JP2003162922A - 導電性ペースト並びにそれを用いた配線基板及びその製造方法 - Google Patents

導電性ペースト並びにそれを用いた配線基板及びその製造方法

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JP2003162922A JP2001362549A JP2001362549A JP2003162922A JP 2003162922 A JP2003162922 A JP 2003162922A JP 2001362549 A JP2001362549 A JP 2001362549A JP 2001362549 A JP2001362549 A JP 2001362549A JP 2003162922 A JP2003162922 A JP 2003162922A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モバイル機器等の小型化、多機能化、高性能
化等に好適な導電性ペースト、配線基板及びその製造方
法の提供。 【解決手段】 Au含有量が0質量%超10質量%以下
及び95質量%以上100質量%未満のいずれかであ
り、中心粒子径が100μm以下であるAg−Au合金
から実質的になる導電性材料を導電性成分として含有導
電性ペースト。Ag−Au合金が、Ag粉末とAu粉末
とをガスアトマイズ法により融点以上に加熱することに
よりAgとAuとの溶融微粒子として得られた態様が好
ましい。Ag粉末とAu粉末とを導電性成分として含有
してなり、加熱されてAg粉末とAu粉末とが溶融して
Ag−Au合金が形成される導電性ペースト。該導電性
ペーストを用いた配線基板、1GHz以上の高周波電波
用の回路モジュールとして用いられる態様が好ましい。
未焼結基板の表面に前記導電性ペーストを付与して焼結
する配線基板の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モバイル機器等の
小型化、多機能化、高性能化等に好適な導電性ペース
ト、並びに、それを用いた配線基板及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話、Bluetooth、その他
のモバイル機器における無線情報通信、無線、LAN等
においては、音声、画像、データなど大容量の信号をよ
り高速に伝送することが望まれており、これを実現する
ため、モバイル機器の小型化、多機能化、高性能化に関
する研究開発が盛んに行われてきている。多機能、高性
能のモバイル機器を小型化するためには、実装技術のよ
り一層の高密度化、高周波回路中の受動部品(アンテ
ナ、フィルター等)の一体モジュール化などが必要とな
る。この一体モジュール化の技術としては、例えば、L
TCC(低温焼成セラミックス)技術を用いてアンテナ
層、フィルター層、コンデンサ層等をモジュール中に組
み込む技術が、比較的安価で実施できるために主流にな
りつつあり、Bluetooth等の無線モジュールに
応用され始めている。
【0003】ところで、モジュール中の回路配線には、
高周波での伝送損失を低減可能な低電気抵抗の導電性材
料を用いる必要があるが、この導電性材料には、更に、
耐マイグレーション特性に優れること、焼結開始温度に
おけるセラミックスとのマッチング性が良好であること
等の諸特性に優れ、安価であることが求められる。従来
から前記導電性材料として用いられているAu、Ag及
びCuについては、表1に示すように、Auは、前記諸
特性には優れるものの極めて高価であるので汎用性に乏
しく、Agは、安価であるものの前記マイグレーション
特性に劣り、Cuは、高温で酸化し易いため、還元雰囲
気での焼結が必要でありプロセスコストが高価であり、
誘電体を内蔵するため還元雰囲気で同時焼結すると該誘
電体中に酸素欠陥が生じ半導体化してしまい、コンデン
サ層、フィルター層等の導入が難しく、それぞれメリッ
トとデメリットとを併せ持っている。
【0004】
【表1】
【0005】そこで、これらの導電性材料におけるデメ
リットを改善する目的で、Ag−Pd合金、Ag−Pt
合金などの導電性材料も研究開発されてきている。しか
しながら、これらの合金に用いられるPd、Pt等は、
高価であるのでやはり汎用性に乏しいという問題があ
る。このため、高周波での伝送損失を低減可能な低電気
抵抗であり、耐マイグレーション特性に優れ、焼結開始
温度におけるセラミックスとのマッチング性が良好であ
り、しかも安価な導電性材料を含有する導電性ペースト
は未だ提供されていないのが現状であり、かかる導電性
材料を含有する導電性ペーストの開発が強く望まれてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる要望
に応え、従来における前記問題を解決し、以下の目的を
達成することを課題とする。即ち、本発明は、高周波で
の伝送損失を低減可能な低電気抵抗であり、耐マイグレ
ーション特性に優れ、焼結開始温度におけるセラミック
スとのマッチング性が良好であり、しかも安価であり、
モバイル機器等の小型化、多機能化、高性能化等に好適
な導電性ペーストを提供することを目的とする。また、
本発明は、該導電性ペーストを用い、小型化、多機能
化、高性能化等が可能な配線基板、及び該配線基板を効
率的に製造可能な配線基板の製造方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段は、後述の(付記1)〜(付記24)として記載
した通りである。前記付記1に記載の導電性材料は、低
電気抵抗、耐マイグレーション特性、焼結開始温度にお
けるセラミックスとのマッチング性等のバランスに優
れ、しかも安価であり、モバイル機器等の小型化、多機
能化、高性能化等に好適である。前記付記2又は3に記
載の導電性材料は、抵抗値が3μΩ・cm以下であるの
で更に低電気抵抗に優れ、高周波での伝送損失が低減さ
れ、導体の断線・ショート等が生じ難く、1GHz以上
の高周波電波用の回路モジュールとして特に好適であ
る。前記付記4又は5に記載の導電性材料は、微細パタ
ーン等のスクリーン印刷等にも好適に使用される。前記
付記6に記載の導電性材料は、溶融微粒子で全率固溶系
であるので物性が安定である。前記付記7に記載の導電
性材料は、導電性ペーストに好適に用いられる。
【0008】前記付記8から11のいずれかに記載の導
電性ペーストは、低電気抵抗、耐マイグレーション特
性、焼結開始温度におけるセラミックスとのマッチング
性等のバランスに優れ、しかも安価であり、モバイル機
器等の小型化、多機能化、高性能化等に好適である。前
記付記8又は9に記載の導電性ペーストは、加熱前の導
電性成分が溶融微粒子であるのに対し、前記付記10又
は11に記載の導電性ペーストは、加熱前の導電性成分
がAg粉末及びAu粉末であり、加熱後に前記溶融微粒
子が形成される。前記付記12に記載の導電性ペースト
は、配線基板に好適に用いられる。
【0009】前記付記13から15のいずれかに記載の
配線基板は、モバイル機器等の小型化、多機能化、高性
能化等に好適である。前記付記16に記載の配線基板
は、抵抗値が3μΩ・cm以下であるので更に低電気抵
抗に優れ、高周波での伝送損失が低減され、導体の断線
・ショート・マイグレーション等が生じ難く、1GHz
以上の高周波電波用の回路モジュールとして好適であ
る。前記付記17又は18に記載の配線基板は、集積モ
ジュールに好適に使用される。前記付記19又は20に
記載の配線基板は、導電性材料と基板との密着性・一体
性に優れる。前記付記21に記載の配線基板は、1GH
z以上の高周波電波用の回路モジュールとして好適に使
用でき、導体の断線・ショート等の問題がない。前記付
記22に記載の配線基板の製造方法では、小型化、多機
能化、高性能化等を図ったモバイル機器等が効率良く製
造される。前記付記23又は24に記載の配線基板の製
造方法では、効率良く集積モジュールが製造される。
【0010】
【発明の実施の形態】(導電性材料)本発明において用
いる導電性材料は、Ag−Au合金から実質的になる。
ここで「実質的に」とは、本発明の効果を害しない範囲
内であれば該導電性材料は他の成分を含んでいてもよい
ことを意味する。
【0011】前記Ag−Au合金におけるAu含有量と
しては、特に制限はなく目的に応じて適宜選択すること
ができるが、図1に示すように、該Ag−Au合金の抵
抗値を3μΩ・cm以下の低電気抵抗にでき、耐マイグ
レーション特性に優れ、焼結開始温度におけるセラミッ
クスとのマッチング性等のバランスに優れ、しかも安価
である点で、0質量%超10質量%以下及び95質量%
以上100質量%未満のいずれかであるのが好ましく、
0質量%超5質量%以下であるのがより好ましい。
【0012】前記Ag−Au合金の抵抗値としては、特
に制限はなく目的に応じて適宜選択することができる
が、高周波での伝送損失を低減し導体の断線・ショート
等が生じさせず、1GHz以上の高周波電波用の回路モ
ジュールとして好適に用いる観点からは、3μΩ・cm
以下であるのが好ましく、2.5μΩ・cm以下である
のがより好ましい。
【0013】前記Ag−Au合金の中心粒子径として
は、特に制限はなく目的に応じて適宜選択することがで
きるが、スクリーン印刷等により微細パターンを印刷塗
布する観点からは、100μm以下の粉末であるのが好
ましく、1〜50μmの粉末であるのがより好ましい。
なお、前記中心粒子径は、例えば、遠心沈降式、レーザ
回折式等の粒度分布測定装置を用いて測定することがで
きる。
【0014】前記Ag−Au合金においては、AgとA
uとが互いに固溶しているので、Agが有するマイグレ
ーション特性を効果的に抑制することができ、また、全
率固溶系であるので、該Ag−Au合金の融点はAu含
有量の増加と共に連続的に変化する(具体的には960
℃から1063℃)。
【0015】前記Ag−Au合金の製造方法としては、
特に制限はなく目的に応じて公知の方法の中から適宜選
択することができるが、例えば、Ag粉末とAu粉末と
をガスアトマイズ法により融点以上に加熱することによ
りAgとAuとの溶融微粒子として得る方法などが好適
に挙げられる。
【0016】本発明において用いる導電性材料は、高周
波での伝送損失を低減可能な低電気抵抗であり、耐マイ
グレーション特性に優れ、焼結開始温度におけるセラミ
ックスとのマッチング性が良好であり、しかも安価であ
るので、各種モバイル機器等の小型化、多機能化、高性
能化等に好適に使用することができる。
【0017】(導電性ペースト)本発明の導電性ペース
トは、以下の第一の態様及び第二の態様が好適に挙げら
れる。
【0018】前記導電性ペーストの前記第一の態様は、
前記導電性材料を導電性成分として用いてなり、本発明
の効果を害しない範囲内において他の成分を含んでいて
もよい。
【0019】前記導電性ペーストの前記第二の態様は、
Ag粉末とAu粉末とを導電性成分として含有してな
り、本発明の効果を害しない範囲内において他の成分を
含んでいてもよい。該第二の態様においては、前記導電
性ペーストが加熱されると、Ag粉末とAu粉末とが溶
融してAg−Au合金が形成される。該Ag−Au合金
におけるAu含有量としては、特に制限はなく目的に応
じて適宜選択することができるが、図1に示すように、
該Ag−Au合金の抵抗値を3μΩ・cm以下にし、高
周波での伝送損失を低減し導体の断線・ショート等が生
じさせず、1GHz以上の高周波電波用の回路モジュー
ルとして好適に用いる観点からは、0質量%超10質量
%以下及び95質量%以上100質量%未満のいずれか
であるのが好ましく、0質量%超5質量%以下であるの
がより好ましい。
【0020】なお、前記第一の態様及び前記第二の態様
における、前記導電性材料に含まれる前記導電性成分以
外の成分としては、特に制限はなく目的に応じて公知の
もののの中から適宜選択することができるが、例えば、
溶剤、バインダー樹脂などが挙げられる。
【0021】前記第一の態様における、前記導電性材料
の前記導電性成分における含有量としては、また、前記
第二の態様における、前記Ag粉末と前記Au粉末との
前記導電性成分における含有量としては、特に制限はな
く目的に応じて適宜選択することができるが、多い程好
ましく、95質量%以上であるのが好ましく、100質
量%であるのがより好ましい。
【0022】本発明の導電性ペーストは、高周波での伝
送損失を低減可能な低電気抵抗であり、耐マイグレーシ
ョン特性に優れ、焼結開始温度におけるセラミックスと
のマッチング性が良好であり、しかも安価であるので、
各種モバイル機器等の小型化、多機能化、高性能化等に
好適に使用することができるが、以下の本発明の配線基
板及びその製造方法に特に好適に使用することができ
る。
【0023】(配線基板)本発明の配線基板は、本発明
の前記導電性ペーストを用いてなること以外は、特に制
限はなくその形状、構造、大きさ等については、目的に
応じて適宜選択することができるが、導電性部材を有し
てなり、該導電性部材が前記導電性ペーストで形成され
てなるのが好ましい。
【0024】前記導電性部材としては、特に制限はなく
目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、配
線パターン及びビアから選択することができる。なお、
前記配線基板が積層構造である場合には、前記ビアによ
り隣接する層どうしを導通させることができる。
【0025】前記導電性部材の抵抗値としては、特に制
限はなく目的に応じて適宜選択することができるが、高
周波での伝送損失を低減し導体の断線・ショート等が生
じさせず、1GHz以上の高周波電波用の回路モジュー
ルとして好適に用いる観点からは、3μΩ・cm以下で
あるのが好ましく、2.5μΩ・cm以下であるのがよ
り好ましい。
【0026】前記配線基板は、単層回路基板(単層プリ
ント配線基板)であってもよいし、多層回路基板(多層
プリント配線基板)であってもよい。後者の場合、前記
配線基板は、積層構造体となるが、該積層構造体として
は、異なる機能を有する基板を2以上有してなり、2以
上の機能を有する多機能モジュールであるのが特に好ま
しい。
【0027】前記積層構造体における基板としては、特
に制限はなく目的に応じて適宜選択することができる
が、例えば、アンテナ用基板、ローパスフィルター用基
板、ハイパスフィルター用基板、バンドパスフィルター
用基板、キャパシタ用基板、伝送線路回路用基板などが
好適に挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよ
いし、2種以上を併用してもよい。
【0028】本発明においては、前記積層構造体におけ
る各基板が、酸化物ガラスを焼結助剤として用いたセラ
ミック基板であるのが好ましく、同系の酸化物ガラスを
焼結助剤として用いたセラミック基板であるのがより好
ましい。この場合、該セラミックス基板の収縮曲線を各
層において近くなるように設計することができ、収縮の
ミスマッチにおける層間剥離、導体の断線・ショート等
が生じ難い点で好ましい。
【0029】前記酸化物ガラスとしては、特に制限はな
く目的に応じて適宜選択することができるが、鉛成分を
含有せず、軟化点が400〜900℃であるものが好ま
しい。この場合、該セラミックス基板の収縮開始温度の
制御が容易であり、一時に前記多層構造体の焼成を行う
ことができ、該セラミックス基板の収縮曲線を各層にお
いて近くなるように設計することができ、収縮のミスマ
ッチにおける層間剥離、導体の断線・ショート等が生じ
難い点で有利である。
【0030】本発明の配線基板は、各種分野において好
適に使用することができるが、本発明の導電性ペースト
を用いてなるので、モバイル機器等の小型化、多機能
化、高性能化等に好適であり、高周波での伝送損失が低
減され、導体の断線・ショート等が生じ難いため、1G
Hz以上の高周波電波用の回路モジュールとして特に好
適に使用される。本発明の配線基板は、以下の本発明に
おける配線基板の製造方法により好適に製造することが
できる。
【0031】(配線基板の製造方法)本発明の配線基板
の製造方法においては、未焼結基板の表面に前記導電性
ペーストを付与して焼結させるが、表面に導電性ペース
トを配線パターン状に塗布する塗布処理及び表面に形成
したビア孔に導電性ペーストを充填する充填処理の少な
くともいずれかの処理がなされた未焼結基板を焼結させ
るのがより好ましい。この場合、該未焼結基板の焼結
と、該導電性ペーストにおける導電性材料による配線パ
ターン及び/又はビアとを一時に行うことができる点で
有利である。
【0032】前記未焼結基板としては、特に制限はなく
目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、前
記セラミックス基板の未焼結体(「グリーン体」と称す
ることがある)などが好適に挙げられる。前記未焼結基
板は、例えば、セラミック粉末と、酸化ガラス等の焼結
助剤と、バインダー樹脂と、可塑剤とを公知の溶剤中に
分散させて調製したスラリーをシート状に成形すること
により得ることができる。
【0033】前記塗布処理の方法としては、特に制限は
なく、公知の方法の中から適宜選択することができる
が、例えば、スクリーン印刷法等の印刷法などが好適に
挙げられる。前記充填処理の方法としては、特に制限は
なく。公知の方法の中から適宜選択することができる。
前記焼結の条件、方法等については、特に制限はなく、
公知の方法の中から適宜選択することができるが、前記
未焼結基板として前記セラミックス基板の未焼結体を用
いる場合には、低温焼成セラミックス(LTCC)にお
ける焼成の条件等を好適に採用することができ、具体的
には800〜1200℃程度であり、900〜1100
℃が好ましく、1〜300分程度であり、10〜120
分が好ましい。また、前記焼結の前に付与された前記導
電性ペーストを乾燥させることが好ましく、該乾燥の条
件としては特に制限はないが、例えば、50〜100℃
程度で10〜60分程度である。
【0034】なお、該配線基板を多層構造体とする場合
には、前記未焼結基板を2以上積層した状態で焼結させ
るのが好ましい。この場合、一時に多層構造体である前
記配線基板を効率的に製造することができる点で有利で
ある。前記未焼結基板を2以上積層する際には、各層を
プレスすることが好ましく、該プレスの条件としては特
に制限はないが、例えば、50〜100℃程度で10〜
60分程度である。
【0035】本発明の配線基板の製造方法は、高周波で
の伝送損失が低減され、導体の断線・ショート等が生じ
難いため、1GHz以上の高周波電波用の回路モジュー
ルとして高周波信号伝送用途に特に好適に使用すること
ができる、本発明の前記配線基板を効率的に製造するこ
とができる。
【0036】
【実施例】以下、本発明の実施例を具体的に説明する
が、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものでは
ない。
【0037】−導電性材料− 表2に示す9種類の導電性材料を用意した。即ち、第一
の導電性材料は「Ag粉末」そのものである(表2にお
いて「Ag」と表記した)。第二の導電性材料は「Au
粉末」そのものである(表2において「Au」と表記し
た)。第三の導電性材料は「Ag粉末95質量部とPd
粉末5質量部とをガスアトマイズ法により固溶させて得
られたAg−Pd合金(Pd含有量=5質量%)」であ
る(表2において「Ag−5Pd」と表記した)。第四
の導電性材料は「Ag粉末70質量部とPd粉末30質
量部とをガスアトマイズ法により固溶させて得られたA
g−Pd合金(Pd含有量=30質量%)」である(表
2において「Ag−30Pd」と表記した)。第五の導
電性材料は「Ag粉末98質量部とPt粉末2質量部と
をガスアトマイズ法により固溶させて得られたAg−P
t合金(Pt含有量=2質量%)」である(表2におい
て「Ag−2Pt」と表記した)。第六の導電性材料は
「Ag粉末70質量部とAu粉末30質量部とをガスア
トマイズ法により固溶させて溶融微粒子として得られた
Ag−Au合金(Au含有量=30量%)」である(表
2において「Ag−30Au」と表記した)。第七の導
電性材料は「Ag粉末30質量部とAu粉末70質量部
とをガスアトマイズ法により固溶させて溶融微粒子とし
て得られたAg−Au合金(Au含有量=70量%)」
である(表2において「Ag−70Au」と表記し
た)。第八の導電性材料は「Ag粉末5質量部とAu粉
末95質量部とをガスアトマイズ法により固溶させて溶
融微粒子として得られたAg−Au合金(Au含有量=
95量%)」である(表2において「Ag−95Au」
と表記した)。第九の導電性材料は「Ag95質量部と
Au5質量部とをガスアトマイズ法により固溶させて溶
融微粒子として得られたAg−Au合金(Au含有量=
5量%)」である(表2において「Ag−5Au」と表
記した)。なお、Ag粉末の中心粒子径は3μmであ
り、Au粉末の中心粒子径は5μmであった。
【0038】−導電性ペースト− 前記9種類の導電性材料のそれぞれを、ビヒクル(バイ
ンダー樹脂、溶剤、可塑剤)に添加し、遠心混合器及び
三本ロールミルを用いて混練することにより9種類の導
電性ペーストを製造した。なお、前記第一の導電性材料
を用いた導電性ペーストを「第一の導電性ペースト(比
較例)」とし、前記第二の導電性材料を用いた導電性ペ
ーストを「第二の導電性ペースト(比較例)」とし、前
記第三の導電性材料を用いた導電性ペーストを「第三の
導電性ペースト(比較例)」とし、前記第四の導電性材
料を用いた導電性ペーストを「第四の導電性ペースト
(比較例)」とし、前記第五の導電性材料を用いた導電
性ペーストを「第五の導電性ペースト(比較例)」と
し、前記第六の導電性材料を用いた導電性ペーストを
「第六の導電性ペースト(実施例)」とし、前記第七の
導電性材料を用いた導電性ペーストを「第七の導電性ペ
ースト(実施例)」とし、前記第八の導電性材料を用い
た導電性ペーストを「第八の導電性ペースト(実施
例)」とし、前記第九の導電性材料を用いた導電性ペー
ストを「第九の導電性ペースト(実施例)」とした。以
上により製造された9種類の導電性ペーストについて、
電気抵抗値(μΩ・cm)、マイグレーション特性(抵
抗値変化)、最適焼成温度(℃)及びペースト価格をそ
れぞれ表2に示した。
【0039】
【表2】
【0040】表2において、「電気抵抗(μΩ・c
m)」は、4端子法により測定した。「マイグレーショ
ン特性(抵抗値変化)」は、電極間距離10mm、電位
差30V、相対密度90%の環境下で5時間維持するこ
とにより電極間における抵抗値の変化と短絡の有無とを
測定した。「最適焼成温度(℃)」は、Kタイプ熱電対
により測定した。なお、ここで参考までに地金の価格
(¥/g)を示すと、Cu(銅)=120、Ag(銀)
=20、Au(金)=1,200、Pt(白金)=1,
800、Pd(パラジウム)=1,400、である。
【0041】表2に示すように、本発明の導電性ペース
トは、Ag−Au合金を導電性材料として用いたことに
より、マイグレーション特性(抵抗値変化)に優れ、最
適焼成温度が920〜1020℃であり酸化ガラスを焼
結助剤として用いたセラミック基板との焼結開始温度に
おけるマッチングに優れ、電気抵抗(μΩ・cm)が低
く導体損失を小さくすることができ、高性能であり、し
かも安価であることが判る。その上、「Ag・95A
u」の導電性材料、「Ag・5Au」の導電性材料をそ
れぞれ用いた「第八の導電性ペースト」、「第九の導電
性ペースト」については、更に電気抵抗値が3.0(μ
Ω・cm)以下であるので、高周波での伝送損失を低減
することができ、導体の断線・ショート等を生ずること
なく1GHz以上の高周波電波用の回路モジュールとし
て好適であることが判る。
【0042】−未焼結体(グリーン体)の作製− 平均粒径が5μmであるTiO粉末20容量%と、平
均粒径が3μmである、NdTiO結晶が析出した硼
珪酸系ガラス粉末80容量%とを調合し、さらにこれら
の粉末に対してポリビニルブチラール(PVB)樹脂8
質量%と、可塑剤としてジブチルフタレート3質量%と
を添加し、その後、アセトンを溶媒として加えて、ボー
ルミルで20時間混合してスラリーを調製した。次に、
このスラリーをドクターブレードを用いて厚みが200
μmであるシート状の未焼結体(グリーン体)を作製し
た。
【0043】−塗布処理及び充填処理− 次に、前記グリーン体を定型に切断・打ち抜き、このグ
リーン体にパンチを用いて直径が80μmであるビア孔
を形成した。このビア孔に、先に製造した導電性ペース
トを埋め込んだ。その後、これを80℃で30分間恒温
槽中で乾燥させた。更に、このグリーン体の表面に先に
製造した導電性ペーストを用いてスクリーン印刷を行う
ことにより回路パターンを形成した。
【0044】−配線基板の製造− これら導電性ペーストが付与されたグリーン体を複数枚
用意し、互いに位置合わせを行った後、重ね合わせて
(導電性ペーストが同じ材料を用いたものどうしを重ね
合わせて)、80℃で30分間プレスすることにより積
層した。これを大気中で900℃で2時間焼成すること
により多層構造体である配線基板を9種類(先に製造し
た第一〜第九の各導電性ペーストそれぞれを用いた9種
類の配線基板を)製造した。
【0045】実施例の配線基板は、本発明の導電性ペー
ストを用いているので、モバイル機器等の小型化、多機
能化、高性能化等に好適であり、特に第八の導電性ペー
スト、第九の導電性ペーストをそれぞれ用いた場合に
は、高周波での伝送損失が低減され、導体の断線・ショ
ート等が生じ難いため、1GHz以上の高周波電波用の
回路モジュールとして特に好適に使用可能である。ま
た、実施例の配線基板は、本発明の配線基板の製造方法
により製造しているので、極めて効率的に多層構造体で
ある集積モジュールとしての配線基板を製造することが
できた。
【0046】ここで、本発明の好ましい態様を付記する
と、以下の通りである。 (付記1) Ag−Au合金から実質的になることを特
徴とする導電性材料。 (付記2) Ag−Au合金におけるAu含有量が、0
質量%超10質量%以下、及び、95質量%以上100
質量%未満のいずれかである付記1に記載の導電性材
料。 (付記3) 抵抗値が3μΩ・cm以下である付記1又
は2に記載の導電性材料。 (付記4) 中心粒子径が100μm以下の粉末である
付記1から3のいずれかに記載の導電性材料。 (付記5) 中心粒子径が1〜50μmの粉末である付
記1から3のいずれかに記載の導電性材料。 (付記6) Ag粉末とAu粉末とをガスアトマイズ法
により融点以上に加熱することによりAgとAuとの溶
融微粒子として得られる付記1から5のいずれかに記載
の導電性材料。 (付記7) 導電性ペーストに用いられる付記1から6
のいずれかに記載の導電性材料。 (付記8) 付記1から7のいずれかに記載の導電性材
料を導電性成分として用いたことを特徴とする導電性ペ
ースト。 (付記9) 導電性材料の導電性成分における含有量が
95質量%以上である付記8に記載の導電性ペースト。 (付記10) Ag粉末とAu粉末とを導電性成分とし
て含有してなり、加熱されてAg粉末とAu粉末とが溶
融してAg−Au合金が形成されることを特徴とする導
電性ペースト。 (付記11) Ag−Au合金におけるAu含有量が、
0質量%超10質量%以下、及び、95質量%以上10
0質量%未満のいずれかである付記10に記載の導電性
ペースト。 (付記12) Ag粉末とAu粉末との導電性成分にお
ける含有量が95質量%以上である付記10又は11に
記載の導電性ペースト。 (付記13) 配線基板に用いられる付記8から12の
いずれかに記載の導電性ペースト。 (付記14) 付記8から13のいずれかに記載の導電
性ペーストを用いたことを特徴とする配線基板。 (付記15) 配線基板における導電性部材が導電性ペ
ーストで形成された付記14に記載の配線基板。 (付記16) 導電性部材が配線パターン及びビアから
選択される付記15に記載の配線基板。 (付記17) 導電性部材の抵抗値が3μΩ・cm以下
である付記15又は16に記載の配線基板。 (付記18) 配線基板が、異なる機能を有する基板を
2以上有してなる積層構造体であり、2以上の機能を有
する多機能モジュールである付記14から17のいずれ
かに記載の配線基板。 (付記19) 積層構造体における基板が、アンテナ用
基板、ローパスフィルター用基板、ハイパスフィルター
用基板、バンドパスフィルター用基板、キャパシタ用基
板及び伝送線路回路用基板から選択される付記18に記
載の配線基板。 (付記20) 積層構造体における各基板が、酸化物ガ
ラスを焼結助剤として用いたセラミック基板である付記
18又は19に記載の配線基板。 (付記21) 酸化物ガラスが、鉛成分を含有せず、軟
化点が400〜900℃である付記20に記載の配線基
板。 (付記22) 配線基板が、1GHz以上の高周波電波
用の回路モジュールとして用いられる付記14から21
のいずれかに記載の配線基板。 (付記23) 未焼結基板の表面に付記8から13のい
ずれかに記載の導電性ペーストを付与して焼結させるこ
とを特徴とする配線基板の製造方法。 (付記24) 表面に導電性ペーストを配線パターン状
に塗布する塗布処理及び表面に形成したビア孔に導電性
ペーストを充填する充填処理の少なくともいずれかの処
理がなされた未焼結基板を焼結させる付記23に記載の
配線基板の製造方法。 (付記25) 未焼結基板を2以上積層した状態で焼結
させる付記23又は24に記載の配線基板の製造方法。
【0047】
【発明の効果】本発明によると、前記要望に応え、従来
における前記問題を解決することができる。また、本発
明によると、高周波での伝送損失を低減可能な低電気抵
抗であり、耐マイグレーション特性に優れ、焼結開始温
度におけるセラミックスとのマッチング性が良好であ
り、しかも安価であり、モバイル機器等の小型化、多機
能化、高性能化等に好適な導電性ペーストを提供するこ
とができる。また、本発明によると、該導電性ペースト
を用い、小型化、多機能化、高性能化等が可能な配線基
板、及び該配線基板を効率的に製造可能な配線基板の製
造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、Ag−Au合金中のAu含有量(質量
%)と電気抵抗値(μΩ・cm)との関係を示すグラフ
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/46 H05K 3/46 Q S T Fターム(参考) 4E351 AA07 BB01 BB24 BB26 BB31 CC12 CC22 DD05 DD06 DD52 EE02 EE03 GG12 4G059 AA08 AC11 DA01 DA02 DB09 5E346 AA12 AA13 AA15 AA38 AA43 BB01 BB20 CC18 CC38 CC39 DD02 DD34 EE24 FF18 GG02 GG06 HH01 HH07 5G301 DA03 DA05 DD01 DE10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Au含有量が0質量%超10質量%以下
    及び95質量%以上100質量%未満のいずれかであ
    り、中心粒子径が100μm以下であるAg−Au合金
    から実質的になる導電性材料を導電性成分として含有す
    ることを特徴とする導電性ペースト。
  2. 【請求項2】 Ag−Au合金が、Ag粉末とAu粉末
    とをガスアトマイズ法により融点以上に加熱することに
    よりAgとAuとの溶融微粒子として得られた請求項1
    に記載の導電性ペースト。
  3. 【請求項3】 Ag粉末とAu粉末とを導電性成分とし
    て含有してなり、加熱されてAg粉末とAu粉末とが溶
    融してAg−Au合金が形成されることを特徴とする導
    電性ペースト。
  4. 【請求項4】 Ag粉末及びAu粉末の導電性成分にお
    ける含有量が95質量%以上である請求項3に記載の導
    電性ペースト。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の導電
    性ペーストを用いたことを特徴とする配線基板。
  6. 【請求項6】 配線パターン及びビアから選択される導
    電性部材を有してなり、導電性部材が導電性ペーストで
    形成された請求項5に記載の配線基板。
  7. 【請求項7】 配線基板が、異なる機能を有する基板を
    2以上有してなる積層構造体であり、2以上の機能を有
    する多機能モジュールである請求項5又は6に記載の配
    線基板。
  8. 【請求項8】 積層構造体における基板が、アンテナ用
    基板、ローパスフィルター用基板、ハイパスフィルター
    用基板、バンドパスフィルター用基板、キャパシタ用基
    板及び伝送線路回路用基板から選択される請求項7に記
    載の配線基板。
  9. 【請求項9】 積層構造体における各基板が、酸化物ガ
    ラスを焼結助剤として用いたセラミック基板である請求
    項7又は8に記載の配線基板。
  10. 【請求項10】 酸化物ガラスが、鉛成分を含有せず、
    軟化点が400〜900℃である請求項9に記載の配線
    基板。
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