JP2003160004A - 車両用ライニング及び車両用ライニングの製造方法 - Google Patents
車両用ライニング及び車両用ライニングの製造方法Info
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Abstract
造可能な、車両用ライニング及び車両用ライニングの製
造方法を提供する。 【解決手段】 車体パネルの内側を被覆する車両用ライ
ニング(1)である。車両用ライニングの本体部(2)
となるライニング基材(2a)にダクト(9)を構成す
るダクト基材(3a)を重ね合わせた状態でこれらを両
側からプレス成形型枠(21、22)により挟み込む。
プレス成形するとともにダクト基材をライニング基材に
接着する際に、該ライニング基材とダクト基材との間に
エアを注入するとともに該ダクト基材と該ダクト基材側
のプレス成形型枠(21)との間のエアを吸引すること
により、ダクト基材を変形させてダクトを形成する。
Description
及び車両用ライニングの製造方法に関する。
たり、安全性を高めるため、車体パネルの内側を例えば
ルーフライニング等の車両用ライニングによって被覆し
ている。このようなルーフライニングの中には、その内
部に、空調用のダクトを有するものがある。ここで、ル
ーフライニングにダクトを設けるためには、例えば図5
に示すように、ルーフライニング61とダクト壁部62
の縁部68とを、両面接着テープ63を介して互いに接
着した後に、加熱して溶かしたホットメルト64を縁部
68に沿って塗布することによりダクト65を設けてい
る。
ライニング61とダクト壁部62はプレス成形型枠を用
いてプレスにより前もって個別に成形しておく必要があ
るので、該ルーフライニング61と該ダクト壁部62の
それぞれにプレス成形型枠が必要になり、さらに作業工
程も余計に必要となる。
を削減し、少ない工程数で製造可能な車両用ライニング
及び車両用ライニングの製造方法を提供することにあ
る。
め、請求項1記載の発明は、車体パネルの内側を被覆す
る車両用ライニング(1)において、前記車両用ライニ
ングの本体部(2)となるライニング基材(2a)にダ
クト(9)を構成するダクト基材(3a)を重ね合わせ
た状態でこれらを両側からプレス成形型枠(21、2
2)により挟み込んでプレス成形するとともにダクト基
材をライニング基材に接着する際に、前記ダクト基材と
該ダクト基材側のプレス成形型枠(21)との間のエア
を吸引することにより、ダクト基材を変形させてダクト
を形成したことを特徴としている。
ニングの本体部となるライニング基材にダクトを構成す
るダクト基材を重ね合わせた状態でこれらを両側からプ
レス成形型枠により挟み込んでプレス成形するとともに
ダクト基材をライニング基材に接着する際に、ダクト基
材と該ダクト基材側のプレス成形型枠との間のエアを吸
引(真空引き)するいわゆる真空成形を行うことによ
り、ダクト基材を形成したので、ライニング基材とダク
ト基材の成形に必要なプレス成形型枠が一対で足りるの
で従来に比べて型枠数を削減できるとともに、プレス成
形工程数も一度で足りるので従来に比べて削減できる。
加えて、一度のプレス成形工程でライニング基材とダク
ト基材とを一体に成形して車両用ライニングを構成でき
る。しかも、ダクト基材とプレス成形型枠との間のエア
吸引を行うことにより、確実にダクト基材を変形させて
ダクトを形成することができる。
を被覆する車両用ライニング(1)において、前記車両
用ライニングの本体部(2)となるライニング基材(2
a)にダクト(9)を構成するダクト基材(3a)を重
ね合わせた状態でこれらを両側からプレス成形型枠(2
1、22)により挟み込んでプレス成形するとともにダ
クト基材をライニング基材に接着する際に、該ライニン
グ基材とダクト基材との間にエアを注入するとともに該
ダクト基材と該ダクト基材側のプレス成形型枠(21)
との間のエアを吸引することにより、ダクト基材を変形
させてダクトを形成したことを特徴としている。
載の発明と同様の効果が得られる他、ライニング基材と
ダクト基材との間へのエア注入に加えて、ダクト基材と
プレス成形型枠との間のエア吸引を行うので、確実にダ
クト基材を短時間で変形させてダクトを形成することが
できる。
を被覆する車両用ライニングの製造方法において、前記
車両用ライニングの本体部となるライニング基材にダク
トを構成するダクト基材を重ね合わせた状態に配置する
重ね合わせ工程と、前記ダクト基材と前記ライニング基
材とを両側からプレス成形型枠により挟み込んでプレス
成形するとともにダクト基材をライニング基材に接着す
るプレス成形接着工程と、をこの順で行い、前記プレス
成形接着工程の際に、前記ダクト基材と該ダクト基材側
のプレス成形型枠との間のエアを吸引することにより、
ダクト基材を変形させてダクトを形成することを特徴と
している。
ニングの本体部となるライニング基材にダクトを構成す
るダクト基材を重ね合わせた状態に配置する重ね合わせ
工程と、ダクト基材とライニング基材とを両側からプレ
ス成形型枠により挟み込んでプレス成形するとともにダ
クト基材をライニング基材に接着するプレス成形接着工
程と、をこの順で行い、プレス成形接着工程の際に、ダ
クト基材と該ダクト基材側のプレス成形型枠との間のエ
アを吸引することにより、ダクト基材を変形させてダク
トを形成するので、ライニング基材とダクト基材の成形
に必要なプレス成形型枠が一対で足りるので従来に比べ
て型枠数を削減できるとともに、プレス成形工程数も一
度で足りるので従来に比べて削減できる。加えて、一度
のプレス成形工程でライニング基材とダクト基材とを一
体に成形して車両用ライニングを構成できる。しかも、
ダクト基材とプレス成形型枠との間のエア吸引を行うこ
とにより、確実にダクト基材を変形させてダクトを形成
することができる。
を被覆する車両用ライニングの製造方法において、前記
車両用ライニングの本体部となるライニング基材にダク
トを構成するダクト基材を重ね合わせた状態に配置する
重ね合わせ工程と、前記ダクト基材と前記ライニング基
材とを両側からプレス成形型枠により挟み込んでプレス
成形するとともにダクト基材をライニング基材に接着す
るプレス成形接着工程と、をこの順で行い、前記プレス
成形接着工程の際に、前記ライニング基材とダクト基材
との間にエアを注入するとともに、該ダクト基材と該ダ
クト基材側のプレス成形型枠との間のエアを吸引するこ
とにより、ダクト基材を変形させてダクトを形成するこ
と特徴としている。
載の発明と同様の効果が得られる他、ライニング基材と
ダクト基材との間へのエア注入に加えて、ダクト基材と
プレス成形型枠との間のエア吸引を行うので、確実にダ
クト基材を短時間で変形させてダクトを形成することが
できる。
記載の車両用ライニングの製造方法において、ダクト基
材側のプレス成形型枠に、ダクトを形成するためのダク
ト形成用凹室(23)を形成し、該ダクト形成用凹室に
吸引口(24)を形成し、前記吸引口を介して前記プレ
ス成形接着工程の際の前記吸引を行うことで、ダクト基
材を前記ダクト形成用凹室の形状に変形させてダクトを
形成することを特徴としている。
側のプレス成形型枠に、ダクトを形成するためのダクト
形成用凹室を形成し、該ダクト形成用凹室に吸引口を形
成し、吸引口を介してプレス成形接着工程の際の吸引を
行うことで、ダクト基材をダクト形成用凹室の形状に変
形させてダクトを形成するので、確実にダクトを形成で
きる。
係る実施の形態について説明する。
車両用ライニング、例えばルーフライニング1は、車体
パネルの屋根部(図示略)の内側を被覆するものであ
る。なお、図1はルーフライニング1の裏側(車体パネ
ル側)を示す。このルーフライニング1は、ダクト9を
有し、ルーフライニング本体2と、このルーフライニン
グ本体2の裏側に接着されてダクト9を形成したダクト
壁部3とを備えている。
ニング基材2a(図4)を成形したものであり、平面視
略長方形状をなしている。この、ルーフライニング本体
2は、長辺を車両の前後に向けて配設されるものであ
る。また、ルーフライニング本体2には、該ルーフライ
ニング本体2に接着されたダクト壁部3により構成され
たダクト9から車内にエアを吹き出すための吹出孔(図
示略)が形成されている。また、ルーフライニング本体
2の車室側の表面を、例えば、不織布、織物、編物、合
成皮革などの表皮材10(図2)によって覆っている。
ここで、ライニング基材2aには、熱可塑性樹脂及び熱
硬化性樹脂の積層及び発泡シート、例えば、ポリプロピ
レン系発泡シート、ポリフェニレンエーテル系発泡シー
ト等の非通気性の基材が挙げられる。
(図4)を成形したものであり、ルーフライニング本体
2と接着する側の面に例えばホットメルトフィルム12
の接着層を有している。このようなダクト壁部3は凸状
に湾曲をなしており、ダクト9を成形するものである。
ダクト9は、ルーフライニング本体2の一方の長辺側に
通じており、さらに、例えばエアコンディショナーに通
じている。ここでダクト基材3aは、表面に接着層を有
し非通気性の基材であれば良く、例えばライニング基材
2aと同じ基材に接着層を設けたものでも良い。
ホットメルトフィルム12の接着層により、ルーフライ
ニング本体2と接着している。ここで、ホットメルトフ
ィルム12は、加熱することにより液状となり流動性を
示し、冷却すると元の固体に戻る特徴を有する接着剤で
あり、一般的に、迅速に接着することができ、比較的安
価で、溶剤を含まない等の利点がある。また、ダクト基
材3aに設ける接着層は、例えば、一般的に使用されて
いる接着剤で構成されていても良いし、シリコン系等の
粘着剤で構成されていても良く、要はルーフライニング
本体2とダクト壁部3とを接着できるものであれば良
い。
のプレス成形型枠について説明する。図3に示すよう
に、プレス成形型枠を構成する下型枠21と上型枠22
のうち、下型枠21にダクト壁部3を成形するための凹
室(ダクト成形用凹室)23を有している。加えて、凹
室23には、後述するように、ダクト壁部3と下型枠2
1の間のエアを吸引するための吸引口24を形成してい
る。
ついて図4を参照して説明する。先ず、図4(a)に示
すように、下型枠21と上型枠22の間に、下型枠21
の側から、ダクト基材3a、ライニング基材2a、表皮
材10の順に重ね合わせた状態で配置する。ここで、ダ
クト基材3aとライニング基材2aは予め加熱して、プ
レス成形しやすい状態にするとともに、ダクト基材3a
に設けられているホットメルトフィルム12を溶融した
状態にしておく。次に、図4(b)に示すように、ダク
ト基材3aとライニング基材2aとを両側からプレス成
形型枠で挟み込んで例えば冷間プレスによりプレス成形
するとともに、加熱により溶融していたホットメルトフ
ィルム12が冷間プレス時に冷却して固化することでダ
クト基材3aをライニング基材2aに接着する。この際
に、ライニング基材2aとダクト基材3aとの間にエア
注入口25よりエアを注入するとともに、ダクト基材3
aと下型枠21との間のエアを吸引口24を介して吸引
することにより、ダクト基材3aを凹室23の形状に変
形させてダクト9を形成する。なお、ライニング基材2
aとダクト基材3aは非通気性であるので、ダクト基材
3aとライニング基材2aとの接着箇所からエアが漏れ
てしまうことはない。また、ライニング基材2aと表皮
材10はいずれか一方の面に例えばホットメルトフィル
ム12の接着層を設けプレス成形時に互いに接着するよ
うになっている。
ングの一例であるルーフライニング1によれば、ルーフ
ライニング1の本体部となるライニング基材2aにダク
ト9を構成するダクト基材3aを重ね合わせた状態でこ
れらを両側からプレス成形型枠(下型枠21と上型枠2
2)により挟み込んでプレス成形するとともにダクト基
材3aをライニング基材2aに接着する際に、該ライニ
ング基材2aとダクト基材3aとの間にエアを注入する
とともに該ダクト基材3aと該ダクト基材3aの下型枠
21との間のエアを吸引することにより、ダクト基材3
aを変形させてダクト9を形成したので、ライニング基
材2aとダクト基材3aの成形に必要なプレス成形型枠
が一対で足りるので従来に比べて削減できるとともに、
プレス成形工程数も一度で足りるので従来に比べて削減
できる。加えて、一度のプレス成形でライニング基材2
aとダクト基材3aとを一体に成形してルーフライニン
グ1を構成できる。しかも、ライニング基材2aとダク
ト基材3aとの間へのエア注入に加えて、ダクト基材3
aと下型枠21との間のエア吸引を行うので、確実にダ
クト基材3aを短時間で変形させてダクト9を形成する
ことができる。
ーフライニング1としたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、その他のルーフライニング、ドアライニ
ング、サイドライニング等にも本発明を適用できる。ま
た、ルーフライニング本体2及びダクト壁部3の素材や
形状、接着層やその他具体的な細部構造等についても、
その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは
勿論である。加えて、ルーフライニング1の形状や表装
材の材質等も任意であり、その他、具体的な細部構造等
についても適宜に変更可能であることは勿論である。さ
らに、図面は発明が理解できる程度に概略的に示してあ
るにすぎず、従って発明を図示例に限定するものではな
い。さらに、ダクト9を形成する際に、ライニング基材
2aとダクト基材3aとの間にエア注入口25よりエア
を注入するとともに、ダクト基材3aと下型枠21との
間のエアを吸引口24を介して吸引することにより、ダ
クト基材3aを凹室23の形状に変形させる例について
説明したが、これに限らず、ダクト基材3aと下型枠2
1との間のエアを吸引口24を介して吸引することだけ
により、ダクト基材3aを凹室23の形状に変形させる
こととしても良い。
イニングの本体部となるライニング基材にダクトを構成
するダクト基材を重ね合わせた状態でこれらを両側から
プレス成形型枠により挟み込んでプレス成形するととも
にダクト基材をライニング基材に接着する際に、ダクト
基材と該ダクト基材側のプレス成形型枠との間のエアを
吸引(真空引き)するいわゆる真空成形を行うことによ
り、ダクト基材を形成したので、ライニング基材とダク
ト基材の成形に必要なプレス成形型枠が一対で足りるの
で従来に比べて型枠数を削減できるとともに、プレス成
形工程数も一度で足りるので従来に比べて削減できる。
加えて、一度のプレス成形工程でライニング基材とダク
ト基材とを一体に成形して車両用ライニングを構成でき
る。しかも、ダクト基材とプレス成形型枠との間のエア
吸引を行うことにより、確実にダクト基材を変形させて
ダクトを形成することができる。
載の発明と同様の効果が得られる他、ライニング基材と
ダクト基材との間へのエア注入に加えて、ダクト基材と
プレス成形型枠との間のエア吸引を行うので、確実にダ
クト基材を短時間で変形させてダクトを形成することが
できる。
ニングの本体部となるライニング基材にダクトを構成す
るダクト基材を重ね合わせた状態に配置する重ね合わせ
工程と、ダクト基材とライニング基材とを両側からプレ
ス成形型枠により挟み込んでプレス成形するとともにダ
クト基材をライニング基材に接着するプレス成形接着工
程と、をこの順で行い、プレス成形接着工程の際に、ダ
クト基材と該ダクト基材側のプレス成形型枠との間のエ
アを吸引することにより、ダクト基材を変形させてダク
トを形成するので、ライニング基材とダクト基材の成形
に必要なプレス成形型枠が一対で足りるので従来に比べ
て型枠数を削減できるとともに、プレス成形工程数も一
度で足りるので従来に比べて削減できる。加えて、一度
のプレス成形工程でライニング基材とダクト基材とを一
体に成形して車両用ライニングを構成できる。しかも、
ダクト基材とプレス成形型枠との間のエア吸引を行うこ
とにより、確実にダクト基材を変形させてダクトを形成
することができる。
載の発明と同様の効果が得られる他、ライニング基材と
ダクト基材との間へのエア注入に加えて、ダクト基材と
プレス成形型枠との間のエア吸引を行うので、確実にダ
クト基材を短時間で変形させてダクトを形成することが
できる。
側のプレス成形型枠に、ダクトを形成するためのダクト
形成用凹室を形成し、該ダクト形成用凹室に吸引口を形
成し、吸引口を介してプレス成形接着工程の際の吸引を
行うことで、ダクト基材をダクト形成用凹室の形状に変
形させてダクトを形成するので、確実にダクトを形成で
きる。
てのルーフライニングを示す斜視図である。
型枠の斜視図である。
ニング本体とダクト壁部との接着部を示す断面図であ
る。
体) 2a ライニング基材 9 ダクト 3a ダクト基材 21 下型枠(プレス成形型枠) 22 上型枠(プレス成形型枠) 23 凹室(ダクト形成用凹室) 24 吸引口
Claims (5)
- 【請求項1】車体パネルの内側を被覆する車両用ライニ
ングにおいて、 前記車両用ライニングの本体部となるライニング基材に
ダクトを構成するダクト基材を重ね合わせた状態でこれ
らを両側からプレス成形型枠により挟み込んでプレス成
形するとともにダクト基材をライニング基材に接着する
際に、前記ダクト基材と該ダクト基材側のプレス成形型
枠との間のエアを吸引することにより、ダクト基材を変
形させてダクトを形成したことを特徴とする車両用ライ
ニング。 - 【請求項2】車体パネルの内側を被覆する車両用ライニ
ングにおいて、 前記車両用ライニングの本体部となるライニング基材に
ダクトを構成するダクト基材を重ね合わせた状態でこれ
らを両側からプレス成形型枠により挟み込んでプレス成
形するとともにダクト基材をライニング基材に接着する
際に、該ライニング基材とダクト基材との間にエアを注
入するとともに該ダクト基材と該ダクト基材側のプレス
成形型枠との間のエアを吸引することにより、ダクト基
材を変形させてダクトを形成したことを特徴とする車両
用ライニング。 - 【請求項3】車体パネルの内側を被覆する車両用ライニ
ングの製造方法において、 前記車両用ライニングの本体部となるライニング基材に
ダクトを構成するダクト基材を重ね合わせた状態に配置
する重ね合わせ工程と、 前記ダクト基材と前記ライニング基材とを両側からプレ
ス成形型枠により挟み込んでプレス成形するとともにダ
クト基材をライニング基材に接着するプレス成形接着工
程と、をこの順で行い、 前記プレス成形接着工程の際に、前記ダクト基材と該ダ
クト基材側のプレス成形型枠との間のエアを吸引するこ
とにより、ダクト基材を変形させてダクトを形成するこ
とを特徴とする車両用ライニングの製造方法。 - 【請求項4】車体パネルの内側を被覆する車両用ライニ
ングの製造方法において、 前記車両用ライニングの本体部となるライニング基材に
ダクトを構成するダクト基材を重ね合わせた状態に配置
する重ね合わせ工程と、 前記ダクト基材と前記ライニング基材とを両側からプレ
ス成形型枠により挟み込んでプレス成形するとともにダ
クト基材をライニング基材に接着するプレス成形接着工
程と、をこの順で行い、 前記プレス成形接着工程の際に、前記ライニング基材と
ダクト基材との間にエアを注入するとともに、該ダクト
基材と該ダクト基材側のプレス成形型枠との間のエアを
吸引することにより、ダクト基材を変形させてダクトを
形成することを特徴とする車両用ライニングの製造方
法。 - 【請求項5】ダクト基材側のプレス成形型枠に、ダクト
を形成するためのダクト形成用凹室を形成し、該ダクト
形成用凹室に吸引口を形成し、 前記吸引口を介して前記プレス成形接着工程の際の前記
吸引を行うことで、ダクト基材を前記ダクト形成用凹室
の形状に変形させてダクトを形成することを特徴とする
請求項3又は4に記載の車両用ライニングの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001359285A JP4004280B2 (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | 車両用ライニング及び車両用ライニングの製造方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001359285A JP4004280B2 (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | 車両用ライニング及び車両用ライニングの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003160004A true JP2003160004A (ja) | 2003-06-03 |
JP4004280B2 JP4004280B2 (ja) | 2007-11-07 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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- 2001-11-26 JP JP2001359285A patent/JP4004280B2/ja not_active Expired - Fee Related
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