JP2003165263A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2003165263A
JP2003165263A JP2001368939A JP2001368939A JP2003165263A JP 2003165263 A JP2003165263 A JP 2003165263A JP 2001368939 A JP2001368939 A JP 2001368939A JP 2001368939 A JP2001368939 A JP 2001368939A JP 2003165263 A JP2003165263 A JP 2003165263A
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Toshiyuki Ebihara
利行 海老原
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Olympus Optical Co Ltd
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  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】画像のつなぎ目が目立つことによる画質劣化を
回避することができる画像記録装置を提供する。 【解決手段】入力された画像データの濃度むらを補正す
る濃度むら補正手段108と、濃度むら補正された画像
データを複数の部分画像に分割するための分割線形状デ
ータを発生させる分割線形状データ発生手段(ROMテ
ーブル102)と、この分割線形状データ発生手段(R
OMテーブル102)により発生された分割線形状デー
タに基づいて、前記画像データを複数の部分画像に分割
する画像分割手段103と、この画像分割手段103か
ら出力された複数の部分画像をそれぞれ記録する複数の
記録ヘッドにより構成される記録手段(第1の記録ヘッ
ド106、第2の記録ヘッド107)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンター、ファク
シミリ、複写機等の画像記録装置に係わり、詳細には複
数の記録ヘッドを使用して記録幅を増長させるようにし
た画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンターや複写機等の画像処理装置に
は感熱記録方式や熱転写記録方式あるいはインクジェッ
ト記録方式などの画像記録装置が使用されている。これ
らの記録方式には印字ドットに対応した記録素子が等間
隔かつ直線状に多数配置された記録ヘッドが用いられて
いる。
【0003】記録長の長い記録ヘッドを作成することは
その長さが長いほど歩留まりが悪くなり、コストアップ
になるという問題があり、記録幅より短い記録長の記録
ヘッドを多数使用して記録幅を伸ばすことが提案されて
いる。例えば特開平6−255175号公報には、複数
の記録ヘッドの端部がある程度重なるように一直線上に
配置しておき、それぞれの記録ヘッドに画像信号を供給
する際に、記録素子が重複する領域についてどの位置か
ら記録ヘッドの切換が行われるかを各走査ラインごとに
不規則に設定することによってつなぎ目を目立たなく
し、記録ヘッドの配置を簡単に行う方法が示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術は、記録ヘッドのつなぎ目において、記録ヘッドの
配置状態によっては、記録された画像の濃度が所定の濃
度よりも濃くなる場合や薄くなる場合があり、画像の品
質が劣化するという課題があった。
【0005】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、画像のつなぎ
目が目立つことによる画質劣化を回避することができる
画像記録装置を提供することにある。
【0006】
【発明を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の画像記録装置は、入力された画
像データを複数の部分画像に分割するための分割線形状
データを発生させる分割線形状データ発生手段と、この
分割線形状データ発生手段により発生された分割線形状
データに基づいて、前記画像データを複数の部分画像に
分割する画像分割手段と、分割部分に相当する画像デー
タの濃度を補正する濃度むら補正手段と、前記複数の部
分画像をそれぞれ記録する複数の記録ヘッドにより構成
される記録手段とを備える。この構成は、後述する第1
の実施形態に対応する。
【0007】また、請求項2に記載の画像記録装置は、
請求項1に記載の画像記録装置において、前記分割線形
状データ発生手段から出力される分割線形状データは、
1ライン毎または複数ライン毎に画像データの分割位置
を規則的に移動した形状である。この構成は、後述する
第1の実施形態に対応する。
【0008】また、請求項3に記載の画像記録装置は、
請求項1に記載の画像記録装置において、前記分割線形
状データ発生手段から出力される分割線形状データは、
1ライン毎または複数ライン毎に画像データの分割位置
を不規則的に移動した形状である。この構成は、後述す
る第1の実施形態に対応する。
【0009】また、請求項4に記載の画像記録装置は、
請求項2または3に記載の画像記録装置において、前記
画像データの分割位置の分布は、その分布範囲の中央に
多く分布する。この構成は後述する第1の実施形態に対
応する。
【0010】また、請求項5に記載の画像記録装置は、
請求項2または3に記載の画像記録装置において、隣接
するライン間での画像データの分割位置のライン方向の
差の最大値が、画像データの分割位置の分布範囲の幅よ
りも小さい所定値以下となるようにする。この構成は、
後述する第1の実施形態に対応する。
【0011】また、請求項6に記載の画像記録装置は、
請求項1に記載の画像記録装置において、前記分割線形
状データ発生手段は、分割線形状データを記憶可能な記
憶装置である。この構成は、後述する第1の実施形態に
対応する。
【0012】また、請求項7に記載の画像記録装置は、
請求項6に記載の画像記録装置において、前記分割線形
状データは書き換え可能である。この構成は、後述する
第1の実施形態に対応する。
【0013】また、請求項8に記載の画像記録装置は、
請求項1に記載の画像記録装置において、分割線形状デ
ータ発生手段は、関数またはプログラムによって分割線
形状データを発生する。この構成は、後述する第1の実
施形態に対応する。
【0014】また、請求項9に記載の画像記録装置は、
請求項1に記載の画像記録装置において、前記記録手段
は多色で記録を行うものであり、前記分割線形状データ
発生手段は、各色毎に異なる分割線形状データを発生さ
せる。この構成は、後述する第1の実施形態に対応す
る。
【0015】また、請求項10に記載の画像記録装置
は、請求項9に記載の画像記録装置において、前記分割
線形状データは、全てのラインにおいて各色間で画像デ
ータの分割位置が一致しないようにする。この構成は、
後述する第1の実施形態に対応する。
【0016】また、請求項11に記載の画像記録装置
は、請求項1に記載の画像記録装置において、前記分割
線形状データ発生手段は、複数の異なる分割線形状デー
タを発生可能であり、発生された分割線形状データを選
択する分割線形状データ選択手段を備える。この構成
は、後述する第2の実施形態に対応する。
【0017】また、請求項12に記載の画像記録装置
は、請求項11に記載の画像記録装置において、前記分
割線形状データ選択手段は、入力画像の種別に応じて分
割線形状データを選択する。この構成は、後述する第2
の実施形態に対応する。
【0018】また、請求項13に記載の画像記録装置
は、請求項11に記載の画像記録装置において、前記分
割線形状データ選択手段は、使用するインキの種別に応
じて分割線形状データを選択する。この構成は、後述す
る第2の実施形態に対応する。
【0019】また、請求項14に記載の画像記録装置
は、請求項11に記載の画像記録装置において、前記分
割線形状データ選択手段は、使用する記録媒体の種別に
応じて分割線形状データを選択する。この構成は、後述
する第2の実施形態に対応する。
【0020】また、請求項15に記載の画像記録装置
は、請求項11に記載の画像記録装置において、前記分
割線形状データ選択手段は、画像記録速度に応じて分割
線形状データを選択する。この構成は、後述する第2の
実施形態に対応する。
【0021】また、請求項16に記載の画像記録装置
は、請求項1に記載の画像記録装置において、前記濃度
むら補正手段は、分割線に接する位置にある記録ドット
のオン、オフを制御することによって記録ヘッドのつな
ぎ目に相当する位置に発生する画像の濃度むらを均一な
濃度になるように補正する。この構成は、後述する第3
の実施形態に対応する。
【0022】また、請求項17に記載の画像記録装置
は、請求項1に記載の画像記録装置において、前記濃度
むら補正手段は、隣接する2つの記録ヘッドの記録素子
の位相差の種々の値に対応して、前記記録ヘッドのつな
ぎ目に相当する位置に発生する画像の濃度むらの補正量
を記憶した濃度むら補正量記憶手段を有し、この濃度む
ら補正量記憶手段に記憶された補正量を参照して、実際
に求めた位相差に応じた濃度補正量を取得して濃度むら
補正を行う。この構成は、後述する第3の実施形態に対
応する。
【0023】また、請求項18に記載の画像記録装置
は、請求項17に記載の画像記録装置において、隣接す
る2つの記録ヘッドの記録素子の位相差を検出する位相
差検出手段を有する。この構成は、後述する第3の実施
形態に対応する。
【0024】また、請求項19に記載の画像記録装置
は、記録ドットの形成に用いるインキ滴の数を制御する
ことによって記録ドット毎に階調表現が可能な画像記録
装置において、階調表現のためのインキ滴吐出の回数毎
の画像を記憶した画像データ記憶手段と、複数の異なる
画像分割線形状データを記憶した画像分割線形状データ
記憶手段と、記録ドットを形成する際に、前記画像デー
タ記憶手段に記憶された画像に対応したインキ滴の数に
応じて、前記画像分割線形状データ記憶手段に記憶され
た画像分割線形状データのひとつを選択する画像分割線
形状データ選択手段と、選択された画像分割線形状デー
タに従って、前記画像データ記憶手段に記憶された画像
データを記録ヘッドの数に分割する画像分割手段と、こ
の画像分割手段により分割された画像データを記録する
複数の記録ヘッドにより構成される記録手段とを有す
る。この構成は、後述する第4の実施形態に対応する。
【0025】また、請求項20に記載の画像記録装置
は、請求項1〜16のいずれか1つに記載の画像記録装
置において、濃度むら補正測定用のテストパターンを印
字する手段と、前記テストパターンの濃度を読み取る手
段と、前記読み取った濃度に基づいて、濃度むら補正量
を算出する手段とを有する。この構成は、後述する第2
の実施形態に対応する。
【0026】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1に本発
明の第1の発明の実施の形態の説明をするためのブロッ
ク図を示す。図1において、101は画像記録装置へ入
力された2値画像を保持する2値画像メモリ、102は
分割線形状発生手段として分割線形状データを保持して
いるROMテーブル、103は画像分割手段、104は
分割された画像を保持する第1の分割画像メモリ、10
5は分割された画像を保持する第2の分割画像メモリ、
106は記録手段としての第1の記録ヘッド、107は
記録手段としての第2の記録ヘッド、108は濃度むら
補正手段である。2値画像とは各画素の取り得る信号レ
ベルがオン(印字)とオフ(非印字)の2通りで、オン
の画素の分布によって濃淡を表現している画像である。
【0027】図2は記録ヘッドと記録媒体の位置関係を
示す概念図である。図2において201は分割された画
像を保持する第1の分割画像メモリであり、202は分
割された画像を保持する第2の分割画像メモリである。
これらは図1の104、105に相当する。
【0028】203、204は記録ヘッドであり、図1
の106、107に相当する。これらの記録ヘッド20
3、204には記録素子205が直線状に多数配置され
ている。インクジェット方式のプリンターにおいてはこ
れらの記録素子からインキが吐出され画像を構成する記
録ドットを形成する。
【0029】記録媒体206はこの実施形態では画像形
成の間、上から下へと移動し、その結果、画像207、
208が形成される。記録ヘッド203、204はそれ
らの記録可能領域の一部が重なるように配置される。形
成された画像のつなぎ目209は後述する処理によって
目立たないように接続される。多色印刷を行う場合は、
新たな記録ヘッド、例えば記録ヘッド212、213を
必要な数だけ追加する。210は記録ヘッド212に供
給される画像データを保持する分割画像メモリであり、
211は記録ヘッド213に供給される画像データを保
持する分割画像メモリである。
【0030】図3(a)は図1の2値画像メモリ101
が保持している2値画像データのうち、図2のつなぎ目
209を含む近傍の様子を表したものである。各円30
1はそれぞれ1画素分の画像データを表しており、オン
(印字)またはオフ(非印字)の何れかの状態をとる。
破線302は図1のROMテーブル102に記憶されて
いる分割線形状データで表される分割線の位置を表して
いる。図1の2値画像メモリ101に保持されている2
値画像は、濃度むら補正手段108によって濃度むら補
正を施された後、図1の画像分割手段103によって図
1のROMテーブル102に記憶されている分割線形状
データに沿って2つの2値画像に分割される。
【0031】図3(a)に示す画像データの部分に相当
する分割後の画像データは図3(b)、図3(c)のよ
うになる。分割された2つの2値画像はそれぞれ図1の
104、105に示す分割画像メモリに記憶され、それ
ぞれ図1の106、107に示す記録ヘッドによって記
録媒体上の画像として記録される。ROMテーブル10
2に記憶させておく分割線形状データは、図3(a)の
302で示したような規則的な折れ線状の形状でも良い
し、図4(a)の401で示すような各ライン毎に分割
位置が不規則に移動しているような形状でも良い。
【0032】ところで、記録ヘッドに設けられた記録素
子は高精細な画像を形成するために非常に微細に作られ
ている。例えば360dpiの解像度の記録に使用され
る記録ヘッドの場合、記録素子の間隔は約70μmであ
る。記録ヘッドを所定の位置に設置する際に、設置位置
の微調整を行わなければ、隣接する2つの記録ヘッドの
間での記録素子の位置関係はさまざまである。
【0033】図5(a)は隣接する2つの記録ヘッド2
03,204の位置関係が、記録素子の位相差が0であ
る状態で設置された場合の様子を表している。また、図
5(b)は位相差が画素ピッチすなわち記録素子の間隔
の1/2に相当する距離だけ2つの記録ヘッド203,
204が近づく方向にずれた状態で設置された場合の様
子を表している。さらに、図5(c)は、画素ピッチの
1/2に相当する距離だけ2つの記録ヘッド203,2
04が離れる方向にずれた状態で設置された場合の様子
を表している。
【0034】図5(b)と図5(c)の2つの状態は、
1ドット分の位置の差があるが、位相的には同じ状態と
なっている。すなわち、記録可能範囲の一部が重なるよ
うに隣接して設置された2つの記録ヘッド203,20
4によって形成される記録ドットのピッチの、ヘッドつ
なぎ目に相当する画像位置での乱れは、いかなる場合で
も±0.5ドット以内にすることができる。
【0035】ところで、図5(b)のように、形成され
る記録ドットの間隔がつなぎ目において狭まっている場
合は、つなぎ目付近の記録媒体上に形成されるドットの
配置は図6(a)のようになる。601は分割線形状の
位置を表している。この場合、記録ドットの密度が局所
的に高まるため、つなぎ目の濃度が上昇する。また、図
5(c)のように、形成される記録ドットの間隔がつな
ぎ目において離れている場合は、つなぎ目付近の記録媒
体上に形成されるドットの配置は図6(b)のようにな
る。602は分割線形状の位置を表している。この場
合、記録ドットの密度が局所的に低下するため、つなぎ
目の濃度が低下する。
【0036】図7(a),図7(b)は画像のつなぎ目
付近において、分割線が画像を分割する位置の分布をラ
イン方向に沿って表した図である。703、704は分
割線の位置を表し、701、702はそれらの分割線7
03、704によって画像が分割される位置の分布を表
している。分割線が画像データのラインを分割する位置
の分布が図7(a)の701で示すように均一である
と、記録ヘッドが重なっている部分で前述の濃度むらが
生じた場合は、記録ヘッドの重なっている部分とそうで
ない部分との境目が明確に現れるため目立ってしまう。
【0037】これに対し、分割線が画像データのライン
を分割する位置の分布を中央に多く分布させて図7
(b)の702で示すような分布形状にすることによっ
て、前述の濃度むらは中央では強く現れるが中央から離
れるに従って徐々に消えていくため、境目が目立たず画
質が向上する。
【0038】濃度むら補正データの作成方法の一例とし
て、濃度むら計測用のパターンをプリントして記録素子
のそれぞれの位置に対応する濃度を計測することによっ
て作成することができる。ところが、記録素子の間隔が
非常に狭いため記録素子のそれぞれに対して計測された
濃度データの位置を正しく対応させるのは難しく、対応
位置がずれた状態で濃度むら補正データが作られてしま
うことも考えられる。実際の濃度むらの位置と補正デー
タの位置にずれが生じると、分割線形状が各ラインのデ
ータを分割する位置の分布が図7(a)に示すように均
一の場合は、分布の端の部分において実際の濃度むらと
補正データとの位置ずれが一致せず、間違った補正が行
われ画質が劣化する。
【0039】図8(a)はこの様子を表している。図8
(a)において801は、一様な値を持つ画像データか
ら図5(b)のように記録ドットの間隔が狭まった状態
でかつ分割線が画像データのラインを分割する位置が均
一に分布している状態で形成した画像について、複数の
ラインについての平均濃度分布を模式的に表したもので
あり、802はその濃度むらを補正する補正データの形
状を模式的に表したものである。しかし、図7(b)に
示すように分割位置の分布を中央に多く分布させること
によって実際の濃度むらと補正データとの位置ずれがあ
っても濃度変化が滑らかなため画質劣化を抑えることが
できる。図8(b)はこの様子を表しており、図8
(a)と同様に図8(b)において803は分割線が画
像データのラインを分割する位置の分布を中央に多く分
布させた場合の平均濃度分布を模式的に表したものであ
り、804はその濃度むらを補正する補正データの形状
を模式的に表したものである。
【0040】ところで、移動している記録媒体の上に複
数の記録ヘッドを駆動して1つの画像を形成する場合、
記録ヘッドのつなぎ目に相当する画像位置で用紙搬送方
向の印字位置ずれが生じないように各記録ヘッドの記録
タイミングを制御している。何らかの問題が発生して記
録タイミングにずれが生じた場合、ライン方向に隙間が
空いてしまい画質が低下してしまう。図10は各記録ド
ットが広がりを持って形成された画像のつなぎ目部分を
表している。説明の便宜上、各記録ドットの広がりは長
方形で表しているが、実際は円形に近い形をしている。
図10(a)に示すように隣接するライン間で、分割線
がラインを分割する位置が大きく離れている場合は、隙
間の長さも増大するので画質の劣化の程度も大きくなっ
てしまう。しかし、図10(b)に示すように、隣接ラ
イン間で、分割線がラインを分割する位置の差が小さけ
れば、隙間の長さも小さくなり、画質の劣化を抑えるこ
とができる。図10(b)の例では隣接ライン間での分
割線がラインを分割する位置の差は3ドット以下になる
ように規制している。
【0041】次に、複数の色のインキを用いてカラーの
画像を形成する場合の処理について説明する。図11は
つなぎ目付近の部分画像について2色のインキで画像を
形成する場合の画像データの分割方法を示したものであ
る。通常、第1色の画像データと第2色の画像データの
大きさや位置は一致しているので、ここでは1つの図に
重ねて表現している。図11において、1101は第1
色の画像データの分割線形状の位置を、1102は第2
色の画像データの分割線形状の位置をそれぞれ表してい
る。このように、複数の色のインキを重ねて画像を形成
する場合は、各色の分割線の位置が互いに重ならないよ
うにずらすことによって、つなぎ目をより目立たなくす
ることができる。
【0042】(第2の実施の形態)図12に本発明の第
2の発明の実施の形態を説明するためのブロック図を示
す。図12において、101〜107は図1に示したも
のと同じである。ただしROMテーブル102には各種
の記録条件に対応して複数の分割線形状データが保持さ
れている。また、図12において、109は入力された
多値画像を保持する多値画像メモリ、108は形成する
画像に生じる濃度むらを補正するための濃度むら補正手
段、110は濃度むら補正に必要なデータを抽出する濃
度むら検出手段としてのイメージスキャナ、111は多
値画像を2値画像に変換する、2値化処理手段、112
はROMテーブル102に保持されている複数の分割線
形状データから記録条件に適した分割線形状を選択する
分割線形状選択手段である。
【0043】本発明の実施の形態では、形成した画像に
生じた濃度むらをイメージスキャナ110を用いてデー
タ化し、そのデータに基づいて濃度むら補正手段108
が多値画像メモリ109から読み込んだ画像データに対
して濃度むら補正を行って2値化処理手段111に出力
する。濃度むら補正は画像の各列毎に変換テーブルを持
ち、画像データの値の変換を行うことによって行う。
【0044】2値化処理手段111は濃度むら補正され
た画像データを2値化して2値画像メモリ101へ出力
する。多値画像から2値画像への変換方法としては誤差
拡散法やディザ法などが知られている。
【0045】分割線形状選択手段112は、画像の種
類、インキの種類、記録媒体の種類、印字速度などの画
像形成に関わる条件が入力できるようになっており、ユ
ーザーが実際の画像形成条件に合わせて入力する。そし
て、入力された条件に最も適した分割線形状データをR
OMテーブル102から選択し、画像分割手段103に
出力する。
【0046】例えば、画像の種類では、比較的につなぎ
目の目立ちやすい写真などの場合は凹凸の幅の大きな不
規則な分割線形状を選択するようにし、比較的につなぎ
目の目立ちにくい文字や線画像などの場合は凹凸の幅の
小さな分割線形状を選択するようにすれば文字や線画像
の変形を少なくすることができ好ましい。インキの種類
や記録媒体の種類や画像記録速度などは記録ドットの輪
郭のぼけや変形に関与しており、記録ドットの輪郭のぼ
けが比較的に小さい場合はつなぎ目が目立ちやすいので
凹凸の幅の大きな分割線形状を選択し、逆に記録ドット
の輪郭のぼけが比較的に大きな場合はつなぎ目が目立ち
にくいので凹凸の幅の小さな分割線形状を選択するよう
にすれば像の変形が軽微に抑えられて好ましい。
【0047】画像形成に関わる各種の条件と最適な分割
線形状の組み合わせは、予め実験によって明らかにして
おき、その結果をROMテーブルなどに記憶させておけ
ば良い。また、画像の種類や記録媒体の種類などの画像
形成に関わる条件の入力はユーザーが行う代わりにセン
サーなどを用いて自動的に行っても良い。
【0048】(第3の実施の形態)図13に本発明の第
3の発明の実施の形態を説明するためのブロック図を示
す。図13において、101〜107は図1に示したも
のと同じである。また図13において、108は濃度む
ら補正手段、113は隣接する2つの記録ヘッドの記録
素子の位相差を検出する記録素子位相差検出手段であ
る。
【0049】記録素子位相差検出手段113は、イメー
ジスキャナーを備えており、隣接する2つの記録ヘッド
で同一の記録媒体上に計測用の記録パターンを形成し、
その画像をこのイメージスキャナーで読み取って記録ド
ットの間隔を数値化することによって、2つの記録ヘッ
ドの記録素子の周期性の位相差を計算する。前記の計測
用の記録パターンとしては、例えば記録素子の1素子毎
に交互にオン、オフさせて形成した縞模様の画像などが
適している。
【0050】濃度むら補正手段108は記録素子位相差
検出手段113から出力される位相差の値に応じて、画
像分割手段から出力される第1の分割画像データに対し
て記録ドットの追加や削除を行うことによって濃度むら
の補正を行う。第1の発明の実施の形態で説明したとお
り、隣接する2つの記録ヘッドの記録素子の位相差が図
5(a)の状態から図5(b)の状態まででは、局所的
にドット密度が高まるため、つなぎ目が濃く見える。こ
の場合は濃度むら補正手段108は分割線に接する位置
にある記録ドットの一部を印字しないことによって濃度
むらを補正する。
【0051】例えば、図9(a)の破線の円で示した記
録ドット901を印字せずに間引くことによって濃度を
補正する。隣接する2つのヘッドの記録素子の位相差の
量と、その2つのヘッドのつなぎ目に発生する濃度むら
の程度との間には、ほぼ一定の関係があるため、さまざ
まな位相差量に対して、記録ドットの間引きの割合の適
正値を実験によって一度調べておくことによって、以後
は計測された位相差量に対する適正な記録ドットの間引
き率を知ることができる。
【0052】また、逆に隣接する2つの記録ヘッドの記
録素子の位相差が図5(a)の状態から図5(c)の状
態まででは、局所的にドット密度が低下するため、つな
ぎ目の濃度が低く見える。この場合は濃度むら補正手段
108は分割線に接する位置にある記録ドットを追加し
て濃度むらを補正する。例えば図9(b)の破線の円で
示した記録ドット902を追加する。位相差と追加する
記録ドットの割合の最適値の関係も実験によって予め求
めておく。
【0053】このように、つなぎ目で発生した濃度のず
れを、分割線に接する位置にある記録ドットを削除した
り追加したりすることによって補正することにより、そ
の他の部分の濃度には影響を与えないので、画像データ
を比較的に忠実に記録することができる。
【0054】なお、上記した発明の実施の形態1〜3で
は、いずれも2つの記録ヘッドを用い、画像の分割数も
2としたが、記録ヘッドの数および画像の分割数は3以
上でも良い。また画像記録方式としては、各記録ドット
がオンまたはオフの状態のみを取り得る2値記録方式を
例に説明したが、各記録ドットが3以上の濃度階調表現
の可能な多値記録方式でも良い。
【0055】(第4の実施の形態)図14に本発明の第
4の発明の実施の形態を説明するためのブロック図を示
す。図14において、1401は256階調の入力画像
を保持する画像メモリ、1402は256階調画像を4
階調画像に変換する階調変換手段、1403は4階調画
像を記憶する4階調画像メモリ、1404は2値化手
段、1405は2階調画像を記憶する2階調画像メモ
リ、1406は画像データを記録ヘッドの数に分割する
画像分割手段、1407は分割された画像を格納するメ
モリを選択する格納メモリ選択手段、1408(a)〜
(c)は分割された画像を格納する分割画像メモリ、1
409は後述する記録ヘッドドライバへ送る画像データ
を選択する画像データ選択手段、1410は記録ヘッド
を制御する記録ヘッドドライバ、1411は記録ヘッ
ド、1412(a)は画像を分割する際の分割線の形状
を記憶している第1の分割線形状記憶手段、1412
(b)は画像を分割する際の分割線の形状を記憶してい
る第2の分割線形状記憶手段、1412(c)は画像を
分割する際の分割線の形状を記憶している第3の分割線
形状記憶手段、1413は4階調画像を2階調画像に変
換する際の2値化処理のしきい値などに利用される1か
ら3までの値を出力する第1のカウンタ、1414は分
割線形状を選択する分割線形状選択手段、1415は記
録に用いる画像データの選択などに利用される1から3
までの値を出力する第2のカウンタを表している。
【0056】なお、本発明は複数の記録ヘッドによって
画像を分割して記録するものであり、格納メモリ選択手
段1407、分割画像メモリ1408(a)〜(c)、
画像データ選択手段1409、記録ヘッドドライバ14
10、記録ヘッド1411などは、複数セット存在す
る。
【0057】画像記録を行うためにユーザーが用意した
256階調の画像データは、図示しないホストコンピュ
ータなどから256階調画像メモリ1401に格納され
る。本発明の実施の形態の画像記録装置は、各記録ドッ
トを0回から3回までの4通りのインキ吐出によって、
各記録ドット毎に4段階の濃度階調表現を行う。そのた
め、階調変換手段1402が256階調画像メモリ14
01から256階調データを読み出し、画素の値が0か
ら3までの整数である4階調画像に変換を行い、4階調
画像メモリ1403に格納する。
【0058】この階調変換では、画質の低下を抑えるた
め、誤差拡散法などを用いるのが好ましい。4階調画像
メモリ1403に格納された画像データの画素の値は、
記録ドット形成時のインキ吐出の回数を表している。す
なわち、値が0の画素ではインキ吐出を行わず、値が1
の画素はインキ吐出を1回行って記録ドットを形成す
る。値が2、3の場合はそれぞれ2回、3回のインキ吐
出を行って記録ドットを形成する。
【0059】2値化手段1404は4階調画像メモリ1
403に記憶されている画像を読み出し、第1のカウン
タ1413が出力する1から3の値をしきい値として2
値化することによって、インキ吐出を1回以上行う画素
のみを1(ON)、それ以外の画素を0(OFF)にし
た2階調画像、インキ吐出を2回以上行う画素のみを1
にした2階調画像、インキ吐出を3回行う画素のみを1
にした2階調画像の3つの画像を、第1のカウンタの動
作にしたがって順次生成する。
【0060】生成された3つの2階調画像は順次、一時
的に2階調画像メモリ1405に格納される。第1〜第
3の分割線形状記憶手段1412(a)〜(c)には、
これら3つの画像に対応する分割線形状データがそれぞ
れ格納されている。すなわち、第1の分割線形状記憶手
段1412(a)には、インキ吐出を1回以上行う画素
のみを1にした2階調画像を分割するための分割線形状
データが、第2の分割線形状記憶手段1412(b)に
は、インキ吐出を2回以上行う画素のみを1にした2階
調画像を分割するための分割線形状データが、第3の分
割線形状記憶手段1412(c)には、インキ吐出を3
回行う画素のみを1にした2階調画像を分割するための
分割線形状データが、それぞれ格納されている。
【0061】分割線形状選択手段1414は、第1のカ
ウンタ1413から出力される1から3までの値に応じ
て、第1〜第3の3つの分割線形状記憶手段1412
(a)〜(c)の中から1つを選択し、それに記憶され
ている分割線形状データを読み出し、画像分割手段14
06に出力する。画像分割手段1406は、この分割線
形状データに従って2階調画像メモリ1405に記憶さ
れている2階調画像を記録ヘッドの数と同じ数の画像に
分割する。
【0062】格納メモリ選択手段1407は第1のカウ
ンタ1413が出力する1から3までの値に応じて、画
像分割手段1406によって分割された画像を第1〜第
3の分割画像メモリ1408(a)〜(c)のいずれか
に格納する。
【0063】すなわち、インキ吐出を1回以上行う画素
のみを1にした2階調画像を分割した画像データは第1
の分割画像メモリ1408(a)に格納され、インキ吐
出を2回以上行う画素のみを1にした2階調画像を分割
した画像データは第2の分割画像メモリ1408(b)
に格納され、インキ吐出を3回行う画素のみを1にした
2階調画像を分割した画像データは第3の分割画像メモ
リ1408(c)に格納される。第2のカウンタ141
5は1から3までの値を出力する。
【0064】画像データ選択手段1409は、第2のカ
ウンタ1415の出力に対応して第1〜第3の3つの分
割画像メモリ1408(a)〜(c)のいずれかから分
割された画像データを読み出し、それを記録ヘッドドラ
イバ1410へ送る。すなわち、第2のカウンタ141
5の出力が1の場合は第1の分割画像メモリ1408
(a)から、第2のカウンタ1415の出力が2の場合
は第2の分割画像メモリ1408(b)から、第2のカ
ウンタ1415の出力が3の場合は第3の分割画像メモ
リ1408(c)からそれぞれ分割された画像データを
読み出す。
【0065】記録ヘッドドライバ1410は記録ヘッド
1411を駆動して、画像データ選択手段1409から
入力される画像データの値が1である画素に対応する位
置に記録ドットを形成する。記録は第2のカウンタ14
15の動作に同期して3回繰り返され、最高で3回のイ
ンキ吐出によるインキの重なった記録ドットが形成され
る。
【0066】画像の分割について図15、図16(a)
〜(c)を用いてさらに詳しく説明する。これらの図
は、4階調画像メモリ1403に格納されている4階調
画像のうち、隣接する2つの記録ヘッドの境目の付近に
相当する一部分を表している。これらの図において、◇
で表した画素は1回目のインキ吐出で記録ドットが形成
され、○で表した画素に対応する記録ドットでは、さら
に2回目のインキ吐出も行われて記録ドットの濃度が増
加し、□で表した画素に対応する記録ドットでは、さら
に3回目のインキ吐出も行われて記録ドットの濃度がさ
らに増加し最高の濃度の記録ドットが形成される。
【0067】第1のカウンタ1413が1を出力したと
き、2値化手段1404は1回以上のインキ吐出を行う
画素を1にした2階調画像を生成するので、図16
(a)に示すような、◇で表した画素が1である2階調
画像が生成される。第1のカウンタ1413が1を出力
しているので、第1の分割線形状記憶手段1412
(a)に記憶されている分割線形状1601(a)が分
割線形状選択手段1414によって読み出され、画像分
割手段1406によって、この分割線形状1601
(a)に沿って2階調画像の分割が行われる。
【0068】同様に、第1のカウンタ1413が2を出
力したとき、2値化手段1404は2回以上のインキ吐
出を行う画素を1にした2階調画像を生成するので、図
16(b)に示すような、○で表した画素が1である2
値画像が生成される。第1のカウンタ1413が2を出
力しているので、第2の分割線形状記憶手段1412
(b)に記憶されている分割線形状1601(b)が分
割線形状選択手段1414によって読み出され、画像分
割手段1406によって、この分割線形状1601
(b)に沿って2階調画像の分割が行われる。さらに同
様に、第1のカウンタ1413が3を出力したとき、2
値化手段1404は3回のインキ吐出を行う画素を1に
した2階調画像を生成するので、図16(c)に示すよ
うな、□で表した画素が1である2値画像が生成され
る。
【0069】第1のカウンタ1413が3を出力してい
るので、第3の分割線形状記憶手段1412(c)に記
憶されている分割線形状1601(c)が分割線形状選
択手段1414によって読み出され、画像分割手段14
06によって、この分割線形状1601(c)に沿って
2階調画像の分割が行われる。
【0070】本発明の実施の形態では、各記録ドット毎
に4段階の濃度階調表現を行うようにしたので、階調変
換手段1402、4階調画像メモリ1403、第1のカ
ウンタ1413、第2のカウンタ1415などは4階調
画像に合わせたものとなっているが、本発明は4階調の
濃度階調表現に限定されるものではなく、8階調など任
意の濃度階調表現を行う画像記録装置に適用することが
できる。
【0071】以上、4つの実施の形態について説明した
が、本発明の主旨の範囲で変形したものも本発明に含ま
れることは勿論である。また、特開2000−1681
09に開示されている画像データの幾何補正等を用いれ
ば、画像の歪を補正してさらに画質を向上することがで
きる。
【0072】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、分割線
形状発生手段が、画像の分割・貼り合わせによるつなぎ
目の目立ちにくい分割線形状を発生させるので、それに
したがって画像を分割してさらに濃度むら補正を行って
印字することによって、画像のつなぎ目が目立つことに
よる画質劣化が回避できる。また、記録長の短い安価な
記録ヘッドを複数使い、記録ヘッドの取り付け位置の調
整にかかる手間が省けることにより画像記録装置のコス
トダウンができる。
【0073】請求項2に記載の発明によれば、分割線形
状が規則的であるため、分割線形状発生手段で必要な記
憶装置の容量やプログラムの大きさを小さくすることが
できる。
【0074】請求項3に記載の発明によれば、分割線形
状が不規則的であるため、形成される画像のつなぎ目が
より目立たなくなる。
【0075】請求項4に記載の発明によれば、形成され
る画像のつなぎ目において濃度が所定の濃度より高くま
たは低くなった場合でも、濃度変化が滑らかなのでつな
ぎ目がより目立たなくなる。
【0076】請求項5に記載の発明によれば、形成され
る画像のつなぎ目において、隣接する2つのヘッドの記
録タイミングにずれが生じた場合でも、ライン間に生じ
る非印字部分の面積を狭くすることができ、画質の劣化
を抑えることができる。
【0077】請求項6に記載の発明によれば、分割線形
状発生手段は分割線形状データを記憶した記憶装置であ
るため、予め分割線形状データを作成しておくことで複
雑な形状も利用することができる。
【0078】請求項7に記載の発明によれば、分割線形
状データは書き換え可能であるため、新たな特性の記録
媒体を使用することになった場合などのように記録条件
が変わった場合でも、その条件に適した分割線形状に書
き換えることができる。
【0079】請求項8に記載の発明によれば、分割線形
状を比較的に小さい記憶容量しか必要としない関数やプ
ログラムで発生させているため、繰り返しのない大きな
分割線形状データを用いる場合でも、その全てを記憶し
ておくための大きな記憶装置を必要とせず、装置の簡略
化やコストダウンを図ることができる。
【0080】請求項9に記載の発明によれば、分割線形
状が色毎に異なるため、形成される画像のつなぎ目がよ
り目立たなくなる。
【0081】請求項10に記載の発明によれば、全ての
ラインにおいて各色間で画像データの分割位置が一致し
ないようにしているため、形成される画像のつなぎ目が
より目立たなくなる。
【0082】請求項11に記載の発明によれば、分割線
形状を複数の中から選択して使用することができるの
で、記録条件が変化した場合でも、形成される画像のつ
なぎ目が最も目立たない分割線形状を選択して使用する
ことができる。
【0083】請求項12に記載の発明によれば、入力画
像の種類に応じて分割線形状データを選択して用いるの
で、どのような入力画像に対しても適切な分割線形状デ
ータを用いてつなぎ目を目立ちにくくすることができ
る。
【0084】請求項13に記載の発明によれば、使用す
るインキの種類に応じて分割線形状データを選択して用
いるので、どのようなインキに対しても適切な分割線形
状データを用いてつなぎ目を目立ちにくくすることがで
きる。
【0085】請求項14に記載の発明によれば、使用す
る記録媒体の種類に応じて分割線形状データを選択して
用いるので、どのような記録媒体に対しても適切な分割
線形状データを用いてつなぎ目を目立ちにくくすること
ができる。
【0086】請求項15に記載の発明によれば、画像記
録速度に応じて分割線形状データを選択して用いるの
で、どのような画像記録速度に対しても適切な分割線形
状データを用いてつなぎ目を目立ちにくくすることがで
きる。
【0087】請求項16に記載の発明によれば、形成さ
れる画像のつなぎ目に発生する濃度のむらの補正を、そ
の濃度むらの原因となっているつなぎ目において補正し
ているため、原画像の濃度分布をより忠実に再現するこ
とができる。
【0088】請求項17に記載の発明によれば、形成さ
れる画像のつなぎ目に発生する濃度のむらの補正を、そ
の濃度むらの原因となっている隣接する2つの記録ヘッ
ドの記録素子の位相差に基づいて補正しているため、位
相差の大きさと濃度むら補正量との関係を予め調べてお
けば、記録装置毎に画像の濃度を測定をする必要がなく
なる。
【0089】請求項18に記載の発明によれば、隣接す
る2つのヘッドの記録素子の位相差を検出する手段を備
えているので、本発明の画像記録装置以外に記録素子の
位相差を検出する手段を必要とせずに、形成される画像
のつなぎ目に発生する濃度むらを補正することができ
る。
【0090】請求項19に記載の発明によれば、形成さ
れる画像のつなぎ目がインキ滴吐出の回毎に異なるの
で、多値記録画像のつなぎ目を目立たなくすることがで
きる。
【0091】請求項20に記載の発明によれば、濃度む
ら補正測定用のテストパターンを印字する手段と、前記
テストパターンの濃度を読み取る手段と、前記読み取っ
た濃度に基づいて、濃度むら補正量を算出する手段とを
有しているので、本発明の画像記録装置のみで濃度むら
補正を行うことができる。
【0092】また、特開2000−168109に開示
されている画像データの幾何補正等を行うことによって
さらに画質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の発明の実施の形態の説明をする
ためのブロック図である。
【図2】記録ヘッドと記録媒体の位置関係を示す概念図
である。
【図3】分割線形状データの第1の例を示す図である。
【図4】分割線形状データの第2の例を示す図である。
【図5】隣接する2つの記録ヘッドの位置関係を示す図
である。
【図6】つなぎ目付近の記録媒体上に形成されるドット
の配置を示す図である。
【図7】画像のつなぎ目付近において、分割線が画像を
分割する位置の分布をライン方向に沿って表した図であ
る。
【図8】分布が均一の場合に間違った補正により劣化し
た画質を抑える方法について説明するための図である。
【図9】濃度むらの補正方法について説明するための図
である。
【図10】記録タイミングにずれが生じた場合の画像の
つなぎ目部分を表す図である。
【図11】つなぎ目付近の部分画像について2色のイン
キで画像を形成する場合の画像データの分割方法を示す
図である。
【図12】本発明の第2の発明の実施の形態を説明する
ためのブロック図である。
【図13】本発明の第3の発明の実施の形態を説明する
ためのブロック図である。
【図14】本発明の第4の発明の実施の形態を説明する
ためのブロック図である。
【図15】複数のインク滴を重ねることによって階調表
現を行う画像記録方式における画像の分割について説明
するための図である。
【図16】複数のインク滴を重ねることによって階調表
現を行う画像記録方式における画像の分割について説明
するための図である。
【符号の説明】
101 2値画像メモリ 102 ROMテーブル 103 画像分割手段 104 第1の分割画像メモリ 105 第2の分割画像メモリ 106 第1の記録ヘッド 107 第2の記録ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA06 EB27 EB41 EB59 EC69 EC75 ED05 2C061 AP03 AP04 AQ05 HH01 HH03 HJ01 HJ06 HK07 HK11 HK23 HN02 HN15 KK18 KK25 KK26 KK32

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データを複数の部分画像
    に分割するための分割線形状データを発生させる分割線
    形状データ発生手段と、 この分割線形状データ発生手段により発生された分割線
    形状データに基づいて、前記画像データを複数の部分画
    像に分割する画像分割手段と、 分割部分に相当する画像データの濃度を補正する濃度む
    ら補正手段と、 前記複数の部分画像をそれぞれ記録する複数の記録ヘッ
    ドにより構成される記録手段とを備えたことを特徴とす
    る画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記分割線形状データ発生手段から出力
    される分割線形状データは、1ライン毎または複数ライ
    ン毎に画像データの分割位置を規則的に移動した形状で
    あることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記分割線形状データ発生手段から出力
    される分割線形状データは、1ライン毎または複数ライ
    ン毎に画像データの分割位置を不規則的に移動した形状
    であることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装
    置。
  4. 【請求項4】 前記画像データの分割位置の分布は、そ
    の分布範囲の中央に多く分布することを特徴とする請求
    項2または3に記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 隣接するライン間での画像データの分割
    位置のライン方向の差の最大値が、画像データの分割位
    置の分布範囲の幅よりも小さい所定値以下であることを
    特徴とする請求項2または3に記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記分割線形状データ発生手段は、分割
    線形状データを記憶可能な記憶装置であることを特徴と
    する請求項1に記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記分割線形状データは書き換え可能で
    あることを特徴とする請求項6に記載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】 分割線形状データ発生手段は、関数また
    はプログラムによって分割線形状データを発生すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】 前記記録手段は多色で記録を行うもので
    あり、前記分割線形状データ発生手段は、各色毎に異な
    る分割線形状データを発生させることを特徴とする請求
    項1に記載の画像記録装置。
  10. 【請求項10】 前記分割線形状データは、全てのライ
    ンにおいて各色間で画像データの分割位置が一致しない
    ようにしたことを特徴とする請求項9に記載の画像記録
    装置。
  11. 【請求項11】 前記分割線形状データ発生手段は、複
    数の異なる分割線形状データを発生可能であり、発生さ
    れた分割線形状データを選択する分割線形状データ選択
    手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像記
    録装置。
  12. 【請求項12】 前記分割線形状データ選択手段は、入
    力画像の種別に応じて分割線形状データを選択すること
    を特徴とする請求項11に記載の画像記録装置。
  13. 【請求項13】 前記分割線形状データ選択手段は、使
    用するインキの種別に応じて分割線形状データを選択す
    ることを特徴とする請求項11に記載の画像記録装置。
  14. 【請求項14】 前記分割線形状データ選択手段は、使
    用する記録媒体の種別に応じて分割線形状データを選択
    することを特徴とする請求項11に記載の画像記録装
    置。
  15. 【請求項15】 前記分割線形状データ選択手段は、画
    像記録速度に応じて分割線形状データを選択することを
    特徴とする請求項11に記載の画像記録装置。
  16. 【請求項16】 前記濃度むら補正手段は、分割線に接
    する位置にある記録ドットのオン、オフを制御すること
    によって記録ヘッドのつなぎ目に相当する位置に発生す
    る画像の濃度むらを均一な濃度になるように補正するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  17. 【請求項17】 前記濃度むら補正手段は、隣接する2
    つの記録ヘッドの記録素子の位相差の種々の値に対応し
    て、前記記録ヘッドのつなぎ目に相当する位置に発生す
    る画像の濃度むらの補正量を記憶した濃度むら補正量記
    憶手段を有し、この濃度むら補正量記憶手段に記憶され
    た補正量を参照して、実際に求めた位相差に応じた濃度
    補正量を取得して濃度むら補正を行うことを特徴とする
    請求項1に記載の画像記録装置。
  18. 【請求項18】 隣接する2つの記録ヘッドの記録素子
    の位相差を検出する位相差検出手段を有することを特徴
    とする請求項17に記載の画像記録装置。
  19. 【請求項19】 記録ドットの形成に用いるインキ滴の
    数を制御することによって記録ドット毎に階調表現が可
    能な画像記録装置において、 階調表現のためのインキ滴吐出の回数毎の画像を記憶し
    た画像データ記憶手段と、 複数の異なる画像分割線形状データを記憶した画像分割
    線形状データ記憶手段と、 記録ドットを形成する際に、前記画像データ記憶手段に
    記憶された画像に対応したインキ滴の数に応じて、前記
    画像分割線形状データ記憶手段に記憶された画像分割線
    形状データのひとつを選択する画像分割線形状データ選
    択手段と、 選択された画像分割線形状データに従って、前記画像デ
    ータ記憶手段に記憶された画像データを記録ヘッドの数
    に分割する画像分割手段と、 この画像分割手段により分割された画像データを記録す
    る複数の記録ヘッドにより構成される記録手段とを有す
    ることを特徴とする画像記録装置。
  20. 【請求項20】 濃度むら補正測定用のテストパターン
    を印字する手段と、 前記テストパターンの濃度を読み取る手段と、 前記読み取った濃度に基づいて、濃度むら補正量を算出
    する手段とを有することを特徴とする請求項1〜16の
    いずれか1つに記載の画像記録装置。
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