JP2003031699A - 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法

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JP2003031699A JP2001211803A JP2001211803A JP2003031699A JP 2003031699 A JP2003031699 A JP 2003031699A JP 2001211803 A JP2001211803 A JP 2001211803A JP 2001211803 A JP2001211803 A JP 2001211803A JP 2003031699 A JP2003031699 A JP 2003031699A
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recess
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Naoki Tsuji
直樹 辻
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1電極部と第2電極部とを有し、第1電極
部と半導体基板間の容量の低減が図られる不揮発性半導
体記憶装置とその製造方法を提供する。 【解決手段】 ワード線8とワード線8とによって挟ま
れた領域に沿った断面において、半導体基板1の表面に
トレンチ分離酸化膜2が形成され、そのトレンチ分離酸
化膜2によって挟まれた素子形成領域にソース線3a、
18aとビット線3b、18bが形成されている。その
ソース線3a、18a、ビット線3b、18bおよびト
レンチ分離酸化膜2上に厚膜絶縁膜6が形成されてい
る。ソース線3aとビット線3bとの間に位置する半導
体基板1の領域に凹部12が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不揮発性半導体記憶
装置およびその製造方法に関し、特に、寄生容量の低減
が図られる不揮発性半導体記憶装置とその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の不揮発性半導体記憶装置の一例と
して、フラッシュメモリについて説明する。図37に示
すように、トレンチ分離領域102によって形成された
半導体基板の素子形成領域の表面には、間隔を隔ててソ
ース線103aとビット線(ドレイン)103bが形成
されている。ソース線103aとビット線103bとに
よって挟まれた半導体基板の領域にフローティングゲー
ト電極105(図38参照)が形成されている。そのフ
ローティングゲート電極105上にワード線108が形
成されている。
【0003】次に、図37に示す各断面線に沿った断面
構造について説明する。まず、図38に示すように、ワ
ード線108に沿った断面(断面線XXXVIII−X
XXVIII)においては、半導体基板101の表面に
トレンチ分離酸化膜102が形成され、そのトレンチ分
離酸化膜102によって挟まれた素子形成領域にソース
線103aとビット線103bが形成されている。
【0004】ソース線103a、ビット線103bおよ
びトレンチ分離酸化膜102上に厚膜絶縁膜106が形
成されている。ソース線103aとビット線103bと
によって挟まれた半導体基板101の表面上にトンネル
酸化膜104を介在させてフローティングゲート電極1
05が形成されている。
【0005】そのフローティングゲート電極105上に
ONO膜107を介在させてポリシリコン膜109とタ
ングステンシリサイド膜110からなるワード線108
が形成されている。なお、ONO膜とはシリコン酸化膜
とシリコン窒化膜とを積層させた膜をいう。そのワード
線108上に絶縁膜111が形成されている。フラッシ
ュメモリでは、図37に示されるメモリセルトランジス
タ(Tr1、Tr2等)は、ソース線103a、ビット
線103b、フローティングゲート電極105およびワ
ード線108を含んで構成される。
【0006】次に、図39に示すように、ワード線10
8とワード線108とによって挟まれた領域に沿った断
面(断面線XXXIX−XXXIX)においては、半導
体基板101の表面にトレンチ分離酸化膜102が形成
され、そのトレンチ分離酸化膜102によって挟まれた
素子形成領域にソース線103aとビット線103bが
形成されている。そのソース線103a、ビット線10
3bおよびトレンチ分離102上に厚膜絶縁膜106が
形成されている。
【0007】次に、図40に示すように、ソース線10
3aとビット線103bとによって挟まれた領域に沿っ
た断面(断面線XL−XL)においては、半導体基板1
01の表面上に間隔を隔てトンネル酸化膜104を介在
させてフローティングゲート電極105が形成されてい
る。そのフローティングゲート電極105上にONO膜
107を介在させてポリシリコン膜109およびタング
ステンシリサイド膜110からなるワード線108が形
成されている。ワード線108上にシリコン酸化膜など
の絶縁膜111が形成されている。従来のフラッシュメ
モリは上記のように構成される。なお、図38〜図40
では、ワード線108等を覆う層間絶縁膜が省略されて
いる。
【0008】次に、上述したフラッシュメモリの動作に
ついて説明する。たとえば、図37に示すトランジスタ
Tr2の情報を読み出す場合には、ビット線103bに
所定の電圧を印加し、トランジスタTr2を構成するワ
ード線108に所定の電圧を印加したときにトランジス
タTr2がONするかどうかによってフローティングゲ
ート電極105に蓄えられた電子のレベルが判定され
る。
【0009】ON状態の場合には、図37中の矢印に示
すように、Tr2を介して電流が流れることになる。こ
のフラッシュメモリでは、たとえばソース線103aと
ビット線103bとの間に複数のトランジスタTr1、
Tr2等が並列に接続されており、特にAND型のフラ
ッシュメモリと呼ばれている。
【0010】従来のフラッシュメモリでは、上述したA
ND型フラッシュメモリのほかに、メモリセルをなすト
ランジスタを直列に接続したNAND型フラッシュメモ
リも適用されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
AND型のフラッシュメモリやNAND型のフラッシュ
メモリでは、以下に示すような問題があった。AND型
やNAND型に限らず、いわゆるスタック型のフラッシ
ュメモリにおいては、図40に示すように、ワード線
(コントロールゲート電極)108とフローティングゲ
ート105電極間の容量121(Ccg)と、フローテ
ィングゲート電極105と半導体基板101間の容量1
22、120(Cb、Cs)との比が重要になる。
【0012】なお、容量Cbはフローティングゲート電
極105の下面部分とその直下に位置する半導体基板1
01の領域(チャネル領域)間の容量(トンネル領域容
量)122であり、容量Csはフローティングゲート電
極105の側面部分とその下方に位置する半導体基板1
01の領域間の容量120である。
【0013】この比は、特に、コントロールゲート電極
108とフローティングゲート電極105とのカップリ
ング比と呼ばれており、式Ccg/(Ccg+Cb+C
s)により定義される。このカップリング比の値が大き
いほどメモリセルの動作電圧を下げることができて、フ
ラッシュメモリの性能を向上することができる。
【0014】メモリセルのサイズが比較的大きい場合に
は、フローティングゲート電極105と半導体基板10
1間の容量においては、トンネル領域容量122が容量
120に比べて十分に大きくトンネル容量が支配的であ
る。
【0015】しかしながら、メモリセルのサイズが小さ
くなると、トンネル領域容量Cb122が小さくなるた
め、トンネル領域容量Cb122に対して相対的に容量
Cs120を無視することができなくなり、フラッシュ
メモリのさらなる性能向上を妨げる要因となっていた。
【0016】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、1つの目的は、フローティングゲート
電極と半導体基板間の容量の低減が図られる不揮発性半
導体記憶装置を提供することであり、他の目的はそのよ
うな不揮発性半導体記憶装置の製造方法を提供すること
である。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの局面にお
ける不揮発性半導体記憶装置は、所定のチャネルとなる
領域と第1電極部と第2電極部と凹部と第2導電型の1
対の不純物領域と第3絶縁膜とを備えている。所定のチ
ャネルとなる領域は、第1導電型の半導体基板の主表面
に形成されている。第1電極部は、チャネルとなる領域
上に第1絶縁膜を介在させて形成され、底面、側面およ
び上面を有している。第2電極部は、第1電極部の上面
上に第2絶縁膜を介在させて形成されている。凹部はチ
ャネルとなる領域を挟んで位置する半導体基板の一方と
他方との領域にそれぞれ形成されている。第2導電型の
1対の不純物領域は、チャネルとなる領域を挟んで位置
する半導体基板のそれぞれの領域に形成されている。第
3絶縁膜は、凹部を埋めるように半導体基板上に形成さ
れている。
【0018】この構成によれば、凹部が形成されている
側の第1電極部の側面と半導体基板間の距離がより長く
なる。これにより、従来の不揮発性半導体記憶装置と比
べて、第1電極部と半導体基板の領域間の容量のうち、
第1電極部の側面部分とその下方に位置する半導体基板
の領域間の容量(容量Cs)がより小さくなり、第1電
極部の底面とその直下に位置する半導体基板の領域間の
容量(トンネル領域容量Cb)に対して容量Csを小さ
くすることができる。その結果、カップリング容量比を
従来のフラッシュメモリよりも向上することができ、不
揮発性半導体記憶装置の性能が向上する。なお、カップ
リング容量比とは、第2電極部と第1電極部間の容量
(Ccg)と、第1電極部と半導体基板間の容量(Cb
+Cs)および容量Ccgの和との比をいい、この値が
大きいほど不揮発性半導体記憶装置の性能がよいとされ
る。
【0019】具体的に、1対の不純物領域はチャネルと
なる領域を挟んで一方と他方とを結ぶ方向とは略直交す
る方向に位置する半導体基板のそれぞれの領域に少なく
とも形成されていることが好ましい。
【0020】これにより、いわゆるAND型とよばれる
不揮発性半導体記憶装置が構成される。
【0021】特に、1対の不純物領域は、凹部を挟み込
むように一方と他方とを結ぶ方向に沿って延在すること
で、1対の不純物領域は配線として、それぞれソース線
とビット(ドレイン)線となる。
【0022】また、凹部の表面には第1導電型の不純物
が導入されていることが好ましい。これにより、第2導
電型の1対の不純物領域間に第1導電型の不純物が導入
された領域が位置することになって、1対の不純物領域
間のリーク電流を抑制することができる。
【0023】さらに、リーク電流を抑制するためには、
凹部は1対の不純物領域が位置する部分よりも深く形成
されていることが好ましい。
【0024】また、1対の不純物領域上と第2電極部の
上面上にそれぞれ形成され、凹部を形成するためのマス
クとなる絶縁性を有する第1マスク部材および第2マス
ク部材を含んでいることが好ましい。
【0025】これにより、第1マスク部材および第2マ
スク部材をマスクとして自己整合的に凹部を形成するこ
とができる。
【0026】その第1マスク部材および第2マスク部材
はシリコン酸化膜を含んでいることが好ましい。
【0027】あるいは、1対の不純物領域は、凹部の表
面にそれぞれ形成され、チャネルとなる領域を挟んで一
方と他方とを結ぶ方向とは略直交する方向に位置する半
導体基板のそれぞれの領域に素子分離絶縁膜が形成され
ていることが好ましい。
【0028】この場合には、いわゆるNAND型の不揮
発性半導体記憶装置が構成される。そして、この場合に
は、第2電極部の上面上に形成され、素子分離絶縁膜と
ともに凹部を形成するためのマスクとなる絶縁性を有す
るマスク部材を含んでいることが好ましい。
【0029】これにより、マスク部材および素子分離絶
縁膜をマスクとして自己整合的に凹部を形成することが
できる。
【0030】そのマスク部材および素子分離絶縁膜はシ
リコン酸化膜を含んでいることが好ましい。
【0031】本発明の他の局面における不揮発性半導体
記憶装置の製造方法は以下の工程を備えている。第1導
電型の半導体基板の主表面上に第1絶縁膜を介在させて
一方向に延びる第1導電層を形成する。第1導電層上に
第2絶縁膜を介在させて第2導電層を形成する。第2導
電層上に所定のマスク部材を形成する。所定のマスク部
材をマスクとして第2導電層に加工を施すことにより、
一方向と略直交する方向に延在する少なくとも2つの第
2電極部を形成する。所定のマスク部材をマスクとして
さらに第1導電層に加工を施すことにより、半導体基板
の表面を露出して第2電極部のそれぞれの直下に位置す
る第1電極部を形成する。第1電極部を挟んで位置する
半導体基板のそれぞれの領域の表面に、第2導電型の1
対の不純物領域を形成する。第1電極部を挟んで位置す
る半導体基板のそれぞれの領域の表面に凹部を形成す
る。凹部を埋めるように半導体基板上に第3絶縁膜を形
成する。
【0032】この製造方法によれば、特に、第1電極部
の直下に位置する半導体基板のチャネルとなる領域を挟
んでそれぞれ位置する半導体基板の領域の表面に凹部を
形成することで、凹部が形成されている側の第1電極部
の側面と半導体基板間の距離がより長くなる。これによ
り、前述したように、第1電極部と半導体基板の領域間
の容量のうち、第1電極部の側面部分とその下方に位置
する半導体基板の領域間の容量(容量Cs)がより小さ
くなり、第1電極部の底面とその直下に位置する半導体
基板の領域間の容量(トンネル領域容量Cb)に対して
容量Csを小さくすることができる。その結果、カップ
リング容量比を従来のフラッシュメモリよりも向上する
ことができ、不揮発性半導体記憶装置の性能を向上する
ことができる。
【0033】具体的に、1対の不純物領域を形成する工
程では、第1導電層を形成した後に第1導電層を挟んで
位置する半導体基板のそれぞれの領域に第1導電層に沿
って1対の不純物領域が形成され、1対の不純物領域を
形成した後第2導電層を形成する前に、1対の不純物領
域上に第4絶縁膜を形成する工程を含み、凹部を形成す
る工程では、凹部は所定のマスク部材と第4絶縁膜をマ
スクとして、2つの第2電極によって挟まれ、かつ、1
対の不純物領域によって挟まれた半導体基板の領域に加
工を施すことによって形成されることが好ましい。
【0034】これにより、いわゆるAND型の不揮発性
半導体記憶装置において、凹部を自己整合的に容易に形
成することができる。
【0035】また、凹部を形成した後に、凹部の表面に
第1導電型の不純物を導入する工程を含んでいることが
好ましい。
【0036】これにより、第2導電型の1対の不純物領
域間に第1導電型の不純物が導入された領域が位置し、
1対の不純物領域間のリーク電流を抑制することができ
る。
【0037】さらに、リーク電流を抑制するために、凹
部を形成する工程では、凹部は1対の不純物領域が位置
する部分よりも深く形成されることが好ましい。
【0038】あるいは、第1導電層を形成する工程の
後、第1導電層を挟んで位置する半導体基板の一方と他
方の領域のそれぞれに第1導電層の延びる方向に沿って
素子分離絶縁膜を形成する工程を含み、凹部を形成する
工程では、凹部は所定のマスク部材と素子分離絶縁膜を
マスクとして、2つの第2電極部によって挟まれ、か
つ、素子分離絶縁膜によって挟まれた半導体基板の領域
に加工を施すことによって形成され、1対の不純物領域
を形成する工程では、1対の不純物領域は凹部の表面に
形成されることが好ましい。
【0039】この場合には、いわゆるNAND型の不揮
発性半導体記憶装置において、凹部を自己整合的に容易
に形成することができる。
【0040】
【発明の実施の形態】実施の形態1 本発明の実施の形態1に係る不揮発性半導体記憶装置の
一例として、AND型のフラッシュメモリについて説明
する。
【0041】図1に示すように、トレンチ分離領域2に
よって形成された半導体基板1の素子形成領域の表面に
は、間隔を隔ててソース線3a、18aとビット線(ド
レイン)3b、18bが形成されている。ソース線3
a、18aとビット線3b、18bとによって挟まれた
半導体基板1の領域にフローティングゲート電極5(図
2参照)が形成されている。そのフローティングゲート
電極5上にワード線8が形成されている。
【0042】次に、図1に示す各断面線に沿った断面構
造について説明する。まず、図2に示すように、ワード
線8に沿った断面(断面線II−II)においては、半
導体基板1の表面にトレンチ分離酸化膜2が形成され、
そのトレンチ分離酸化膜2によって挟まれた素子形成領
域にソース線3a、18aとビット線3b、18bが形
成されている。そのソース線3a、18aとビット線3
b、18bとによって挟まれた半導体基板1の領域にチ
ャネルとなる領域1aが位置する。
【0043】ソース線3a、18a、ビット線3b、1
8bおよびトレンチ分離酸化膜2上にシリコン酸化膜な
どの厚膜絶縁膜6が形成されている。ソース線3aとビ
ット線3bとによって挟まれた半導体基板1の表面上に
トンネル酸化膜4を介在させてフローティングゲート電
極5が形成されている。
【0044】そのフローティングゲート電極5上にON
O膜7を介在させてポリシリコン膜9とタングステンシ
リサイド膜10からなるワード線8が形成されている。
なお、ONO膜とはシリコン酸化膜とシリコン窒化膜と
を積層させた膜をいう。そのワード線8上にシリコン酸
化膜などの絶縁膜11が形成されている。さらに、その
絶縁膜11上に層間絶縁膜21が形成されている。
【0045】図1に示されるメモリセルトランジスタ
(Tr1、Tr2等)は、ソース線3a、18a、ビッ
ト線3b、18b、フローティングゲート電極5および
ワード線8を含んで構成される。
【0046】次に、図3に示すように、ワード線8とワ
ード線8とによって挟まれた領域に沿った断面(断面線
III−III)においては、半導体基板1の表面にト
レンチ分離酸化膜2が形成され、そのトレンチ分離酸化
膜2によって挟まれた素子形成領域にソース線3a、1
8aとビット線3b、18bが形成されている。そのソ
ース線3a、18a、ビット線3b、18bおよびトレ
ンチ分離酸化膜2上に厚膜絶縁膜6が形成されている。
特に、ソース線3aとビット線3bとの間に位置する半
導体基板1の領域に凹部12が形成されている。
【0047】次に、図4に示すように、ソース線3a、
18aとビット線3b、18bとによって挟まれた領域
に沿った断面(断面線IV−IV)においては、半導体
基板1の表面上にトンネル酸化膜4を介在させて複数の
フローティングゲート電極5が間隔を隔てて形成されて
いる。
【0048】そのフローティングゲート電極5上にON
O膜7を介在させてポリシリコン膜9およびタングステ
ンシリサイド膜10からなるワード線8が形成されてい
る。ワード線8上にシリコン酸化膜などの絶縁膜11が
形成されている。そして、それぞれのフローティングゲ
ート電極5によって挟まれた半導体基板1の領域には、
凹部12が形成されている。
【0049】次に、上述したフラッシュメモリの動作に
ついて説明する。たとえば、図1に示すトランジスタT
r2の情報を読み出す場合には、ビット線3b、18b
に所定の電圧を印加し、トランジスタTr2を構成する
ワード線8に所定の電圧を印加したときにトランジスタ
Tr2がONするかどうかによってフローティングゲー
ト電極5に蓄えられた電子のレベルが判定される。
【0050】ON状態の場合には、Tr2を介してソー
ス線3a、18aとビット線3b、18b間に電流が流
れることになる。AND型のフラッシュメモリでは、た
とえばソース線3a、18aとビット線3b、18bと
の間に複数のトランジスタTr1、Tr2等が並列に接
続されている。
【0051】上記のように、本フラッシュメモリでは、
隣合うワード線8によって挟まれ、かつ、ソース線3
a、18aとビット線3b、18bとによって挟まれた
半導体基板1の領域に凹部12が形成されている。つま
り、フローティングゲート電極5を構成する4つの側面
の周りに位置する半導体基板1の領域のうち、ソース線
3a、18aとビット線3b、18bが位置していない
側に位置する半導体基板の領域部分の表面が、チャネル
領域表面よりも下方に位置する。このような凹部12が
形成されていることで、フローティングゲート電極5の
側面と半導体基板1との距離がより長くなる。
【0052】これにより、フローティングゲート電極5
と半導体基板1間の容量のうち、フローティングゲート
電極5の側面部分とその下方に位置する半導体基板1の
領域間の容量Cs22がより小さくなる。また、凹部1
2が形成されている場合と形成されていない場合とで
は、フローティングゲート電極5の下面部分とその直下
に位置する半導体基板1の領域間の容量(トンネル領域
容量)24については、ほとんど差はない。
【0053】そのため、従来のフラッシュメモリに比べ
てトンネル領域容量Cb22に対する容量Cs22を割
合を小さくすることができる。その結果、カップリング
容量比を従来のフラッシュメモリよりも向上することが
でき、フラッシュメモリの性能が向上する。
【0054】さらに上述したフラッシュメモリでは、図
3に示すように、凹部12は拡散層配線としてのソース
線3a、18aとビット線3b、18bが位置する部分
よりも深く形成され、そして、凹部12の表面には、ソ
ース線3aとビット線3bをなす不純物領域の導電型と
は反対の導電型の不純物領域13が形成されている。そ
の凹部12は層間絶縁膜21によって埋め込まれてい
る。
【0055】これにより、ソース線3a、18aとビッ
ト線3b、18bとによって挟まれた半導体基板1の領
域の約半分の領域に比較的小さなトレンチ分離が形成さ
れたのと実質的に同様の構造になる。
【0056】その結果、従来のフラッシュメモリと比較
すると、このようなトレンチ分離領域が形成されたこと
により、ソース線3a、18aとビット線3b、18b
との間にリーク電流が生じるのを半減させることができ
る。
【0057】実施の形態2 次に、本発明の実施の形態2として実施の形態1におい
て説明したAND型のフラッシュメモリの製造方法の一
例について説明する。まず、図1に示すワード線8に沿
った断面(断面線II−II)とビット線3bに沿った
断面(断面線IV−IV)にそれぞれ対応する断面に基
づいて説明する。図5(a)、(b)に示すように、半
導体基板1の所定の領域にトレンチ分離酸化膜2を形成
する。これにより、素子形成領域が形成される。
【0058】その半導体基板1の表面に、熱酸化法によ
り、膜厚約8.5nmのトンネル酸化膜4を形成する。
そのトンネル酸化膜4上にフローティングゲート電極の
一部となるリンドープトアモルファスシリコン膜5を形
成する。そのリンドープトアモルファスシリコン膜5上
にシリコン窒化膜15を形成する。そのシリコン窒化膜
15上にフォトレジスト16を形成する。
【0059】次に、図6(a)、(b)に示すように、
フォトレジスト16をマスクとしてシリコン窒化膜15
に異方性エッチングを施す。その後、フォトレジスト1
6を除去し、パターニングされたシリコン窒化膜をマス
クとして、アモルファスドープトシリコン膜5に異方性
エッチングを施してトンネル酸化膜4を露出する。
【0060】次に、図7(a)、(b)に示すように、
フローティングゲート電極の一部となるアモルファスド
ープトシリコン膜5およびシリコン窒化膜15をマスク
として、たとえば砒素(As)を注入エネルギー30K
eV、ドーズ量5×1013/cm2にて半導体基板1に
注入することにより、拡散層配線としてのソース線3a
およびビット線(ドレイン)3bを形成する。
【0061】これにより、トレンチ分離酸化膜2とアモ
ルファスドープトシリコン膜5によって挟まれた半導体
基板1の領域に、半導体基板1の表面から約45nmく
らいの深さにまでn型のソース線3aとビット線3bが
形成される。アモルファスドープトシリコン膜5の直下
に位置する半導体基板1の領域はp型である。
【0062】なお、ここでいう、ソース線3aとビット
線3bの深さは、注入されるイオン種の平均射影飛程度
をRρ、その分散をΔRρとすると、Rρ+3×ΔRρ
により定義される深さを意味する。
【0063】その後、フローティングゲート電極の一部
となるアモルファスドープトシリコン膜5およびシリコ
ン窒化膜15を覆うように、半導体基板1上にシリコン
酸化膜(図示せず)を形成する。そのシリコン酸化膜に
異方性エッチングを施すことにより、図8(a)、
(b)に示すように、アモルファスドープトシリコン膜
5の両側面上にサイドウォール絶縁膜17を形成する。
【0064】そのサイドウォール絶縁膜17等をマスク
として、さらに砒素(As)を注入エネルギー30Ke
V、ドーズ量1×1015/cm2にて半導体基板1に注
入することにより、拡散層配線としてのソース線18a
およびビット線(ドレイン)18bを形成する。このよ
うに、砒素をさらに注入するのは拡散層配線の抵抗を下
げるためである。また、この砒素が注入される深さは、
前述した砒素を注入させた際の深さとほぼ同じである。
【0065】その後、たとえばCVD法により半導体基
板上に膜厚約450nmのシリコン酸化膜(図示せず)
を形成する。そして、図9(a)、(b)に示すよう
に、そのシリコン酸化膜に化学的機械研磨処理(CM
P:Chemical Mechanical Polishing)を施すことによ
り、シリコン窒化膜15の表面を露出する。これによ
り、拡散層配線としてのソース線3a、18aおよびビ
ット線3b、18b上には膜厚の比較的厚い厚膜絶縁膜
6が形成され、フローティングゲート電極の一部となる
アモルファスドープトシリコン膜5の周辺はこの厚膜絶
縁膜6によって囲まれることになる。
【0066】その後、ドライエッチングを施すことによ
り、厚膜絶縁膜6を約180nmエッチングする。この
とき、シリコン窒化膜15も同時にエッチングされる。
さらに、熱リン酸によりアモルファスドープトシリコン
膜5上に残っているシリコン窒化膜15をほぼ完全に除
去し、アモルファスドープトシリコン膜5の表面をフッ
酸(HF)により洗浄する。
【0067】そして、図10(a)、(b)に示すよう
に、清浄にされたアモルファスドープトシリコン膜5の
表面上にリンドープトアモルファスシリコン膜19を形
成する。このリンドープトアモルファスシリコン膜19
も、フローティングゲート電極の一部となる。そのリン
ドープトアモルファスシリコン膜19に所定のフォトレ
ジスト(図示せず)を形成する。このフォトレジスト
は、トレンチ分離酸化膜2の上方の領域において開口を
有するパターンであることが望ましい。
【0068】そのフォトレジストをマスクとしてリンド
ープトアモルファスシリコン膜19にエッチングを施
す。これにより、図11(a)に示すように、フローテ
ィングゲート電極となるリンドープトアモルファスシリ
コン膜19が形成される。また、図11(b)に示すよ
うに、ビットラインに平行にチャネルとなる領域上を横
切る断面線に沿った断面では、フローティングゲート電
極となるリンドープトアモルファスシリコン膜19およ
びアモルファスドープトシリコン膜5は繋がっている。
【0069】その後、図11(a)、(b)に示すよう
に、リンドープトアモルファスシリコン膜19上にシリ
コン酸化膜とシリコン窒化膜とを積層させることにより
ONO膜7を形成する。次に、メモリセル領域全体をフ
ォトレジスト(図示せず)で覆った後、周辺回路領域
(図示せず)に存在するONO膜、リンドープトアモル
ファスシリコン膜およびトンネル酸化膜を順次ドライエ
ッチングまたはウエットエッチングを施すことにより除
去する。フォトレジストを除去して、周辺回路領域にお
けるトランジスタのゲート酸化膜を熱酸化法により形成
する。
【0070】その後、図11(a)、(b)に示すよう
に、たとえばCVD法により膜厚約100nmのポリシ
リコン膜9を形成する。そのポリシリコン膜9上に、膜
厚約100nmのタングステンシリサイド膜10を形成
する。そのタングステンシリサイド膜10上に、CVD
法により膜厚約250nmのシリコン酸化膜11を形成
する。
【0071】次に、図12に示すように、半導体基板上
にワード線をパターニングするためのフォトレジスト2
0を形成する。このとき、図13(a)に示すように、
ワード線が形成される領域に沿った断面では、フォトレ
ジスト20が形成され、図13(b)に示すように、ワ
ード線が形成されない領域に沿った断面では、フォトレ
ジスト20は形成されていない。また、図13(c)に
示すように、ワード線が形成される方向と略直交する方
向に沿った断面では、複数のフォトレジスト20が形成
されている。
【0072】次に、図14(a)〜(c)に示すよう
に、フォトレジスト20をマスクとしてシリコン酸化膜
11に異方性エッチングを施して、ワード線をパターニ
ングするためのマスク材としてのシリコン酸化膜11を
形成する。
【0073】次に、図15(a)〜(c)に示すよう
に、シリコン酸化膜11をマスクとしてタングステンシ
リサイド膜10およびポリシリコン膜9にドライエッチ
ングを施して、ONO膜7の表面を露出する。このと
き、図示されていないが、周辺回路領域においては、ト
ランジスタのゲート電極が形成されることになる。その
後、周辺回路領域を覆い、メモリセル領域が開口された
フォトレジスト(図示せず)を形成する。
【0074】次に、図16(a)〜(c)に示すよう
に、そのフォトレジストをマスクとして、露出したON
O膜7に異方性エッチングを施すことによりONO膜7
を除去して、リンドープトアモルファスシリコン膜19
を露出する。
【0075】次に、図17(a)〜(c)に示すよう
に、ドライエッチングを施すことにより、リンドープト
アモルファスシリコン膜19、5を除去して、トンネル
酸化膜4を露出する。つまり、トンネル酸化膜4で一旦
エッチングを止める。その後、フッ酸(HF)によるウ
エットエッチング、またはドライエッチングを施すこと
により、露出しているトンネル酸化膜4を除去して半導
体基板1の表面を露出する。これにより、ワード線8と
フローティングゲート電極5が形成される。
【0076】次に、図18(a)〜(c)に示すよう
に、露出した半導体基板1の表面にドライエッチングを
施すことにより、凹部12を形成する。このとき、たと
えばECR放電によりエッチングを施す場合、エッチン
グガスとして塩素および酸素を含むガスを用い、圧力約
0.4Pa、RFパワー約50W、マイクロ波パワー約
400Wのもとでエッチングを施すことが望ましい。
【0077】また、この凹部12の深さは、拡散層配線
としてのソース線3a、18aおよびビット線3b、1
8bの深さよりも深いことが望ましく、たとえば、80
nm程度が好ましい。
【0078】このプロセスについてさらに詳しく説明す
る。上述した図12から図18(a)〜(c)におい
て、エッチングが施されたのはワード線によって挟ま
れ、かつ、厚膜絶縁膜によって挟まれた領域である。こ
の領域には、フローティングゲート電極となるリンドー
プトアモルファスシリコン膜が存在していた。上述した
ように、拡散層配線としてのソース線3a、18aおよ
びビット線3b、18bは、このリンドープトアモルフ
ァスシリコン膜をマスクとしてイオン注入することで形
成されている。その拡散層配線上には厚膜絶縁膜6が位
置する。
【0079】したがって、上述した一連のエッチングに
より半導体基板1に凹部12を形成することにより、ソ
ース線3a、18aとビット線3b、18bとの間に位
置し、リークの原因となる半導体基板のp型領域が自己
整合的に除去されたことになる。
【0080】このとき、ワード線下に位置し、ソース線
3a、18aとビット線3b、18bとによって挟まれ
た半導体基板1の領域(p型領域)、すなわちチャネル
領域と、ソース線3a、18aおよびビット線3b、1
8b(n型領域)とは、エッチングの影響を受けること
がない。
【0081】次に、図19(a)〜(c)に示すよう
に、ボロン(B)を注入エネルギー20KeV、ドーズ
量1×1013/cm2にて凹部12の表面に注入するこ
とにより、不純物領域13を形成する。その後、周辺回
路領域に形成されているフォトレジストを除去する。
【0082】この注入工程は必須ではないが、拡散層配
線の導電型とは反対の導電型の不純物領域が形成される
ことで、ソース線3a、18aとビット線3b、18b
との間のリークの低減に効果がある。また、この工程で
は、凹部12がソース線3a、18aおよびビット線3
b、18bよりも深く形成されていることで、ボロンを
注入しても接合耐圧が低下することはない。
【0083】その後、周辺回路領域(図示せず)におい
て、p型およびn型のトランジスタのソースおよびドレ
インを形成する。そして、図20(a)〜(c)に示す
ように、ワード線8等を覆うように半導体基板1上に、
たとえばCVD法によりシリコン酸化膜などの層間絶縁
膜21を形成する。これにより、図1〜図4に示すフラ
ッシュメモリの主要部分が完成する。
【0084】このフラッシュメモリでは、前述したよう
に、凹部12が形成されその凹部12に層間絶縁膜21
が埋め込まれていることで、フローティングゲート電極
5の側面部分とその下方に位置する半導体基板1の領域
間の容量Cs22がより小さくなる。その結果、カップ
リング容量比を従来のフラッシュメモリよりも向上する
ことができ、フラッシュメモリの性能が向上する。
【0085】上述したフラッシュメモリの製造方法で
は、ワード線8によって挟まれ、かつ、厚膜絶縁膜6に
よって挟まれた半導体基板1の領域にワード線8上のシ
リコン酸化膜11および厚膜絶縁膜6をマスクとしてエ
ッチングを施すことにより、自己整合的にその凹部12
を容易に形成することができる。
【0086】また、その凹部12に層間絶縁膜21が埋
め込まれることでトレンチ分離領域が形成されたのと同
様の構造が得られて、ソース線3aとビット線3bとの
間にリーク電流が生じるのを半減させることができる。
【0087】さらに、その凹部12の表面に半導体基板
1の導電型とは反対の導電型の不純物領域13を形成す
ることで、ソース線3a、18aとビット線3b、18
bとの間のリーク電流をさらに効果的に減少させること
ができる。
【0088】なお、上記フラッシュメモリの製造方法で
は、図17(a)〜(c)に示す工程において、トンネ
ル酸化膜4が露出した段階で一旦エッチングを終了させ
たが、エッチングを引き続いて行い露出した半導体基板
1にエッチングを施して凹部12を形成してもよい。
【0089】実施の形態3 実施の形態1では、フラッシュメモリの一例としてAN
D型のフラッシュメモリを例に挙げて説明した。ここで
は、他の例としてNAND型のフラッシュメモリを例に
挙げて説明する。
【0090】図21に示すように、半導体基板1の表面
には間隔を隔てて形成されたトレンチ分離酸化膜2によ
り素子形成領域が設けられている。トレンチ分離酸化膜
2と略直交する方向に複数のワード線8が形成されてい
る。素子形成領域には、複数のメモリセルトランジスタ
Tr1、Tr2等が形成されている。
【0091】次に、図21に示す各断面線に沿った断面
構造について説明する。まず、図22に示すように、ワ
ード線8に沿った断面(断面線XXII−XXII)に
おいては、半導体基板1の表面にトレンチ分離酸化膜2
が形成され、そのトレンチ分離酸化膜2によって挟まれ
た半導体基板1の領域(素子形成領域)上にトンネル酸
化膜4を介在させてフローティングゲート電極5が形成
されている。
【0092】そのフローティングゲート電極5上にON
O膜7を介在させてポリシリコン膜9とタングステンシ
リサイド膜10からなるワード線8が形成されている。
そのワード線8上にシリコン酸化膜などの絶縁膜11が
形成されている。その絶縁膜11上にさらに層間絶縁膜
21が形成されている。
【0093】次に、図23に示すように、ワード線8と
ワード線8とによって挟まれた領域に沿った断面(断面
線XXIII−XXIII)においては、半導体基板1
の表面にトレンチ分離酸化膜2が形成され、そのトレン
チ分離酸化膜2によって挟まれた半導体基板1の領域
(素子形成領域)に凹部30が形成されている。凹部3
0の深さLは約50nm以上である。その凹部30の表
面には、ソース領域またはドレイン領域をなす不純物領
域31が形成されている。凹部30を埋め込むように層
間絶縁膜21が形成されている。
【0094】次に、図24に示すように、トレンチ分離
酸化膜2によって挟まれた領域に沿った断面(断面線X
XIV−XXIV)においては、ワード線8とワード線
8とによって挟まれた半導体基板1の領域に、前述した
凹部30が位置している。半導体基板1の表面上にトン
ネル酸化膜4を介在させて複数のフローティングゲート
電極5が間隔を隔てて形成されている。そのフローティ
ングゲート電極5上にONO膜7を介在させてポリシリ
コン膜9およびタングステンシリサイド膜10からなる
ワード線8が形成されている。ワード線8上にシリコン
酸化膜などの絶縁膜11が形成されている。そして、凹
部30を埋め込むように層間絶縁膜21が形成されてい
る。
【0095】上述したNAND型のフラッシュメモリで
は、図21に示される各トランジスタTr1、Tr2等
は、ソース領域またはドレイン領域としての不純物領域
30を介して直列に接続されることになる。
【0096】したがって、直列に接続された複数のトラ
ンジスタTr1、Tr2等のうち特定のトランジスタに
ついて所定のしきい値電圧を印加するとともに、残りの
トランジスタについてはしきい値電圧以上の電圧を印加
することで、特定のトランジスタがON状態であれば、
直列に接続されたトランジスタの両端間に電流が流れる
ことになる。一方、特定のトランジスタがOFF状態で
あれば、その両端間に電流は流れない。このようにし
て、特定のトランジスタに蓄えられた電子のレベルが判
定される。
【0097】上述したフラッシュメモリでは、隣合うワ
ード線8によって挟まれ、かつ、素子分離酸化膜2によ
って挟まれた半導体基板1の領域に凹部30が形成され
ている。つまり、フローティングゲート電極5を構成す
る4つの側面の周りに位置する半導体基板1の領域のう
ち、トレンチ分離酸化膜2が位置していない側に位置す
る半導体基板の領域に凹部30が形成されている。
【0098】図24に示すように、凹部30が形成され
ていることで、ワード線8の側面と半導体基板1との距
離がより長くなる。これにより、フローティングゲート
電極5と半導体基板1間の容量のうち、フローティング
ゲート電極5の側面部分とその下方に位置する半導体基
板1の領域間の容量Cs35がより小さくなる。
【0099】また、凹部30が形成されている場合と形
成されていない場合とでは、フローティングゲート電極
5の下面部分とその直下に位置する半導体基板1の領域
間の容量(トンネル領域容量)37については、ほとん
ど差はない。
【0100】これにより、従来のフラッシュメモリに比
べてトンネル領域容量Cb37に対する容量Cs35を
割合を小さくすることができる。その結果、カップリン
グ容量比を従来のフラッシュメモリよりも向上すること
ができ、フラッシュメモリの性能が向上する。
【0101】実施の形態4 次に、本発明の実施の形態4として、前述したNAND
型のフラッシュメモリの製造方法の一例について説明す
る。この製造方法においては、ポイントとなるワード線
を形成した後の工程は前述した方法と実質的に同じであ
る。拡散層配線を形成しないのでワード線を形成するま
での工程が若干前述した方法と異なる。
【0102】また、ここでは素子分離酸化膜を、フロー
ティングゲート電極を形成する際に同時に形成するいわ
ゆるセルフアラインのトレンチ分離(STI:Selfalig
n Trench Isolation)法により形成する場合について説
明する。この方法は一般的に知られている技術である。
【0103】以下、図21に示すワード線8に沿った断
面(断面線XXII−XXII)とワード線8と略直交
する方向(ビット線方向)に沿った断面にそれぞれ対応
する断面に基づいて説明する。
【0104】まず、図25(a)、(b)に示すよう
に、半導体基板1の表面に、熱酸化法により膜厚約8.
5nmのトンネル酸化膜4を形成する。そのトンネル酸
化膜4上にフローティングゲート電極の一部となるリン
ドープトアモルファスシリコン膜5を形成する。そのリ
ンドープトアモルファスシリコン膜5上にシリコン窒化
膜32を形成する。そのシリコン窒化膜32上にフォト
レジスト(図示せず)を形成する。そのフォトレジスト
をマスクとしてシリコン窒化膜32に異方性エッチング
を施すことにより、マスク材としてのシリコン窒化膜3
2を形成する。
【0105】次に、図26(a)、(b)に示すよう
に、パターニングされたシリコン窒化膜32をマスクと
して、アモルファスドープトシリコン膜5、トンネル酸
化膜4および半導体基板1に順次異方性エッチング(ト
レンチエッチング)を施して開口部33を形成する。こ
れにより、セルフアラインによるトレンチ分離のための
開口部33が形成されることになる。その後、トレンチ
エッチングにより受けたダメージを回復させるため、ド
ライ雰囲気、温度約850℃のもとで、開口部33の内
壁を約15nm酸化(図示せず)する。
【0106】その後、たとえばCVD法により半導体基
板上に膜厚約600nmのシリコン酸化膜(図示せず)
を形成する。そして、そのシリコン酸化膜に化学的機械
研磨処理(CMP:Chemical Mechanical Polishing)
を施す。次に、ドライエッチングを施すことにより、シ
リコン酸化膜を約15nmエッチングする。
【0107】次に、図27(a)、(b)に示すよう
に、熱リン酸によりシリコン窒化膜32を除去する。こ
れにより、トレンチ分離酸化膜2が形成される。
【0108】その後、図28(a)、(b)に示すよう
に、フローティングゲート電極となるアモルファスドー
プトシリコン膜5上にシリコン酸化膜とシリコン窒化膜
とを積層させることによりONO膜7を形成する。次
に、たとえばCVD法により膜厚約80nmのポリシリ
コン膜9を形成する。そのポリシリコン膜9上に、膜厚
約100nmのタングステンシリサイド膜10を形成す
る。そのタングステンシリサイド膜10上に、CVD法
により膜厚約100nmのシリコン酸化膜11を形成す
る。
【0109】次に、図29に示すように、ワード線をパ
ターニングするためのフォトレジスト34を形成する。
このとき、図30(a)に示すように、ワード線が形成
される領域に沿った断面(断面線XXXa−XXXa)
では、フォトレジスト34が形成され、図30(b)に
示すように、ワード線が形成されない領域に沿った断面
(断面線XXXb−XXXb)では、フォトレジスト3
4は形成されていない。また、図30(c)に示すよう
に、ワード線が形成される方向と略直交する方向に沿っ
た断面(断面線XXXc−XXXc)では、複数のフォ
トレジスト34が形成されている。
【0110】次に、図31(a)〜(c)に示すよう
に、フォトレジスト34をマスクとしてシリコン酸化膜
11に異方性エッチングを施して、ワード線をパターニ
ングするためのマスク材としてのシリコン酸化膜11を
形成する。
【0111】次に、図32(a)〜(c)に示すよう
に、シリコン酸化膜11をマスクとしてタングステンシ
リサイド膜10およびポリシリコン膜9にドライエッチ
ングを施して、ONO膜7の表面を露出する。
【0112】次に、図33(a)〜(c)に示すよう
に、露出したONO膜7に異方性エッチングを施すこと
によりONO膜7を除去して、アモルファスドープトシ
リコン膜5を露出する。次に、図34(a)〜(c)に
示すように、ドライエッチングを施すことにより、リン
ドープトアモルファスシリコン膜5を除去して、トンネ
ル酸化膜4を露出する。
【0113】その後、フッ酸(HF)によるウエットエ
ッチング、またはドライエッチングを施すことにより、
露出しているトンネル酸化膜4を除去して半導体基板1
の表面を露出する。
【0114】次に、図35(a)〜(c)に示すよう
に、露出した半導体基板1の表面にドライエッチングを
施すことにより、深さ約50nm程度の凹部30を形成
する。このとき、たとえばECR放電によりエッチング
を施す場合、エッチングガスとして塩素および酸素を含
むガスを用い、圧力約0.4Pa、RFパワー約50
W、マイクロ波パワー約400Wのもとでエッチングを
施すことが望ましい。
【0115】このプロセスについてさらに詳しく説明す
る。上述した図29から図35(a)〜(c)におい
て、エッチングが施されたのはワード線によって挟ま
れ、かつ、トレンチ分離酸化膜2によって挟まれた領域
である。
【0116】ワード線上に形成されたシリコン酸化膜1
1とトレンチ分離酸化膜2をマスクとして半導体基板1
に異方性エッチングを施すことで、自己整合的に凹部3
0が形成されることになる。
【0117】次に、図36(a)〜(c)に示すよう
に、砒素(As)を注入エネルギー40KeV、ドーズ
量2×1015/cm2にて凹部30の表面に注入するこ
とにより、ソースまたはドレインとなる不純物領域31
を形成する。また、周辺回路領域(図示せず)におい
て、p型およびn型のトランジスタのソースおよびドレ
インを形成する。その後、ワード線8等を覆うように半
導体基板1上に、たとえばCVD法によりシリコン酸化
膜などの層間絶縁膜21を形成する。これにより、図2
1〜図24に示すフラッシュメモリの主要部分が完成す
る。
【0118】このフラッシュメモリでは、前述したよう
に、凹部30が形成されその凹部30に層間絶縁膜21
が埋め込まれていることで、ワード線8の側面部分とそ
の下方に位置する半導体基板1の領域間の容量Cs35
がより小さくなる。その結果、カップリング容量比を従
来のフラッシュメモリよりも向上することができ、フラ
ッシュメモリの性能が向上する。
【0119】上述したフラッシュメモリの製造方法で
は、ワード線8によって挟まれ、かつ、トレンチ分離酸
化膜2によって挟まれた半導体基板1の領域にワード線
8上のシリコン酸化膜11およびトレンチ分離酸化膜2
をマスクとしてエッチングを施すことにより、自己整合
的にその凹部30を容易に形成することができる。
【0120】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって、制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明は上記の説明ではなくて特許請求の範囲
によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範
囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0121】
【発明の効果】本発明の1つの局面における不揮発性半
導体記憶装置によれば、凹部が形成されている側の第1
電極部の側面と半導体基板間の距離がより長くなる。こ
れにより、従来の不揮発性半導体記憶装置と比べて、第
1電極部と半導体基板の領域間の容量のうち、第1電極
部の側面部分とその下方に位置する半導体基板の領域間
の容量(容量Cs)がより小さくなり、第1電極部の底
面とその直下に位置する半導体基板の領域間の容量(ト
ンネル領域容量Cb)に対して容量Csを小さくするこ
とができる。その結果、カップリング容量比を従来のフ
ラッシュメモリよりも向上することができ、不揮発性半
導体記憶装置の性能が向上する。
【0122】具体的に、1対の不純物領域はチャネルと
なる領域を挟んで一方と他方とを結ぶ方向とは略直交す
る方向に位置する半導体基板のそれぞれの領域に少なく
とも形成されていることが好ましく、これにより、いわ
ゆるAND型とよばれる不揮発性半導体記憶装置が構成
される。
【0123】特に、1対の不純物領域は、凹部を挟み込
むように一方と他方とを結ぶ方向に沿って延在すること
で、1対の不純物領域は配線として、それぞれソース線
とビット(ドレイン)線となる。
【0124】また、凹部の表面には第1導電型の不純物
が導入されていることが好ましく、これにより、第2導
電型の1対の不純物領域間に第1導電型の不純物が導入
された領域が位置することになって、1対の不純物領域
間のリーク電流を抑制することができる。
【0125】さらに、リーク電流を抑制するためには、
凹部は1対の不純物領域が位置する部分よりも深く形成
されていることが好ましい。
【0126】また、1対の不純物領域上と第2電極部の
上面上にそれぞれ形成され、凹部を形成するためのマス
クとなる絶縁性を有する第1マスク部材および第2マス
ク部材を含んでいることが好ましく、これにより、第1
マスク部材および第2マスク部材をマスクとして自己整
合的に凹部を形成することができる。
【0127】その第1マスク部材および第2マスク部材
はシリコン酸化膜を含んでいることが好ましい。
【0128】あるいは、1対の不純物領域は、凹部の表
面にそれぞれ形成され、チャネルとなる領域を挟んで一
方と他方とを結ぶ方向とは略直交する方向に位置する半
導体基板のそれぞれの領域に素子分離絶縁膜が形成され
ていることが好ましく、この場合には、いわゆるNAN
D型の不揮発性半導体記憶装置が構成される。
【0129】そして、この場合には、第2電極部の上面
上に形成され、素子分離絶縁膜とともに凹部を形成する
ためのマスクとなる絶縁性を有するマスク部材を含んで
いることが好ましく、これにより、マスク部材および素
子分離絶縁膜をマスクとして自己整合的に凹部を形成す
ることができる。
【0130】そのマスク部材および素子分離絶縁膜はシ
リコン酸化膜を含んでいることが好ましい。
【0131】本発明の他の局面における不揮発性半導体
記憶装置の製造方法によれば、特に、第1電極部の直下
に位置する半導体基板のチャネルとなる領域を挟んでそ
れぞれ位置する半導体基板の領域の表面に凹部を形成す
ることで、凹部が形成されている側の第1電極部の側面
と半導体基板間の距離がより長くなる。これにより、前
述したように、第1電極部と半導体基板の領域間の容量
のうち、第1電極部の側面部分とその下方に位置する半
導体基板の領域間の容量(容量Cs)がより小さくな
り、第1電極部の底面とその直下に位置する半導体基板
の領域間の容量(トンネル領域容量Cb)に対して容量
Csを小さくすることができる。その結果、カップリン
グ容量比を従来のフラッシュメモリよりも向上すること
ができ、不揮発性半導体記憶装置の性能を向上すること
ができる。
【0132】具体的に、1対の不純物領域を形成する工
程では、第1導電層を形成した後に第1導電層を挟んで
位置する半導体基板のそれぞれの領域に第1導電層に沿
って1対の不純物領域が形成され、1対の不純物領域を
形成した後第2導電層を形成する前に、1対の不純物領
域上に第4絶縁膜を形成する工程を含み、凹部を形成す
る工程では、凹部は所定のマスク部材と第4絶縁膜をマ
スクとして、2つの第2電極によって挟まれ、かつ、1
対の不純物領域によって挟まれた半導体基板の領域に加
工を施すことによって形成されることが好ましく、これ
により、いわゆるAND型の不揮発性半導体記憶装置に
おいて、凹部を自己整合的に容易に形成することができ
る。
【0133】また、凹部を形成した後に、凹部の表面に
第1導電型の不純物を導入する工程を含んでいることが
好ましく、これにより、第2導電型の1対の不純物領域
間に第1導電型の不純物が導入された領域が位置し、1
対の不純物領域間のリーク電流を抑制することができ
る。
【0134】さらに、リーク電流を抑制するために、凹
部を形成する工程では、凹部は1対の不純物領域が位置
する部分よりも深く形成されることが好ましい。
【0135】あるいは、第1導電層を形成する工程の
後、第1導電層を挟んで位置する半導体基板の一方と他
方の領域のそれぞれに第1導電層の延びる方向に沿って
素子分離絶縁膜を形成する工程を含み、凹部を形成する
工程では、凹部は所定のマスク部材と素子分離絶縁膜を
マスクとして、2つの第2電極部によって挟まれ、か
つ、素子分離絶縁膜によって挟まれた半導体基板の領域
に加工を施すことによって形成され、1対の不純物領域
を形成する工程では、1対の不純物領域は凹部の表面に
形成されることが好ましく、この場合には、いわゆるN
AND型の不揮発性半導体記憶装置において、凹部を自
己整合的に容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る不揮発性半導体
記憶装置としてのフラッシュメモリの一平面図である。
【図2】 同実施の形態において、図1に示す断面線I
I−IIにおける断面図である。
【図3】 同実施の形態において、図1に示す断面線I
II−IIIにおける断面図である。
【図4】 同実施の形態において、図1に示す断面線I
V−IVにおける断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態2に係る不揮発性半導体
記憶装置の製造方法の一工程を示す断面図であり、
(a)は図1に示すワード線方向に沿った一断面図であ
り、(b)はチャネルとなる領域上を横切りビット線に
平行な方向に沿った一断面図である。
【図6】 同実施の形態において、図5に示す工程の後
に行われる工程を示す断面図であり、(a)は図1に示
すワード線方向に沿った一断面図であり、(b)はチャ
ネルとなる領域上を横切りビット線に平行な方向に沿っ
た一断面図である。
【図7】 同実施の形態において、図6に示す工程の後
に行われる工程を示す断面図であり、(a)は図1に示
すワード線方向に沿った一断面図であり、(b)はチャ
ネルとなる領域上を横切りビット線に平行な方向に沿っ
た一断面図である。
【図8】 同実施の形態において、図7に示す工程の後
に行われる工程を示す断面図であり、(a)は図1に示
すワード線方向に沿った一断面図であり、(b)はチャ
ネルとなる領域上を横切りビット線に平行な方向に沿っ
た一断面図である。
【図9】 同実施の形態において、図8に示す工程の後
に行われる工程を示す断面図であり、(a)は図1に示
すワード線方向に沿った一断面図であり、(b)はチャ
ネルとなる領域上を横切りビット線に平行な方向に沿っ
た一断面図である。
【図10】 同実施の形態において、図9に示す工程の
後に行われる工程を示す断面図であり、(a)は図1に
示すワード線方向に沿った一断面図であり、(b)はチ
ャネルとなる領域上を横切りビット線に平行な方向に沿
った一断面図である。
【図11】 同実施の形態において、図10に示す工程
の後に行われる工程を示す断面図であり、(a)は図1
に示すワード線方向に沿った一断面図であり、(b)は
チャネルとなる領域上を横切りビット線に平行な方向に
沿った一断面図である。
【図12】 同実施の形態において、図11に示す工程
の後に行われる工程を示す平面図である。
【図13】 同実施の形態において、図12に示す工程
における断面図であり、(a)は図12に示す断面線X
IIIa−XIIIaにおける断面図であり、(b)は
図12に示す断面線XIIIb−XIIIbにおける断
面図であり、(c)は図12に示す断面線XIIIc−
XIIIcにおける断面図である。
【図14】 同実施の形態において、図13に示す工程
の後に行われる工程を示す断面図であり、(a)は図1
2に示す断面線XIIIa−XIIIaに対応する断面
図であり、(b)は図12に示す断面線XIIIb−X
IIIbに対応する断面図であり、(c)は図12に示
す断面線XIIIc−XIIIcに対応する断面図であ
る。
【図15】 同実施の形態において、図14に示す工程
の後に行われる工程を示す断面図であり、(a)は図1
2に示す断面線XIIIa−XIIIaに対応する断面
図であり、(b)は図12に示す断面線XIIIb−X
IIIbに対応する断面図であり、(c)は図12に示
す断面線XIIIc−XIIIcに対応する断面図であ
る。
【図16】 同実施の形態において、図15に示す工程
の後に行われる工程を示す断面図であり、(a)は図1
2に示す断面線XIIIa−XIIIaに対応する断面
図であり、(b)は図12に示す断面線XIIIb−X
IIIbに対応する断面図であり、(c)は図12に示
す断面線XIIIc−XIIIcに対応する断面図であ
る。
【図17】 同実施の形態において、図16に示す工程
の後に行われる工程を示す断面図であり、(a)は図1
2に示す断面線XIIIa−XIIIaに対応する断面
図であり、(b)は図12に示す断面線XIIIb−X
IIIbに対応する断面図であり、(c)は図12に示
す断面線XIIIc−XIIIcに対応する断面図であ
る。
【図18】 同実施の形態において、図17に示す工程
の後に行われる工程を示す断面図であり、(a)は図1
2に示す断面線XIIIa−XIIIaに対応する断面
図であり、(b)は図12に示す断面線XIIIb−X
IIIbに対応する断面図であり、(c)は図12に示
す断面線XIIIc−XIIIcに対応する断面図であ
る。
【図19】 同実施の形態において、図18に示す工程
の後に行われる工程を示す断面図であり、(a)は図1
2に示す断面線XIIIa−XIIIaに対応する断面
図であり、(b)は図12に示す断面線XIIIb−X
IIIbに対応する断面図であり、(c)は図12に示
す断面線XIIIc−XIIIcに対応する断面図であ
る。
【図20】 同実施の形態において、図19に示す工程
の後に行われる工程を示す断面図であり、(a)は図1
2に示す断面線XIIIa−XIIIaに対応する断面
図であり、(b)は図12に示す断面線XIIIb−X
IIIbに対応する断面図であり、(c)は図12に示
す断面線XIIIc−XIIIcに対応する断面図であ
る。
【図21】 本発明の実施の形態3に係る不揮発性半導
体記憶装置としてのフラッシュメモリの一平面図であ
る。
【図22】 同実施の形態において、図21に示す断面
線XXII−XXIIにおける断面図である。
【図23】 同実施の形態において、図21に示す断面
線XXIII−XXIIIにおける断面図である。
【図24】 同実施の形態において、図21に示す断面
線XXIV−XXIVにおける断面図である。
【図25】 本発明の実施の形態4に係る半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図であり、(a)は図21
に示すワード線方向に沿った一断面図であり、(b)は
ビット線方向に沿った一断面図である。
【図26】 同実施の形態において、図25に示す工程
の後に行われる工程を示す断面図であり、(a)は図2
1に示すワード線方向に沿った一断面図であり、(b)
はビット線方向に沿った一断面図である。
【図27】 同実施の形態において、図26に示す工程
の後に行われる工程を示す断面図であり、(a)は図2
1に示すワード線方向に沿った一断面図であり、(b)
はビット線方向に沿った一断面図である。
【図28】 同実施の形態において、図27に示す工程
の後に行われる工程を示す断面図であり、(a)は図2
1に示すワード線方向に沿った一断面図であり、(b)
はビット線方向に沿った一断面図である。
【図29】 同実施の形態において、図28に示す工程
の後に行われる工程を示す平面図である。
【図30】 同実施の形態において、図29に示す工程
における断面図であり、(a)は図29に示す断面線X
XXa−XXXaにおける断面図であり、(b)は図2
9に示す断面線XXXb−XXXbにおける断面図であ
り、(c)は図29に示す断面線XXXc−XXXcに
おける断面図である。
【図31】 同実施の形態において、図30に示す工程
の後に行われる工程を示す断面図であり、(a)は図2
9に示す断面線XXXa−XXXaに対応する断面図で
あり、(b)は図29に示す断面線XXXb−XXXb
に対応する断面図であり、(c)は図29に示す断面線
XXXc−XXXcに対応する断面図である。
【図32】 同実施の形態において、図31に示す工程
の後に行われる工程を示す断面図であり、(a)は図2
9に示す断面線XXXa−XXXaに対応する断面図で
あり、(b)は図29に示す断面線XXXb−XXXb
に対応する断面図であり、(c)は図29に示す断面線
XXXc−XXXcに対応する断面図である。
【図33】 同実施の形態において、図32に示す工程
の後に行われる工程を示す断面図であり、(a)は図2
9に示す断面線XXXa−XXXaに対応する断面図で
あり、(b)は図29に示す断面線XXXb−XXXb
に対応する断面図であり、(c)は図29に示す断面線
XXXc−XXXcに対応する断面図である。
【図34】 同実施の形態において、図33に示す工程
の後に行われる工程を示す断面図であり、(a)は図2
9に示す断面線XXXa−XXXaに対応する断面図で
あり、(b)は図29に示す断面線XXXb−XXXb
に対応する断面図であり、(c)は図29に示す断面線
XXXc−XXXcに対応する断面図である。
【図35】 同実施の形態において、図34に示す工程
の後に行われる工程を示す断面図であり、(a)は図2
9に示す断面線XXXa−XXXaに対応する断面図で
あり、(b)は図29に示す断面線XXXb−XXXb
に対応する断面図であり、(c)は図29に示す断面線
XXXc−XXXcに対応する断面図である。
【図36】 同実施の形態において、図35に示す工程
の後に行われる工程を示す断面図であり、(a)は図2
9に示す断面線XXXa−XXXaに対応する断面図で
あり、(b)は図29に示す断面線XXXb−XXXb
に対応する断面図であり、(c)は図29に示す断面線
XXXc−XXXcに対応する断面図である。
【図37】 従来のフラッシュメモリの一平面図であ
る。
【図38】 図37に示す断面線XXXVIII−XX
XVIIIにおける断面図である。
【図39】 図37に示す断面線XXXIX−XXXI
Xにおける断面図である。
【図40】 図37に示す断面線XL−XLにおける断
面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板、2 トレンチ分離、3a、18a ソ
ース線、3b、18bビット線、4 トンネル酸化膜、
5 フローティングゲート電極(アモルファスドープト
シリコン膜)、6 厚膜絶縁膜、7 ONO膜、8 コ
ントロールゲート電極、9 ポリシリコン膜、10 タ
ングステンシリサイド膜、11 絶縁膜、12、30
凹部、13、31 不純物領域、15、32 シリコン
窒化膜、16、20、34 フォトレジスト、17 サ
イドウォール絶縁膜、19 リンドープトアモルファス
シリコン膜、21 層間絶縁膜、22、23、24、3
5、36、37 容量。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F083 EP02 EP23 EP55 EP76 EP79 ER22 GA22 GA30 JA04 JA32 JA34 JA35 JA53 KA08 KA13 NA01 PR03 PR12 PR21 PR29 PR36 PR40 5F101 BA07 BA12 BA19 BA29 BA36 BB05 BC02 BD07 BD34 BD35 BE07 BF08 BH30

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体基板の主表面に形成
    された所定のチャネルとなる領域と、 前記チャネルとなる領域上に第1絶縁膜を介在させて形
    成された底面、側面および上面を有する第1電極部と、 前記第1電極部の前記上面上に第2絶縁膜を介在させて
    形成された第2電極部と、 前記チャネルとなる領域を挟んで位置する前記半導体基
    板の一方と他方との領域にそれぞれ形成された凹部と、 前記チャネルとなる領域を挟んで位置する前記半導体基
    板のそれぞれの領域に形成された第2導電型の1対の不
    純物領域と前記凹部を埋めるように前記半導体基板上に
    形成された第3絶縁膜とを備えた、不揮発性半導体記憶
    装置。
  2. 【請求項2】 前記1対の不純物領域は前記チャネルと
    なる領域を挟んで前記一方と前記他方とを結ぶ方向とは
    略直交する方向に位置する前記半導体基板のそれぞれの
    領域に少なくとも形成された、請求項1記載の不揮発性
    半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記1対の不純物領域は、前記凹部を挟
    み込むように前記一方と前記他方とを結ぶ方向に沿って
    延在する、請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記凹部の表面には第1導電型の不純物
    が導入された、請求項2または3に記載の不揮発性半導
    体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記凹部は前記1対の不純物領域が位置
    する部分よりも深く形成された、請求項2〜4のいずれ
    かに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記1対の不純物領域上と前記第2電極
    部の前記上面上にそれぞれ形成され、前記凹部を形成す
    るためのマスクとなる絶縁性を有する第1マスク部材お
    よび第2マスク部材を含む、請求項2〜5のいずれかに
    記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記第1マスク部材および前記第2マス
    ク部材はシリコン酸化膜を含む、請求項6記載の不揮発
    性半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記1対の不純物領域は、前記凹部の表
    面にそれぞれ形成され、 前記チャネルとなる領域を挟んで前記一方と前記他方と
    を結ぶ方向とは略直交する方向に位置する前記半導体基
    板のそれぞれの領域に素子分離絶縁膜が形成された、請
    求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記第2電極部の前記上面上に形成さ
    れ、前記素子分離絶縁膜とともに前記凹部を形成するた
    めのマスクとなる絶縁性を有するマスク部材を含む、請
    求項8記載の不揮発性半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記マスク部材および前記素子分離絶
    縁膜はシリコン酸化膜を含む、請求項9記載の不揮発性
    半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 第1導電型の半導体基板の主表面上に
    第1絶縁膜を介在させて一方向に延びる第1導電層を形
    成する工程と、 前記第1導電層上に第2絶縁膜を介在させて第2導電層
    を形成する工程と、 前記第2導電層上に所定のマスク部材を形成する工程
    と、 前記所定のマスク部材をマスクとして前記第2導電層に
    加工を施すことにより、前記一方向と略直交する方向に
    延在する少なくとも2つの第2電極部を形成する工程
    と、 前記所定のマスク部材をマスクとしてさらに前記第1導
    電層に加工を施すことにより、前記半導体基板の表面を
    露出して前記第2電極部のそれぞれの直下に位置する第
    1電極部を形成する工程と、 前記第1電極部を挟んで位置する前記半導体基板のそれ
    ぞれの領域の表面に、第2導電型の1対の不純物領域を
    形成する工程と、 前記第1電極部を挟んで位置する前記半導体基板のそれ
    ぞれの領域の表面に凹部を形成する工程と、 前記凹部を埋めるように前記半導体基板上に第3絶縁膜
    を形成する工程とを備えた、不揮発性半導体記憶装置の
    製造方法。
  12. 【請求項12】 前記1対の不純物領域を形成する工程
    では、前記第1導電層を形成した後に前記第1導電層を
    挟んで位置する前記半導体基板のそれぞれの領域に前記
    第1導電層に沿って前記1対の不純物領域が形成され、 前記1対の不純物領域を形成した後前記第2導電層を形
    成する前に、前記1対の不純物領域上に第4絶縁膜を形
    成する工程を含み、 前記凹部を形成する工程では、前記凹部は前記所定のマ
    スク部材と前記第4絶縁膜をマスクとして、2つの前記
    第2電極によって挟まれ、かつ、前記1対の不純物領域
    によって挟まれた前記半導体基板の領域に加工を施すこ
    とによって形成される、請求項11記載の不揮発性半導
    体記憶装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記凹部を形成した後に、前記凹部の
    表面に第1導電型の不純物を導入する工程を含む、請求
    項12記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記凹部を形成する工程では、前記凹
    部は前記1対の不純物領域が位置する部分よりも深く形
    成される、請求項12または13に記載の不揮発性半導
    体記憶装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記第1導電層を形成する工程の後、
    前記第1導電層を挟んで位置する前記半導体基板の一方
    と他方の領域のそれぞれに前記第1導電層の延びる方向
    に沿って素子分離絶縁膜を形成する工程を含み、 前記凹部を形成する工程では、前記凹部は前記所定のマ
    スク部材と前記素子分離絶縁膜をマスクとして、2つの
    前記第2電極部によって挟まれ、かつ、前記素子分離絶
    縁膜によって挟まれた前記半導体基板の領域に加工を施
    すことによって形成され、 前記1対の不純物領域を形成する工程では、前記1対の
    不純物領域は前記凹部の表面に形成される、請求項11
    記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
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