JP2003165564A - ポンプ式液体噴出容器 - Google Patents

ポンプ式液体噴出容器

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JP2003165564A
JP2003165564A JP2001362512A JP2001362512A JP2003165564A JP 2003165564 A JP2003165564 A JP 2003165564A JP 2001362512 A JP2001362512 A JP 2001362512A JP 2001362512 A JP2001362512 A JP 2001362512A JP 2003165564 A JP2003165564 A JP 2003165564A
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JP
Japan
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cylinder
engagement
engaging
pump
container
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JP2001362512A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Kobayashi
勉 小林
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホテル等備付け用のポンプ式液体噴出容器に
対して、収納液入替え等の悪戯を防止可能に設けた。 【解決手段】 容器体1の口頸部4外面へ螺合させた、
ポンプ取付け用の装着筒21上端の内向きフランジ22上面
から第1係合筒22a を起立し、又該第1係合筒付き装着
筒21外面へ、該筒のほぼ全外面を覆う覆合筒31を上下動
不能かつ回動可能に嵌合させ、上記第1係合筒22a 外面
と該第1係合筒外面を覆う、覆合筒一部が形成する第2
係合筒32の内面とに、横断面鋸歯状に係合面26a,33a と
傾斜面26b,33b とを有して、口頸部に対する螺合時にあ
っては係合面26a,33a が係合し、かつ螺脱時にあっては
傾斜面26b,33b が接し滑動する第1、第2係合歯26,33
を付設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポンプ式液体噴出容
器に関する。
【0002】
【従来の技術】ポンプ式の液体噴出容器は縦形とトリガ
ー式とに大別され、縦形ポンプは上部に外向きフランジ
を有するシリンダ内から上方付勢させて、上端にノズル
付きの押下げヘッドを嵌着させた作動部材を起立してお
り、又トリガー式ポンプは、下部に外向きフランジを有
する主筒上端から射出筒を前方突出すると共に主筒前面
からシリンダを突出し、該シリンダ内へ前方付勢させて
嵌合させたプランジャを、射出筒前部から前後方向への
揺動が可能に垂下させたトリガー上部と係合させてお
り、それ等は共に各外向きフランジを容器体口頸部の上
端部上へ截置させ、その口頸部上端面と口頸部外面へ螺
合させた装着筒上端の内向きフランジとで、上記外向き
フランジを挟持させることで容器体に装着させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ポンプ式液体噴出
容器は広く用いられているが、ホテル、銭湯等でも客用
の備付け容器として使用されており、すると、ポンプを
外し、容器体内液体を他の液体に入れ替えるとか、又容
器体内に異物を入れる等の悪戯がされることがあった。
【0004】このような悪戯がされても容器は外見上何
等異常がないため、その悪戯有無の確認は極めて面倒で
あった。
【0005】本発明はそのような悪戯を防止可能とした
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の手段として容器体
口頸部上端面と、該口頸部外面へ螺合させた装着筒上端
の内向きフランジとで、ポンプが有する外向きフランジ
を挟持させた該容器体にポンプを装着させたポンプ式液
体噴出容器において、上記装着筒内向きフランジ22上面
から第1係合筒22a を起立し、該第1係合筒付き装着筒
外面へ、該筒のほぼ全外面を覆う覆合筒31を上下動不能
にかつ回動可能に嵌合させ、又上記第1係合筒22a 外面
と、該第1係合筒外面を覆う、覆合筒一部が形成する第
2係合筒32の内面とに、横断面鋸歯状に係合面26a,33a
と傾斜面26b,33b とを有して、口頸部に対する螺合時に
あっては係合面26a,33a が係合し、かつ螺脱時にあって
は傾斜面26b,33b が接して滑動する第1、第2係合歯2
6,33 を付設した。
【0007】第2の手段として、上記第1の手段を有す
ると共に上記第1係合筒22a に第1係合歯26の三方を囲
むコ字形状切離し溝24を、第1係合歯26の係合面26a と
コ字形状切離し溝の縦溝24a とを対向させて、かつコ字
形状切離し溝24の奥部内に第1係合歯26を位置させて、
穿設した。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面について説明する。まず
縦形ポンプ式の液体噴出容器を例として従来公知の部分
について簡単に説明すると、1は胴部2上端から肩部3
を介して口頸部4を起立する容器体、5はシリンダで、
上部に付設した外向きフランジ6をパッキング7を介し
て口頸部4上端面上へ截置させて容器体内へ垂下してい
る。そのシリンダ内からは、上端にノズル8付き押下げ
ヘッド9を嵌着させた作動部材10を、上方付勢させて起
立させており、上記シリンダ5は、口頸部4外面へ螺合
させた装着筒21上端の内向きフランジ22と、口頸部4上
端面との間で上記外向きフランジ6を挟持させて容器体
内に垂下されている。
【0009】本発明にあっては、上記装着筒21の内向き
フランジの径方向中間部から第1係合筒22a を起立す
る。又装着筒21の下部外面には上面テーパ状の係合突条
23を周設している。
【0010】上記第1係合筒22a は、図3が示すように
コ字形状の切離し溝24を左右両部に有し、かつそのコ字
形状部分内に入っている筒壁部分25には図2が示すよう
に、横断面鋸歯状に係合面26a と傾斜面26b とを有する
第1係合歯26を、その係合面26a をコ字形状切離し溝24
の縦溝部分24a と対向させて設けている。
【0011】上記第1係合筒22a 付き装着筒21外面へ
は、該筒のほぼ全外面を覆う覆合筒31を回動可能に嵌合
させる。図示例では、装着筒21外面を覆う下方筒部分31
a 上端から内向きフランジを介して上方筒部分31b を起
立し、かつ該筒部分上部を上内方へ弯曲させ、該弯曲部
31c 先端を既述第1係合筒22a 上端面上へ截置させ、又
その弯曲部内面から第2係合筒32を垂下している。該第
2係合筒内面には、既述第1係合歯26と、装着筒螺合方
向への回動に際しては係合し、又螺脱方向への回動に対
しては滑動する第2係合歯33を上端から下端まで縦設す
る。該第2係合歯も横断面鋸歯状をなし、係合面33a と
傾斜面33b とを有し、第1係合歯との係合が可能にほぼ
等間隔に偶数設けている。
【0012】装着筒21の下部内面には凹溝34を周設し、
該凹溝内へ既述係合突条23を嵌合させ、該係合突条下面
と凹溝底面とを係合させ、又上記内向きフランジ下面を
装着筒21の上部外面へ形成した上向き段部上面へ係合さ
せ、それ等係合により装着筒21に対して覆合筒31を上下
動不能としている。尚35は、キャップで必要により設け
る。
【0013】上記構成において、口頸部4に対する装着
筒21の螺合は、覆合筒31を介して行う。螺合方向に対し
ては第1係合歯26と第2係合歯33とが係合することで覆
合筒31を介して第1係合筒付き装着筒21を回すことが出
来るが、図1のように口頸部4に対して装着筒21が螺合
された状態からは、覆合筒31を螺脱方向へ回して傾斜面
26b,33b が接したとき、第1係合歯26は図3のように三
方をコ字形状の切離し溝24で囲み、その溝奥部内へ、係
合面26a を切離し溝縦溝部分24a と対向させて設けられ
ているから、該第1係合歯26を有する第1係合筒筒壁部
分が弾性に抗して第1係合筒内方へ押込みされることと
なり、よって第2係合歯33の傾斜面33bは第1係合歯傾
斜面26b 上面を滑動して通過することとなり、よって覆
合筒31は装着筒21に対して空転することとなる。
【0014】尚上記実施形態にあっては、第1係合歯26
をコ字状切離し溝24の奥部内に位置させ、第1、第2係
合歯の傾斜面相互が接したとき、第1係合歯26を有する
第1係合筒筒壁部分25が弾性に抗して第1係合筒22a 内
方へ押込みされるよう設けることで、第2係合歯33が第
1係合歯26を容易に乗越え可能に形成したが、必ずしも
このようにしなくてもよく、例えば第1係合歯係合面26
a 側の第1係合筒22a部分へ上端面開口の縦溝を縦設し
ても上記乗越えを容易にすることは可能と考えられる。
又上記第1係合筒又は第2係合筒が弾性変形するように
することでも上記乗越えは可能と考えられ、この場合は
上記縦溝も不要となる。
【0015】又第2係合筒32は、内向きフランジ内周か
ら起立する上方筒部分31b で形成してもよく、この場合
は装着筒上端の内向きフランジ上面へ覆合筒下方筒部分
31a上端の内向きフランジ下面を係合させ、該フランジ
内周から上方筒部分31b を起立させることとなる。
【0016】
【発明の効果】本発明は既述構成とするものであり、容
器体1内へ異物を混入、ないし容器体内液体を他の液体
と入れ替えするためには、必ず装着筒21を容器体口頸部
から螺脱させることが必要となるが、請求項1記載の場
合はその装着筒21外面を覆合筒31が覆っていて装着筒21
を直接螺脱出来ず、又覆合筒31は螺脱方向に対して空転
するため、上記装着筒21の螺脱が出来ず、よって上記異
物の混入および収納液入れ替えの悪戯を防止できる。
【0017】請求項2のようにすることで、装着筒21に
対する覆合筒31の空転を確実かつ容易とすることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明容器の半断面図である。
【図2】 図1A−A線の横断面図である。
【図3】 容器要部の展開図である。
【符号の説明】
1 …容器体 21 …装着筒 22a …第1係合筒 24 …切離し溝 26 …第1係合歯 26a …係合面 26b …傾斜面 31 …覆合筒 32 …第2係合筒 33 …第2係合歯 33a …係合面 33b …傾斜面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器体口頸部上端面と、該口頸部外面へ
    螺合させた装着筒上端の内向きフランジとで、ポンプが
    有する外向きフランジを挟持させた該容器体にポンプを
    装着させたポンプ式液体噴出容器において、 上記装着筒内向きフランジ22上面から第1係合筒22a を
    起立し、 該第1係合筒付き装着筒外面へ、該筒のほぼ全外面を覆
    う覆合筒31を上下動不能にかつ回動可能に嵌合させ、 又上記第1係合筒22a 外面と、該第1係合筒外面を覆
    う、覆合筒一部が形成する第2係合筒32の内面とに、横
    断面鋸歯状に係合面26a,33a と傾斜面26b,33b とを有し
    て、口頸部に対する螺合時にあっては係合面26a,33a が
    係合し、かつ螺脱時にあっては傾斜面26b,33b が接して
    滑動する第1、第2係合歯26,33 を付設したことを特徴
    とするポンプ式液体噴出容器。
  2. 【請求項2】 上記第1係合筒22a に第1係合歯26の三
    方を囲むコ字形状切離し溝24を、第1係合歯26の係合面
    26a とコ字形状切離し溝の縦溝24a とを対向させて、か
    つコ字形状切離し溝24の奥部内に第1係合歯26を位置さ
    せて、穿設したことを特徴とする、請求項1記載のポン
    プ式液体噴出容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102190116A (zh) * 2010-03-10 2011-09-21 株式会社芳珂 吐出器及带有吐出器的容器
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JP2015085989A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 株式会社吉野工業所 ポンプ式液体吐出器

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