JP2003168789A - Soiウェーハの製造方法 - Google Patents

Soiウェーハの製造方法

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JP2003168789A JP2001364907A JP2001364907A JP2003168789A JP 2003168789 A JP2003168789 A JP 2003168789A JP 2001364907 A JP2001364907 A JP 2001364907A JP 2001364907 A JP2001364907 A JP 2001364907A JP 2003168789 A JP2003168789 A JP 2003168789A
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Kiyoshi Mitani
清 三谷
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Shin Etsu Handotai Co Ltd
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    • H01L21/76251Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers using semiconductor on insulator [SOI] technology using bonding techniques
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 SOI層の要求膜厚レベルが非常に小さい場
合においても、ウェーハ内の膜厚均一性及びウェーハ間
の膜厚均一性の双方を十分小さいレベルに軽減できるS
OIウェーハの製造方法を提供する。 【解決手段】 ボンドウェーハ2上に多層エピタキシャ
ル層として、第二のSi層23、第一のSiGe層22
及び第一のSi層21をこの順序に形成し、水素イオン
打ち込みにより第二のSi層23内に水素高濃度層を形
成し、結合熱処理及び剥離を行う。すると、シリコン酸
化膜3上には被剥離エピタキシャル層部分として、第一
のSi層21、第一のSiGe層22及び剥離した第二
のSi層23aの積層体が結合・一体化された状態とな
る。この剥離した第二のSi層23aを、第一のSiG
e層22aをエッチストップ層とする形で選択エッチン
グする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SOIウェーハの
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話等の移動体通信においては、数
100MHz以上の高周波信号を取り扱うのが一般的と
なっており、高周波特性の良好な半導体デバイスが求め
られている。例えば、CMOS−ICや高耐圧型IC等
の半導体デバイスには、シリコン単結晶基板(以下、ベ
ースウェーハともいう)上にシリコン酸化膜絶縁体層を
形成し、その上に別のシリコン単結晶層をSOI(Sili
con on Insulator)層として積層形成した、いわゆるS
OIウェーハが使用されている。これを高周波用の半導
体デバイスに使用する場合、高周波損失低減のため、ベ
ースウェーハとして高抵抗率のシリコン単結晶を使用す
ることが必要である。
【0003】ところで、SOIウェーハの代表的な製造
方法として貼り合わせ法がある。この貼り合わせ法は、
ベースウェーハとなる第一シリコン単結晶基板と、デバ
イス形成領域であるSOI層となる第二シリコン単結晶
基板(以下、ボンドウェーハともいう)とをシリコン酸
化膜を介して貼り合わせた後、ボンドウェーハを所望の
膜厚まで減厚し、薄膜化することによりボンドウェーハ
をSOI層とするものである。
【0004】ボンドウェーハを減厚する方法としては、
以下のようなスマートカット法(商標名)が周知であ
る。これは、ボンドウェーハの貼り合わせ面(第一主表
面とする)に対し、一定深さ位置にイオン注入層(微小
気泡層)が形成されるように水素あるいは希ガスをイオ
ン注入し、貼り合わせ後に該イオン注入層にてボンドウ
ェーハを剥離するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
スマートカット法には、以下のような欠点がある。すな
わち、剥離後に得られるSOIウェーハはSOI層の表
面に、イオン注入に伴うダメージ層が形成され、剥離面
そのものの粗さも通常製品レベルのSiウェーハの鏡面
と比べて大きくなる。従来、このダメージ層を除去する
ために、剥離後のSOI層の表面を、研磨代の小さい鏡
面研磨(タッチポリッシュと通称され、機械的化学的研
磨が用いられる)により鏡面化することが行なわれてき
た。この方法を用いると、得られるSOI層の膜厚の分
布が、同一ウェーハ内の標準偏差値σ1にて1.5〜2
nm程度生ずる。また、同一仕様ウェーハロットにおけ
るウェーハ間の、膜厚の標準偏差値σ2では3nm程度
以上の分布を生ずる。
【0006】こうした膜厚のばらつきは、現状の鏡面研
磨技術の水準からすれば不可避的なものであり、SOI
層の膜厚が100nm程度以上の膜厚に留まる限りは、
特に大きな問題となるものではない。しかしながら、近
年、SOIウェーハの主要な用途であるCMOS−LS
I等においては、素子の微細化及び高集積化の傾向はま
すます著しくなっており、1990年代は100nm程
度で超薄膜と称されていたものも、今ではさして驚くに
値するものではなくなってしまった。現在、超薄膜SO
I層として求められている平均膜厚は100nmを大き
く下回り、数10nm(例えば20〜50nm)から場
合により10nm程度にもなっている。この場合、上記
のような膜厚不均一のレベルは、狙いとする平均膜厚の
10〜数10%にも及び、SOIウェーハを用いた半導
体デバイスの品質ばらつきや、製造歩留まり低下に直結
してしまうことはいうまでもない。
【0007】本発明の課題は、SOI層の要求膜厚レベ
ルが非常に小さい場合においても、ウェーハ内の膜厚均
一性及びウェーハ間の膜厚均一性の双方を十分小さいレ
ベルに軽減することが可能であり、ひいては超微細ある
いは高集積度のCMOS−LSI等に加工した場合にお
いても、品質ばらつきを抑制し製造歩留まりを向上させ
ることができるSOIウェーハの製造方法を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記課題
を解決するために、本発明のSOIウェーハの製造方法
は、第二シリコン単結晶基板(ボンドウェーハに相当す
る)の第一主表面上に、各々SiGe1−x(ただ
し、0≦x≦1)からなる単位層を、隣接する単位層同
士の混晶比xが互いに相違するように積層した多層エピ
タキシャル層を形成するエピタキシャル成長工程と、多
層エピタキシャル層をなす単位層のうち、最表層部をな
す単位層から見て一層以上基板側に位置する単位層また
は前記第二シリコン単結晶基板内を剥離対象領域とし
て、多層エピタキシャル層の最表面側から水素イオンま
たは希ガスイオンの少なくとも一方を注入することによ
り、剥離対象領域内にイオン注入層を形成するイオン注
入層形成工程と、第二シリコン単結晶基板に形成された
多層エピタキシャル層の最表面と、該第二シリコン単結
晶基板とは別に用意された第一シリコン単結晶基板(ベ
ースウェーハに相当する)の第一主表面との少なくとも
いずれかに絶縁膜を形成し、該絶縁膜を介して多層エピ
タキシャル層と前記第二シリコン単結晶基板とを結合す
るとともに、イオン注入層において、多層エピタキシャ
ル層の当該イオン注入層よりも絶縁膜側に位置する部分
(以下、被剥離エピタキシャル層部分という)を、第一
シリコン単結晶基板に結合した状態で、第二シリコン単
結晶基板側の残余の部分から剥離する結合・剥離工程
と、第一シリコン単結晶基板に絶縁層を介して結合され
た被剥離エピタキシャル層部分のうち、絶縁層と接して
位置するものを含む1以上の単位層をSOI層として残
しつつ、それよりも剥離面側に位置する1以上の単位層
を、Ge含有率の差に基づいて選択エッチングするエッ
チング工程と、を含むことを特徴とする。なお、本明細
書において「SOI層」とは、「絶縁層上のシリコン
層」という文字通りの概念に限定されるものではなく、
SiGe1−x(0≦x≦1)からなる単位層が絶縁
層上に形成されている場合も、SOI層の概念に含まれ
るものとする。
【0009】上記本発明の方法においては、第二シリコ
ン単結晶基板をSOI層に減厚するために、イオン注入
により形成されるイオン注入層にてSOI層を剥離す
る、いわゆるスマートカット法を採用する。この際、S
Ge1−x(ただし、0≦x≦1)からなる単位層
が、隣接するもの同士の混晶比xが互いに相違するよう
に複数積層された多層エピタキシャル層として、第二シ
リコン単結晶基板上に形成する。この多層エピタキシャ
ル層には、SOI層として残すべき部分よりも深層に
(つまり基板側に)位置する単位層または基板を剥離対
象領域として、最表面側から水素等によりイオン注入す
ることにより、該剥離対象領域にイオン注入層が形成さ
れる。この状態で、第二シリコン単結晶基板の多層エピ
タキシャル層を、絶縁層を介して第一シリコン単結晶基
板に結合し、イオン注入層にて剥離を行なうと、第一シ
リコン単結晶基板には、多層エピタキシャル層の当該イ
オン注入層よりも絶縁層側に位置する部分、つまりSO
I層となるべき被剥離エピタキシャル層部分が該絶縁層
を介して結合される。
【0010】剥離された被剥離エピタキシャル層部分の
剥離面には、水素イオン等の打ち込みによりダメージ層
が形成される。しかし、本発明によると、その後、被剥
離エピタキシャル層部分の剥離面側に位置する1以上の
層を、Ge含有率の差に基づいて選択エッチングするの
で、ダメージ層は問題なく除去される。そして、選択エ
ッチング後に残された単位層がSOI層として用いられ
るので、タッチポリッシュ工程が不要となり、ウェーハ
内のみならずウェーハ間においても、膜厚分布が極めて
良好なSOI層を得ることができる。
【0011】なお、選択エッチングは、剥離面側の最上
層に位置する層のみを除去するように行ってもよいし、
2層以上の単位層に対し、選択エッチングを順次繰り返
すようにしてもよい。後者は膜厚均一性をさらに高める
上で有効である。
【0012】上記本発明の方法によれば、得られるSO
I層の膜厚均一性は、エピタキシャル層の膜厚均一性に
依存するので、同一ウェーハ内の膜厚の標準偏差値にて
例えば0.4nm以下に確保できる。また、同一仕様の
ウェーハ間の標準偏差値にて2nm以下に確保すること
もできる。その結果、SOI層が20nm以下に超薄膜
化される場合でも、ウェーハ内及びウェーハ間の膜厚バ
ラツキを、十分実用に耐える範囲にまで軽減することが
可能となる。
【0013】なお、本発明は、例えば単一のSi層から
なるSOI層を形成する場合に適用可能である。この場
合、被剥離エピタキシャル層部分は、絶縁層側から第一
のSi層及び第一のSiGe層の少なくとも2つの層か
らなり、エッチング工程は、第一のSi層をエッチスト
ップ層として、第一のSiGe層を選択エッチングする
工程を含むものとする。そして、第一のSi層をSOI
層として残すことにより、単一のSi層からなるSOI
層を容易に得ることができる。例えば、エッチング工程
において、第一のSiGe層の選択エッチングのみを行
なう場合、イオン注入層に基づく剥離面を該第一のSi
Ge層に形成すればよい。他方、2つ以上の層に対して
選択エッチングを順次繰り返す場合は、必要に応じて第
一のSiGe層以降にさらにSi層あるいはSiGe層
を積層し、最初の選択エッチングを行なうべき領域にて
上記の剥離を行なうこととなる。
【0014】一方、SOI層は、Si層とSiGe層と
のヘテロ接合により形成されたものとすることもでき
る。この場合、絶縁層側にSi層が位置する場合(第一
態様)と、その逆、つまりSiGe層が位置する場合
(第二態様)の2通りがある。
【0015】例えば、被剥離エピタキシャル層部分は、
絶縁層側からこの順序で積層される第一のSi層、第一
のSiGe1−x(ただし、0≦x<1)層及び第二
のSi層の少なくとも3つの層からなるものとすること
ができる。この場合、エッチング工程は、第一のSi
Ge1−x層をエッチストップ層として、第二のSi層
を選択エッチングする工程を含む。第二のSi層を選択
エッチングする工程で終了すれば、Si層とSiGe層
とのヘテロ接合からなる前記第一態様のSOI層が得ら
れるし、この後さらに第一のSi層をエッチストップ層
として第一のSiGe1−x層を選択エッチングすれ
ば、第一のSi層からなるSOI層を得ることができ
る。後者の場合、最低2回の選択エッチングが繰り返さ
れることで、膜厚均一性をより高めることができる。な
お、イオン注入層に基づく剥離面は、多層エピタキシャ
ル層中に形成された第二のSi層か、又は第二Si単結
晶基板の第二のSi層となるべき表層部中に形成するこ
とができる。すなわち、第二のSi層は、多層エピタキ
シャル層に含まれるものであってもよいし、イオン注入
層を第二シリコン単結晶基板内に形成し、該イオン注入
層にて第二シリコン単結晶基板の一部を剥離させること
により得られる剥離Si層であっても、いずれでもよ
い。
【0016】Si層とSiGe層とのヘテロ接合からな
る前記第二態様のSOI層は、引っ張り歪みを内在した
歪みSi層を利用した高速nチャネルMOSトランジス
タの製造に好適に使用できる。このようなSOI層を得
るためには、被剥離エピタキシャル層部分を、絶縁層側
からこの順序で積層される第一のSiGe層、第一のS
i層及び第二のSiGe層の少なくとも3つの層からな
るものとして形成するようにする。この場合、エッチン
グ工程は、第一のSi層をエッチストップ層として、第
二のSiGe層を選択エッチングする工程を含むものと
する。そして、第一のSi層と第一のSiGe層とをS
OI層として残すことにより、Si/SiGeヘテロ接
合構造からなるSOI層を容易に得ることができる。例
えば、エッチング工程において、第二のSiGe層の選
択エッチングのみを行なう場合、イオン注入層に基づく
剥離面を第二のSiGe層に形成すればよい。他方、2
つ以上の層に対して選択エッチングを順次繰り返す場合
は、第二のSiGe層以降にさらにSi層あるいはSi
Ge層を積層し、最初の選択エッチングを行なう領域中
にて上記の剥離を行なうこととなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て述べる。図1は本発明に係るSOIウェーハの製造方
法を、概略的に説明するものである。まず、工程(a)
に示す第一シリコン単結晶基板としてのベースウェーハ
1と、工程(b)に示す第二シリコン単結晶基板として
のボンドウェーハ2とを用意する。図1の実施形態で
は、工程(a)に示すように、ベースウェーハ1の第一
主表面1aに、絶縁膜としてのシリコン酸化膜3を形成
している。このシリコン酸化膜3の形成は、例えば、ウ
ェット酸化により形成することができるが、CVD(Ch
emical Vapor Deposition)等の方法を採用することも
可能である。シリコン酸化膜の膜厚txは、例えば0.
05〜2μm程度の周知の値とする。なお、絶縁膜とし
ては、シリコン酸化膜3に代えてサファイア薄膜やダイ
ヤモンド薄膜を採用することもできる。
【0018】一方、ボンドウェーハ2には、工程(c)
に示すように、第一のSiGe層22及び第一のSi層
21がこの順序で交互に積層された多層エピタキシャル
層が形成される。Si層21の成長は、シランを用いた
公知のCVD気相成長法により、また、SiGe層22
の成長は、シラン及びゲルマンを用いたCVD気相成長
法により、実施することができる。なお、図1ではベー
スウェーハ1のみにシリコン酸化膜3を形成した例を示
しているが、10〜数10nm程度の薄い酸化膜であれ
ば、ボンドウェーハ2上のSi層21の表面にシリコン
酸化膜を形成することもできる。すなわち、通常行われ
る1000℃以上の高温での酸化を行うと、SiGe層
の組成が変化してしまうため好ましくないが、薄い膜厚
に限定すれば酸化温度を十分に下げられるのでその心配
がない。酸化膜厚が不足する場合はベースウェーハにも
酸化膜を形成し、酸化膜同士の結合とすればよい。この
ように、Si層21の表面に若干でも酸化膜を形成すれ
ば、結合界面とSOI層とを離間することができ、結合
界面に生じやすい汚染や界面準位などのSOI層への悪
影響を排除することができる。
【0019】次に、多層エピタキシャル層の最表面から
イオン打ち込み法により例えば水素イオン注入を行なう
ことにより、ボンドウェーハ2内に水素高濃度層(イオ
ン注入層)4を形成する。最終的に得るべきSOI層
は、第一のSi層21により構成される。
【0020】また、スムーズで平滑な剥離を行なうに
は、水素イオンの注入量(ドーズ量)を1×1016
/cm〜1×1017個/cm、とすることが望ま
しい。水素イオンの注入量が1×1016個/cm
満では正常な剥離が不能となり、1×1017個/cm
を超えるとイオン打ち込み量が過度に増大するため工
程が長時間化し、製造能率の低下が避けがたくなる。
【0021】次に、ベースウェーハ1及びボンドウェー
ハ2の各主表面を洗浄液にて洗浄した後、工程(e)に
示すように、シリコン酸化膜3の形成側にて重ね合わせ
た後、400〜600℃程度の熱処理を加えることによ
って水素高濃度層4で剥離することができる(工程
(f))。その後必要に応じて結合強度を高めるための
結合熱処理を行なう。この結合熱処理は、800〜10
00℃程度の範囲で行なうことが望ましい。温度が80
0℃未満では結合力の確保が不十分となり、1000℃
を超えると、多層エピタキシャル層をなすSi層21と
SiGe層22との界面のGe濃度プロファイルが、拡
散により急峻性を失い、選択エッチング後のSOI層の
表面が荒れたり、あるいはSOI層の膜厚分布が悪化し
たりする不具合につながる。尚、結合熱処理のみを行な
い、剥離熱処理を省略することもできる。
【0022】工程(f)に示すように、ボンドウェーハ
2の多層エピタキシャル層は、前記した水素高濃度層4
の概ね濃度ピーク位置において剥離するとともに、被剥
離エピタキシャル層部分、すなわち、シリコン酸化膜3
側から、第一のSi層21、第一のSiGe層22及び
剥離したボンドウェーハ2の一部からなるSi層(第二
のSi層に相当する:以下、剥離Si層という)23の
順で積層された積層体が、ベースウェーハ1上のシリコ
ン酸化膜3を介して結合・一体化される。
【0023】このとき、剥離Si層23の最表面にはイ
オン注入に伴うダメージ層が形成されるが、本実施形態
では、このダメージ層8を除去するための、従来のよう
なタッチポリッシュを行なわない。これは、後述する選
択エッチング時にダメージ層8を化学的に除去できるた
めである。該選択エッチングにより、極めて良好なSO
I層の膜厚分布が形成されるが、これを却って悪化させ
るようなタッチポリッシュは、むしろ実施しないことが
望ましいといえる。ただし、選択エッチング時のエッチ
ング代よりも研磨代の十分小さいポリッシュであれば、
その実施を妨げるものではない。
【0024】次に、工程(g)に示すように、剥離Si
層23を選択エッチングする。この選択エッチングは、
SiとSiGeとのエッチング速度が異なるエッチング
液を用いて、剥離Si層23と第一のSiGe層22と
の界面付近でエッチングが止まるようにする。この時、
SiGeに対してSiを選択的にエッチングするための
エッチング液(以下、第一型エッチング液という)とし
ては、KOHとKCrとプロパノールとの混合
溶液が適当である(参考文献;Applied Physics Letter
s, 56 (1990), 373 - 375)。続いて、(h)に示すよ
うに、SiGe層22をエッチングすることにより、残
った第一のSi層21がSOI層7となる。このような
選択エッチングを用いてSOI層7を形成することによ
り、タッチポリッシュを主体にSOI層の減厚を行なう
従来の方法と比較して、ウェーハ内のみならずウェーハ
間においても、膜厚分布が極めて良好なSOI層を得る
ことができる。また、SOI層の剥離のための水素イオ
ン打ち込みによるダメージ層8は、このエッチングによ
り問題なく除去される。具体的には、図2(a)に示す
ように、得られるSOI層7の膜厚tの均一性を、同一
ウェーハ内の膜厚の標準偏差値σ1にて例えば0.4n
m以下に確保でき、(b)に示すように、同一仕様のウ
ェーハ間の膜厚t(=t1,t2,t3)の標準偏差値
σ2にて2nm以下に確保することもできる。特に、S
OI層7が20nm以下(例えば10nm)に超薄膜化
される場合でも、ウェーハ内及びウェーハ間の膜厚バラ
ツキを、十分実用に耐える範囲にまで軽減することが可
能となる。
【0025】なお、より簡便な方法としては、1回の選
択エッチングにより第一のSi層21からなるSOI層
7を得ることもできる。図3は、その一例を示してい
る。すなわち、(a)に示すように、ボンドウェーハ2
上に多層エピタキシャル層として第一のSiGe層22
及び第一のSi層21をこの順序に形成し、該多層エピ
タキシャル層の最表面から水素イオンを打ち込むことに
より、第一のSiGe層22内に水素高濃度層を形成し
て、(b)に示すように結合熱処理及び剥離を行なう。
すると、(c)に示すようにシリコン酸化膜3上には被
剥離エピタキシャル層部分として、第一のSi層21及
び剥離した第一のSiGe層22aからなる積層体が結
合・一体化された状態となる。
【0026】この被剥離エピタキシャル層部分に対し、
(d)に示すように、剥離した第一のSiGe層22a
を、第一のSi層21との界面付近でエッチングが止ま
るように選択エッチングする。Siに対してSiGeを
選択エッチングするためのエッチング液(以下、第二型
エッチング液という)としては、HFとHとCH
COOHとの混合溶液が適当である(参考文献;Jour
nal of Electrochemical Society, 138 (1991) 202-20
4)。また、この時のエッチング方法として、ウェット
エッチング以外に、ドライエッチングを用いて選択エッ
チングを行なうことも可能である。これにより、第一の
Si層21なるSOI層7が得られる。
【0027】また、上記の方法を応用して、Si層とS
iGe層とのヘテロ接合により形成されたSOI層を得
ることもできる。この場合、図4に示すように、被剥離
エピタキシャル層部分を、絶縁層3側からこの順序で積
層される第一のSiGe層22、第一のSi層21及び
第二のSiGe層24の少なくとも3つの層からなるも
のとして形成するようにする。エッチング工程は、第一
のSi層21をエッチストップ層として、第二のSiG
e層24を選択エッチングする工程を、少なくとも含む
ものとされる。そして、第一のSi層21と第一のSi
Ge層22とをSOI層として残すことにより、絶縁層
3側に第一のSiGe層22が形成されたSi/SiG
eヘテロ接合構造からなるSOI層7を容易に得ること
ができる。第一のSi層21は歪みSiとなり、高速n
チャネルMOSトランジスタ当に好適に使用できる。
【0028】この実施形態では、図4の工程(a)に示
すように、被剥離エピタキシャル層部分には、第二のS
iGe層24の上に第2のSi層をさらに積層する形で
形成している。ここでは、図1と類似の手法、すなわ
ち、ボンドウェーハ2の表層部にイオン注入層4を形成
し、結合後に該イオン注入層4にて剥離を行なうこと
で、第2のSi層23をボンドウェーハ2からの剥離S
i層として形成している。そして、工程(b)に示すよ
うに第2のSi層23を選択エッチングし、さらに工程
(c)に示すように、第二のSiGe層23の選択エッ
チングを行なうことにより、Si/SiGeヘテロ接合
構造からなるSOI層7を得ている。一方、エッチング
工程において、第二のSiGe層の選択エッチングのみ
を行なう場合、イオン注入層に基づく剥離面を第二のS
iGe層24内に形成すればよい。また、図4(c)の
第一のSi層21を、第一のSiGe層22をエッチス
トップ層とする選択エッチングにより一旦除去した後、
改めて、そのSiGe層22上にSi層をエピタキシャ
ル成長してもよい。この場合、図4(c)において第一
のSi層21を、新たに成長したSi層と見直せば、最
終的に得られる積層構造は類似のものとなる。このエピ
タキシャル成長により新規形成したSi層は、より好適
な歪Si層として活用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるSOIウェーハの製造工程の説明
図。
【図2】図1における多層エピタキシャル層の厚さと水
素高濃度層の形成深さとの関係を示す図。
【図3】本発明によるSOIウェーハの製造工程の第一
変形例を示す図。
【図4】同じく第二変形例を工程説明図。
【符号の説明】
1 ベースウェーハ(第一シリコン単結晶基板) 2 ボンドウェーハ(第二シリコン単結晶基板) 3 シリコン酸化膜(絶縁膜) 4 水素高濃度層(イオン注入層) 1a ベースウェーハの主表面 2a ボンドウェーハの主表面 21 第一のSi層 22 第一のSiGe層 23 第二のSi層 24 第二のSiGe層

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第二シリコン単結晶基板の第一主表面上
    に、各々SiGe 1−x(ただし、0≦x≦1)から
    なる単位層を、隣接する単位層同士の混晶比xが互いに
    相違するように積層した多層エピタキシャル層を形成す
    るエピタキシャル成長工程と、 前記多層エピタキシャル層をなす単位層のうち、最表層
    部をなす単位層から見て一層以上基板側に位置する単位
    層または前記第二シリコン単結晶基板内を剥離対象領域
    として、前記多層エピタキシャル層の最表面側から水素
    イオンまたは希ガスイオンの少なくとも一方を注入する
    ことにより、前記剥離対象領域内にイオン注入層を形成
    するイオン注入層形成工程と、 前記第二シリコン単結晶基板に形成された前記多層エピ
    タキシャル層の最表面と、該第二シリコン単結晶基板と
    は別に用意された第一シリコン単結晶基板の第一主表面
    との少なくともいずれかに絶縁膜を形成し、該絶縁膜を
    介して前記多層エピタキシャル層と前記第二シリコン単
    結晶基板とを結合するとともに、前記イオン注入層にお
    いて、前記多層エピタキシャル層の当該イオン注入層よ
    りも前記絶縁膜側に位置する部分(以下、被剥離エピタ
    キシャル層部分という)を、前記第一シリコン単結晶基
    板に結合した状態で、前記第二シリコン単結晶基板側の
    残余の部分から剥離する結合・剥離工程と、 前記第一シリコン単結晶基板に前記絶縁層を介して結合
    された前記被剥離エピタキシャル層部分のうち、前記絶
    縁層と接して位置するものを含む1以上の単位層をSO
    I層として残しつつ、それよりも剥離面側に位置する1
    以上の層を、Ge含有率の差に基づいて選択エッチング
    するエッチング工程と、 を含むことを特徴とするSOIウェーハの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記SOI層の膜厚均一性が、同一ウェ
    ーハ内の膜厚の標準偏差値にて0.4nm以下とされ、
    同一仕様のウェーハ間の標準偏差値にて2nm以下とさ
    れることを特徴とする請求項1記載のSOIウェーハの
    製造方法。
  3. 【請求項3】 前記多層エピタキシャル層は、Si層と
    SiGe1−x(ただし、0≦x<1)層とが交互に
    積層されたものであることを特徴とする請求項1又は2
    に記載のSOIウェーハの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記被剥離エピタキシャル層部分は、前
    記絶縁層側からこの順序で積層される第一のSi層、第
    一のSiGe1−x(ただし、0≦x<1)層及び第
    二のSi層の少なくとも3つの層からなり、 前記エッチング工程は、前記第一のSiGe1−x
    をエッチストップ層として、前記第二のSi層を選択エ
    ッチングする工程を含むものであることを特徴とする請
    求項3記載のSOIウェーハの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記イオン注入層に基づく剥離面が前記
    多層エピタキシャル層中に形成された前記第二のSi層
    か、又は第二Si単結晶基板の第二のSi層となるべき
    表層部中に形成されることを特徴とする請求項4記載の
    SOIウェーハの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記被剥離エピタキシャル層部分は、前
    記絶縁層側から第一のSi層及び第一のSiGe
    1−x(ただし、0≦x<1)層の少なくとも2つの層
    からなり、 前記エッチング工程は、前記第一のSi層をエッチスト
    ップ層として、前記第一のSiGe1−x層を選択エ
    ッチングする工程を含むことを特徴とする請求項3に記
    載のSOIウェーハの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記イオン注入層に基づく剥離面が前記
    第一のSiGe −x層に形成されることを特徴とす
    る請求項6記載のSOIウェーハの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第一のSi層を前記SOI層として
    残すことを特徴とする請求項4ないし7のいずれか1項
    に記載のSOIウェーハの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記被剥離エピタキシャル層部分は、前
    記絶縁層側からこの順序で積層される第一のSiGe
    1−x(但し、0≦x<1)層、第一のSi層及び第二
    のSiGe1−xの少なくとも3つの層からなり、 前記エッチング工程は、前記第一のSi層をエッチスト
    ップ層として、前記第二のSiGe1−xを選択エッ
    チングする工程を含むものであることを特徴とする請求
    項3記載のSOIウェーハの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第二のSiGe1−xを選択エ
    ッチングした後、前記第一のSiGe1−x層をエッ
    チストップ層とする選択エッチングにより前記第一のS
    i層を一旦除去した後、改めて、前記第一のSiGe
    1−x層上にSi層をエピタキシャル成長することを特
    徴とする請求項9記載のSOIウェーハの製造方法。
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