JP2010241015A - インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】各色のつなぎヘッドを搬送方向にずらすことなく配置しながらも、各色のつなぎ部が記録媒体で重複することなく画像が記録されるようなインクジェット記録装置およびインクジェット記録方法を提供する。
【解決手段】オーバーラップ領域64を設けながら配置された複数のチップ61、62のそれぞれに対し、オーバーラップ領域64に含まれる複数のノズル63の中から、連続して配列した複数のノズル63を記録使用ノズルとして、記録ヘッドの走査の度に設定する。これにより、各色のつなぎ部を記録媒体で重複させることなく画像を記録することが出来るので、各色のつなぎ部が強調されることなく、また各色の記録タイミングの違いに起因する「つなぎすじ」が現れることがなくなる。さらに、オーバーラップ領域64内のノズル63の使用頻度を均等化して、記録ヘッド60の寿命を延ばすことも期待できる。
【選択図】図6

Description

本発明は、インクジェット記録ヘッドを用いたインクジェット記録装置およびインクジェット記録方法に関する。特に、複数のヘッドチップを配列して構成された長尺なインクジェット記録ヘッドを用いて、複数の記録走査を繰り返すことにより記録媒体に画像を形成するインクジェット記録装置およびインクジェット記録方法に関する。
インクジェット記録装置は、高画質なカラー画像を多様な記録媒体に記録することが出来る。特に、シリアル型のインクジェット記録装置は、様々なサイズの記録媒体への記録が可能でありながら比較的安価に提供することが出来るので、パーソナルユースからビジネスユースまで、幅広いニーズに対応し普及している。
シリアル型のインクジェット記録装置では、記録媒体に向けてインクを吐出するノズルを所定のピッチで配列した記録ヘッドを用いている。そして、ノズルからインクを吐出しながらの主走査と、主走査とは交差する方向へ記録媒体を搬送する搬送動作とを交互に繰り返すことにより、段階的に画像を完成させていく。この場合、記録ヘッドに配列されたノズルの数が多いほど、1回の走査で記録媒体に記録する画像の幅も大きくなり、トータルの記録時間が短縮される。従って、大判のロール紙に記録を行うようなインクジェット記録装置においては、なるべく多数のノズルが配列された記録ヘッドを用いることが、スループットの点から望ましいこととなる。
しかしながら、多数のノズルを1つの記録ヘッドチップ(単にチップとも言う)に一括して構成することは、記録ヘッドの製造工程上、歩留まりを低下させる要因となる。なぜなら、吐出状態が不良なノズルが1つでも含まれていると、その記録ヘッドが欠陥品とみなされてしまう一方、吐出状態が不良なノズルが1つも含まれていない状態を実現することは、記録ヘッドに配列するノズル数が多くなるほど困難になるからである。このような問題に対応するため、近年では、然程多くない数のノズルが配列した短尺なチップを複数用意し、これらをつなぎ合わせて長尺な記録ヘッドを製造する方法が活用されている。以下、このようにして製造された記録ヘッドをつなぎヘッドと称す。
図1(a)および(b)は、2つのチップで構成されたつなぎヘッドの例を示す図である。図1(a)は同じインク(例えばシアン)を吐出するための1列のつなぎヘッドの例、同図(b)は2種類の異なるインク(例えばシアンとマゼンタ)を吐出するための2列のつなぎヘッドの例である。図1(a)を参照するに、同じインクを吐出する複数のノズルがX方向に配列されたチップ1およびチップ2は、互いにY方向(主走査方向)にずれながら、幾つかのノズルが含まれるオーバーラップ領域3を設けた状態で、搬送方向(X方向)に配置されている。このような配置により、比較的短尺なチップ1および2から長尺の記録ヘッド4を実現することが出来る。より一層長尺な記録ヘッドにする場合には、さらに多くのチップを用意して、各チップを図のようにY方向に交互にずらしながらX方向に配列させればよい。
このとき、オーバーラップ領域3の記録は、オーバーラップ領域3に含まれる2つのチップ上の複数のノズルによって分担して行うことが出来る。これにより、個々のチップの配置に多少のずれが含まれたとしても、また特許文献1に開示されているような端部よれが発生したとしても、これらによる画像弊害を緩和しながら記録を行うことが可能となる。
但し、図1(a)および(b)のようなつなぎヘッドであっても、多数のインク色のために多数のつなぎヘッドを用いる場合には、新たな画像弊害が懸念される場合がある。
図2(a)および(b)は、図1(a)および(b)で示した記録ヘッドを12色分主走査方向(Y方向)に配列させた状態を示す図である。このような配列構成の場合、全12色のオーバーラップ領域は搬送方向に完全に重複するので、2つのチップ間の記録に使用するノズルの切り替え位置(つなぎ部)が各色で等しいと、各インク色のつなぎ部が互いに強調し合い画像の一様性を損なわせることになる。また、この場合、つなぎ部においては、複数色のインクを記録媒体に記録するタイミングが、つなぎ部以外の領域とは局所的に異なる状態となる。よって、この記録タイミングの違いに起因する色相の違いが、つなぎ部における「つなぎすじ」となって現れる場合がある。
特許文献1では、このような問題に対応するため、図3に示すように、オーバーラップ領域がインク色ごとに搬送方向(X方向)に異なる箇所に設定された記録ヘッドが開示されている。特許文献1の構成であれば、各インク色のつなぎ部が記録媒体の同位置に重複されることが無いので、各色のつなぎ部が互いに強調し合うこともなく、インク色の記録タイミングの違いによる「つなぎすじ」も発生しない。
特開2005−199692号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている記録ヘッドは、図3に見るように、各色の記録ヘッドがX方向にずれて配置されているので、記録ヘッドの全長が各色の記録幅以上に長尺になってしまう。また、各色で記録媒体のX方向における同じ幅位置を記録することが出来ないので、記録媒体に対する記録走査数も図2の構成に比べて増加し、スループットにも影響が出る。このような弊害は、例えば、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックのような基本の4色のみを用いるような場合には大きな問題にはならない。しかし、図2(a)および(b)で用意したように12色ものインクを用いる場合には、記録ヘッド全長の拡大がキャリッジや記録装置そのものの大型化を招き、スループットにも大きく影響を与える結果となる。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものである。よって、その目的とするところは、各色のつなぎヘッドを搬送方向にずらすことなく配置しながらも、各色のつなぎ部が記録媒体で重複することなく画像が記録されるようなインクジェット記録装置およびインクジェット記録方法を提供することである。
そのために本発明においては、画像データに基づいてインクを吐出するノズルを第1の方向に配列して形成される第1のチップと第2のチップを、前記第1の方向にオーバーラップ領域を設けた状態で配置して構成される記録ヘッドを用いて、記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置であって、前記画像データに従って前記ノズルからインクを吐出しながら前記記録ヘッドを前記第2の方向に走査する手段と、1回の前記走査が終了するたびに前記記録媒体を前記第1の方向に搬送する手段と、前記走査の度に、前記第1のチップの前記オーバーラップ領域に含まれる複数のノズルと前記第2のチップの前記オーバーラップ領域に含まれる複数のノズルとの中から、連続して配列した複数のノズルを記録使用ノズルとして設定する設定手段とを備えることを特徴とする。
また、画像データに基づいてインクを吐出するノズルを第1の方向に配列して形成される第1のチップと第2のチップを、前記第1の方向にオーバーラップ領域を設けた状態で配置して構成される記録ヘッドを用いて、記録媒体に記録を行うインクジェット記録方法であって、前記画像データに従って前記ノズルからインクを吐出しながら前記記録ヘッドを前記第2の方向に走査する工程と、1回の前記走査が終了するたびに前記記録媒体を前記第1の方向に搬送する工程と、前記走査の度に、前記第1のチップの前記オーバーラップ領域に含まれる複数のノズルと前記第2のチップの前記オーバーラップ領域に含まれる複数のノズルとの中から、連続して配列した複数のノズルを記録使用ノズルとして設定する設定工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、各色のつなぎ部を記録媒体で重複させることなく画像を記録することが出来るので、各色のつなぎ部が強調されることなく、また各色の記録タイミングの違いに起因する「つなぎすじ」が現れることがなくなる。さらに、オーバーラップ領域内のノズルの使用頻度を均等化して、記録ヘッドの寿命を延ばすことも期待できる。
(a)および(b)は、2つのチップで構成されたつなぎヘッドの例を示す図である。 (a)および(b)は、図1(a)および(b)で示した記録ヘッドを12色分主走査方向(Y方向)に配列させた状態を示す図である。 オーバーラップ領域がインク色ごとに搬送方向に異なる箇所に設定された記録ヘッドを示す図である。 本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置を示す平面図である。 インクジェット記録装置の制御系の概略構成を説明するためのブロック図である。 実施形態で使用する2色分のつなぎヘッドの構成を説明するための図である。 CPUが実行する記録制御の各工程を説明するためのフローチャートである。 (a)および(b)は、つなぎヘッドのオーバーラップ領域と、記録に使用するノズルの位置を走査ごとに示した図である。 走査回数nと基本の4色(CMYK)の使用ノズルの関係を示した図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を詳細に説明する。
図4は、本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置(以下、単に記録装置ともいう)を示す平面図である。本実施形態のインクジェット記録装置は、比較的大判の記録媒体に記録を行うものであり、記録媒体をX方向(第1の方向)へと搬送する不図示の搬送ユニットを含む記録装置の本体20を備える。本体20には、ガイド軸33に沿って矢印Yに示す主走査方向(第2の方向)に移動可能に取り付けられたキャリッジ10が設けられている。キャリッジ10はベルト34を介して不図示のキャリッジモータから伝達される駆動力によって往復移動が可能になっている。キャリッジ10にはインク滴を吐出する記録ヘッド5が搭載されており、記録ヘッド5はキャリッジ10と共にY方向へと往復移動する。記録ヘッド5の構成については、後に詳しく説明する。
キャリッジ10には、キャリッジ10と共に主走査方向へ移動しつつ、プラテン4における記録媒体の存否を検出する学式センサ32が設けられている。光学センサ32からの出力信号に基づいて、記録媒体の両側端部の位置を検出することができ、さらに両側端部の位置から記録媒体のY方向における寸法(幅寸法)を求めることができる。
また、キャリッジ10には、プラテン4上に支持された記録媒体をY方向に沿って切断する切断ユニット35が設けられている。切断ユニット35には、キャリッジ10の側方に設けられたメスと、このメスを出没させるアクチュエータとが備えられている。アクチュエータによって突出したメスは、プラテン4に形成されたY方向に延出する溝に挿入可能となっており、キャリッジ1と共にY方向へと溝に挿入された状態で移動する。このような移動によって、プラテン4上に支持された記録媒体は主走査方向に沿って切断される。
キャリッジ10が走査する領域の端部(ホームポジション)には、記録ヘッド5の吐出性能を適正に保つための吸引回復機構30が設けられている。吸引回復機構30には、ホームポジションに戻った記録ヘッド5の吐出口を覆うキャップや、ノズル内の増粘インク等を除去するためにキャップ内に負圧を発生させるポンプなどが備えられている。
記録装置が画像の記録コマンドを受信すると、記録媒体は不図示の搬送ユニットからX方向に給送され、記録ヘッド5による記録が可能な位置まで搬送される。光学センサ32の出力値に応じて記録媒体の位置合わせおよび幅検出が完了すると、記録ヘッド5は不図示の主制御部から受信した記録信号に従って、キャリッジ10と共にY方向に移動しながら記録媒体に向かってインクを吐出する。このような1回分の記録走査が終了すると、記録媒体は記録ヘッド5の記録幅に応じた分だけX方向に搬送される。以上のようなY方向の記録走査とX方向への搬送動作とを交互に繰り返すことにより、記録信号に従った画像が記録媒体に段階的に形成されていく。全ての記録信号に従った記録が終了すると、切断ユニット35によって記録媒体が切断され、ジョブが終了する。
図5は、インクジェット記録装置2の制御系の概略構成を説明するためのブロック図である。主制御部300には、演算や装置全体の制御を司るCPU301、CPU301が実行すべき制御プログラム等を格納するROM302、記録データのバッファ等として用いられるRAM303、および入出力ポート304等が備えられている。CPU301は、記録媒体を搬送するためのLFモータ312、キャリッジを走査させるためのCRモータ313、記録ヘッド5および切断ユニット35などを、入出力ポート304を介して305〜308に示す各駆動回路を駆動することによって制御する。また、CPU301は、入出力ポート304を介して、光学センサ32、記録ヘッドの温度を検出するためのヘッド温度センサ314、キャリッジ10がホームポジションに有ることを検出するためのホームポジションセンサ310などの出力信号を検出する。さらに主制御部300は、インターフェース回路311を介することにより、ホストコンピュータ315から送信される画像データなどを受信している。
図6は、本実施形態で使用する記録ヘッド5の2色分のつなぎヘッドの構成を説明するための図である。つなぎヘッド60は、第1のチップ61および第2のチップ62の2つのチップによって構成されている。そして、個々のチップにはインク滴を吐出するノズル63が、X方向(第1の方向)に沿って1200dpi(ドット/インチ;参考値)の密度で1280個ずつ配列されている。また、第1のチップ61および第2のチップ62は、40個のノズルを含むオーバーラップ領域64を設けるようにして、X方向に繋ぐように配列されている。具体的には、第1のチップ61の1239〜1279番目のノズルと、第2のチップ62の0〜39番目のノズルとが、オーバーラップ領域64を形成している。従って、2つのチップ61および62によって構成されるつなぎヘッド60のX方向における記録幅は、2×1280−40=2520ドット分となる。
本実施形態において、このように構成されたつなぎヘッドは12色分用意され、これらは図2(b)に示したようにX方向(第1の方向)にずれることなくY方向(第2の方向)に並列配置した構成となっている。すなわち、記録ヘッドの全長やオーバーラップ領域の大きさや位置は、全色で共通である。12色のインクを具体的に説明すると、まず、無彩色については、光沢用紙に適したフォトブラック(Pbk)とマット紙に適したマットブラック(Mbk)、またグレーラインの階調性の向上を目的としたグレー(Gy)と淡グレー(Pgy)が用意されている。一方、有彩色については、減法混色における3原色であるシアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の他に、記録画像の粒状感の低減を目的とした淡シアン(Pc)および淡マゼンタ(Pm)が用意されている。さらに、最大出力色域の拡大を目的として、3原色の2次色であるR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)が用意されている。
なお、本実施形態において、個々のノズル63には、インク滴の出口となる吐出口、これに連通するインク流路、および各インク流路内に配備されインクを加熱して膜沸騰を起こし、その発泡エネルギでインクを吐出させる電気熱変換体、が設けられている。但し、このような構成は本発明を限定するものではない。個々のノズルからインクを滴として吐出することが可能であれば、どのような方法を用いてインクを吐出する構成であっても構わない。
図7は、本発明の特徴的な記録方法を説明するために、CPU301が実行する記録制御の各工程を説明するためのフローチャートである。
ホストコンピュータ315から記録開始コマンドを受信すると、CPU301は、まずステップS1にてLFモータ312等を駆動させ、記録媒体を記録ヘッド5によって記録可能なプラテン4の位置まで給紙する。そして、キャリッジ10を一往復させながら光学センサ32の出力信号を読み取ることにより、記録媒体のY方向の幅を検出する。その後、記録ヘッドの走査回数をカウントするための変数nを、1に初期化する(ステップS2)。
続くステップS3では、次の走査で使用する記録使用ノズルを、個々の記録ヘッドについて独立に設定する。
図8(a)および(b)は、シアンとマゼンタのノズル列を配列したチップによって構成されるつなぎヘッドのオーバーラップ領域64と、記録に使用するノズルの位置を走査ごとに示した図である。図において、その記録走査で記録に使用する記録使用ノズルは黒丸、使用しないノズルは白丸で示している。図8(a)は1走査目の記録使用ノズル、同図(b)は2走査目の記録使用ノズルをそれぞれ示している。
具体的に説明すると、1走査目においては、第1のチップ61において0〜1279までのノズルのうち、シアンは0〜1249までの連続するノズルを記録使用ノズルとし、マゼンタは0〜1269までの連続するノズルを記録使用ノズルとする。また、第2のチップ62においては、シアンは10〜1279までの連続するノズルを記録使用ノズルとし、マゼンタは30〜1279までの連続するノズルを記録使用ノズルとする。一方、2走査目においては、第1のチップ61において0〜1279までのノズルのうち、シアンは0〜1259までの連続するノズルを記録使用ノズルとし、マゼンタは0〜1279までの連続するノズルを記録使用ノズルとする。また、第2のチップ62においては、シアンは20〜1279までの連続するノズルを記録使用ノズルとし、マゼンタは40〜1279までの連続するノズルを記録使用ノズルとする。
これにより、1走査目においては、第1のチップ61の1249のノズルと第2のチップ62の10のノズルの間がシアンのつなぎ部となり、第1のチップ61の1269のノズルと第2のチップ62の30のノズルの間がマゼンタのつなぎ部となる。また、2走査目においては、第1のチップ61の1259のノズルと第2のチップ62の20のノズルの間がシアンのつなぎ部となり、第1のチップ61の1279のノズルと第2のチップ62の40のノズルの間がマゼンタのつなぎ部となる。
図9は、走査回数nと基本の4色(CMYK)の使用ノズルの関係を示した図である。図から判るように、本実施形態においては、どの走査においても基本の4色のそれぞれで記録使用ノズルの領域が異なっており、さらにどの1色においても走査ごとに記録使用ノズルの領域が異なっている。本発明ではこのように、走査及びインク色に対応して、各チップで実際に記録に使用する記録使用ノズルを独立に設定することにより、オーバーラップ領域64内でのチップ間のつなぎ位置を、走査ごと及び記録ヘッドごとに異ならせることに特徴がある。図9に示したような各色についての走査回数と使用ノズルの関係は、記録装置のROM302に予め記録しておくことが出来る。
図7のステップ3では、図9に示したような走査回数と使用ノズルの関係が予め定められているテーブルなどを参照することにより、n走査目の使用ノズルが設定される。ステップS3によって、記録に使用するノズルが設定されると、CPU301は、ステップS4において設定されたノズルを使用してn回目の記録走査を実行する。
続くステップS5において、CPU301は画像データの記録が完了したか否かを判断する。まだ、記録するべき画像が残っていると判断した場合は、ステップS6にて変数nをインクリメントした後、次の走査のためにステップS3に戻る。
一方、ステップS5において記録が完了したと判断した場合は、ステップS7へ進み、切断ユニット35によって記録媒体をカットした後これを排出する。以上で本処理が終了する。
なお、図9では、簡単のため、基本の4色のみにおける使用ノズルの例を示したが、実際には12色全てが互いに異なるつなぎ位置を有する様に、それぞれの使用ノズルが設定されることが好ましい。また、走査のたびに使用ノズルを切り替える構成であれば、同じ使用ノズルの組み合わせが周期的に繰り返されてもかまわない。例えば図9の場合であれば、走査回数nが定数kに達した次の走査から、再度1走査目と等しいノズルを使用するようにしてもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、全12色のつなぎヘッドを搬送方向にずらすことなく配置しながらも、各色のつなぎ部を記録媒体で重複させることなく画像を記録することができる。よって、各色のつなぎ部が強調されることなく、また各色の記録タイミングの違いに起因する「つなぎすじ」が現れることもなく、一様な画像を出力することが可能となる。さらに、本実施形態によれば、記録走査の度に使用ノズルを切り替えているので、オーバーラップ領域内のノズルの使用頻度が均等化され、記録ヘッド自体の寿命を延ばすことが期待できる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、図6に示したように、2つのチップをつなげて構成される記録ヘッドを例に説明したが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。1つのインク色に対しさらに多くのチップを用意し、主走査方向(Y方向)に交互にずらしながら副走査方向(X方向)にこれらチップをつなげるように配置させる構成であってもよい。この場合、1つの記録ヘッドの中に複数のオーバーラップ領域が存在することになるが、使用ノズルの設定は、全てのオーバーラップ領域で統一しても良いし異ならせるようにしても良い。
また、本実施形態では、互いに異なる12色のインクを吐出するための記録ヘッドを例に説明したが、異なる記録ヘッドが必ずしも異なるインクを吐出しなくても良い。例えば、基本の4色について各色2つずつの記録ヘッド(ノズル列)を用意し、往路走査と復路走査のいずれにおいても記録媒体に対するインクの付与順序が等しくなるように、これら記録ヘッドを対照的に配列させた構成であっても本発明は有効に機能する。
また、上記実施形態では、光学センサ32の出力信号に基づいて記録媒体の幅を検出する内容で説明したが、記録媒体の幅についてはユーザがホストコンピュータ315から入力指定する形態であっても良い。
加えて、本発明に係るインクジェット記録装置は、上記実施形態のように、ホストコンピュータ315等の画像出力端末として設けられるものの他、リーダ等と組み合わせた複写装置、更には送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を採るものであっても良い。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能処理を実現するソフトウェアのプログラムを、システムあるいは装置に対して直接または遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行する場合を含む。この場合、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。また、コンピュータにインストールされるプラグラムは、本発明の機能処理を実現するものであればよく、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態は問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープなどがある。その他にもプログラムを供給するための記録媒体は、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットに接続しホームページから本発明のプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをダウンロードすることでも供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明の範囲に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化して記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに、ホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報で暗号化されたプログラムを実行してインストールさせることも可能である。
またコンピュータが読み出したプログラムを実行して、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムによってコンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや接続された機能拡張ユニットのメモリに書き込まれた後、そのプログラムによって、CPU等が処理の一部または全部を行なうことでも、実施形態の機能が実現され得る。
5 記録ヘッド
20 インクジェット記録装置
32 光学センサ
35 切断ユニット
60 記録ヘッド
61 第1のチップ
62 第2のチップ
63 ノズル
64 オーバーラップ領域
300 主制御部
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 入出力ポート
305〜308 駆動回路
310 ホームポジションセンサ
311 インターフェース回路
312 LFモータ
313 CRモータ
314 ヘッド温度センサ
315 ホストコンピュータ

Claims (6)

  1. 画像データに基づいてインクを吐出するノズルを第1の方向に配列して形成される第1のチップと第2のチップを、前記第1の方向にオーバーラップ領域を設けた状態で配置して構成される記録ヘッドを用いて、記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置であって、
    前記画像データに従って前記ノズルからインクを吐出しながら前記記録ヘッドを前記第2の方向に走査する手段と、
    1回の前記走査が終了するたびに前記記録媒体を前記第1の方向に搬送する手段と、
    前記走査の度に、前記第1のチップの前記オーバーラップ領域に含まれる複数のノズルと前記第2のチップの前記オーバーラップ領域に含まれる複数のノズルとの中から、連続して配列した複数のノズルを記録使用ノズルとして設定する設定手段と
    を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記設定手段は、前記走査の回数をカウントする手段を有し、該カウント手段によってカウントされた回数に応じて前記第1のチップおよび前記第2のチップにおける前記記録使用ノズルをそれぞれ設定することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記記録ヘッドの複数を用い、前記設定手段は前記走査の度に前記記録使用ノズルを前記複数の記録ヘッドのそれぞれに対応して設定することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記複数の記録ヘッドは、互いに異なる色のインクを吐出することを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記記録ヘッドは、前記第1のチップおよび前記第2のチップを含む複数のチップが、前記第2の方向に交互にずれながら前記第1の方向に前記オーバーラップ領域を設けた状態で配置して構成され、
    前記設定手段は、前記走査の度に、前記記録使用ノズルを前記複数のチップのそれぞれに対応して設定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  6. 画像データに基づいてインクを吐出するノズルを第1の方向に配列して形成される第1のチップと第2のチップを、前記第1の方向にオーバーラップ領域を設けた状態で配置して構成される記録ヘッドを用いて、記録媒体に記録を行うインクジェット記録方法であって、
    前記画像データに従って前記ノズルからインクを吐出しながら前記記録ヘッドを前記第2の方向に走査する工程と、
    1回の前記走査が終了するたびに前記記録媒体を前記第1の方向に搬送する工程と、
    前記走査の度に、前記第1のチップの前記オーバーラップ領域に含まれる複数のノズルと前記第2のチップの前記オーバーラップ領域に含まれる複数のノズルとの中から、連続して配列した複数のノズルを記録使用ノズルとして設定する設定工程と
    を有することを特徴とするインクジェット記録方法。
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