JP2003162588A - ホテル利用料金受領システム及びそのためのコンピュータプログラム - Google Patents
ホテル利用料金受領システム及びそのためのコンピュータプログラムInfo
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- JP2003162588A JP2003162588A JP2001359856A JP2001359856A JP2003162588A JP 2003162588 A JP2003162588 A JP 2003162588A JP 2001359856 A JP2001359856 A JP 2001359856A JP 2001359856 A JP2001359856 A JP 2001359856A JP 2003162588 A JP2003162588 A JP 2003162588A
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Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 予定日数だけ宿泊する場合でも、宿泊数を延
長する場合でもホテル利用料金の受領に伴うホテルフロ
ントでの作業を軽減し、かつホテル利用料金を確実に回
収することが可能なシステムなどを提供する。 【解決手段】 フロントで単価や宿泊数などのデータが
記録された記録媒体20を発行し、利用者は、この記録
媒体を受け取りこれを、代金受領・受領証発行装置22
に挿入し、同装置はデータを読み取り、ホテル利用料金
合計金額を計算して、これを徴集し、前受金受領証24
を発行する。利用者は、前受金受領証をフロントに提示
して部屋のキー26を受け取ることができる。
長する場合でもホテル利用料金の受領に伴うホテルフロ
ントでの作業を軽減し、かつホテル利用料金を確実に回
収することが可能なシステムなどを提供する。 【解決手段】 フロントで単価や宿泊数などのデータが
記録された記録媒体20を発行し、利用者は、この記録
媒体を受け取りこれを、代金受領・受領証発行装置22
に挿入し、同装置はデータを読み取り、ホテル利用料金
合計金額を計算して、これを徴集し、前受金受領証24
を発行する。利用者は、前受金受領証をフロントに提示
して部屋のキー26を受け取ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホテル代金管理シ
ステムに関し、特にホテルフロントでのホテル利用料金
の受領及びこれに関連する作業の改善に関する。
ステムに関し、特にホテルフロントでのホテル利用料金
の受領及びこれに関連する作業の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】ホテルでの利用料金は、一般的に利用者
がチェックアウトする時点でフロントで支払うスタイル
が多いが、旅行会社などを通じてあらかじめホテル利用
クーポンを購入した場合は、利用者がチェックイン時に
持参したクーポンをフロントに渡し、さらにチェックア
ウト時に宿泊以外の利用料金がある場合には、これを精
算するようになっている。
がチェックアウトする時点でフロントで支払うスタイル
が多いが、旅行会社などを通じてあらかじめホテル利用
クーポンを購入した場合は、利用者がチェックイン時に
持参したクーポンをフロントに渡し、さらにチェックア
ウト時に宿泊以外の利用料金がある場合には、これを精
算するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ホテル利用料
金をチェックアウト時にホテルが利用者から受領するシ
ステムでは、利用者がホテル利用料金を支払わずに帰っ
てしまうと、ホテル利用料金の回収が困難になるという
問題があった。また、クーポン利用の場合であっても、
その他の料金について回収困難となることがあった。さ
らに、かかる悪質な利用者の問題以外にも、ホテルフロ
ントでのホテル利用料金の受領には、宿泊数を考慮して
のホテル利用料金の計算や、領収証の発行などの付随し
た作業があり、ホテルフロントでのかかる作業の合理
化、簡素化が望まれている。特にチェックアウト時にホ
テル利用料金をフロントで支払う一般のホテルの場合、
朝の8時から10時頃までにチェックアウトする利用者
が多いため、フロントが混雑し、ホテル利用料金の支払
いに時間がかかるという問題もあった。また、クーポン
利用のようにホテル利用料金を前払いするシステムは、
一見合理的に見えるが、宿泊数を延長する場合は、延長
する時点かチェックアウト時にフロントでの支払いが必
要となり、上記の問題と同様の問題が生じる。
金をチェックアウト時にホテルが利用者から受領するシ
ステムでは、利用者がホテル利用料金を支払わずに帰っ
てしまうと、ホテル利用料金の回収が困難になるという
問題があった。また、クーポン利用の場合であっても、
その他の料金について回収困難となることがあった。さ
らに、かかる悪質な利用者の問題以外にも、ホテルフロ
ントでのホテル利用料金の受領には、宿泊数を考慮して
のホテル利用料金の計算や、領収証の発行などの付随し
た作業があり、ホテルフロントでのかかる作業の合理
化、簡素化が望まれている。特にチェックアウト時にホ
テル利用料金をフロントで支払う一般のホテルの場合、
朝の8時から10時頃までにチェックアウトする利用者
が多いため、フロントが混雑し、ホテル利用料金の支払
いに時間がかかるという問題もあった。また、クーポン
利用のようにホテル利用料金を前払いするシステムは、
一見合理的に見えるが、宿泊数を延長する場合は、延長
する時点かチェックアウト時にフロントでの支払いが必
要となり、上記の問題と同様の問題が生じる。
【0004】したがって、本発明はホテル利用料金の受
領に伴うホテルフロントでの作業を軽減し、かつホテル
利用料金を確実に回収することが可能で、かつ宿泊数を
延長する場合であってもホテル利用料金の受領に伴うホ
テルフロントでの作業を軽減し、かつホテル利用料金を
確実に回収することが可能なホテル利用料金受領システ
ム及びそのためのコンピュータプログラムを提供するこ
とを目的とする。
領に伴うホテルフロントでの作業を軽減し、かつホテル
利用料金を確実に回収することが可能で、かつ宿泊数を
延長する場合であってもホテル利用料金の受領に伴うホ
テルフロントでの作業を軽減し、かつホテル利用料金を
確実に回収することが可能なホテル利用料金受領システ
ム及びそのためのコンピュータプログラムを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明ではホテルフロントで利用者を特定するID
と、利用する部屋の種類又はその利用料金単価、宿泊数
がデータとして記録されている記録媒体を発行し、利用
者は、この記録媒体を受け取りこれを、例えばフロント
近傍に配されている代金受領・受領証発行装置に挿入す
るなどし、これにより代金受領・受領証発行装置は記録
媒体の記録データを読み取り、前記利用する部屋の種類
から利用料金単価を見出すか、あるいは前記利用料金が
前記データに含まれていれば、それを読み出し、前記宿
泊数に乗じて、ホテル利用料金合計金額を計算し、当該
ホテル利用料金合計金額を表示するかあるいは音声によ
り前記利用者に伝え、前記ホテル利用料金合計金額を現
金又はクレジットカードにて受領し、前記ホテル利用料
金合計金額を受領したときは、前受金受領証を発行する
ようにしていて、利用者は、この前受金受領証をフロン
トに提示することにより、フロントはホテル利用料金が
支払われたことを確認して、部屋のキーを当該利用者に
渡すことができる。
め、本発明ではホテルフロントで利用者を特定するID
と、利用する部屋の種類又はその利用料金単価、宿泊数
がデータとして記録されている記録媒体を発行し、利用
者は、この記録媒体を受け取りこれを、例えばフロント
近傍に配されている代金受領・受領証発行装置に挿入す
るなどし、これにより代金受領・受領証発行装置は記録
媒体の記録データを読み取り、前記利用する部屋の種類
から利用料金単価を見出すか、あるいは前記利用料金が
前記データに含まれていれば、それを読み出し、前記宿
泊数に乗じて、ホテル利用料金合計金額を計算し、当該
ホテル利用料金合計金額を表示するかあるいは音声によ
り前記利用者に伝え、前記ホテル利用料金合計金額を現
金又はクレジットカードにて受領し、前記ホテル利用料
金合計金額を受領したときは、前受金受領証を発行する
ようにしていて、利用者は、この前受金受領証をフロン
トに提示することにより、フロントはホテル利用料金が
支払われたことを確認して、部屋のキーを当該利用者に
渡すことができる。
【0006】すなわち本発明によれば、ホテルでのチェ
ックイン時あるいは予約時に、利用者を特定するID
と、利用する部屋の種類又はその利用料金単価、宿泊数
がデータとして記録されている記録媒体を発行するコン
ピュータと、前記記録媒体から、その記録データを読み
取り、前記利用する部屋の種類から利用料金単価を見出
すか、あるいは前記利用料金が前記データに含まれてい
れば、それを読み出し、前記宿泊数に乗じて、ホテル利
用料金合計金額を計算する読み取り・演算手段と、当該
ホテル利用料金合計金額を表示するかあるいは音声によ
り前記利用者に伝える伝達手段と、前記ホテル利用料金
合計金額を現金又はクレジットカードにて受領する、代
金受領手段と、前記代金受領手段が前記ホテル利用料金
合計金額を受領したときは、前受金受領証を発行する受
領証発行手段とを有する代金受領・受領証発行装置と
を、有するホテル利用料金受領システムが提供される。
ックイン時あるいは予約時に、利用者を特定するID
と、利用する部屋の種類又はその利用料金単価、宿泊数
がデータとして記録されている記録媒体を発行するコン
ピュータと、前記記録媒体から、その記録データを読み
取り、前記利用する部屋の種類から利用料金単価を見出
すか、あるいは前記利用料金が前記データに含まれてい
れば、それを読み出し、前記宿泊数に乗じて、ホテル利
用料金合計金額を計算する読み取り・演算手段と、当該
ホテル利用料金合計金額を表示するかあるいは音声によ
り前記利用者に伝える伝達手段と、前記ホテル利用料金
合計金額を現金又はクレジットカードにて受領する、代
金受領手段と、前記代金受領手段が前記ホテル利用料金
合計金額を受領したときは、前受金受領証を発行する受
領証発行手段とを有する代金受領・受領証発行装置と
を、有するホテル利用料金受領システムが提供される。
【0007】また本発明によれば、利用者を特定するI
Dと、利用する部屋の種類又はその利用料金単価、宿泊
数がデータとして記録されている記録媒体からその記録
データを読み取り、前記利用する部屋の種類から利用料
金単価を見出すか、あるいは前記利用料金が前記データ
に含まれていれば、それを読み出し、前記宿泊数に乗じ
て、ホテル利用料金合計金額を計算する読み取り・演算
ステップと、前記ホテル利用料金合計金額を表示するか
あるいは音声により前記利用者に伝える伝達ステップ
と、前記ホテル利用料金合計金額を現金又はクレジット
カードにて受領する、代金受領ステップと、前記代金受
領ステップで前記ホテル利用料金合計金額を受領したと
きは、前受金受領証を発行する受領証発行ステップと
を、有する代金受領・受領証発行をコンピュータに実行
させるためのコンピュータプログラムが提供される。
Dと、利用する部屋の種類又はその利用料金単価、宿泊
数がデータとして記録されている記録媒体からその記録
データを読み取り、前記利用する部屋の種類から利用料
金単価を見出すか、あるいは前記利用料金が前記データ
に含まれていれば、それを読み出し、前記宿泊数に乗じ
て、ホテル利用料金合計金額を計算する読み取り・演算
ステップと、前記ホテル利用料金合計金額を表示するか
あるいは音声により前記利用者に伝える伝達ステップ
と、前記ホテル利用料金合計金額を現金又はクレジット
カードにて受領する、代金受領ステップと、前記代金受
領ステップで前記ホテル利用料金合計金額を受領したと
きは、前受金受領証を発行する受領証発行ステップと
を、有する代金受領・受領証発行をコンピュータに実行
させるためのコンピュータプログラムが提供される。
【0008】また、ホテル利用料金合計金額を受領した
ときは、領収証を発行することは、本発明の好ましい態
様である。また、ホテル利用料金合計金額をどの利用者
から受領したかを示すデータをホテルフロントなど他の
コンピュータに送信することは、本発明の好ましい態様
である。
ときは、領収証を発行することは、本発明の好ましい態
様である。また、ホテル利用料金合計金額をどの利用者
から受領したかを示すデータをホテルフロントなど他の
コンピュータに送信することは、本発明の好ましい態様
である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施の形態について説明する。図1は本発明に係
るホテル利用料金受領システムの全体を模式的に示す図
である。本発明のホテル利用料金受領システムは、ホテ
ルフロントなどに配されるものであり、まず第1にホテ
ルフロントに配置されるサーバとして機能するコンピュ
ータシステム18とホテルフロント近傍などに配される
代金受領・受領証発行装置22とを有する。
ましい実施の形態について説明する。図1は本発明に係
るホテル利用料金受領システムの全体を模式的に示す図
である。本発明のホテル利用料金受領システムは、ホテ
ルフロントなどに配されるものであり、まず第1にホテ
ルフロントに配置されるサーバとして機能するコンピュ
ータシステム18とホテルフロント近傍などに配される
代金受領・受領証発行装置22とを有する。
【0010】コンピュータシステム18は、コンピュー
タ本体14と、これに接続された記録媒体発行機16と
を有している。記録媒体発行機16は記録媒体20とし
てPETカードを発行するよう構成されていて、ホテル
でのチェックイン時あるいは予約時に、利用者を特定す
るIDと、利用する部屋の種類又はその利用料金単価、
宿泊開始日、宿泊数がデータとして記録されている記録
媒体(PETカード)20を発行する。IDとしては、
例えば4桁程度の0001から始まるシリアル番号を用
いることができる。
タ本体14と、これに接続された記録媒体発行機16と
を有している。記録媒体発行機16は記録媒体20とし
てPETカードを発行するよう構成されていて、ホテル
でのチェックイン時あるいは予約時に、利用者を特定す
るIDと、利用する部屋の種類又はその利用料金単価、
宿泊開始日、宿泊数がデータとして記録されている記録
媒体(PETカード)20を発行する。IDとしては、
例えば4桁程度の0001から始まるシリアル番号を用
いることができる。
【0011】代金受領・受領証発行装置22は、記録媒
体20を受け入れるスロット22Bと、表示部22A
と、現金受入スロット22Cと、釣り銭排出口22D
と、前受金受領証排出口22Eとを有している。なお、
コンピュータ14は図示省略の通信装置を有していて、
インターネット12を介して外部の利用者のコンピュー
タ10と通信可能である。
体20を受け入れるスロット22Bと、表示部22A
と、現金受入スロット22Cと、釣り銭排出口22D
と、前受金受領証排出口22Eとを有している。なお、
コンピュータ14は図示省略の通信装置を有していて、
インターネット12を介して外部の利用者のコンピュー
タ10と通信可能である。
【0012】図1のシステムは、次のように動作する。
ホテル利用者は、ホテルを利用するにあたり、前もって
予約することもできるし、予約せず直接ホテルフロント
を訪れることもできる。直接訪れる場合を最初に説明す
ると、ホテルフロントに現れた利用者は、自己の氏名と
希望する部屋あるいは希望料金、さらに予定宿泊数をフ
ロントの係員に伝える。フロントの係員は、これらの情
報をコンピュータ14に入力する。入力が終了して内容
が確認されると、コンピュータ14からこれらのデータ
が記録媒体発行機16に送られ、記録媒体20にこれら
のデータが記録される。記録の方式としては、磁気記
録、光学記録、ICチップへの電子データとしての記録
などが可能であるが、記録媒体20がPETカードであ
る場合は、未記録のPETカード20を記録媒体発行機
16の記録媒体挿入スロット16Aに挿入し、内部の記
録機によりこれらの情報が文字としてPETカード20
に記録される。
ホテル利用者は、ホテルを利用するにあたり、前もって
予約することもできるし、予約せず直接ホテルフロント
を訪れることもできる。直接訪れる場合を最初に説明す
ると、ホテルフロントに現れた利用者は、自己の氏名と
希望する部屋あるいは希望料金、さらに予定宿泊数をフ
ロントの係員に伝える。フロントの係員は、これらの情
報をコンピュータ14に入力する。入力が終了して内容
が確認されると、コンピュータ14からこれらのデータ
が記録媒体発行機16に送られ、記録媒体20にこれら
のデータが記録される。記録の方式としては、磁気記
録、光学記録、ICチップへの電子データとしての記録
などが可能であるが、記録媒体20がPETカードであ
る場合は、未記録のPETカード20を記録媒体発行機
16の記録媒体挿入スロット16Aに挿入し、内部の記
録機によりこれらの情報が文字としてPETカード20
に記録される。
【0013】ホテル利用者は、この記録媒体20を受け
取り、近傍に配されている代金受領・受領証発行装置2
2のPETカードスロット22Bに差し込む。図2は、
代金受領・受領証発行装置22内部のCPU(中央演算
処理装置)の動作を示すフローチャートである。まず、
CPUが起動すると、所定のメモリやレジスタをクリア
するなどのイニシャライズが行われ(ステップS1)、
次いでステップS2でPETカード20が挿入されたか
否かが判断される。挿入を確認すると、ステップS3
で、そのデータを読み取りPETカード20を排出し、
ステップS4で、利用する部屋の種類から利用料金単価
を見出すか、あるいは利用料金がデータに含まれていれ
ば、それを読み出し、宿泊数に乗じて、ホテル利用料金
合計金額(単に合計料金とも言う)を計算する(ステッ
プS4)。いま、単価が8500円で宿泊数が2泊であ
れば、8500円×2=17000円がホテル利用料金
合計金額として算出され、当該金額が表示部22Aに表
示される(ステップS5)。なお、宿泊開始日が当日で
あることをも確認することは、間違いを防ぐ観点から好
ましい態様である。
取り、近傍に配されている代金受領・受領証発行装置2
2のPETカードスロット22Bに差し込む。図2は、
代金受領・受領証発行装置22内部のCPU(中央演算
処理装置)の動作を示すフローチャートである。まず、
CPUが起動すると、所定のメモリやレジスタをクリア
するなどのイニシャライズが行われ(ステップS1)、
次いでステップS2でPETカード20が挿入されたか
否かが判断される。挿入を確認すると、ステップS3
で、そのデータを読み取りPETカード20を排出し、
ステップS4で、利用する部屋の種類から利用料金単価
を見出すか、あるいは利用料金がデータに含まれていれ
ば、それを読み出し、宿泊数に乗じて、ホテル利用料金
合計金額(単に合計料金とも言う)を計算する(ステッ
プS4)。いま、単価が8500円で宿泊数が2泊であ
れば、8500円×2=17000円がホテル利用料金
合計金額として算出され、当該金額が表示部22Aに表
示される(ステップS5)。なお、宿泊開始日が当日で
あることをも確認することは、間違いを防ぐ観点から好
ましい態様である。
【0014】次いで、利用者は、表示金額に該当する現
金を現金受入スロット22Cに挿入する。ステップS6
では、現金が投入されたかを確認し、投入されると、ス
テップS7で投入現金の総額を読み取り、表示した合計
料金に達したか否かを確認する。この確認がされると、
ステップS8で、前受金受領証24を前受金受領証排出
口22Eから排出して発行する。釣り銭があるときは、
釣り銭排出口22Dから釣り銭を提供する。また、前受
金受領証24に加えて領収証(レシート)を発行するこ
ともできる。
金を現金受入スロット22Cに挿入する。ステップS6
では、現金が投入されたかを確認し、投入されると、ス
テップS7で投入現金の総額を読み取り、表示した合計
料金に達したか否かを確認する。この確認がされると、
ステップS8で、前受金受領証24を前受金受領証排出
口22Eから排出して発行する。釣り銭があるときは、
釣り銭排出口22Dから釣り銭を提供する。また、前受
金受領証24に加えて領収証(レシート)を発行するこ
ともできる。
【0015】図1及び図2に示した実施の形態では、現
金を受領するよう構成されているが、クレジットカード
を利用してホテル利用料金を回収するよう構成すること
もできる。
金を受領するよう構成されているが、クレジットカード
を利用してホテル利用料金を回収するよう構成すること
もできる。
【0016】前受金受領証24には、ホテル利用料金が
支払われたことを示す内容と、ホテルの部屋番号が示さ
れている。また、利用者のIDをも記載しておくこと
は、間違いを防ぐ意味で好ましい態様である。利用者
は、前受金受領証24をフロントの係員に提示し、示さ
れた部屋番号のキー26を受け取る。なお、複数の部屋
の料金が同一である場合は、前受金受領証24に部屋番
号を表示せず、料金か部屋のランクを表示しておき、当
該料金又はランクの部屋のキー26を受け取るようにす
ることもできる。こうして、利用者は、キー26を受け
取りホテルの部屋へ行くこととなる。
支払われたことを示す内容と、ホテルの部屋番号が示さ
れている。また、利用者のIDをも記載しておくこと
は、間違いを防ぐ意味で好ましい態様である。利用者
は、前受金受領証24をフロントの係員に提示し、示さ
れた部屋番号のキー26を受け取る。なお、複数の部屋
の料金が同一である場合は、前受金受領証24に部屋番
号を表示せず、料金か部屋のランクを表示しておき、当
該料金又はランクの部屋のキー26を受け取るようにす
ることもできる。こうして、利用者は、キー26を受け
取りホテルの部屋へ行くこととなる。
【0017】利用者が2泊分の料金を支払った状態で、
2泊でチェックアウトする場合は、チェックアウト時に
キー26をフロントに渡せばよい。一方、宿泊を延長す
る場合は、その旨フロントに伝え、フロントではPET
カード20を書き換えるか、あるいは新たなPETカー
ド20を発行する。利用者は、チェックイン時と同様に
代金受領・受領証発行装置22を利用して延長分の料金
を支払うこととなる。
2泊でチェックアウトする場合は、チェックアウト時に
キー26をフロントに渡せばよい。一方、宿泊を延長す
る場合は、その旨フロントに伝え、フロントではPET
カード20を書き換えるか、あるいは新たなPETカー
ド20を発行する。利用者は、チェックイン時と同様に
代金受領・受領証発行装置22を利用して延長分の料金
を支払うこととなる。
【0018】上記実施の形態の説明では、利用者が予約
なしでホテルを訪れた場合を例にとり説明したが、利用
者は自己のパソコン10を利用してインターネット12
を介してホテルのコンピュータシステム18にアクセス
し、予約することができる。予約の方法としては、ホテ
ルのホームページにアクセスし、空き部屋を確認して、
希望する部屋と料金を確認して自己の氏名と予定宿泊数
を所定欄に入力することができる。ホテルのコンピュー
タ14は、予約の内容を記録媒体発行機16に送り、予
約時点でPETカード20を発行することができる。一
方、予約の時点では、PETカード20を発行せず、予
約内容をコンピュータ14の記録媒体に保持しておき、
当該予約した利用者がフロントに現れた段階で、PET
カード20を直ちに発行するようにすることもできる。
なしでホテルを訪れた場合を例にとり説明したが、利用
者は自己のパソコン10を利用してインターネット12
を介してホテルのコンピュータシステム18にアクセス
し、予約することができる。予約の方法としては、ホテ
ルのホームページにアクセスし、空き部屋を確認して、
希望する部屋と料金を確認して自己の氏名と予定宿泊数
を所定欄に入力することができる。ホテルのコンピュー
タ14は、予約の内容を記録媒体発行機16に送り、予
約時点でPETカード20を発行することができる。一
方、予約の時点では、PETカード20を発行せず、予
約内容をコンピュータ14の記録媒体に保持しておき、
当該予約した利用者がフロントに現れた段階で、PET
カード20を直ちに発行するようにすることもできる。
【0019】上記実施の形態では、前受金受領証を発行
する構成としているが、PETカード20に前受金受領
証の機能を持たせるよう構成することもできる。すなわ
ち、図2のフローチャートのステップS3で、そのデー
タを読み取りPETカード20を排出する代わりに、P
ETカード20を内部に保持しておき、ステップS7で
所定金額の受領が確認されると、ステップS8で前受金
受領証を発行する代わりにPETカード20に前受金受
領の旨を記載して、PETカード20を排出するように
することができる。
する構成としているが、PETカード20に前受金受領
証の機能を持たせるよう構成することもできる。すなわ
ち、図2のフローチャートのステップS3で、そのデー
タを読み取りPETカード20を排出する代わりに、P
ETカード20を内部に保持しておき、ステップS7で
所定金額の受領が確認されると、ステップS8で前受金
受領証を発行する代わりにPETカード20に前受金受
領の旨を記載して、PETカード20を排出するように
することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ホ
テルフロントでのホテル利用料金の受け取りが確実であ
り、フロントでの作業が簡素化され、かつ宿泊数を延長
する場合であってもホテル利用料金の受領に伴うホテル
フロントでの作業を軽減し、かつホテル利用料金を確実
に回収することが可能なホテル利用料金受領システム並
びにそのためのコンピュータプログラムを提供すること
ができる。
テルフロントでのホテル利用料金の受け取りが確実であ
り、フロントでの作業が簡素化され、かつ宿泊数を延長
する場合であってもホテル利用料金の受領に伴うホテル
フロントでの作業を軽減し、かつホテル利用料金を確実
に回収することが可能なホテル利用料金受領システム並
びにそのためのコンピュータプログラムを提供すること
ができる。
【図1】本発明に係るホテル利用料金受領システムの全
体を模式的に示す図である。
体を模式的に示す図である。
【図2】図1中の代金受領・受領証発行装置22が有す
るCPUの動作を示すフローチャートである。
るCPUの動作を示すフローチャートである。
10 コンピュータ(パソコン)
12 インターネット
14 コンピュータ(サーバ)
16 記録媒体発行機
16A 記録媒体挿入スロット
18 コンピュータシステム
20 記録媒体(PETカード)
22 代金受領・受領証発行装置
22A 表示部
22B PETカード挿入スロット
22C 現金受入スロット
22D 釣り銭排出口
22E 前受金受領証排出口
24 前受金受領証
26 キー
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 小菅 敏夫
神奈川県相模原市橋本3−4−4 橋本パ
ークホテル内
Claims (9)
- 【請求項1】 ホテルでのチェックイン時あるいは予約
時に、利用者を特定するIDと、利用する部屋の種類又
はその利用料金単価、宿泊数がデータとして記録されて
いる記録媒体を発行するコンピュータと、 前記記録媒体から、その記録データを読み取り、前記利
用する部屋の種類から利用料金単価を見出すか、あるい
は前記利用料金が前記データに含まれていれば、それを
読み出し、前記宿泊数に乗じて、ホテル利用料金合計金
額を計算する読み取り・演算手段と、当該ホテル利用料
金合計金額を表示するかあるいは音声により前記利用者
に伝える伝達手段と、前記ホテル利用料金合計金額を現
金又はクレジットカードにて受領する代金受領手段と、
前記代金受領手段が前記ホテル利用料金合計金額を受領
したときは、前受金受領証を発行する受領証発行手段と
を有する代金受領・受領証発行装置とを、 有するホテル利用料金受領システム。 - 【請求項2】 前記代金受領・受領証発行装置が、さら
に領収証を発行する手段を有する請求項1に記載のホテ
ル利用料金受領システム。 - 【請求項3】 前記コンピュータが、通信手段を有し、
インターネットを通じて利用の予約を受け付け、予約が
行われた時点で前記記録媒体を発行するよう構成されて
いる請求項1又は2に記載のホテル利用料金受領システ
ム。 - 【請求項4】 前記コンピュータが、通信手段を有し、
インターネットを通じて利用の予約を受け付け、予約が
行われた時点で前記データを保存し、当該予約した利用
者が前記ホテルフロントを訪れたときに、前記保存して
いたデータを前記記録媒体に記録して前記記録媒体を発
行するよう構成されている請求項1又は2に記載のホテ
ル利用料金受領システム。 - 【請求項5】 前記記録媒体はPETカードである請求
項1から4のいずれか1つに記載のホテル利用料金受領
システム。 - 【請求項6】 前記代金受領・受領証発行装置及び前記
コンピュータがそれぞれ通信手段を有し、前記代金受領
・受領証発行装置が前記ホテル利用料金合計金額をどの
利用者から受領したかを示すデータを、前記コンピュー
タに送信するよう構成されている請求項1から5のいず
れか1つに記載のホテル利用料金受領システム。 - 【請求項7】 利用者を特定するIDと、利用する部屋
の種類又はその利用料金単価、宿泊数がデータとして記
録されている記録媒体からその記録データを読み取り、
前記利用する部屋の種類から利用料金単価を見出すか、
あるいは前記利用料金が前記データに含まれていれば、
それを読み出し、前記宿泊数に乗じて、ホテル利用料金
合計金額を計算する読み取り・演算ステップと、 前記ホテル利用料金合計金額を表示するかあるいは音声
により前記利用者に伝える伝達ステップと、 前記ホテル利用料金合計金額を現金又はクレジットカー
ドにて受領する、代金受領ステップと、 前記代金受領ステップで前記ホテル利用料金合計金額を
受領したときは、前受金受領証を発行する受領証発行ス
テップとを、 有する代金受領・受領証発行をコンピュータに実行させ
るためのコンピュータプログラム。 - 【請求項8】 前記代金受領ステップで前記ホテル利用
料金合計金額を受領したときは、領収証を発行するステ
ップをさらに有する請求項7に記載のコンピュータプロ
グラム。 - 【請求項9】 前記ホテル利用料金合計金額をどの利用
者から受領したかを示すデータを他のコンピュータに送
信するステップをさらに含む請求項7又は8に記載のコ
ンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001359856A JP2003162588A (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | ホテル利用料金受領システム及びそのためのコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001359856A JP2003162588A (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | ホテル利用料金受領システム及びそのためのコンピュータプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003162588A true JP2003162588A (ja) | 2003-06-06 |
Family
ID=19170778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001359856A Pending JP2003162588A (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | ホテル利用料金受領システム及びそのためのコンピュータプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003162588A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EA009314B1 (ru) * | 2004-09-30 | 2007-12-28 | Арузе Корп. | Игровой автомат и игровая система |
-
2001
- 2001-11-26 JP JP2001359856A patent/JP2003162588A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EA009314B1 (ru) * | 2004-09-30 | 2007-12-28 | Арузе Корп. | Игровой автомат и игровая система |
US8075394B2 (en) | 2004-09-30 | 2011-12-13 | Universal Entertainment Corporation | Gaming machine and game system |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040629 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041124 |