JP2005029085A - 車両用シート空調装置 - Google Patents

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新治 青木
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Abstract

【課題】 送風ユニットの作動による振動が車両用シート側へ伝達することを抑制する。
【解決手段】 クッション部材27の下側に位置するシートばね部材28、28aの下側に送風ユニット13を、上側に取付ブラケット41を配置し、送風ユニット13のカバー部材34と取付ブラケット41との間に防振弾性部材42、43を介してシートばね部材28、28aを挟み込む。クッション部材27には取付ブラケット41の突起片41a〜41cが所定の空隙を介在して嵌合する凹部44〜46を形成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両用シート空調装置における送風ユニットの防振構造に関する。
本発明者は、車両用シートの表皮部材の微小な吹出開口部に向けて空調風を送風する送風ユニットをシートばね部材に搭載する車両用シート空調装置を特許文献1(図10〜図12参照)にて提案している。
この従来技術では、送風ユニットのケーシング部とこのケーシング部とは別体の取付ブラケットとの間に、フェルトを介してワイヤー状のシートばね部材を挟み込むことにより、送風ユニットをシートばね部材に搭載している。
特開2002−370517号公報
ところで、車両用シートにおいては、表皮部材の裏側にウレタン系の樹脂からなるクッション部材が配置され、このクッション部材の裏側に上記のワイヤー状のシートばね部材が配置され、クッション部材をシートばね部材により弾性的に支持するようになっている。従って、取付ブラケットはクッション部材とシートばね部材との間に配置されることになる。その際、上記従来技術では取付ブラケットがクッション部材に接触する配置を採用している(特許文献1の段落番号0057参照)。
上記従来技術について詳細に試作検討してみると、乗員の着座時には乗員の体重によりクッション部材に圧縮力が加わり、そして、クッション部材を経てシートばね部材周囲のフェルトにも圧縮力が加わって、フェルトのばね定数が上昇するという現象が起きる。この結果、フェルトによる防振作用(振動緩衝作用)が低下するので、送風ユニットの作動に起因する振動がクッション部材を経て乗員に伝わり、乗員に不快感を与える。
本発明は、上記点に鑑み、送風ユニットの作動による振動が車両用シート側へ伝達することを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、乗員の当たり面をなす表皮部材(16)の裏側にクッション部材(27)を配置し、前記クッション部材(27)の裏側にシートばね部材(28、28a)を配置し、前記クッション部材(27)を前記シートばね部材(28、28a)により弾性的に支持する車両用シート(10)の内部に搭載される車両用シート空調装置であって、
前記シートばね部材(28、28a)に対して前記クッション部材(27)と反対側の部位に送風ユニット(13)を配置し、前記送風ユニット(13)は前記クッション部材(27)内部の空気通路(15、15a)を通過して前記表皮部材(16)の吹出開口部(17)に向けて空調風を送風するようになっており、
前記シートばね部材(28、28a)に対して前記クッション部材(27)側の部位に取付ブラケット(41)を配置し、
前記取付ブラケット(41)と前記送風ユニット(13)側の固定部材(34)との間に防振弾性部材(42、43)を介して前記シートばね部材(28、28a)を挟み込むことにより前記送風ユニット(13)が前記シートばね部材(28、28a)に支持され、
前記取付ブラケット(41)には、前記防振弾性部材(42、43)を介して前記シートばね部材(28、28a)を押さえる突起片(41a〜41c)が前記クッション部材(27)側へ突き出すように形成され、
一方、前記クッション部材(27)には、前記突起片(41a〜41c)が所定の空隙を介在して嵌合する凹部(44〜47)が形成されていることを特徴としている。
これによると、取付ブラケット(41)の突起片(41a〜41c)をクッション部材(27)側へ突出させても、突起片(41a〜41c)がクッション部材(27)の凹部(44〜47)に所定の空隙を介在して嵌合するから、乗員の着座時にクッション部材(27)からの押圧力により防振弾性部材(42、43)が圧縮されることを防止できる。
これにより、防振弾性部材(42、43)のばね定数を防振作用にとって適切な状態に維持できる。また、取付ブラケット(41)とクッション部材(27)とが直接接触して、送風ユニット(13)の振動が取付ブラケット(41)からクッション部材(27)側へ直接伝達されることも防止できる。
以上の結果、送風ユニット(13)の作動による振動が車両用シート側へ伝達することを良好に抑制できる。
請求項2に記載の発明のように、請求項1において、具体的には、前記取付ブラケット(41)に前記突起片(41a〜41c)を複数箇所形成し、前記複数の突起片(41a〜41c)にそれぞれ対応して前記凹部(44〜46)を前記クッション部材(27)に複数箇所形成するようにしてよい。
また、請求項3に記載の発明のように、請求項1において、具体的には、前記取付ブラケット(41)に前記突起片(41a〜41c)を複数箇所形成し、前記凹部(47)は前記複数の突起片(41a〜41c)の全部が嵌合する1つの凹形状により形成してもよい。
請求項4に記載の発明のように、請求項1ないし3のいずれか1つにおいて、前記送風ユニット(13、14)に、送風ファン(31)と、前記送風ファン(31)を駆動するモータ(32)と、前記送風ファン(31)を回転可能に収容する送風ケーシング(30)とを備え、
前記送風ケーシング(30)の外側に前記モータ(32)の制御回路部(33)、および前記制御回路部(33)を覆うカバー部材(34)を配置し、前記固定部材を前記カバー部材(34)により構成するようにしてよい。
請求項5に記載の発明では、請求項1ないし4のいずれか1つにおいて、前記送風ケーシング(30)に、前記送風ファン(31)により送風される空調風を前記クッション部材(27)内部の空気通路(15)に流入させる吹出ダクト部(37)を一体に設けるとともに、
前記吹出ダクト部(37)を前記空気通路(15)の入口内に所定の空隙を介在して嵌合することを特徴としている。
これによると、送風ユニット(13)の振動が吹出ダクト部(37)からクッション部材(27)側へ直接伝達されることを防止できる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
図1は第1実施形態による車両用シート空調装置を搭載した車両用シート10の全体構成の概要を示すもので、この車両用シート10は具体的には運転席あるいは助手席のシートとして使用されるものである。
車両用シート10には、乗員の尻部を支持するシートクッション部11と、乗員の背中部を支持するシート背もたれ部(シートバック部)12が備えられている。シートクッション部11の内部およびシート背もたれ部12の内部にはそれぞれ、第1送風ユニット13、第2送風ユニット14が内蔵されている。
第1送風ユニット13はシートクッション部11の下方部に空気吸入口36(後述の図3参照)を配置し、この空気吸入口36から車室内空気を吸入し、そして、この吸入空気をシートクッション部11の内部の空気通路15を通してシートクッション部11の表皮部材16に送風し、この表皮部材16に開口している多数の小穴からなる吹出開口部17から空気(空調風)を矢印aのように乗員の身体に向けて吹き出すようになっている。
また、第2送風ユニット14も同様の空気送風機能を果たすものであり、シート背もたれ部12のうち下部側の部位に空気吸入口(図示せず)を配置し、この空気吸入口から車室内空気を吸入し、そして、シート背もたれ部12の内部の空気通路18、シート背もたれ部12の表皮部材19に設けた多数の小穴からなる吹出開口部20から空気(空調風)を矢印bのように乗員の身体に向けて吹き出すようになっている。
なお、室内空調ユニット部21は車室内前部の計器盤(インストルメントパネル、図示せず)内側等に設置され、この室内空調ユニット部21から吹き出す空調風により車室内が空調される。従って、第1、第2送風ユニット13、14は車室内の空調された空気を表皮部材16、19に向けて送風することができる。
また、シートクッション部11およびシート背もたれ部12において、各表皮部材16、19の裏側にそれぞれ電気ヒータ22、23が配置してある。この電気ヒータ22、23はワイヤー状の電気抵抗体から構成され、シートクッション部11およびシート背もたれ部12の乗員当たり面の広い範囲にわたって蛇行状に配置されている。従って、冬期の暖房時に電気ヒータ22、23に通電すると、電気ヒータ22、23により加熱された温風を表皮部材16、19の吹出開口部17、20から吹き出すことができる。
次に、シートクッション部11における第1送風ユニット13の具体的載構造を図2〜図7により説明する。図2は第1送風ユニット13の概略平面図で、図3は第1送風ユニット13の概略側面図で、車両後方側部分を断面図示している。図4は第1送風ユニット13とシートばね部材28、28aとの配置を示す概略平面図、図5は第1送風ユニット13とシートばね部材28、28aおよびクッション部材27との配置を示す概略側面図である。図6は図3および図4の前方側搭載支持部38の詳細断面図で、図2のA−A断面図に相当する。図7は取付ブラケット41単体の平面図である。なお、図2〜図7の前後上下左右の各矢印は車両搭載状態における方向を示す。
シートクッション部11は、図5に示すように表皮部材16の裏側(下側)にクッション部材27を配置し、このクッション部材27の裏側(下側)にシートばね部材28、28aを配置している。表皮部材16は通常、シート意匠を考慮して革またはファブリック(編織物の総称)で構成される。
クッション部材27は弾性変形可能な材料で構成され、その具体的材質は例えば、連続気泡型(連泡型)の発泡ポリウレタン等の弾性樹脂材である。このクッション部材27は、表皮部材16に比較して十分大きな厚み寸法が設定され、シートのクッション作用を主に発揮する部分である。
シートばね部材28、28aはばね鋼材からなる断面円形のワイヤー状の部材であり、このワイヤー状のシートばね部材28、28aはクッション部材27の直ぐ下方部に図4に示すように配置される。すなわち、本例では、複数本のシートばね部材28が車両前後方向にS状の屈折を繰り返すように配置される。なお、図4ではシートばね部材28を2本のみ図示しているが、実際はこの2本のシートばね部材28の左右外側にそれぞれ同形状の図示しないシートばね部材が1本ずつ配置されるので、シートばね部材28は合計4本配置される。
この4本のシートばね部材28の車両前後方向の中間部には別のシートばね部材28aが配置される。この別のシートばね部材28aは車両左右方向に延びる長方形の閉ループ形状になっている。ここで、シートばね部材28aの一部はシートばね部材28の車両左右方向に延びる部分と重合するようになっており、この重合部では両シートばね部材28、28aがかしめ等の手段により一体に連結されている。
シートばね部材28の車両前後方向の中間部では別のシートばね部材28aが重合するように配置され、両ばね部材28、28aが一体に連結されるので、両シートばね部材28、28aの組み合わせでばね定数(N/cm)を高めることができる。これにより、乗員着座時の体重によってシートばね部材28、28が過大に変形して車両左右方向に広がることを防止できる。
なお、シートばね部材28の前後方向の端部は図示しないシートクッションフレーム(図示せず)に連結され、支持される。このシートクッションフレームは金属製の剛体であり、クッション部材27の裏側(下側)に枠体状の形状で配置され、シートクッション部11の形態を保持する強度(骨格)部材の役割を果たす。これにより、クッション部材27等をシートばね部材28、28aにて変位可能に弾性的に支持することができる。
図3に示すように、第1送風ユニット13の送風ケーシング30は樹脂により上ケース30aと下ケース30bとに分割して成形され、この上下の両ケース30a、30bをねじ止め等により一体に締結するようになっている。送風ケーシング30は図2に示すように渦巻状のスクロールケーシングを構成するものであって、その内部には遠心式送風ファン31(図3)が回転可能に配置されている。
この遠心式送風ファン31は、多数のブレード31aを環状に配置し、この多数のブレード31aのうち空気吸入側部位(図3の下側部位)を環状のシュラウド部31bにより結合した形状になっている。更に、ブレード31aのうち、シュラウド部31bと反対側部位は、ブレード31aの内径方向に延びる円板状の支持板部31cにより一体に連結されている。
遠心式送風ファン31はブレード31a、シュラウド部31bおよび支持板部31cを樹脂にて一体に成形し、支持板部31cの中心穴部を駆動用モータ32の回転軸32aに回り止めして一体に連結している。
駆動用モータ32はアウターロータタイプの偏平ブラシレスモータであり、具体的には、ステータコイルを持つステータ部(図示せず)を中心部に配置し、このステータ部の外周側に磁石からなるロータ部32bを回転可能に配置し、このロータ部32bに回転軸32aを一体に結合している。
図3に示すように上ケース30aの上面に制御回路基板33が配置される。この制御回路基板33は樹脂等の電気絶縁材料により概略円形状に成形され、駆動用モータ32の作動を制御する制御回路部を構成する。
上ケース30aの中央部には円形の開口部30cが設けて、この開口部30cの内側にモータ32のロータ部32bおよびステータ部を挿入する。これにより、モータ32を制御回路基板33の下方に直接位置させることができ、そして、ステータ部のステータコイルを制御回路基板33の制御回路部に電気的に結線する。
この制御回路基板33の上側にはカバー部材34が積層配置されている。このカバー部材34は鉄、アルミニュウム等の金属で円形の皿形状(図2参照)にプレス成形され、円形状の制御回路基板33の上面を覆うものである。カバー部材34は図2に示す複数箇所(図示例は4箇所)のねじ止め締結部35にて上ケース30aに締め付け固定される。
また、モータ32の中心部に位置するステータ部は、制御回路基板33とともにカバー部材34の中心部付近に図2に示す複数箇所(図示例は3箇所)のねじ止め締結部35aにより締め付け固定される。これにより、遠心式送風ファン31および駆動用モータ32は、制御回路基板33とカバー部材34を介して上ケース30aに支持固定される。
下ケース30bの底面部の中心部に円形状の空気吸入口36(図3)が開口している。この空気吸入口36は、シートクッション部11下方の車室内床面近傍の空間に連通している。この空気吸入口36には車室内の床面近傍の塵埃を除去するフィルタ部材36aが配置されている。このフィルタ部材36aは例えば、ステンレス製の網状部材により構成できる。
送風ケーシング30の渦巻状の巻終わり部が空気吹出部であり、この空気吹出部は本例では図2に示すように車両前方側に向くように配置されている。この空気吹出部に吹出ダクト部37が形成されている。この吹出ダクト部37は図3、5に示すように空気吹出部の部位から斜め上方へ突き出す形状にて上下のケース30a、30bに一体に樹脂成形されている。
クッション部材27には、図5に示すように車両前後方向に延びる空気通路15(図1の空気通路15に相当)が形成され、この空気通路15の入口部に吹出ダクト部37の先端部が挿入される。ここで、吹出ダクト部37の全周と、空気通路15の入口部の内壁面との間に所定寸法の空隙を設定して、吹出ダクト部37の先端部が空気通路15の入口部の内壁面に直接接触しないようにしてある。
吹出ダクト部37の長手方向途中にパッキン受け部37a(図3、図5)を外方側へ突出するように形成し、このパッキン受け部37aとクッション部材27の空気通路15の入口部周縁の壁面との間でパッキン37bを図5のように弾性的に圧縮して、空気通路15の入口部における空気洩れを防止するようになっている。パッキン37bは樹脂発泡材のような弾性シール材にて吹出ダクト部37の外周側に嵌合する環状形状に形成されている。
クッション部材27において空気通路15の上方部には空気通路15を表皮部材16側に向かって連通させる連通開口15aが多数設けられている。従って、空気通路15内の空気は連通開口15aを通過して表皮部材16の吹出開口部17側へと流れるようになっている。
次に、第1送風ユニット13を前述のシートばね部材28、28aに搭載する構造を具体的に説明する。本実施形態では、図4に示すように、送風ケーシング30の上面部に3箇所の搭載支持部38、39、40を設定している。第1搭載支持部38は、第1送風ユニット13の中心部に位置するモータ回転軸32aの一方側、具体的には車両前方側に配置されている。これに対し、第2、第3搭載支持部39、40はモータ回転軸32aの他方側、具体的には車両後方側において左右対称位置に配置されている。
制御回路基板33の上側を覆うカバー部材34の上面部には、第1〜第3搭載支持部38、39、40に対応する部位にそれぞれ、上方へ突き出す台座部34a〜34c(図3、図6)が一体にプレス成形されている。第1搭載支持部38における台座部34aは、図6に示すようにシートばね部材28aの円形断面形状に対応した円弧状凹部を有する突出形状になっている。これに対し、第2、第3搭載支持部39、40における台座部34b、34cは図3に示すように平坦な門形の突出形状になっている。
第1〜第3搭載支持部38、39、40は、上記カバー部材34とこのカバー部材34上に積層配置される取付ブラケット41との組み合わせにより構成される。ここで、カバー部材34は送風ケーシング30とともにシートばね部材28、28aの下方、すなわち、シートばね部材28、28aに対してクッション部材27と反対側部位に配置される。
そして、取付ブラケット41はシートばね部材28、28aの上方、すなわち、シートばね部材28、28aに対してクッション部材27側部位に配置される。この取付ブラケット41は鉄系金属、アルミニウム合金等の金属からプレス成形された板状部材であり、取付ブラケット41単体の平面形状を図7に示す。
この取付ブラケット41には、台座部34a〜34cに対応する部位にそれぞれ上方(クッション部材27側)へクランク状の屈曲形状にて突き出すばね押さえ用突起片41a〜41cが一体成形されている。また、取付ブラケット41の外縁部に4箇所の取付足部41dを形成し、この4箇所の取付足部41dの部位にねじ止め締結部41eを設定して、この4箇所の取付足部41dを送風ケーシング30の上下のケース30a、30bの取付足部30dに共締め固定するようになっている。
また、取付ブラケット41において、車両左右方向の両側の外縁部に上方(クッション部材27側)へ突き出すようにストッパ片41fを曲げ成形してある。この左右両側のストッパ片41fは、図4に示すように左右のシートばね部材28の内側部位に近接して対向配置してある。
これにより、取付ブラケット41、ひいては送風ユニット13全体が車両左右方向に大きく位置ずれしようとする際には、ストッパ片41fがシートばね部材28と接触して、送風ユニット13全体の位置ずれを防ぐようになっている。
左右のシートばね部材28においてストッパ片41fに対向する部位(図4の斜線部)にはフエルトのような防振弾性部材280を装着してある。これにより、送風ユニット13の位置ずれ発生時にストッパ片41fとシートばね部材28とが直接接触することを防ぐようになっている。なお、防振弾性部材280をシートばね部材28でなく、ストッパ片41f側に装着してもよい。
また、クッション部材27の下端部付近にはストッパ片41fの先端部(上端部)を挿入する凹部27a(図3)が形成してある。ここで、ストッパ片41fを凹部27a内に所定の空隙を介して挿入できるように凹部27aの大きさを設定して、ストッパ片41fとクッション部材27とが直接接触することを防ぐようになっている。
ところで、取付ブラケット41における上記突起片41a〜41cのうち、台座部34aに対応する突起片41aでは、図3、図6、図7に示すように水平な頂部平坦面を形成し、この頂部平坦面の先端側に幅寸法を狭くして一段と下方へ折り曲げた係止部41a’を設けている。
これに対し、台座部34b、34cに対応する突起片41b、41cでは、図3、図7に示すように水平な頂部平坦面を形成し、この頂部平坦面の先端側に水平なまま幅寸法を狭くした係止部41b’、41c’を設けている。
カバー部材34の台座部34aと取付ブラケット41のばね押さえ用突起片41aとの間に、防振弾性部材42(図3、図6)を介在してシートばね部材28aを挟み込むようになっている。
同様に、カバー部材34の台座部34b、34cと取付ブラケット41のばね押さえ用突起片41b、41cとの間に、防振弾性部材43(図3)を介在してシートばね部材28を挟み込むようになっている。なお、図3では第2、第3搭載支持部39、40がラップして図示されるが、この第2、第3搭載支持部39、40は互いに同一構成であり、防振弾性部材43の形状、材質等も互いに同一である。
防振弾性部材42、43は、送風ユニット13の送風ファン31の回転作動に伴う振動がシートばね部材28、28aを介してクッション部材27側へ伝達することを防止する防振作用を果たすものである。そのため、防振弾性部材42、43は、送風ファン31側の振動周波数で防振作用を有効に発揮するようにばね常数を所定値に設計してある。また、防振弾性部材42、43は、シートばね部材28、28aの歪みを吸収してシートばね部材28、28aの歪みによる送風ユニット13の振動を押さえる作用も果たす。
防振弾性部材42、43の具体的材質としては、EPDM(エチレンプロピレン共重合体)ゴム等のゴム材料、あるいは弾性を有する繊維状の部材を板状に絡み合わせたフェルト等が好適である。
防振弾性部材42、43はいずれも概略板状の部材であり、その板状部材の一端部(車両前方側の一端部)に車両前後方向に貫通する取付孔部42a、43aを設けている。防振弾性部材42においては、この取付孔部42aをばね押さえ用突起片41aの先端係止部41a’に挿入して、防振弾性部材42の一端部をばね押さえ用突起片41aに係止固定している。
そして、防振弾性部材42は図6に拡大図示するようにばね押さえ用突起片41aの内側壁面(下側壁面)およびカバー部材34の台座部34aの上面部に沿ってU状に折り曲げて配置され、シートばね部材28aの周囲を取り囲むようになっている。防振弾性部材42のうちシートばね部材28aの下方に対向する部位には厚肉形状からなるばね受け部42bが形成されている。
防振弾性部材42においてばね押さえ用突起片41aとシートばね部材28aとの間に挟まれる部分には送風ユニット13の自重による圧縮方向の荷重が作用するので、防振弾性部材42のこの部分は弾性的に圧縮される。これにより、シートばね部材28aと、その下方に位置するばね受け部42bとの間に微小空隙が発生するようになっている。
同様に、防振弾性部材43においても、取付孔部43aをばね押さえ用突起片41b、41cの先端係止部41b’、41c’に挿入して、防振弾性部材43の一端部をばね押さえ用突起片41b、41cに係止固定している。そして、防振弾性部材43も図3に示すようにばね押さえ用突起片41b、41cの内側壁面(下側壁面)およびカバー部材34の台座部34b、34cの上面部に沿ってU状に折り曲げて配置される。
但し、防振弾性部材43においては、シートばね部材28の上方および下方に対向する面をばね押さえ用突起片41b、41cおよび台座部34b、34cに沿って水平な平坦面にして、シートばね部材28が車両前後方向(図3の左右方向)にスライド移動できるようにしてある。すなわち、防振弾性部材43は、シートばね部材28の周囲を取り囲むようになっておらず、シートばね部材28の車両前方側および車両後方側にそれぞれ空隙を形成している。
なお、防振弾性部材43においても送風ユニット13の自重による圧縮方向の荷重が作用して、防振弾性部材43のうち突起片41b、41cの下側部分が弾性的に圧縮され、これにより、防振弾性部材43のうち台座部34b、34cの上側部分とシートばね部材28との間に微小空隙(図示せず)が発生するようになっている。
一方、クッション部材27の裏側面(下側面)には、取付ブラケット41のばね押さえ用突起片41a、41b、41cの配置部位にそれぞれ対応して凹部44、45、46が形成されている。図4には、この3箇所の凹部44、45、46の位置を2点鎖線にて図示している。この凹部44、45、46は各突起片41a、41b、41cが所定の空隙を介在して嵌合するように形成される。
より具体的には、この凹部44、45、46の面積は各突起片41a、41b、41cの面積よりも、各部の製造上および組み付け上の寸法公差を考慮した分だけ大きくしてある。また、乗員着座時にクッション部材27が下方へ弾性変形しても、凹部44、45、46の底面部が各突起片41a、41b、41cの上面に接触しないように凹部44、45、46の深さ(上下方向寸法)を設定してある。
因みに、図6には乗員着座時に、凹部44の底面部が乗員非着座時の実線位置から破線位置Bまで下方へ移動することを示しており、そして、この破線位置Cでも凹部44の底面部が突起片41aの上面に接触しないように凹部44の深さを設定してある。
次に、本実施形態による作用効果を説明する。第1送風ユニット13をシートばね部材28、28aに対してクッション部材27と反対側部位に配置し、取付ブラケット41をシートばね部材28、28aに対してクッション部材27側の部位に配置し、第1送風ユニット13の送風ケーシング30に固定されたカバー部材34と、取付ブラケット41との間で防振弾性部材42、43を介在してシートばね部材28、28aを挟み込むようにしている。
これにより、第1送風ユニット13全体がシートばね部材28、28aにより吊り下げ状態にて支持される。従って、剛体部品である第1送風ユニット13がクッション部材27内部に位置することによる異物感等が発生せず、座り心地が良好である。また、第1送風ユニット13をシートばね部材28、28aにより支持するから、乗員の着座時にはシートばね部材28、28aの弾性変形に伴って第1送風ユニット13を変位させることができる。そのため、第1送風ユニット13に着座時の衝撃的な荷重が作用せず、第1送風ユニット13の故障を未然に防止できる。
そして、第1送風ユニット13の回転作動により発生する振動がシートばね部材28、28aを介してクッション部材27側に伝達することを良好に防止できる。すなわち、取付ブラケット41の突起片41a〜41cがクッション部材27側へ突き出すように形成されていても、突起片41a〜41cが所定の空隙を介在して嵌合する凹部44、45、46がクッション部材27に形成してあるため、乗員の着座時に突起片41a〜41cがクッション部材27と接触して下方へ押圧されることがない。
そのため、防振弾性部材42、43がクッション部材27側からの押圧力で圧縮されて防振弾性部材42、43のばね常数が上昇するという現象が発生しない。その結果、防振弾性部材42、43のばね常数を防振効果発揮に適した範囲に維持でき、防振弾性部材42、43による防振効果を良好に発揮できる。また、取付ブラケット41の全体がクッション部材27から開離しているから、第1送風ユニット13の振動が取付ブラケット41からクッション部材27側へ直接伝達することもない。
また、第1送風ユニット13の送風ケーシング30に一体に形成される吹出ダクト部37をクッション部材27の空気通路15の入口部に挿入するに際して、吹出ダクト部37の全周と、空気通路15の入口部の内壁面との間に所定寸法の空隙を設定して、吹出ダクト部37の先端部が空気通路15の入口部の内壁面に直接接触しないようにしてあるから、第1送風ユニット13の振動が吹出ダクト部37からクッション部材27側へ直接伝達することもない。
更に、防振弾性部材43に対してシートばね部材28が車両前後方向(図3の左右方向)にスライド移動できるとともに、防振弾性部材42、43の弾性変形によりシートばね部材28、28aの歪みを吸収するので、シートばね部材28、28aの歪みに起因する第1送風ユニット13の振動をも抑制できる。
なお、防振弾性部材42、43は、取付ブラケット41の突起片41a〜41cとシートばね部材28、28aとの間に挟み込まれる上側部分にて防振効果を主に発揮するが、車両の振動等によって第1送風ユニット13が上下方向に振動する際には、シートばね部材28、28aとカバー部材34の台座部34a〜34cとの間に挟み込まれる、防振弾性部材42、43の下側部分も防振効果を発揮する。同時に、防振弾性部材42、43の下側部分は、金属部材であるシートばね部材28、28aとカバー部材34との接触による打音の発生を防止する。
(第2実施形態)
第1実施形態では、取付ブラケット41の3箇所の突起片41a、41b、41cにそれぞれ対応してクッション部材27の3箇所に凹部44〜46を別々に形成しているが、第2実施形態では図8に示すように、取付ブラケット41の3箇所の突起片41a、41b、41cの全部が嵌合する1つの凹形状からなる凹部47を形成している。このようにしても、第1実施形態と同様の作用効果を発揮できる。
(他の実施形態)
なお、上記の実施形態では、制御回路基板33の上側を覆うカバー部材34と取付ブラケット41との間にシートばね部材28、28aを挟み込むようにしているが、送風ケーシング30の上ケース30aの上面に制御回路基板33およびカバー部材34を配置しない場合には、送風ケーシング30の上ケース30aと取付ブラケット41との間にシートばね部材28、28aを挟み込むようにしてもよい。従って、この場合は送風ケーシング30の上ケース30aが本発明の「送風ユニット側の固定部材」を構成することになる。
また、上記の実施形態では、第1、第2送風ユニット13、14がいずれも車室内空気を吸入して、シート内部の空気通路15、18に送風しているが、第1、第2送風ユニット13、14の吸入口部を適宜の連結ダクトを介して室内空調ユニット21の空調風取出口に接続し、そして、室内空調ユニット21内にて温度調整された空調風(冷風、温風)を第1、第2送風ユニット13、14内に吸入して、シート内部の空気通路15、18に送風するようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、シートクッション部11に搭載する第1送風ユニット13の搭載構造について説明したが、この第1送風ユニット13の搭載構造をシート背もたれ部12に搭載する第2送風ユニット14の搭載構造に適用してもよい。
本発明の第1実施形態による送風ユニットのシート搭載状態の概要を示す斜視図である。 シートクッション部に搭載する第1実施形態の送風ユニットの概略平面図である。 図2の送風ユニットの一部断面側面図である。 図2の送風ユニットとシートばね部材とシートクッション部材の凹部との配置を示す概略平面図である。 図2の送風ユニットとシートばね部材およびシートクッション部材との配置を示す概略側面図で、シートクッション部材を断面図示している。 第1実施形態による送風ユニット搭載構造の要部断面図で、図2のA−A断面図に相当する。 第1実施形態における取付ブラケット単体の平面図である。 第2実施形態による送風ユニットとシートばね部材とシートクッション部材の凹部との配置を示す概略平面図である。
符号の説明
13、14…送風ユニット、16、19…表皮部材、17、20…吹出開口部、
27…クッション部材、28、28a…シートばね部材、33…制御回路基板、
34…カバー部材、41…取付ブラケット、41a〜41c…突起片、
42、43…防振弾性部材、44〜47…凹部。

Claims (5)

  1. 乗員の当たり面をなす表皮部材(16)の裏側にクッション部材(27)を配置し、前記クッション部材(27)の裏側にシートばね部材(28、28a)を配置し、前記クッション部材(27)を前記シートばね部材(28、28a)により弾性的に支持する車両用シート(10)の内部に搭載される車両用シート空調装置であって、
    前記シートばね部材(28、28a)に対して前記クッション部材(27)と反対側の部位に送風ユニット(13)を配置し、前記送風ユニット(13)は前記クッション部材(27)内部の空気通路(15、15a)を通過して前記表皮部材(16)の吹出開口部(17)に向けて空調風を送風するようになっており、
    前記シートばね部材(28、28a)に対して前記クッション部材(27)側の部位に取付ブラケット(41)を配置し、
    前記取付ブラケット(41)と前記送風ユニット(13)側の固定部材(34)との間に防振弾性部材(42、43)を介して前記シートばね部材(28、28a)を挟み込むことにより前記送風ユニット(13)が前記シートばね部材(28、28a)に支持され、
    前記取付ブラケット(41)には、前記防振弾性部材(42、43)を介して前記シートばね部材(28、28a)を押さえる突起片(41a〜41c)が前記クッション部材(27)側へ突き出すように形成され、
    一方、前記クッション部材(27)には、前記突起片(41a〜41c)が所定の空隙を介在して嵌合する凹部(44〜47)が形成されていることを特徴とする車両用シート空調装置。
  2. 前記取付ブラケット(41)に前記突起片(41a〜41c)が複数箇所形成され、前記複数の突起片(41a〜41c)にそれぞれ対応して前記凹部(44〜46)が前記クッション部材(27)に複数箇所形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート空調装置。
  3. 前記取付ブラケット(41)に前記突起片(41a〜41c)が複数箇所形成され、前記凹部(47)は前記複数の突起片(41a〜41c)の全部が嵌合する1つの凹形状により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート空調装置。
  4. 前記送風ユニット(13、14)には、送風ファン(31)と、前記送風ファン(31)を駆動するモータ(32)と、前記送風ファン(31)を回転可能に収容する送風ケーシング(30)とが備えられ、
    前記送風ケーシング(30)の外側に前記モータ(32)の制御回路部(33)、および前記制御回路部(33)を覆うカバー部材(34)が配置され、
    前記固定部材は前記カバー部材(34)により構成されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用シート空調装置。
  5. 前記送風ケーシング(30)に、前記送風ファン(31)により送風される空調風を前記クッション部材(27)内部の空気通路(15)に流入させる吹出ダクト部(37)を一体に設けるとともに、
    前記吹出ダクト部(37)を前記空気通路(15)の入口内に所定の空隙を介在して嵌合することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の車両用シート空調装置。
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