JP2003165325A - 車両用シート空調装置および空調装置内蔵型車両用シート - Google Patents
車両用シート空調装置および空調装置内蔵型車両用シートInfo
- Publication number
- JP2003165325A JP2003165325A JP2001367058A JP2001367058A JP2003165325A JP 2003165325 A JP2003165325 A JP 2003165325A JP 2001367058 A JP2001367058 A JP 2001367058A JP 2001367058 A JP2001367058 A JP 2001367058A JP 2003165325 A JP2003165325 A JP 2003165325A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle seat
- seat
- air conditioner
- cushion
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/56—Heating or ventilating devices
- B60N2/5607—Heating or ventilating devices characterised by convection
- B60N2/5621—Heating or ventilating devices characterised by convection by air
- B60N2/5635—Heating or ventilating devices characterised by convection by air coming from the passenger compartment
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00271—HVAC devices specially adapted for particular vehicle parts or components and being connected to the vehicle HVAC unit
- B60H1/00285—HVAC devices specially adapted for particular vehicle parts or components and being connected to the vehicle HVAC unit for vehicle seats
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/56—Heating or ventilating devices
- B60N2/5607—Heating or ventilating devices characterised by convection
- B60N2/5621—Heating or ventilating devices characterised by convection by air
- B60N2/5657—Heating or ventilating devices characterised by convection by air blown towards the seat surface
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00271—HVAC devices specially adapted for particular vehicle parts or components and being connected to the vehicle HVAC unit
- B60H2001/003—Component temperature regulation using an air flow
Abstract
ト内への送風ユニットの搭載に起因する座り心地の悪化
を抑制する。 【解決手段】 乗員の尻部を支持するシートクッション
部11の表皮部材16の裏側にクッション部材27を配
置し、このクッション部材27の下側にワイヤー状のシ
ートばね28を配置して、クッション部材27をシート
ばね28により弾性的に支持する。更に、ワイヤー状の
シートばね28を取付ブラケット部材37と送風ケーシ
ング30側の取付台座部35とによりサンドイッチ状に
挟み込んで、送風ユニット13をワイヤー状のシートば
ね28に搭載する。
Description
蔵される車両用シート空調装置および空調装置内蔵型車
両用シートに関するものである。
されており、空調風を送風する送風ユニットをシートの
クッション部材中に内蔵させ、送風ユニットを適宜の取
付ブラケット部材によりシートの強度部材に支持固定す
るものが一般的である。例えば、米国特許第61459
25号明細書には、シートのクッション部材中に内蔵し
た送風ユニットを弾性ブラケット部材によりシートの強
度部材に弾性的に支持固定するものが提案されている。
トは剛体部品から構成されるハード部品であるので、送
風ユニットをクッション部材中に内蔵させ、送風ユニッ
トをシートの強度部材上に支持すると、乗員の着座時に
送風ユニットの介在による異物感が出て座り心地を損ね
たり、人体の体重による衝撃が送風ユニットに加わっ
て、送風ユニットを損傷させる原因になる。
にシートの強度部材上に支持する旨の記載があるもの
の、シートのうち、乗員の当たり面をなす表皮部材に送
風ユニットの一部であるエアダクト部が直接当たるよう
にして送風ユニットを配置しているので、送風機の介在
による異物感が出て座り心地を損ねるという不具合が発
生しやすい。
弾性的にシートの強度部材上に固定するための専用の弾
性ブラケット部材を特別に設置しているので、送風ユニ
ットの取付スペースが拡大するとともに、送風ユニット
の取付構造のコストアップを招く。
への送風ユニットの搭載に起因する座り心地の悪化を抑
制することを目的とする。
風ユニットの搭載スペースを減少することを他の目的と
する。
め、請求項1に記載の発明では、車両用シート(10)
の内部に搭載される車両用シート空調装置であって、乗
員の当たり面をなす表皮部材(16、19)の裏側に弾
性部材(28、50)を配置し、弾性部材(28、5
0)のうち表皮部材(16、19)と反対側の部位に、
空調風を送風する送風ユニット(13、14)を配置
し、弾性部材(28、50)により送風ユニット(1
3、14)を変位可能に支持することを特徴とする。
てシート内部の送風ユニット(13、14)を弾性部材
(28、50)とともに変位させることができる。しか
も、送風ユニット(13、14)を弾性部材(28、5
0)の反表皮部材側の部位に配置しているから、送風ユ
ニット(13、14)の搭載による異物感が表皮部材側
に伝わりにくくなる。この結果、送風ユニット(13、
14)をシート内部へ搭載しても座り心地を良好に維持
できる。
いて、車両用シート(10)は表皮部材(16、19)
の裏側に配置されるクッション部材(27、66)を有
しており、弾性部材(28、50)は、クッション部材
(27、66)のうち表皮部材(16、19)と反対側
の部位に配置されクッション部材(27、66)を弾性
的に支持するものであることを特徴とする。
6)を支持する弾性部材(28、50)そのものを取付
手段として利用して、送風ユニット(13、14)をシ
ート内部へ搭載できるので、送風ユニットの搭載構造が
簡潔となり、送風ユニットを省スペースにてシート内部
へ搭載できる。
(16、19)側から、クッション部材(27、66)
→弾性部材(28、50)→送風ユニット(13、1
4)の配置順序となり、クッション部材(27、66)
の弾性的な伸縮作用による衝撃緩和作用を良好に発揮で
き、より一層、座り心地を向上できる。
面をなす表皮部材(16、19)の裏側に、クッション
部材(27、66)およびクッション部材(27、6
6)を弾性的に支持する弾性部材(28、50)を配置
する車両用シート(10)の内部に搭載される車両用シ
ート空調装置であって、表皮部材(16、19)の裏側
において空調風を送風する送風ユニット(13、14)
を弾性部材(28、50)により直接変位可能に支持す
ることを特徴とする。
6)を支持する弾性部材(28、50)そのものを取付
手段として利用して、送風ユニット(13、14)をシ
ート内部へ搭載できるので、送風ユニットの搭載構造が
簡潔となり、送風ユニットを省スペースにてシート内部
へ搭載できる。
ト内部の送風ユニット(13、14)を弾性部材(2
8、50)とともに変位させることができるので、送風
ユニット(13、14)の搭載による異物感が表皮部材
側に伝わりにくくなる。このため、送風ユニット(1
3、14)をシート内部へ搭載しても座り心地を良好に
維持できる。
いて、クッション部材(27、66)のうち表皮部材
(16、19)と反対側の部位に弾性部材(28、5
0)を配置し、弾性部材(28、50)のうちクッショ
ン部材(27、66)と反対側の部位に送風ユニット
(13、14)を配置することを特徴とする。
材(16、19)側から、クッション部材(27、6
6)→弾性部材(28、50)→送風ユニット(13、
14)の配置順序となり、クッション部材(27、6
6)の弾性的な伸縮作用による衝撃緩和作用を良好に発
揮でき、より一層、座り心地を向上できる。
し4のいずれか1つにおいて、送風ユニット(13、1
4)は、送風ファン(31、52)と、送風ファン(3
1、52)を収容し、回転可能に支持する送風ケーシン
グ(30、51)と、送風ケーシング(30、51)と
は別体の取付ブラケット部材(37、60)とを有し、
送風ケーシング(30、51)側の部材(35、53)
と取付ブラケット部材(37、60)との間に弾性部材
(28、50)を挟み込むようにして、送風ユニット
(13、14)を弾性部材(28、50)に一体に連結
することを特徴とする。
挟み込むサンドイッチ構造により、送風ユニット(1
3、14)を弾性部材(28、50)に簡単確実に連結
できる。なお、送風ケーシング(30、51)側の部材
(35、53)とは、送風ケーシングと一体の部材であ
っても、別体の部材であってもよく、要は、送風ケーシ
ングと構造的に一体になっている部材であればよい。
いて、送風ケーシング(30)に、送風ファン(31)
により送風される空調風を車両用シート(11)内部の
空気通路(15)に流入させる流入ダクト部(34)を
一体に設けることを特徴とする。
体の流入ダクト部(34)を用いた簡単な構造にて、送
風ファン(31)の送風空気を車両用シート(11)内
部の空気通路(15)に流入させることができる。
いて、取付ブラケット部材(60)に、送風ファン(5
2)により送風される空調風を車両用シート(12)内
部の空気通路(18)に流入させる流入ダクト部(6
2)を一体に設けることを特徴とする。
と一体の流入ダクト部(62)を用いた簡単な構造に
て、送風ファン(52)の送風空気を車両用シート(1
2)内部の空気通路(18)に流入させることができ
る。
し7のいずれか1つにおいて、弾性部材(28、50)
はワイヤ状であり、送風ケーシング(30、51)側の
部材(35、53)と取付ブラケット部材(37、6
0)との間に、ワイヤ状の弾性部材(28、50)の周
囲を包囲するように柔軟性部材(36、38、63、6
4)を配置したことを特徴とする。
3、64)の柔軟な変形によりワイヤ状の弾性部材(2
8、50)の歪みを吸収して、送風ユニット(13、1
4)の振動を防止できる。
し7のいずれか1つにおいて、弾性部材(28)はワイ
ヤ状であり、取付ブラケット部材(37)に、ワイヤ状
の弾性部材(28)の変位を規制した状態でワイヤ状の
弾性部材(28)が係止される第1係止部(37d)
と、ワイヤ状の弾性部材(28)が変位可能に係止され
る第2係止部(37e)とを備えることを特徴とする。
ヤ状の弾性部材(28)が大きく撓む場合に、ワイヤ状
の弾性部材(28)が第2係止部(37e)において取
付ブラケット部材(37)から離れて単独で変位するこ
とができる。そのため、ワイヤ状の弾性部材(28)の
大きな撓みによる過大な応力が取付ブラケット部材(3
7)および送風ケーシング(30、51)側に加わるこ
とを回避して、送風ユニット(13、14)の破損を未
然に防止できる。
6または7において、空気通路(15、18)からの空
調風を吹き出す多数の吹出開口部(17、20)を表皮
部材(16、19)に形成することにより、シートに着
座している乗員の身体を包み込むように空調風を吹き出
すことができ、快適なシート空調を実現できる。
1ないし10のいずれか1つにおいて、表皮部材(1
6、19)の裏側に電気ヒータ(22、23)を配置す
ることにより、冬期暖房時には表皮部材(16、19)
を電気ヒータ(22、23)により加熱できるととも
に、電気ヒータ(22、23)により加熱した温風を表
皮部材(16、19)から吹き出すことができ、快適な
シート暖房効果を発揮できる。
1ないし11のいずれか1つにおいて、車両用シート
(10)のうち、乗員の尻部を支持するシートクッショ
ン部(11)と、乗員の背中部を支持するシート背もた
れ部(12)の双方に、送風ユニット(13、14)を
搭載するようにしてよい。
り面をなす表皮部材(16、19)の裏側に、クッショ
ン部材(27、66)、およびクッション部材(27、
66)を弾性的に支持する弾性部材(28、50)を配
置し、表皮部材(16、19)の裏側において空調風を
送風する送風ユニット(13、14)を弾性部材(2
8、50)により直接変位可能に支持する、空調装置内
蔵型車両用シートを特徴とする。
置内蔵型車両用シートを対象とするものであって、請求
項3と同様の作用効果を発揮できる。
の空調装置内蔵型車両用シートにおいて、クッション部
材(27、66)のうち表皮部材(16、19)と反対
側の部位に弾性部材(28、50)を配置し、弾性部材
(28、50)のうちクッション部材(27、66)と
反対側の部位に送風ユニット(13、14)を配置する
ことを特徴とする。
って、請求項4と同様の作用効果を発揮できる。
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
形態による車両用シート10の概要を示すもので、この
車両用シート10は具体的には運転席あるいは助手席の
シートとして使用されるものである。
するシートクッション部11と、乗員の背中部を支持す
るシート背もたれ部(シートバック部)12が備えられ
ている。シートクッション部11の内部およびシート背
もたれ部12の内部にはそれぞれ、第1送風ユニット1
3、第2送風ユニット14が内蔵されている。
部11の下方部に空気吸入口33(後述の図5、6参
照)を配置し、この空気吸入口33から車室内空気を吸
入し、そして、この吸入空気をシートクッション部11
の内部の空気通路15を通してシートクッション部11
の表皮部材16に送風し、この表皮部材16に開口して
いる多数の小穴からなる吹出開口部17から空気(空調
風)を矢印aのように乗員の身体に向けて吹き出すよう
になっている。
送風機能を果たすものであり、シート背もたれ部12の
うち下部側の部位に空気吸入口75(後述の図11参
照)を配置し、この空気吸入口75から車室内空気を吸
入し、そして、シート背もたれ部12の内部の空気通路
18、シート背もたれ部12の表皮部材19に設けた多
数の小穴からなる吹出開口部20から空気(空調風)を
矢印bのように乗員の身体に向けて吹き出すようになっ
ている。
部の計器盤(インストルメントパネル、図示せず)内側
等に設置され、この室内空調ユニット部21から吹き出
す空調風により車室内が空調される。従って、第1、第
2送風ユニット13、14は車室内の空調された空気を
送風することができる。
ト背もたれ部12において、各表皮部材16、19の裏
側にそれぞれ電気ヒータ22、23が配置してある。こ
の電気ヒータ22、23はワイヤー状の電気抵抗体から
構成され、シートクッション部11およびシート背もた
れ部12の乗員当たり面の広い範囲にわたって蛇行状に
配置されている。
風ユニット13の具体的搭載構造を図2〜図6により説
明する。図2、図3はシートクッション部11のシート
構造を例示するものであり、図2は乗員の大腿部24に
よりシートクッション部11に下方への座圧が作用して
いる状態を示す。なお、図2〜図6の前後上下左右の各
矢印は車両搭載状態における方向を示す。
裏側(内側)に、カバーパット部25と置きパット部2
6とクッション部材27とを積層配置している。表皮部
材16は通常、シート意匠を考慮して革またはファブリ
ック(編織物の総称)で構成される。また、各部25、
26、27は、いずれも弾性的に伸縮可能な材質からな
り、カバーパット部25および置きパット部26は例え
ば、独立気泡型(単泡型)の発泡ポリウレタン等の弾性
樹脂材からなる。また、クッション部材27は、カバー
パット部25および置きパット部26に比較して十分大
きな厚み寸法(例えば、40mm程度)が設定され、シ
ートのクッション作用を主に発揮する部分である。この
クッション部材27の具体的材質は例えば、連続気泡型
(連泡型)の発泡ポリウレタン等の弾性樹脂材である。
なお、カバーパット部25を不織布等により構成しても
よい。
トばね28を配置している。このシートばね28はばね
鋼材からなる断面円形のワイヤー状の弾性部材であり、
このワイヤー状のシートばね28はクッション部材27
の直ぐ下方部において図4の2点鎖線にて示すように配
置される。すなわち、本例では、4本のシートばね28
が車両前後方向にS状の屈折を繰り返すように配置さ
れ、かつ、車両前後方向の中間部の太線で示す長方形部
には上記4本のシートばね28とは別のシートばね28
が配置されている。
置部位では2本のシートばね28が上下方向に積層配置
される(後述の図6の左側部参照)。この太線の長方形
部に配置されるシートばね28は上記4本のシートばね
28に対して連結されて、この太線長方形部におけるシ
ートばね28のばね定数(N/cm)を高めている。
ートクッションフレーム29(図4)に連結され、支持
される。このシートクッションフレーム29は金属製の
剛体であり、表皮部材16の裏側(内側)に枠体状の形
状で配置され、シートクッション部11の形態を保持す
る強度(骨格)部材の役割を果たす。
部に配置したワイヤー状のシートばね28を、強度部材
としてのシートクッションフレーム29により支持する
ことにより、クッション部材27等を変位可能に弾性的
に支持することができる。
送風ユニット13を吊り下げ状態にて支持固定する構造
を概略的に示し、図6は第1送風ユニット13の送風ケ
ーシング部を半断面にて図示する詳細図である。なお、
図6において、左側半分の図示は車両前後方向を示し、
右側の半断面部分は車両左右方向を示す。
13の送風ケーシング30は上ケース30aと下ケース
30bとに樹脂により分割して成形され、この上下の両
ケース30a、30bをねじ止め等により一体に締結す
るようになっている。送風ケーシング30は渦巻状のス
クロールケーシングを構成するものであって、その内部
には遠心式送風ファン31が回転可能に配置されてい
る。
心周りに多数のブレード31aを配置し、この多数のブ
レード31aのうち空気吸入側部位(図6の下側)を環
状のシュラウド部31bにより結合した形状になってお
り、更に、ブレード31aの内径方向に延びる支持板部
31cを有している。遠心式送風ファン31はブレード
31a、シュラウド部31bおよび支持板部31cを樹
脂にて一体に成形し、支持板部31cの中心穴部を駆動
用モータ32の回転軸32aに回り止めして一体に連結
している。
り、その制御回路基板32b(図6)は上ケース30a
の上面に配置されている。上ケース30aの中央部には
開口部30cが開けてあり、この開口部30cを通して
モータ32を制御回路基板32bに連結している。この
制御回路基板32bの上側にはアルミニュウム等の金属
で矩形の板形状に形成されたブラケット部材32cが積
層され、このブラケット部材32cを上ケース30aに
ねじ止め等の締結手段により固定することにより、駆動
用モータ32を上ケース30aに支持固定するようにな
っている。
入口33が開口している。この空気吸入口33は、シー
トクッション部11下方の車室内床面近傍の空間に連通
している。空気吸入口33には遠心式送風ファン31の
シュラウド31b側へ突き出すベルマウス部33aが成
形されている。そして、空気吸入口33には車室内の床
面近傍の塵埃を除去するフィルタ部材33bが装着され
ている。このフィルタ部材33bは例えば、ステンレス
製の網状部材により構成できる。
なる渦巻状の巻終わり部が本例では車両前方側に位置す
るようになっており、この空気吹出部に、シート内部に
送風空気を流入させる流入ダクト部34を配置してい
る。この流入ダクト部34は空気吹出部の部位から上方
へ突き出す形状にて上下のケース30a、30bに一体
に樹脂成形されている。
図4に示すように長方形状であり、流入ダクト部34の
上方部にはその外表面から外側へ突き出す係止突起34
aが複数段(図示例では3段)形成してある。この係止
突起34aは上側から下側へと広がる抜け止め形状を構
成する。また、流入ダクト部34の外表面において係止
突起34aの下側部位にはシール用パッキン材34bが
接着等により貼り付けてある。
により回転駆動すると、車室内床面近傍の空気が矢印c
のように空気吸入口33のフィルタ部材33bを通過し
て送風ケーシング30内に吸入される。そして、この吸
入空気は、送風ケーシング30内を径外方側へ送風さ
れ、空気吹出部に位置する流入ダクト部34に向かって
流れる。この流入ダクト部34から送風空気は図5の矢
印dのように上方へ流れるようになっている。
面には複数の取付台座部35が上方へ突き出すように一
体に樹脂成形されている。本例では、取付台座部35は
図4に示すように合計4箇所にて直角状に屈曲した形状
に形成されている。この取付台座部35の上面部には柔
軟性部材36が接着等により貼り付けてある。
ブラケット部材37を配置している。この取付ブラケッ
ト部材37は、図4に示すように車両前後方向2個の取
付台座部35の間を橋渡しする第1ブリッジ部37a、
第2ブリッジ部37bと、この第1、第2ブリッジ部3
7a,37b間を連結する連結部37cとを有してい
る。これらの第1、第2ブリッジ部37a,37bと連
結部37cとにより取付ブラケット部材37の全体形状
は略コ字状の形状になっている。
確保のために金属(鉄系金属)であり、金属板材をプレ
ス加工により略コ字状の形状に成形されている。この取
付ブラケット部材37の下面部には柔軟性部材38が接
着等により貼り付けてある。取付ブラケット部材37の
柔軟性部材38および取付台座部35の柔軟性部材36
は、同一材質であり、この柔軟性部材36の具体的材質
としては合成繊維の不織布からなるフェルトのような柔
軟性に富み、且つ、耐摩耗性にも優れた材料が好適であ
る。また、柔軟性部材36として、フェルトの代わりに
アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)等のゴム材
料を使用してもよい。
ッジ部37a,37bには、それぞれ第1係止部37d
と第2係止部37eが2個ずつ成形されている。第1係
止部37dは取付ブラケット部材37の上方側へ半円筒
状の形状で突出するものであって、シートばね28のう
ち車両左右方向に延びる部位が嵌合して係止される。第
1係止部37dではワイヤー状のシートばね28が半円
筒状形状の内側に嵌合することにより、ワイヤー状のシ
ートばね28の前後方向の変位を規制した状態でシート
ばね28を係止する。
ッジ部37a,37bの左右の側面端部から上方へ折り
曲げた後に左右外側へ突き出すように成形されており、
シートばね28のうち車両前後方向に延びる部位を係止
する。より具体的に述べると、図6の右側の部分断面部
は、シートクッション部11に乗員の座圧が加わってい
ない自由状態におけるシートばね28の状態を示してお
り、この自由状態からシートクッション部11に乗員の
座圧が加わり、シートばね28が下方へ変位するとき、
シートばね28が車両左右方向の外側へ矢印eに示すよ
うに変位する。ここで、第2係止部37eに所定の突き
出し寸法Lを設けてあるので、ワイヤ状のシートばね2
8の矢印e方向の変位を許容しながら、シートばね28
と第2係止部37eとの係止状態を維持するようになっ
ている。
38と、送風ケーシング30側の取付台座部35の柔軟
性部材36との間にシートばね28を挟み込んだ状態に
て、取付ブラケット部材37は図4に示す複数部位39
〜42にてねじ止めにより送風ケーシング側の取付台座
部35に固定される。
シートばね28により吊り下げ状態にて支持される。こ
こで、第1送風ユニット13は、ワイヤ状のシートばね
28の下方側、すなわち、シートばね28のうち、クッ
ション部材27と反対側部位に位置した状態にて吊り下
げ固定される。なお、上記両柔軟性部材63、64はシ
ートばね28の歪みを吸収して第1送風ユニット13の
振動を抑制する作用を果たす。
aに一体成形された流入ダクト部34と、シート内部の
空気通路15との具体的連通構成を図2、図3により説
明すると、クッション部材27にはその厚さ方向(車両
上下方向)に貫通する連通穴43が開けてある。この連
通穴43はクッション部材27の車両左右方向の中央部
付近で、かつ、車両前後方向に対しては前方寄りの部位
に位置している。
方部の係止突起34a部分が圧入固定され、この圧入固
定により連通穴43と流入ダクト部34との間の風洩れ
を同時に防止する。また、この係止突起34aの抜け止
め形状により流入ダクト部34をクッション部材27に
対して確実に抜け止め固定できる。更に、本例では、係
止突起34aの下側部に貼り付けてあるシール用パッキ
ン材34bが、クッション部材27の連通穴43の下端
面周縁に圧着することにより、流入ダクト部34と連通
穴43との圧入嵌合部からの空気洩れをより確実に防止
するようになっている。
部材側の面)には連通穴43と連通する配風溝44が形
成してある。この配風溝44はシートクッション部11
の乗員当たり面(着座面)の広い範囲に連通穴43から
の空調風を配風するためものであり、そのため、連通穴
43の部位から配風溝44は車両前後方向に複数に分岐
されて延びるようになっている。
ーパット部25および置きパット部26には、配風溝4
4の形成部位に配風溝44と連通する連通穴45、46
が多数開けてある。カバーパット部25の上側に位置す
る表皮部材16には微小径(例えば、0.8〜1mm程
度)の小穴を多数開けて、図1の吹出開口部17を構成
している。従って、配風溝44内の空調風は連通穴4
5、46を通過して表皮部材16の裏側に到達した後、
表皮部材16の多数の吹出開口部17から乗員の身体を
包み込むように空調風を吹き出す。
との間に電気ヒータ22が配置してあるので、冬期の暖
房時に電気ヒータ22に通電すると、表皮部材16を電
気ヒータ22により直接加熱できるとともに、表皮部材
16の裏側に到達した空調風を電気ヒータ22により加
熱して、その加熱後の空気(温風)を乗員の身体の周り
に吹き出すことができる。
革またはファブリック(編織物の総称)で構成され、革
製の場合は図1の吹出開口部17を構成する微小径(例
えば、0.8〜1mm程度)の小穴を多数開けるが、表
皮部材16をファブリックで構成する場合は、ファブリ
ックに元々繊維相互間の隙間により通気性が得られるの
で、穴開けの必要はない。つまり、ファブリックの場合
は繊維相互間の隙間自体により吹出開口部17を構成で
きる。また、以上の説明から理解されるように、図1の
空気通路15は、具体的には、連通穴43、配風溝44
および連通穴45、46により構成される。
ユニット14への具体的搭載構造を図7〜図12により
説明する。図7はシート背もたれ部12におけるワイヤ
状のシートばね50に第2送風ユニット14を搭載した
構造の概要を示すものであり、図8は第2送風ユニット
14とシート背もたれ部12内部の空気通路18との連
通構成を示す。図9は第2送風ユニット14単体の構成
を示す正面図、図10は第2送風ユニット14単体の一
部断面上面図である。
には第1送風ユニット13搭載構造と共通しているの
で、以下、第2送風ユニット14特有の構成について主
に説明する。第2送風ユニット14は外形状が矩形状な
っている枠体状の送風ケーシング51を有している。こ
の送風ケーシング51内には、車両後方から前方側へ空
気を送風する軸流式の送風ファン52が回転可能に配置
される。
に枠体部53と、この枠体部53の中心部に位置する円
筒状のモータ支持部54と、このモータ支持部54と枠
体部53との間を連結する複数(図9の例では4個)の
スポーク部55と、送風ファン52の羽根52aの外周
先端端部の周りに位置する円筒状シュラウド部56とが
備えられ、これらの各部53〜56は樹脂により一体成
形されている。
シレスモータであり、円筒状のモータ支持部54の内周
部に嵌合固定される。矩形状の枠体部53の四隅部近傍
には取付穴58が開けてある。
ばね50に搭載するための取付ブラケット部材60(第
1送風ユニット13の取付ブラケット部材37に対応)
は樹脂、例えば、ポリブチレンテレフタレートにて成形
されたものであり、取付ブラケット部材60には送風ケ
ーシング51の矩形状の枠体部53に対応する矩形状の
枠体部61を有し、この枠体部61にシート内部への流
入ダクト部62を一体成形している。
車両上下方向には図8に示すように枠体部61と略同等
の高さを有し、これに反し、車両左右方向の幅寸法は図
10に示すように1/4程度に狭めた形状、すなわち、
縦長の長方形状になっている。流入ダクト部62の車両
前方側の先端部の外表面には前述の係止突起34aと同
様の抜け止め形状を持つ係止突起62aが一体成形され
ている。なお、図8、図10においては、取付ブラケッ
ト部材60のうち、流入ダクト部62のみ断面図示して
いる。
ラケット部材60の枠体部61との互いに対向する面に
は、前述の柔軟性部材36、38と同一材質からなる柔
軟性部材63、64が接着等により貼り付けてある。取
付ブラケット部材60の枠体部61には送風ケーシング
51の枠体部53の取付穴58と対応する部位に同様に
取付穴(図示せず)が開けてある。
図8により概略説明すると、表皮部材19の裏側に前述
のカバーパット部25と同様の樹脂材からなるカバーパ
ット部65、および前述のクッション部材27と同様の
樹脂弾性材からなるクッション部材66が配置してあ
る。そして、クッション部材66よりも車両後方側の部
位(表皮部材19と反対側の部位)に、ばね鋼材からな
る断面円形のワイヤー状シートばね50が車両左右方向
(水平方向)に延びるように配置されている。
0の左右両端部は表皮部材16の裏側にて上下方向に延
びるように配置される金属製のシートバックフレーム6
7に連結され、支持される。更に、左右のシートバック
フレーム67の中間位置にも金属製の中間フレーム68
が上下方向に延びるように配置される。この中間フレー
ム68はパイプ部材であり、ワイヤー状シートばね50
を挿通する小穴が上下方向複数開けてある。従って、ワ
イヤー状シートばね50の車両左右方向の中間部位を中
間フレーム68により支持できる。
よび中間フレーム68の上下両端部は車両左右方向に延
びる図示しないフレーム部材により一体に連結される。
このシートバックフレーム67および中間フレーム68
を含むフレーム部材全体は、表皮部材19の裏側(内
側)にて枠体状の形状で配置され、シート背もたれ部1
2の形態を保持する強度(骨格)部材の役割を果たす。
にワイヤー状のシートばね50を配置するとともに、こ
のシートばね50を、強度部材であるシートバックフレ
ーム67および中間フレーム68により支持することに
より、乗員の上半身から車両後方側への押圧力がシート
背もたれ部12に作用しても、クッション部材66等を
シートばね50により変位可能に弾性的に支持すること
ができる。
送風ケーシング51の枠体部53の柔軟性部材63と、
取付ブラケット部材60の枠体部61の柔軟性部材64
との間に、ワイヤ状シートばね50を挟み込む。本例で
は車両左右方向に延びる3本のワイヤ状シートばね50
を上記両柔軟性部材63、64の間に挟み込む。また、
このとき、シートばね50が挿通されている中間フレー
ム68も同時に上記両柔軟性部材63、64の間に挟み
込む。
四隅部近傍の取付穴58、および取付ブラケット部材6
0の枠体部61の四隅部近傍の取付穴(図示せず)にボ
ルト(図示せず)を通して、送風ケーシング51と取付
ブラケット部材60とを一体に締結する。これにより、
第2送風ユニット14全体がワイヤ状シートばね50に
より車両前後方向に変位可能に支持される。上記両柔軟
性部材63、64はシートばね50の歪みを吸収して第
2送風ユニット14の振動を抑制する作用、および風洩
れ防止の作用を果たす。
された流入ダクト部62と、シート背もたれ部12内部
の空気通路18(図1)との具体的連通構成を図8によ
り説明すると、クッション部材66にはその厚さ方向
(車両前後方向)に貫通する連通穴70が開けてある。
この連通穴70はクッション部材66の車両上下方向の
中央部付近に位置している。
両前方側の先端部の係止突起62a部分が圧入固定さ
れ、この圧入固定により連通穴70と流入ダクト部62
との間の風洩れを同時に防止する。また、係止突起62
aの抜け止め形状により流入ダクト部62をクッション
部材66に対して確実に抜け止め固定できる。なお、前
述の流入ダクト部34のシール用パッキン材34bと同
様のシール用パッキン材を流入ダクト部62の外表面に
設けて、流入ダクト部62と連通穴70との圧入嵌合部
における風洩れをより確実に防止するようにしてもよ
い。
0の枠体部61の端面から車両前方側に所定寸法N(例
えば10〜15mm程度)突出しているが、クッション
部材66の車両前後方向の厚みMは例えば40mm程度
であり、流入ダクト部62の車両前方側への突出寸法N
よりも十分大きくしてあるので、シート背もたれ部12
への乗員背中の接触フィーリングが流入ダクト部62の
突出により悪化することはない。
の面(表皮部材側の面)には連通穴70と連通する配風
溝71が形成してある。この配風溝71はシート背もた
れ部12の乗員当たり面の広い範囲に連通穴70からの
空調風を配風するためものであり、そのため、連通穴7
0の部位から配風溝71は車両上下方向に複数に分岐さ
れて延びるようになっている。
置するカバーパット部65には、配風溝71の形成部位
に配風溝71と連通する連通穴72が多数開けてある。
カバーパット部65の前方側に位置する表皮部材19に
は微小径(例えば、0.8〜1mm程度)の小穴を多数
開けて、図1の吹出開口部20を構成している。従っ
て、配風溝71内の空調風は連通穴72を通過して表皮
部材19の裏側に到達した後、表皮部材19の多数の吹
出開口部20から乗員の身体を包み込むように空調風を
吹き出す。
との間に電気ヒータ23が配置してあるので、冬期の暖
房時に電気ヒータ23に通電すると、表皮部材19を電
気ヒータ23により直接加熱できるとともに、表皮部材
19の裏側に到達した空調風を電気ヒータ23により加
熱して、その加熱後の空気(温風)を乗員の身体の周り
に吹き出すことができる。
と同様の材質であり、革製の場合は図1の吹出開口部2
0を構成する微小径(例えば、0.8〜1mm程度)の
小穴を多数開けるが、表皮部材19をファブリック(編
織物の総称)で構成する場合は穴開けの必要がない。ま
た、以上の説明から理解されるように、図1の空気通路
18は、具体的には、連通穴70、配風溝71および連
通穴72により構成される。
の通路構成を図11により説明すると、シート背もたれ
部12の背面側(車両後方側)においては、背面側表皮
部材19’と車両前方側へ湾曲したバックボード73と
の間に空間74が形成されており、第2送風ユニット1
4の送風ケーシング51の吸い込み側端部(図8、図1
0の右側端部)はこの空間74に連通している。そし
て、空間74はその下方開口部により空気吸入口75を
構成しており、この空気吸入口75がシート背もたれ部
12の背面側の車室内空間に連通している。
ータ57を作動させ、軸流式の送風ファン52を回転駆
動すると、車室内空気が下方開口部75から矢印fのよ
うに空間74内に流入し、この空間74から送風ケーシ
ング51内に吸い込まれる。更に、送風ファン52の送
風空気は取付ブラケット部材60の流入ダクト部62→
クッション部材66の連通穴70→配風溝71→カバー
パット部65の連通穴72を通過して表皮部材19の吹
出開口部20に到達し、ここから吹き出す。
12における乗員腰部の当たり位置を調節するランバー
サポート機構の調節ロッド76が配置されている。
果を説明する。
を支持するシートばね28、50の存在に着目して、こ
のシートばね28、50に第1、第2送風ユニット1
3、14を直接搭載しているから、シートばね28、5
0をそのまま取付手段として利用し、送風ユニット1
3、14をシート内部に搭載できる。従って、送風ユニ
ット13、14を簡単な構造にてシート内部に省スペー
スで搭載できる。
をシートばね28、50により変位可能に弾性的に支持
するから、第1、第2送風ユニット13、14がシート
ばね28、50の変位に連動して変位する。しかも、シ
ートばね28、50における、クッション部材27、6
6と反対側の部位に第1、第2送風ユニット13、14
を配置するから、クッション部材27、66の弾性的な
伸縮による衝撃吸収作用を良好に発揮できる。そのた
め、第1、第2送風ユニット13、14の搭載に起因す
るクッション部材27、66の衝撃吸収作用の悪化(異
物感)を抑制できる。
内部に搭載しても、座り心地を良好に維持できるととも
に、乗員の体重による衝撃が第1、第2送風ユニット1
3、14に加わることを回避でき、送風ユニット13、
14の衝撃破損を防止できる。
ッション部12において車両前後方向へ延びるシートば
ね28の自由状態(乗員座圧が加わっていない状態)の
位置を示し、そして、2点鎖線Bは体重120kg相当
の乗員がシートクッション部12に着座した場合におけ
るシートばね28の撓み状態、すなわち、最大撓み状態
の位置を示す。そして、実線Cは車室内床面側の障害物
の上面ラインを示す。
m程度の偏平な形態に構成することにより、シートばね
28の最大撓み状態Bにおいても、第1送風ユニット1
3の下面位置を障害物の上面ラインCよりも上側にとど
めることができ、第1送風ユニット13を十分保護でき
ることを確認している。
の送風ケーシング30、51側の柔軟性部材36、63
と、取付ブラケット部材37、60側の柔軟性部材3
8、64とによりシートばね28、50を挟み込んだ状
態で、第1、第2送風ユニット13、14をシートばね
28、50に搭載しているから、シートばね28、50
の歪みを柔軟性部材38、64の柔軟な変形により吸収
して、シートばね28、50の歪みが直接送風ケーシン
グ30、51側へ直接伝わることを阻止できる。これに
より、シートばね28、50の歪みに基づく送風ユニッ
ト13、14の振動を抑制できる。
図12の2点鎖線Bに示すように体重の重い乗員が着座
すると、シートばね28が大きく撓むので、シートばね
28と第1送風ユニット13との結合部をすべて、シー
トばね28の変位を規制した状態にて係止すると、シー
トばね28の大きな撓みによる応力が第1送風ユニット
13の取付ブラケット部材37と送風ケーシング30側
に加わって、第1送風ユニット13が破損する原因とな
る。
延びるシートばね28が乗員の着座により座圧を受ける
と、車両左右方向に広がりつつ、下方へ撓むと言う点に
着目して、取付ブラケット部材37において、第2係止
部37eは第1、第2ブリッジ部37a,37bの左右
の側面端部から上方へ折り曲げた後に左右外側へ突き出
すように成形している。
より下方へ変位するとき、シートばね28が車両左右方
向の外側へ矢印e(図6)に示すように取付ブラケット
部材37とは別に単独で変位することが可能となる。こ
れにより、シートばね28の大きな撓みによる応力が直
接、取付ブラケット部材37と送風ケーシング30側に
加わることを回避でき、第1送風ユニット13の破損を
未然に防止できる。
の作動により車室内の空調された室内空気をシート表皮
部材16、19の多数の吹出開口部17、20に送風
し、ここから乗員の身体を包み込むように空調風を吹き
出して、乗員に対して快適な空調感を付与できる。ま
た、冬期暖房時には、電気ヒータ22、23によりシー
ト表皮部材16、19を直接加熱するとともに、電気ヒ
ータ22、23により加熱された温風を吹き出すことが
でき、快適な暖房感を付与できる。
送風ユニット13の送風ケーシング30に、係止突起3
4aを有する流入ダクト部34を一体成形しているが、
第2実施形態では、図13に示すように、係止突起34
aを有する筒状部材34bを流入ダクト部34と別体で
成形している。この筒状部材34bの材質は樹脂が好適
であり、筒状部材34bを流入ダクト部34に対して軸
方向(車両上下方向)に変位可能に嵌合している。
クト部34の先端の内周に変位可能に嵌合している。筒
状部材34bの係止突起34a部分をクッション部材2
7にに設けた連通穴43内に圧入固定する。この際、係
止突起34aの抜け止め形状により筒状部材34bをク
ッション部材27に対して確実に抜け止め固定できる。
へ突き出す支持板部34cが一体成形してあり、この支
持板部34cの下側にシートばね28を配置している。
このため、筒状部材34bはクッション部材27ととも
にシートばね28により変位可能に弾性的に支持され
る。従って、乗員の座圧に応じて、筒状部材34bが流
入ダクト部34とは別にクッション部材27とともに下
方へ変位できる。
起34aを有する筒状部材34bに起因する異物感を解
消して、より一層、座り心地を向上できる。なお、シー
トばね28の代わりに筒状部材34b専用のばね(弾性
手段)を使用してもよい。
は、第1、第2送風ユニット13、14がいずれとも車
室内空気を吸入して、シート内部の空気通路15、18
に送風しているが、第1、第2送風ユニット13、14
の吸入口部を適宜の連結ダクトを介して室内空調ユニッ
ト21の空調風取出口に接続し、そして、室内空調ユニ
ット21内にて温度調整された空調風(冷風、温風)を
第1、第2送風ユニット13、14内に吸入して、シー
ト内部の空気通路15、18に送風するようにしてもよ
い。
30の上ケース30aの上面に複数の取付台座部35を
一体成形しているが、図4に示すように、取付台座部3
5に隣接して駆動用モータ32の取付ブラケット部材3
2cが配置されているから、このモータ取付ブラケット
部材32cに取付台座部35を一体に形成するようにし
てもよい。
部12における第2送風ユニット14の空気吸入通路と
して、空間74の下方部に空気吸入口75を設け、この
空気吸入口75から車室内空気を吸入するようにしてい
るが、バックボード73の裏側(背面側)において第2
送風ユニット14の近傍部位に、車室内空気を吸入する
グリル状の空気吸入口75を配置し、この空気吸入口7
5から車室内空気を第2送風ユニット14に直接吸入す
るようにしてもよい。
トばね28、50に送風ユニット13、14を搭載して
いるが、シートばね28、50とは別のばねを送風ユニ
ット13、14の専用の弾性手段としてシート内部に設
け、この専用のばねをシート強度部材により支持し、こ
の専用のばねに送風ユニット13、14を搭載するよう
にしてもよい。
ート搭載状態の概要を示す斜視図である。
気流れ形態を示す一部断面図である。
気流れ形態を具体的に示す一部断面図である。
る送風ユニットの搭載説明図である。
る送風ユニット単体の概要正面図である。
る送風ユニット単体の半断面正面図である。
送風ユニットの搭載説明図である。
送風ユニットの搭載構造の拡大断面図である。
送風ユニットの正面図である。
る送風ユニットの一部を断面した上面図である。
る送風ユニットの吸入側通路の説明図である。
ける送風ユニットおよびシートばねの変位説明図であ
る。
ける送風ユニットの流入ダクト部の部分断面図である。
…シート背もたれ部、13、14…送風ユニット、1
5、18…空気通路、16、19…表皮部材、17、2
0…吹出開口部、22、23…電気ヒータ、27、66
…クッション部材、28、50…シートばね(弾性部
材)、30、51…送風ケーシング、31、52…送風
ファン、37、60…取付ブラケット部材。
Claims (14)
- 【請求項1】 車両用シート(10)の内部に搭載され
る車両用シート空調装置であって、 乗員の当たり面をなす表皮部材(16、19)の裏側に
弾性部材(28、50)を配置し、 前記弾性部材(28、50)のうち前記表皮部材(1
6、19)と反対側の部位に、空調風を送風する送風ユ
ニット(13、14)を配置し、前記弾性部材(28、
50)により前記送風ユニット(13、14)を変位可
能に支持することを特徴とする車両用シート空調装置。 - 【請求項2】 前記車両用シート(10)は前記表皮部
材(16、19)の裏側に配置されるクッション部材
(27、66)を有しており、 前記弾性部材(28、50)は、前記クッション部材
(27、66)のうち前記表皮部材(16、19)と反
対側の部位に配置され前記クッション部材(27、6
6)を弾性的に支持するものであることを特徴とする請
求項1に記載の車両用シート空調装置。 - 【請求項3】 乗員の当たり面をなす表皮部材(16、
19)の裏側に、クッション部材(27、66)および
前記クッション部材(27、66)を弾性的に支持する
弾性部材(28、50)を配置する車両用シート(1
0)の内部に搭載される車両用シート空調装置であっ
て、 前記表皮部材(16、19)の裏側において空調風を送
風する送風ユニット(13、14)を前記弾性部材(2
8、50)により直接変位可能に支持することを特徴と
する車両用シート空調装置。 - 【請求項4】 前記クッション部材(27、66)のう
ち前記表皮部材(16、19)と反対側の部位に前記弾
性部材(28、50)を配置し、 前記弾性部材(28、50)のうち前記クッション部材
(27、66)と反対側の部位に前記送風ユニット(1
3、14)を配置することを特徴とする請求項3に記載
の車両用シート空調装置。 - 【請求項5】 前記送風ユニット(13、14)は、送
風ファン(31、52)と、前記送風ファン(31、5
2)を収容し、回転可能に支持する送風ケーシング(3
0、51)と、前記送風ケーシング(30、51)とは
別体の取付ブラケット部材(37、60)とを有し、 前記送風ケーシング(30、51)側の部材(35、5
3)と前記取付ブラケット部材(37、60)との間に
前記弾性部材(28、50)を挟み込むようにして、前
記送風ユニット(13、14)を前記弾性部材(28、
50)に一体に連結することを特徴とする請求項1ない
し4のいずれか1つに記載の車両用シート空調装置。 - 【請求項6】 前記送風ケーシング(30)に、前記送
風ファン(31)により送風される空調風を前記車両用
シート(10)内部の空気通路(15)に流入させる流
入ダクト部(34)を一体に設けることを特徴とする請
求項5に記載の車両用シート空調装置。 - 【請求項7】 前記取付ブラケット部材(60)に、前
記送風ファン(52)により送風される空調風を前記車
両用シート(10)内部の空気通路(18)に流入させ
る流入ダクト部(62)を一体に設けることを特徴とす
る請求項5に記載の車両用シート空調装置。 - 【請求項8】 前記弾性部材(28、50)はワイヤ状
であり、前記送風ケーシング(30、51)側の部材
(35、53)と取付ブラケット部材(37、60)と
の間に、前記ワイヤ状の弾性部材(28、50)の周囲
を包囲するように柔軟性部材(36、38、63、6
4)を配置したことを特徴とする請求項5ないし7のい
ずれか1つに記載の車両用シート空調装置。 - 【請求項9】 前記弾性部材(28)はワイヤ状であ
り、前記取付ブラケット部材(37)に、前記ワイヤ状
の弾性部材(28)の変位を規制した状態で前記ワイヤ
状の弾性部材(28)が係止される第1係止部(37
d)と、前記ワイヤ状の弾性部材(28)が変位可能に
係止される第2係止部(37e)とを備えることを特徴
とする請求項5ないし7のいずれか1つに記載の車両用
シート空調装置。 - 【請求項10】 前記空気通路(15、18)からの空
調風を吹き出す多数の吹出開口部(17、20)を前記
表皮部材(16、19)に形成することを特徴とする請
求項6または7に記載の車両用シート空調装置。 - 【請求項11】 前記表皮部材(16、19)の裏側に
電気ヒータ(22、23)を配置することを特徴とする
請求項1ないし10のいずれか1つに記載の車両用シー
ト空調装置。 - 【請求項12】 前記車両用シート(10)のうち、乗
員の尻部を支持するシートクッション部(11)と、乗
員の背中部を支持するシート背もたれ部(12)の双方
に、前記送風ユニット(13、14)を搭載することを
特徴とする請求項1ないし11のいずれか1つに記載の
車両用シート空調装置。 - 【請求項13】 乗員の当たり面をなす表皮部材(1
6、19)の裏側に、クッション部材(27、66)、
および前記クッション部材(27、66)を弾性的に支
持する弾性部材(28、50)を配置し、 前記表皮部材(16、19)の裏側において空調風を送
風する送風ユニット(13、14)を前記弾性部材(2
8、50)により直接変位可能に支持することを特徴と
する空調装置内蔵型車両用シート。 - 【請求項14】 前記クッション部材(27、66)の
うち前記表皮部材(16、19)と反対側の部位に前記
弾性部材(28、50)を配置し、 前記弾性部材(28、50)のうち前記クッション部材
(27、66)と反対側の部位に前記送風ユニット(1
3、14)を配置することを特徴とする請求項13に記
載の空調装置内蔵型車両用シート。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001367058A JP3861674B2 (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | 車両用シート空調装置および空調装置内蔵型車両用シート |
US10/303,386 US6736452B2 (en) | 2001-11-30 | 2002-11-25 | Air-conditioning unit for vehicle seat |
DE10255638A DE10255638B4 (de) | 2001-11-30 | 2002-11-28 | Klimatisierungseinheit für einen Fahrzeugsitz |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001367058A JP3861674B2 (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | 車両用シート空調装置および空調装置内蔵型車両用シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003165325A true JP2003165325A (ja) | 2003-06-10 |
JP3861674B2 JP3861674B2 (ja) | 2006-12-20 |
Family
ID=19176866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001367058A Expired - Fee Related JP3861674B2 (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | 車両用シート空調装置および空調装置内蔵型車両用シート |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6736452B2 (ja) |
JP (1) | JP3861674B2 (ja) |
DE (1) | DE10255638B4 (ja) |
Cited By (35)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005096892A1 (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Ts Tech Co., Ltd. | 車両用シート |
JP2005287538A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | T S Tec Kk | 車両用シート |
JP2005287536A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | T S Tec Kk | 車両用シート |
JP2006176059A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Denso Corp | 車両用シート空調装置 |
JP2007209397A (ja) * | 2006-02-07 | 2007-08-23 | Mitsubishi Motors Corp | 空調シート |
JP2008534189A (ja) * | 2005-04-04 | 2008-08-28 | ジョンソン・コントロールズ・ゲー・エム・ベー・ハー | 椅子張り要素及びその生産方法 |
US7857395B2 (en) | 2007-10-11 | 2010-12-28 | Ts Tech Co., Ltd. | Seat, seat cushion and backrest thereof |
WO2013088669A1 (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-20 | 株式会社デンソー | 車両用シート装置 |
JP2013124000A (ja) * | 2011-12-14 | 2013-06-24 | Denso Corp | 車両用シート装置 |
KR101465513B1 (ko) * | 2012-12-31 | 2014-12-03 | 갑을오토텍(주) | 차량용 통풍 블로어 |
JP2014223836A (ja) * | 2013-05-15 | 2014-12-04 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | シート空調用の送風機およびその送風機を備えたシート |
KR101488179B1 (ko) * | 2013-10-31 | 2015-01-30 | 대원강업주식회사 | 차량용 통풍시트 |
JP2015204666A (ja) * | 2014-04-11 | 2015-11-16 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用モータ駆動装置および車両用シート |
JP2015209062A (ja) * | 2014-04-25 | 2015-11-24 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
JP2016132438A (ja) * | 2015-01-22 | 2016-07-25 | 本田技研工業株式会社 | シート及びシート部品 |
WO2016129575A1 (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 株式会社タチエス | 車両用シート |
JP2016147615A (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 株式会社タチエス | 車両用シート |
JP2016147610A (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | テイ・エス テック株式会社 | シート |
JP2016147616A (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 株式会社タチエス | 車両用シート |
JP2016153266A (ja) * | 2015-02-20 | 2016-08-25 | 株式会社タチエス | 車両用シート |
JP6309130B1 (ja) * | 2017-03-24 | 2018-04-11 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
JP2018062303A (ja) * | 2016-10-14 | 2018-04-19 | トヨタ紡織株式会社 | 空調装置 |
JP2018162058A (ja) * | 2018-03-13 | 2018-10-18 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
JP2019000627A (ja) * | 2017-06-14 | 2019-01-10 | ジェンサーム ゲーエムベーハー | 分配部材を含む送風機接続アセンブリを有するコンディショニングシステム及び取付け方法 |
JP2019163062A (ja) * | 2014-04-11 | 2019-09-26 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
US10433647B2 (en) | 2016-09-15 | 2019-10-08 | Tachi-S Co., Ltd. | Vehicle seat |
US10538212B2 (en) | 2017-03-24 | 2020-01-21 | Ts Tech Co., Ltd. | Vehicle seat |
US10654385B2 (en) | 2017-03-24 | 2020-05-19 | Ts Tech Co., Ltd. | Vehicle seat |
JP2020090175A (ja) * | 2018-12-05 | 2020-06-11 | 株式会社タチエス | 乗物用シート |
JP2020147171A (ja) * | 2019-03-13 | 2020-09-17 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用シート装置 |
US10814752B2 (en) | 2018-06-11 | 2020-10-27 | Tachi-S Co., Ltd. | Vehicle seat |
CN113163950A (zh) * | 2018-11-26 | 2021-07-23 | 提爱思科技股份有限公司 | 座椅旋转装置 |
US11247589B2 (en) | 2018-12-19 | 2022-02-15 | Tachi-S Co., Ltd. | Vehicle seat |
US11458800B2 (en) | 2018-03-20 | 2022-10-04 | Tachi-S Co., Ltd. | Vehicular seat |
JP7461786B2 (ja) | 2020-04-09 | 2024-04-04 | 株式会社タチエス | 車両用シートの製造方法 |
Families Citing this family (134)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20030111877A1 (en) * | 2001-12-19 | 2003-06-19 | Collins Andrew Anderson | Cool hot hair dryer |
JP3835329B2 (ja) * | 2002-03-28 | 2006-10-18 | 株式会社デンソー | 車両用シート空調装置 |
US6893086B2 (en) * | 2002-07-03 | 2005-05-17 | W.E.T. Automotive Systems Ltd. | Automotive vehicle seat insert |
US6857697B2 (en) * | 2002-08-29 | 2005-02-22 | W.E.T. Automotive Systems Ag | Automotive vehicle seating comfort system |
DE10259648B4 (de) * | 2002-12-18 | 2006-01-26 | W.E.T. Automotive Systems Ag | Klimatisierter Sitz und Klimatisierungseinrichtung für einen ventilierten Sitz |
DE112004000881D2 (de) * | 2003-03-17 | 2006-02-09 | Wet Automotive Systems Ag | Klimatisierungsvorrichtung für einen Fahrgastraum eines Fahrzeuges |
US7356912B2 (en) * | 2003-09-25 | 2008-04-15 | W.E.T. Automotive Systems, Ltd. | Method for ventilating a seat |
US7274007B2 (en) | 2003-09-25 | 2007-09-25 | W.E.T. Automotive Systems Ltd. | Control system for operating automotive vehicle components |
EP1675747B2 (en) | 2003-10-17 | 2017-03-29 | W.E.T. Automotive Systems Ag | Automotive vehicle seat insert |
US7370911B2 (en) * | 2003-10-17 | 2008-05-13 | W.E.T. Automotive Systems, Ag | Automotive vehicle seat insert |
US7425034B2 (en) * | 2003-10-17 | 2008-09-16 | W.E.T. Automotive Systems Ag | Automotive vehicle seat having a comfort system |
US20050087325A1 (en) * | 2003-10-27 | 2005-04-28 | Tim Roland | Air conditioning apparatus for rear seat arrangement |
US7461892B2 (en) | 2003-12-01 | 2008-12-09 | W.E.T. Automotive Systems, A.C. | Valve layer for a seat |
US20050200166A1 (en) * | 2004-03-09 | 2005-09-15 | Ki-Yeong Noh | Vehicle seat with cooling/heating device |
JP2005287532A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | T S Tec Kk | 車両用シート |
US7828050B2 (en) * | 2004-09-02 | 2010-11-09 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle seat air-conditioner and vehicle temperature controller |
US20060131937A1 (en) * | 2004-12-17 | 2006-06-22 | Pullmaflex-Benelux Nv, A Belgium Corporation Airport Kortijk | Double convolution support system |
WO2006086320A1 (en) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | L & P Property Management Company | Heat, cool, and ventilate system for automotive applications |
WO2006124835A1 (en) * | 2005-05-16 | 2006-11-23 | Amerigon, Inc. | Ventilated headrest |
JP3901198B2 (ja) * | 2005-06-27 | 2007-04-04 | 株式会社デンソー | シート空調装置 |
US7478869B2 (en) | 2005-08-19 | 2009-01-20 | W.E.T. Automotive Systems, Ag | Automotive vehicle seat insert |
US20070200398A1 (en) * | 2006-02-28 | 2007-08-30 | Scott Richard Wolas | Climate controlled seat |
US7607739B2 (en) * | 2006-05-08 | 2009-10-27 | Lear Corporation | Air routing system and method for use with a vehicle seat |
US20080036254A1 (en) * | 2006-08-11 | 2008-02-14 | Roseann Clarke | Stretch wing chair cover |
KR100778593B1 (ko) * | 2006-10-25 | 2007-11-22 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 냉난방 통풍시트의 열전소자 장착구조 |
EP1918138B1 (de) * | 2006-11-06 | 2009-05-20 | Eberspächer catem GmbH & Co. KG | Gebläsemodul für einen Fahrzeugsitz und Kraftfahrzeugsitz mit Geräuschisolierung |
US20080164733A1 (en) * | 2007-01-08 | 2008-07-10 | Giffin Steven C | Clamp for climate control device |
JP5251018B2 (ja) * | 2007-07-04 | 2013-07-31 | トヨタ紡織株式会社 | 通気性クッション及びその製造方法 |
JP5188884B2 (ja) * | 2008-06-03 | 2013-04-24 | トヨタ紡織株式会社 | 車両用シート |
US7905545B2 (en) * | 2008-09-12 | 2011-03-15 | Lear Corporation | Vehicle seat assembly having a mounting member to mount an electric component |
DE202009017046U1 (de) | 2008-12-21 | 2010-05-12 | W.E.T. Automotive Systems Ag | Belüftungseinrichtung |
JP5556156B2 (ja) * | 2009-12-08 | 2014-07-23 | トヨタ紡織株式会社 | 車両用シート |
WO2011083579A1 (ja) * | 2010-01-08 | 2011-07-14 | ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社 | レーシング用バケットシート及びそれを備えたレーシング用クーリングシステム |
US8235461B2 (en) * | 2010-01-21 | 2012-08-07 | Cohen Elie | Ventilated seat using shock absorbing material |
JP5381834B2 (ja) * | 2010-03-17 | 2014-01-08 | 株式会社デンソー | 車両用シート空調装置 |
DE102011114933B9 (de) | 2011-10-06 | 2019-03-07 | I.G. Bauerhin Gmbh | "Sitzgestell für einen Fahrzeugsitz" |
DE202011107805U1 (de) | 2011-10-06 | 2013-02-19 | I.G. Bauerhin Gmbh | Sitzgestell für einen Fahrzeugsitz |
ITGE20120068A1 (it) * | 2012-07-10 | 2014-01-11 | Marco Primo | Apparato di seduta per sedili |
DE112013006322B4 (de) * | 2012-12-31 | 2022-04-21 | Kbautotech Co., Ltd. | Belüfteter Fahrzeugsitz mit einem Kanal |
US9016784B2 (en) | 2013-01-24 | 2015-04-28 | Ford Global Technologies, Llc | Thin seat leg support system and suspension |
US9399418B2 (en) | 2013-01-24 | 2016-07-26 | Ford Global Technologies, Llc | Independent cushion extension and thigh support |
US9126508B2 (en) | 2013-01-24 | 2015-09-08 | Ford Global Technologies, Llc | Upper seatback pivot system |
US9016783B2 (en) | 2013-01-24 | 2015-04-28 | Ford Global Technologies, Llc | Thin seat flex rest composite cushion extension |
US9415713B2 (en) | 2013-01-24 | 2016-08-16 | Ford Global Technologies, Llc | Flexible seatback system |
US9096157B2 (en) | 2013-01-24 | 2015-08-04 | Ford Global Technologies, Llc | Seating assembly with air distribution system |
US8727374B1 (en) | 2013-01-24 | 2014-05-20 | Ford Global Technologies, Llc | Vehicle seatback with side airbag deployment |
US9126504B2 (en) | 2013-01-24 | 2015-09-08 | Ford Global Technologies, Llc | Integrated thin flex composite headrest assembly |
US9216677B2 (en) | 2013-01-24 | 2015-12-22 | Ford Global Technologies, Llc | Quick-connect trim carrier attachment |
US9902293B2 (en) | 2013-01-24 | 2018-02-27 | Ford Global Technologies, Llc | Independent cushion extension with optimized leg-splay angle |
US9061616B2 (en) | 2013-01-24 | 2015-06-23 | Ford Global Technologies, Llc | Articulating headrest assembly |
US9409504B2 (en) | 2013-01-24 | 2016-08-09 | Ford Global Technologies, Llc | Flexible seatback system |
US9193284B2 (en) | 2013-06-11 | 2015-11-24 | Ford Global Technologies, Llc | Articulating cushion bolster for ingress/egress |
DE102013011501B4 (de) * | 2013-07-10 | 2017-12-21 | Faurecia Autositze Gmbh | Kraftfahrzeugsitz |
JP6279246B2 (ja) * | 2013-08-06 | 2018-02-14 | 大東電機工業株式会社 | マッサージ機 |
US9527418B2 (en) | 2013-09-12 | 2016-12-27 | Ford Global Technologies, Llc | Semi rigid push/pull vented envelope system |
US8905431B1 (en) | 2013-09-24 | 2014-12-09 | Ford Global Technologies, Llc | Side airbag assembly for a vehicle seat |
US9187019B2 (en) | 2013-10-17 | 2015-11-17 | Ford Global Technologies, Llc | Thigh support for customer accommodation seat |
US9505322B2 (en) | 2013-10-25 | 2016-11-29 | Ford Global Technologies, Llc | Manual lumbar pump assembly |
US9566884B2 (en) | 2013-11-11 | 2017-02-14 | Ford Global Technologies, Llc | Powered head restraint electrical connector |
US9315130B2 (en) | 2013-11-11 | 2016-04-19 | Ford Global Technologies, Llc | Articulating head restraint |
US9365143B2 (en) | 2013-12-12 | 2016-06-14 | Ford Global Technologies, Llc | Rear seat modular cushion |
US9315131B2 (en) | 2014-01-23 | 2016-04-19 | Ford Global Technologies, Llc | Suspension seat back and cushion system having an inner suspension panel |
US9649963B2 (en) | 2014-03-04 | 2017-05-16 | Ford Global Technologies, Pllc | Trim and foam assembly for a vehicle seat |
US9527419B2 (en) | 2014-03-31 | 2016-12-27 | Ford Global Technologies, Llc | Vehicle seating assembly with manual cushion tilt |
US9302643B2 (en) | 2014-04-02 | 2016-04-05 | Ford Global Technologies, Llc | Vehicle seating assembly with side airbag deployment |
US9421894B2 (en) | 2014-04-02 | 2016-08-23 | Ford Global Technologies, Llc | Vehicle seating assembly with manual independent thigh supports |
US9694741B2 (en) | 2014-08-25 | 2017-07-04 | Ford Global Technologies, Llc | Ambient functional lighting of a seat |
US10471874B2 (en) | 2014-09-02 | 2019-11-12 | Ford Global Technologies, Llc | Massage bladder matrix |
US9789790B2 (en) | 2014-10-03 | 2017-10-17 | Ford Global Technologies, Llc | Tuned flexible support member and flexible suspension features for comfort carriers |
US9333882B2 (en) | 2014-10-03 | 2016-05-10 | Ford Global Technologies, Llc | Manual upper seatback support |
US9776533B2 (en) | 2014-10-03 | 2017-10-03 | Ford Global Technologies, Llc | Torsion bar upper seatback support assembly |
US9771003B2 (en) | 2014-10-29 | 2017-09-26 | Ford Global Technologies, Llc | Apparatus for customizing a vehicle seat for an occupant |
US9340131B1 (en) | 2014-11-06 | 2016-05-17 | Ford Global Technologies, Llc | Head restraint with a multi-cell bladder assembly |
US9517777B2 (en) | 2014-11-06 | 2016-12-13 | Ford Global Technologies, Llc | Lane departure feedback system |
US10065570B2 (en) | 2014-12-10 | 2018-09-04 | Ford Global Technologies, Llc | Electronic device holder for a vehicle seat |
US9593642B2 (en) | 2014-12-19 | 2017-03-14 | Ford Global Technologies, Llc | Composite cam carrier |
US9663000B2 (en) | 2015-01-16 | 2017-05-30 | Ford Global Technologies, Llc | Vehicle seat configured to improve access |
US9365142B1 (en) | 2015-01-20 | 2016-06-14 | Ford Global Technologies, Llc | Manual independent thigh extensions |
US9707877B2 (en) | 2015-01-20 | 2017-07-18 | Ford Global Technologies, Llc | Independent thigh extension and support trim carrier |
CN107206924B (zh) * | 2015-02-16 | 2019-05-31 | 株式会社电装 | 送风单元 |
US9566930B2 (en) | 2015-03-02 | 2017-02-14 | Ford Global Technologies, Llc | Vehicle seat assembly with side-impact airbag deployment mechanism |
JP6480215B2 (ja) * | 2015-03-06 | 2019-03-06 | 株式会社タチエス | 車両用シート |
KR101729226B1 (ko) * | 2015-04-17 | 2017-05-04 | 씨제이포디플렉스 주식회사 | 특수효과 의자 및 이를 포함하는 시스템 |
US9802535B2 (en) | 2015-04-27 | 2017-10-31 | Ford Global Technologies, Llc | Seat having ambient lighting |
DE112015006720B4 (de) | 2015-07-21 | 2023-08-24 | Gentherm Automotive Systems (China) Ltd. | Verbinder für eine klimatisierungsvorrichtung und klimatisierungsvorrichtung |
US10046682B2 (en) | 2015-08-03 | 2018-08-14 | Ford Global Technologies, Llc | Back cushion module for a vehicle seating assembly |
US9718387B2 (en) | 2015-08-03 | 2017-08-01 | Ford Global Technologies, Llc | Seat cushion module for a vehicle seating assembly |
US9688174B2 (en) | 2015-08-07 | 2017-06-27 | Ford Global Technologies, Llc | Multi-cell seat cushion assembly |
US9573528B1 (en) | 2015-08-25 | 2017-02-21 | Ford Global Technologies, Llc | Integrated seatback storage |
KR101745139B1 (ko) * | 2015-09-21 | 2017-06-08 | 현대자동차주식회사 | 공조기 연동 시트 장치 |
US9616776B1 (en) | 2015-11-16 | 2017-04-11 | Ford Global Technologies, Llc | Integrated power thigh extender |
US9809131B2 (en) | 2015-12-04 | 2017-11-07 | Ford Global Technologies, Llc | Anthropomorphic pivotable upper seatback support |
US9931999B2 (en) | 2015-12-17 | 2018-04-03 | Ford Global Technologies, Llc | Back panel lower clip anchorage features for dynamic events |
US10093214B2 (en) | 2016-01-14 | 2018-10-09 | Ford Global Technologies, Llc | Mechanical manual leg tilt |
US9914421B2 (en) | 2016-01-15 | 2018-03-13 | Ford Global Technologies, Llc | Seatback flexible slip plane joint for side air bag deployment |
US10052990B2 (en) | 2016-01-25 | 2018-08-21 | Ford Global Technologies, Llc | Extended seatback module head restraint attachment |
US10035442B2 (en) | 2016-01-25 | 2018-07-31 | Ford Global Technologies, Llc | Adjustable upper seatback module |
US9776543B2 (en) | 2016-01-25 | 2017-10-03 | Ford Global Technologies, Llc | Integrated independent thigh supports |
US9756408B2 (en) | 2016-01-25 | 2017-09-05 | Ford Global Technologies, Llc | Integrated sound system |
US10046681B2 (en) | 2016-04-12 | 2018-08-14 | Ford Global Technologies, Llc | Articulating mechanical thigh extension composite trim payout linkage system |
US9849817B2 (en) | 2016-03-16 | 2017-12-26 | Ford Global Technologies, Llc | Composite seat structure |
US10286818B2 (en) | 2016-03-16 | 2019-05-14 | Ford Global Technologies, Llc | Dual suspension seating assembly |
US9994135B2 (en) | 2016-03-30 | 2018-06-12 | Ford Global Technologies, Llc | Independent cushion thigh support |
US10220737B2 (en) | 2016-04-01 | 2019-03-05 | Ford Global Technologies, Llc | Kinematic back panel |
US9889773B2 (en) | 2016-04-04 | 2018-02-13 | Ford Global Technologies, Llc | Anthropomorphic upper seatback |
US10081279B2 (en) | 2016-04-12 | 2018-09-25 | Ford Global Technologies, Llc | Articulating thigh extension trim tensioning slider mechanism |
US9802512B1 (en) | 2016-04-12 | 2017-10-31 | Ford Global Technologies, Llc | Torsion spring bushing |
US10625646B2 (en) | 2016-04-12 | 2020-04-21 | Ford Global Technologies, Llc | Articulating mechanical thigh extension composite trim payout linkage system |
US9789796B1 (en) * | 2016-04-13 | 2017-10-17 | GM Global Technology Operations LLC | Seat with a cylindrical ventilation fan |
US9845029B1 (en) | 2016-06-06 | 2017-12-19 | Ford Global Technologies, Llc | Passive conformal seat with hybrid air/liquid cells |
US9834166B1 (en) | 2016-06-07 | 2017-12-05 | Ford Global Technologies, Llc | Side airbag energy management system |
US9849856B1 (en) | 2016-06-07 | 2017-12-26 | Ford Global Technologies, Llc | Side airbag energy management system |
US10166895B2 (en) | 2016-06-09 | 2019-01-01 | Ford Global Technologies, Llc | Seatback comfort carrier |
US10377279B2 (en) | 2016-06-09 | 2019-08-13 | Ford Global Technologies, Llc | Integrated decking arm support feature |
US10286824B2 (en) | 2016-08-24 | 2019-05-14 | Ford Global Technologies, Llc | Spreader plate load distribution |
US10279714B2 (en) | 2016-08-26 | 2019-05-07 | Ford Global Technologies, Llc | Seating assembly with climate control features |
US10239431B2 (en) | 2016-09-02 | 2019-03-26 | Ford Global Technologies, Llc | Cross-tube attachment hook features for modular assembly and support |
US10391910B2 (en) | 2016-09-02 | 2019-08-27 | Ford Global Technologies, Llc | Modular assembly cross-tube attachment tab designs and functions |
DE202016005441U1 (de) * | 2016-09-07 | 2017-12-08 | l. G. Bauerhin GmbH | Fahrzeugsitz |
US9914378B1 (en) | 2016-12-16 | 2018-03-13 | Ford Global Technologies, Llc | Decorative and functional upper seatback closeout assembly |
KR101990108B1 (ko) * | 2017-03-17 | 2019-06-18 | 주식회사 아모텍 | 쿨링 팬 및 이를 구비한 시트 쿨링장치 |
US10596936B2 (en) | 2017-05-04 | 2020-03-24 | Ford Global Technologies, Llc | Self-retaining elastic strap for vent blower attachment to a back carrier |
JP7152672B2 (ja) * | 2017-05-23 | 2022-10-13 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
US20210362634A1 (en) * | 2017-07-14 | 2021-11-25 | Magna Seating Inc | Duct attachment molded within a foam pad |
US10479243B2 (en) | 2017-12-05 | 2019-11-19 | Ford Global Technologies, Llc | Air channel thermocomfort foam pad |
WO2019126485A1 (en) | 2017-12-21 | 2019-06-27 | Polaris Industries Inc. | Rear suspension assembly for a vehicle |
US11260773B2 (en) * | 2018-01-09 | 2022-03-01 | Polaris Industries Inc. | Vehicle seating arrangements |
US10856664B2 (en) * | 2018-03-30 | 2020-12-08 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Seat back and cushion ventilation assembly |
CN116442873A (zh) | 2018-07-17 | 2023-07-18 | 提爱思科技股份有限公司 | 车辆座椅 |
JP7044039B2 (ja) * | 2018-11-26 | 2022-03-30 | 株式会社デンソー | シート空調装置 |
US10974628B1 (en) | 2018-12-18 | 2021-04-13 | Joseph Patrick Mooney | Apparatus for providing a car seat with ventilation |
KR20210033817A (ko) * | 2019-09-19 | 2021-03-29 | 서울반도체 주식회사 | 덕트 모듈 및 덕트 모듈을 포함하는 차량용 시트 |
KR20210103617A (ko) * | 2020-02-13 | 2021-08-24 | 현대자동차주식회사 | 시트백 통풍 구조 |
US20220040504A1 (en) * | 2020-08-07 | 2022-02-10 | Ford Global Technologies, Llc | Electrical control systems for powered air-purifying respirators |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1232900B (it) * | 1989-08-04 | 1992-03-05 | Fiat Auto Spa | Sedile per veicoli con abitacolo climatizzato |
US5244300A (en) * | 1991-02-28 | 1993-09-14 | Lehigh University | Structural connector approximating a cone of elliptical cross-section |
US5487479A (en) * | 1992-11-23 | 1996-01-30 | The Manitowoc Company, Inc. | Method for nesting longitudinally divisible crane boom segments |
US5385382A (en) * | 1993-10-06 | 1995-01-31 | Ford Motor Company | Combination seat frame and ventilation apparatus |
SE504942C2 (sv) * | 1995-09-14 | 1997-06-02 | Walinov Ab | Anordning för ventilering av en fordonsstol |
US5692952A (en) * | 1996-02-01 | 1997-12-02 | Chih-Hung; Ling | Air-conditioned seat cushion |
US5860759A (en) * | 1996-08-12 | 1999-01-19 | Leicht; Frank | Connector for frame members |
JP3705395B2 (ja) * | 1997-04-22 | 2005-10-12 | 本田技研工業株式会社 | 自動車用シート構造 |
DE19830797B4 (de) * | 1997-07-14 | 2007-10-04 | Denso Corp., Kariya | Fahrzeugsitz-Klimaanlage |
DE29718853U1 (de) * | 1997-10-23 | 1998-01-08 | Faure Bertrand Sitztech Gmbh | Sitz für ein Kraftfahrzeug |
DE19805173C1 (de) * | 1998-02-10 | 1999-06-02 | Daimler Chrysler Ag | Fahrzeugsitz |
US6179706B1 (en) * | 1998-06-19 | 2001-01-30 | Denso Corporation | Seat air conditioner for vehicle |
US6193436B1 (en) * | 1998-12-03 | 2001-02-27 | Rand Display, Inc. | Locking system for supporting element |
DE19851209C1 (de) | 1998-12-09 | 2000-04-13 | Daimler Chrysler Ag | Rückenlehne für Fahrzeugsitze |
US6354759B1 (en) * | 1999-09-14 | 2002-03-12 | Frank Leicht | Connector for frame members |
US6474901B1 (en) * | 1999-12-28 | 2002-11-05 | Lee Thurston | Modular dovetail joint |
US6357959B1 (en) * | 2000-09-14 | 2002-03-19 | Ttx Company | Boltless connector |
DE10054009B4 (de) * | 2000-11-01 | 2005-01-05 | Daimlerchrysler Ag | Windschutzeinrichtung für einen offenen Kraftwagen |
US6786541B2 (en) * | 2001-01-05 | 2004-09-07 | Johnson Controls Technology Company | Air distribution system for ventilated seat |
-
2001
- 2001-11-30 JP JP2001367058A patent/JP3861674B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-11-25 US US10/303,386 patent/US6736452B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-11-28 DE DE10255638A patent/DE10255638B4/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (60)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4580672B2 (ja) * | 2004-03-31 | 2010-11-17 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用シート及び接続構造 |
JP2005287538A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | T S Tec Kk | 車両用シート |
JP2005287536A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | T S Tec Kk | 車両用シート |
WO2005096892A1 (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Ts Tech Co., Ltd. | 車両用シート |
US7322643B2 (en) | 2004-03-31 | 2008-01-29 | Ts Tech Co., Ltd. | Vehicle seat |
JP2006176059A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Denso Corp | 車両用シート空調装置 |
US7261372B2 (en) * | 2004-12-24 | 2007-08-28 | Denso Corporation | Seat air conditioner for vehicle |
JP4513555B2 (ja) * | 2004-12-24 | 2010-07-28 | 株式会社デンソー | 車両用シート空調装置 |
JP2008534189A (ja) * | 2005-04-04 | 2008-08-28 | ジョンソン・コントロールズ・ゲー・エム・ベー・ハー | 椅子張り要素及びその生産方法 |
JP2007209397A (ja) * | 2006-02-07 | 2007-08-23 | Mitsubishi Motors Corp | 空調シート |
US7857395B2 (en) | 2007-10-11 | 2010-12-28 | Ts Tech Co., Ltd. | Seat, seat cushion and backrest thereof |
JP2013124000A (ja) * | 2011-12-14 | 2013-06-24 | Denso Corp | 車両用シート装置 |
WO2013088669A1 (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-20 | 株式会社デンソー | 車両用シート装置 |
KR101465513B1 (ko) * | 2012-12-31 | 2014-12-03 | 갑을오토텍(주) | 차량용 통풍 블로어 |
JP2014223836A (ja) * | 2013-05-15 | 2014-12-04 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | シート空調用の送風機およびその送風機を備えたシート |
KR101488179B1 (ko) * | 2013-10-31 | 2015-01-30 | 대원강업주식회사 | 차량용 통풍시트 |
JP2015204666A (ja) * | 2014-04-11 | 2015-11-16 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用モータ駆動装置および車両用シート |
JP2019163062A (ja) * | 2014-04-11 | 2019-09-26 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
JP7460928B2 (ja) | 2014-04-11 | 2024-04-03 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
JP7185153B2 (ja) | 2014-04-11 | 2022-12-07 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
JP2021151862A (ja) * | 2014-04-11 | 2021-09-30 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
JP2015209062A (ja) * | 2014-04-25 | 2015-11-24 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
US9796307B2 (en) | 2014-04-25 | 2017-10-24 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Vehicle seat having a backrest with a fan and a lumber plate |
JP2016132438A (ja) * | 2015-01-22 | 2016-07-25 | 本田技研工業株式会社 | シート及びシート部品 |
WO2016129575A1 (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 株式会社タチエス | 車両用シート |
JP2016147615A (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 株式会社タチエス | 車両用シート |
JP2016147610A (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | テイ・エス テック株式会社 | シート |
JP2016147616A (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 株式会社タチエス | 車両用シート |
US10179525B2 (en) | 2015-02-13 | 2019-01-15 | Tachi-S Co., Ltd. | Vehicular seat |
JP2016153266A (ja) * | 2015-02-20 | 2016-08-25 | 株式会社タチエス | 車両用シート |
US10433647B2 (en) | 2016-09-15 | 2019-10-08 | Tachi-S Co., Ltd. | Vehicle seat |
JP2018062303A (ja) * | 2016-10-14 | 2018-04-19 | トヨタ紡織株式会社 | 空調装置 |
JP2018161915A (ja) * | 2017-03-24 | 2018-10-18 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
US10889217B2 (en) | 2017-03-24 | 2021-01-12 | Ts Tech Co., Ltd. | Vehicle seat |
WO2018173319A1 (ja) * | 2017-03-24 | 2018-09-27 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
US10532679B2 (en) | 2017-03-24 | 2020-01-14 | Ts Tech Co., Ltd. | Vehicle seat |
US10538212B2 (en) | 2017-03-24 | 2020-01-21 | Ts Tech Co., Ltd. | Vehicle seat |
US11370338B2 (en) | 2017-03-24 | 2022-06-28 | Ts Tech Co., Ltd. | Vehicle seat |
US10654385B2 (en) | 2017-03-24 | 2020-05-19 | Ts Tech Co., Ltd. | Vehicle seat |
CN110267848A (zh) * | 2017-03-24 | 2019-09-20 | 提爱思科技股份有限公司 | 交通工具用座椅 |
US11745679B2 (en) | 2017-03-24 | 2023-09-05 | Ts Tech Co., Ltd. | Vehicle seat |
JP6309130B1 (ja) * | 2017-03-24 | 2018-04-11 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
US11235719B2 (en) | 2017-03-24 | 2022-02-01 | Ts Tech Co., Ltd. | Vehicle seat |
US10857958B2 (en) | 2017-03-24 | 2020-12-08 | Ts Tech Co., Ltd. | Vehicle seat |
US10625643B2 (en) | 2017-06-14 | 2020-04-21 | Gentherm Gmbh | Conditioning system with blower attachment system and method of attachment |
US10710480B2 (en) | 2017-06-14 | 2020-07-14 | Gentherm Gmbh | Conditioning system with blower connection assembly including a distribution member and method of attachment |
JP2019000627A (ja) * | 2017-06-14 | 2019-01-10 | ジェンサーム ゲーエムベーハー | 分配部材を含む送風機接続アセンブリを有するコンディショニングシステム及び取付け方法 |
JP2018162058A (ja) * | 2018-03-13 | 2018-10-18 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
US11840123B2 (en) | 2018-03-20 | 2023-12-12 | Tachi-S Co., Ltd. | Vehicular seat |
US11458800B2 (en) | 2018-03-20 | 2022-10-04 | Tachi-S Co., Ltd. | Vehicular seat |
US10814752B2 (en) | 2018-06-11 | 2020-10-27 | Tachi-S Co., Ltd. | Vehicle seat |
CN113163950A (zh) * | 2018-11-26 | 2021-07-23 | 提爱思科技股份有限公司 | 座椅旋转装置 |
JP2020090175A (ja) * | 2018-12-05 | 2020-06-11 | 株式会社タチエス | 乗物用シート |
JP7122238B2 (ja) | 2018-12-05 | 2022-08-19 | 株式会社タチエス | 乗物用シート |
US11130428B2 (en) | 2018-12-05 | 2021-09-28 | Tachi-S Co., Ltd. | Vehicle seat having seat cushion of reduced thickness |
US11472321B2 (en) | 2018-12-19 | 2022-10-18 | Tachi-S Co., Ltd. | Vehicle seat |
US11247589B2 (en) | 2018-12-19 | 2022-02-15 | Tachi-S Co., Ltd. | Vehicle seat |
JP7448767B2 (ja) | 2019-03-13 | 2024-03-13 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用シート装置 |
JP2020147171A (ja) * | 2019-03-13 | 2020-09-17 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用シート装置 |
JP7461786B2 (ja) | 2020-04-09 | 2024-04-04 | 株式会社タチエス | 車両用シートの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6736452B2 (en) | 2004-05-18 |
DE10255638B4 (de) | 2010-11-11 |
DE10255638A1 (de) | 2003-06-12 |
JP3861674B2 (ja) | 2006-12-20 |
US20030102699A1 (en) | 2003-06-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003165325A (ja) | 車両用シート空調装置および空調装置内蔵型車両用シート | |
JP3379936B2 (ja) | 車両用シート | |
US6929322B2 (en) | Vehicle seat air conditioning system | |
US7147279B2 (en) | Modular comfort assembly for occupant support | |
JP4513555B2 (ja) | 車両用シート空調装置 | |
JP3786701B2 (ja) | 車両の椅子に通気する装置 | |
JP6167857B2 (ja) | 車両用シート空調装置 | |
US6848742B1 (en) | Seat air conditioning unit for vehicle and fan combination of blower units of the same | |
JP2004161137A (ja) | 車両用シート空調装置 | |
JP3395143B2 (ja) | 車両座席用背もたれ | |
EP0969751B1 (en) | A fan device contained in a ventilated vehicle chair | |
JP6321881B2 (ja) | ブロワが一体化された流体分配用インサート | |
JP2007126047A (ja) | 車両用シート空調装置 | |
JP2008525071A (ja) | 座席要素及び座席システム | |
WO2004020231A1 (ja) | 乗り物用シート | |
JP4158641B2 (ja) | 車両用シート空調装置 | |
CN116234719A (zh) | 带有主风扇的座垫-延伸部通风 | |
JP2002205529A (ja) | 車両用空調装置および空調装置の車両搭載構造 | |
JP2005029085A (ja) | 車両用シート空調装置 | |
JP5343503B2 (ja) | シートおよびシート空調装置 | |
JP2008273404A (ja) | シート空調装置 | |
JP6665807B2 (ja) | 車両用シート | |
JP4069726B2 (ja) | 車両用シート空調装置 | |
KR20210039008A (ko) | 효율을 높인 자동차용 통풍시트 | |
JP7452401B2 (ja) | シート空調装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060530 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060620 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060905 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060918 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3861674 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111006 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121006 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121006 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131006 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S802 | Written request for registration of partial abandonment of right |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |