JP2003171209A - 工業用殺菌防腐剤及び殺菌防腐方法 - Google Patents
工業用殺菌防腐剤及び殺菌防腐方法Info
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Abstract
菌防腐効果を発揮し、その効果の速効性および持続性が
向上した工業用殺菌防腐剤及び殺菌防腐方法を提案す
る。 【解決手段】 第一成分として、2−ブロモ−2−ニト
ロプロパン−1,3−ジイル=ジホルメートと、第二成
分として、2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−
ジオール、2,2−ジブロモ−2−ニトロエタノール、
1,4−ビス(ブロモアセトキシ)−2−ブテン、1,
2−ビス(ブロモアセトキシ)エタン、2−ブロモ−2
−ニトロプロパン−1,3−ジイル=ジアセテート、2
−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジイル=ジプ
ロパノエート、および2,2−ジブロモ−2−ニトロエ
チル=アセテートなどからなる群から選択される1種又
は2種以上とを含有する工業用殺菌防腐剤を、殺菌防腐
対象に処理する殺菌防腐方法。
Description
及び殺菌防腐方法に関する。詳しくはブロモニトロアル
コール系化合物の誘導体と公知の殺菌防腐成分とを含有
する工業用殺菌防腐剤、およびこの工業用殺菌防腐剤を
用いた殺菌防腐方法に関する。
業用循環用水系では用水を出来る限り再使用するクロー
ズド化が急速に進んでいる。このような水系において
は、用水の富栄養化、高温化が進み、微生物の繁殖が極
めて容易な条件となる。用水の澱み、内壁の凹部には微
生物が繁殖しスライムの発生箇所として非常に好適な場
所となる。また流速の遅い場所には微細な凝集物、パル
プ繊維、ごみ等が溜まりやすく、微生物が分泌する粘状
物質に取込まれ巨大化し、最終的には内壁に付着しスラ
イム化する。
害を発生させる。例えば紙パルプ工業の抄紙工程水にお
いては、スライムが乗った紙は強度が弱くなり、紙切れ
を頻発させ生産効率を著しく低下させる。また製品にい
わゆる目玉を生じさせ、品質も低下させる。また冷却水
系においては、剥離したスライムや堆積したスライムが
熱交換器や配管を閉塞させ、熱効率を低下させる。特に
空調用冷却水においては不適切な殺菌静菌処理により、
このスライム障害以外にもレジオネラ属細菌の異常繁殖
による健康への被害も起こる場合もある。
リー、セメント分散剤、塗料、糊剤、金属加工油剤、繊
維油剤など水をベースとする水性組成物は、微生物によ
る腐敗が極めて発生し易く、製品の変質、例えば腐敗臭
の発生、pH変化、色調変化等が起こり、使用に耐えら
れないばかりか、変質の程度が軽度でも2次被害の要因
ともなり得る。これら微生物に起因する障害を防止する
ために、工業用の各種殺菌・防腐剤が開発され使用され
ている。
菌防黴剤事典(日本防菌防黴学会、昭和61年8月22
日発行)91頁〕、ベンザルコニウムクロリド(同93
頁)、ポリヘキサメチレンビグアニジン塩酸塩(同98
頁)(以下PHMBGという)、2−n−オクチル−4
−イソチアゾリン−3−オン(同103頁)(以下OI
Tという)、グルコン酸クロルヘキシジン(同113
頁)、グルタルアルデヒド(同114頁)(以下GDA
という)、2−ブロモ−2−ブロモメチルグルタロニト
リル(別名:1,2−ジブロモ−2,4−ジシアノブタ
ン)(同142頁)(以下DBCBという)、2,2−
ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミド(同142
頁)(以下DBNPAという)、ヘキサヒドロ−1,
3,5−トリス(2−ヒドロキシエチル)−s−トリア
ジン(同168頁)(以下HTHETという)、2−ブ
ロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオール(同20
2頁)(以下BNPという)、1,2−ベンズイソチア
ゾリン−3−オン(同205頁)(以下BITとい
う)、メチレンビスチオシアネート(同218頁)(以
下MBTという)、ジ−n−デシルジメチルアンモニウ
ムクロリド〔防菌防黴(1998年VOL.26臨時増
刊)51頁〕(以下DDACという)、1,3−ジクロ
ロ−5,5−ジメチルヒダントイン(同28頁)(DC
DMHという)、1−ブロモ−3−クロロ−5,5−ジ
メチルヒダントイン(同28頁)(以下BCDMHとい
う)、1,3−ジクロロ−5,5−エチルメチルヒダン
トイン(同28頁)(以下DCMEHという)等、N−
ブロモスクシンイミド(以下BSIという)及びN−ク
ロロスクシンイミド(以下CSIという)等のN−ハロ
ゲノコハク酸イミド(特開平9−52804号)等が知
られている。
した薬剤も各種提案されている。例えば、α−クロロベ
ンズアルドキシムとMBT、2−メチル−4−イソチア
ゾリン−3−オン(以下MITという)、4,5−ジク
ロロ−2−オクチル−イソチアゾリン−3−オン(以下
DCOTという)、OIT、BIT、DBNPA、BN
P、2,2−ジブロモ−2−ニトロエタノール(以下D
BNEという)、β−ブロモ−β−ニトロスチレン(以
下BNSという)、1,2−ビス(ブロモアセトキシ)
エタン(以下BBAEという)、1,4−ビス(ブロモ
アセトキシ)−2−ブテン(以下BBABという)、D
BCB、N,4−ジヒドロキシ−α−オキソベンゼンエ
タンイミドクロリド〔別名:2−(p−ヒドロキシフェ
ニル)グリオキシヒドロキシモイルクロリド〕(以下H
PGHという)又は3,3,4,4−テトラクロロテト
ラヒドロチオフェン−1,1−ジオキシドを含有する薬
剤(特開平5−70306号)等が挙げられる。また、
BCDMH、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダ
ントイン(以下DBDMHという)、DCDMH等のハ
ロゲン化ヒダントインとMBT、BBAE、BBAB、
DCOT等との配合剤が提案されている(特開2000
−169309号)。
プロパン−1,3−ジイル=ジホルメート(以下BNP
Fという)は、既に抗菌活性を有することが知られてい
る(特開昭56−128737号)。また、この化合物
とDCDT又はDBNPAとの配合剤も提案されている
(特開平3−14501号)。同様に2−ブロモ−2−
ニトロプロパン−1,3−ジイル=ジアセテート(以下
BNPAという)についても、微生物に対する活性が知
られている(特開昭56−120603号)。この化合
物とMBT、DBNE、DCDT、DBNPA、BBA
B、BBAE、5−クロロ−2−メチル−4−イソチア
ゾリン−3−オンとMITとの混合物又はトリブロモメ
チルスルホンとを混合した殺菌、静菌剤も提案されてい
る(特開平2−42007号)。
1,3−ジイル=ジプロパノエート(以下BNPPとい
う)については、この化合物と、DBNPA、MBT、
BBAB、CMIT、DCOT、DCDTとの組成物が
提案されている(特開2000−53502号)。ま
た、2,2−ジブロモ−2−ニトロエチル=アセテート
(以下DBNEAという)については、この化合物と他
の各種の殺菌剤との混合剤が各種提案されている。例え
ば、この化合物とHPGHとの配合剤(特開平3−16
7101号)、GDA(特開平4−146298号)、
5−クロロ−2,4,6−トリフルオロイソフタロニト
リル(以下CFPNという)(特開平6−121987
号)、オルソフタルアルデヒド(以下OPAという)と
を配合した薬剤が提案されている(特開平7−1166
69号)。
が厳しくなり、工業用循環用水系では、工程や製品に問
題のでない範囲でできるかぎり、用水が再使用され、ク
ローズド化されるようになった。このような用水のクロ
ーズド化は富栄養化、高温化が進み、前述したような各
種の微生物に起因するスライム障害の発生頻度が高くな
っているにも係わらず、環境負荷の低減目的で殺菌静菌
剤の使用量は低減化の方向にあり、より少ない薬剤使用
量でより効果的な薬剤が求められている。
では長期間にわたる抑制効果が弱く、充分な増殖抑制が
認められない問題点があった。例えば、いわゆるブロモ
ニトロアルコール系化合物と称される殺菌防腐成分、例
えば、BNP、DBNE等の物理特性は中性から弱アル
カリにおける水系での消失が速く、対生物特性としては
速効的な殺菌効果が弱く、真菌類に対する効力が低いと
いう欠点を有する。本発明の第一成分として使用される
BNPF、BNPP、BNPA及びDBNEAも単独使
用では同様な物理特性を有し、また対生物特性も真菌類
に対する効力を除いてほぼ同様に殺菌効力が弱い。しか
し、真菌類に対する効力も満足するものではない。
知の殺菌防腐成分との配合物が提案されているが、実際
に適用できるものは極めて限られたものである。これら
公知の殺菌防腐成分の配合によっても速効的な効力がや
や強まったり、殺菌スペクトラムが若干広がったりする
ものの、その効力増加作用は相乗的というより、むしろ
相加的である。より少ない薬剤量で長時間にわたる細
菌、真菌類、藻類に対する生育抑制効果は充分満足でき
る程度のものが得られ難い現状である。
従来の問題点を解決するため、より広範囲の種類の微生
物に対して優れた殺菌防腐効果を発揮し、その効果の速
効性および持続性が向上した工業用殺菌防腐剤及び殺菌
防腐方法を提案することである。
のBNPF、BNPA、BNPP又はDBNEAと、特
定の第二成分との組合せによって相乗効果が発揮され、
より広範囲の種類の微生物に対する殺菌防腐効果の増
強、その効果の速効性および持続性が向上する意外な事
実を見出し、本発明を完成した。
及び殺菌防腐方法である。 (1) 第一成分として、2−ブロモ−2−ニトロプロ
パン−1,3−ジイル=ジホルメートと、第二成分とし
て、2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオー
ル、2,2−ジブロモ−2−ニトロエタノール、1,4
−ビス(ブロモアセトキシ)−2−ブテン、1,2−ビ
ス(ブロモアセトキシ)エタン、2−ブロモ−2−ニト
ロプロパン−1,3−ジイル=ジアセテート、2−ブロ
モ−2−ニトロプロパン−1,3−ジイル=ジプロパノ
エート、2,2−ジブロモ−2−ニトロエチル=アセテ
ート、5−クロロ−2,4,6−トリフルオロイソフタ
ロニトリル、2,4,5,6−テトラフルオロイソフタ
ロニトリル、2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−
3−オン、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、
1,2−ジブロモ−2,4−ジシアノブタン、メチレン
ビスチオシアネート、オルソフタルアルデヒド、グルタ
ルアルデヒド、2−(p−ヒドロキシフェニル)グリオ
キシヒドロキシモイルクロリド、ジ−n−デシルジメチ
ルアンモニウムクロリド、ポリヘキサメチレンビグアニ
ジン塩酸塩、ベンザルコニウムクロリド、セチルピリジ
ニウムクロリド、グルコン酸クロルヘキシジン、3,
3,4,4−テトラクロロテトラヒドロチオフェン−
1,1−ジオキシド、1,3−ジブロモ−5,5−ジメ
チルヒダントイン、1,3−ジクロロ−5,5−ジメチ
ルヒダントイン、1−ブロモ−3−クロロ−5,5−ジ
メチルヒダントイン、3−ブロモ−1−クロロ−5,5
−ジメチルヒダントイン、1,3−ジクロロ−5,5−
エチルメチルヒダントイン、N−ブロモスクシンイミ
ド、N−クロロスクシンイミド、β−ブロモ−β−ニト
ロスチレン、ヘキサヒドロ−1,3,5−トリス(2−
ヒドロキシエチル)−s−トリアジン、およびヘキサヒ
ドロ−1,3,5−トリエチル−s−トリアジンからな
るA群から選択される1種又は2種以上の化合物とを有
効成分として含有する工業用殺菌防腐剤。 (2) 第一成分として、2−ブロモ−2−ニトロプロ
パン−1,3−ジイル=ジアセテートと、第二成分とし
て、2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオー
ル、2,4,5,6−テトラフルオロイソフタロニトリ
ル、2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オ
ン、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、1,2
−ジブロモ−2,4−ジシアノブタン、2−(p−ヒド
ロキシフェニル)グリオキシヒドロキシモイルクロリ
ド、ジ−n−デシルジメチルアンモニウムクロリド、ポ
リヘキサメチレンビグアニジン塩酸塩、ベンザルコニウ
ムクロリド、セチルピリジニウムクロリド、グルコン酸
クロルヘキシジン、N−ブロモスクシンイミド、ヘキサ
ヒドロ−1,3,5−トリス(2−ヒドロキシエチル)
−s−トリアジン、およびヘキサヒドロ−1,3,5−
トリエチル−s−トリアジンからなるB群から選択され
る1種又は2種以上の化合物とを有効成分として含有す
る工業用殺菌防腐剤。 (3) 第一成分として、2−ブロモ−2−ニトロプロ
パン−1,3−ジイル=ジプロパノエートと、第二成分
として、2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジ
オール、2,2−ジブロモ−2−ニトロエタノール、
1,2−ビス(ブロモアセトキシ)エタン、2−ブロモ
−2−ニトロプロパン−1,3−ジイル=ジアセテー
ト、2,2−ジブロモ−2−ニトロエチル=アセテー
ト、5−クロロ−2,4,6−トリフルオロイソフタロ
ニトリル、2,4,5,6−テトラフルオロイソフタロ
ニトリル、2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3
−オン、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、
1,2−ジブロモ−2,4−ジシアノブタン、グルタル
アルデヒド、2−(p−ヒドロキシフェニル)グリオキ
シロヒドロキシモイルクロリド、ジ−n−デシルジメチ
ルアンモニウムクロリド、ポリヘキサメチレンビグアニ
ジン塩酸塩、ベンザルコニウムクロリド、セチルピリジ
ニウムクロリド、グルコン酸クロルヘキシジン、3,
3,4,4−テトラクロロテトラヒドロチオフェン−
1,1−ジオキシド、1,3−ジブロモ−5,5−ジメ
チルヒダントイン、1,3−ジクロロ−5,5−ジメチ
ルヒダントイン、1−ブロモ−3−クロロ−5,5−ジ
メチルヒダントイン、3−ブロモ−1−クロロ−5,5
−ジメチルヒダントイン、1,3−ジクロロ−5,5−
エチルメチルヒダントイン、N−ブロモスクシンイミ
ド、N−クロロスクシンイミド、β−ブロモ−β−ニト
ロスチレン、ヘキサヒドロ−1,3,5−トリス(2−
ヒドロキシエチル)−s−トリアジン、ヘキサヒドロ−
1,3,5−トリエチル−s−トリアジン、および2−
メチル−4−イソチアゾリン−3−オンからなるC群か
ら選択される1種又は2種以上の化合物とを有効成分と
して含有する工業用殺菌防腐剤。 (4) 第一成分として、2,2−ジブロモ−2−ニト
ロエチル=アセテートと、第二成分として、2−ブロモ
−2−ニトロプロパン−1,3−ジオール、2,2−ジ
ブロモ−2−ニトロエタノール、1,2−ビス(ブロモ
アセトキシ)エタン、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3
−プロパンジイル=ジアセテート、2−n−オクチル−
4−イソチアゾリン−3−オン、1,2−ベンズイソチ
アゾリン−3−オン、1,2−ジブロモ−2,4−ジシ
アノブタン、メチレンビスチオシアネート、ジ−n−デ
シルジメチルアンモニウムクロリド、ポリヘキサメチレ
ンビグアニジン塩酸塩、ベンザルコニウムクロリド、セ
チルピリジニウムクロリド、グルコン酸クロルヘキシジ
ン、3,3,4,4−テトラクロロテトラヒドロチオフ
ェン−1,1−ジオキシド、1,3−ジブロモ−5,5
−ジメチルヒダントイン、1,3−ジクロロ−5,5−
ジメチルヒダントイン、1−ブロモ−3−クロロ−5,
5−ジメチルヒダントイン、3−ブロモ−1−クロロ−
5,5−ジメチルヒダントイン、1,3−ジクロロ−
5,5−エチルメチルヒダントイン、N−ブロモスクシ
ンイミド、N−クロロスクシンイミド、β−ブロモ−β
−ニトロスチレン、ヘキサヒドロ−1,3,5−トリス
(2−ヒドロキシエチル)−s−トリアジン、ヘキサヒ
ドロ−1,3,5−トリエチル−s−トリアジン、2,
2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミド、および
4,5−ジクロロ−2−オクチル−イソチアゾリン−3
−オンからなるD群から選択される1種又は2種以上の
化合物とを有効成分として含有する工業用殺菌防腐剤。 (5) 循環用水系の殺菌防腐剤である上記(1)ない
し(4)のいずれかに記載の工業用殺菌防腐剤。 (6) 上記(1)記載の第一成分とA群から選択され
る1種又は2種以上の化合物、上記(2)記載の第一成
分とB群から選択される1種又は2種以上の化合物、上
記(3)記載の第一成分とC群から選択される1種又は
2種以上の化合物又は上記(4)記載の第一成分とD群
から選択される1種又は2種以上の化合物を混合して又
は別々に殺菌防腐対象に処理することを特徴とする殺菌
防腐方法。
して、BNPF、BNPA、BNPP又はDBNEA
と、第二成分として前記A群、B群、C群又はD群から
選択される成分を含有してなる。本発明によれば、より
広範囲の種類の微生物に対する殺菌防腐効果の増強と、
その効果の持続性が向上したことによる生育抑制時間が
長期にわたる延長効果が提供される。また速効性の効果
が提供される。さらには特定割合での組合せが、より一
層の著しい効果を発揮するものである。
に、蟻酸、酢酸、プロピオン酸誘導体等を反応させ得る
ことができる。また公知の知見、例えば特開昭56−1
28737号又は特開昭56−120603号の記載等
に従い合成することができる。
れの任意量でも十分な効力を示すが、より一層の著しい
効果を発揮させるためには、特定の割合における使用が
好ましい。例えば、第一成分としてBNPFの10重量
部に対し、前述のA群からなる第二成分が0.1〜10
00重量部、好ましくは0.5〜200重量部、更に好
ましくは2〜80重量部、特に好ましくは2〜30重量
部の割合であるのが望ましい。
対し、前述のB群からなる第二成分が0.2〜1500
重量部、好ましくは0.5〜500重量部、更に好まし
くは2〜100重量部、特に好ましくは1〜20重量部
の割合であるのが望ましい。
対し、前述もC群からなる第二成分が0.1〜1000
重量部、好ましくは1〜200重量部、更に好ましくは
2〜100重量部、特に好ましくは5〜60重量部の割
合であるのが望ましい。
に対し、前述のD群からなる第二成分が0.1〜100
0重量部、好ましくは0.5〜200重量部、更に好ま
しくは1〜100重量部、特に好ましくは2〜30重量
部の割合であるのが望ましい。
成分は、それぞれの群において1種類又は2種類以上か
らの選択が可能である。第二成分を2種以上使用する場
合、上記第二成分の配合割合は第二成分の合計の量であ
る。
防腐成分の他に溶剤、水、界面活性剤、増粘剤、防錆剤
又はその他補助剤を添加して、水溶性液剤、乳化性液
剤、フロアブル剤、水和剤、粒剤等に製剤して使用する
ことが出来る。特に殺菌防腐対象が製紙工場の抄紙工
程、工業用冷却水、空調用冷却水等の水系、製紙用塗工
液、澱粉スラリー、ラテックスなどの水性物質の場合に
は殺菌防腐成分の溶解、分散を考慮して、親水性の溶剤
を選択し、必要に応じて界面活性剤を配合し、殺菌防腐
対象物に対する親和性が向上した水溶性液剤に製剤して
使用することが好ましい。
は、例えばジエチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール200、プロピレングリコール、ジプロピレングリ
コール、ポリプロピレングリコール等のグリコール類、
メチルカルビトール、エチルセロソルブ等のグリコール
エーテル類及びその誘導体、N,N−ジメチルアセトア
ミド、N−メチル−2−ピロリジノン、プロピレンカー
ボネート、γ−ブチロラクトン、マレイン酸ジメチル、
アジピン酸ジメチル、コハク酸ジメチル、グルタル酸ジ
メチル等の非プロトン性極性溶媒、水などが挙げられ
る。これらは2種類以上の併用も可能である。
オン系界面活性剤、両性界面活性剤、或いはこれらの併
用も可能である。ノニオン系界面活性剤としては高級ア
ルコールエチレンオキサイド付加物、多価アルコール脂
肪酸エステル付加物、プロピレンオキサイド共重合体、
多価アルコールアルキルエステル等が挙げられ、殺菌防
腐対象物や使用する溶剤によって選択適用する。
キシレン等の芳香族炭化水素系の溶剤を使用し、アニオ
ン系、ノニオン系界面活性剤を配合する。フロアブル
剤、水和剤、粒剤とする場合にはクレー、炭酸カルシウ
ム、ホワイトカーボン等の固体増量剤と界面活性剤を配
合した後に微粉砕し、それぞれの剤形に製剤する。
他成分との配合割合は、製剤の100重量部当り、第一
成分と第二成分の殺菌防腐成分の合計が1〜70重量
部、好ましくは10〜40重量部、残部を溶剤や界面活
性剤、補助剤等とすることが好ましい。特に水溶性製剤
の場合には殺菌防腐成分の溶剤への溶解度の範囲内で配
合が可能である。
は、殺菌防腐対象物によって異なるが、殺菌防腐成分、
すなわち第一成分と第二成分の合計濃度が殺菌防腐対象
物にリットル当たり0.5〜500mg、好ましくは1
0〜200mg程度になるように添加すれば、過剰の添
加を防止し、かつ有効な効果が得られる。なお0.5m
g未満の添加では有効な効果が得られない場合もある。
における抄紙工程水もしくはプロセス水、空調用冷却
水、各種工業用冷却水、各種工業用洗浄水、金属加工
油、繊維油等が使用される循環用水系、製紙用塗工液、
澱粉スラリー、炭酸カルシウムスラリー、ラテックス等
の合成樹脂エマルジョン、糊料、接着剤、塗料、セメン
ト分散剤等の工業製品が好ましい。特に抄紙工程水、空
調用冷却水、各種工業用冷却水などの循環用水系への適
用が好ましい。
腐成分等を一剤とした混合剤形態に製剤して使用するの
が最も簡便であるが、投入場所によっては、各種制限や
長期の製剤安定性の点で殺菌防腐成分を個別に直接又は
製剤し、使用時に同時添加した方が良い場合もある。こ
の場合でも殺菌防腐対象物において第一成分と第二成分
が所定の割合になるように添加すれば一剤の混合剤とな
んら変わることのない効果が得られる。
対象物に前記使用量となるように添加して使用すること
ができる。これにより、紙・パルプ工業における抄紙工
程水もしくはプロセス水、空調用冷却水、各種工業用冷
却水、各種工業用洗浄水、金属加工油、繊維油等が使用
される循環用水系、製紙用塗工液、澱粉スラリー、炭酸
カルシウムスラリー、ラテックス等の合成樹脂エマルジ
ョン、糊料、接着剤、塗料、セメント分散剤等の工業製
品などにおいて生育または増殖する各種微生物を、少量
で速効的にかつ長期間にわたり殺菌または静菌すること
ができ、容易に腐敗を防止することができる。
す微生物は、エスケリッチア(Escherichia)属、エン
テロバクター(Enterobacter)属、シュードモナス(Ps
eudomonas)属、バチルス(Bacillus)属、スタフィロ
コッカス(Staphylococcus)属、アエロモナス(Aeromo
nas)属、ビブリオ(Vibrio)属、クレブシエラ(Klebs
iella)属、サルモネラ(Salmonella)属、セラチア(S
erratia)属、レジオネラ(Legionella)属等の細菌;
サッカロミセス(Saccharomyces)属、カンジタ(Candi
da)属、ゲオトリカム(Geotrichum)属、ハンセヌラ
(Hansenula)属、ロドトルア(Rhodotrula)属、クリ
ベロマイセス(Kluyveromyces)属、ピッチア(Pichi
a)属等の酵母;アスペルギルス(Aspergillus)属、ペ
ニシリウム(Penicillum)属、トリコデルマ(Trichode
rma)属、ムコール(Mucor)属、リゾプス(Rhizopus)
属、フザリウム(Fusarium)属、クラドスポリウム(Cl
adosporium)属、アルタナリア(Alternaria)属等の糸
状菌;クロレラ(Chlorella)属、オシラトリア(Oscil
latoria)属、アナベナ(Anabaena)属、セネデスムス
(Scenedesmus)属、クロステチウム(Clostetium)属
等の藻類などがあげられる。
ナス・エルギノサ(Pseudomonas aeruginosa)、エンテ
ロバクタ・アエロゲネス(Enterobacter aerogenes)、
レジオネラ・ニューモフィラ(Legionella pneumophil
a)、アエロモナス・ヒドロフィラ(Aeromonas hydroph
illa)、グラム陽性細菌のスタフィロコッカス・アウレ
ウス(Staphylococcus aureus)、バチルス・セレウス
(Bacillus cereus)、酵母のゲオトリカム・カンディ
ウム(Geotrichum candidum)、カンジダ・ウチルス(C
andida utilis)、糸状菌のアスペルギルス・ニガー(A
spergillus niger)、ペニシリウム・スティキ(Penici
llum steckii)、藻類のクロレラ・ブルガリス(Chlore
lla vulgaris)、オシラトリア・ネグレクタ(Oscillat
oria neglecta)などが挙がれられる。
方法によれば、第一成分のBNPF、BNPA、BNP
P又はDBNEのいずれかとし、第二成分を前記A群、
B群、C群又はD群から選択される殺菌防腐成分の1種
類以上とを組合せることにより相乗効果が発揮され、そ
れぞれ単剤で使用した時では到底無し得ない、より広範
囲の種類の微生物に対する殺菌防腐効果の増強とその速
効性および持続性の向上効果が得られる。さらに特定割
合での組合せることで、より一層、著しい効果が発揮さ
れる。
細に説明する。各実施例および比較例は、それぞれ以下
の各成分を混合攪拌し、工業用殺菌防腐剤を得た。な
お、%は重量百分率である。
5%、プロピレンカーボネート;65%。 実施例2 BNPF;10%、DBNE;30%、ポリ
エチレングリコール200;60%。 実施例3 BNPF;25%、CFPN;3%、γ−ブ
チロラクトン;72%。 実施例4 BNPF;35%、OPA;7%、DDA
C;3%、N,N−ジメチルアセトアミド;55%。 実施例5 BNPF;10%、DBNE;30%、BN
PA;10%、ポリエチレングリコール200;50
%。 実施例6 BNPF;25%、BBAE;5%、プロピ
レンカーボネート;70%。 実施例7 BNPF;20%、MBT;4%、N−メチ
ル−2−ピロリジノン;61%、上水;10%、界面活
性剤;5%。 実施例8 BNPA;15%、OIT;20%、γ−ブ
チロラクトン;60%、上水;5%。 実施例9 BNPA;5%、DBCB;10%、ジエチ
レングリコール;60%、上水;17%、界面活性剤;
8%。 実施例10 BNPA;15%、BNP;10%、プロ
ピレンカーボネート;40%、γ−ブチロラクトン;3
5%。
C;5%、メチルカルビトール;65%。 実施例12 BNPA;35%、BIT;5%、N−メ
チル−2−ピロリジノン;60%。 実施例13 BNPP;15%、DBNE;15%、ポ
リエチレングリコール200;70%。 実施例14 BNPP;5%、BNP;30%、ジエチ
レングリコール;65%。 実施例15 BNPP;20%、BNPA;20%、ア
ジピン酸ジメチル;9%、グルタル酸ジメチル;39
%、コハク酸ジメチル;12%。 実施例16 BNPP;20%、OIT;10%、ジエ
チレングリコール;53%、上水;12%、界面活性
剤;5%。 実施例17 DBNEA;25%、DBNPA;15
%、プロピレンカーボネート;60%。 実施例18 DBNEA;30%、DBNE;10%、
メチルカルビトール;45%、上水;15%。 実施例19 DBNEA;10%、BNP;10%、D
BNE;10%、ポリエチレングリコール200;70
%。 実施例20 DBNEA;7%、BBAE;15%、プ
ロピレンカーボネート;78%。
T;10%、アジピン酸ジメチル;9%、グルタル酸ジ
メチル;39%、コハク酸ジメチル;12%。 実施例22 DBNEA;15%、BIT;3%、MB
T;5%、N−メチル−2−ピロリジノン;77%。 実施例23 DBNEA;25%、DBCB;15%、
ジエチレングリコール;15%、プロピレンカーボネー
ト;45%。 実施例24 DBNEA;15%、DDAC;3%、ジ
プロピレングリコール;52%、上水;30%。 実施例25 BNPA;15%、FTPN;10%、ポ
リエチレングリコール200;75%。 実施例26 BNPA;15%、HPGH;10%、ポ
リエチレングリコール200;75%。 実施例27 BNPA;15%、BSI;10%、ポリ
エチレングリコール200;75%。 実施例28 BNPA;15%、BIT;10%、ポリ
エチレングリコール200;75%。 実施例29 BNPA;15%、BNP;10%、ポリ
エチレングリコール200;75%。 実施例30 BNPA;15%、DDAC;10%、ポ
リエチレングリコール200;75%。
カーボネート;50%。 比較例2 BNPA;50%、プロピレンカーボネー
ト;50%。 比較例3 BNPP;50%、プロピレンカーボネー
ト;50%。 比較例4 DBNEA;50%、プロピレンカーボネー
ト;50%。 比較例5 DBNE;50%、ポリエチレングリコール
200;60%。 比較例6 OIT;50%、ポリエチレングリコール2
00;15%。 比較例7 OPA;40%、DDAC;10%、N,N−
ジメチルアセトアミド;50%。 比較例8 BNP;20%、DBNE;20%、プロピ
レンカーボネート;60%。 比較例9 BNPEA;20%、DBNE;30%、ポ
リエチレングリコール200;50%。 比較例10 DBNPA;35%、プロピレンカーボネ
ート;65%。
−2−ピロリジノン;60%。 比較例12 DBCB;30%、DEG;35%、プロ
ピレンカーボネート;35%。 比較例13 BBAE;50%、プロピレンカーボネー
ト;50%。 比較例14 BIT;20%、N−メチル−2−ピロリ
ジノン;80%。 比較例15 DDAC;40%、上水;60%。 比較例16 CFPN;20%、N−メチル−2−ピロ
リジノン;80%。 比較例17 BNP;40%、ジエチレングリコール;
60%。 比較例18 BNPA;30%、ポリエチレングリコー
ル200;70%。 比較例19 FTPN;30%、ポリエチレングリコー
ル200;70%。 比較例20 HPGH;30%、ポリエチレングリコー
ル200;70%。 比較例21 BSI;30%、ポリエチレングリコール
200;70%。 比較例22 BIT;30%、ポリエチレングリコール
200;70%。 比較例23 BNP;30%、ポリエチレングリコール
200;70%。 比較例24 DDAC;30%、ポリエチレングリコー
ル200;70%。 上記実施例及び比較例中、FTPNは、2,4,5,6
−テトラフルオロイソフタロニトリルを意味する。
分:クエン酸、リン酸)に、グラム陰性細菌のシュード
モナス・エルギノサ(Pseudomonas aeruginosa)(以下
Paと示す)及び酵母のゲオトリカム・カンディウム
(Geotrichum candidum)(以下Gcと示す)の前培養
液をそれぞれ0.2%ずつ接種し、100ml三角フラ
スコに50mlずつ分注し、更に所定量の薬液を添加し
て、35℃で30分間及び24時間の振盪培養を行っ
た。培養終了後、試験液を滅菌水で希釈し、生菌数を平
板塗抹培養法で測定した。また、試験開始1日後及び3
日後にも前記の前培養液を0.2%ずつそれぞれ接種
し、35℃で30分間及び24時間の振盪培養を行い、
同様にして、生菌数を平板塗抹培養法で測定した。結果
を表1及び表2に示す。
効力試験 B−CYEα培地で35℃で3日間、前培養した試験菌
株のレジオネラ・ニューモフィラ(Legionella pneumop
hila)(以下Lpという)を寒天培地表面から掻き取
り、pH8.5リン酸緩衝液に懸濁し、菌体の洗浄を行
った。同緩衝液に再び懸濁し、生菌数を107〜108C
FU/mlとするために、660nmにおける吸光度が
約2.0となるように濃度調整した。この菌体懸濁液を
pH8.5リン酸緩衝液に1%相当量を添加し、更にS
CDLP液体培地を1%添加し試験液とした。この試験
液10mlをL字型試験管に分注し、所定量の薬液を添
加、30℃で30分間、6時間、24時間及び96時間
振盪培養を行い、各々の所定の時間経過後における生菌
数を平板塗抹培養法で測定した。結果を表3に示す。
明の殺菌防腐剤は、各々の殺菌防腐成分が単独に使用さ
れた場合に比べ、殺菌防腐効果の持続性が向上し、長時
間にわたり著しい生育抑制効果を示す。また短時間での
接触における速効的な殺菌効力も大きく向上している。
この原因は、明らかでないが、2成分が同時に殺菌防腐
対象物に投入されることによる相乗的な殺菌効果又は水
系における残存性の向上に関係するものと推測される。
なお、常在菌のみならず、試験例2では、レジオネラ属
細菌にも卓効を示すことから、空調用冷却水におけるレ
ジオネラ症の防止に本発明の殺菌防腐剤は有効である。
(pH7.5)10mlをL字型試験管に分注し、所定
量の薬液を添加し、30℃で15分間、30分間及び9
0分間の振盪培養を行った。培養終了後、生菌数を平板
塗抹培養法で測定した。結果を表4及び表5に示す。
腐効力試験 某ラッテクス製造業者より入手した防腐剤無添加のSB
R系ラテックス(pH7)に、シュードモナス属細菌、
アエロモナス属細菌及びバチルス属細菌を接種し、30
℃で、4週間静置培養し、細菌による腐敗ラテックスを
調製した。前述の防腐剤無添加で非腐敗のSBR系ラテ
ックスに、この腐敗ラテックスを1%になるように添加
し、30mlずつプラスチック容器に小分けし、更に所
定量の薬液を添加し、30℃の恒温槽に静置した。試験
開始3日後、7日後、14日後及び28日後に、生菌数
を平板塗抹培養法で測定した。なお、各々の生菌数測定
の後に腐敗ラテックスを0.5%添加した。結果を表6
に示す。
Claims (6)
- 【請求項1】 第一成分として、2−ブロモ−2−ニト
ロプロパン−1,3−ジイル=ジホルメートと、 第二成分として、2−ブロモ−2−ニトロプロパン−
1,3−ジオール、2,2−ジブロモ−2−ニトロエタ
ノール、1,4−ビス(ブロモアセトキシ)−2−ブテ
ン、1,2−ビス(ブロモアセトキシ)エタン、2−ブ
ロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジイル=ジアセテ
ート、2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジイ
ル=ジプロパノエート、2,2−ジブロモ−2−ニトロ
エチル=アセテート、5−クロロ−2,4,6−トリフ
ルオロイソフタロニトリル、2,4,5,6−テトラフ
ルオロイソフタロニトリル、2−n−オクチル−4−イ
ソチアゾリン−3−オン、1,2−ベンズイソチアゾリ
ン−3−オン、1,2−ジブロモ−2,4−ジシアノブ
タン、メチレンビスチオシアネート、オルソフタルアル
デヒド、グルタルアルデヒド、2−(p−ヒドロキシフ
ェニル)グリオキシヒドロキシモイルクロリド、ジ−n
−デシルジメチルアンモニウムクロリド、ポリヘキサメ
チレンビグアニジン塩酸塩、ベンザルコニウムクロリ
ド、セチルピリジニウムクロリド、グルコン酸クロルヘ
キシジン、3,3,4,4−テトラクロロテトラヒドロ
チオフェン−1,1−ジオキシド、1,3−ジブロモ−
5,5−ジメチルヒダントイン、1,3−ジクロロ−
5,5−ジメチルヒダントイン、1−ブロモ−3−クロ
ロ−5,5−ジメチルヒダントイン、3−ブロモ−1−
クロロ−5,5−ジメチルヒダントイン、1,3−ジク
ロロ−5,5−エチルメチルヒダントイン、N−ブロモ
スクシンイミド、N−クロロスクシンイミド、β−ブロ
モ−β−ニトロスチレン、ヘキサヒドロ−1,3,5−
トリス(2−ヒドロキシエチル)−s−トリアジン、お
よびヘキサヒドロ−1,3,5−トリエチル−s−トリ
アジンからなるA群から選択される1種又は2種以上の
化合物とを有効成分として含有する工業用殺菌防腐剤。 - 【請求項2】 第一成分として、2−ブロモ−2−ニト
ロプロパン−1,3−ジイル=ジアセテートと、 第二成分として、2−ブロモ−2−ニトロプロパン−
1,3−ジオール、2,4,5,6−テトラフルオロイ
ソフタロニトリル、2−n−オクチル−4−イソチアゾ
リン−3−オン、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−
オン、1,2−ジブロモ−2,4−ジシアノブタン、2
−(p−ヒドロキシフェニル)グリオキシヒドロキシモ
イルクロリド、ジ−n−デシルジメチルアンモニウムク
ロリド、ポリヘキサメチレンビグアニジン塩酸塩、ベン
ザルコニウムクロリド、セチルピリジニウムクロリド、
グルコン酸クロルヘキシジン、N−ブロモスクシンイミ
ド、ヘキサヒドロ−1,3,5−トリス(2−ヒドロキ
シエチル)−s−トリアジン、およびヘキサヒドロ−
1,3,5−トリエチル−s−トリアジンからなるB群
から選択される1種又は2種以上の化合物とを有効成分
として含有する工業用殺菌防腐剤。 - 【請求項3】 第一成分として、2−ブロモ−2−ニト
ロプロパン−1,3−ジイル=ジプロパノエートと、 第二成分として、2−ブロモ−2−ニトロプロパン−
1,3−ジオール、2,2−ジブロモ−2−ニトロエタ
ノール、1,2−ビス(ブロモアセトキシ)エタン、2
−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジイル=ジア
セテート、2,2−ジブロモ−2−ニトロエチル=アセ
テート、5−クロロ−2,4,6−トリフルオロイソフ
タロニトリル、2,4,5,6−テトラフルオロイソフ
タロニトリル、2−n−オクチル−4−イソチアゾリン
−3−オン、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オ
ン、1,2−ジブロモ−2,4−ジシアノブタン、グル
タルアルデヒド、2−(p−ヒドロキシフェニル)グリ
オキシロヒドロキシモイルクロリド、ジ−n−デシルジ
メチルアンモニウムクロリド、ポリヘキサメチレンビグ
アニジン塩酸塩、ベンザルコニウムクロリド、セチルピ
リジニウムクロリド、グルコン酸クロルヘキシジン、
3,3,4,4−テトラクロロテトラヒドロチオフェン
−1,1−ジオキシド、1,3−ジブロモ−5,5−ジ
メチルヒダントイン、1,3−ジクロロ−5,5−ジメ
チルヒダントイン、1−ブロモ−3−クロロ−5,5−
ジメチルヒダントイン、3−ブロモ−1−クロロ−5,
5−ジメチルヒダントイン、1,3−ジクロロ−5,5
−エチルメチルヒダントイン、N−ブロモスクシンイミ
ド、N−クロロスクシンイミド、β−ブロモ−β−ニト
ロスチレン、ヘキサヒドロ−1,3,5−トリス(2−
ヒドロキシエチル)−s−トリアジン、ヘキサヒドロ−
1,3,5−トリエチル−s−トリアジン、および2−
メチル−4−イソチアゾリン−3−オンからなるC群か
ら選択される1種又は2種以上の化合物とを有効成分と
して含有する工業用殺菌防腐剤。 - 【請求項4】 第一成分として、2,2−ジブロモ−2
−ニトロエチル=アセテートと、 第二成分として、2−ブロモ−2−ニトロプロパン−
1,3−ジオール、2,2−ジブロモ−2−ニトロエタ
ノール、1,2−ビス(ブロモアセトキシ)エタン、2
−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパンジイル=ジア
セテート、2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3
−オン、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、
1,2−ジブロモ−2,4−ジシアノブタン、メチレン
ビスチオシアネート、ジ−n−デシルジメチルアンモニ
ウムクロリド、ポリヘキサメチレンビグアニジン塩酸
塩、ベンザルコニウムクロリド、セチルピリジニウムク
ロリド、グルコン酸クロルヘキシジン、3,3,4,4
−テトラクロロテトラヒドロチオフェン−1,1−ジオ
キシド、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダント
イン、1,3−ジクロロ−5,5−ジメチルヒダントイ
ン、1−ブロモ−3−クロロ−5,5−ジメチルヒダン
トイン、3−ブロモ−1−クロロ−5,5−ジメチルヒ
ダントイン、1,3−ジクロロ−5,5−エチルメチル
ヒダントイン、N−ブロモスクシンイミド、N−クロロ
スクシンイミド、β−ブロモ−β−ニトロスチレン、ヘ
キサヒドロ−1,3,5−トリス(2−ヒドロキシエチ
ル)−s−トリアジン、ヘキサヒドロ−1,3,5−ト
リエチル−s−トリアジン、2,2−ジブロモ−3−ニ
トリロプロピオンアミド、および4,5−ジクロロ−2
−オクチル−イソチアゾリン−3−オンからなるD群か
ら選択される1種又は2種以上の化合物とを有効成分と
して含有する工業用殺菌防腐剤。 - 【請求項5】 循環用水系の殺菌防腐剤である請求項1
ないし4のいずれかに記載の工業用殺菌防腐剤。 - 【請求項6】 請求項1記載の第一成分とA群から選択
される1種又は2種以上の化合物、請求項2記載の第一
成分とB群から選択される1種又は2種以上の化合物、
請求項3記載の第一成分とC群から選択される1種又は
2種以上の化合物又は請求項4記載の第一成分とD群か
ら選択される1種又は2種以上の化合物を混合して又は
別々に殺菌防腐対象に処理することを特徴とする殺菌防
腐方法。
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