時間を要する等の課題が残されている。また、前記
何れの方法においても、反応時において任意の粒度分布
を有する球状ポリオルガノシルセスキオキサン微粒子を
得るには至っていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、このよ
うな従来の不利、欠点を解決した球状ポリオルガノシル
セスキオキサン微粒子の製造方法に関するものであり、
球状ポリオルガノシルセスキオキサン微粒子の変動係数
[=(粒子径標準偏差/平均粒子径)×100(%)]
の増大が、触媒として添加されるアルカリの濃度変動に
より引き起こされることを見出し、このアルカリ濃度変
動の抑制として反応溶液内に原料であるオルガノトリア
ルコキシシランおよび/またはその部分加水分解物とア
ルカリ水溶液または水を同時に添加することが効果的で
あるという知見を得た。また、同時に溶媒を添加するこ
とによる連続性的な製造方法への発展を考察し、これら
に基づいて本発明を完成するに至った。
【0005】本発明は、オルガノトリアルコキシシラン
および/またはその部分加水分解物をアルカリ水溶液ま
たは水に添加し、加水分解・縮合させるにあたり、該オ
ルガノトリアルコキシシランおよび/またはその部分加
水分解物を添加する際、同時にアルカリ水溶液または水
を反応溶液内に添加することを特徴とする球状ポリオル
ガノシルセスキオキサン微粒子の製造方法であり、この
ようにすることで、反応系内のアルカリ濃度の変動を抑
え、非常に狭い粒度分布を有する球状ポリオルガノシル
セスキオキサン微粒子を簡便な方法で効率よく製造する
ことができることを見出した。
【0006】このものにおいて、アルカリ水溶液または
水の反応溶液内への添加は、少なくとも粒子が析出し、
反応系内が安定するまで行われることを特徴とすること
ができる。また、反応溶液内のpHは9.6以上となる
よう調整されることを特徴とすることができる。さらに
また、反応溶液内のpHは、粒子が析出する前と後とで
略一定となるように調製されることを特徴とすることが
できる。つまり本発明で特に重要なことは、核が発生す
る前後において触媒となるアルカリの濃度(pH)を略
一定に保つことであり、核生成反応が終了した後につい
ては、アルカリ水溶液または水の添加を行わなくとも低
変動係数を有する球状ポリオルガノシルセスキオキサン
微粒子を得ることができる。この合成反応において、水
を反応溶液内に同時添加した場合、意外にも核が発生す
る前後のpHの変動が無く、低変動係数を有する球状ポ
リオルガノシルセスキオキサン微粒子を得ることができ
るが、この反応機構については不明であり、今後の研究
が待たれる。前述の反応により得られた粒子を核粒子と
して、さらにオルガノトリアルコキシシランおよび/ま
たはその部分加水分解物を添加し粒子成長させる際、ア
ルカリ水溶液または水を反応溶液内に添加することによ
り、反応溶液内の粒子濃度を、粒子同士の凝集・融着が
起らない濃度範囲内となるように該アルカリ水溶液また
は水の添加量で制御し、粒子成長させることを特徴とす
ることができ、このようにすることにより、任意の粒子
径で、低変動係数を有する球状ポリオルガノシルセスキ
オキサン微粒子を効率よく製造することができる。この
ものにおいて、粒子同士の凝集・融着が起らない濃度範
囲は、反応液容量1重量部に対してオルガノトリアルコ
キシシランおよび/またはその部分加水分解物の添加比
が0.25重量部未満、好ましくは0.20重量部以下
であることを特徴とすることができる。これらの反応液
スラリーを、反応容器からオーバーフローまたは反応液
容量が略一定となるように取出すことにより、球状ポリ
オルガノシルセスキオキサン微粒子を連続的に製造する
ことを特徴とすることができ、核粒子径、原料添加量、
反応液スラリー抜き出し量等を制御することにより、任
意の粒子径範囲を有する粒度分布がブロードな粒子を、
合成時において効率よく得ることができ、従来のような
異径粒子同志の混合作業等を必要とすることなく、該任
意の粒子径範囲を有する球状ポリオルガノシルセスキオ
キサン微粒子の連続的製造を見出した。また、オルガノ
トリアルコキシシランおよび/またはその部分加水分解
物をアルカリ水溶液または水に添加し、加水分解・縮合
させるにあたり、該オルガノトリアルコキシシランおよ
び/またはその部分加水分解物は、該アルカリ水溶液ま
たは水の層とは混合させない二層反応とし、該アルカリ
水溶液または水に少なくともアルカリ水溶液または水を
添加することを特徴とする球状ポリオルガノシルセスキ
オキサン微粒子の製造方法であり、このようにしても実
施することができる。さらには、上記二層反応法におい
て、上層にオルガノトリアルコキシシランおよび/また
はその部分加水分解物、下層にアルカリ水溶液または水
をそれぞれ連続的に添加して、下層のアルカリ水溶液層
から反応液スラリーを取出すことで、球状ポリオルガノ
シルセスキオキサン微粒子を連続的に製造することを特
徴とする球状ポリオルガノシルセスキオキサン微粒子の
製造方法とすることもできる。
【0007】
【作用】本発明は、球状ポリオルガノシルセスキオキサ
ン微粒子の製造方法に関するものであり、これは、オル
ガノトリアルコキシシランおよび/またはその部分加水
分解物を、アルカリ水溶液または水に添加し、加水分解
・縮合させるにあたり、該オルガノトリアルコキシシラ
ンおよび/またはその部分加水分解物の添加時に、同時
にアルカリ水溶液または水を反応溶液内に添加するもの
で、これによって、反応系内のアルカリ濃度の変動を抑
えて、変動係数10%以下で平均粒子径0.5〜2μm
程度を有する球状ポリオルガノシルセスキオキサン微粒
子の製造を可能とした。また、添加するアルカリ水溶液
または水添加量にて、粒子同士の凝集・融着が起らない
濃度となるように、該アルカリ水溶液添加量または水添
加量を調整して、粒子成長させることを特徴とし、これ
により粒子径2.0〜10μm程度で、低変動係数を有
する微粒子を、容易な製造方法で、効率よく製造するこ
とができる。さらにまた、上記反応において、該オルガ
ノトリアルコキシシランおよび/またはその部分加水分
解物と該アルカリ水溶液または水を連続的に添加しなが
ら、反応容器からオーバーフローまたは反応液容量が略
一定となるように、反応液スラリーを取出すことによ
り、任意の粒度分布を有する球状ポリオルガノシルセス
キオキサン微粒子の連続的な製造ができるようになっ
た。
【0008】本発明に使用される原料であるオルガノト
リアルコキシシランは、一般式 RSi(OR で示される。該一般式において、Rはメチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基などの炭素数1〜6の直鎖
状あるいは分枝状のアルキル基、フェニル基、またはア
ミノ基、エポキシ基、ビニル基を少なくとも1個有する
1価の有機基であり、またRはRと同じ炭素数1〜
6の直鎖状あるいは分枝状のアルキル基であるものとさ
れる。
【0009】さらに具体的に、オルガノトリアルコキシ
シランとしては、メチルトリメトキシシラン、メチルト
リエトキシシラン、メチルトリ−n−プロポキシシラ
ン、メチルトリ−i−プロポキシシラン、メチルトリ−
n−ブトキシシラン、メチルトリ−i−ブトキシシラ
ン、メチルトリ−t−ブトキシシラン、エチルトリメト
キシシラン、n−プロピルトリメトキシシラン、i−プ
ロピルトリメトキシシラン、n−ブチルトリブトキシシ
ラン、i−ブチルトリブトキシシラン、t−ブチルトリ
ブトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプ
ロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピル
トリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、フェ
ニルトリメトキシシランなどが例示される。
【0010】また、オルガノトリアルコキシシランの部
分加水分解物とは、前記オルガノトリアルコキシシラン
のアルコキシ基が加水分解・縮合されたものであって、
オルガノトリアルコキシシランを加水分解するのに必要
な水あるいは水溶液を、理論量以下含有させることによ
り得られるもので、それ自体が液状でありオルガノトリ
アルコキシシラン、水、有機溶剤またはこれらの混合液
に可溶性のものである。これらのオルガノトリアルコキ
シシランやその加水分解物は、それぞれ単独、或いは混
合して用いてもよいが、加水分解性、汎用性、そしてコ
ストの点からはメチルトリメトキシシランとすることが
好ましい。
【0011】本発明に用いられる反応初液はアルカリ水
溶液または水であって、そのpHが7〜13を示すもの
であり、使用するアルカリの種類としては、一般的に周
期律表Ia属,IIa属の金属の水酸化物、酸化物、炭
酸塩および有機窒素化合物、アンモニアなどが用いられ
るが、反応後、除去等し易いことから、特にアンモニア
水溶液が好ましい。これらのアルカリは単独で用いて
も、あるいは2種類以上を同時に用いてもよく、また、
水に可溶性の有機溶剤、界面活性剤などが含まれていて
も使用できる。
【0012】本発明に用いられる同時添加用アルカリ水
溶液濃度または水の添加量は、原料であるオルガノトリ
アルコキシシランおよび/またはその部分加水分解物に
含有する塩素量等を考慮し、反応溶液内の触媒濃度(ア
ルカリ濃度)の変動を抑制する能力を有するアルカリ濃
度および添加量とし、具体的には反応溶液のpHが9.
6以上を与えるアルカリ水溶液を用いることが望まし
く、この添加アルカリ水溶液の代わりに水を用いても、
粒子析出前後のpH変動は抑制され、反応溶液のpHが
9.6以上であれば低変動係数値を有する微粒子合成に
は何ら問題はない。従って、反応初液のアルカリ水溶液
の濃度を高く設定し、水または酸性水溶液を同時添加ま
たは間欠添加しても、反応時のpHが9.6以上で、反
応系内のpH変動がなければ、球状ポリオルガノシルセ
スキオキサン微粒子の生成は可能である。
【0013】添加用アルカリ水溶液のアルカリ種は、一
般的に周期律表Ia,IIa属金属の水酸化物、酸化
物、炭酸塩および有機窒素化合物、アンモニアなどが用
いられ、これらのアルカリは単独で用いても、あるいは
2種類以上を同時に用いてもよく、また、水に可溶性の
有機溶剤、界面活性剤などが含まれていても使用でき
る。
【0014】本発明において、前記反応初液に、前記原
料を添加すると同時に、前記アルカリ水溶液または水を
添加して、オルガノトリアルコキシシランおよび/また
はその部分加水分解物を加水分解・縮合させ、粒子を析
出させる。前記反応溶液内の微粒子同士の凝集・融着が
起こらない粒子濃度とは、反応液容量1重量部に対し
て、オルガノトリアルコキシシランおよび/またはその
部分加水分解物を0.25重量部未満、望ましくは0.
20重量部以下とすることが良く、これ以上の粒子濃度
では、粒子同士の衝突による凝集・融着粒子の生成が著
しく増加する。従って、粒子濃度を、反応液容量1重量
部に対して、オルガノトリアルコキシシランおよび/ま
たはその部分加水分解物0.25重量部未満、望ましく
は0.20重量部以下となるようにアルカリ水溶液また
は水を添加し、粒子濃度を制御しながら、粒子を生成さ
せることが重要である。
【0015】反応溶液内の粒子濃度制御方法は、アル
カリ水溶液を連続的に添加する、アルカリ水溶液を間
欠的に添加する、pHを一定に保つようにアルカリ水
溶液を添加する等の方法が挙げられる。
【0016】本発明における撹拌は、強い撹拌とする
と、粒子同士の凝集・融着が発生し、また不定形粒子も
発生するので、特に強力に行う必要は無く、通常に液が
混合されている程度の、穏やかな撹拌とすることが好ま
しい。本発明における反応液温度は、水の凝固点である
0℃から常圧での水の沸点である100℃の範囲から選
ぶことができ、また加圧下にて100℃以上としても実
施することができるが、好ましくは15℃〜80℃であ
る。
【0017】本発明による合成粒子を核粒子とし、オル
ガノトリアルコキシシランおよび/またはその部分加水
分解物とアルカリ水溶液または水を反応溶液内に連続的
に添加し、加水分解・縮合をさせることにより、2〜1
0μm程度の範囲内で、任意の粒子径を有した球状ポリ
オルガノシルセスキオキサン微粒子を製造することがで
きる。
【0018】上記の方法により合成される粒子径は、次
式により決定される。 (希望粒子径/核粒子径)=必要原料量/核合成に要
した原料量
【0019】この合成反応においても、反応溶液内に添
加するアルカリ水溶液または水の添加量で、反応溶液内
の粒子濃度を、反応液容量1重量部に対して、オルガノ
トリアルコキシシランおよび/またはその部分加水分解
物を0.25重量部未満、望ましくは0.20重量部以
下となるように制御しながら合成反応を進行させること
が必要である。
【0020】本発明による合成反応を、連続的に進行さ
せ、反応容器からオーバーフローまたは反応液容量が略
一定となるように、反応液スラリーを取出すことによ
り、任意の粒子径の幅を持った粒度分布を有する球状ポ
リオルガノシルセスキオキサン微粒子を連続的に製造す
ることができる。また、上記連続生産法において、オル
ガノトリアルコキシシランおよび/またはその部分加水
分解物とアルカリ水溶液または水を添加しながら、さら
にポリオルガノシルセスキオキサン核粒子を添加するこ
とも可能である。
【0021】この合成反応においても、反応溶液内に添
加するアルカリ水溶液または水の添加量で、反応溶液内
の粒子濃度を、反応液容量1重量部に対して、オルガノ
トリアルコキシシランおよび/またはその部分加水分解
物を0.25重量部未満、望ましくは0.20重量部以
下となるように制御しながら合成反応を進行させること
が必要である。
【0022】このようにして製造した球状ポリオルガノ
シルセスキオキサン微粒子は、その後、濾過分離・水洗
浄あるいは有機溶剤洗浄した後、乾燥し、場合によって
は解砕し、微粒子を得る。得られた微粒子は、長径と短
径の比が1.05以下、平均粒子径が0.5〜10μm程
度を有する球状微粒子であり、変動係数が10%以下を
有する粒子から任意の粒度分布を有する球状ポリオルガ
ノシルセスキオキサン微粒子を工業的に有利な方法で効
率よく製造することができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の方法を実験例をあげて説明す
るが、本発明はこれらの例によって限定されるものでな
いことは勿論である。
【0024】[実験例1]500ml(ミリリットル)
反応容器に撹拌機、温度計を取り付け、反応容器に0.
5%アンモニア水溶液200mlを入れ、200rpm
(回転 毎分)で撹拌しつつ、反応容器を20℃に恒温
した後、定量ポンプにてメチルトリメトキシシラン(表
においてMMSと記載)25gを1.5g/min(グ
ラム 毎分)の供給速度で添加すると同時に、1.0%
アンモニア水溶液を10g/minの速度で添加した。
メチルトリメトキシシランの供給終了と同時にアンモニ
ア水の供給も停止し、さらに1時間熟成後、濾過・乾燥
を実施し、白色粉末を得た。この粉末は、ポリメチルシ
ルセスキオキサン微粒子であった。メチルトリメトキシ
シランを添加している過程においての反応溶液中のpH
の変化について測定したところ、初液では11.7、粒
子析出前では10.5、反応後では10.5であった。
最終反応時の粒子濃度は7%であり、得られた白色粉末
を電子顕微鏡で評価した結果、平均粒子径0.94μ
m、変動係数5.9%と低く粒径がよく揃った真球状微
粒子であった(図1の電子顕微鏡写真図参照)。反応条
件、反応結果等を表1中に示す。
【0025】
【表1】
【0026】[実験例2〜13]実験例2〜4は、メチ
ルトリメトキシシランの添加速度が異なっている以外は
実験例1と同じようにして実験をした。ここでメチルト
リメトキシシランの供給速度について、実験例1の供給
速度に対し、実験例2はその2倍、実験例3はその4
倍、実験例4は1/2倍としたものである。実験例5
は、反応温度を80℃にした以外は実験例1と同様に実
験をしたものである。実験例6は、アンモニア水溶液の
初液濃度を0.1%、添加するアンモニア水の濃度を
0.1%とした以外は実験例2と同様に実験をしたもの
である。実験例7は、反応初液および同時添加するアル
カリ水溶液を水酸化ナトリウム水溶液とした以外は実験
例6と同様に実験をしたものであり、また実験例8は反
応初液および同時添加するアルカリ水溶液をジエチルア
ミンとした以外は実験例2と同様の実験をしたものであ
る。そしてこれらの実験条件、実験結果を前記表1に示
す。また、これらについて、何れも電子顕微鏡写真の撮
影をして粒子状態を確認したが、その結果、表1の低い
変動係数で示されるように良く粒径が揃った真球状微粒
子であった。
【0027】[実験例9〜13]実験例9〜16につい
ての実験条件、実験結果を表2に示す。実験例9のもの
は、反応初液を水とし、同時添加するアンモニア水溶液
の濃度を2.0%とした以外は実験例1と同様の実験を
した。実験例10のものは、反応溶液中に粒子が析出
し、反応系内が安定した時点でアンモニア水溶液の添加
を停止した以外は実験例1と同様の実験をしたものであ
り、また実験例11のものは同時添加するものを水にし
た以外は実験例1と同様の実験をしたもの、実験例12
のものは、メチルトリメトキシシランの添加量を50g
とし、このため粒子濃度が20%と大きくなった以外は
実験例1と同様の実験をしたもの、実験例13は反応温
度を10℃とした以外は実験例1と同様の実験をしたも
のである。これらについて、何れも電子顕微鏡写真の撮
影をして微粒子状態を確認したが、その結果、表2の低
い変動係数値で示されるように良く粒径が揃った真球状
微粒子であった。
【0028】
【表2】
【0029】[比較例A〜G]表3に比較例A〜Gにつ
いての実験条件、分析結果を示すが、比較例A〜Dのも
のは、何れもアルカリ水溶液の同時添加をしないもので
あって、そのうちの比較例A〜Cのものは反応初液のア
ンモニア水溶液の濃度を0.1%、0.5%、1.0%
に調整すると共に、反応初液の量を250gとした以外
は実験例1と同じようにして実験を行った。また、比較
例Dのものは、メチルトリメトキシシランの添加量を実
験例2のものと同じにすると共に、反応初液の量を25
0gとして実験を行ったものである。これら比較例A〜
Dにおいて生成された微粒子の変動係数は比較例Cのも
のが最低であるが、それでも9.6%と、本発明が実施
された実験例1〜13までのものに比して大きい数値と
なっていることが確認された。比較例Bの電子顕微鏡写
真図を図2に示す。これら比較例の電子顕微鏡写真図を
観察したときに粒径に大小があることか確認される。特
に比較例Dの電子顕微鏡写真を観察したときに一部に粒
子同士が融着したものが観測される。また、比較例Eの
ものは、アンモニア水溶液を同時添加してはいるが、p
Hが反応初液で10.8、粒子の析出前後で共に9.5
となるように調整したもの、比較例Fのものは、メチル
トリメトキシシランの添加量を75gとして粒子濃度が
25%と高くなるようにしたものである。そしてこれら
の電子顕微鏡写真図観察したときに粒子の著しい融着、
凝集が確認された。
【0030】
【表3】
【0031】[実験例14]実験例2の手法に準じ、
1.0%アンモニア水溶液を同時添加する状態でメチル
トリメトキシシランを25g添加した時点でメチルトリ
メトキシシラン、1.0%アンモニア水溶液の添加を停
止した後の反応溶液180gを500mlの反応容器に
分取した。このものに定量ポンプにてメチルトリメトキ
シシランを90g/hr、1.0%アンモニア水溶液を
600g/hrの速度でそれぞれ添加し、メチルトリメ
トキシシランを25g添加した時点で反応溶液を3Lの
ビーカーに移し、同様にしてさらにメチルトリメトキシ
シラン、アンモニア水溶液を添加し、メチルトリメトキ
シシランが260g添加された時点(添加総重量として
285g)で供給の停止をし、1時間熟成後、濾過、乾
燥を実施し白色粉末を得た。この白色結晶はポリメチル
シルセスキオキサン微粒子であった。このものの反応条
件および分析結果を前記表2に示す。平均粒径は4.3
μm、変動係数は1.5%であった。このものにおい
て、前述した計算式において、核粒子スラリー量を約4
6%としたことにより、核合成に要した原料量は11.
5g(=25×0.46)となり、これに必要原料量が
285g、核粒子径が1.45μm(実験例2からの数
値)を代入して希望粒子径を算出すると4.23μmと
なって実験結果の4.3μmと良く一致していることが
確認された。このことから、本発明を実施した場合、粒
径成長のコントロールが高い精度でできるという知見を
得た。
【0032】[実験例15]500mlの反応容器に撹
拌機、温度計を取り付け、反応容器に0.5%アンモニ
ア水溶液を200ml入れ、200rpmで撹拌しつ
つ、反応溶液を20℃に恒温した状態で定量ポンプにて
メチルトリメトキシシランを45g/hr、1.0%ア
ンモニア水溶液を300g/hrの速度でそれぞれ添加
した。メチルトリメトキシシランを25g添加した時点
で反応溶液を反応容器からオーバーフローさせること
で、該反応溶液を一定量とし、同添加条件にて同時添加
を続け、メチルトリメトキシシランが200g添加され
た時点でメチルトリメトキシシラン、アンモニア水溶液
の添加を停止し、オーバーフローしたスラリーおよび反
応溶液中のスラリーを1時間熟成後、濾過、乾燥をし、
白色粉末を得た。この白色粉末はポリメチルシルセスキ
オキサン微粒子であった。この反応条件および分析結果
を前記表2に示し、また電子顕微鏡写真図を図3に示
す。電子顕微鏡写真図からも明らかなように、生成した
微粒子は、粒径が1〜3μmまでの広い粒度分布を持つ
ブロードなものが合成されており、これにより、本発明
を実施した場合には、今までの合成ではできなかった粒
度分布を持つポリメチルシルセスキオキサン微粒子が合
成できるという知見を得た。
【0033】[実験例16]500mlの反応容器に撹
拌機、温度計を取り付け、反応容器に0.05%アンモ
ニア水溶液を200ml入れ、40rpmで撹拌しつ
つ、反応溶液を20℃に恒温した後、メチルトリメトキ
シシラン35gをアンモニア水溶液と混合しないよう緩
かに全量投入し、0.1%アンモニア水溶液を下層(ア
ンモニア水溶液層)にパイプ(チューブ)を用いて定量
ポンプにて150g/hrの速度で添加した。約1時間
後、目視で上層のメチルトリメトキシシラン層が消えた
のを確認し、さらに3時間熟成をした後、濾過、乾燥を
行ない、ポリメチルシルセスキオキサンの白色粉末を得
た。この反応条件、分析結果を前記表2に示す。この実
験は所謂二層反応であって、ここで得られたものは、変
動係数が11.2と少し高いものの、核生成に際してア
ンモニア水溶液の添加という点では共通しており、今
後、条件設定を詳しく検討することで、変動係数を低く
することが可能であると推考される。さらにまた、メチ
ルトリメトキシシランとアンモニア水溶液とを同時滴下
しつつ、下層(アンモニア水溶液層)から定量的にスラ
リーを抜き出すという連続式の製造方法の実施の可能性
も推考できる。
【0034】[比較例G]前記実験例16とは、0.1
%アンモニア水溶液を下層に添加しない以外は同じ条件
で実験をし、ポリメチルシルセスキオキサンの白色粉末
を得た。このものの反応条件、分析結果を前記表3に示
す。前記生成したポリメチルシルセスキオキサン微粒子
は、変動係数が21%と、実験例16で得たものよりも
高いものであり、この結果から、本発明は、二層反応に
も効果があることが確認された。
【0035】
【本発明の効果】本発明の方法によれば、粒径が0.5
〜10μm程度の範囲において、任意の粒子径を有し、
非常にシャープな粒度分布からブロードな粒度分布を有
する球状ポリオルガノシルセスキオキサン微粒子を工業
的に有利な方法で効率よく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実験例1で生成したポリメチルシルセスキオキ
サン微粒子の電子顕微鏡写真図である。
【図2】比較例Bで生成したポリメチルシルセスキオキ
サン微粒子の電子顕微鏡写真図である。
【図3】実験例15で生成したポリメチルシルセスキオ
キサン微粒子の電子顕微鏡写真図である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オルガノトリアルコキシシランおよび/
    またはその部分加水分解物をアルカリ水溶液または水に
    添加し、加水分解・縮合させるにあたり、該オルガノト
    リアルコキシシランおよび/またはその部分加水分解物
    を添加する際、同時にアルカリ水溶液または水を反応溶
    液内に添加することを特徴とする球状ポリオルガノシル
    セスキオキサン微粒子の製造方法。
  2. 【請求項2】 アルカリ水溶液または水の反応溶液内へ
    の添加は、少なくとも粒子が析出し、反応系内が安定す
    るまで行われることを特徴とする請求項1に記載の球状
    ポリオルガノシルセスキオキサン微粒子の製造方法。
  3. 【請求項3】 反応溶液内のpHは9.6以上となるよ
    う調整されることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    球状ポリオルガノシルセスキオキサン微粒子の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 反応溶液内のpHは、粒子が析出する前
    と後とで略一定となるように調製されることを特徴とす
    る請求項1、2又は3に記載の球状ポリオルガノシルセ
    スキオキサン微粒子の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の反応により得られた粒
    子を核粒子として、さらにオルガノトリアルコキシシラ
    ンおよび/またはその部分加水分解物を添加し粒子成長
    させる際、アルカリ水溶液または水を反応溶液内に添加
    することにより、反応溶液内の粒子濃度を、粒子同士の
    凝集・融着が起らない濃度範囲内となるように該アルカ
    リ水溶液または水の添加量で制御し、粒子成長させるこ
    とを特徴とする請求項1乃至4に記載の球状ポリオルガ
    ノシルセスキオキサン微粒子の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5の粒子同士の凝集・融着が起ら
    ない濃度範囲とは、反応液容量1重量部に対してオルガ
    ノトリアルコキシシランおよび/またはその部分加水分
    解物の添加比が0.25重量部未満、好ましくは0.2
    0重量部以下であることを特徴とする請求項5に記載の
    球状ポリオルガノシルセスキオキサン微粒子の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項5または6の反応液スラリーを、
    反応容器からオーバーフローまたは反応液容量が略一定
    となるように取出して球状ポリオルガノシルセスキオキ
    サン微粒子を連続的に製造することを特徴とする請求項
    5または6に記載の球状ポリオルガノシルセスキオキサ
    ン微粒子の製造方法。
  8. 【請求項8】 オルガノトリアルコキシシランおよび/
    またはその部分加水分解物をアルカリ水溶液または水に
    添加し、加水分解・縮合させるにあたり、オルガノトリ
    アルコキシシランおよび/またはその部分加水分解物
    は、アルカリ水溶液または水の層とは混合させない二層
    反応とし、前記アルカリ水溶液または水に少なくともア
    ルカリ水溶液または水を添加することを特徴とする球状
    ポリオルガノシルセスキオキサン微粒子の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、上層にオルガノトリ
    アルコキシシランおよび/またはその部分加水分解物、
    下層にアルカリ水溶液または水をそれぞれ連続的に添加
    して、下層のアルカリ水溶液層から反応液スラリーを取
    出すことで、球状ポリオルガノシルセスキオキサン微粒
    子を連続的に製造することを特徴とする球状ポリオルガ
    ノシルセスキオキサン微粒子の製造方法。
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