JP2008049502A - 記録装置および記録方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】 画像形成の高速化と高画質化を両立することができる記録装置および記録方法を提供すること
【解決手段】 同一記録ヘッドチップ内に記録素子列を平行に複数配置し、記録素子列の端部が互いに重複する重複部において少なくとも異なるように記録データの分配比率を制御することを特徴とするフルライン記録ヘッドを有する記録装置
【選択図】図5

Description

本発明は、複数の記録素子が列状に配列された記録ヘッドを用いて記録を行う記録装置および記録方法に関し、いわゆるフルラインタイプのインクジェット記録ヘッドを用いる場合に好適な記録装置および記録方法に関するものである。
プリンタや複写機等、あるいはコンピュータやワードプロセッサ等を含む複合電子機器やワークステーションなどの出力機器として用いられる記録装置は、記録情報に基づいて用紙等の記録媒体に画像(文字や記号等を含む)を記録するように構成されている。このような記録装置は、記録方式によって、インクジェット式、ワイヤドット式、サーマル式、レーザービーム式等に分類される。
記録媒体の搬送方向(副走査方向)と交差する主走査方向に走査しながら記録を行ういわゆるシリアルタイプの記録装置においては、記録媒体に沿って移動する記録手段としての記録ヘッドを用いて画像を記録する。すなわち、記録ヘッドによって1主走査分の記録動作を終了する毎に記録媒体を所定量ずつ搬送する動作を繰り返すことにより、記録媒体全域に対する記録を行う。
一方、記録ヘッドが記録媒体の幅に相当する記録幅をもち、記録媒体の搬送方向の移動のみを伴ういわゆるフルラインタイプの記録装置においては、記録媒体を所定位置にセットし、記録媒体を搬送しながら1ライン分の記録動作を連続して行う。そして、こうすることによって、記録媒体全域に対する記録を行う。
各方式の記録装置のうち、インクジェット式の記録装置(インクジェット記録装置)は、記録手段としてインクジェット記録ヘッドを用い、その記録ヘッドの吐出口から記録媒体に向かってインクを吐出して記録を行うものである。このようなインクジェット記録装置は、記録ヘッドのコンパクト化が容易であること、高精細の画像を高速に形成できること、いわゆる普通紙に特別の処理を必要とせずに記録することができランニングコストが低廉であるという利点を有している。また、ノンインパクト方式であるので騒音が小さいこと、多色のインクを使用してカラー画像を形成するための構成を採るのが容易であること、等の利点も有している。さらに、この種の記録装置において、記録媒体の搬送方向と交差(一般的には直交)する方向に多数のインクジェット記録素子を配列してなる記録ヘッド(いわゆるフルラインタイプの記録ヘッド)を用いるフルライン形態の記録装置がある。フルライン形態の記録装置は、画像形成の一層の高速化が可能であり、最近ニーズが高まりつつあるオンデマンド記録用の記録装置としての可能性が注目されている。(例えば特許文献1参照。)インクジェット記録素子は、記録媒体の記録領域の全幅に渡って位置し、吐出口からインクを吐出可能な構成となっている。
ところで、このようなオンデマンド記録用のフルラインタイプの記録装置においては、例えば、文章などモノカラーの記録には解像度600×600dpi(ドット/インチ)以上の解像度をA3サイズの記録媒体に毎分30頁以上で記録することが求められる。
また写真のようなフルカラー画像の記録には1200×1200dpi以上の高い解像度をA3サイズの記録媒体に毎分30頁以上で記録することが求められる。
特開2002−292859号公報
しかしながら、上記フルラインタイプの記録装置に用いられる記録ヘッドにおいて、記録媒体の記録領域の全幅に渡って位置するインクジェット記録素子、特に、インクジェット記録素子の一部を成す吐出口を全て欠陥なく加工することは困難であった。例えば、フルラインタイプの記録装置において、A3サイズの用紙に1200dpiの解像度の記録を行うためには、フルラインタイプの記録ヘッドに約1万4千個の吐出口(記録幅約280mm)を形成することが必要となる。また、フルラインタイプの記録ヘッドにおいて、このような多数の吐出口に対応するインクジェット記録素子の全てを一つの欠陥もなく加工することは、その製造プロセス上難しい。また、このような記録ヘッドをたとえ製造できたとしても良品率が低く、製造コストが多大となってしまう。
そのため、フルラインタイプのインクジェット記録装置において用いられるフルラインタイプの記録ヘッドとして、いわゆるつなぎヘッドが提案されている。このつなぎヘッドは、複数の記録素子が配列された記録素子列を有した複数の記録ヘッドチップが、前記記録素子列方向に、配列された記録ヘッドである。つまり、シリアルタイプにおいて用いられているような比較的安価な短尺チップ形態の記録ヘッドを吐出口の配列方向に複数個つなぎ合わせるように、それらのチップを高精度に配列することによって長尺化を実現する長尺記録ヘッドである。
しかしながら、本発明者らが鋭意検討した結果、このようなつなぎヘッドは、その構成上、複数チップ間のつなぎ部分に位置する記録素子による記録部分に画質劣化、いわゆるつなぎスジが発生しやすいという問題があることが明らかとなった。ここで、前記つなぎ部分とは、隣接する前記記録ヘッドチップの記録素子列の端部が互いに重複した重複部分をいう。具体的には、記録装置の記録媒体の搬送バラツキ(いわゆる搬送蛇行)や、フルラインタイプの記録ヘッドと記録媒体との相対位置関係に傾きが発生する。これ等の影響のため、つなぎ部分において隣接する記録素子の吐出口によって形成される吐出口ピッチが、他の吐出口ピッチと同一とならず、記録された画像上に、チップのつなぎ部分に対応したスジ(つなぎスジ)が発生することがあった。つなぎヘッドの構成上、つなぎ部分で記録に使用される吐出口列の吐出口列方向に対する列間距離が、非つなぎ部分で記録に使用される吐出口列よりも大きくなってしまう場合が多い。このため、つなぎ部分において、上記搬送蛇行や傾き等の影響を受けやすいことが一因として考える。
このようなつなぎヘッドによって生じるつなぎスジに対しては、特許文献1でも開示されているとおり、これまで改善策がいくつか提案されている。例えば、つなぎ部分のチップ配列を高精度に行うための配列方法や配列装置を用いて、吐出口ピッチのずれを小さくする方法がある。また、他の対策としては、チップのつなぎ部分において、それぞれのチップ端の吐出口を吐出口の配列方向に隣接させるように配列させず、それぞれのチップ端における所定数ずつの吐出口を記録媒体の搬送方向に並べてオーバーラップさせて配列する方法である。この場合、記録時には、互いにオーバーラップする両方の吐出口からインクを吐出させることによって、つなぎスジを目立たなくする。
しかしながら、これらの対策は、いずれも写真調の記録を行う際に発生するつなぎスジに対しては、決して十分とはいえないものであった。
上述のような課題を鑑み、本発明の目的は、特にフルラインタイプの、インクジェット記録装置の利点である画像形成の高速化を維持しつつ、つなぎスジのない記録画像の高画質化を達成することができる記録装置及び記録方法を提供することである。
本発明者らは前述の課題を検討した結果、フルラインタイプの記録ヘッドの記録ヘッドチップの記録素子列を複数化することによって、つなぎスジが低減される場合があることを見出した。しかし、単純に前記記録素子列を複数化しただけでは効果が出ない場合がほとんどであった。そこで、本発明者らは、記録ヘッドチップの記録素子列の複数化をどのように行えば、つなぎスジが低減されるかということについてさらに鋭意検討を行うことによって、本発明を完成させた。
具体的には、上記目的を達成するため、本発明は、以下のような構成を有するものとなっている。
すなわち、複数の記録素子が配列された記録素子列を並行に複数配置した記録ヘッドチップを、前記記録素子列の端部が互いに重複するように複数配列することにより構成される記録ヘッドを用い、前記方向とは交差する方向に記録媒体を搬送して前記記録媒体に画像を記録する記録装置であって、
記録データを入力する入力手段と、
前記記録素子列への記録に用いる前記記録データを記録素子列毎に分配する分配手段と、
前記分配手段による記録データの分配比率が、同一記録ヘッドチップ内の前記記録素子列の端部が互いに重複する重複部において少なくとも異なるように前記分配比率を制御する制御手段とを有することを特徴とする記録装置である。
また、他の発明は、複数の記録素子が配列された記録素子列を並行に複数配置した記録ヘッドチップを、前記記録素子列の端部が互いに重複するように一方向に配列することにより構成される記録ヘッドを用い、前記方向とは交差する方向に記録媒体を搬送して前記記録媒体に画像を記録する記録装置を用いた記録方法であって、
記録データを入力する入力工程と、
前記記録素子列への記録に用いる前記記録データを記録素子列毎に分配する分配工程と、
前記分配工程による記録データの分配比率が、同一記録ヘッドチップ内前記記録素子列の端部が互いに重複する重複部において少なくとも異なるように前記分配比率を制御する制御工程とを有することを特徴とする記録方法である。
従って本発明によれば、複数の記録素子が列状に備えられ、かつそれら複数の記録素子列を記録素子の列方向に複数配列させた特にフルラインタイプの、記録ヘッドを用いて、高速で高画質な画像を記録することができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明する。
なお、この明細書において、「記録」とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かも問わない。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
さらに、「インク」とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理に供され得る液体を表すものとする。また、インクの処理に供され得る例としては、記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化がある。
<記録装置の基本構成(図1)、(図2)>
図1は本発明で好ましく実施可能なインクジェット方式のプリンタIJRAの主要部の構成を示す外観斜視図である。この実施例のインクジェット方式のプリンタは、図1に示すように、例えば、連続シート記録媒体Pのような記録媒体の全幅にわたる範囲にインクジェットを吐出する記録ヘッド(フルライン記録ヘッド)IJHを記録媒体の搬送方向に配列した構成をもっている。これらの記録ヘッドIJHの記録ヘッドチップITの吐出口からはインクが所定のタイミングで記録媒体Pに向けて吐出される。
この実施例では、折畳の可能な連続シートである記録用紙Pが以下に説明する制御回路からの制御によって搬送モータを駆動し、図1に示すVS方向に搬送され、記録用紙上に画像記録がなされる。なお、図1において、5018は搬送ローラである。5019は搬送ローラ5018と共に連続シートである記録媒体Pを記録位置に保持すると共に、駆動モータ(不図示)によって駆動される搬送ローラ5018に連動して記録媒体Pを矢印VS方向に搬送する排出側のローラである。
なお、図1ではモノクロ記録を行う構成として、ブラック(K)インクを吐出するために1つのフルライン記録ヘッドIJHが備えられる構成が図示されている。しかし、カラー記録を行う場合には、後述の図2の説明であるとおり、カラー記録に用いるインクに対応して、少なくとも4つのフルライン記録ヘッドが記録媒体の搬送方向に沿って備えられる。カラー記録に用いるインクとしては、例えば、イエロー(Y)インク、マゼンタ(M)インク、シアン(C)インク、及びブラック(K)インクがある。
また、高画質記録や高速記録のために、同じ色のインクを吐出するフルライン記録ヘッドを例えば、2個備えるような構成としても良い。
またさらに、記録装置に用いる記録媒体は図示のような連続シートでも良いし、カットシートでも良い。
図2は、本発明の一実施例である別のインクジェット記録装置について、記録ヘッド部を中心とした概念的な構成を説明するための正面図である。複数の長尺のインクジェット記録ヘッド1,2,3,4によってヘッドユニットが構成されており、各インクジェット記録ヘッド1,2,3,4には、対応するインク吐出口からインクを吐出する複数のインクジェット記録素子が配列されている。記録ヘッド1,2,3,4は、それぞれブラック(K),シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)のインクを吐出するための長尺記録ヘッドである。記録ヘッドには不図示のインク供給チューブが接続され、さらに、制御信号などが不図示のフレキシブルケーブルを介して送られる。普通紙や高品位専用紙、OHPシート、光沢紙、光沢フィルム、ハガキ等の記録媒体Pは、不図示の搬送ローラや排紙ローラ等に挟持され、搬送モータの駆動に伴って矢印方向に送られる。インクジェット記録素子は、吐出口とそれぞれの吐出口に対応して設けられたインク吐出用エネルギーの発生素子を含む。本例のインクジェット記録素子は、インク吐出口に連通する内部(液路)に、インク吐出に利用される熱エネルギーを発生する発熱素子(電気・熱エネルギー変換体)が設けられている。被プリント材6の搬送位置を検出するリニアエンコーダ(不図示)の読み取りタイミングに合わせて、発熱素子を記録信号に基づいて駆動することにより、インク吐出口からインク滴を吐出させて被プリント材6上に付着させる。被プリント材6上に着弾したインク滴によって、画像を記録することができる。
インクジェット記録ヘッドは、記録を行わないときに、不図示のキャッピング手段のキャップ部によってインク吐出口面が密閉されることにより、インク溶剤の蒸発に起因するインクの固着、あるいは塵埃などの異物の付着などによる目詰まりが防止される。
また、キャッピング手段のキャップ部は、使用頻度の低いインク吐出口の吐出不良や目詰まりを解消するための空吐出(予備吐出)、つまりインク吐出口から、画像の記録に寄与しないインクをキャップ部に向かって吐出させるために利用することができる。また、キャッピング状態のキャップ部の内部に、不図示のポンプによって発生させた負圧を導入し、記録ヘッドのインク吐出口から、画像の記録に寄与しないインクをキャップ部内に吸引排出させて、吐出不良を起こしたインク吐出口を回復させることもできる。また、キャップ部の隣接位置に、不図示のブレード(拭き部材)を配置することにより、インクジェットヘッドにおけるインク吐出口の形成面をクリーニング(ワイピング)することも可能である。
<記録ヘッドの基本構成(図3)>
図3は、上述したインクジェット記録ヘッドの要部の構成例を示す分解斜視図である。
本例のインクジェットヘッドIJHは、インクを加熱するための複数のヒータ(発熱素子)22が形成された基板であるヒータボード23と、このヒータボード23の上に被せられる天板24と、を主要素として構成されている。天板24には複数の吐出口25が形成されており、各吐出口25の後方には、各吐出口25に連通するトンネル状の液路26が形成されている。各液路26は、その後方において1つのインク液室に共通に接続されており、そのインク液室にはインク供給口を介してインクが供給され、このインクがインク液室から夫々の液路26に供給される。吐出口25は、インクの吐出が可能な吐出口を形成する。
ヒータボード23と天板24は、図3のように、各液路26に対応した位置に各ヒータ22が位置するように組み立てられる。図3においては、吐出口25,ヒータ22,および液路26が4つずつ代表的に示されており、ヒータ22は、夫々の液路26に対応して1つずつ配置される。そして、図3のように組み立てられたインクジェットヘッドIJHは、ヒータ22に所定の駆動パルスが供給されることにより、そのヒータ22上のインクが沸騰して気泡を形成し、この気泡の体積膨張によりインクが吐出口25から押し出されて吐出される。
なお、本発明を適用可能なインクジェット記録方式は、図2及び図3に示したような発熱素子(ヒータ)を使用したバブルジェット方式に限られるものではない。例えば、ピエゾ素子による機械的圧力を利用してインクを吐出するインクジェット方式にも本発明を適用することができる。
<記録装置の制御構成(図4)>
図4は、本発明のインクジェット記録装置における制御系の一構成例を示すブロック図である。
図4において、31は画像データ入力部、32は操作部、33は各種処理を行うCPU部、34は各種データを記憶する記憶媒体である。記憶媒体34のプリント情報格納メモリには、記録媒体の主に種類に関する情報34a、プリントに用いるインクに関する情報34b、記録時の温度、湿度などの環境に関する情報34cが格納される。34dは、各種制御プログラム群を示している。さらに、35はRAM、36は画像データ処理部、37は画像出力を行う画像記録部、38は各種データを転送するバス部である。
さらに詳述すると、画像データ入力部31は、スキャナやデジタルカメラ等の画像入力機器からの多値画像データやパーソナルコンピュータのハードディスク等に保存されている多値画像データを入力する。操作部32は、各種パラメータの設定および記録開始を指示する各種キーを備えている。CPU33は、記憶媒体中の各種プログラムに従って本記録装置全体を制御する。記憶媒体34は、制御プログラムやエラー処理プログラムに従って本記録装置を動作させるためのプログラムなどを格納している。本例の動作は、全てこのプログラムに従う動作である。このようなプログラムを格納する記憶媒体34としては、ROM、FD、CD−ROM、HD、メモリカード、光磁気ディスクなどを用いることができる。RAM35は、記憶媒体34中の各種プログラムのワークエリア、エラー処理時の一時待避エリア、および画像処理時のワークエリアとして用いられる。また、RAM35は、記憶媒体34の中の各種テーブルをコピーした後、そのテーブルの内容を変更し、この変更したテーブルを参照しながら画像処理を進めることも可能である。
画像データ処理部36は、入力された多値画像データをN値の画像データに各画素毎に量子化し、その量子化された各画素が示す階調値“K”に対応する吐出パターンを作成する。すなわち、入力された多値画像データをN値化処理した後、階調値“K”に対応する吐出パターンを作成する。例えば、8bit(256階調)で表現される多値画像データが画像データ入力部31に入力され場合、画像データ処理部36においては出力する画像データの階調値を25(=24+1)値に変換する必要がある。なお、本例においては、入力階調画像データのK値化処理に多値誤差拡散法を用いるがこれには限られず、例えば、平均濃度保存法やディザマトリックス法等、任意の中間調処理方法を用いることができる。また、画像の濃度情報に基づいて、前述のK値化処理を全ての画素数分繰り返すことにより、それぞれの吐出口25に対応する各画素毎のインクの吐出、不吐出の2値の駆動信号が形成される。
また、CPU33は、画像データ処理部36において作成した吐出パターンを画像記録部37において記録させるため、記録データを分配することを行う。ここで、CPU33は、記録データの分配比率が、同一記録ヘッドチップ内の記録素子列の端部が互いに重複する重複部において少なくとも異なるように制御する。
画像記録部37は、画像データ処理部36で作成された吐出パターンに基づき、対応する吐出口25からインクを吐出して、記録媒体上にドット画像を形成する。バスライン38は、本装置内のアドレス信号、データ、制御信号などを伝送する。
次に以上の構成の記録装置に用いられる本発明の具体的な実施の形態について、発明の特徴的部分である吐出口の配置およびその駆動と、記録ヘッドを用いての実際の記録動作に基づいて説明する。なお、ここでの例は一例であり、この例に限定されるものではないということはいうまでもない。
まず、記録データは、通常のインクジェットプリンタで用いられている手法で作成することができる。本実施形態においては、入力画像を各インク色毎の記録ヘッドに対応するように色分解し、次に、色分解されたグレー画像を誤差拡散法にて2値化して、各インク色毎の記録ヘッドで記録すべき記録データを用意した。
[実施例1]
図5は、本発明を適用可能な長尺の記録ヘッドの概略図であり、記録ヘッドに配置される複数の記録ヘッドチップ、及び各記録ヘッドチップの記録素子列を示している。また、図6は、図5の記録ヘッドチップ41と42の記録素子列41A及び41Bと42A及び42Bの位置関係を詳細に示した模式図である。以下、図5と図6について説明する。
本例のようなフルラインタイプの長尺記録ヘッドIJHは、比較的短い(記録素子数の少ない)列の記録素子列をもつ複数の記録ヘッドチップによって構成される。ここで、41A,41B,42A,42B,43A,43B,44A,44B,45A,45B,46A,46Bは記録素子列を表し、41,42,43,44,45,46は記録ヘッドチップを表す。そして、それらの記録ヘッドチップ41,42,43,44,45,46を記録素子列の配列方向に配列することによって、1つの長尺な記録ヘッドが形成されている。各記録ヘッドチップは、それぞれ記録媒体の搬送方向にずれた2つの記録素子列(左右の記録素子列)によって構成されている。それら左右の記録素子列にはそれぞれ複数の吐出口25が同一ピッチに配列される。そして、それら左右の記録素子列における吐出口25は、図6に示されるとおり記録素子列の方向に半ピッチずつずれた千鳥配置となっている(41Aと41B,42Aと42B,43Aと43B,44Aと44B,45Aと45B,46Aと46B)。
記録ヘッドチップ41,42,43,44,45,46を配列する際、それぞれの記録素子列の端に位置する吐出口の相互関係は、少なくとも2つの吐出口が記録媒体の搬送方向に並ぶような位置関係の吐出口の組み合わせが存在するように配置されている。つまり、少なくとも2つの吐出口が記録媒体の搬送方向にオーバーラップしている(オーバーラップ部分がいわゆるつなぎ部)。
図7は、図5における各記録素子列とそれらの記録媒体の搬送方向に対する記録比率を表す説明図である。ここでの記録媒体の搬送方向に対する記録比率とは、記録データの分配比率に対応した比率となるものであり、各記録区間に含まれる複数の記録素子列で記録される全記録発数に対し、各記録素子列が各々記録を担う記録発数の比率と定義する。また、前記記録区間は、例えば、41A及び41Bのみの吐出口からの記録を行う非つなぎ部を区間41とし、41A及び41Bと42A及び42Bの吐出口からの記録を行うのつなぎ部を区間41−42とする。非つなぎ部を表す、区間41、区間42、区間43、区間44、区間45、区間46では、それぞれ2つずつの記録素子列(例えば、区間41においては、記録素子列41Aと41B)で記録が行われ、記録媒体の搬送方向に対する記録比率は50%ずつである。また、つなぎ部を表す、区間41−42、区間42−43、区間43−44、区間44−45、区間45−46では、それぞれ4つずつの記録素子列(例えば、区間41−42においては、記録素子列41A、41B、42A、42B)が存在する。しかし、記録媒体の搬送方向に対して両端に属する2つの記録素子列(41Aと42B)は記録に用いられず(記録比率0%)、残り2つの記録素子列(41Bと42A)の記録比率がそれぞれ50%ずつである。
また、図8は、記録素子列方向に対する記録比率を表す説明図である。代表として、区間41(非つなぎ部)、区間41−42(つなぎ部)、区間42(非つなぎ部)についてのみ図示したが、その他の区間においても同様である。ここでの記録素子列方向に対する記録比率は、オーバーラップするチップ間における各記録素子列の記録比率を表す。区間41−42(つなぎ部)において、41Aと42Bでの記録は行なわず、41Bと42Aとでつなぎ部の記録が行われる。
画像の記録は、前述した図1と同様の基本構成で、図3の基本構成の記録ヘッドを、図2と同様の記録ヘッドの配置をした記録装置を用いて行った。
それぞれの記録ヘッドは、吐出口25から2.8plのインク滴を吐出するように駆動した。色材を含有するインクとしては、市販のインクジェット記録装置PIXUS iP7100(キヤノン株式会社製)用のインクを用いた。記録媒体としては、インクジェット専用フォト光沢紙(プロフォトペーパー、PR−101:キヤノン株式会社製)を用いた。
さらに詳細には、記録ヘッドの駆動速度として、インク滴の吐出駆動周波数を8kHzとし、記録解像度としては記録媒体の搬送方向が2400dpi、記録素子列方向が1200dpiとした。また、記録すべき画像として、2.8plのインクの打ち込み量が100%デューティー、75%デューティー、50%デューティー、および25%デューティーとなるような画像と、写真調の画像を用意した。
以上のような設定条件下において、上記異なるデューティーの画像を一度の記録媒体の搬送で記録した。その結果、何れの画像においてもチップのつなぎ部分に相当するオーバーラップする吐出口による記録部分に、スジ状のムラ(つなぎスジ)がほとんど視認されず、画質劣化の見られない満足のいく画質の画像が記録できた。同様に、写真調の画像を記録した結果、チップのつなぎ部分に相当するオーバーラップする吐出口による記録部分に、つなぎスジがほとんど視認されず、画質劣化の見られない満足のいく画質の画像が記録できた。
また、同一記録ヘッドチップにおける記録素子列を2列とすることによって、装置の大型化やコストアップも最小限に抑えることができた。
[参考例1]
本参考例において使用する長尺記録ヘッドとして、実施例1と同様に、図5のように、6つの記録ヘッドチップ41,42,43,44,45,46によって構成されたインクジェット記録ヘッドを用意した。
図9は、参考例1の、図5における各記録素子列とそれらの記録媒体の搬送方向に対する記録比率を表す説明図である。この参考例において、非つなぎ部を表す、区間41、区間42、区間43、区間44、区間45、区間46では、それぞれ2つずつの記録素子列(例えば、区間41においては、記録素子列41Aと41B)で記録が行われる。そして、記録媒体の搬送方向に対する記録比率は50%ずつである。また、つなぎ部を表す、区間41−42、区間42−43、区間43−44、区間44−45、区間45−46では、それぞれ4つずつの記録素子列(例えば、区間41−42においては、記録素子列41A、41B、42A、42B)で記録が行われる。そして、記録媒体の搬送方向に対する記録比率は25%ずつである。
また、図10は、記録素子列方向に対する記録比率を表す説明図である。代表として、区間41(非つなぎ部)、区間41−42(つなぎ部)、区間42(非つなぎ部)についてのみ図示したが、その他の区間においても同様である。ここでの記録素子列方向に対する記録比率は、オーバーラップするチップ間における各記録素子列の記録比率を表す。
その他の条件は、実施例1と同一条件で、異なるデューティーの画像を一度の記録媒体の搬送で記録した結果、チップのつなぎ部分に相当するオーバーラップする吐出口による記録部分に、つなぎスジが視認された。同様に、写真調の画像を記録した結果、チップのつなぎ部分に相当するオーバーラップする吐出口による記録部分に、つなぎスジが視認され、十分な画質といえなかった。
[比較例1]
図11は、比較例1の従来のフルラインタイプの長尺記録ヘッドの記録ヘッドチップ及び記録素子列の配置を示す概略図である。また、図12は、図11の記録ヘッドチップ51と52の記録素子列51Aと52Aの位置関係を詳細に示した模式図である。以下、図11と図12について説明する。
比較例1のフルラインタイプの長尺記録ヘッドIJHは、比較的短い(記録素子数の少ない)列の記録素子列51A,52A,53A,54A,55A,56Aをもつ複数の記録ヘッドチップ51,52,53,54,55,56によって構成される。そして、それらの記録ヘッドチップ51,52,53,54,55,56を記録素子列の配列方向に配列することによって、1つの長尺な記録ヘッドが形成されている。各記録ヘッドチップは、1つの記録素子列によって構成されている。
記録ヘッドチップ51,52,53,54,55,56を配列する際、それぞれの記録素子列の端に位置する吐出口の相互関係は、少なくとも2つの吐出口が記録媒体の搬送方向に並ぶような位置関係の吐出口の組み合わせが存在するように配置されている。
図13は、比較例1の、図11における各記録素子列とそれらの記録媒体の搬送方向に対する記録比率を表す説明図である。この参考例において、非つなぎ部を表す、区間51、区間52、区間53、区間54、区間55、区間56では、それぞれ1つの記録素子列(例えば、区間51においては、記録素子列51A)で記録が行われる。そして、記録媒体の搬送方向に対する記録比率は100%である。また、つなぎ部を表す、区間51−52、区間52−53、区間53−54、区間54−55、区間45−56では、それぞれ2つずつの記録素子列(例えば、区間51−52においては、記録素子列51A、52A)で記録が行われる。そして、記録媒体の搬送方向に対する記録比率は50%ずつである。
また、図14は、記録素子列方向に対する記録比率を表す説明図である。代表として、区間51(非つなぎ部)、区間51−52(つなぎ部)、区間52(非つなぎ部)についてのみ図示したが、その他の区間においても同様である。ここでの記録素子列方向に対する記録比率は、オーバーラップするチップ間における各記録素子列の記録比率を表す。
その他の条件は、実施例1と同一条件で、異なるデューティーの画像を一度の記録媒体の搬送で記録した結果、チップのつなぎ部分に相当するオーバーラップする吐出口による記録部分に、つなぎスジが視認された。同様に、写真調の画像を記録した結果、チップのつなぎ部分に相当するオーバーラップする吐出口による記録部分に、つなぎスジが視認され、十分な画質といえなかった。
[実施例2]
以下、実施例2について説明する。実施例2は、実施例1の各記録ヘッドチップにおける記録素子列が2列から4列となる場合である。記録素子列を増やすことで多パス化効果を向上させて高画質化を実現する。
図15は、本発明を適用可能なフルラインタイプの長尺記録ヘッドの記録ヘッドチップ及び記録素子列の配置を示す概略図である。また、図16は、図15の記録ヘッドチップ61と62の記録素子列61A,61B,61C、61D、62A,62B,62C、62Dの位置関係を詳細に示した模式図である。以下、図15と図16について説明する。
本例のようなフルラインタイプの長尺記録ヘッドIJHは、比較的短い列の記録素子列をもつ複数の記録ヘッドチップによって構成される。ここで、61A・61B・61C・61D,62A・62B・62C・62D,63A・63B・63C・63D,64A・64B・64C・64D,65A・65B・65C・65D,66A・66B・66C・66Dは記録素子列である。また、61,62,63,64,65,66は記録ヘッドチップである。そして、それらの記録ヘッドチップ61,62,63,64,65,66を記録素子列の配列方向に配列することによって、1つの長尺な記録ヘッドが形成されている。各記録ヘッドチップは、それぞれ記録媒体の搬送方向にずれた4つの記録素子列によって構成されている。それら4つの記録素子列には、それぞれ複数の吐出口25が同一ピッチに配列され、記録素子列の方向に半ピッチずつずれた千鳥配置となった2列分の記録素子列が、記録媒体の搬送方向に2組ずつ配列される。つまり、図12に示すとおり、いわゆるデュアル構成となっている。
記録ヘッドチップ61,62,63,64,65,66を配列する際、それぞれの記録素子列の端に位置する吐出口の相互関係は、少なくとも4つの吐出口が記録媒体の搬送方向に並ぶような位置関係の吐出口の組み合わせが存在するように配置されている。
図17は、図15における各吐出口列とそれらの記録媒体の搬送方向に対する記録比率を表す説明図である。非つなぎ部を表す、区間61、区間62、区間63、区間64、区間65、区間66では、それぞれ4つずつの記録素子列で記録が行われ、記録媒体の搬送方向に対する記録比率は25%ずつである。例えば、区間61においては、記録素子列61A、61B、61C、61Dの記録素子列で記録が行われる。また、つなぎ部を表す、区間61−62、区間62−63、区間63−64、区間64−65、区間65−66では、それぞれ8つずつの記録素子列が存在する。例えば、区間61−62においては、記録素子列61A、61B、61C、61D、62A、62B、62C、62D。しかし、記録媒体の搬送方向に対して両端に属する4つの記録素子列(61A、61B、62C、62D)は記録に用いられず、残り4つの記録素子列(61C、61D、62A、62B)の記録比率がそれぞれ25%ずつである。
また、図18は、記録素子列方向に対する記録比率を表す説明図である。代表として、区間61(非つなぎ部)、区間61−62(つなぎ部)、区間62(非つなぎ部)についてのみ図示したが、その他の区間においても同様である。ここでの記録素子列方向に対する記録比率は、オーバーラップするチップ間における各記録素子列の記録比率を表す。区間61−62(つなぎ部)において、61A、61B、62C、62Dでの記録は行わず、61C、61D、62C、62Dとでつなぎ部の記録が行われる。ここでの例は一例であり、この例に限定されるものではない。
その他の条件は、実施例1と同一条件で、異なるデューティーの画像を一度の記録媒体の搬送で記録した結果、チップのつなぎ部分に相当するオーバーラップする吐出口による記録部分での記録領域において、つなぎスジが視認されず、満足のいく画質となった。同様に、写真調の画像を記録した結果、チップのつなぎ部分に相当するオーバーラップする吐出口による記録部分に、つなぎスジが視認されず、満足のいく画質となった。
また、同一記録ヘッドチップにおける記録素子列を3列以上である4列とすることによって、実施例1よりもさらに多パス化効果により高画質な記録画像を得ることができた。
[参考例2]
本参考例において使用する長尺記録ヘッドとして、実施例2と同様に、図15のように、6つの記録ヘッドチップ61,62,63,64,65,66によって構成されたインクジェット記録ヘッドを用意した。
図19は、参考例2の、図15における各記録素子列とそれらの記録媒体の搬送方向に対する記録比率を表す説明図である。非つなぎ部を表す、区間61、区間62、区間63、区間64、区間65、区間66では、それぞれ4つずつの記録素子列で記録が行われ、記録媒体の搬送方向に対する記録比率は25%ずつである。例えば、区間61においては、記録素子列61A、61B、61C、61Dで記録が行われる。また、つなぎ部を表す、区間61−62、区間62−63、区間63−64、区間64−65、区間65−66では、それぞれ8つずつの記録素子列で記録が行われ、記録媒体の搬送方向に対する記録比率は12.5%ずつである。例えば、区間61−62においては、記録素子列61A、61B、61C、61D、62A、62B、62C、62D。
また、図20は、記録素子列方向に対する記録比率を表す説明図である。代表として、区間61(非つなぎ部)、区間61−62(つなぎ部)、区間62(非つなぎ部)についてのみ図示したが、その他の区間においても同様である。ここでの記録素子列方向に対する記録比率は、オーバーラップするチップ間における各記録素子列の記録比率を表す。図20では、いわゆるグラデーションつなぎを一例として示したが、この例に限らずその他の形態であってもよい。
その他の条件は、実施例1と同一条件で、異なるデューティーの画像を一度の記録媒体の搬送で記録した結果、チップのつなぎ部分に相当するオーバーラップする吐出口による記録部分に、装置の搬送ばらつきに起因してつなぎスジが視認された。同様に、写真調の画像を記録した結果、チップのつなぎ部分に相当するオーバーラップする吐出口による記録部分に、装置の搬送ばらつきに起因したつなぎスジが視認され、十分な画質といえなかった。
(その他の実施形態)
実施例1及び実施例2以外のチップ構成においても本発明は適用可能である。例えば、複数の記録素子列を有するチップであって、一例として、図21に示すような、台形型のチップをつなぎ合わせたつなぎ構成のヘッドであってもよい。なお、図21中の70は記録素子列を表し、71は記録ヘッドチップを表し、IJHは記録ヘッドを表す。その際の、記録媒体の搬送方向に対する記録比率は、つなぎスジが視認されないように適宜設定されるものであればよい。そのときのチップのつなぎ部分にて互いにオーバーラップさせる吐出口数は、任意に設定することができる。
記録ヘッドとしては、吐出口からインクを吐出可能なインクジェット記録素子を備えたインクジェット記録ヘッドのみならず、種々の記録素子を備えた記録ヘッドを用いることができる。
また、本発明に適用可能な記録ヘッドチップ等の構成、および記録方式は上述した実施例のみに限定されない。
また、本発明は、特にインクジェット記録方式の中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を形成し、記録を行うインクジェット方式の記録ヘッドを用いた記録装置において優れた効果をもたらすものである。
さらに、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在タイプの記録ヘッドも有効である。あるいは、記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
また、本発明の記録装置の構成として、記録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加することは本発明の効果を一層安定できるので、好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或は吸引手段がある。また、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出手段を挙げることができる。
また、本発明は上述のように、複数の機器(たとえばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても一つの機器(たとえば複写機、ファクシミリ装置)からなる装置に適用してもよい。
以上説明した種々のタイプの記録装置を用いた記録方法は図22に示すフローチャートのようにまとめられる。
まず、ステップS1では、記録データを入力する。次に、ステップS2では、記録素子列毎に、記録データを分配するために記録データを分割する。そして、ステップS3で同一記録ヘッドチップ内の前記記録素子列の端部が互いに重複する重複部の記録素子列毎に、記録比率を異ならせて記録する。こうすることで、重複する記録素子列の領域におけるつなぎスジのない記録を達成できる。
本発明の実施例に係るインクジェット記録装置の概念的な構成を説明するための外観斜視図である。 本発明の実施例に係る別のインクジェット記録装置の概念的な構成を説明するための正面図である。 インクジェット記録ヘッドの要部の構成例を示す分解斜視図である。 本発明の実施例としてのインクジェット記録装置における制御系の一構成例を示すブロック図である。 本発明を適用可能な実施例1としてのフルラインタイプの長尺記録ヘッドの複数記録素子列の配置を示す概略図である。 図5の記録ヘッドチップ41と42との記録素子列41A及び41Bと42A及び42Bの位置関係を詳細に示した模式図である。 本発明の実施例1を示すものであり、図5における各記録素子列とそれらの記録媒体の搬送方向に対する記録比率を表す説明図である。 実施例1における記録素子列方向に対する記録比率を表す説明図である。 本発明の実施例1と比較するための参考例1として示すものであり、図5における各記録素子列とそれらの記録媒体の搬送方向に対する記録比率を表す説明図である。 本発明の実施例1と比較するための参考例1として示すものであり、記録素子列方向に対する記録比率を表す説明図である。 比較例1のフルラインタイプの長尺記録ヘッドの複数記録素子列の配置を示す概略図である。 図11の記録ヘッドチップ51と52との記録素子列51Aと52Aの位置関係を詳細に示した模式図である。 比較例1を示すものであり、図11における各記録素子列とそれらの記録媒体の搬送方向に対する記録比率を表す説明図である。 比較例1における記録素子列方向に対する記録比率を表す説明図である。 本発明を適用可能な実施例2としてのフルラインタイプの長尺記録ヘッドの複数記録素子列の配置を示す概略図である。 図15の記録ヘッドチップ61と62との記録素子列61A,61B,61C及び61Dと62A,62B,62C及び62Dの位置関係を詳細に示した模式図である。 本発明の実施例2を示すものであり、図15における各記録素子列と記録媒体の搬送方向に対する記録比率を表す説明図である。 実施例2における記録素子列方向に対する記録比率を表す説明図である。 本発明の実施例2と比較するための参考例2として示すものであり、図15における各記録ヘッドチップとそれらの記録媒体の搬送方向に対する記録比率を表す説明図である。 本発明の実施例2と比較するための参考例2として示すものであり、記録素子列方向に対する記録比率を表す説明図である。 台形型のチップをつなぎ合わせたつなぎ構成のヘッドを示す説明図である。 本発明のつなぎスジ低減方法を表すフローチャート図である。
符号の説明
1,2,3,4,IJH インクジェット記録ヘッド
22 ヒーター(電気熱変換体)
23 ヒーターボード
24 天板
25 吐出口
26 液路
31 画像データ入力部
32 操作部
33 CPU
34 記憶媒体
34a 記録媒体情報
34b インク情報
34c 環境情報
34d 各種制御プログラム群
35 RAM
36 画像データ処理部
37 画像記憶部
38 データバス
IT 記録ヘッドチップ
5018 搬送ローラ
5019 排出ローラ
P 記録媒体

Claims (7)

  1. 複数の記録素子が配列された記録素子列を並行に複数配置した記録ヘッドチップを、前記記録素子列の端部が互いに重複するように複数配列することにより構成される記録ヘッドを用い、前記方向とは交差する方向に記録媒体を搬送して前記記録媒体に画像を記録する記録装置であって、
    記録データを入力する入力手段と、
    前記記録素子列への記録に用いる前記記録データを記録素子列毎に分配する分配手段と、
    前記分配手段による記録データの分配比率が、同一記録ヘッドチップ内の前記記録素子列の端部が互いに重複する重複部において少なくとも異なるように前記分配比率を制御する制御手段とを有することを特徴とする記録装置。
  2. 同一記録ヘッドチップは、前記記録素子列を2列有することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 同一記録ヘッドチップは、前記記録素子列を3列以上有することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  4. 少なくとも1の記録素子列の前記重複部における記録素子への前記記録データの分配比率が、前記記録素子列の列方向に関して変化し、該変化により前記分配比率は前記記録素子列の端部で最小になることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の記録装置。
  5. 前記記録素子列の重複が始まる、前記端部とは反対側の端部において、前記記録素子列の重複がない部分における前記分配比率の値より前記分配比率が不連続的に増加するように変化させることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
  6. 前記記録装置が、インクジェット記録装置であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の記録装置。
  7. 複数の記録素子が配列された記録素子列を並行に複数配置した記録ヘッドチップを、前記記録素子列の端部が互いに重複するように一方向に配列することにより構成される記録ヘッドを用い、前記方向とは交差する方向に記録媒体を搬送して前記記録媒体に画像を記録する記録装置を用いた記録方法であって、
    記録データを入力する入力工程と、
    前記記録素子列への記録に用いる前記記録データを記録素子列毎に分配する分配工程と、
    前記分配工程による記録データの分配比率が、同一記録ヘッドチップ内前記記録素子列の端部が互いに重複する重複部において少なくとも異なるように前記分配比率を制御する制御工程とを有することを特徴とする記録方法。
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