JP2003162584A - 電子式栄養管理装置 - Google Patents

電子式栄養管理装置

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JP2003162584A
JP2003162584A JP2001362201A JP2001362201A JP2003162584A JP 2003162584 A JP2003162584 A JP 2003162584A JP 2001362201 A JP2001362201 A JP 2001362201A JP 2001362201 A JP2001362201 A JP 2001362201A JP 2003162584 A JP2003162584 A JP 2003162584A
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nutrition
intake
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Tateaki Koike
建明 小池
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データの入力が容易で、栄養管理状態を的確に
把握することができる、栄養管理の専門家にも、一般的
な使用者にも有用な電子式栄養管理装置を提供するこ
と。 【解決手段】記憶手段、入力手段、制御手段および出力
手段を備えた電子式栄養管理装置において、制御手段3
に、少なくとも、記憶手段1に格納されている前記食品
別または調理品別の栄養データおよび前記食品または調
理品に関する前記入力データを基に、栄養摂取量を計算
する計算手段ならびに前記個人情報および前記栄養摂取
量を基に、各個人に関する栄養管理状態を判定する判定
手段を装備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯可能な大きさ
の電子式栄養管理装置に関し、さらに詳しくは、電子機
器にあまり馴染みのない使用者にもデータの入力や扱い
が容易で、かつ栄養管理に必要な有効なデータが得られ
るとともに、栄養管理状態を速やかに把握することがで
き、かつ栄養管理の専門家にも有用な電子式栄養管理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】日常の食生活における栄養摂取は、健康
な人にも、病気疾患のある人にも注意深く、適正に管理
されなければならない事項である。例えば、学校給食、
健康な一般家庭における日々の食事、病気治療中の患者
の食事など、どのような場合にも、それぞれの成育状
態、健康状態、病状などに合った栄養管理が行われなけ
ればならない。
【0003】特に、多くの人々を対象に栄養指導、栄養
管理を行う栄養士や、病気治療が必要な患者に対して病
状に応じた食事指導を行う立場にある医師にとっては、
栄養管理は、極めて重要で、責任の重い業務である。ま
た、表面的には健康であっても、肥満傾向のある人や病
気にかかりやすい人なども、自分自身で常に栄養管理に
注意を払う必要がある。
【0004】栄養管理を行う上で、基本になるのは栄養
摂取量の把握である。料理に用いられる食品の種類やそ
の量が分かれば、食品毎に、カロリー、蛋白質、脂質、
糖質、鉄分、塩分等の栄養素の量が定められている「基
準食料構成表」などを基に、栄養摂取量を計算すること
ができる。この栄養摂取量の計算は、献立を立てる上で
は基礎的な事項であるので、カロリーの摂取量の計算
器、各栄養素別の摂取量の計算器等、数多くの提案がな
されている。これらの計算器は、栄養摂取量の目標値が
分かっていて献立を決めるような場合には、便利な装置
である(例えば、特開昭59−41075号公報、特開
昭61−231659号公報)。
【0005】一方、予め決められた料理だけを食べるの
ではなく、料理を食べた後で、栄養摂取量を求める必要
がある場合も少なくない。例えば、家庭で食事をした後
で、健康管理のためにカロリー摂取量を求めたい場合、
血圧に注意を払わなければならない人が、塩分やその他
の栄養素の摂取量を求めたい場合がある。栄養素の摂取
量は、1回単位の食事だけではなく、長期間にわたる摂
取量を把握することが重要である。そのようなデータ
は、その後の栄養摂取量を求めたり、料理の献立を立て
る上で、極めて重要である。このような調理品を基に、
栄養摂取量を求める計算器についてもいくつかの提案が
行われている(例えば、特開平9−34845号公
報)。
【0006】上記のように、栄養管理には、食品をベー
スに栄養摂取量を求める場合と調理品をベースに栄養摂
取量を求める場合とがある。食品をベースとするのは、
主に栄養士や医師のような栄養管理を行う立場にある専
門家、調理品をベースとするのは、このような専門家以
外に、栄養管理を受ける立場にある人が含まれる。
【0007】栄養管理という観点では、栄養摂取量だけ
ではなく、各人の運動量のような栄養消費量も把握され
なければならない。消費量を基に必要な摂取量を決める
必要があるからである。そのために、カロリー消費量を
求めることができる機能を備える栄養診断器も提案され
ている(例えば、特開平6−266695号公報、特開
平7−84994号公報)。
【0008】専門家が、栄養摂取量の計算を行う場合
や、個人個人が自分自身の栄養摂取量を把握し、食事の
取り方の参考にするような場合には、従来提案されてい
るような栄養計算装置を用いることによって、ほぼその
目標は達成されると考えられる。ただし、栄養摂取量に
関するデータの入力は、それほど簡単ではない。専門家
であれば、仕事上有用な装置であるので、効果的に利用
されていることが多い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、個人個人が、
自分自身の適切な栄養摂取量を把握するために、このよ
うな計算装置を利用しようとしても、データの入力が簡
単ではないために、長続きしにくい。また、このような
電子機器の扱いには不慣れな人には、馴染みにくい装置
といえる。さらに、データを入力したとしても、その使
用者が希望する診断結果や指示が得られなければ、継続
的に利用されないという結果になりやすい。
【0010】上述のように、栄養管理においては、栄養
管理を行う立場にある専門家である管理者と、栄養管理
を受ける立場にある人または自ら栄養管理を行う必要性
を感じている人(両者を合わせて、便宜的に「被管理
者」と記す)がある。管理者が、被管理者の日常の栄養
摂取量やカロリー消費量に関するデータを把握すること
ができ、そのデータを利用できれば、個人個人に合った
最適な栄養管理を行うことが可能である。また、被管理
者の栄養摂取量や運動量に応じた適切なアドバイスが可
能であるので、栄養管理の効果を著しく向上させること
ができる。しかし、従来の栄養計算装置では、このよう
な管理者と被管理者とを有機的に結びつけることについ
ては考慮されていない。そのために、十分にその機能が
発揮されているとは言い難い。また、客観的な判断に基
づく自分自身の栄養管理状態の適否を、理解しやすい形
式で確認することが容易ではない。
【0011】本発明は、入力するデータに関する定量的
な数値が把握されていない場合でもデータの入力や扱い
が容易で、かつ栄養管理に必要な有効なデータが得られ
るとともに、栄養管理状態の適否を客観的な表現で知る
ことが可能で、栄養管理を行う立場にある専門家にも、
栄養管理を受ける立場にある被管理者または一般的な使
用者にも有用な電子式栄養管理装置を提供することを目
的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子式栄養
管理装置は、記憶手段、入力手段、制御手段および出力
手段を備えた電子式栄養管理装置において、前記記憶手
段が、少なくとも、食品別の栄養データ、調理品別の栄
養データ、前記装置へのデータ入力者の個人情報および
計算・判定結果を格納する格納手段を備え、前記入力手
段が、少なくとも、入力データが食品か調理品かを選択
させる食品区分選択手段、前記食品または調理品のデー
タ入力方法が定性的入力か定量的入力かを選択させる入
力モード選択手段、前記食品または調理品の摂取データ
を入力するデータ入力手段および栄養管理状態の判定結
果を出力する形式を選択させる出力モード選択手段を備
え、前記制御手段が、少なくとも、前記記憶手段に格納
されている前記食品別または調理品別の栄養データおよ
び前記食品または調理品に関する前記入力データを基
に、栄養摂取量を計算する計算手段ならびに前記個人情
報および前記栄養摂取量を基に、各個人に関する栄養管
理状態を判定する判定手段を備え、前記出力手段が、前
記出力モード選択手段で選択されたモードに従って、前
記栄養管理状態の適否に関する判定結果を出力する判定
結果出力手段を備えていることを特徴としている。
【0013】また、前記電子式栄養管理装置は、前記制
御手段が、前記入力手段から入力された運動量データ、
前記個人情報および計算された前記栄養摂取量を基に、
カロリー摂取量、運動量に応じたカロリー消費量および
カロリー必要量を計算し、カロリー摂取量の適否を判定
する判定手段を備えていることが望ましい。さらに、前
記判定結果を出力するモードが、栄養素別のグラフ、表
およびメッセージによる表示のうちの少なくとも1つで
あることが望ましい。
【0014】一方、電子式栄養管理装置は、少なくと
も、前記計算・判定用のデータおよび判定結果に関する
データを、電子データとして出力可能な出力端子を備え
ていることが望ましく、また、記録媒体への入出力手段
を備えていることが望ましい。
【0015】本発明に係る電子式栄養管理装置において
は、前記入力手段が、キーボード式、タッチパネル式あ
るいは音声入力式のうちの少なくとも1つで構成されて
いることが望ましく、装置構成が、折りたたみ式の手帳
型で、一方の内面側にタッチパネル膜が積層された液晶
スクリーン型の表示手段を備えていることが望ましい。
【0016】なお、本発明の説明で用いられる「食品」
とは、料理に加工される前の素材を意味し、「調理品」
とは、通常何種類かの食品を素材として、調理された物
を意味する。また、「定性的」と「定量的」という用語
は、本発明の場合、両者の間の相対的な相違を表すもの
であり、「定性的入力」であっても、後に説明するよう
に、数値を用いるデータ入力を含む場合がある。この
他、用語として、「栄養摂取量」の場合のように、「摂
取」という表現を用いている。この「摂取」について
は、食事後のデータであれば文字どおり摂取を意味する
が、献立計算のような場合には、それだけの量を食べた
場合に摂取される予定の量を意味する。すなわち、「摂
取」には、過去の場合と未来の場合の両者が含まれる。
【0017】上記の本発明に係る電子式栄養管理装置で
は、データの入力の際に、簡単な入力方法である定性的
入力と、正確な入力方法である定量的入力のいずれかを
選択することができる。したがって、電子機器に不慣れ
な人や入力するデータに関する定量的な数値が把握され
ていない場合の使用、正確なデータを必要とする専門家
の使用にも適した装置である。すなわち、前述の管理者
にも、被管理者にも有用な装置である。この他、入力さ
れたデータを基に、個人情報を考慮した上で、栄養管理
状態に関する判定結果を、選択された出力モードに従っ
て出力する機能を備えている。そのため、各人の栄養管
理状態を、即座に分かりやすい形式で表示することがで
きる。したがって、この装置のデータ入力者や被管理者
は、自分自身の栄養管理状態を、明確で、理解しやすい
表現で把握することができる。
【0018】また、この装置の使用者や被管理者の運動
量に関するデータが入力されると、カロリー摂取量の適
否に関して、正確な判定結果を求めることができ、か
つ、表示することができる。栄養管理状態の判定結果に
ついては、選択された出力モードに応じて、グラフ形
式、メッセージ形式等、装置のデータ入力者(使用者)
が希望する形式で表示することができる。したがって、
装置のデータ入力者は、それぞれの好みに応じた形式
で、判定結果を確認することができる。
【0019】さらに、前記装置に設けられた電子データ
入出力端子、または記録媒体用の入出力端子を利用すれ
ば、管理者とデータ入力者である被管理者との間のデー
タの相互利用が可能であり、管理者と被管理者との間を
有機的に結びつけることができる。そのような利用方法
によれば、本発明に係る電子式栄養管理装置のいっそう
高度な活用が可能である。
【0020】上記の電子式栄養管理装置の形態を、折り
たたみ式の手帳型にすると、コンパクトで携帯に便利で
あるので、場所を選ばずに使用することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態に係
る電子式栄養管理装置(以下、単に「本装置」と記す)
の構成例を示すブロック図である。本装置は、記憶手段
1、入力手段2、制御手段3および出力手段4を含んで
構成されている。
【0022】記憶手段1は、少なくとも、図1に示した
6つのデータ格納手段を備えており、その内訳は、食品
別栄養データファイル1−1、調理品別栄養データファ
イル1−2、個人情報ファイル1−3、食品・調理品摂
取量データファイル1−4、運動量データファイル1−
5および栄養管理判定結果ファイル1−6である。な
お、これらのファイルは、説明上便宜的に分割されたも
のであり、システム上いくつかのファイルがまとめられ
ていても差し支えない。また、上記の格納手段における
データファイルについては、後で具体的に説明する。
【0023】入力手段2は、キーボード型、タッチパネ
ル型いずれでもよく、その両者が併用されていてもよ
い。また、音声入力装置等その他の入力装置であっても
よい。
【0024】制御手段3は、入力された食品・食料品摂
取量データを基に、定性的データから定量的データへの
変換、日々の栄養摂取量の計算、運動量データを基にし
たカロリー消費量の計算、指定された特定の期間におけ
る栄養摂取量の累計等の計算を行う計算手段と、求めら
れた栄養摂取量と個人情報として記憶手段1に格納され
ている基準値との比較に基づく、栄養管理状態、すなわ
ち栄養摂取量の適否の判定および判定結果の出力を指示
する判定手段とを含んで構成されている。さらに、制御
手段3は、装置全体の動作をコントロールする機能を備
えている。
【0025】出力手段4は、装置の操作に関するメニュ
ーを表示するとともに、操作する上で必要な情報の表
示、入力されたデータを確認するための表示、栄養管理
状態に関する判定結果の表示等、主として視覚による情
報の提供を行うための手段である。この他、判定結果な
どを音声で出力し、聴覚を通じて情報を伝達する手段を
併用することもできる。出力手段4の表示部としては、
液晶スクリーン、タッチパネル膜が積層された液晶スク
リーンなどが好適である。
【0026】前記の格納手段におけるデータファイルに
ついて、具体的に説明するとつぎのとおりである。食品
別栄養データファイル1−1は、食品毎に単位質量当た
りの各栄養素の含有量が定められた一覧表を意味する。
利用可能な一覧表には、例えば、図2に示す「基準食料
構成表」がある。食品別栄養データファイル1−1に
は、このようなデータを格納しておく。
【0027】調理品別栄養データファイル1−2は、調
理品別に単位質量当たりの各栄養素の含有量が定められ
た一覧表を意味する。通常、栄養管理に用いられる献立
表には、献立別すなわち調理品別に、単位質量当たりま
たは単位人数(用いられる食品質量)当たりの各栄養素
の摂取量が表示されている。図3に、献立表の1例を示
す。図3に示した例は、献立別(調理品別)に、用いら
れる各食品と各食品が含む各栄養素の量が表示されてい
る。調理品別栄養データファイル1−2に、格納される
データとしては、図3に示したような献立に使われる食
品単位に栄養量が定められているものでもよく、献立
(調理品)単位に各栄養素の量の合計が定められている
ものでもよい。
【0028】個人情報ファイル1−3は、本装置への栄
養データ入力者の情報を格納するファイルである。格納
する情報には、例えば、身長、体重、年齢、性別、基礎
代謝基準値、各栄養素別の栄養所要量、日常生活におけ
る生活活動度指数、カロリー・糖質・塩分などの摂取量
制限値、その他の身体的・健康的情報などがある。な
お、これらの情報の他に必要な情報が生じた場合には、
随時入力することができるような構成としておくことが
望ましい。また、1台の装置に、複数の使用者の個人情
報を格納することができるようにしてもよい。
【0029】食品・調理品摂取量データファイル1−4
は、入力された食品および調理品の摂取量データおよび
そのデータを基に、栄養素別に摂取量を計算した結果の
データを格納するファイルである。これらのデータは、
年月日別、朝・昼・夜等の日内区分別に格納する形式と
するのが望ましい。
【0030】運動量データファイル1−5は、本装置へ
の栄養データ入力者が行った日々の運動量を格納するフ
ァイルである。運動の種目、運動時間および運動の程度
が入力されて、それらのデータが保存される形式のファ
イルであることが望ましい。運動の程度は、「強、中、
弱」程度の区分でよい。運動に関するファイルとして
は、この他、運動量やカロリー消費量を計算する際に必
要となる、運動の種目別に、運動の強度が示されたテー
ブルを設けておくことが望ましい。なお、これらのデー
タなどから運動量やカロリー消費量を計算する方法につ
いては、後に説明する。
【0031】栄養管理判定結果ファイル1−6は、ファ
イル1−1から1−5に格納されているデータを基に、
制御手段3によって実行された栄養管理状態の判定結果
を格納するファイルである。この栄養管理判定結果ファ
イル1−6には、1日単位、1週間単位、1ヶ月単位
等、特定の期間単位で判定された結果が、常時格納され
ていることが望ましい。
【0032】図4に、本発明の実施の形態に係る装置の
外観図を示す。図4に示した装置例は、折りたたみ式の
手帳型の場合であり、一方の面(図4における下側)に
は主に入力手段2としての入力部11、他方の面(図4
における上側)には主に出力手段4としての表示部12
が設けられた構成となっている。ただし、この装置の場
合、表示部12は出力のみではなく、データの入力を行
うことができる入力手段2としての機能も有する構造と
なっている。
【0033】入力部11は、主としてキーボードタイプ
の入力装置で構成されており、「ひらがな入力」と「ロ
ーマ字入力」を兼ねた文字入力キー、テンキー、食品別
と調理品別選択キーなどが設けられている。また、側面
には、入力されたデータや栄養管理判定結果をプリント
するためのプリンタへの接続用のコネクタ13、プリン
トされるデータや各ファイルに格納されているデータを
記録媒体に記憶させたり、または記録媒体から該当する
ファイルにデータを読み込ませるための記録媒体用の入
出力部14を備えている。なお、入力部11は、タッチ
パネルで構成してもよい。
【0034】表示部12には、タッチパネル膜が積層さ
れた液晶スクリーン型の画面15、カロリー、蛋白質、
脂肪、塩分などの主要な栄養素の量(摂取量、基準量
等)の表示窓16、年月日と日内区分(朝、昼、夜等)
の表示窓17、メニュー・日付・日内区分の選択キー1
8が設けられている。画面15は、本装置の使用者が、
装置に対して様々な動作を指示したり、データを入力し
たり、入力されたデータや栄養管理に関する判定結果を
目で確認することに利用される画面である。
【0035】本装置の場合、メニューキーが押される
と、画面15にメニューが表示され、該当する操作を選
択することができるように構成されていることが望まし
い。図5に、メニュー画面の1例を示す。「データ入
力」は、「食品・調理品」のデータ入力か、「運動量」
データ入力か、「個人情報」データ入力かを選択する項
目である。「計算」は、「摂取量」の計算か、「消費
量」の計算か、両者を合わせた「バランス」の計算かを
選択する項目である。「判定」は、栄養管理状態に関す
る判定結果の出力モードを選択する項目であり、「グラ
フ表示」、「メッセージ表示」またはその両者などを選
択する項目である。このメニュー画面の構成は、装置の
機能に応じて、適宜定めればよい。画面15を、タッチ
パネル膜が積層された液晶スクリーンで形成しておくこ
とにより、スクリーンに表示された項目の内、該当する
項目が表示された箇所を、使用者が指で触れるだけで、
希望する操作や操作上の条件などを選択することができ
る。
【0036】年月日と日内区分の表示窓17は、文字ど
おり年月日と日内区分を表示する窓である。例えば、メ
ニュー・日付・日内区分の選択キー18の内の日付キー
が押されると、年月日表示窓に入力を示すカーソルが表
示され、入力部11に備えられたテンキーから数字を入
力することができるように構成されている。
【0037】図6および図7に、本装置における主要な
動作を説明するためのフローチャートを示す。図6およ
び図7に示した主要な動作とは、本装置で実行されるも
っとも特徴的かつ重要な動作であり、食品・調理品摂取
量データの入力から、栄養管理状態の判定、判定結果の
出力、データ類のファイルへの登録(格納)までの過程
を意味する。なお、これらの過程の内、図6には、食品
・調理品摂取量データの入力から、栄養管理状態の判定
と判定結果の出力まで、図7には、データ類のファイル
への登録(格納)の過程を示した。
【0038】はじめに、使用者が装置の電源スイッチを
オンにすると、操作が装置の立ち上げから始まる場合に
は、図4に示した画面15に、最初に図5に例示したよ
うなメニューが表示される。この段階で、装置の使用者
は操作しようとする項目を選択する。以下に説明する動
作は、データ入力から始まるケースであるので、装置
は、まず使用者による選択が「食品・調理品データ入
力」か否かを判断する(ステップS1)。食品・調理品
データ入力でないと判断すると(図11)へ進み、一
方、食品・調理品データの入力であると判断すると、さ
らに「食品か、調理品か」を判断し(ステップS3)、
次に調理品、食品それぞれについて、「定性的入力か、
定量的入力か」を判断する(ステップS4、ステップS
5)。両者の入力に関する使用者による選択は、通常、
他人によって調理された調理品のように、摂取量が正確
に把握できない場合には「定性的」、献立に定められて
いる食品のように、摂取量が正確に把握できる場合には
「定量的」である。
【0039】これらの判断結果を基に、画面15に、調
理品/定性的入力、調理品/定量的入力、食品/定性的
入力および食品/定量的入力のうちのいずれかの入力画
面が表示される(ステップS6)。ここで、食品または
調理品の摂取量データを入力させる(ステップS7)。
具体的な「食品・調理品データ入力」については、後で
説明する。
【0040】食品・調理品データ入力が終了か否かを判
断し(ステップS8)、さらにデータ入力が続けられる
場合にはステップS3に戻り、他の食品または調理品に
関するデータ入力を繰り返させる。データ入力が終了と
判断した場合には、栄養摂取量計算を行うか否かを判断
する(ステップS9)。
【0041】栄養摂取量計算を行う場合には、ステップ
S3からステップS7の間で入力され、記憶手段1内の
食品・調理品摂取量データファイル1−4に格納された
データ、食品別栄養データファイル1−1および調理品
別栄養データファイル1−2に格納されているデータを
基に、栄養素別の栄養摂取量を計算する(ステップS1
0)。このステップ10における栄養素別の栄養摂取量
の計算方法については、前述の「食品・調理品データ入
力」とともに、後に説明する。
【0042】栄養摂取量が計算された後、続いて栄養管
理判定を行うか否かを判断する(ステップS11)。装
置の使用者が、引き続いて自分自身の栄養管理状態を知
ることを希望している場合には、ステップS9で計算さ
れ、食品・調理品摂取量データファイル1−4に格納さ
れている栄養摂取量、ファイル1−3に格納されている
個人情報やファイル1−5に格納されている運動量デー
タを基に、各栄養素に関する基準摂取量と実際の摂取量
との比較、運動量を考慮に入れた場合のカロリーの摂取
所要量と実際の摂取量との比較などを行う。それらをす
べて考慮した上で、栄養管理状態に関する判定(栄養管
理判定)を行なう(ステップ12)。ステップS12に
おける栄養管理判定については、後に具体的に説明す
る。
【0043】栄養管理判定が終わると、画面15に、出
力モード選択画面を表示する(ステップS13)。判定
結果の出力モードが使用者によって選択されたか否かを
判断し(ステップS14)、選択されていない場合には
ステップS13に戻り、出力モードが選択されている場
合には、選択されたモードに従って判定結果を出力する
(ステップS15)。
【0044】図6に示したように、ステップS15まで
の動作の過程で、ステップS1において、「データ入
力」が「食品・調理品」以外の項目で選択された場合に
はへ進む(図11)。また、ステップS1からS15
までの過程のうち、ステップS9、ステップS11およ
びステップS15において、引き続き計算や判定を行わ
ない場合には(図7)へ進む。
【0045】に進むケースは、図5に示したメニュー
画面の中で、「データ入力」が「食品・調理品」以外の
項目で選ばれた場合すべてであり、例えば、「データ入
力」が「運動量」または「個人情報」、「計算」が「摂
取量」、「消費量」などである。このような項目は、使
用者が様々な操作を行っている過程で、操作内容を変更
したい場合、すでに格納されているデータを基にして、
希望する計算や判定を実行させたい場合に利用されるも
のである。
【0046】に進むケースは、データの登録処理へ進
む場合である。図7に、データ登録動作に関するフロー
チャートを示した。まず、データ登録が選択されている
か否かを判断し(ステップS16)、データ登録が選択
されていない場合には「終了」する。データ登録する場
合には、データの訂正後登録か訂正なしで登録かを判断
し(ステップS17)、訂正不要の場合はそのまま、訂
正を要する場合には、装置の使用者によるデータの訂正
(ステップS18)をさせた後、それぞれ所定のファイ
ルにデータを登録する(ステップS19)。データの登
録が終わると、装置の動作を終了させる。
【0047】本装置は、上記のステップS1からS19
までの過程が実行されるように構成されているが、本装
置の使用者が、その内、必要なステップだけを選択して
実行することができるように設定されている。例えば、
使用者がある期間について、栄養管理判定を行いたい場
合には、図4に例示した装置に図示されている日付キー
を押し、期間設定画面を表示させて期間を入力し、次
に、メニューキーを押して、図5に例示したメニュー画
面を表示させ、その中から「判定出力」、「グラフ」な
どを選択させればよい。
【0048】上記の一連の動作の説明において、具体的
な説明を後回しにした事項について、以下に説明する。
図8に、食品・調理品のデータ入力に利用される入力画
面の1例を示す。図8(a)は、ステップS6で説明し
た「調理品/定性的入力」の例、図8(b)は、同じく
「食品/定量的入力」の例である。図8(a)に示した
「調理品/定性的入力」の場合には、調理品名、摂取数
量、単位およびサイズを入力するように設定されてい
る。
【0049】調理品名の入力の際には、本装置に登録さ
れている調理品の名称と照合することができるように、
調理品名検索機能を設けておくのがよい。例えば「ハン
バーグステーキ」を正しく入力させる場合には、「検
索」キーを押した後、「は」のキーを押させる。する
と、図9に例示するように、頭文字に「は」が付く調理
品が、画面15に表示される。表示された調理品のリス
トから、「ハンバーグステーキ」を選択すればよいよう
にする。
【0050】「ハンバーグステーキ」を2個食べた場合
には、摂取数量に2と入力させ、単位は「個」を選択さ
せる。これだけのデータでは、定性的なデータ入力とは
言え正確性に欠けるので、「サイズ」として、「大、
中、小」のいずれかを選択させる。このような入力方法
によれば、ハンバーグステーキの具体的な質量が分から
ない場合でも、データ入力を行うことができるので、使
用者の入力操作が極めて簡単になる。
【0051】上記のような定性的なデータが入力された
場合には、そのデータを基に、つぎのような方法で調理
品の摂取量を計算する。図1に示した本装置内の記憶手
段1に、予め、各調理品毎にサイズと質量との関係が記
録されたファイルを格納しておく。例えば、ハンバーグ
ステーキについては、大:150グラム、中:100グ
ラム、小:70グラムとしておく。サイズが「中」と入
力された場合には、1個当たりの質量は100グラムと
なる。
【0052】ハンバーグステーキの単位質量当たりの各
栄養素の量は、図4に例示したようなデータ形式で、図
1に示したファイル1−2に格納されている。したがっ
て、単位質量当たりの各栄養素の量に、ハンバーグステ
ーキ2個分の質量を乗じることにより、摂取したハンバ
ーグステーキ2個分の各栄養素の摂取量が求められる。
上記のような手法によって、定性的なデータが入力され
た場合にも、定量的なデータ入力に近い精度で、調理品
の摂取量のデータに変換することができる。
【0053】一方、ステップS6における「食品/調理
品データ入力」が、「食品/定量的入力」の場合には、
図8(b)に例示したような画面が表示される。この入
力は定量的であるので、食品名と単位(質量、容量)と
その具体的な量が入力されるように、入力画面が設定さ
れている。これらのデータが入力されると、そのデータ
とファイル1−1に格納されている、図3に例示した食
品別栄養データを基に、栄養素別の摂取量が計算され
る。上記の定性的データ、定量的データを基にした栄養
素別の栄養摂取量計算が、図6におけるステップS10
の動作に該当する。
【0054】ステップS12における栄養管理判定は、
いくつかの判定内容に分けられる。本装置では、その使
用者が、どのような判定内容を希望するかを選択できる
ように構成されている。判定内容としては、1日または
特定の期間当たりの各栄養素の摂取量(質量)、各栄養
素に関する基準摂取量に対する実際の摂取量(比)、栄
養士や医師によって定められた規制値と摂取量との関
係、カロリーに関する摂取量と所要量と消費量との関係
(量、比)などである。これらの判定に必要な計算は、
図1に示したファイル1−3、1−4、1−5などに格
納されているデータを基に、簡単に実行することができ
る。
【0055】図6におけるステップS15の判定結果の
出力は、使用者が希望する形式で出力される。この出力
形式は、図5に示したメニュー画面で、希望する出力形
式を選択させればよい(ステップS13、S14)。出
力形式の1例として、グラフによる表示がある。
【0056】図10に、グラフ表示の例を示す。この例
の場合には、カロリー、蛋白質、脂質、カルシウム、
鉄、A効力、ビタミンB1、ビタミンB2およびビタミ
ンCに関するデータが示されている。太線は1日の摂取
量であり、細線は1日の摂取量の基準値である。このよ
うな表示により、基準値との関係を直感的に認識するこ
とができる。使用者が、判定結果を数量的に把握したい
場合もあるので、本装置では、栄養素別の摂取量を表形
式で表示(図示せず)するモードも選択することができ
るように設定されている。
【0057】出力モードとしては、グラフ表示や表形式
での表示のほかに、文字や音声によるメッセージの形で
判定結果を出力する、メッセージ出力モードを選択する
ことができるように設定しておくことが望ましい。メッ
セージとして出力するためには、栄養素別に基準値と摂
取量との差が一定の許容範囲を超えている程度と、それ
ぞれの程度に対応するメッセージを、予め定めたファイ
ルを格納しておき、出力する際に、該当するメッセージ
を選択することができるように構成しておけばよい。ま
た、判定結果については、警告に相当するメッセージば
かりでなく、判断結果が好ましい場合には、良好である
という評価も出力することができるように設定しておく
のが望ましい。
【0058】図11は、図6において、に進む場合の
内、運動量に関するデータ入力からカロリー消費量計算
までの動作例を示すフローチャートである。運動量デー
タを入力させる場合には、図5に例示したメニュー画面
の中で、「データ入力」、「運動量」からスタートす
る。なお、日付はすでに入力されているものとする。デ
ータ入力が運動量であると判断すると(ステップS2
1)、図4における画面15に、運動量入力画面を表示
する(ステップS22)。
【0059】図12に、運動量入力画面の1例を示す。
図12に示す例の場合には、運動の種目と時間と程度と
を入力させるように設定されている。ここで、データを
入力させる(ステップS23)。図12に示されている
「程度」は、同じ種目であっても、運動の激しさでカロ
リーの消費量が変わるので、それを考慮してカロリーの
消費量を計算するためのデータとして必要である。ただ
し、このデータは、必須ではなく、運動の種目と運動時
間の2つのデータがあれば、実用上問題のない程度の精
度で、カロリーの消費量を計算することができる。
【0060】次に、運動量データの入力が終了したか否
かを判断し(ステップS24)、データの入力が終了し
たと判断すると、カロリー消費量を計算する(ステップ
S25)。このカロリー消費量計算の際には、図13に
示す各運動種目に対応する動作強度がまとめられている
動作強度表を用いる。この表を、本装置内の記憶手段に
格納しておき、カロリー消費量計算の際に利用できるよ
うにすることにより、十分に実用可能な精度で、カロリ
ー消費量を求めることができる。
【0061】ステップS25におけるカロリー消費量計
算が終了すると、図7に示したデータ登録に進む。デー
タ登録に関する動作については、すでに説明したので説
明を省略する。また、上記のステップS21で、運動量
データ入力ではない場合にはへ進むが、その多くは、
図5に示したメニュー項目のいずれかである。したがっ
て、へ進む場合の説明も省略する。
【0062】本装置には、図4に示したように、電子デ
ータとして出力するための出力端子、フロッピーディス
ク(登録商標)やコンパクトディスクなどの記録媒体と
の間のデータの入出力を行うための入出力手段を設ける
ことができる。このような入出力手段を利用することに
より、データや判定結果をプリントとして出力すること
ができる。また、本装置の使用者が入力したデータを記
録媒体に保存すると、そのデータを、他のコンピュータ
により詳細に分析することもできる。このような使い方
をする場合には、栄養士や医師という管理者が、被管理
者の栄養管理状態を様々な形で把握し、その後の処置に
反映させることができるので、本装置のいっそう高度な
活用に結びつく。
【0063】本装置は、図4に示したような携帯可能な
形状が好ましいが、必ずしも携帯型である必要はない。
所定の場所に設置しておき、複数の人で使用するのに適
した形状としてもよい。
【0064】
【発明の効果】本発明に係る電子式栄養管理装置によれ
ば、簡単な入力方法である定性的入力と、正確な入力方
法である定量的入力のいずれかの方法で、食品や調理品
の摂取量データを入力することができる。したがって、
電子機器に不慣れな人や入力するデータの定量的な数値
が分からない場合の使用に適しており、一方、正確なデ
ータを必要とする専門家の使用にも十分対応させること
ができる。また、入力されたデータを基に、個人情報を
考慮した上で、栄養管理状態に関する判定結果を、選択
された出力モードに従って出力する機能を備えている。
そのため、各人の栄養管理状態を、即座に分かりやすい
形式で表示することができる。したがって、この装置の
使用者は、自分自身の栄養管理状態を、明確で、理解し
やすい表現で確認することができる。
【0065】また、この装置に運動量に関するデータが
入力されると、カロリー摂取量の適否について、正確な
判定結果を表示させることができる。カロリー摂取量の
適否を含めて、全体的な栄養管理状態の判定結果につい
ては、選択される出力モードに応じて、グラフ形式、メ
ッセージ形式等、使用者が希望する形式で表示させるこ
とができる。したがって、装置の使用者は、それぞれの
好みに応じた形式で、判定結果を確認することができ
る。
【0066】さらに、前記装置に設けられた電子データ
入出力端子、または記録媒体用の入出力端子を利用すれ
ば、栄養状態を管理する立場にある人(管理者)と被管
理者との間のデータの相互利用が可能であり、管理者と
被管理者との間を有機的に結びつけることができる。こ
の利用方法によれば、本発明に係る電子式栄養管理装置
のいっそう高度な活用が可能である。
【0067】なお、前記装置の形態を、折りたたみ式の
手帳型にすると、コンパクトで携帯に便利であるので、
場所を選ばずに使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電子式栄養管理装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】食品毎に単位質量当たりの各栄養素の含有量が
定められた食品別栄養データ一覧表の例である。
【図3】調理品別に各栄養素の含有量が定められた調理
品別栄養データ一覧表の例である。
【図4】本発明の実施の形態に係る電子式栄養管理装置
を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る電子式栄養管理装置
におけるメニュー画面の1例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る電子式栄養管理装置
における主要な動作のうち、食品・調理品摂取量データ
入力から栄養管理状態の判定までの動作を示すフローチ
ャートである。
【図7】本発明の実施の形態に係る電子式栄養管理装置
における主要な動作のうち、データ入力から栄養管理状
態の判定までの間で発生したデータの登録動作を示すフ
ローチャートである。
【図8】食品・調理品のデータ入力に利用される入力画
面の1例を示す図である。
【図9】調理品の名称の検索画面の1例を示す図であ
る。
【図10】カロリー、蛋白質、脂質、カルシウム、鉄、
A効力、ビタミンB1、ビタミンB2およびビタミンC
に関する摂取量(実績値)と基準値とをグラフに表示す
る例を示す図である。
【図11】図6において、に進む場合の内、運動量に
関するデータ入力からカロリー消費量計算までの動作例
を示すフローチャートである。
【図12】運動量入力画面の表示項目の1例であり、運
動の種目と時間と程度を入力するように設定された画面
の1例である。
【図13】運動種目と動作強度との関係を示す表であ
る。
【符号の説明】
1 記憶手段 2 入力手段 3 制御手段 4 出力手段 11 入力部 12 表示部 13 コネクタ 14 記録媒体用入出力部 15 画面 16、17 表示窓

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶手段、入力手段、制御手段および出力
    手段を備えた電子式栄養管理装置において、 前記記憶手段が、少なくとも、食品別の栄養データ、調
    理品別の栄養データ、前記装置へのデータ入力者の個人
    情報および計算・判定結果を格納する格納手段を備え、 前記入力手段が、少なくとも、入力データが食品か調理
    品かを選択させる食品区分選択手段、該食品または調理
    品のデータ入力方法が定性的入力か定量的入力かを選択
    させる入力モード選択手段、前記食品または調理品の摂
    取データを入力させるデータ入力手段および栄養管理状
    態の判定結果を出力する形式を選択させる出力モード選
    択手段を備え、 前記制御手段が、少なくとも、前記記憶手段に格納され
    ている前記食品別または調理品別の栄養データおよび前
    記食品または調理品に関する前記入力データを基に、栄
    養摂取量を計算する計算手段ならびに前記個人情報およ
    び前記栄養摂取量を基に、各個人に関する栄養管理状態
    を判定する判定手段を備え、 前記出力手段が、前記出力モード選択手段で選択された
    モードに従って、前記栄養管理状態に関する判定結果を
    出力する判定結果出力手段を備えていることを特徴とす
    る電子式栄養管理装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段が、前記入力手段から入力さ
    れた運動量データ、前記個人情報および計算された前記
    栄養摂取量を基に、カロリーの摂取量、運動量に応じた
    カロリー消費量およびカロリー必要量を計算し、カロリ
    ー摂取量の適否を判定する判定手段を備えていることを
    特徴とする請求項1記載の電子式栄養管理装置。
  3. 【請求項3】前記判定結果を出力するモードが、栄養素
    別のグラフ、表およびメッセージによる表示のうちの少
    なくとも1つであることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の電子式栄養管理装置。
  4. 【請求項4】少なくとも、前記計算に用いられたデータ
    および判定結果に関するデータを、電子データとして出
    力可能な出力端子を備えていることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかの項に記載の電子式栄養管理装置。
  5. 【請求項5】記録媒体用の入出力手段を備えていること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の電子
    式栄養管理装置。
  6. 【請求項6】前記入力手段が、キーボード式、タッチパ
    ネル式あるいは音声入力式のうちの少なくとも1つで構
    成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    の項に記載の電子式栄養管理装置。
  7. 【請求項7】装置構成が折りたたみ式の手帳型であり、
    一方の内面側にタッチパネル膜が積層された液晶スクリ
    ーン型の表示手段を備えていることを特徴とする請求項
    1〜6のいずれかの項に記載の電子式栄養管理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007058308A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Shu Corporation:Kk 栄養健康食提供システム

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JP2007058308A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Shu Corporation:Kk 栄養健康食提供システム

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