JP2003167668A - 回転式入力装置 - Google Patents

回転式入力装置

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JP2003167668A JP2001368138A JP2001368138A JP2003167668A JP 2003167668 A JP2003167668 A JP 2003167668A JP 2001368138 A JP2001368138 A JP 2001368138A JP 2001368138 A JP2001368138 A JP 2001368138A JP 2003167668 A JP2003167668 A JP 2003167668A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチ操作時に、誤操作が発生し易い状況
において、スイッチ操作自体を確実に行わせることによ
り、誤操作を防止することのでき、且つ、誤操作が発生
しにくい状況における操作性を阻害せず、誤操作防止の
機能と、良好な操作性の確保と、を両立させることので
きる回転式入力装置を提供することが課題である。 【解決手段】 回転操作可能なホイール42を有し、該
ホイール42の回転量を検出して表示手段に表示された
ポインタ31を移動させ、当該表示手段49に表示され
た各種項目を選択する操作を行う回転式入力装置におい
て、ホイール42の回転量に対して設定される回転操作
時の反力パターンに従って、ホイール42に駆動力を伝
達するホイール制御演算手段45を有し、ホイール42
が回転操作されたときの、回転式入力装置の内部または
外部よりの入力信号に基づいて、回転操作時の反力パタ
ーンを変化させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両に搭載
され、各種の操作入力を行う回転式入力装置に係り、特
に、誤操作を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の誤操作防止対策を備えた車載機器
操作用スイッチとしては、例えば、特開2000−10
0272号公報の「車載機器操作装置」(以下、従来例
という)に記載されたものが知られている。該従来例で
は、搭乗者の姿勢が不安定になりがちな大加速度の状態
を各種センサ情報より判定し、大加速度時においてはス
イッチ操作が行われても、スイッチ信号を車載機器側に
出力しないという方法が提案されている。
【0003】図13は、該従来例に記載された車載機器
操作装置の動作を示すフローチャートであり、同図に示
されるように、スイッチ入力があり(S10)、且つ、
スイッチ操作が大加速度で行われた場合には(S1
2)、このスイッチ操作を無視することにより(S1
6)、誤操作を防止するものである。また、大加速度で
ない場合には、スイッチ操作を受け付ける(S14)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の車載機器操作用スイッチの誤操作防止対策にお
いては、図13のフローチャートにて示したように、誤
操作が発生しやすい状況においてスイッチ入力を無視す
ることができるが、この対策では、スイッチ操作自体は
可能であるので、スイッチを操作したにも関わらず機器
が作動しないことがある。このため、操作者によって
は、これを機器の異常と誤認することがある。その結
果、ディスプレイの注視、スイッチの再操作といった行
動に発展し、操作者に更なる操作負荷を与える可能性が
あった。
【0005】本発明はこのような従来の課題を解決する
ためになされたものであり、その目的とするところは、
スイッチ操作時に、誤操作が発生し易い状況において、
スイッチ操作自体を確実に行わせることにより、誤操作
を防止することのでき、且つ、誤操作が発生しにくい状
況における操作性を阻害せず、誤操作防止の機能と、良
好な操作性の確保と、を両立させることのできる回転式
入力装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明は、回転操作可能な操作
端を有し、該操作端の回転量を検出して表示手段に表示
されたポインタを移動させ、当該表示手段に表示された
各種項目を選択する操作を行う回転式入力装置におい
て、前記操作端の回転量に対して設定される回転操作時
の反力パターンに従って、当該操作端に駆動力を伝達す
る駆動力発生手段を有し、前記操作端が回転操作された
ときの、当該回転式入力装置の内部または外部よりの入
力信号に基づいて、前記回転操作時の反力パターンを変
化させることを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、前記内部または
外部よりの入力信号は、前記操作端が回転操作されたと
きの角速度、及び角加速度のうちの少なくとも一つのデ
ータを含むことを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、前記内部または
外部よりの入力信号は、検出または予測により得られる
前記操作端付近の振動データを含むことを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、前記操作端の回
転量を検知する回転位置検出手段を具備し、前記反力パ
ターンが、前記操作端の回転操作位置によらず一定とな
るように設定されているときの、当該回転位置検出手段
にて検出される操作端位置の時歴に基づいて、前記振動
データを求めることを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、前記操作端と接
して配設される加速度センサを具備し、当該加速度セン
サにより測定される加速度データに基づいて、前記操作
端付近にて発生する振動を予測することを特徴とする。
【0011】請求項6に記載の発明は、当該回転式入力
装置は車両内に搭載され、当該車両が具備する速度セン
サにて測定される車両速度に基づいて、前記操作端付近
の振動を予測することを特徴とする。
【0012】請求項7に記載の発明は、当該回転式入力
装置は車両内に搭載され、車両の運転者による運転操作
に応じて前記反力パターンを変化させることを特徴とす
る。
【0013】請求項8に記載の発明は、前記運転者によ
る運転操作は、ステアリング操作時の操舵角であり、該
操舵角を検知し、この操舵角に応じて前記反力パターン
を変化させることを特徴とする。
【0014】請求項9に記載の発明は、前記反力パター
ンは、前記表示手段に表示される選択項目に対応するデ
ィテントで設定され、前記内部または外部よりの入力信
号に応じて、前記ディテントの間隔、深さ、波形のうち
の少なくとも一つを変化させることを特徴とする。
【0015】請求項10に記載の発明は、回転操作、及
び押し込み操作が可能な操作端を有し、該操作端の回転
量、及び押し込み操作を検出して、各種の入力操作を行
う回転式入力装置において、前記操作端の押し込み操作
は、入力受付、または入力禁止の切り換えが可能とさ
れ、前記操作端を回転操作する際の、角速度、及び角加
速度のうちの少なくとも一方のデータに基づいて、前記
入力受付と入力禁止とを切り換えることを特徴とする。
【0016】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、操作端を用い
てメニュ等の選択項目を選択する際に、当該回転式入力
装置の内部または外部より与えられる入力信号に応じ
て、選択項目と対応付けられている、操作端の回転量に
対する操作反力のパターンを変化させることができる。
従って、誤操作が発生しやすい状況を検知または予測
し、この信号を入力信号として、誤操作が発生しやすい
状況においては、例えば、選択項目に対応する反力パタ
ーンを大きめに設定する等の処理を行えば、操作者は触
覚によって、より確実な選択感を認識することができ、
選択項目を誤るという誤操作を防止することができる。
【0017】また、逆に誤操作が発生しにくい状況にお
いては、例えば反力パターンを小さめに設定する等の処
理を行うことにより、操作力の低減、操作速度の向上に
つながり、操作者にとってより効率的な選択操作を行わ
せることが可能となり、誤操作防止と良好な操作性の確
保の両立を図ることができる。
【0018】請求項2の発明によれば、操作端の現在の
選択項目に対応する反力パターン内における回転角速度
または回転角加速度に応じて、次の選択項目に対応する
反力パターンを変化させることができるので、操作者が
過大な勢いで操作した場合でも、次の選択項目に対応す
る反力パターンを大きめに設定する等の処理を行えば、
操作者は選択項目に対応する反力パターンを常に認識す
ることができ、反力パターンを認識できずに選択操作を
誤ったり、ディスプレイ上に表示されているメニュ等の
操作対象を注視したりする行動を防止できる。
【0019】また、逆に操作者が過小な勢いで操作端を
回した場合は、次の選択項目に対応する反力パターン
を、反力パターンが認識できる範囲で小さめに設定する
等の処理を行えば、操作効率の向上を図ることができ
る。
【0020】請求項3の発明によれば、操作端付近の振
動に応じて反力パターンを変化させることができるの
で、振動により操作者の触覚が乱され、選択項目に対応
する反力パターンを認識しづらくなることによって誤操
作が発生しやすくなる状況においても、例えば反力パタ
ーンを大きめに設定する等の処理を行えば、操作者は選
択項目に対応する反力パターンを確実に認識することが
でき、反力パターンを認識できずに選択操作を誤った
り、ディスプレイ上に表示されているメニュ等の操作対
象を注視したりする行動を防止することができる。
【0021】請求項4の発明によれば、回転式入力装置
を構成している操作端の回転量検出センサを利用して、
操作端付近の振動を検知するので、最小の構成で簡易
に、請求項3に記載した効果を得ることができる。
【0022】請求項5の発明によれば、加速度センサを
使用して操作端付近の振動を検知・予測するので、より
正確に操作端の振動を算出し、高精度の反力パターン制
御を行うことができ、請求項3に記載した効果を確実に
得ることができる。
【0023】請求項6の発明によれば、車載の回転式入
力装置において、車両に搭載されている速度センサを利
用して、操作端付近の振動を予測するので、比較的簡
易、且つ、正確に前記操作端の振動を算出することがで
き、請求項3に記載した効果を効率的に得ることができ
る。
【0024】請求項7の発明によれば、運転者の運転操
作に応じて反力パターンを変化させることができるの
で、車載の回転式入力装置を運転者が操作する場合、運
転操作の負荷が上昇し、回転式入力装置の操作に対して
注意が払われず、誤操作が発生しやすくなる状況におい
ても、例えば反力パターンを大きめに設定する等の処理
を行えば、操作者は選択項目に対応する反力パターンを
確実に認識することができ、反力パターンを認識できず
に選択操作を誤ったり、ディスプレイ上に表示されてい
るメニュ等の操作対象を注視したりする行動を防止する
ことができる。
【0025】請求項8の発明によれば、操舵角に応じて
反力パターンを変化させることができるので、回転式入
力装置が車両のステアリングに設置されている場合等に
おいて、運転者が操舵中に回転式入力装置を操作する際
に、請求項7に記載した効果を得ることができる。
【0026】請求項9の発明によれば、メニュ等の選択
項目がディテントに対応付けられている形式において、
入力信号に応じてディテントの間隔、深さ、波形を変化
させるため、一般的なジョグダイアル(操作端)の操作
感覚を保ったまま、操作者に違和感を与えることなく、
請求項1〜8に記載した効果を得ることができる。
【0027】請求項10の発明によれば、操作端の回転
角速度または回転角加速度に応じて、押し込み操作を不
可能とすることができるため、所定の回転角速度または
回転角加速度以上となった場合に押し込み操作をロック
することにより、回転式入力装置の押し込み操作時に、
意図しない操作端の回転が起き、意図しない選択項目を
選択、決定するという一連の誤操作を防止することがで
きる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1〜図9は、本発明の第1実施形
態を示す図である。第1実施形態では、誤操作が発生し
やすい状況として操作者による回転操作端となるホイー
ルの操作強度、及び操作端付近の振動に着目し、操作端
の回転量検出用センサの信号に基づき、これらの状況を
検知する。そして、表示手段上に表示されるメニュ選択
画面の各項目毎に対応付けられた反力パターン(回転操
作端に発生する抵抗力)を制御することにより、操作者
による操作ミスを防止する回転式入力装置について説明
する。
【0029】回転式入力装置は、図1に示す如くの外観
をなすホイール42を有し、回転方向の可逆的な回転操
作、及び押し込み操作が可能であり、表示手段上に表示
される図2に示す如くの、選択メニュ上に表示されるポ
インタ31を操作対象とし、ホイール42の回転操作に
より該ポインタ31を移動させる。そして、メニュの順
次選択を行い、所望のメニュ上にポインタ31が存在し
ている状態でホイール42を押し込むにことにより、所
望するメニュ項目を選択することができる。
【0030】次に、本実施形態に係る回転式入力装置の
構成を、図3のブロック図で説明する。該回転式入力装
置41は、操作端であるホイール42と、このホイール
42の回転方向にトルクを発生するホイール駆動手段
(回転位置検出手段)43と、ホイール42の回転角及
び押し込みを検出するホイール位置検出手段44と、ホ
イール制御演算手段(駆動力発生手段)45、及び通信
手段46を具備している。
【0031】ホイール制御演算手段45は、ホイール位
置検出手段44から出力される位置検出信号をデジタル
化してホイール位置情報に変換し、更に、この位置情報
を1階微分、2階微分して、ホイール42の回転角速
度、及び回転角加速度を算出し、更に、ホイール位置の
時歴よりホイール42の振動を検知する。また、後述す
る操作・表示処理演算手段47より受信した基本反力パ
ターン情報に基づき、ホイール回転角速度、回転角加速
度、及びホイール42付近にて発生する振動、の各デー
タから、現在、及び次の選択項目に対応する反力パター
ンを補正計算する。そして、補正後の反力パターンとホ
イール位置に基づいて現在の発生トルク量を計算し、ホ
イール駆動手段43にトルク制御信号を出力する。
【0032】通信手段46は、ホイール制御演算手段4
5より供給されるホイール位置情報を、外部の操作・表
示処理演算手段47に出力すると共に、この操作・表示
処理演算手段47より与えられる基本反力パターン情報
を、ホイール制御演算手段45に出力する。
【0033】具体的な例として、ホイール駆動手段43
を電動モータとし、ホイール位置検出手段44をロータ
リ・エンコーダ、或いはタクト・スイッチとすることが
できる。また、ホイール制御演算手段45を、A/D変
換回路、D/A変換回路、CPU、及びROMから構成
される制御回路とし、通信手段46として、シリアル・
インターフェース回路とすることができる。勿論、同一
機能をもつ他の装置で構成することも可能である。
【0034】回転式入力装置41と接続される、操作・
表示処理演算手段47は、通信手段46に適合する通信
部を内部に備え、通信手段46より与えられるホイール
位置情報に基づいて、表示手段49上に表示される選択
メニュの項目を選択するためのポインタの位置を決定す
る。更に、このホイール位置情報からホイールの押し込
み操作を認識した場合には、選択・決定されたメニュ項
目を情報処理演算手段48に出力する。
【0035】情報処理演算手段48は、選択・決定され
たメニュ項目に対応する情報処理を実施し、必要に応じ
て次回の選択メニュの一覧を、操作・表示処理演算手段
47に出力する。
【0036】操作・表示処理演算手段47は、新しい選
択メニュ一覧が入力された場合、回転式入力装置41に
出力する基本反力パターンを、補正した新たな反力パタ
ーンに更新する。更に、該操作・表示処理演算手段47
は、現在の選択メニュ一覧、及びポインタ位置に基づい
て表示映像を生成し、表示手段49に選択メニュ映像を
出力する。
【0037】本実施形態では、操作・表示処理演算手段
47と情報処理演算手段48は、別の機能として説明し
たが、これらの機能を一つの装置で実現してもよい。
【0038】また、ホイール制御演算手段45と、操作
・表示処理演算手段47との機能分担は、必ずしも本実
施形態の通りである必要はなく、ホイール制御演算手段
45で行うとした現在、及び次回の選択項目に対応する
反力パターンの補正計算を操作・表示処理演算手段47
で実施してホイール制御演算手段45に出力し、ホイー
ル制御演算手段45において補正後の反力パターンとホ
イール位置から現在のトルク量を算出するような構成と
してもよい。
【0039】更には、操作・表示演算手段47において
現在のトルク量の算出まで行うような構成としてもよい
が、この場合、トルク量をリアルタイムで操作・表示処
理演算手段47から回転式入力装置41に出力する必要
があるため、操作・表示処理演算手段47と通信手段4
6の間の通信は、非常に高速にする必要がある。
【0040】次に、本実施形態において、反力パターン
を発生する際の処理手順について説明する。本実施形態
では、操作対象として図2に示した如くの選択メニュ・
リストを想定する。
【0041】図4は、ホイール制御演算手段45におけ
る処理手順を示すフローチャートである。同図におい
て、まず、ステップ51では、ホイール42付近に発生
する振動検知を行う。ここで、ステップ51の状態は、
操作者によるホイール操作が行われていないことを想定
し、図5の特性図に示すように、ホイール42の回転角
の変化に対して一定値を有する反力パターンでホイール
駆動手段43を制御する。
【0042】図5に縦軸として示した反力ポテンシャル
とは、ホイールの回転角に対応する発生反力を積分した
指標であり、反力パターンを視覚的にイメージしやすい
ため以降の説明に用いる。なお、実際に発生する反力
は、各回転角におけるグラフの傾きである。
【0043】図5に示す反力パターンは、上述したよう
に、一定値とされており、ホイール42は反力のかから
ないフリー状態となっている。フリー状態においては、
ホイール42付近の振動によりホイール位置が振動する
ため、ホイール位置検出手段44から入力されるホイー
ル位置の時歴をモニタすることにより、ホイール42の
振動の周波数、及び振幅を検知することができる。
【0044】次に、図4に示すステップ52において、
操作者によるホイール42の回転操作の有無を判定す
る。ホイール位置検出手段44から入力されるホイール
位置の時歴から、一定方向に連続してホイール位置が移
動したことが検出された場合、操作者による回転操作が
有ったと判断し、直前のステップ51における振動検知
結果(ホイール振動の周波数及び振幅)を、ホイール制
御演算手段45が有するメモリ(図示省略)に記憶した
後、ステップ53へ移行する。
【0045】その他の場合は、操作が行われていないと
判断し、ステップ51の振動検知を継続する。
【0046】その後、ステップ53において、図3に示
した選択メニュ・リストに対応する基本反力パターン
を、ステップ52において記憶した振動検知結果に基づ
いて補正する処理が行われる。即ち、図5に示した如く
の一定値を有する反力ポテンシャル特性を、図6に示す
如くの特性に変化させる。その結果、操作・表示処理演
算手段47から通信手段46を経由して入力される基本
反力パターン情報は、図3に示した如くの、選択項目が
4つの場合においては、4つのディテント・パターン
(両側に爪のある窪み状のパターン)から構成される特
性曲線となる。そして、各ディテントと選択項目が1対
1に対応付けられるようになっている。
【0047】ディテント・パターンを特徴づけるパラメ
ータは、図6に示すような反力ポテンシャルの深さ7
2、間隔73、波形74である。基本反力パターンとし
てはホイール42に振動が発生していない状態で、且
つ、所定の操作強度において、操作者が反力パターンを
知覚できるために必要十分なパラメータ値を設定する。
【0048】勿論、反力パターンの知覚能力には個人差
があるため、パラメータ値の設定は統計的手法により同
定する必要があるが、個人専用の操作端(ホイール4
2)であれば、パラメータ値を個人に合わせチューニン
グすることも可能である。このように設定した基本反力
パターンのパラメータに対し、ステップ52において記
憶した振動検知結果に応じた補正が随時加えられる。
【0049】基本的には、図7に示すように、ホイール
振動による触覚への外乱が大きいほど、ディテント・パ
ラメータの深さ及び間隔を増大させ、更に波形をサイン
波(半波形状の正弦波)から矩形波へと変形させて行く
ことで、振動発生時においても反力パターンを明確に知
覚できるようにする。実際のパラメータの補正量は、ホ
イール振動の周波数及び振幅の組合せを条件として、条
件毎に反力パターンを知覚できるよう物理的考察または
実験により決定する必要があり、更に、知覚能力の個人
差を考慮する場合は、統計的手法を併用する必要があ
る。
【0050】また、反力パターンを設定する際に用いる
パラメータの補正は、ホイール42の振動の条件に対し
て連続的に補正してもよいし、同等の効果が期待できる
のであれば、段階的に補正してもよい。以上のように、
ホイール42の振動によりディテント・パラメータを補
正した後、この補正後の反力パターン81に基づきホイ
ール駆動手段43を制御する。
【0051】このとき、ホイールがフリー状態から反力
の発生を開始する際に、操作者にトランジェントを感じ
させないよう、現在位置82に対し反力パターン81の
対応するディテント・パターンの底部(フラット部分)
が一致するよう、反力パターン81の位置合わせを行っ
た後、反力の発生を開始する。
【0052】次に、図4に示すステップ54において、
操作者によるホイール回転操作中の操作強度をモニタす
る。ホイール位置検出手段44から入力されるホイール
位置情報と、該位置情報を1階微分して得られるホイー
ル回転角速度と、位置情報を2階微分して得られるホイ
ール回転角加速度とから、ディテント・パターンの爪
(ディテント・パターン間の極大部分)を乗り越える瞬
間におけるホイール回転角速度、及び回転角加速度を求
め、これらを記憶する。
【0053】ディテント・パターンの爪を乗り越える瞬
間を検知するには、ホイール位置検出手段44のサンプ
リング周波数を十分大きく設定する必要があるが、ホイ
ール位置検出手段44の性能限界により十分なサンプリ
ング周波数が得られない場合は、数サイクル前の値を外
挿することにより、ディテント・パターンの爪を乗り越
える瞬間におけるホイール回転角速度、及び回転角加速
度を予測することもできる。
【0054】次に、ステップ55において、ステップ5
3で補正した反力パターンを、更にステップ54で記憶
したディテント・パターンの爪を乗り越える瞬間の操作
強度(ホイール回転角速度、及び回転角加速度)により
補正する。基本的には、ディテント・パターンの爪を乗
り越える瞬間の操作強度が所定の操作強度より大きいほ
ど、図8に示すように、次の(図中右側の)ディテント
・パターンの深さ、及び間隔を増大させ、更に、波形を
サイン波から矩形波へ変形させて行くことで、一定の反
力パターンでは、操作強度が大きく次のディテントを飛
び越して行きがちな状況においても、確実に反力パター
ンを知覚できるようにする。
【0055】これとは反対に、ディテント・パターンの
爪を乗り越える瞬間の操作強度が所定の操作強度より小
さいほど、図9に示すように、次の(図中右側の)ディ
テント・パターンの深さ及び間隔を減少させ、更に、波
形をサイン波から三角波へ変形させて行くことで、一定
の反力パターンでは、操作強度に対し、ディテント・パ
ターンが大きく、負担に感じられがちな状況において
も、適度の操作反力、及びストロークにより効率的に操
作ができるようにする。
【0056】実際のパラメータの補正量は、ディテント
・パターンの爪を乗り越える瞬間の操作強度を条件とし
て、各条件下において次の反力パターンが知覚できるの
に必要十分な補正量を、物理的考察または実験により決
定する必要があり、更に、知覚能力の個人差を考慮する
場合は、統計的手法を併用する必要がある。また、パラ
メータの補正は、操作強度の条件に対して連続的に補正
してもよいし、同等の効果が期待できるのであれば、段
階的に補正してもよい。
【0057】更に、本実施形態では、操作強度として、
ホイールの回転角速度と回転各加速度の双方の値を用い
たが、同等の効果が期待できるのであれば、どちらか一
方のみを条件としてもよい。以上のように、ディテント
・パターンの爪を乗り越える瞬間操作強度により次のデ
ィテント・パターンのパラメータを補正し、補正後の反
力パターンに基づきホイール駆動手段43を制御する。
【0058】ディテント・パターンの爪を乗り越える瞬
間に、次のディテント・パターンのパラメータを補正
し、更にホイール駆動手段43の制御に反映させ、最終
的に操作者にトランジェントを感じさせないようディテ
ント・パターンを切り替えるには、ホイール制御手段4
5の演算周期を十分高速にする必要があるが、十分な性
能が期待できない場合は、ディテント・パターンの爪を
乗り越える瞬間の数サイクル前の時点で、パラメータ補
正を実施するようにしてもよい。
【0059】次いで、図4のステップ56において、操
作者によるホイール42の回転操作の終了を判定する。
ホイール位置検出手段44から入力されるホイール位置
の時歴から、一定方向に連続したホイール位置移動が検
知されなくなった時点から所定の時間経過した場合、回
転操作が終了したと判断して、ステップ51の振動検知
に移行する。その他の場合は、操作が継続していると判
断し、ステップ54の操作強度モニタを再度実行する。
【0060】このようにして、第1の実施形態によれ
ば、選択項目に対応づけられたディテント・パターンか
ら構成される基本反力パターンを、ホイールの振動及び
操作者の操作強度によりパラメータ補正するため、触覚
が乱される振動条件下においても、操作者は選択項目に
対応するディテント・パターンを確実に認識することが
でき、更に、操作者がどのような強度で操作しても、必
要十分なディテント・パターンを認識することができる
ので、ディテント・パターンを認識できずに選択操作を
誤ったり、表示手段49上に表示されているメニュ等の
操作対象を注視したりする状況を防止することができ
る。更に、必要以上のディテント・パターンとならない
ようパラメータ補正を行うので、操作効率も確保するこ
とができる。
【0061】また、ディテント・パターンを決定するた
めのパラメータの補正は、回転式入力装置の必須構成品
であるホイール位置検出手段からの入力信号に依ってい
るため、最小構成で装置を実現することができる。
【0062】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図10、図11は、本発明の第2の実施形態を
示す図である。第2の実施形態では、前述した第1の実
施形態において操作端の回転量検出用センサの信号を利
用して検知していた操作端の振動を、回転式入力装置外
部の加速度センサを利用して予測し、第1の実施形態と
同様の効果を得る。更に、操作端の回転量検出センサの
信号に基づき、回転操作中のホイール112の押し込み
操作をロックし、押し込み操作時の意図しない操作端の
回転により発生する誤操作を防止する回転式入力装置に
ついて説明する。
【0063】回転式入力装置の外観、操作機能は第1の
実施形態と同様である。次に、本実施形態における回転
式入力装置の構成を、図10に示すブロック図を参照し
ながら説明する。
【0064】同図に示す回転式入力装置111は、操作
端であるホイール112(図2のホイール参照)と、ホ
イール112の回転方向にトルクを発生するホイール駆
動手段113と、ホイール112の回転角、及び押し込
み操作を検出するホイール位置検出手段114と、ホイ
ール112の押し込み操作をロック/アンロックするホ
イール押下抑制手段1101と、ホイール制御演算手段
115と、通信手段116と、を具備している。
【0065】ホイール制御演算手段115は、ホイール
位置検出手段114から出力される位置検出信号をデジ
タル化してホイール位置情報に変換し、更にこの位置情
報を1階微分、2階微分して、ホイールの回転角速度、
及び回転角加速度を算出する。そして、当該回転式入力
装置111と接続される操作・表示処理演算手段117
より受信される反力パターン情報に基づいて、ホイール
位置から現在の発生トルク量を計算し、ホイール駆動手
段113にトルク制御信号を出力する。更に、ホイール
回転角速度、及び回転角加速度に基づいて、ホイール押
下抑制手段1101に制御信号を出力する。
【0066】通信手段116は、ホイール制御演算手段
115より与えられるホイール位置情報を、操作・表示
処理演算手段117に出力すると共に、この操作・表示
処理演算手段117より与えられる反力パターン情報
を、ホイール制御演算手段115に出力する。
【0067】具体的な例としては、ホイール駆動手段1
13は電動モータ、ホイール位置検出手段114はロー
タリ・エンコーダ及びタクト・スイッチ、ホイール押下
抑制手段1101は小型ソレノイド・インターロック、
ホイール制御演算手段115は、A/D変換回路、D/
A変換回路、CPU、ROMから構成される制御回路、
通信手段116はシリアル・インターフェース回路で構
成することができる。勿論、同一機能を有する他の装置
で構成しても良い。
【0068】更に、回転式入力装置111と接続される
操作・表示処理演算手段117は、通信手段116に適
合する通信部を内部に備え、通信手段116から入力さ
れるホイール位置情報を基に、表示手段119上に表示
される選択メニュ上のポインタ31の位置を決定し、更
に、ホイール位置情報からホイールの押し込みを認識し
た場合は、選択・決定されたメニュ項目を情報処理演算
手段118に出力する。
【0069】情報処理演算手段118は、選択・決定さ
れたメニュ項目に対応する情報処理を実施し、必要に応
じて次回の選択メニュの一覧を操作・表示処理演算手段
117に出力する。操作・表示処理演算手段117は、
新しい選択メニュの一覧が入力された場合、回転式入力
装置111における基本反力パターンを対応するパター
ンに更新する。
【0070】更に、操作・表示処理演算手段117は、
回転式入力装置111と物理的に接した部位に設置され
る加速度センサ1102の検出信号に基づき、ホイール
112付近の振動を予測し、予測した振動により基本反
力パターンを補正した後、補正後の反力パターンを回転
式入力装置111に出力する。
【0071】また、操作・表示処理演算手段117は、
現在の選択メニュ一覧及びポインタ位置に基づいて表示
映像を生成し、表示手段119に選択メニュ映像を表示
する。本実施例では、操作・表示処理演算手段117と
情報処理演算手段118は、別の機能として説明した
が、これらの機能を一つの装置で実現してもよい。
【0072】また、ホイール制御演算手段115と操作
・表示処理演算手段117との機能分担は、必ずしも本
実施形態の通りである必要はなく、操作・表示処理演算
手段117で行うとした振動による反力パターンの補正
計算を、ホイール制御演算手段115で実施しするよう
な構成としてもよい。また、操作・表示演算手段117
において現在のトルク量の算出を行うような構成として
もよいが、この場合、トルク量をリアルタイムで操作・
表示処理演算手段117から回転式入力装置111に出
力する必要があるため、操作・表示処理演算手段117
と通信手段116の間の通信は、非常に高速にする必要
がある。
【0073】次に、本実施形態において反力パターンを
発生する処理、及び押し込み操作をロックする処理につ
いて説明する。
【0074】本実施形態においても、第1の実施形態と
同様に、操作対象として図2に示した如くの選択メニュ
・リストを想定する。
【0075】まず、操作・表示処理演算手段117にお
いて、図2の選択メニュ・リストに対応する基本反力パ
ターンを、加速度センサ1102から入力される加速度
により補正する。補正方法は、第1の実施形態のホイー
ル制御演算手段45における振動による反力パターン補
正(図4のステップ53)の方法と概ね同等であるが、
ホイール振動の検知結果として、加速度センサ1102
の入力から予測した結果を用いる点が異なる。
【0076】加速度センサ1102からホイール振動を
予測する計算式は、物理的考察または実験により求める
必要がある。この操作・表示処理演算手段117におけ
る反力パターンの補正演算は、周期的に実施し、補正結
果を通信手段116経由で、ホイール制御演算手段11
5に出力する。また、振動による補正を正確に行うに
は、演算の周期は、リアルタイムであることが望まし
い。
【0077】次に、ホイール制御演算手段115におけ
る処理を、図11に示すフローチャートを参照して説明
する。まず、ステップ121において、操作者によるホ
イール回転操作中の操作強度をモニタする。処理内容
は、第1の実施形態におけるステップ54(図4参照)
と同等である。
【0078】その後、ステップ122において、操作・
表示処理演算手段117から入力される振動による補正
後の反力パターンを、ステップ121で記憶したディテ
ント・パターンの爪を乗り越える瞬間の操作強度(ホイ
ール回転角速度及び回転角加速度)により補正する。補
正方法は、第1の実施形態におけるステップ55と概ね
同等であるが、ここでは、操作者にディテント・パター
ンが切り替わる際のトランジェントを感じさせないよう
にするため、操作・表示処理演算手段117から入力さ
れる振動による補正後の反力パターンが更新された場合
も含め、ステップ122における補正は全て、現在のデ
ィテント・パターンではなく、次回のディテント・パタ
ーンに対して行う。以上のように、ディテント・パター
ンの爪を乗り越える瞬間の操作強度により次のディテン
ト・パターンのパラメータを補正し、補正後の反力パタ
ーンに基づきホイール駆動手段113を制御する。
【0079】次に、ステップ123において、操作強度
によりホイール112の押し込み操作をロック/アンロ
ックする。ステップ122において計算されるホイール
回転角速度が、所定の閾値(ロック角速度)以上となっ
た場合、押し込み操作ロックと判定し、所定の閾値(ア
ンロック角速度)以下となった場合、押し込み操作アン
ロックと判定し、この判定結果に従って、ホイール押下
抑制手段1101を制御する。
【0080】ロック角速度、及びアンロック角速度は、
ホイール押し込み操作時に意図しないホイール回転が発
生し、意図しない選択項目を選択、決定してしまう事象
が起きる最小回転速度付近に設定する必要があり、実際
はホイール112の径、押し込み所要操作力等の仕様値
から物理的考察により同定するか、或いは、実験により
同定する必要がある。この際、常に(ロック角速度)<
(アンロック角速度)の関係を満たすように設定し、閾
値付近で判定結果が振動しないようにする必要がある。
【0081】また、確実に押し込み操作時の誤選択・誤
決定を防止するには、ステップ123の演算は、十分高
速に行う必要がある。なお、装置の性能限界から十分な
演算速度が得られない場合は、ホイール回転角加速度の
値を使用して、外挿計算により回転速度を予測するよう
にしてもよい。
【0082】このようにして、第2の実施形態によれ
ば、第1の実施形態と同様に、選択項目に対応づけられ
たディテント・パターンから構成される基本反力パター
ンを、ホイールの振動及び操作者の操作強度によりパラ
メータ補正するため、触覚が乱される振動条件下におい
ても、操作者は選択項目に対応するディテント・パター
ンを確実に認識することができ、更に、操作者がどのよ
うな強度で操作しても、必要十分なディテント・パター
ンを認識することができるため、ディテント・パターン
を認識できずに選択操作を誤ったり、ディスプレイ上に
表示されているメニュ等の操作対象を注視したりする状
況を防止できると共に、必要以上のディテント・パター
ンとならないようパラメータ補正を行うため、操作効率
を向上させることができる。
【0083】更に、ホイール振動の検知を、回転式入力
装置外部の加速度センサ1102により逐次行うため、
第1の実施形態と比較して、ホイール操作中の振動環境
の変化に速やかに対応できる利点がある。また、ホイー
ル回転中の押し込み操作をロックするため、ホイール押
し込み操作時に、意図しない操作端の回転が起き、誤っ
て意図しない選択項目を選択、決定するという誤操作を
防止することができる。
【0084】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。図12は、第3の実施形態に係る回転式入力装
置の構成を示すブロック図である。第3の実施形態は、
車載機器制御用として、ステアリング上に設置された回
転式入力装置であり、第2の実施形態でホイール振動の
予測に使用していた加速度センサの代わりに、車速セン
サを利用して、第2の実施形態と同様の効果を得る。こ
れに加えて、誤操作が発生しやすい状況として、操舵中
のスイッチ操作にも着目し、舵角センサの信号に基づ
き、メニュ選択の項目に対応付けられた反力パターンを
制御することにより誤操作を防止する回転式入力装置に
ついて説明する。回転式入力装置の外観、操作機能は第
1の実施形態と同様である。
【0085】以下、本実施形態における回転式入力装置
の構成を、図12のブロック図で説明する。回転式入力
装置131は、第2の実施形態の回転式入力装置111
と同等である。回転式入力装置131と接続される外部
の構成も、第2の実施形態と概ね同様であるが、図10
に示した加速度センサ1202が、図12では車速セン
サ1302に置き換わり、更に、舵角センサ1303が
追加されるところが、第2の実施形態と異なる点であ
る。
【0086】次に、本実施形態における反力パターンの
発生方法、及び押し込み操作のロック方法について説明
する。本実施形態でも、操作対象として第1の実施形態
と同様に、図2に示した如くの選択メニュ・リストを想
定する。
【0087】まず、操作・表示処理演算手段137にお
いて、図2の選択メニュ・リストに対応する基本反力パ
ターンを、車速センサ1302から入力される速度によ
り補正する。補正方法は、第1の実施形態のホイール制
御演算手段45における振動による反力パターン補正
(図4のステップ53)の方法と同等であるが、ホイー
ル振動の検知結果は、車速センサ1302の入力から予
測した結果を用いる点が異なる。車速センサ1302か
らホイール振動を予測する計算式は、物理的考察または
実験により求める必要がある。
【0088】更に、振動による補正後の反力パターン
を、舵角センサ1303から入力される舵角により補正
する。基本的には、舵角が所定の舵角以上の際は、操舵
中と判断し、振動による補正後の反力パターンに対し、
更に、ディテント・パラメータの深さ及び間隔を増大さ
せ、更に波形をサイン波から矩形波へ変形させて行くこ
とで、操舵中のスイッチ操作に注意が払われない状況に
おいても反力パターンを明確に知覚できるようにする。
【0089】実際のパラメータの補正量は、ホイール振
動と舵角を条件として、各条件下において反力パターン
を知覚できるよう実験により決定する必要があり、更
に、知覚能力の個人差を考慮する場合は、統計的手法を
併用する必要がある。また、条件として舵角の代わり
に、舵角の変化量を採用してもよい。
【0090】更に、パラメータの補正は、条件に対して
連続的に補正してもよいし、同等の効果が期待できるの
であれば、段階的に補正してもよい。これら反力パター
ンの振動により補正、舵角による補正は、周期的に実施
し、補正結果を通信手段136経由で、ホイール制御演
算手段135に出力する。また、振動、舵角による補正
を正確に行うには、演算の周期は、リアルタイムである
ことが望ましい。ホイール制御演算手段135における
処理は、第2の実施形態と同様である。
【0091】このようにして、第3の実施形態によれ
ば、車両のステアリングに設置された回転式入力装置に
おいて、第2の実施形態と同様の効果が得られるのに加
え、舵角によりディテント・パターンのパラメータを補
正するため、操舵中でスイッチ操作に注意が払われない
状況においても、操作者は選択項目に対応するディテン
ト・パターンを確実に認識することができ、ディテント
・パターンを認識できずに選択操作を誤ったり、ディス
プレイ上に表示されているメニュ等の操作対象を注視し
たりする状況を防止することができる。更に、必要以上
のディテント・パターンとならないようパラメータ補正
を行うため、操作効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態〜第3の実施形態に係るホイー
ルの、外観及び操作方向を示す説明図である。
【図2】第1の実施形態〜第3の実施形態に係る、操作
対象となる選択メニュ・リストの表示例を示す説明図で
ある。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る回転式入力装
置、及びこれと接続される各要素の構成を示すブロック
図である。
【図4】第1の実施形態に係る回転式入力装置の、ホイ
ールの制御手順を示すフローチャートである。
【図5】第1の実施形態に係り、無操作時(振動検知
時)の反力パターンを示す特性図である。
【図6】第1の実施形態〜第3の実施形態に係り、選択
項目に対応した基本反力パターンとなるディテント・パ
ターンを示す特性図である。
【図7】第1の実施形態〜第3の実施形態に係り、ホイ
ール振動によるパラメータ補正手順を示す特性図であ
る。
【図8】第1の実施形態〜第3の実施形態に係り、操作
強度によるパラメータ補正方法を示す特性図(所定強度
より大の場合)である。
【図9】第1の実施形態〜第3の実施形態に係り、操作
強度によるパラメータ補正方法を示す特性図(所定強度
より小の場合)である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係る回転式入力装
置、及びこれと接続される各要素の構成を示すブロック
図である。
【図11】第2の実施形態に係る回転式入力装置の、ホ
イールの制御手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第3の実施形態に係る回転式入力装
置、及びこれと接続される各要素の構成を示すブロック
図である。
【図13】従来例における誤操作防止方法の処理手順を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
31 ポインタ 41,111,131 回転式入力装置 42,112,132 ホイール 43,113,133 ホイール駆動手段 44,114,134 ホイール位置検出手段 45,115,135 ホイール制御演算手段 46,116,136 通信手段 47,117,137 操作・表示処理演算手段 48,118,138 情報処理演算手段 49,119,139 表示手段 1101,1301 ホイール押下抑制手段 1102 加速度センサ 1302 車速センサ 1303 舵角センサ
フロントページの続き Fターム(参考) 3J070 AA14 AA26 BA11 BA19 BA35 BA41 BA51 CA03 CA06 CC71 CD31 CE01 DA02 EA11 5B020 AA17 DD05 5B087 AA09 AB11 AB18 AC01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転操作可能な操作端を有し、該操作端
    の回転量を検出して表示手段に表示されたポインタを移
    動させ、当該表示手段に表示された各種項目を選択する
    操作を行う回転式入力装置において、 前記操作端の回転量に対して設定される回転操作時の反
    力パターンに従って、当該操作端に駆動力を伝達する駆
    動力発生手段を有し、 前記操作端が回転操作されたときの、当該回転式入力装
    置の内部または外部よりの入力信号に基づいて、前記回
    転操作時の反力パターンを変化させることを特徴とする
    回転式入力装置。
  2. 【請求項2】 前記内部または外部よりの入力信号は、
    前記操作端が回転操作されたときの角速度、及び角加速
    度のうちの少なくとも一つのデータを含むことを特徴と
    する請求項1に記載の回転式入力装置。
  3. 【請求項3】 前記内部または外部よりの入力信号は、
    検出または予測により得られる前記操作端付近の振動デ
    ータを含むことを特徴とする請求項1または請求項2の
    いずれか1項に記載の回転式入力装置。
  4. 【請求項4】 前記操作端の回転量を検知する回転位置
    検出手段を具備し、前記反力パターンが、前記操作端の
    回転操作位置によらず一定となるように設定されている
    ときの、当該回転位置検出手段にて検出される操作端位
    置の時歴に基づいて、前記振動データを求めることを特
    徴とする請求項3に記載の回転式入力装置。
  5. 【請求項5】 前記操作端と接して配設される加速度セ
    ンサを具備し、当該加速度センサにより測定される加速
    度データに基づいて、前記操作端付近にて発生する振動
    を予測することを特徴とする請求項3に記載の回転式入
    力装置。
  6. 【請求項6】 当該回転式入力装置は車両内に搭載さ
    れ、当該車両が具備する速度センサにて測定される車両
    速度に基づいて、前記操作端付近の振動を予測すること
    を特徴とする請求項3に記載の回転式入力装置。
  7. 【請求項7】 当該回転式入力装置は車両内に搭載さ
    れ、車両の運転者による運転操作に応じて前記反力パタ
    ーンを変化させることを特徴とする請求項1〜請求項3
    のいずれか1項に記載の回転式入力装置。
  8. 【請求項8】 前記運転者による運転操作は、ステアリ
    ング操作時の操舵角であり、該操舵角を検知し、この操
    舵角に応じて前記反力パターンを変化させることを特徴
    とする請求項7に記載の回転式入力装置。
  9. 【請求項9】 前記反力パターンは、前記表示手段に表
    示される選択項目に対応するディテントで設定され、前
    記内部または外部よりの入力信号に応じて、前記ディテ
    ントの間隔、深さ、波形のうちの少なくとも一つを変化
    させることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか
    1項に記載の回転式入力装置。
  10. 【請求項10】 回転操作、及び押し込み操作が可能な
    操作端を有し、該操作端の回転量、及び押し込み操作を
    検出して、各種の入力操作を行う回転式入力装置におい
    て、 前記操作端の押し込み操作は、入力受付、または入力禁
    止の切り換えが可能とされ、前記操作端を回転操作する
    際の、角速度、及び角加速度のうちの少なくとも一方の
    データに基づいて、前記入力受付と入力禁止とを切り換
    えることを特徴とする回転式入力装置。
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