JP2003163250A - 搬送システムと搬送方法 - Google Patents

搬送システムと搬送方法

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JP2003163250A
JP2003163250A JP2001359480A JP2001359480A JP2003163250A JP 2003163250 A JP2003163250 A JP 2003163250A JP 2001359480 A JP2001359480 A JP 2001359480A JP 2001359480 A JP2001359480 A JP 2001359480A JP 2003163250 A JP2003163250 A JP 2003163250A
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訓朗 古川
Yuichiro Ota
雄一郎 太田
Hideo Ishii
英夫 石井
Isao Takebayashi
勲 竹林
Hiroshi Sawai
浩史 澤井
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】複数のクリーンルーム間で電子部品を遣り取り
する場合の搬送効率アップによる生産性向上を図る。 【解決手段】 複数のクリーンルームの少なくとも1つ
に設けられるクレーン付のストッカー 21 と、該ストッ
カーの受渡領域に載置されるコンテナ 22 と、クリーン
ルーム内で移動する第一の搬送車 23 と、一般通路用の
カバー付の第二の搬送車とを含んで構成し、ストッカー
21 と第一の搬送車 23 と第二の搬送車のそれぞれに、
ストッカーと第一の搬送車間及び第一と第二の搬送車間
で前記コンテナ 22 が自動的に受渡しできる移載手段 2
11,231 を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数のクリーンルー
ム間でカセットやウェーハ等の電子部品を遣り取りする
場合の搬送システムと搬送方法に係わり、特に部材倉庫
としてのストッカーとクリーンルーム内の第一の搬送車
間や該第一の搬送車と一般通路用の第二の搬送車間の電
子部品の遣り取りを自動化し、または単線の主線路上の
複数の第二の搬送車を同一時間帯・同一方向に移動させ
ることで複数のクリーンルーム間での搬送効率アップに
よる生産性向上を図った搬送システムと搬送方法に関す
る。
【0002】最近の電子装置の生産工程では技術の進展
と特性確保及び生産性向上に対応させるため、ストッカ
ーや各種製造装置の殆ど総てを高度の防塵対策を備えた
クリーンルーム内に配置すると共に工程途中の電子部品
のストッカーと各製造装置間の一般通路を介する移動搬
送に防塵対策を施した自動搬送車を利用するようになっ
てきているが、搬送の効率化による生産性向上が強く求
められている。
【0003】なお本発明では、上記工程途中の電子部品
(以下搬送部品とする)がほぼ立方体状の外形を持つ電
子機器用のカセットである場合を例として説明する。
【0004】
【従来の技術】図14は技術的背景として搬送システム
の適用場所を例示説明する図、図15は従来の搬送シス
テムの構成を説明する図、図16は図15のストッカー
を説明する図、図17は図15のストッカーでのカセッ
ト取り出し状態を説明する図、図18は図15のクリー
ンルーム内の第一の搬送車を説明する図、図19は図1
5の一般通路用の第二の搬送車を説明する図、図20は
各搬送車間でのカセットの遣り取り状態を説明する図、
図21は従来の搬送方法を説明する図である。
【0005】搬送システムの適用場所を平面視して説明
する図14で、通常空間に位置する一般通路Rには隔壁
1 を介して第一のクリーンルームCR-1と第二のクリ
ーンルームCR-2とが面しており、更に該各クリーンル
ーム間は上記隔壁W1 に繋がる隔壁W2 で隔てられてい
る。そして上記各クリーンルームCR-1とCR-2のそれ
ぞれには、一般通路側と反対側との双方に位置する二重
の開閉ドアD1 ,D2 で仕切られた通常のエアシャワー
付パスボックスPB-1,PB-2が設けられており、該各
開閉扉の開閉とエアシャワーのタイミングを適当に設定
することで上記一般通路Rとそれに繋がるクリーンルー
ム間の塵埃の行き来が遮断できるようになっている。
【0006】なお以下図14を除く他の図面では、上記
各開閉扉の設置が一般的なることもあってその図示や説
明を省略する。また上記一般通路Rの床面には該通路に
沿って磁気テープからなる主線路T-1,T-2が複線とし
て並行に設けられ、更に該各主線路のそれぞれから分岐
し上記各エアシャワー付パスボックス(以下単にパスボ
ックスとする)を経由して上記各クリーンルーム内の所
定位置に伸びる支線路T-3,T-4が設けられている。
【0007】そして上記主線路や支線路からの磁気で誘
導されて自走し得る自走搬送車AGV(Automatic Guid
ed Vehicle) を点線の如く主線路や支線路上に配置する
ことで、該各自走搬送車AGVが自由に移動できるよう
になっている。かかる適用場所に対応する搬送システム
の構成を説明する図15で、(a)は図14の当該場所
を平面視した図、(b)は(a)を側面視した図であ
る。
【0008】なお図では、図14における第一のクリー
ンルームCR-1を倉庫としまた第二のクリーンルームC
-2を処理室として使用すると共に、クリーンルーム内
に配する上記自走搬送車を第一の搬送車とし一般通路に
配する自走搬送車を第二の搬送車とした場合を例として
説明する。図15で搬送システム1は、上記第一のクリ
ーンルームCR-1に配設されるストッカー11と、該ス
トッカー内のカセットAの受渡領域11c近傍の床面に
立設されているロボット12と、該クリーンルーム内の
支線路に配される第一の搬送車13と、前記主線路
-1,T-2上で移動して上記クリーンルームCR-1のパ
スボックスPB-1に進入し得る第二の搬送車14と、上
記第二のクリーンルームCR-2に配置される机15と、
該クリーンルーム内の支線路T-4に配される第一の搬送
車13′と、上記机近傍の床面に立設されるロボット1
2 の諸設備を少なくとも含んで構成されているもので
ある。
【0009】ここで理解し易くするため先に図16乃至
図19で上記各設備を説明する。ストッカーを説明する
図16で、(a)は全体斜視図、(b)は(a)を矢印
a〜a′で断面視した正面図、(c)は側壁を一部断面
視した側面図、(d)は天井側を一部断面視した平面図
である。図で、左右それぞれ二段重ねの前記カセットA
が十分な余裕を持って収容し得る断面積を持つ角形トン
ネル状のストッカー11は、片側の開口側に長手方向に
沿った中央域の床面11aとほぼ同じ高さで開口側端面
11bから突出する前記受渡領域11cが前記カセット
Aを載置するに足る面積を備えて形成されていると共
に、上記床面11aの巾方向中心線上には断面角形で該
床面から突出するクレーンガイド11dが設けられてい
るものである。
【0010】そして該ガイド両サイドの中心振り分け所
定巾“b”を越える位置から両側の側壁11eまでの前
記カセットAの辺長を超える領域は上記床面に対する凸
の段差面11fがカセット載置面として形成され、且つ
該凸の段差面には上記クレーンガイド側の壁面11f′
から側壁11eまで伸びる凹溝11gが該カセットAの
辺長を越えるピッチで形成されているが、この場合の各
凹溝11gは前記開口側端面11bから上記カセットA
の辺長の半分程度離れた位置を始点として等間隔に設け
られているものである。
【0011】また上記両側壁11eの高さ方向中間域に
は、上記凸の段差面11fとほぼ同様の棚板11hが上
記凹溝11gと同じ凹溝11gを有して形成されてお
り、該棚板11hにも前記カセットAが載置できるよう
になっている。なお、前記受渡領域11cの上面には高
さが上記凸の段差面11fの形成高さとほぼ等しい2本
の直方体が前記カセットA用のカセット載置台11jと
して固定されている。
【0012】更に該ストッカー11には上記クレーンガ
イド11dを跨ぐロボット状のクレーン111が装着さ
れているが、このクレーン111は図示されない制御部
からの信号によって上記ガイドに沿って自在に往復動で
きると共に上記凹溝11gに入り得る大きさのブレード
111aが該ストッカー巾方向への往復動と上下動・回
転動作等が自在にできるように構成されている。
【0013】例えば図(b)で、降下させた状態の上記
ブレード111aを矢印a1 のようにストッカー巾方向
左側に移動させると該ブレード111aが凸の段差面1
1fにおける凹溝11gに入り込むことから該凸の段差
面に載置されているカセットを持ち上げられるようにな
り、また上記棚板11hと対応する位置まで上昇させた
状態のブレード111aを矢印a2 のようにストッカー
巾方向右側に移動させると該ブレード111aが上記棚
板11hの凹溝11gに入り込むことから該棚に載置さ
れているカセットを持ち上げられるようになっている。
【0014】従って、上記カセット載置台11jに位置
するカセットやストッカーに収容されているカセットを
自由に出し入れすることができる。図17で、(a)は
カセット収容時のストッカー斜視図、(b)はクレーン
によるカセットの把持状態を示す平面図、(c)はカセ
ットの受渡領域への載置状態を示す平面図である。
【0015】図の(a)で、ストッカー11における凸
の段差面11fと棚板11hそれぞれの所定位置には、
上記カセットAが載置されている。そこで(b)に示す
如く、前述したクレーン111を開口側端部のカセット
1 と対応する位置まで移動させた後、該クレーンのブ
レード領域を降下させてブレード111aを下段のカセ
ットA1 下側の凹溝11gに対応させる。
【0016】次いで該ブレードをそのまま上記凹溝11
gに挿入してから該ブレードを僅かに上昇させると該カ
セットA1 が持ち上げられるので、例えば該ブレード領
域をそのまま前述した受渡領域11cのカセット載置台
11jまで回動して降下させることで、カセットA1
カセット載置台11jに置かれた(c)に示す状態にす
ることができる。
【0017】なお上記回動の代わりに、持ち上げられた
カセットA1 をクレーン軸上に戻してから該クレーンを
移動させても(c)の状態にすることができる。また上
記クレーン111のブレード領域を上昇させてブレード
111aを上段のカセットA2 下側の凹溝11gに対応
させた後、該ブレードを該凹溝11gに挿入し、以下上
記同様の手順を踏むことでカセットA2 をカセット載置
台11jに載置することができる。
【0018】一方図示されない制御部からの信号で動作
する図15で示したロボット12は、その上部に伸縮自
在で且つ三次元方向に移動し得るアームを備えていると
共に該アームの先端には図示されない真空ポンプに繋が
る真空吸着機構を備えているものであり、該真空吸着機
構部を上記カセットA1 の上面に当接させることで該カ
セットA1 が自在に移動できるようになっている。
【0019】従って、前記ストッカー11の受渡領域1
1cに位置するカセットAを後述する第一の搬送車13
に容易に移載することができる。図18で前記AGVと
しての第一の搬送車13は、積載しているバッテリーを
電源とし前記主線路T1 ,T2 や支線路T3 ,T4 を構
成する磁気テープからの信号で該各線路に沿って前後進
可能に誘導される機能を備えた通常公知のものであり、
その上面13aには前記カセット載置台11jと同様の
カセット載置台13bが装着されている。
【0020】また図19で前記AGVとしての第二の搬
送車14は、上記第一の搬送車13と該搬送車の上面1
3aを余裕を持って覆い得るカバー141とで構成され
るものである。そして上記第一の搬送車13の上面近傍
の側面で該第一の搬送車に固定されるこの場合の上記該
カバー141には、搬送車としての進行方向前後の壁面
141aのほぼ全面に外気を遮断し得る開閉扉142が
設けられているが、該開閉扉142の下端辺は上記カセ
ットAの移載に便なるように上記上面13aより低く位
置するように設定されている。
【0021】また図15で示した机15は所要の製造装
置や試験装置等を含めた通常のものであり、その所定位
置にカセットAを位置せしめることで爾後の処理作業や
検査が容易に実現し得るようになっているものである。
図20は上記第一の搬送車と第二の搬送車間のカセット
受渡状態を時系列的に説明する図であり、(a)は受渡
前の状態を、(b)は受渡直前の状態を、(c)は受渡
時の状態をそれぞれ示している。
【0022】すなわちカセット受渡前の(a)の状態で
は、前記ストッカー11の近傍の支線路T-3上に位置す
る第一の搬送車13には複数(図では2個)のカセット
Aが前述したロボット12の動作によって載置されてお
り、また主線路T-1上には空の第二の搬送車14が位置
している。そこで上記第一の搬送車13を前記パスボッ
クスPB-1近傍まで移動させると共に、支線路T-3に分
岐させた上記第二の搬送車14をパスボックスPB-1
入れると該搬送車14の車輪領域を含む外面の全部がエ
アシャワーで清掃されて(b)で示す状態になる。
【0023】次いで第二の搬送車14のクリーンルーム
側の開閉扉142を開けた(c)で示す状態で、第一の
搬送車上の各カセットAをマニュアル手段で第二の搬送
車に移載することで、清浄雰囲気中での搬送車間のカセ
ットの受渡しを実現することができる。従って図15に
示す如く、ストッカー11に保管されているカセットA
を順次上記ロボット12で第一の搬送車13に載置した
後、該搬送車13を前記パスボックスPB-1の近傍まで
移動せしめると共に上記主線路T-1上の第二の搬送車1
4を上記パスボックスPB-1内に位置せしめる。
【0024】次いで、上記第一の搬送車上のカセットA
を上述したように第二の搬送車14に移載した後、該第
二の搬送車14を主線路T-1を経由して第二のクリーン
ルームCR-2のパスボックスPB-2内に移動せしめ、該
クリーンルーム内の第一の搬送車13′に上記カセット
Aを上記同様の方法で移載した後、該第一の搬送車1
3′を上記作業机15近傍まで移動させ更に前記ロボッ
ト12を使用することで該カセットAを作業机上に移載
することができる。
【0025】一方従来の搬送方法では上述したように主
線路を複線化しているが、この場合には該主線路が一般
通路Rを塞いで他の物流や人の往来に支障を来たし易い
ことから、主線路を単線化させて第二の搬送車14をシ
ャトル的に往復動させることがある。図21は主線路を
単線化させた上で3個のクリーンルーム間のカセットA
の搬送を1台の第二の搬送車14で実現する搬送方法を
例示したものである。
【0026】すなわち図で、主線路T-1の一端には上記
第二の搬送車充電用の電池室Cが設けられ、該主線路T
-1からは3個のクリーンルームCR-1,CR-2,CR-3
のそれぞれに支線路T-3,T-4,T-5が分岐している。
そして1台の第二の搬送車14を主線路T-1上で適宜往
復動させて各支線路T -3,T-4,T-5へ分岐せしめ、そ
れぞれのクリーンルーム内に配した第一の搬送車13と
の間でカセットを遣り取りすることで、各クリーンルー
ム間のカセットAの搬送を実現するようにしている。
【0027】例えばクリーンルームCR-1内のカセット
Aを2個のクリーンルームCR-2とCR-3のそれぞれに
搬送する場合には、充電済の第二の搬送車14を一旦ク
リーンルームCR-1のパスボックスPB-1に進入せしめ
てカセットAを受取った後クリーンルームCR-2のパス
ボックスPB-2に14′の如く進入させてカセットAを
移載せしめ、更にクリーンルームCR-1のパスボックス
PB-1でカセットAを受取った後クリーンルームCR-3
のパスボックスPB-3に14″の如く進入させてカセッ
トAを移載せしめる、等の方法を採るようにしている。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】従来の搬送システムで
は、ストッカーと第一の搬送車間のカセットの遣り取り
にロボットを使用するため特に複数のカセットを移載す
るときにはロボットアームを昇降させたり上記第一の搬
送車を前後進させる等複雑な機構や制御が必要となるば
かりでなく移載に長時間を要すると言う問題があり、ま
た第一の搬送車と第二の搬送車間のカセットの遣り取り
にマニュアル等特別な移載手段が必要になると言う問題
があった。
【0029】また従来の搬送方法では、主線路上を往復
動する1台の第二の搬送車14で複数のクリーンルーム
間のカセット搬送で実現させているため、搬送カセット
数の増加につれて第二の搬送車の搬送頻度が増えること
となり、結果的に一般通路Rでの物流や人の往来との共
用が難しくなると言う問題があった。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記課題は、搬送部品の
受渡領域を有して通路に面するパスボックス付のクリー
ンルーム相互間を、床面に設けられた線路に沿って移動
する搬送車で搬送部品を搬送する搬送システムであっ
て、前記クリーンルームの少なくとも1つに設けられる
ストッカーと、複数の前記搬送部品を収容する大きさを
有して前記ストッカーの前記受渡領域に載置されるコン
テナと、前記各クリーンルーム内で移動する第一の搬送
車と、前記クリーンルーム間を移動する第二の搬送車と
を含んで構成され、前記ストッカーの前記受渡領域と第
一及び第二の搬送車のそれぞれが、ストッカーと第一の
搬送車間及び第一の搬送車と第二の搬送車間で前記コン
テナを自動的に受渡しし得る移載手段を備えている搬送
システムによって解決される。
【0031】また、搬送部品の受渡領域を有して通路に
面するパスボックス付のクリーンルーム相互間を、床面
に設けられた線路に沿って移動する搬送車で搬送部品を
搬送する搬送方法であって、前記クリーンルーム間を繋
ぐ単線化された主線路の一端に処理作業用のクリーンル
ームに対応する数の第二の搬送車を配する工程と、前記
各第二の搬送車を同一時間帯に同一方向に同時移動させ
て、該各第二の搬送車のそれぞれを対応するクリーンル
ームのパスボックス内に分岐移動させる工程と、前記各
クリーンルーム内のそれぞれに設ける支線路に沿って移
動する第一の搬送車を前記パスボックス近傍に移動させ
る工程と、複数の前記搬送部品を収容するコンテナを第
一の搬送車と第二の搬送車間の自動的な受渡しで移載せ
しめる工程と、移載終了後の前記各第二の搬送車を、同
一時間帯に逆の方向に同時移動させて前記主線路に戻す
工程と、を含む搬送方法によって解決される。
【0032】ストッカーと第一の搬送車間のカセットの
遣り取りや第一の搬送車と第二の搬送車間のカセットの
遣り取りが自動的に実現できるように搬送システムを構
成すると、従来の搬送システムで必要とするロボットや
マニュアル等による移載手段をなくすことができる。ま
た単線化された主線路上に複数の第二の搬送車を配置し
た上で一定時間内全て同じ方向に移動させる搬送方法に
すると、1度に多くのカセットを搬送することができ
る。
【0033】そこで本発明では、搬送システムについて
は、ストッカーでのカセット収容状態と同様に複数のカ
セットが収容できる棚板付のコンテナを搬送単位とした
上で、ストッカーの開口側端部と第一及び第二の各搬送
車上面とにコンテナ遣り取り用のベルトコンベアを設け
て搬送システムを構成するようにしている。このこと
は、上記コンテナへの複数のカセット収容に関しては該
ストッカー内に設置されている従来のクレーンがそのま
ま使用できると共に、前述したロボットが削減できると
同時にマニュアルによる移載手段がなくなってストッカ
ー〜第一の搬送車〜第二の搬送車間のコンテナひいては
カセットの相互移載がすべて自動化できることを意味す
る。
【0034】また搬送方法については、単線化させた主
線路上に複数の第二の搬送車を配した上で該各第二の搬
送車を一定時間同一方向に一斉に移動できるように搬送
方法を構成している。このことは、一般通路での物流や
人の往来を妨げることなくコンテナひいてはカセットの
搬送の効率化と搬送量増加とが容易に実現できることを
意味する。
【0035】従って、搬送工程での生産性向上を期待す
ることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】図1は本発明の搬送システムの全
体構成を示す図であり、図2は図1におけるストッカー
を説明する図、図3は図1におけるコンテナを説明する
図、図4は図2のストッカーへのコンテナの収容手段を
説明する図、図5は図1における第一の搬送車を説明す
る図、図6はストッカーと第一の搬送車間の移載手段を
説明する図、図7は図1における第二の搬送車を説明す
る図、図8は第一の搬送車と第二の搬送車間の移載手段
を説明する図、図9は図1における作業机を説明する
図、図10は本発明の搬送方法を時系列的に説明する図
である。
【0037】また、図11は第一の搬送車と第二の搬送
車間の他の移載手段を説明する図、図12は他の第二の
搬送車を説明する図、図13は図12における第二の搬
送車の搬送状態を説明する図、である。なお図では、い
ずれも図14で説明した適用場所や設備に本発明を適用
させる場合を例としているので、図15乃至図21と同
じ対象部材や部位には同一の記号を付して表わすと共に
重複する説明についてはそれを省略する。
【0038】本発明になる搬送システムを説明する図1
で、(a)は側面図、(b)は平面図である。図1で搬
送システム2は、前記第一のクリーンルームCR-1に配
設されるストッカー21と、該ストッカー21内に配置
されるコンテナ22と、上記クリーンルーム内の支線路
-3に配される第一の搬送車23と、前記主線路T-1
で移動し得る第二の搬送車24と、前記第二のクリーン
ルームCR-2に配置される作業机26と、該クリーンル
ーム内の支線路T-4に配される第一の搬送車23 の諸
設備を少なくとも含んで構成されている。
【0039】なお上記クリーンルームCR-1,CR-2
それぞれが、一般通路R側にパスボックスPB-1,PB
-2を備えていることは前述した通りである。ここで前記
同様に理解し易くするため、先に図2乃至図10で上記
各設備をその動作を含めて説明する。図1で示した本発
明に関わるストッカーを説明する図2で、(a)は全体
斜視図、(b)は(a)を開口側から見た正面図、
(c)は(b)を矢印a〜a′で断面視した側面図、
(d)は天井側を一部断面視した平面図である。
【0040】図2でストッカー21は、前記ストッカー
11における受渡領域11cを削除すると共に、該スト
ッカー11の両側壁内に設けた前記凸の段差面11fと
棚板11hの形成領域のみを開口側端面11bから所定
距離(例えば図示の如くストッカー長手方向で隣接する
2個のカセット載置長さ)だけ後退させた上でその後退
領域のみを前記床面11aに対する凹の段差面21aに
形成し、更に該凹の段差面21aの領域にストッカー長
手方向で往復動するベルトコンベア211を配設したも
のである。
【0041】なお、上記床面11aに設けたクレーンガ
イド11dをガイドとする前記クレーン111が設けら
れていることは上記ストッカー11と同様である。従っ
て上記クレーン111で前記カセットAを該ストッカー
21に収容すると、上記ベルトコンベア211の配設領
域を除く凸の段差面11f上と棚板11h上とに図
(b),(c)の破線Bで示す如く載置することができ
る。
【0042】また図1におけるコンテナを説明する図3
で、(a)は全体斜視図、(b)は(a)を一部断面視
した側面図、(c)は正面図、(d)は(c)を矢印a
〜a′で断面視した平面図である。図3でコンテナ22
は、前記ストッカー21の棚板11hに対応する仕切板
22aを備えた枠形で該ストッカーの棚としての機能を
有すると同時に、前記クレーン111の動作で複数の前
記カセットAを収容しまたは取り出せるように構成され
ているものである。
【0043】すなわち平面視サイズが上記ストッカー2
1におけるベルトコンベア211の平面視サイズにほぼ
対応する大きさで側面視高さが該ストッカー21におけ
る凸の段差面11fから天井面までの高さを超えない正
面視枠形で、且つ上記ストッカー21における棚板11
hと対応する位置に該棚板と同様の仕切板22aが設け
られているものである。
【0044】そして底板22bの上面には上記凸の段差
面11fにおける凹溝11gと同じ大きさの凹溝22c
が該凹溝11gと対応する位置に設けられていると共
に、上記仕切板22a上面の該凹溝22cと対応する位
置にも該凹溝22cひいては上記凹溝11gと同じ大き
さの凹溝22dが設けられている。従って、前記カセッ
トAを該コンテナ22に収容することで図(c)の破線
Bで示す状態にすることができるが、この場合の該コン
テナへのカセットAの収容は上記凹溝22cと22dを
ストッカー21における凹溝11gに合わせているので
該ストッカー21の前記クレーン111で実現できるよ
うになっている。
【0045】ストッカーへのコンテナの収容手段を説明
する図4で、(a)はコンテナ未収容状態を示し、
(b)はコンテナ収容時の状態を、(c)はカセット収
容時の状態をそれぞれ示している。すなわち図の(a)
で、図2で説明した前記ストッカー21のベルトコンベ
ア211を除く領域に位置する前記凸の段差面11fと
棚板11hそれぞれの所定位置には、該ストッカー21
に装着されている前記クレーン111によって前記カセ
ットAが載置収容されている。
【0046】そこで、図3で説明したコンテナ22を上
記ストッカー21のベルトコンベア領域にセットする
が、この場合のセットは上記ベルトコンベア211を矢
印a1方向に移動させながらカセット未収容の空のコン
テナの下面端部を該ベルトコンベアの端部に載せること
で実現できるので、該ベルトコンベアの動作時間を設定
するだけで容易に(b)に示す状態にすることができ
る。
【0047】次いで、前述したクレーン111の動作で
該コンテナ近傍のカセットAを順次該コンテナの底板2
2bと仕切22aに移載することで、図(c)に示すよ
うにカセットAをコンテナに収容することができる。一
方図5で上記第一の搬送車23は、図18で説明した第
一の搬送車13と同様にバッテリーを電源とし前記主線
路T-1,T-2や支線路T-3,T-4を構成する磁気テープ
からの信号で該各線路に沿って前後進可能に誘導される
機能を備えているものであり、その上面に進行方向に対
して前後進し得るコンテナ231を備えて構成されてい
るものである。
【0048】そして搬送車としての床面から上記ベルト
コンベア231の上面までの高さ“h1 ”は、上記スト
ッカー21における基盤面からベルトコンベア211の
上面までの高さ“h2 ”にほぼ対応するようになってい
る。従ってストッカー21と上記第一の搬送車23間の
コンテナすなわちカセットAの移載状態を断面視した図
6の(a)で示す如く、ストッカー21におけるベルト
コンベア上面と該第一の搬送車23のベルトコンベア上
面とがほぼ同一面になるので、この状態で該ストッカー
21のベルトコンベア211と第一の搬送車23のベル
トコンベア231とを共に図示a2 方向に動作させるこ
とで、図(b)のようにストッカー側ベルトコンベア2
31上のカセットA収容済のコンテナ22をそのまま第
一の搬送車23のベルトコンベア231上に破線の如く
移載することができてコンテナひいてはカセットAとし
ての移載を実現することができる。
【0049】なお上記ベルトコンベア211は、例えば
磁気テープからなる前記線路T-1,T-3等からの磁気信
号によって自動的に動作させまた該動作を停止させられ
るようになっている。また図7で上記第二の搬送車24
は、上記第一の搬送車23とその上面をベルトコンベア
と上記コンテナとを含めて余裕を持って覆い得るカバー
241とで構成されるものである。
【0050】そして上記第一の搬送車23のベルトコン
ベア近傍の側面で該第一の搬送車に固定されるこの場合
の上記該カバー241には、搬送車としての進行方向前
後の壁面241aのほぼ全面に外気を遮断し得る開閉扉
242が設けられているが、該開閉扉142の下端辺が
上記ベルトコンベア231より低く位置するように設定
されていることは前記第二の搬送車14の場合と同様で
ある。
【0051】第一の搬送車と第二の搬送車間のコンテナ
の移載手段を説明する図8の(a)で、クリーンルーム
CR-1内の支線路T-3上にはカセット収容済のコンテナ
22を載置した第一の搬送車23が、また主線路T-1
には空の第二の搬送車24がそれぞれ位置している。そ
こで先ず、上記第一の搬送車23を上記クリーンルーム
のパスボックスPB -1の直前まで移動させると共に上記
第二の搬送車24を前述したように該パスボックスPB
-1内に移動させて(b)に示す状態にする。
【0052】なおこの時点で、該第二の搬送車24はそ
の車輪を含む外面が清掃されることは前述した通りであ
る。次いで、(c)に示す如く前記開閉扉242を開け
た第二の搬送車24に上記第一の搬送車23を接するよ
うに接近させた状態で該各搬送車のベルトコンベア23
1を矢印a2 方向に移動させると、円内図に示すように
第一の搬送車23上のコンテナ22を第二の搬送車24
に移載することができる。
【0053】従って、以後(d)に示す如く第一の搬送
車23を所定の位置まで後退させると共に上記開閉扉2
42を閉じた状態の第二の搬送車24を主線路T-1に戻
すことで、搬送車間のコンテナ移載を実現することがで
きる。図9で本発明に関わる作業机26は、各種の処理
作業等に必要とする機器装置や試験検査器具等を設置す
るものであるが、その受渡領域の部分が凹の段差面26
aに形成されていると共に、該凹の段差面領域に例えば
前記ストッカー21におけるベルトコンベア211と同
様のベルトコンベア261を設置したものであり、該作
業机26の基盤面から上記ベルトコンベア261の上面
までの高さ“h 3 ”が前記第一の搬送車23の高さ“h
1 ”と合致するように設定されているものである。
【0054】従って、上記第一の搬送車23のベルトコ
ンベア231と上記作業机26のベルトコンベア261
を同じ方向に動作させることで、該作業机26と第一の
搬送車23間のコンテナ22の受渡し遣り取りを図6で
説明したように実現することができる。従って以下図1
の(b)に示す如く、空になった第一の搬送車に例えば
前述した如くストッカー21から次のコンテナ22を移
載する。
【0055】一方、主線路T-1上の第二の搬送車24を
例えば処理作業用の第二のクリーンルームCR-2のパス
ボックスPB-2内に導き、更に該パスボックス近傍まで
移動させたクリーンルーム内の第一の搬送車23に上述
した移載手段で上記コンテナ22を移載し、更に該第一
の搬送車23を作業机26の近傍まで移動させて該第一
の搬送車のベルトコンベア231と該作業机のベルトコ
ンベア261の動作で上記コンテナ22を該作業机上に
移載することで、所要のコンテナひいてはカセットAの
作業机までの搬送が容易に実現できる搬送システム2を
構成することができる。
【0056】かかる搬送システムでは、ストッカーや作
業机と第一の搬送車間の積替用ロボットや第一の搬送車
と第二の搬送車間の特別なマニュアル積み替え作業等を
要することなく、複数のカセットAを任意のクリーンル
ーム間で容易且つ効率的に搬送することができて生産性
の向上を実現することができる。本発明の搬送方法を時
系列的に説明する図10で、(a)は適用場所を例示し
た平面図、(b)は搬送時のシーケンスダイアグラムを
示す図である。
【0057】なお図(a)では図21の場合と同様に、
主線路T-1の一端に上記第二の搬送車充電用の電池室C
が設けられ、該主線路T-1から倉庫としてのクリーンル
ームCR-1を含む3個のクリーンルームCR-1,C
-2,CR-3のそれぞれに支線路T-3,T-4,T-5を分
岐している場合とし、また処理作業用としての上記二つ
のクリーンルームCR-2,CR-3のそれぞれに対応する
ように2台の第二の搬送車24-1,24-2を主線路T-1
に配置する場合を例としている。
【0058】そして倉庫としての上記クリーンルームC
-1で2台の第二の搬送車24-1,24-2に移載された
コンテナを処理作業用の上記クリーンルームCR-2,C
-3のそれぞれに搬送し、また該各クリーンルームCR
-2,CR-3のそれぞれで移載された作業済カセットを収
容したコンテナを倉庫としてのクリーンルームCR-1
搬送する場合について説明する。
【0059】また図(b)では、縦軸を上記クリーンル
ームCR-1からの距離Lとし横軸を該クリーンルームC
-1対応位置からの経過時間Tとして示している。すな
わち図の(a),(b)で、倉庫としてのクリーンルー
ムCR-1でカセット収容済のコンテナ22を積載した状
態で充電室Bで充電した2台の第二の搬送車24-1,2
-2を同時に発進させると、主線路T-1を共に矢印A1
方向に進む先頭の第二の搬送車24-1が先ずクリーンル
ームCR-2への分岐点p1 で主線路から分岐して該クリ
ーンルームのパスボックスPB-2に進入するが、続く第
二の搬送車24-2はそのまま進行しクリーンルームCR
-3への分岐点p2 で主線路から分岐して該クリーンルー
ムのパスボックスPB-3に進入する。
【0060】そして該各パスボックスPB-2,PB-3
前述した如くそれぞれのクリーンルーム側の第一の搬送
車23に上記コンテナを移載すると同時に、必要に応じ
て作業済カセットを収容したコンテナ22を移載する。
そこで上記各第二の搬送車24-1と24-2を逆方向に発
進させるが、上記各クリーンルームCR-2,CR-3のク
リーンルームCR-1からの距離(L)の違いによって搬
送車24-2が搬送車24-1よりも時間“t”だけ遅れて
主線路T-1に戻るので、該主線路T-1上で相互に干渉す
ることなく共に矢印A2 方向に進行して倉庫としての上
記クリーンルームCR-1のパスボックスPB-1に進入さ
せることができる。
【0061】かかる搬送方法では、例えば処理作業用の
クリーンルームが5個の場合には上記主線路T-1上に5
台の第二の搬送車24を配する等、処理作業用のクリー
ンルーム数に合わせて第二の搬送車24を主線路T-1
に配することで、同一時間帯・同一方向への各搬送車の
往復移動が可能になって効率的な搬送が実現できるメリ
ットがある。
【0062】更に、上記各パスボックスPB-1〜PB-3
での第一の搬送車と第二の搬送車間でのコンテナの遣り
取りには、マニュアル作業等を必要とせずすべて前述し
たベルトコンベア211を使用するので該遣り取りに要
する時間が各パスボックスごとでほぼ同一となり、結果
的にp1 とp2 間の時間差“t1 ”とほぼ同じ時間差
“t2 ”の点p1 ′とp2 ′で共に作業が終了すること
から、以後の搬送時の時間設定が極めて容易にできるメ
リットがある。
【0063】搬送システムとしての応用例を本発明に関
わる主要部を抽出して示した図11で、(a)はクリー
ンルーム内のパスボックスを示した平面図、(b)はコ
ンテナ移載時の状態を、(c)は搬送時の状態をそれぞ
れ示したものである。図でこの場合の搬送システム3
は、図1の搬送システム2の各クリーンルームにおける
パスボックスPB-1とPB-2のみを、図(a)に示す如
くその平面視サイズが前記第一の搬送車23と第二の搬
送車24とが縦列状態で入り得る大きさのパスボックス
PB-6に変えて構成したものである。
【0064】そして、クリーンルームCR-1内のカセッ
ト収容済の上記コンテナ22が積載された第一の搬送車
23と、主線路T-1上に位置する空の第二の搬送車24
とを共に該パスボックスPB-6に移動させると、該各搬
送車23,24のそとめんを清掃することができる。次
いで図(b)に示す如く、開閉扉242を開けた第二の
搬送車に第一の搬送車23を接するように接近させ、両
車それぞれのベルトコンベア231を前記a 2 方向に動
作させて上記コンテナ22を第二の搬送車24に移載さ
せる。
【0065】その後、図(c)のように第一の搬送車2
3を所定の位置まで後退させると共に上記第二の搬送車
24を主線路T-1に戻すことで、搬送車間のコンテナ移
載を実現することができる。かかるパスボックスPB-6
を備えた搬送システム3では、搬送車間のコンテナ移載
がエアシャワーからなる清掃手段を備えたパスボックス
内で実現できることから、コンテナ移載時に発生し易い
塵埃が除去できるメリットがある。
【0066】なお、第二の搬送車24に積載された上記
コンテナを他のクリーンルーム内に搬送するときでも、
該クリーンルームに上記パスボックスPB-6を設けるこ
とで同様のメリットを得ることができる。第二の搬送車
の応用例を説明する図12で、(a)は全体斜視図であ
り、(b)は進行方向に直行する面での断面図である。
【0067】図で第二の搬送車25は、前述した第二の
搬送車24におけるカバー241のみを本発明に関わる
カバー251に変えたものである。すなわちこの場合の
カバー251は、上記カバー241と同様に第一の搬送
車23のベルトコンベア近傍の側面で該第一の搬送車に
固定されるものであり、その進行方向前後の壁面251
aのほぼ全面に外気を遮断し得るように前記開閉扉24
2が設けられていることも上記カバー241と同様であ
る。
【0068】更に該カバー251には、その天井域に該
カバー内部に送風し得る送風手段252が設けられてい
ると共に進行方向と並行する片側の壁面251bに複数
の排気孔251cが設けられ、上記送風手段252から
の気流が上記壁面251bとの対向壁面251d側に設
けた開口孔251eを通ってカバー内部に流入するよう
に構成されている。
【0069】このことは上記送風手段252からの気流
が、上記開口孔251eを通った後に該第二の搬送車2
5に載置されているコンテナ22のカセット収容域を通
って上記排気孔251cから排出される矢印a3 の流路
を経ることを示している。従ってコンテナとカセットの
表面やベルトコンベア近傍等に付着している塵埃等を常
時清掃することができて更なるクリーンアップが実現で
きるメリットがある。
【0070】上記第二の搬送車の搬送状態を説明する図
13の(a)で、クリーンルームCR-1内の支線路T-3
にはコンテナ22を載置した前記第一の搬送車23が、
また主線路T-1上には空の上記第二の搬送車25がそれ
ぞれ位置しており、該第二の搬送車25の内部は上記送
風手段252からの気流によって清掃されている。そこ
で、上記第一の搬送車23を上記クリーンルームのパス
ボックスPB-6内に移動させると共に上記送風手段25
2を停止させた第二の搬送車25を該パスボックス内に
移動させて(b)に示す状態にするが、この時点で該第
二の搬送車25の車輪を含む外面が清掃されることは前
述した通りである。
【0071】そしてこの時点で、前述した如く開閉扉2
42を開けた第二の搬送車25に第一の搬送車23を上
記同様に接近させ、両車それぞれのベルトコンベア23
1を動作させて上記コンテナ22を第二の搬送車25に
移載させる。以後(c)に示す如く、第一の搬送車23
を後退させると共に上記開閉扉を閉じた第二の搬送車2
5を主線路T-1に戻して上記送風手段252を動作させ
ながら移動させると、コンテナとカセットの表面やその
近傍及びベルトコンベア近傍等に付着している塵埃等が
除去できるので、更なるクリーンアップ状態で所要のコ
ンテナひいてはカセットAを搬送することができる。
【0072】なお、第二の搬送車25に積載された上記
コンテナを他のクリーンルーム内に搬送するときでも該
第二の搬送車25を該クリーンルームのパスボックスP
-6内に移動させてその車輪を含む外面を清掃すること
で、該第二の搬送車の内外共の清浄状態を保ったままコ
ンテナひいてはカセットAの移載と搬送が実現できるメ
リットがある。
【0073】また上記第二の搬送車25を図1で説明し
た搬送システム2における第二の搬送車24に代えて搬
送システムを構成しても同等の効果を得ることができ
る。 (付記1)搬送部品の受渡領域を有して通路に面するパ
スボックス付のクリーンルーム相互間を、床面に設けら
れた線路に沿って移動する搬送車で搬送部品を搬送する
搬送システムであって、前記クリーンルームの少なくと
も1つに設けられるストッカーと、複数の前記搬送部品
を収容する大きさを有して前記ストッカーの前記受渡領
域に載置されるコンテナと、前記各クリーンルーム内で
移動する第一の搬送車と、前記クリーンルーム間を移動
する第二の搬送車とを含んで構成され、前記ストッカー
の前記受渡領域と第一及び第二の搬送車のそれぞれが、
ストッカーと第一の搬送車間及び第一の搬送車と第二の
搬送車間で前記コンテナを自動的に受渡しし得る移載手
段を備えていることを特徴とする搬送システム。
【0074】(付記2)前記コンテナが、前記ストッカ
ーに設けられた棚板に対応する仕切板を備えた枠形で該
ストッカーの搬送部品収容部としての機能を有すると共
に、前記ストッカーに設けられたクレーンの動作で複数
の前記搬送部品が収容されまたは取り出せるように構成
されていることを特徴とする付記1記載の搬送システ
ム。
【0075】(付記3)前記コンテナの移載手段が、該
コンテナの受渡し方向に往復動可能なベルトコンベアで
構成されていることを特徴とする搬送システム。 (付記4)前記パスボックスが、前記第一の搬送車と第
二の搬送車とを縦列駐車し得る大きさを備えていること
を特徴とする付記1記載の搬送システム。 (付記5)前記第二の搬送車が、該第二の搬送車の内部
を横切る方向に流れて片側の壁面から流出排気させる送
風手段を備えていることを特徴とする付記1記載の搬送
システム。
【0076】(付記6)搬送部品の受渡領域を有して通
路に面するパスボックス付のクリーンルーム相互間を、
床面に設けられた線路に沿って移動する搬送車で搬送部
品を搬送する搬送方法であって、前記クリーンルーム間
を繋ぐ単線化された主線路の一端に処理作業用のクリー
ンルームに対応する数の第二の搬送車を配する工程と、
前記各第二の搬送車を同一時間帯に同一方向に同時移動
させて、該各第二の搬送車のそれぞれを対応するクリー
ンルームのパスボックス内に分岐移動させる工程と、前
記各クリーンルーム内のそれぞれに設ける支線路に沿っ
て移動する第一の搬送車を前記パスボックス近傍に移動
させる工程と、複数の前記搬送部品を収容するコンテナ
を第一の搬送車と第二の搬送車間の自動的な受渡しで移
載せしめる工程と、移載終了後の前記各第二の搬送車
を、同一時間帯に逆の方向に同時移動させて前記主線路
に戻す工程と、を含むことを特徴とする搬送方法。
【0077】(付記7)前記第一の搬送車と第二の搬送
車間での搬送部品の自動的な受渡しを,前記パスボック
ス内で行わしめることを特徴とする搬送方法。
【0078】
【発明の効果】上述の如く本発明により、ストッカーと
クリーンルーム内の第一の搬送車間や該第一の搬送車と
一般通路用の第二の搬送車間の電子部品の遣り取りを自
動化し、または単線の主線路上の複数の第二の搬送車を
同一時間帯・同一方向に移動させることで複数のクリー
ンルーム間での搬送効率アップによる生産性向上を図っ
た搬送システムと搬送車及び搬送方法を提供することが
できる。
【0079】なお本発明では、ストッカーが各側壁面二
段宛カセットを収容する大きさでありまたコンテナが4
個のカセットを収容する大きさである場合を例としてい
るが、特にこれに限定されるものでなく如何なる大きさ
のストッカーでもまた如何なる数のカセットを収容する
コンテナでも、本発明を適用することで同様の降下が得
られることは明らかである。
【0080】また本発明ではコンテナの移載手段にベル
トコンベアを使用しているが、該ベルトコンベアを例え
ばローラコンベアやころコンベア等に代えても同等の効
果が得られることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の搬送システムの全体構成を示す図。
【図2】 図1におけるストッカーを説明する図。
【図3】 図1におけるコンテナを説明する図。
【図4】 図2のストッカーへのコンテナの収容手段を
説明する図。
【図5】 図1における第一の搬送車を説明する図。
【図6】 ストッカーと第一の搬送車間の移載手段を説
明する図。
【図7】 図1における第二の搬送車を説明する図。
【図8】 第一の搬送車と第二の搬送車間の移載手段を
説明する図。
【図9】 図1における作業机を説明する図。
【図10】 本発明の搬送方法を時系列的に説明する
図。
【図11】 第一の搬送車と第二の搬送車間の他の移載
手段を説明する図。
【図12】 他の第二の搬送車を説明する図。
【図13】 図12における第二の搬送車の搬送状態を
説明する図。
【図14】 技術的背景として搬送システムの適用場所
を例示説明する図。
【図15】 従来の搬送システムの構成を説明する図。
【図16】 図15のストッカーを説明する図。
【図17】 図15のストッカーでのカセット取り出し
状態を説明する図。
【図18】 図15のクリーンルーム内の第一の搬送車
を説明する図。
【図19】 図15の一般通路用の第二の搬送車を説明
する図。
【図20】 各搬送車間でのカセットの遣り取り状態を
説明する図。
【図21】 従来の搬送方法を説明する図。である。
【符号の説明】
C 電池室 CR-1,CR-2,CR-3,クリーンルーム PB-1,PB-2,PB-5 エアシャワー付パスボックス T-1,T-2 主線路 T-3,T-4,T-5 支線路 R 一般通路 2 搬送システム 11a 底面 11b 開口側端面 11d クレーンガイド 11f 凸の段差面 11h 棚板 111 クレーン 21 ストッカー 21a 凹の段差面 211 ベルトコンベア 22 コンテナ 22a 仕切り板 22b 底板 22c 凹溝 22d 凹溝 23 第一の搬送車 231 ベルトコンベア 24,24-1, 24-2, 第二の搬送車 241 カバー 242 開閉扉 25 第二の搬送車 251 カバー 251a 壁面 251b 壁面 251c 排気孔 251d 開口孔 252 送風手段 26 作業机 26a 凹の段差面 261 ベルトコンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65G 49/07 B65G 49/07 L (72)発明者 古川 訓朗 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 太田 雄一郎 鳥取県米子市石州府字大塚ノ弐650番地 株式会社米子富士通内 (72)発明者 石井 英夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 竹林 勲 鳥取県米子市石州府字大塚ノ弐650番地 株式会社米子富士通内 (72)発明者 澤井 浩史 鳥取県米子市石州府字大塚ノ弐650番地 株式会社米子富士通内 Fターム(参考) 3F022 AA08 BB09 EE05 EE09 FF01 HH13 JJ07 LL12 MM13 5F031 CA02 DA01 DA09 DA17 DA19 FA03 FA11 FA13 GA02 GA47 GA49 GA51 GA58 GA59 NA02 NA16 PA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送部品の受渡領域を有して通路に面す
    るパスボックス付のクリーンルーム相互間を、床面に設
    けられた線路に沿って移動する搬送車で搬送部品を搬送
    する搬送システムであって、 前記クリーンルームの少なくとも1つに設けられるスト
    ッカーと、複数の前記搬送部品を収容する大きさを有し
    て前記ストッカーの前記受渡領域に載置されるコンテナ
    と、前記各クリーンルーム内で移動する第一の搬送車
    と、前記クリーンルーム間を移動する第二の搬送車とを
    含んで構成され、 前記ストッカーの前記受渡領域と第一及び第二の搬送車
    のそれぞれが、ストッカーと第一の搬送車間及び第一の
    搬送車と第二の搬送車間で前記コンテナを自動的に受渡
    しし得る移載手段を備えていることを特徴とする搬送シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記コンテナが、前記ストッカーに設け
    られた棚板に対応する仕切板を備えた枠形で該ストッカ
    ーの搬送部品収容部としての機能を有すると共に、前記
    ストッカーに設けられたクレーンの動作で複数の前記搬
    送部品が収容されまたは取り出せるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の搬送システム。
  3. 【請求項3】 前記パスボックスが、前記第一の搬送車
    と第二の搬送車とを縦列駐車し得る大きさを備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の搬送システム。
  4. 【請求項4】 前記第二の搬送車が、該第二の搬送車の
    内部を横切る方向に流れて片側の壁面から流出排気させ
    る送風手段を備えていることを特徴とする請求項1記載
    の搬送システム。
  5. 【請求項5】 搬送部品の受渡領域を有して通路に面す
    るパスボックス付のクリーンルーム相互間を、床面に設
    けられた線路に沿って移動する搬送車で搬送部品を搬送
    する搬送方法であって、 前記クリーンルーム間を繋ぐ単線化された主線路の一端
    に処理作業用のクリーンルームに対応する数の第二の搬
    送車を配する工程と、 前記各第二の搬送車を同一時間帯に同一方向に同時移動
    させて、該各第二の搬送車のそれぞれを対応するクリー
    ンルームのパスボックス内に分岐移動させる工程と、 前記各クリーンルーム内のそれぞれに設ける支線路に沿
    って移動する第一の搬送車を前記パスボックス近傍に移
    動させる工程と、 複数の前記搬送部品を収容するコンテナを第一の搬送車
    と第二の搬送車間の自動的な受渡しで移載せしめる工程
    と、 移載終了後の前記各第二の搬送車を、同一時間帯に逆の
    方向に同時移動させて前記主線路に戻す工程と、を含む
    ことを特徴とする搬送方法。
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