JP2003163343A - 撮像装置および撮像システム - Google Patents

撮像装置および撮像システム

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JP2003163343A JP2002221421A JP2002221421A JP2003163343A JP 2003163343 A JP2003163343 A JP 2003163343A JP 2002221421 A JP2002221421 A JP 2002221421A JP 2002221421 A JP2002221421 A JP 2002221421A JP 2003163343 A JP2003163343 A JP 2003163343A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基準電源回路で発生したランダムノイズ成分
に起因する撮影画像で発生するラインノイズの発生が防
止された撮像装置および撮像システムを提供する。 【解決手段】 マトリクス駆動を行うエリアセンサと、
エリアセンサの駆動のための基準電位を供給する基準電
源回路と、を備える撮影装置において、基準電位は、基
準電源回路に接続された低域通過フィルタ(LPF)1
03を透過して供給されることを特徴とする。さらに、
低域通過フィルタのカットオフ周波数は、低域通過フィ
ルタを透過した基準電位のノイズ実効値が、エリアセン
サの画素で発生するランダムノイズ実効値の1/10以
下となるように決定されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レントゲンなどの
撮像装置、特にエリアセンサ駆動のための基準電位を供
給する基準電源回路を備えた撮像装置および撮像システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来例について図面を用いて説明
する。図9は従来例の等価回路図であり、図10はその
駆動タイミングおよびその出力を示す図である。図9に
示すように、本従来例は検出素子としてのフォトダイオ
ードと、フォトダイオードのスイッチング素子としての
TFTとからなる画素p1.1〜3.3が二次元に配列
され、マトリクス駆動によって駆動されるエリアセンサ
と、エリアセンサのTFTを駆動するゲート駆動装置2
と、駆動されたTFTによって出力された信号が転送さ
れる読み出し装置1と、エリアセンサおよび各装置の駆
動等のための基準電位を与える基準電源回路4と、を備
える。
【0003】各画素のTFTのゲート電極は共通ゲート
ラインVg1〜Vg3に接続されており、共通ゲートラ
インは、図示しないシフトレジスタなどで構成されるゲ
ート駆動装置2に接続される。各TFTのソース電極は
共通データラインsig1〜sig3に接続され、アン
プ、サンプルホールド、アナログマルチプレクサなどで
構成される読み出し装置1に接続される。
【0004】本従来例において基準電源回路4は以下の
基準電位を供給している。 ・センサバイアス電位(Vs) ・サンプルホールド基準電位(VREF1) ・アンプリセット電位(VREF2) ・TFTオン電位(Von) ・TFTオフ電位(Voff) このうちセンサバイアス電位(Vs)は基準電源回路4
からエリアセンサに直接供給される。サンプルホールド
基準電位(VREF1)は読み出し装置1のサンプルホ
ールド回路に、アンプリセット電位(VREF2)は読
み出し装置1のアンプに供給される。TFTオン電位
(Von)とオフ電位(Voff)はゲート駆動装置2
を介してエリアセンサに供給される。
【0005】次いで、動作について図10(a)のタイ
ミング図を用いて説明する。1行の読み出しについて説
明する。図10(a)において、RESは読み出し装置
1のアンプのリセット信号を、Vg1〜3は各共通ゲー
トラインへのゲートパルスのタイミングを、SMPLは
読み出し装置1のサンプルホールドのサンプリングタイ
ミングを、CLKは読み出し装置1のアナログマルチプ
レクサからのアナログ同期信号をそれぞれ示す。
【0006】アンプのリセットが行われ、次にTFTが
オン(Vg1)されることにより、p1.1〜p3.1
のフォトダイオードの信号電荷が読み出し装置のアンプ
に転送され、サンプルホールド回路(SMPL)でサン
プリングされ、アナログマルチプレクサからアナログ出
力として、CLKに同期して出力される。図10(b)
はその出力を示す図である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の撮像装置は基準電源回路を備え、センサ、ゲート駆動
装置および読み出し装置等に基準電位を供給している。
図11は従来の撮像装置の基準電源回路の一例を示す回
路図である。センサバイアスVs、TFTオフ電位Vo
ff、TFTオン電位Von、アンプリセット電位VR
EF2の各基準電位をレギュレートする素子が3端子レ
ギュレータ(たとえばテキサスインスツルメント製TL
317など)102(a)〜102(d)で構成され
る。
【0008】しかしながら、シリーズレギュレータIC
などの電源回路は、半導体のフリッカノイズや熱雑音に
起因するランダムノイズ成分を持つ。たとえば、基準電
源回路にアナログ・デバイセズのシリーズレギュレータ
ICであるAD780を用いると、ランダムノイズ成分
は約100nV/√Hzである。
【0009】従来の撮像装置では、このような基準電源
回路のランダムノイズ成分が画像のラインノイズの原因
となることがあった。図9のアンプリセット電位VRE
F2、サンプルホールド基準電位VREF1、TFTの
オフ電位Voff、センサバイアス電位Vsを変動させ
た場合、図10(b)の「実際のアナログ信号」に示す
ようなラインノイズを生じる場合があった。図10
(b)の「理想的なアナログ出力」と「実際のアナログ
信号」の差がラインノイズである。このようなラインノ
イズは、エリアセンサで読み出された信号を画像として
再現する場合にスジ状に現れ、画像の品位を低下させる
場合があった。
【0010】特に、基準電位のノイズ成分のうち高周波
成分が、SMPL信号によるサンプリングによりビート
状のラインノイズとなって画質を劣化させる影響が大き
いと考えられる。X線撮像装置など、高い精度での画像
データの取得が必要とされる場合、これらのラインノイ
ズの発生は特に問題となることがあった。
【0011】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、基準電位を供給する基準電源回路で発生したラン
ダムノイズ成分によるラインノイズの発生が防止された
撮像装置および撮像システムを提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、マトリクス駆動を行うエリアセンサ
と、前記エリアセンサの駆動のための基準電位を供給す
る基準電源回路と、を備える撮影装置において、前記基
準電位は、前記基準電源回路に接続された低域通過フィ
ルタ(LPF)を透過して供給されることを特徴とす
る。
【0013】また、前記低域通過フィルタのカットオフ
周波数は、前記低域通過フィルタを透過した基準電位の
ノイズ実効値が、前記エリアセンサの画素で発生するラ
ンダムノイズ実効値の1/10以下となるように決定さ
れることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態について詳細に説明する。
【0015】(実施形態1)図1は本実施形態の基準電
源回路の模式的等価回路図である。なお、本実施形態の
駆動タイミング等は従来例と同様のものを用いることが
できる。
【0016】本実施形態では、レギュレータIC102
(a)〜102(d)の出力に低域通過フィルタ(LP
F)回路103が付加されている。レギュレータIC1
02(a)〜102(d)にはDC/DCコンバータ
(例えば図9のDC/DCコンバータ)やDC電源等か
らのDC出力101が出力される。レギュレータICの
ランダムノイズは画像にラインノイズとして現れ、画質
を劣化させることがある。特に、高周波のノイズ成分の
影響が大きい。これはレギュレータの熱雑音の実効値が
ノイズ密度N(V/√Hz)と帯域B(√Hz)の積で
決まるためである。
【0017】すなわち、レギュレータのノイズ実効値を
低減し、ラインノイズを低下させるためには、本実施形
態のようにレギュレータ出力に低域通過フィルタ(LP
F)回路を設けることが有効である。この際、LPFの
カットオフ周波数は各基準電位に要求される応答時間に
応じて決定されることが望ましい。
【0018】ここで言う「各基準電位に要求される応答
時間」の例として以下が挙げられる。 ・基準電源回路にDC/DCコンバーターなどからの電
源が供給されてから、各基準電位の電圧レベルが一定に
落ち着くまでの時間。 ・あるいはDC/DCコンバーターなどから電源が供給
されてから、画像取得可能になるまでの時間。 ・画像取得の間隔、すなわちフレームレート(特に図示
しない制御回路などで、センサバイアス電位Vsなどの
電位を変化させる場合)あるいはLPFのカットオフ周
波数がSMPL信号の周期で決まるサンプリング周波数
よりも低い周波数であることが望ましい。具体的には、
LPFのカットオフ周波数は、フレームレートの3〜1
0倍に設定すると、ラインノイズに対して有効である。
静止画撮影(例えば、2frames/sec程度)の場合には、
fc(カットオフ周波数)=6〜20Hz、が好適であ
る。また、動画などフレーム数が大きくなった場合、例
えば、30frames/sec、の場合には、fc=90〜300Hz
が好適である。
【0019】撮像装置のラインノイズは、画素のランダ
ムノイズの1/10以下であれば視覚的に認識し難いこ
とが実験の結果から得られている。したがって、各基準
電位のノイズ実効値を画素のランダムノイズ実効値の1
/10以下となるようにLPFのカットオフ周波数を決
定することが望ましい。
【0020】本実施形態ではセンサバイアスVs、TF
TオフVoff、TFTオンVon、アンプリセットV
REF2の各基準電位に対し、LPFを設けているが、
このうち一部の基準電位に設けるか、他の基準電位に対
してLPFを設けても良い。また各LPFのカットオフ
周波数は同じでも良いし、異なるようにしても良い。以
下でLPFを設けることによる効果について説明する。
【0021】人間の視覚特性は空間周波数に対してバン
ドパス特性であることは良く知られている。即ち、図6
に示すように、明視の距離25cmにおいて約1ライン
ペア/mmの空間周波数に視覚のピークを持ち、それよ
り低周波数及び高周波数の領域は見え難い特性を持って
いる。そして、DC即ち0ラインペア/mmの空間周波
数では視覚特性はほぼ0となって、殆ど見えない。
【0022】画像のラインノイズは観察者に見えてはな
らないので、人間の視覚特性にあった特性を持っている
ことが望ましい。ラインノイズの制限を考えると、人間
の視覚特性のピークに当る空間周波数が最も厳しい。
【0023】それより低い空間周波数は視覚特性が低下
するので、制限を緩くすることが可能である。即ち、人
間の視覚特性をラインノイズの見えの制限とすることが
出来るので、図7に示すようにラインノイズの制限特性
は視覚特性の逆特性となり、DC即ち0ラインペア/m
mの空間周波数で無限大で視覚のピーク周波数でミニマ
ムのローパス特性となる。
【0024】電気的な時間周波数はセンサでラインごと
にサンプルホールドされ後に画像として再構成される、
すなわち画像の空間周波数に一対一で対応する。従っ
て、電気的にローパスフィルタを入れると、画像におい
ても空間的にローパスフィルタを入れたことになり、上
記効果が達成できる。
【0025】(実施形態2)図2は本実施形態の基準電
源回路の模式的回路図である。なお、本実施形態の等価
回路図および駆動タイミング等は従来例と同様である。
【0026】本実施形態で留意すべき点は、実施形態1
のLPFの出力にさらにアンプが設けられていることで
ある。基準電位を低インピーダンスで供給する必要があ
る場合は、この方法が有効である。
【0027】ただし、本実施形態の構成とする場合はL
PF出力に接続するアンプの選択に留意する必要があ
る。ラインノイズを低減するために3.3nV/√Hz
以下のノイズ密度のアンプを選択することが望ましい
(特に周波数100Hz〜100kHzの領域で選択す
ることが望ましい。)。更に詳細に述べると、X線撮像
装置に用いられるエリアセンサのランダムノイズは通常
数百μVrms程度である。上述したようにラインノイズを
ランダムノイズの1/10以下に抑えることが好ましい
ので、ラインノイズは数十μVrms以下であることが必要
である。したがって、LPF回路によるラインノイズへ
の寄与とAmpによるラインノイズへの寄与を重畳した
ものが、数十μVrms以下となるのが好ましい。たとえ
ば、アンプによるラインノイズへの寄与を1μVrms以下
と設定し、上述したように周波数100Hz〜100k
Hzとすると、アンプのノイズ密度はNnV/√Hz×
√100kHz<1μVrmsとなり、式変形をするとN
<3.3nV/√Hzとなる。
【0028】(実施形態3)図3は上記の実施形態の撮
像システムへの応用例である。本実施形態では、X線画
像を撮影するX線撮像システムとし、上記の実施形態
は、X線撮像装置6040として利用されている。X線
発生源としてのX線チューブ6050で発生したX線6
060は患者あるいは被検体6061の胸部などの観察
部分6062を透過し、X線撮像装置6040に入射す
る。この入射したX線には被検体6061の内部の情報
が含まれている。X線の入射に対応してX線撮像装置6
040は電気的情報を得る。この情報はデジタルに変換
され、画像処理手段としてのイメージプロセッサ607
0により画像処理され制御室(コントロールルーム)に
ある表示手段としてのディスプレイ6080で観察可能
となる。
【0029】また、この情報は電話回線や無線6090
等の伝送手段により遠隔地などへ転送でき、別の場所の
ドクタールームなどでディスプレイ6081に表示もし
くはフィルムなどの出力により遠隔地の医師が診断する
ことも可能である。得られた情報はフィルムプロセッサ
などの記録手段6100により光ディスク、光磁気ディ
スク、磁気ディスクなどの各種記録材料を用いた記録媒
体、フィルムや紙などの記録媒体6110に記録や保存
することもできる。
【0030】医療診断用や内部検査用のような非破壊検
査に用いられる撮像システムの撮像装置は高精度で画像
を読み取ることが必要である。実施形態1および2はラ
インノイズの影響を低減しているため、このような応用
に好適である。
【0031】図4は本実施形態のX線撮像装置の1画素
における断面図である。図4は、入射のX線を光に変換
し、その光を検出する例を示しているが、図5に示すよ
うにX線を直接検出するものも使用可能である。
【0032】フォトダイオード等の光検出素子401と
TFT等のスイッチング素子402とで1画素を構成
し、これらはたとえばガラス基板403上にマトリクス
状に形成されている。画素上には保護層404を介して
入射したX線を光に変換するための蛍光体層405が設
けられている。フォトダイオードとTFTはアモルファ
スシリコンやポリシリコンを材料にすることが好まし
く、蛍光体はヨウ化セシウムやガドリニウム系の材料を
用いるのが好ましい。また光検出素子として、MIS型
素子(Metal−Insulator−Semiconductor)素子を用
い、スイッチ素子にTFTを用いることにより、同一の
プロセスで両者を作成することができ、簡易なプロセス
で作成することができるため好ましい。またこの構成の
場合には、光検出素子に印加するバイアスを少なくとも
2種類用意し、一方を読み出し用のバイアスVs、他方
をリフレッシュ(素子内にたまったキャリアを吐き出す)
用のバイアスVrefと二系統用意することが好まし
い。具体的には、図8に示すように、DC/DC出力用電源
501、レギュレータ502、第1のLPF回路50
3、読み出し用バイアス端子504、リフレッシュ用バ
イアス端子505、マルチプレクサ506、Amp50
7、第2のLPF回路508から成る。図示したよう
に、Vs,VrefそれぞれにLPF回路が入り、マル
チプレクサで切り替えられた後、再びAmp507で増
幅される。マルチプレクサ506の前段、後段に設けら
れた第1のLPF回路、第2のLPF回路のカットオフ
周波数は同程度の用いるのが好ましい。これは、どちら
かの周波数を相対的に低く設定すると、低いほうのカッ
トオフ周波数が支配的になってしまうからである。
【0033】本実施形態のように、光検出素子に印加す
るバイアスを切り替えて使用する場合には、VsからV
refへの応答時間はフレームレートに影響しないこと
が必要となる。例えば、フレームレートを静止画撮影の
場合のフレームレートに設定した場合には(例えば2fra
mes/sec)程度にした場合には、fc=20〜2000H
zに設定するのが好ましい。
【0034】図5は別の実施形態のX線撮像装置の1画
素における断面図である。ガラス基板601上に、TF
T等のスイッチ素子602、信号電荷を蓄積する容量6
03で形成された駆動用の基板と、下電極605、X線
などの放射線を直接電荷に変換するための変換層60
6、上電極607を有する放射線変換部(センサ素子
部)とを接続用バンプ604で電気的に接続された構成
となっている。このような形態においては、下電極60
5が画素ごとに分割され、2次元状に配された構成とな
る。この例では画素はX線を直接電荷に変換する半導体
材料と、それに接続された蓄積容量およびTFT等で構
成されている。図4の例と同様にTFTはアモルファス
シリコンやポリシリコンを材料にすることが好ましい。
さらにX線−電子変換層の材料はガリウム砒素、ガリウ
ムリン、ヨウ化鉛、ヨウ化水銀、アモルファスセレン、
CdZn、CdZnTeなどを用いることができる。
【0035】本実施形態のように、エリアセンサ部を絶
縁性基板上に作成し、読み出し回路、LPF回路等は通
常の結晶シリコンから構成すれば、検出した信号を処理
するのに要する時間を短縮することが可能となり、ま
た、センサ部(駆動回路基板)が絶縁性基板であるため
に、特に放射線撮像装置として用いた場合には、ノイズ
を低減させることができるため好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の基準電源回路の回路図で
ある。
【図2】本発明の実施形態2の基準電源回路の回路図で
ある。
【図3】実施形態1または2を撮像システムに応用した
例の構成図である。
【図4】実施形態3で使用されるX線撮像装置の1画素
領域における断面図である。
【図5】実施形態3で使用されるX線撮像装置の1画素
領域における断面図である。
【図6】人間の視覚のMTF特性を示すグラフである。
【図7】視覚特性から得られたラインノイズの制限特性
を示すグラフである。
【図8】光検出素子としてMIS型素子素子、スイッチ
素子としてTFTを用いた場合の基準電源回路の回路図
である。
【図9】一般的な撮像装置の等価回路図である。
【図10】一般的な撮像装置の駆動を示すタイミング図
とその出力を示すグラフである。
【図11】従来例の基準電源回路の等価回路図である。
【符号の説明】 1 読み出し回路 2 ゲート駆動回路 4 基準電源回路 101 DC/DC出力電源 102 3端子レギュレータ 103 低域通過フィルタ回路(LPF回路)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 31/09 H01L 27/14 C H04N 5/32 31/00 A 27/14 K Fターム(参考) 2G088 EE01 FF02 GG19 GG20 GG21 JJ05 JJ33 KK03 KK05 LL11 LL12 4M118 AB01 BA05 BA07 CA02 CA32 CB11 FB03 FB09 FB13 FB16 5C024 AX11 CX03 GX03 GX09 HX05 HX17 HX40 HX41 HX46 5F088 AA03 AA04 AB05 AB07 BA04 BB03 BB07 EA04 EA08 HA15 KA03 KA10

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上にセンサ素子が2次元に配された
    エリアセンサと、前記エリアセンサの駆動のための基準
    電位を供給する基準電源回路と、を有し、前記基準電位
    は、前記基準電源回路に接続された低域通過フィルタ
    (LPF)を透過して供給されることを特徴とする撮像
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の撮像装置において、前
    記低域通過フィルタのカットオフ周波数は、前記低域通
    過フィルタを透過した基準電位のノイズ実効値が、前記
    エリアセンサの画素で発生するランダムノイズ実効値の
    1/10以下となるように決定される撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の撮像装置において、前
    記低域通過フィルタのカットオフ周波数は、前記基準電
    位に要求される応答時間に応じて決定される撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の撮像装置において、前
    記低域通過フィルタのカットオフ周波数は、前記エリア
    センサに接続されるサンプルホールド回路のサンプリン
    グ周波数より低い撮像装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の撮像装置において、前
    記低域通過フィルタの出力側には、アンプが設けられる
    撮像装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の撮像装置において、前
    記アンプのノイズ密度は、3.3nV/√Hz以下であ
    ることを特徴とする撮像装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の撮像装置において、前
    記エリアセンサは、光電変換素子とTFTからなる画素
    を二次元的に配列しており、前記光電変換素子と前記T
    FTのドレイン電極、前記TFTのゲート電極と共通ゲ
    ートライン、前記TFTのソース電極と共通データライ
    ンがそれぞれ接続され、さらに前記共通データラインが
    読み出し装置に、前記共通ゲートラインがゲート駆動装
    置に接続され、マトリクス動作を行う撮像装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の撮像装置において、前
    記読み出し装置は、前記共通データラインに接続されリ
    セット動作可能なアンプを有し、かつ前記基準電位とし
    てアンプのリセット電位が供給される撮像装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の撮像装置において、前
    記ゲート駆動装置には、前記基準電位としてTFTのオ
    ン電位とTFTのオフ電位が供給されている撮像装置。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の撮像装置において、
    前記エリアセンサには、前記基準電位として、前記光電
    変換素子にバイアス電圧を印加するための、バイアス電
    位が供給されている撮像装置。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載の撮像装置において、
    前記光電変換素子およびTFTはアモルファスシリコン
    またはポリシリコンを材料としている撮像装置。
  12. 【請求項12】 請求項7に記載の撮像装置において、
    前記光電変換素子はpin型フォトダイオードあるいは
    MIS型センサである撮像装置。
  13. 【請求項13】 請求項7に記載の撮像装置において、
    前記エリアセンサはさらに蛍光体を有するX線エリアセ
    ンサである撮像装置。
  14. 【請求項14】 請求項7に記載の撮像装置において、
    前記エリアセンサの光電変換素子は半導体層に入射した
    X線を直接電荷に変換して読み出す撮像装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の撮像装置におい
    て、前記光電変換素子は半導体層の材料としてガリウム
    砒素、ガリウムリン、ヨウ化鉛、ヨウ化水銀、アモルフ
    ァスセレン、CdZn、CdZnTeを材料としている
    撮像装置。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記基板は絶縁性基板であり、前記基準電源回路および
    低域通過フィルタは結晶基板上に形成されてなる撮像装
    置。
  17. 【請求項17】 請求項1に記載の撮像装置と、該撮像
    装置からの信号を画像として処理する画像処理手段と、
    該画像処理手段からの信号を記録する記録手段と、該画
    像処理手段からの信号を表示するための表示手段と、前
    記画像処理からの信号を伝送するための伝送手段と、を
    有することを特徴とする撮像システム。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の撮像システムにお
    いて、更に放射線を前記センサ素子の感度領域の波長に
    変換するための波長変換体を有する撮像システム。
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