JP2003163290A - 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法

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JP2003163290A
JP2003163290A JP2001360842A JP2001360842A JP2003163290A JP 2003163290 A JP2003163290 A JP 2003163290A JP 2001360842 A JP2001360842 A JP 2001360842A JP 2001360842 A JP2001360842 A JP 2001360842A JP 2003163290 A JP2003163290 A JP 2003163290A
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gate electrode
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semiconductor memory
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Yasuo Nakatani
康雄 中谷
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスターブ現象を防止できる不揮発性半導
体記憶装置を提供する。 【解決手段】 不揮発性半導体記憶装置は、シリコン基
板1と、シリコン基板1の上にゲート絶縁膜4を介在さ
せて形成されたフローティングゲート電極9とを備え
る。フローティングゲート電極9は、ゲート絶縁膜4上
に形成されてチャネル幅方向に第1の幅W1を有する下
部導電層7と、下部導電層7上に形成されてチャネル幅
方向に第1の幅W1よりも大きい第2の幅W2を有する
上部導電層8とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、不揮発性半導体
記憶装置およびその製造方法に関し、特に、フローティ
ングゲート電極を備えた不揮発性半導体記憶装置とその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば特開平11−17035
号公報には、不揮発性半導体記憶装置が開示されてい
る。図28は、上記公報に開示された従来の不揮発性半
導体記憶装置の平面図である。図29は、図28中のX
XIX−XXIX線に沿った断面図である。図30は、
図28中のXXX−XXX線に沿った断面図である。図
31は、図28中のXXXI−XXXI線に沿った断面
図である。
【0003】図28を参照して、シリコン基板401の
上に、メモリ領域500と周辺領域600とが形成され
ている。メモリ領域500では、コントロールゲート電
極410と直交するようにビット線420が延びてい
る。周辺領域600では、複数本のゲート電極434が
形成されており、ゲート電極434の間に分離酸化膜4
30が位置する。メモリトランジスタが形成されるメモ
リ領域500と、ゲート電極434を有するトランジス
タが形成される周辺領域600とはLOCOS(Local O
xidation of Silicon)酸化膜449で電気的に分離され
る。
【0004】図29および30を参照して、メモリ領域
500は、領域200および300で示す断面であらわ
される。メモリトランジスタは、ドレイン領域としての
n型の不純物領域413aおよび413bと、ソース領
域としてのn型の不純物領域414と、シリコン酸化膜
404と、フローティングゲート電極407と、ONO
膜408と、シリコン酸化膜409と、コントロールゲ
ート電極410とを有している。
【0005】不純物領域413aおよび413bと不純
物領域414とはp型のシリコン基板401の表面に互
いに所定の距離を隔てて形成されている。フローティン
グゲート電極407は、不純物領域413aおよび41
3bと不純物領域414とに挟まれる領域上にシリコン
酸化膜404を介して形成されている。
【0006】コントロールゲート電極410は、フロー
ティングゲート電極407上にシリコン酸化膜、シリコ
ン窒化膜およびシリコン酸化膜の3層からなるONO膜
408と、シリコン酸化膜409を介在して延在するよ
うに形成されている。
【0007】シリコン基板401には、ボトムnウェル
402と、このボトムnウェル402に接するpウェル
403が形成されている。所定の方向に並ぶフローティ
ングゲート電極407の間にトレンチ405が形成さ
れ、このトレンチ405を充填するようにシリコン酸化
膜406が形成されている。
【0008】シリコン酸化膜406の上端面は、フロー
ティングゲート電極407の上面と下面の間に位置す
る。このシリコン酸化膜406とフローティングゲート
電極407との上に、ONO膜408、シリコン酸化膜
409、コントロールゲート電極410、およびTEO
S酸化膜411が形成されている。
【0009】不純物領域414を取囲むようにp型のポ
ケット領域415が形成されている。フローティングゲ
ート電極407、ONO膜408、シリコン酸化膜40
9、コントロールゲート電極410、およびTEOS酸
化膜411の側壁に、サイドウォール酸化膜412が形
成されている。
【0010】メモリトランジスタを覆うようにシリコン
基板401上に層間絶縁膜416が形成されている。層
間絶縁膜416の一部に、不純物領域413aおよび4
13bに達するコンタクトホール417が形成されてい
る。コンタクトホール417を充填し、かつ層間絶縁膜
416をおおうようにドープトポリシリコン層420a
が形成されている。
【0011】層間絶縁膜416に接するドープトポリシ
リコン層420aとタングステンシリサイド層420b
からなるビット線420が形成されている。層間絶縁膜
416とビット線420とを覆うように層間絶縁膜42
1が形成されている。層間絶縁膜421上にシリコン酸
化膜422が形成され、このシリコン酸化膜422に埋
込まれるようにアルミニウム配線423が形成されてい
る。シリコン酸化膜422とアルミニウム配線423と
に接するようにスムースコート膜424が形成され、ス
ムースコート膜424上にさらにアルミニウム配線42
5が形成されている。
【0012】図31を参照して、周辺領域600は、図
31で示す領域800であらわされる。シリコン基板1
に分離酸化膜430が形成されている。この分離酸化膜
430を境にしてpウェル431とnウェル432が形
成されている。
【0013】pウェル431上にはゲート電極434
と、シリコン酸化膜433と、ソース/ドレイン領域と
してのn型の低濃度不純物領域437およびn型の高濃
度不純物領域438とを有するトランジスタが形成され
ている。また、nウェル432上にはゲート電極434
と、シリコン酸化膜433と、ソース/ドレイン領域と
してのp型の低濃度不純物領域439およびp型の高濃
度不純物領域440とを有するトランジスタが形成され
ている。ゲート電極434の上にシリコン酸化膜435
が形成され、ゲート電極434とシリコン酸化膜435
の側壁にはサイドウォール酸化膜436が形成されてい
る。
【0014】トランジスタを覆うように層間絶縁膜41
6および421が形成されている。この層間絶縁膜41
6および421にはシリコン基板401に達するコンタ
クトホール441が形成される。コンタクトホール44
1を充填するようにプラグ442が形成される。層間絶
縁膜421およびプラグ442に接するようにアルミニ
ウム配線423がシリコン酸化膜422に埋込まれて形
成される。シリコン酸化膜422上にスムースコート膜
424が形成され、スムースコート膜424に埋込まれ
るようにアルミニウム配線443が形成されている。ス
ムースコート膜424上にアルミニウム配線443と接
するアルミニウム配線425が形成されている。
【0015】図32および図33は、図30で示す不揮
発性半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。図
32を参照して、シリコン基板401にボトムnウェル
402、pウェル403、シリコン酸化膜463、ドー
プトポリシリコン464、ONO膜466を形成する。
ONO膜466を覆うようにシリコン酸化膜と、ドープ
トポリシリコンと、タングステンシリサイド層と、TE
OS(Tetra Etyle Ortho Silicate)酸化膜を形成す
る。TEOS酸化膜を覆うようにレジストを塗布し、こ
のレジストを所定の形状にパターニングしてレジストパ
ターン469を形成する。レジストパターン469をマ
スクとしてTEOS酸化膜とタングステンシリサイド層
とドープトポリシリコンとシリコン酸化膜をエッチング
することにより、TEOS酸化膜411とコントロール
ゲート電極410とシリコン酸化膜409を形成する。
その後レジストパターン469を除去する。
【0016】図33を参照して、シリコン基板401全
体をレジストで覆い、このレジストを所定の形状にパタ
ーニングしてレジストパターン470を形成する。レジ
ストパターン470に従って、ONO膜466、ドープ
トポリシリコン464、シリコン酸化膜463をエッチ
ングすることにより、ONO膜408、フローティング
ゲート電極407、シリコン酸化膜404を形成する。
その後レジストパターン470を除去する。
【0017】不純物領域413aおよび413b、ポケ
ット領域415、サイドウォール酸化膜412、層間絶
縁膜416、ビット線420、層間絶縁膜421、アル
ミニウム配線423、シリコン酸化膜422、スムース
コート膜424、アルミニウム配線425を形成する。
これにより、図30で示す不揮発性半導体記憶装置が完
成する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述のような不揮発性
半導体記憶装置の製造方法では、図33で示すように、
フローティングゲート電極407とコントロールゲート
電極410とが重ね合されたメモリゲートは縦長の形状
となる。エッチングプロセスにおいて、最下層に位置す
るフローティングゲート電極407のエッチングは高精
度な寸法制御が必要となるが、メモリゲート自体が縦長
の形状となるため寸法制御が困難であるという問題があ
った。また、隣り合うフローティングゲート電極407
の間にエッチング残渣がたまらないようにすることも困
難であった。そのため、精度よくフローティングゲート
電極407を製造することが困難であった。
【0019】また、図29で示す断面は、フローティン
グゲート電極407のチャネル幅方向の断面であるが、
不揮発性半導体記憶装置の微細化に伴い、隣り合うフロ
ーティングゲート電極407のチャネル幅方向の距離も
小さくなる。これより、チャネル幅方向の距離が小さく
なると、たとえば書込動作などで、書込を予定している
フローティングゲート電極の隣のフローティングゲート
電極まで書込動作がされる、いわゆるディスターブ現象
が生じる場合がある。この現象は、チャネル幅方向の断
面に分離酸化膜があらわれないAND型の不揮発性半導
体記憶装置で起こりやすい。
【0020】そこで、この発明は上記のような問題点を
解決するためになされたものである。
【0021】この発明の1つの目的は、高い精度でフロ
ーティングゲート電極を製造できる不揮発性半導体記憶
装置を提供することを目的とするものである。
【0022】また、この発明の別の目的は、ディスター
ブ現象を効果的に防止することができる不揮発性半導体
記憶装置を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】この発明の1つの局面に
従った不揮発性半導体記憶装置は、半導体基板と、半導
体基板の上にゲート絶縁膜を介在させて形成されたフロ
ーティングゲート電極とを備える。フローティングゲー
ト電極は、ゲート絶縁膜上に形成されてチャネル幅方向
に第1の幅を有する下部導電層と、下部導電層上に形成
されてチャネル幅方向に第1の幅よりも大きい第2の幅
を有する上部導電層とを含む。
【0024】このように構成された不揮発性半導体記憶
装置では、ゲート絶縁膜上の下部導電層は、チャネル幅
方向において、上部導電層の第2の幅よりも小さい第1
の幅を有する。そのため、隣り合うフローティングゲー
ト電極の間の距離が下部導電層の部分で大きくなる。そ
の結果、下部導電層と、他の不揮発性トランジスタのフ
ローティングゲート電極との間が確実に絶縁されること
になるため、ディスターブ現象を防止することができ
る。
【0025】また好ましくは、不揮発性半導体記憶装置
は、フローティングゲート電極の上に誘電体膜を介在さ
せて形成されたコントロールゲート電極をさらに備え
る。
【0026】また好ましくは、コントロールゲート電極
は、第2の幅よりも小さい第3の幅を有する。
【0027】また好ましくは、不揮発性半導体記憶装置
は、コントロールゲート電極の側壁に接触するように誘
電体膜の上に形成された側壁絶縁層をさらに備える。側
壁絶縁層の幅は、誘電体膜から遠ざかるにつれて小さく
なる。この場合、コントロールゲート電極の側壁に側壁
絶縁層が形成されるため、コントロールゲート電極を確
実に他の導電層から絶縁することができる。
【0028】また好ましくは、不揮発性半導体記憶装置
は、コントロールゲート電極の側壁に接触するように誘
電体膜の上に形成された側壁導電層をさらに備える。側
壁導電層の幅は、誘電体膜から遠ざかるにつれて小さく
なる。この場合、コントロールゲート電極の側壁に側壁
導電層が接触するため、この側壁導電層もコントロール
ゲート電極として機能する。その結果、コントロールゲ
ート電極の断面積が大きくなり、コントロールゲート電
極の電気抵抗を小さくすることができる。
【0029】また好ましくは、不揮発性半導体記憶装置
は、半導体基板の上に形成された第1の絶縁膜をさらに
備える。第1の絶縁膜の頂面と下部導電層の頂面とはほ
ぼ同一平面である。この場合、下部導電層の頂面と第1
の絶縁膜の頂面とが同一平面であるため、この上に上部
導電層を形成しやすくなる。
【0030】また好ましくは、上部導電層と下部導電層
とは、同一の材料で構成される。この場合、下部導電層
と上部導電層との密着性が向上し、信頼性の高い不揮発
性半導体記憶装置を提供することができる。
【0031】この発明に従った不揮発性半導体記憶装置
の製造方法は、半導体基板の上にゲート絶縁膜を介在さ
せて、チャネル幅方向に第1の幅を有する、フローティ
ングゲート電極の下部導電層を形成する工程と、半導体
基板を覆い下部導電層の頂面を露出させる第1の絶縁膜
を形成する工程と、下部導電層の頂面と第1の絶縁膜と
の上に、チャネル幅方向に第1の幅よりも大きい第2の
幅を有する、フローティングゲート電極の上部導電層を
形成する工程とを備える。
【0032】このような工程を備えた不揮発性半導体記
憶装置の製造方法に従えば、フローティングゲート電極
の下部導電層を形成した後、下部導電層の頂面を露出さ
せる第1の絶縁膜を形成する。下部導電層と第1の絶縁
膜上にフローティングゲート電極の上部導電層を形成す
るため、従来のように、コントロールゲート電極とフロ
ーティングゲート電極の下部導電層とを同一の工程でエ
ッチングすることがない。その結果、下部導電層を精度
よくエッチングすることができ、フローティングゲート
電極を精度よく形成することができる。
【0033】また、下部導電層の幅は、上部導電層の第
2の幅より小さい第1の幅であるためディスターブ現象
を防止することができる。隣り合うフローティングゲー
ト電極の間の距離が下部導電層の部分で大きくなる。そ
の結果、下部導電層と、他の不揮発性トランジスタのフ
ローティングゲート電極との間が確実に絶縁されること
になるため、ディスターブ現象を防止することができ
る。
【0034】また好ましくは、不揮発性半導体記憶装置
の製造方法は、下部導電層を形成する前に半導体基板の
上にゲート絶縁膜を介在させて所定の方向に延在する帯
状導電層を形成する工程と、帯状導電層をマスクとして
半導体基板に不純物を注入することにより、帯状導電層
の両側にソース・ドレイン領域を形成する工程とをさら
に備える。下部導電層を形成する工程は、帯状導電層を
パターニングすることにより、下部導電層を形成する工
程を含む。
【0035】また好ましくは、不揮発性半導体記憶装置
の製造方法は、フローティングゲート電極の上に誘電体
膜を介在させてコントロールゲート電極を形成する工程
をさらに備える。
【0036】また好ましくは、不揮発性半導体記憶装置
の製造方法は、コントロールゲート電極を覆う第2の絶
縁膜を形成する工程をさらに備える。
【0037】また好ましくは、コントロールゲート電極
を形成する工程は、第2の幅よりも小さい第3の幅を有
するコントロールゲート電極を形成する工程を含む。
【0038】また好ましくは、不揮発性半導体記憶装置
の製造方法は、コントロールゲート電極の側壁に接触す
るように誘電体膜の上に側壁絶縁層を形成する工程をさ
らに備える。側壁絶縁層の幅は、誘電体膜から遠ざかる
につれて小さくなる。
【0039】また好ましくは、不揮発性半導体記憶装置
の製造方法は、コントロールゲート電極の側壁に接触す
るように誘電体膜の上に側壁導電層を形成する工程をさ
らに備える。側壁導電層の幅は、誘電体膜から遠ざかる
につれて小さくなる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。
【0041】(実施の形態1)図1は、この発明の実施
の形態1に従った不揮発性半導体記憶装置の平面図であ
る。図2は、図1中のII−II線に沿った断面図であ
る。図3は、図1中のIII−III線に沿った断面図
である。図1を参照して、不揮発性半導体記憶装置は、
半導体基板の上に形成されたフローティングゲート電極
の下部導電層7と、下部導電層7上に形成されたフロー
ティングゲート電極の上部導電層8と、上部導電層8と
同一の方向に延びるコントロールゲート電極13とを備
える。
【0042】半導体基板上には、素子が形成される能動
領域10と、能動領域10を互いに分離する分離領域2
0が形成されている。能動領域10および分離領域20
は、互いに平行に延びるように形成されている。能動領
域10には、互いに距離を隔ててソース領域24sとド
レイン領域24dが形成される。ソース領域24sおよ
びドレイン領域24dは、ともに不純物領域により構成
される。ソース領域24sとドレイン領域24dとの間
に、フローティングゲート電極の下部導電層7が形成さ
れる。下部導電層7は、ドープトポリシリコンにより構
成されており、導電性を有する。下部導電層7上にフロ
ーティングゲート電極の上部導電層8が形成されてい
る。上部導電層8は、ソース領域24sおよびドレイン
領域24dの延びる方向と直交する方向に延び、下部導
電層7よりも広い平面積を有する。
【0043】ソース領域24sおよびドレイン領域24
dと直交する方向に延びるようにコントロールゲート電
極13が形成されている。コントロールゲート電極13
の両側には側壁絶縁層16が形成されている。
【0044】分離領域20では、シリコン基板にトレン
チ1hが形成されておりトレンチ1hに分離酸化膜3が
埋込まれている。フローティングゲート電極の上部導電
層8は、溝28hにより分離される。
【0045】図2を参照して、不揮発性半導体記憶装置
は、半導体基板としてのシリコン基板1と、シリコン基
板1の上にゲート絶縁膜4を介在させて形成されたフロ
ーティングゲート電極9とを備える。フローティングゲ
ート電極9は、ゲート絶縁膜4上に形成されてチャネル
幅方向に第1の幅W1を有する下部導電層7と、下部導
電層7上に形成されてチャネル幅方向に第1の幅よりも
大きい第2の幅W2を有する上部導電層8とを含む。な
お、図2で示す断面は、チャネル幅方向の断面である。
【0046】不揮発性半導体記憶装置は、フローティン
グゲート電極9の上に誘電体膜12を介在させて形成さ
れたコントロールゲート電極13をさらに備える。コン
トロールゲート電極13は、第2の幅W2よりも小さい
第3の幅W3を有する。不揮発性半導体記憶装置は、コ
ントロールゲート電極13の側壁13sに接触するよう
に誘電体膜12の上に形成された側壁絶縁層16をさら
に備える。側壁絶縁層16の幅は、誘電体膜12から遠
ざかるにつれて小さくなる。
【0047】不揮発性半導体記憶装置は、シリコン基板
1の上に形成された第1の絶縁膜としての層間絶縁膜5
をさらに備える。層間絶縁膜5の頂面5fと、下部導電
層7の頂面7fとはほぼ同一平面である。上部導電層8
と下部導電層7とは、同一の材料としてのドープトポリ
シリコンで構成される。
【0048】シリコン基板1の主表面1f上には、シリ
コン酸化膜からなるゲート絶縁膜4が形成されている。
ゲート絶縁膜4の上には、互いに距離を隔てて複数個の
下部導電層7が形成されている。下部導電層7とゲート
絶縁膜4とに接触するように層間絶縁膜5が形成されて
いる。
【0049】上部導電層8は、下部導電層7の頂面7f
と層間絶縁膜5の頂面5fとに形成される。上部導電層
8と下部導電層7とがフローティングゲート電極9を構
成している。上部導電層8上には誘電体膜12が形成さ
れる。誘電体膜12はシリコン酸化膜、シリコン窒化膜
およびシリコン酸化膜の3層構造により構成される。
【0050】コントロールゲート電極13は、誘電体膜
12の上に形成されて紙面の手前側から奥側へ延びるよ
うに構成されている。コントロールゲート電極13は側
壁13sを有する。コントロールゲート電極13上にシ
リコン酸化膜からなるマスク層14が形成されている。
コントロールゲート電極13の側壁にはサイドウォール
スペーサ状の側壁絶縁層16が形成されている。側壁絶
縁層16の幅は誘電体膜12から遠ざかるにつれて小さ
くなる。側壁絶縁層16の幅の最大値はW4である。W
2と、W3と、W4との間には、W2=W3+2W4の
関係がある。コントロールゲート電極13を覆うように
第2の絶縁膜としての第2の層間絶縁膜41が形成され
ている。
【0051】図3を参照して、チャネル長方向の断面で
は、シリコン基板1上に能動領域10と分離領域20と
が交互に形成されている。分離領域20では、シリコン
基板1の表面にトレンチ1hが形成される。このトレン
チ1hを埋込むように分離酸化膜3が形成される。
【0052】能動領域10上では、シリコン基板1の表
面に互いに距離を隔ててソース領域24sおよびドレイ
ン領域24dが形成されている。ソース領域24sおよ
びドレイン領域24dは、不純物領域により構成され、
シリコン基板1にドープされている不純物と逆導電型の
不純物がドープされる。
【0053】ゲート絶縁膜4はシリコン基板1の主表面
1f上に形成されている。ゲート絶縁膜4上には、フロ
ーティングゲート電極9の下部導電層7が形成されてい
る。下部導電層7は、ソース領域24sとドレイン領域
24dの間に形成される。ソース領域24sおよびドレ
イン領域24d上には、ゲート絶縁膜4を介在させて第
1の層間絶縁膜5が形成される。下部導電層7の頂面7
fと層間絶縁膜5の頂面5fとの上にフローティングゲ
ート電極9の上部導電層8が形成されている。下部導電
層7は、第1の層間絶縁膜5の開口5hに形成される。
上部導電層8は下部導電層7と電気的に接続されてい
る。また、上部導電層8には溝28hが形成されてお
り、溝28hによって隣り合う上部導電層8は互いに分
離される。
【0054】誘電体膜12は、上部導電層8の表面に沿
って形成されている。誘電体膜12上にはコントロール
ゲート電極13が一方向に延びるように形成されてい
る。コントロールゲート電極13上にはマスク層14が
形成されている。マスク層14上に層間絶縁膜41が形
成されている。
【0055】次に、図1〜図3で示す不揮発性半導体記
憶装置の製造方法について説明する。図4から図23
は、図1から3で示す不揮発性半導体記憶装置の製造方
法を説明するための図である。なお、図5は、図4中の
V−V線に沿った断面図である。図6は、図4中のVI
−VI線に沿った断面図である。図8は、図7中のVI
II−VIII線に沿った断面図である。図9は、図7
中のIX−IX線に沿った断面図である。図11は、図
10中のXI−XI線に沿った断面図である。図12
は、図10中のXII−XII線に沿った断面図であ
る。図14は、図13中のXIV−XIV線に沿った断
面図である。図15は、図13中のXV−XV線に沿っ
た断面図である。図19は、図18中のXIX−XIX
線に沿った断面図である。図20は、図18中のXX−
XX線に沿った断面図である。図22は、図21中のX
XI−XXI線に沿った断面図である。図23は、図2
1中のXXIII−XXIII線に沿った断面図であ
る。
【0056】図4〜図6を参照して、シリコン基板1の
主表面1f上にマスク層(図示せず)を形成し、このマ
スク層をマスクとしてシリコン基板1をエッチングす
る。これによりシリコン基板1にトレンチ1hを形成す
る。トレンチ1hを埋込むようにシリコン酸化膜からな
る分離酸化膜3を形成する。
【0057】シリコン基板1の主表面1fに熱酸化によ
りゲート絶縁膜4を形成する。ゲート絶縁膜4上にドー
プトポリシリコン膜、誘電体膜およびシリコン窒化膜を
形成する。シリコン窒化膜上にレジストパターンを形成
し、レジストパターンに従ってシリコン窒化膜、誘電体
膜およびドープトポリシリコン膜をエッチングすること
により、シリコン窒化膜からなるマスク層23、シリコ
ン酸化膜22および帯状導電層25を形成する。マスク
層23および帯状導電層25をマスクとして矢印42で
示す方向からシリコン基板1の表面に不純物イオンを注
入する。これにより帯状導電層25の両側にソース領域
24sおよびドレイン領域24dを形成する。
【0058】図7〜図9を参照して、マスク層23上に
レジストパターン(図示せず)を形成する。レジストパ
ターンをマスクとしてマスク層23、シリコン酸化膜2
2および帯状導電層25をエッチングする。これにより
島状の下部導電層7を形成する。なお、下部導電層7の
厚みは100nmである。
【0059】図10〜図12を参照して、シリコン酸化
膜22およびマスク層23を除去した後にTEOSを原
料としてシリコン基板1上に厚みが500nmのシリコ
ン酸化膜を形成する。このシリコン酸化膜をCMP(化
学的機械的研磨法)により研磨して層間絶縁膜5を形成
する。これにより下部導電層7の頂面7fを露出させ
る。このとき、下部導電層7の頂面7fと層間絶縁膜5
の頂面5fとが同一平面となる。
【0060】図13〜図15を参照して、第1の層間絶
縁膜5および下部導電層7上に厚みが約150nmのド
ープトポリシリコン膜28を形成する。ドープトポリシ
リコン膜28上にレジストパターン(図示せず)を形成
し、レジストパターンをマスクとしてドープトポリシリ
コン膜28をエッチングする。これにより、溝28hを
形成する。溝28hは、図13で示すように、ソース領
域24sおよびドレイン領域24dと平行に延びるよう
に形成される。
【0061】図16および図17を参照して、ドープト
ポリシリコン膜28上にシリコン酸化膜、シリコン窒化
膜およびシリコン酸化膜からなる誘電体膜31を形成す
る。このとき、誘電体膜31は溝28hに沿うように形
成される。誘電体膜31上にドープトポリシリコンとタ
ングステンシリサイドの2層構造の導電膜32を形成す
る。導電膜32上にTEOSを原料としたシリコン酸化
膜33を形成する。
【0062】図18〜図20を参照して、シリコン酸化
膜33上にレジストパターンを形成し、このレジストパ
ターンに従ってシリコン酸化膜33をエッチングする。
これによりマスク層14を形成する。マスク層14をマ
スクとして導電膜32をエッチングする。これによりコ
ントロールゲート電極13を形成する。
【0063】図21〜図23を参照して、コントロール
ゲート電極13およびマスク層14を覆うようにTEO
Sを原料としてシリコン酸化膜を形成する。シリコン酸
化膜を全面エッチバックすることによりコントロールゲ
ート電極13の側壁13sに側壁絶縁層16を形成す
る。側壁絶縁層16はコントロールゲート電極13と同
じ方向に延びる。
【0064】図1から3を参照して、側壁絶縁層16お
よびマスク層14をマスクとしてドープトポリシリコン
膜28をエッチングする。これにより上部導電層8を構
成する。コントロールゲート電極13を覆うように第2
の層間絶縁膜41を形成する。これにより図1〜3で示
す不揮発性半導体記憶装置が完成する。
【0065】このような不揮発性半導体記憶装置では、
まず先に下部導電層7を形成し、その後上部導電層8お
よびコントロールゲート電極13を形成する。そのた
め、下部導電層7を精度よく作ることができ、フローテ
ィングゲート電極9の精度が向上する。さらに、下部導
電層7のチャネル幅方向の幅W1は、上部導電層8のチ
ャネル幅方向の幅W2より小さい。これにより、隣り合
うメモリセルに対して書込を行なうディスターブ現象の
発生を防止することができる。
【0066】(実施の形態2)図24は、この発明の実
施の形態2に従った不揮発性半導体記憶装置の断面図で
ある。なお、図24は、図2と同一方向の断面であり、
チャネル幅方向の断面である。図24を参照して、この
発明の実施の形態2に従った不揮発性半導体記憶装置で
は、コントロールゲート電極13の側壁13sに側壁導
電層36が形成されている点で、実施の形態1に従った
不揮発性半導体記憶装置と異なる。側壁導電層36はド
ープトポリシリコンにより形成される。なお、図3で示
す断面に対応する断面では、図3と同様に構成される。
【0067】次に、図24に示す不揮発性半導体記憶装
置の製造方法について説明する。図25は、図24で示
す不揮発性半導体記憶装置の製造方法を説明するための
断面図である。なお、図25で示す断面は、図22で示
す工程に対応する。図25を参照して、コントロールゲ
ート電極13を覆うようにドープトポリシリコン膜を形
成する。ドープトポリシリコン膜を全面エッチバックす
ることにより側壁導電層36を形成する。その後、実施
の形態1と同様の工程に従い図24で示す不揮発性半導
体記憶装置が完成する。
【0068】このような実施の形態2に従った不揮発性
半導体記憶装置では、まず、実施の形態1に従った不揮
発性半導体記憶装置と同様の効果がある。さらに、コン
トロールゲート電極13の側壁13sに導電性のドープ
トポリシリコンからなる側壁導電層36が形成されるた
め、側壁導電層36もコントロールゲート電極として作
用する。その結果コントロールゲート電極の断面積が大
きくなり、電気抵抗を低下させることができる。
【0069】(実施の形態3)図26は、この発明の実
施の形態3に従った不揮発性半導体記憶装置の断面図で
ある。なお、図26で示す断面は、図2で示す断面に対
応し、チャネル幅方向の断面である。図26を参照し
て、この発明の実施の形態3に従った不揮発性半導体記
憶装置では、側壁絶縁層16の幅W7が実施の形態1で
の側壁絶縁層16の幅W4よりも大きい。これに伴い、
その下に形成される上部導電層8の幅W6も、実施の形
態1の上部導電層8の幅W2より大きい。
【0070】次に、図26で示す不揮発性半導体記憶装
置の製造方法について説明する。図27は、図26で示
す不揮発性半導体記憶装置の製造方法を説明するための
断面図である。図27を参照して、実施の形態1の図2
2で示す工程の後に、再度側壁絶縁層16を覆うように
TEOSの原料としてシリコン酸化膜を形成する。この
シリコン酸化膜を全面エッチバックすることにより側壁
絶縁層16の幅が広がる。その後実施の形態1と同様に
工程を進めることにより、図26で示す不揮発性半導体
記憶装置が完成する。
【0071】このような実施の形態3に従った不揮発性
半導体記憶装置においても、実施の形態1に従った不揮
発性半導体記憶装置と同様の効果がある。
【0072】また、側壁絶縁層の幅を大きくすることが
できるため、コントロールゲート電極13を写真製版で
形成する際のずれに対する余裕を大きくすることができ
る。
【0073】以上、この発明の実施の形態について説明
したが、ここで示した実施の形態はさまざまに変形する
ことが可能である。まず、実施の形態において示した不
揮発性半導体記憶装置は、EEPROM(electrically
erasable programmable read-only memory)、フラッシ
ュメモリなどとして使用することができる。さらに、コ
ントロールゲート電極13およびフローティングゲート
電極9を構成する材料は、導電性の材料であればさまざ
まに用いることができる。また、側壁絶縁層16をシリ
コン窒化膜で構成してもよい。
【0074】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0075】
【発明の効果】この発明に従えば、フローティングゲー
ト電極が精度よく製造される不揮発性半導体記憶装置を
提供することができる。
【0076】この発明に従えば、フローティングゲート
電極のディスターブ現象を防止することができる不揮発
性半導体記憶装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に従った不揮発性半
導体記憶装置の平面図である。
【図2】 図1中のII−II線に沿った断面図であ
る。
【図3】 図1中のIII−III線に沿った断面図で
ある。
【図4】 図1〜3で示す不揮発性半導体記憶装置の製
造方法の第1工程を示す平面図である。
【図5】 図4中のV−V線に沿った断面図である。
【図6】 図4中のVI−VI線に沿った断面図であ
る。
【図7】 図1〜3で示す不揮発性半導体記憶装置の製
造方法の第2工程を示す平面図である。
【図8】 図7中のVIII−VIII線に沿った断面
図である。
【図9】 図7中のIX−IX線に沿った断面図であ
る。
【図10】 図1〜3で示す不揮発性半導体記憶装置の
製造方法の第3工程を示す平面図である。
【図11】 図10中のXI−XI線に沿った断面図で
ある。
【図12】 図10中のXII−XII線に沿った断面
図である。
【図13】 図1〜3で示す不揮発性半導体記憶装置の
製造方法の第4工程を示す平面図である。
【図14】 図13中のXIV−XIV線に沿った断面
図である。
【図15】 図13中のXV−XV線に沿った断面図で
ある。
【図16】 図1〜3で示す不揮発性半導体記憶装置の
製造方法の第5工程を示す断面図であって、図2に示す
断面に対応する図である。
【図17】 図1〜3で示す不揮発性半導体記憶装置の
製造方法の第5工程を示す断面図であって、図3で示す
断面に対応する図である。
【図18】 図1〜3で示す不揮発性半導体記憶装置の
製造方法の第6工程を示す平面図である。
【図19】 図18中のXIX−XIX線に沿った断面
図である。
【図20】 図18中のXX−XX線に沿った断面図で
ある。
【図21】 図1〜3で示す不揮発性半導体記憶装置の
製造方法の第7工程を示す平面図である。
【図22】 図21中のXXII−XXII線に沿った
断面図である。
【図23】 図21中のXXIII−XXIII線に沿
った断面図である。
【図24】 この発明の実施の形態2に従った不揮発性
半導体記憶装置の断面図である。
【図25】 図24で示す不揮発性半導体記憶装置の製
造方法を示す断面図である。
【図26】 この発明の実施の形態3に従った不揮発性
半導体記憶装置の断面図である。
【図27】 図26で示す不揮発性半導体記憶装置の製
造方法を示す断面図である。
【図28】 従来の不揮発性半導体記憶装置の平面図で
ある。
【図29】 図28中のXXIX−XXIX線に沿った
断面図である。
【図30】 図28中のXXX−XXX線に沿った断面
図である。
【図31】 図28中のXXXI−XXXI線に沿った
断面図である。
【図32】 図28〜31で示す不揮発性半導体記憶装
置の製造方法の第1工程を示す断面図である。
【図33】 図28〜31で示す不揮発性半導体記憶装
置の製造方法の第2工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板、5,42 層間絶縁膜、5f,7f
頂面、7 下部導電層、8 上部導電層、9 フロー
ティングゲート電極、12 誘電体膜、13コントロー
ルゲート電極、13s 側壁、16 側壁絶縁層、36
側壁導電層。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板の上にゲート絶縁膜を介在させて形成さ
    れたフローティングゲート電極とを備え、 前記フローティングゲート電極は、前記ゲート絶縁膜上
    に形成されてチャネル幅方向に第1の幅を有する下部導
    電層と、前記下部導電層上に形成されてチャネル幅方向
    に第1の幅よりも大きい第2の幅を有する上部導電層と
    を含む、不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記フローティングゲート電極の上に誘
    電体膜を介在させて形成されたコントロールゲート電極
    をさらに備えた、請求項1に記載の不揮発性半導体記憶
    装置。
  3. 【請求項3】 前記コントロールゲート電極は、前記第
    2の幅よりも小さい第3の幅を有する、請求項2に記載
    の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記コントロールゲート電極の側壁に接
    触するように前記誘電体膜の上に形成された側壁絶縁層
    をさらに備え、前記側壁絶縁層の幅は、前記誘電体膜か
    ら遠ざかるにつれて小さくなる、請求項2または3に記
    載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記コントロールゲート電極の側壁に接
    触するように前記誘電体膜の上に形成された側壁導電層
    をさらに備え、前記側壁導電層の幅は、前記誘電体膜か
    ら遠ざかるにつれて小さくなる、請求項2または3に記
    載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記半導体基板の上に形成された第1の
    絶縁膜をさらに備え、前記第1の絶縁膜の頂面と前記下
    部導電層の頂面とはほぼ同一平面である、請求項1から
    5のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記上部導電層と前記下部導電層とは同
    一の材料で構成される、請求項1から6のいずれか1項
    に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 半導体基板の上にゲート絶縁膜を介在さ
    せて、チャネル幅方向に第1の幅を有する、フローティ
    ングゲート電極の下部導電層を形成する工程と、 前記半導体基板を覆い前記下部導電層の頂面を露出させ
    る第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記下部導電層の頂面と前記第1の絶縁膜との上に、チ
    ャネル幅方向に前記第1の幅よりも大きい第2の幅を有
    する、前記フローティングゲート電極の上部導電層を形
    成する工程とを備えた、不揮発性半導体記憶装置の製造
    方法。
  9. 【請求項9】 前記下部導電層を形成する前に前記半導
    体基板の上に前記ゲート絶縁膜を介在させて所定の方向
    に延在する帯状導電層を形成する工程と、前記帯状導電
    層をマスクとして前記半導体基板に不純物を注入するこ
    とにより、前記帯状導電層の両側にソース・ドレイン領
    域を形成する工程とをさらに備え、 前記下部導電層を形成する工程は、前記帯状導電層をパ
    ターニングすることにより前記下部導電層を形成する工
    程を含む、請求項8に記載の不揮発性半導体記憶装置の
    製造方法。
  10. 【請求項10】 前記フローティングゲート電極の上に
    誘電体膜を介在させてコントロールゲート電極を形成す
    る工程をさらに備えた、請求項8または9に記載の不揮
    発性半導体記憶装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記コントロールゲート電極を覆う第
    2の絶縁膜を形成する工程をさらに備えた、請求項10
    に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記コントロールゲート電極を形成す
    る工程は、前記第2の幅よりも小さい第3の幅を有する
    前記コントロールゲート電極を形成する工程を含む、請
    求項10または11に記載の不揮発性半導体記憶装置の
    製造方法。
  13. 【請求項13】 前記コントロールゲート電極の側壁に
    接触するように前記誘電体膜の上に側壁絶縁層を形成す
    る工程をさらに備え、前記側壁絶縁層の幅は、前記誘電
    体膜から遠ざかるにつれて小さくなる、請求項10から
    12のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置の
    製造方法。
  14. 【請求項14】 前記コントロールゲート電極の側壁に
    接触するように前記誘電体膜の上に側壁導電層を形成す
    る工程をさらに備え、前記側壁導電層の幅は、前記誘電
    体膜から遠ざかるにつれて小さくなる、請求項10から
    12のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置の
    製造方法。
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