JP2003158706A - 再生・録画の一時停止状態移行処理機能を備えたビデオテープレコーダ - Google Patents

再生・録画の一時停止状態移行処理機能を備えたビデオテープレコーダ

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JP2003158706A
JP2003158706A JP2001355705A JP2001355705A JP2003158706A JP 2003158706 A JP2003158706 A JP 2003158706A JP 2001355705 A JP2001355705 A JP 2001355705A JP 2001355705 A JP2001355705 A JP 2001355705A JP 2003158706 A JP2003158706 A JP 2003158706A
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厚 高木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオテープレコーダにおいて、不要な画像
が録画されたり、所望の画像が途中から録画されること
がなく、所望する部分の画像だけを録画することが容易
にできる。 【解決手段】 ポーズキーがオン操作され(#1でYE
S)、さらに再生キーがオン操作されると(#3でYE
S)、ビデオテープをローディングし(#5)、再生動
作に入ることなく再生の一時停止状態となる(#6)。
また、ポーズキーがオン操作され(#1でYES)、さ
らに録画キーがオン操作されると(#7でYES)、ビ
デオテープをローディングし(#9)、録画動作に入る
ことなく録画の一時停止状態となる(#10)。一時停
止状態の解除後は、前回再生を停止した地点からの再生
及び前回録画を停止した地点からの録画が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープに対
して画像の再生及び録画を行うビデオテープレコーダに
係り、再生及び録画の一時停止機能を備えたビデオテー
プレコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオテープに録画されている画
像を読取って再生したり、また、ビデオテープへ画像を
記録するビデオテープレコーダがある。このビデオテー
プレコーダは、テレビ放送を受信して得られる画像や、
家庭用のビデオカメラで撮影して得られる画像、及び別
のビデオテープレコーダで再生して得られる画像等をビ
デオテープに記録することができ、また、ビデオテープ
に記録されたこれらの画像を再生して、例えばテレビ受
像機等のモニタに表示させることができる装置である。
【0003】この種のビデオテープレコーダは、ビデオ
テープに磁気記録された画像を読取り、また、ビデオテ
ープへ画像を磁気記録するための読取・記録ヘッドを備
えている。この読取・記録ヘッドは、ヘッド部分をビデ
オテープに接触した状態で回転(ローディング)させな
がら、走行中のビデオテープからの画像の読取り、及び
ビデオテープへの画像の記録を行うようになっている。
画像の再生や録画を停止すると、テープの走行は停止
し、読取・記録ヘッドは、テープの走行停止後所定時間
内はビデオテープの同じ箇所でローディングを持続し、
所定時間経過後はローディングを解除してビデオテープ
から離れた状態になる。これは、ビデオテープの同じ箇
所を長時間ローディングすると、ヘッド部分の回転によ
りビデオテープが摩耗し損傷する恐れがあるからであ
る。
【0004】この種のビデオテープレコーダは、リモコ
ン等により操作されるようになっており、リモコン等に
は再生キー、録画キー、及び一時停止キー等が設けられ
ている。そして、再生キーをオン操作すると画像の再生
処理が行われ、録画キーをオン操作すると画像の録画処
理が行われる。また、画像の再生処理中に一時停止キー
をオン操作すると、ローディング状態での再生の一時停
止状態となり、画像の録画処理中に一時停止キーをオン
操作すると、ローディング状態での録画の一時停止状態
となる。
【0005】一方、音声情報または映像情報の再生装置
において、再生の一時停止を予約操作し、予約操作によ
り設定された音声情報ブロックまたは映像情報ブロック
の再生位置に到達した地点で再生を一時停止できるよう
にしたものが知られている(例えば、特開平10−33
456号公報参照)。また、記録媒体に記録された情報
を再生する情報再生装置において、一時停止解除指令に
応答して、一時停止前に再生された情報が記録されてい
る位置を再生開始位置とするものが知られている(例え
ば、特開平4−23341号公報参照)。また、記録と
同時に再生が行えるディスク記録再生装置おいて、リア
ルタイムでテレビ番組等を視聴中に、ポーズ操作により
再生動作を中断した場合、ポーズ解除後には、ポーズ操
作による再生動作の中断点から再生を開始するものが知
られている(例えば、特開平8−55415号公報参
照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、別
のビデオテープレコーダ等で画像を再生し、その再生画
像のうち不要な画像部分をカットして所望する部分の画
像だけを上手く繋ぎ合せて録画したい場合等がある。こ
のような場合、画像を再生する側のビデオテープを画像
の再生開始地点において再生の一時停止状態にセットす
ると共に、画像を録画する側のビデオテープを前の画像
の終了地点において録画の一時停止状態にセットし、こ
れら再生と録画の一時停止を同時に解除することで録画
をすることが考えられる。
【0007】ところが、上述した従来のビデオテープレ
コーダでは、録画の一時停止状態とするには、一度録画
キーをオンしてから一時停止キーをオンしなければなら
ないため、録画キーをオンしてから一時停止キーオンす
るまでの間に不要な画像が録画されてしまい、前の画像
の終了地点と次に録画した画像の開始地点との間に、不
要な画像が録画されてしまっていた。また、再生側にお
いても、再生の一時停止状態とするには、一度再生キー
をオンしてから一時停止キーをオンしなければならない
ため、再生キーをオンしてから一時停止キーオンするま
での間に画像が進んでしまい、所望の画像が途中から録
画されてしまっていた。
【0008】また、一時停止状態とせずに直接に画像の
録画をスタートさせることも考えられる。しかしなが
ら、上述した従来のビデオテープレコーダでは、テープ
の走行停止後所定時間が経過すると、ローディング状態
が解除されてしまい、ローディングが解除された状態か
ら画像の再生や録画を開始させると、読取・記録ヘッド
がテープをローディングするまでに時間がかかってしま
う。このため、ローディングするまでの間に録画側での
録画が先に進んで所望の画像の前に不要な画像が録画さ
れてしまったり、再生側での画像の再生が先に進んで所
望の画像が途中から録画されてしまう。このため、録画
の準備をしている間に再生側又は録画側のローディング
状態が解除されてしまうと、一旦テープを巻き戻した後
に再度再生側のビデオテープを画像の再生開始地点又は
録画側のビデオテープを前の画像の終了地点にセットし
直して、ローディング状態としなければならなかった。
【0009】このように、従来のビデオテープレコーダ
においては、前の画像の終了地点と次に録画した画像の
開始地点との間に、不要な画像が記録されてしまった
り、所望の画像が途中からしか録画されなかったりする
ことにより、不要な画像部分をカットして、所望する部
分の画像だけを上手く繋ぎ合せて録画することが困難な
ものであった。なお、上述した特開平10−33456
号公報、特開平4−23341号公報、及び特開平8−
55415号公報に開示の内容を適用したとしても、上
述の課題を解決することはできない。
【0010】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、不要な画像が録画されたり、所望の画
像が途中から録画されることがなく、所望する部分の画
像だけを録画することが容易にできるビデオテープレコ
ーダを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、ビデオテープに記録されている画
像の再生を指示する再生キーと、ビデオテープへの画像
の記録を指示する録画キーと、前記画像の再生及び録画
の一時停止を指示し、また、再度の操作により一時停止
状態を解除する一時停止キーとを備えた操作手段と、前
記ビデオテープをローディングし、前記ビデオテープに
記録されている画像を読取って再生し、また、前記ビデ
オテープへ画像を記録する再生・録画手段と、前記操作
手段での操作に応じて、前記再生・録画手段による画像
の再生及び録画を制御する制御手段とを備えたビデオテ
ープレコーダにおいて、前記制御手段は、前記一時停止
キーのオン操作により一時停止状態となり、さらに前記
再生キーがオン操作されると、前記再生・録画手段が前
記ビデオテープをローディングし、かつ再生の一時停止
状態とし、また、前記一時停止キーのオン操作により一
時停止状態となり、さらに前記録画キーがオン操作され
ると、前記再生・録画手段が前記ビデオテープをローデ
ィングし、かつ録画の一時停止状態とするものである。
【0012】この構成においては、一時停止キーをオン
操作し、さらに再生キーをオン操作すると、再生動作に
入ることなく直接に、ビデオテープがローディングされ
た状態での再生の一時停止状態となる。また、一時停止
キーをオン操作し、さらに、録画キーをオン操作する
と、録画動作に入ることなく直接にビデオテープがロー
ディングされた状態での録画の一時停止状態となる。こ
れにより、再生の一時停止状態とするときに、ビデオテ
ープが先に進んでしまったり、録画の一時停止状態とす
るときに、ビデオテープに不要な画像が録画されてしま
うことがない。また、再生及び録画の一時停止状態を解
除したとき、既にビデオテープがローディングされた状
態となっているので、一時停止状態の解除と同時に再生
及び録画が行われ、これにより、一時停止状態の解除を
指示したときに再生及び録画のタイミングがずれること
がない。
【0013】請求項2の発明は、ビデオテープに録画さ
れている画像の再生を指示する再生キーと、ビデオテー
プへの画像の記録を指示する録画キーと、前記画像の再
生及び録画の一時停止を指示し、また、再度の操作によ
り一時停止状態を解除する一時停止キーとを備えた操作
手段と、前記ビデオテープをローディングし、前記ビデ
オテープに記録されている画像を読取って再生し、ま
た、前記ビデオテープへ画像を記録する再生・録画手段
と、前記操作手段での操作に応じて、前記再生・録画手
段による画像の再生及び録画を制御する制御手段とを備
えたビデオテープレコーダにおいて、前記制御手段は、
前記一時停止キーのオン操作により一時停止状態とな
り、さらに前記再生キーがオン操作されると、再生の一
時停止状態とし、また、前記一時停止キーのオン操作に
より一時停止状態となり、さらに前記録画キーがオン操
作されると、録画の一時停止状態とするものである。
【0014】この構成においては、一時停止キーをオン
操作し、さらに再生キーをオン操作すると、再生動作に
入ることなく直接に再生の一時停止状態となる。また、
一時停止キーをオン操作し、さらに、録画キーをオン操
作すると、録画動作に入ることなく直接に録画の一時停
止状態となる。これにより、再生の一時停止状態とする
ときに、ビデオテープが先に進んでしまったり、録画の
一時停止状態とするときに、ビデオテープに不要な画像
が録画されてしまうことがない。
【0015】請求項3の発明は、請求項2に記載のビデ
オテープレコーダにおいて、再生・録画手段がビデオテ
ープをローディングし、かつ再生及び録画の一時停止状
態とするものである。この構成においては、再生及び録
画の一時停止状態を解除したとき、既にビデオテープが
ローディングされた状態となっているので、一時停止状
態の解除と同時に再生及び録画が行われ、これにより、
一時停止状態の解除を指示したときに再生及び録画のタ
イミングがずれることがない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態について図面を参照して説明する。まず、本実施形態
に係るビデオテープレコーダの概略構成を図1に示す。
ビデオテープレコーダ1は、画像をビデオテープへ磁気
記録し、また、ビデオテープに磁気記録されている画像
を読取って再生する装置であり、放送受信部2と、画像
・音声信号復調部3と、画像・音声信号入力部4と、再
生・記録処理部(再生・録画手段)5と、画像・音声信
号出力部6と、リモコン(操作手段)7と、リモコン受
信部8と、制御部(制御手段)9とを備えている。
【0017】放送受信部2は、不図示のアンテナを介し
てテレビ放送信号を高周波信号の形態で受信する。画像
・音声信号復調部3は、放送受信部2で受信した高周波
信号を、画像信号及び音声信号に復調する。画像・音声
信号入力部4は、不図示の入力端子に例えば家庭用ビデ
オカメラや別のビデオテープレコーダ等が接続されるこ
とで、それら家庭用ビデオカメラや別のビデオテープレ
コーダ等からの画像信号及び音声信号が入力される。
【0018】再生・記録処理部5は、ビデオテープに磁
気記録されている画像信号及び音声信号を読取って再生
する。また、画像・音声信号復調部3で復調して得られ
たテレビ放送の画像信号及び音声信号や、画像・音声信
号入力部4に入力された家庭用ビデオカメラや別のビデ
オテープレコーダ等からの画像信号及び音声信号をビデ
オテープへ磁気記録する。再生・記録処理部5は、ビデ
オテープをローディングし、ビデオテープに対して再生
及び記録を行うための不図示の読取・記録ヘッドを備え
ている。
【0019】画像・音声信号出力部6は、不図示の入力
端子に例えばテレビ受像機等のモニタや別のビデオテー
プレコーダ等が接続されることで、再生・記録処理部5
で再生された画像信号及び音声信号をそれらテレビ受像
機のモニタや別のビデオテープレコーダ等へ出力する。
【0020】リモコン7は、ビデオテープレコーダ1の
各種の動作を操作するためのものであり、再生キー、録
画キー、ポーズキー(一時停止キー)、停止キー、及び
その他各種の動作を操作するための操作キー(何れも不
図示)を備えている。リモコン7は、これらのキーの操
作に応じて、対応する信号を赤外線信号で送信する。リ
モコン受信部8は、リモコン7から送信される赤外線信
号を受信する。制御部9は、リモコン受信部8からの出
力信号を受けて上記各部を制御し、これにより、ビデオ
テープレコーダ1は、リモコン7を操作することで、制
御部9による制御のもと、リモコン7での操作に応じた
動作が実行される。
【0021】ビデオテープレコーダ1は、リモコン7の
再生キーがオン操作されると、再生動作を行ない、再生
・記録処理部5の読取・記録ヘッドにより、装填された
ビデオテープから画像信号及び音声信号を読取って再生
する。また、リモコン7の録画キーがオン操作される
と、録画動作を行い、再生・記録処理部5の読取・記録
ヘッドにより、装填されたビデオテープへ画像信号及び
音声信号を記録する。また、リモコン7の停止キーがオ
ン操作されると、再生動作及び録画動作を停止し、ポー
ズキーがオン操作されると再生動作及び録画動作の一時
停止状態への移行及び解除等の一時停止処理を行う。
【0022】ビデオテープレコーダ1は、再生動作及び
録画動作を行なうにあたって、不図示のテープ走行系を
駆動することで、ビデオテープをローディングし、画像
信号及び音声信号の再生及び記録を行う。そして、再生
動作及び記録動作の停止後は、所定時間内はビデオテー
プのローディングを持続し、所定時間経過後はビデオテ
ープのローディングを解除して、ビデオテープを読取・
記録ヘッドから離した状態とする。また、ビデオテープ
レコーダ1は、再生動作及び記録動作を停止したとき、
ビデオテープにおける再生及び記録停止地点を記憶して
おき、次に再生動作及び記録動作を行うときに、その停
止地点から画像信号及び音声信号の再生及び記録を行な
う。
【0023】次に、本実施形態によるビデオテープレコ
ーダ1の一時停止処理について、図2のフローチャート
を参照して説明する。まず、ビデオテープレコーダ1
は、ポーズキーがオン操作されたかどうかを判断してい
る(#1)。ポーズキーがオン操作されると(#1でY
ES)、ポーズ状態となる(#2)。ここで、再生キー
がオン操作されると(#3でYES)、既にローディン
グ状態であれば(#4でYES)、そのまま再生の一時
停止状態とし(#6)、ローディング状態でなければ
(#4でNO)、ビデオテープをローディングし(#
5)、その後再生の一時停止状態とする(#6)。
【0024】また、上記#2でポーズ状態となった後、
再生キーがオン操作されず(#3でNO)、録画キーが
オン操作されると(#7でYES)、既にローディング
状態であれば(#8でYES)、そのまま録画の一時停
止状態とし(#10)、ローディング状態でなければ
(#8でNO)、ビデオテープをローディングし(#
9)、その後録画の一時停止状態とする(#10)。
【0025】なお、上記#6で再生の一時停止状態とな
った後、ポーズキーを再度オン操作するか再生キーをオ
ン操作すると、再生の一時停止状態が解除されて、ビデ
オテープの前回再生を停止した地点から再生が開始され
る。また、上記#10で録画の一時停止状態となった
後、ポーズキーを再度オン操作するか録画キーをオン操
作すると、録画の一時停止状態が解除されて、ビデオテ
ープの前回録画を停止した地点から録画が開始される。
【0026】上記のように構成されたビデオテープレコ
ーダ1においては、ポーズキーをオン操作し、さらに再
生キーをオン操作すると、再生動作に入ることなく再生
の一時停止状態となり、その後、再度ポーズキーをオン
操作すると、前回再生を停止した地点から再生が開始さ
れる。また、ポーズキーをオン操作し、さらに、録画キ
ーをオン操作すると、録画動作に入ることなく録画の一
時停止状態となり、その後、再度ポーズキーをオン操作
すると、前回録画を停止した地点から録画が開始され
る。しかも、これら再生及び録画の一時停止状態は、ロ
ーディングされている状態となっているので、一時停止
状態の解除と同時にタイミングがずれることなく再生及
び録画が行われる。
【0027】このため、例えば、別のビデオテープレコ
ーダ等で画像を再生し、その再生画像のうち不要な画像
部分をカットして所望する部分の画像だけを録画する場
合、所望の画像だけを上手く繋ぎ合わせて録画すること
ができ、所望の画像の先頭部分が録画されなかったり、
所望の画像の間に不要な画像が録画されてしまうことが
ない。この様子を図3(a)(b)に示す。別のビデオ
テープレコーダ等で画像を再生し、その再生画像のうち
不要な画像部分をカットして所望する部分の画像だけを
録画する場合、録画する側では、録画開始地点すなわち
既に録画されている所望画像の終了地点において録画の
一時停止状態とし、再生側での画像の再生に合わせて録
画の一時停止状態を解除することで録画が行われる。
【0028】従来では、図3(a)に示すように、一度
録画キーをオンしてからポーズキーをオンすることで録
画の一時停止状態にしていたため、ビデオテープ20に
既に録画されている所望画像21の終了地点21aにお
いて録画の一時停止状態にする操作を行うと、録画キー
をオンしてからポーズキーをオンするまでの間が録画動
作となってしまい、次に録画した所望画像22の開始地
点22aとの間に不要な画像23が録画されてしまって
いた。
【0029】これに対し、上記のように構成されたビデ
オテープレコーダ1においては、図3(b)に示すよう
に、ポーズキーをオンしてから録画キーをオン操作する
ことで録画動作に入ることなく録画の一時停止状態とな
るため、所望画像21の終了地点21aにおいて録画の
一時停止状態にする操作を行っても録画動作されず、次
に録画した所望画像22の開始地点22aとの間に不要
な画像が録画されることがない。
【0030】なお、本発明は、上記実施形態の構成に限
られず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形
態において、再生及び録画の一時停止状態において、ビ
デオテープをローディングしている状態とせず、読取・
記録ヘッドがビデオテープに接触し、かつ読取・記録ヘ
ッドが回転を停止した状態としてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、再生の一時停止状態とするときにビデオテープが
先に進んでしまったり、録画の一時停止状態とするとき
にビデオテープに不要な画像が録画されてしまうことが
なく、また、再生及び録画の一時停止状態の解除を指示
したときに再生及び録画のタイミングがずれることがな
い。これにより、録画しようとする画像が先に進んでし
まって所望の画像の先頭部分が録画されなかったり、録
画側のビデオテープが先に進んでしまって不要な画像が
録画されてしまうことがなく、所望する部分の画像だけ
を録画することができる。
【0032】請求項2の発明によれば、再生の一時停止
状態とするときにビデオテープが先に進んでしまった
り、録画の一時停止状態とするときにビデオテープに不
要な画像が録画されてしまうことがなく、これにより、
所望する部分の画像だけを録画することができる。
【0033】請求項3の発明によれば、再生及び録画の
一時停止状態の解除を指示したときに再生及び録画のタ
イミングがずれることがなく、これにより、録画しよう
とする画像が先に進んでしまって所望の画像の先頭部分
が録画されなかったり、録画側のビデオテープが先に進
んでしまって不要な画像が録画されてしまうことがな
く、所望する部分の画像だけを録画することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるビデオテープレコ
ーダの概略構成を示す電気的ブロック構成図。
【図2】 同ビデオテープレコーダの一時停止処理を示
したフローチャート。
【図3】 (a)は従来におけるビデオテープへの録画
状態を示す図、(b)は本発明の一実施形態によるビデ
オテープレコーダによるビデオテープへの録画状態を示
す図。
【符号の説明】
1 ビデオテープレコーダ 5 再生・記録処理部(再生・録画手段) 7 リモコン(操作手段) 9 制御部(制御手段) 20 ビデオテープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオテープに記録されている画像の再
    生を指示する再生キーと、ビデオテープへの画像の記録
    を指示する録画キーと、前記画像の再生及び録画の一時
    停止を指示し、また、再度の操作により一時停止状態を
    解除する一時停止キーとを備えた操作手段と、 前記ビデオテープをローディングし、前記ビデオテープ
    に記録されている画像を読取って再生し、また、前記ビ
    デオテープへ画像を記録する再生・録画手段と、 前記操作手段での操作に応じて、前記再生・録画手段に
    よる画像の再生及び録画を制御する制御手段とを備えた
    ビデオテープレコーダにおいて、 前記制御手段は、前記一時停止キーのオン操作により一
    時停止状態となり、さらに前記再生キーがオン操作され
    ると、前記再生・録画手段が前記ビデオテープをローデ
    ィングし、かつ再生の一時停止状態とし、 また、前記一時停止キーのオン操作により一時停止状態
    となり、さらに前記録画キーがオン操作されると、前記
    再生・録画手段が前記ビデオテープをローディングし、
    かつ録画の一時停止状態とすることを特徴とするビデオ
    テープレコーダ。
  2. 【請求項2】 ビデオテープに録画されている画像の再
    生を指示する再生キーと、ビデオテープへの画像の記録
    を指示する録画キーと、前記画像の再生及び録画の一時
    停止を指示し、また、再度の操作により一時停止状態を
    解除する一時停止キーとを備えた操作手段と、 前記ビデオテープをローディングし、前記ビデオテープ
    に記録されている画像を読取って再生し、また、前記ビ
    デオテープへ画像を記録する再生・録画手段と、 前記操作手段での操作に応じて、前記再生・録画手段に
    よる画像の再生及び録画を制御する制御手段とを備えた
    ビデオテープレコーダにおいて、 前記制御手段は、前記一時停止キーのオン操作により一
    時停止状態となり、さらに前記再生キーがオン操作され
    ると、再生の一時停止状態とし、また、前記一時停止キ
    ーのオン操作により一時停止状態となり、さらに前記録
    画キーがオン操作されると、録画の一時停止状態とする
    ことを特徴とする再生・録画の一時停止状態移行処理機
    能を備えたビデオテープレコーダ。
  3. 【請求項3】 前記再生・録画手段が前記ビデオテープ
    をローディングし、かつ前記再生及び録画の一時停止状
    態とすることを特徴とする請求項2に記載の再生・録画
    の一時停止状態移行処理機能を備えたビデオテープレコ
    ーダ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101044936B1 (ko) 2004-02-07 2011-06-28 삼성전자주식회사 디지털 촬영 장치의 제어 방법 및 이 방법을 사용한디지털 촬영 장치
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