JP3754269B2 - 映像信号再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は映像信号再生装置に関し、特にたとえばDVD−Video方式のディジタル映像信号が記録されたDVD−ROMを再生できる、映像信号再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の映像信号再生装置では、装置本体に所望のDVD−ROM(ディス)を挿入し、たとえば映像信号再生装置に接続されたテレビジョン受像機を視聴してディスクに記録された映画などを鑑賞していた。また、映画の鑑賞中に少しの間中座する場合には、オペレータは装置本体の操作パネルやリモコンに設けられた一時停止ボタンを押して再生を一時停止していた。そして、再生を再開する場合には再生ボタンを押していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来技術では、再生を再開すると、一時停止したところから再生が再開されるため、映画の登場人物が台詞を言っている途中で一時停止した場合には、再生を再開したときにその台詞の内容を理解するのが困難であった。このため、オペレータは少し前の場面(シーン)に戻して、再生し直す必要があり、操作が面倒であった。
【0004】
それゆえに、この発明の主たる目的は、再生を再開した場合に、余計な操作を必要とせずに内容を容易に理解することができる、映像信号再生装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、記録媒体から映像信号および副映像信号を再生する映像信号再生手段、再生を一時停止する一時停止手段、一時停止から再生を再開する再開手段、および再開手段を操作したとき一時停止手段で再生を一時停止したときの副映像信号の有無に応じて再開位置を決定する決定手段を備える、映像信号再生装置である。
【0006】
【作用】
この映像信号再生装置では、映像信号再生手段がDVD−ROMなどの記録媒体に記録された映像信号および副映像信号を再生する。たとえば、DVD−ROMに映画が記録されている場合には、映画の場面(シーン)とそのシーンに登場する登場人物の音声(台詞)に対応する字幕とがテレビジョン受像機のような表示装置に表示される。なお、台詞はテレビジョン受像機のスピーカから出力される。オペレータが中座する場合に装置本体の操作パネルやリモコン送信機などのような入力装置を用いて一時停止を指示すると、再生が一時停止される。そして、オペレータが入力装置を用いて再生を指示すると、再生が再開される。このとき、決定手段が副映像信号の有無に応じて再開位置を決定する。
【0007】
具体的には、一時停止した時に副映像信号すなわち字幕がある場合には、登場人物が台詞を言っているため、再生を再開する場合には、決定手段が字幕のあるシーンの先頭位置に再開位置を決定する。したがって、台詞を始めから聞くことができるので、内容を理解することができる。
【0008】
一方、一時停止した時に字幕がない場合には、登場人物の台詞もないため、再生を再開する場合には、決定手段が一時停止した位置を再開位置に決定する。 また、一時停止している間の時間をタイマがカウントし、第1所定時間が経過した場合には、第2所定時間だけ戻した位置を再開位置に決定するので、比較的長時間中座した場合であっても内容を理解することができる。なお、第2所定時間以上戻した位置が字幕を含むシーンであれば、そのシーンの先頭から再生を再開すれば、内容をより理解することができる。
【0009】
上述したような記録媒体には、DVD−Video方式でディジタル映像信号が記録される。
【0010】
【発明の効果】
この発明によれば、台詞があるシーンで一時停止した場合には、台詞の先頭位置から再生を再開するので、区切りのよいところから再生を再開することができる。したがって、内容を容易に理解することができる。
【0011】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0012】
【実施例】
図1を参照して、この実施例のDVD再生装置10は、DVD−Videoディスク(以下、単に「ディスク」という。)からRF信号を再生するための光ピックアップ14を含む。光ピックアップ14によって再生されたRF信号は、RF回路16で波形等化処理および2値化処理を施される。このような処理が施された再生データは、データデコーダ18でデータ復調や誤り訂正等のデコード処理を施される。デコード処理が施された再生データは、デマルチプレクサ20で主映像圧縮データ,副映像圧縮データおよび音声圧縮データに振り分けられる。そして、主映像圧縮データはビデオデコーダ22に与えられ、副映像圧縮データは副映像デコーダ24に与えられ、音声圧縮データはオーディオデコーダ26に与えられる。
【0013】
ビデオデコーダ22は、主映像圧縮データに復号処理を施し、復号された主映像データを出力する。つまり、主映像圧縮データはMPEG2方式で圧縮されたデータであり、ビデオデコーダ22は、Iピクチャ,PピクチャおよびBピクチャに異なる復号処理を施して主映像データを生成する。そして、ビデオデコーダ22は、生成した主映像データを副映像デコーダ24に供給する。
【0014】
副映像デコーダ24は、副映像圧縮データに復号処理を施し、復号された副映像データをビデオデコーダ22から供給された主映像データと合成する。すなわち、副映像デコーダ24は、字幕のような副映像を主映像と合成する。これによって、主映像成分および副映像成分の両方を含む映像データが生成される。なお、副映像データが無い場合には、主映像データがそのまま映像データとして出力される。
【0015】
副映像デコーダ24から出力された映像データは、NTSCエンコーダ28に与えられる。NTSCエンコーダ28は、映像データからNTSC方式のコンポジット映像信号を生成する。つまり、ディジタル信号である映像データをアナログ信号である映像信号に変換し、かつ変換された映像信号に同期信号やカラーバースト信号を付加してNTSC方式のコンポジット映像信号を生成する。このコンポジット映像信号が、図示しないテレビジョン受像機(TV)に出力される。したがって、所望の映像がTVのCRTモニタ(図示せず)に表示され。
【0016】
また、オーディオデコーダ26は、音声圧縮データに復号処理を施し、復号された音声データを出力する。音声圧縮データもまた、MPEG方式等で圧縮されたデータであり、オーディオデコーダ26は、所定の伸長処理を施して音声データを生成する。生成された音声データは、D/A変換回路30でアナログ信号に変換された後、TVまたはVTRに出力される。したがって、所望の映像に付随する音声がTVのスピーカ(図示せず)から出力される。
【0017】
図2を参照して、ディスク12では、VOBS(Video Object Set) 単位で主映像データ,副映像データおよび音声データが管理される。VOBSは例えば映画の1作品等の単位であり、このVOBSは複数のVOB(Video Object) によって構成される。VOBは、各データがディスク12上に一群として記録されている単位であり、このVOBは複数のCellで構成されている。Cellは、例えば映画における1シーンや1カット等の単位となり、1Cellが数分から10数分という時間単位である。なお、DVD再生装置10では、たとえば、1つの映画を複数のストーリ展開で見ることができるマルチストーリといったフォーマットや、いわゆるパレンタルロックと言われる暴力シーン等の教育上好ましくないシーンを飛ばしたりする機能を備えており、このような機能はCellの組み合わせにより作成される。また、Cellは複数のVOBU(Video Object Unit)により構成されている。VOBUは動画像で0.4から1.2秒の単位であり、このVOBUの中にMPEG2方式における複数のGOP(Group Of Pictures)が含まれる。
【0018】
VOBUは、このVOBUの管理情報を有するパックであるNV_PCKと、主映像を有するパックであるV_PCKと、音声データを有するパックであるA_PCKと、副映像データを有するパックであるSP_PCKとにより構成されている。このV_PCK,A_PCK,SP_PCKは、それぞれMPEG2方式等で圧縮されてディスク12上に記録される。
【0019】
たとえば、図2に示すようなSP_PCKが所定数(j−i個)集まると、図3に示すような1つのSPU(Sub Picture Unit) が形成される。SPUは、SPUH(Sub Picture Unit Header)、PXD(Pixel Data)およびSP_DCPT(Sub Picture_Control Sequence Table) を含む。SPUHは、SPUのヘッダであり、SPUのサイズの情報およびディスプレイ制御コマンドシーケンス用のテーブル開始アドレスの情報を含む。また、PXDは、サブピクチャ(副映像)を構成する2ビットのピクセルデータである。さらに、SP_DCSQTは、SPUの有効期間中にディスプレイ(TVの画面)に表示されるサブピクチャの表示開始/停止および属性を変更するための表示シーケンスである。
【0020】
このSP_DCSQTは、図3に示すように、実行順に記述された表示シーケンスSP_DCSQ#0、SP_DCSQ#1、SP_DCSQ#2…を含む。さらに、それぞれのSP_DCSQには、図3に示すように、SP_DCSQ_STM、SP_NXT_DCSQ_SAおよび複数の表示制御コマンドSP_DCCMD#1〜SP_DCCMD#nが含まれる。SP_DCSQ_STMは、SP_DCSQの開始時刻を示し、SP_NXT_DCSQ_SAは、次のSP_DCSQの先頭アドレスを示す。
【0021】
また、表示制御コマンドSP_DCCMD#1〜SP_DCCMD#nのそれぞれには、図3に示すような、9つの制御コマンドが、いずれか1つまたは2つ以上の組み合わせで記述されている。なお、説明の都合上、図面においては、すべての制御コマンドを含むように記載してある。
【0022】
まず、FSTA_DSPは、ピクセルデータの表示開始タイミングを強制的に設定するコマンドである。また、STA_DSPは、ピクセルデータの表示開始タイミングを設定するコマンドである。さらに、STP_DSPは、ピクセルデータの表示停止タイミングを設定するコマンドである。さらにまた、SET_COLORは、ピクセルデータの色コードを設定するコマンドである。
【0023】
続いて、SET_CONTRは、ピクセルデータと主映像間のコントラストを設定するコマンドである。また、SET_DAREAは、ピクセルデータの表示領域を設定するコマンドである。さらに、SET_DSPXAは、ピクセルデータの表示先頭アドレスを設定するコマンドである。さらにまた、CHG_COCONは、ピクセルデータの色とコントラストの変更を設定するコマンドである。また、CMD_ENDは、表示制御コマンドの終了を示すコマンドである。
【0024】
このような各種コマンドによって、ピクセルデータの制御が実行される。すなわち、サブピクチャ(副映像)の表示が制御される。
【0025】
図1に戻って、オペレータが操作パネル36に設けられた再生ボタン36aを操作すると、コントローラ32に再生指示が入力され、コントローラ32は再生処理を開始する。また、オペレータが操作パネル36に設けられた停止ボタン36bを操作すると、これに応じてコントローラ32は再生の終了処理を実行する。
【0026】
再生中では、オペレータが操作パネル36設けられた早送りボタン36cを操作すると、これに応じてコントローラ32が早送り再生の処理を実行する。また、操作パネル36に設けられた巻き戻しボタン36dが操作されると、これに応じてコントローラ32が巻き戻し再生の処理を実行する。さらに、オペレータが短時間中座するような場合には、操作パネル36に設けられた一時停止ボタン36eが操作され、これに応じてコントローラ32は一時停止の処理を実行する。具体的には、コントローラ32は、ビデオデコーダ22、副映像デコーダ24およびオーディオデコーダ26を不能化する。したがって、TVのモニタに一時停止が指示された時点の静止画像が表示され、音声の出力も中断される。そして、オペレータがたとえば再生ボタン36aを用いて再生の指示を入力すると、これに応じてコントローラ32が再生処理を再開する。
【0027】
たとえば、映画の視聴中に一時停止し、停止した時点の場面(シーン)に台詞が含まれていると、台詞の途中から再生が再開される場合がある。このような場合には、オペレータは台詞の内容等を理解するのが困難であり、たとえば巻き戻しボタン32dを操作して、所望のシーンまで戻して、再生し直す必要がある。このような操作の煩わしさを回避するため、この実施例では、台詞があるシーンの途中で一時停止された場合には、その台詞が含まれるシーンの先頭位置から再生が再開される。正確には、一時停止された時点を含むシーンに字幕がある場合には、字幕の先頭位置から再生が再開される。一方、台詞(字幕)がないシーンで一時停止された場合には、一時停止した時点から再生が再開される。また、所定時間(たとえば10分)T1以上一時停止した場合には、一時停止した時点から所定時間(たとえば5分)T2だけ戻したところから再生が再開される。なお、所定時間T2だけ戻したシーンが字幕を含む場合には、さらにその字幕の先頭に戻したシーンから再生するようにしてもよい。
【0028】
具体的には、コントローラ32は、上述のような情報をデータデコーダ18から読み取り、図4および図5に示すフロー図に従って処理する。装置本体の電源がオンされると、コントローラ32は処理を開始し、まず、ステップS1でオペレータによって再生が指示されたかどうかを判断する。つまり、再生ボタン36aが操作されたかどうかを判断する。ステップS1で“NO”であれば、つまり再生ボタン36aが操作されなければ、そのまま同じステップS1に戻る。一方、ステップS1で“YES”であれば、つまり再生ボタン36aが操作されれば、所定アドレスから再生を開始する。たとえば、映画の開始時点からディスク12が再生される。
【0029】
ステップS5ではデマルチプレクサ20からパケットを取り込み、続くステップS7で取り込んだパケットにNV_PCKがあるかどうかを判断する。ステップS7で“NO”であれば、つまりNV_PCKがなければ、そのままステップS11に進む。一方、ステップS7で“YES”であれば、つまりNV_PCKがあれば、ステップS9で現時点のアドレスデータ(現アドレスデータ)をRAM34に設けられたメモリエリア34aに記録し、ステップS11に進む。
【0030】
ステップS11では、SP_PCKがあるかどうかを判断する。ステップS11で“NO”であれば、つまりSP_PCKがなければ、そのまま図5に示すステップS23に進む。一方、ステップS11で“YES”であれば、つまりSP_PCKがあれば、ステップS13でそのSP_PCKがSPUHかどうかを判断する。ステップS13で“YES”であれば、つまりSPUHであれば、ステップS15でメモリエリア34aに記録されたアドレスデータをRAM34に設けられたメモリエリア34bにコピーしてから、図6に示すステップS29に進む。
【0031】
一方、ステップS13で“NO”でれば、つまりSPUHでなければ、図5に示すステップS17でSP_PCKがSP_DCSQTかどうかを判断する。ステップS17で“NO”であれば、つまりSP_DCSQTでなければ、ステップS23にそのまま進む。一方、ステップS17で“YES”であれば、つまりSP_DCSQTであれば、ステップS19でSP_DCCMDにFSTA_DSPコマンドおよびSTA_DSPコマンドがあるかどうかを判断する。ステップS19で“YES”であれば、つまりSP_DCCMDにFSTA_DSPコマンドおよびSTA_DSPコマンドがあれば、字幕表示があると判断し、ステップS21でフラグSをオン(1)に設定し、ステップS23でメモリエリア34bに記録されたアドレスデータをRAM34に設けられたメモリエリア34cにコピーしてから、ステップS29に進む。
【0032】
一方、ステップS19で“NO”であれば、つまりSP_DCCMDにFSTA_DSPコマンドおよびSTA_DSPコマンドがなければ、ステップS25でSP_DCCMDSP_DSPコマンドおよびCMD_ENDコマンドがあるかどうかを判断する。ステップS25で“NO”であれば、つまりSP_DCCMDにSP_DSPコマンドおよびCMD_ENDコマンドがなければ、そのままステップS29に進む。一方、ステップS25で“YES”であれば、つまりSP_DCCMDにSP_DSPコマンドおよびCMD_ENDコマンドがあれば、字幕表示がないと判断し、ステップS27でフラグSをオフ(0)に設定してから、ステップS29に進む。
【0033】
図6に示すステップS29では、一時停止かどうかどうかを判断する。つまり、一時停止ボタン36eが操作されたかどうかを判断する。ステップS29で“NO”であれば、つまり一時停止ボタン36eが操作されなければ、そのままステップS5に戻る。一方、ステップS29で“YES”であれば、つまり一時停止ボタン36eが操作されれば、ステップS31で一時停止の処理を実行する。すなわち、ビデオデコーダ22、副映像デコーダ24およびオーディオデコーダ26を不能化する。そして、ステップS33でコントローラ32内に設けられたタイマ32aをリセットおよびスタートし、ステップS35で現アドレスデータをRAM34内に設けられたメモリエリア34dに記録する。
【0034】
続くステップS37では、一時停止が解除されたかどうかを判断する。つまり、再生ボタン36aが操作されたかどうかを判断する。ステップS37で“NO”であれば、つまり再生ボタン36aが操作されなければ、一時停止が解除されていないと判断し、そのまま同じステップS37に戻る。一方、ステップS37で“YES”であれば、つまり再生ボタン36aが操作されれば、一時停止が解除されたと判断し、ステップS39でタイマ32aのタイマ値が所定時間(たとえば、10分)T1以上かどうかを判断する。ステップS39で“YES”であれば、つまり一時停止の時間が所定時間T1以上であれば、ステップS47で所定時間(たとえば、5分)T2だけ戻した位置から再生を再開し、図4に示すステップS5に戻る。
【0035】
一方、ステップS39で“NO”であれば、つまり一時停止の時間が所定時間T1に満たなければ、ステップS41で、フラグSがオン(1)であるかどうかを判断する。ステップS41で“YES”であれば、つまりフラグSがオン(1)であれば、字幕表示があると判断し、ステップS43で、字幕の先頭位置から再生を開始する。すなわち、台詞を含むシーンの先頭位置から再生が再開される。具体的には、コントローラ32は、メモリエリア34cに記憶されたアドレスデータに対応する位置から再生処理を実行する。したがって、区切りの良いところから再生が再開される。
【0036】
一方、ステップS41で“NO”であれば、つまりフラグSがオフ(0)であれば、字幕表示がないと判断し、ステップS45で一時停止した位置から再生を再開する。具体的には、コントローラ32は、メモリエリア34dに記憶されたアドレスデータに対応する位置から再生処理を実行する。
【0037】
この実施例によれば、台詞を含むシーンで一時停止された場合には、字幕の先頭位置から再生を再開するので、区切りの良いところから再生を再開することができる。さらに、比較的長時間中座した場合であっても、少し時間を戻したところから再生を再開するので、内容を容易に理解することができる。
【0038】
なお、この実施例では、DVD再生装置の操作パネルに設けられたボタンを操作することにより、再生や一時停止などの指示を入力するようにしたが、リモコン送信機を用いて入力するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】DVD−Videoフォーマットの一部を示す図解図である。
【図3】DVD−Videoフォーマットの他の一部を示す図解図である。
【図4】図1実施例に示すコントローラの処理の一部を示すフロー図である。
【図5】図1実施例に示すコントローラの処理の他の一部を示すフロー図である。
【図6】図1実施例に示すコントローラの処理のその他の一部を示すフロー図である。
【符号の説明】
10 …DVD再生装置
12 …ディスク
14 …光ピックアップ
16 …RF回路
18 …データデコーダ
20 …マルチプレクサ
22 …ビデオデコーダ
24 …副映像デコーダ
26 …オーディオデコーダ
28 …NTSCエンコーダ
30 …D/A
32 …コントローラ
34 …RAM
36 …操作パネル

Claims (3)

  1. 記録媒体から映像信号および副映像信号を再生する映像信号再生手段、再生を一時停止する一時停止手段、一時停止から再生を再開する再開手段、および記憶手段を備え、
    前記映像信号再生手段が前記映像信号を再生する際に前記副映像信号の先頭位置を前記記憶手段に格納し、
    前記一時停止手段で再生を一時停止したときに前記副映像信号が有る場合、前記再開手段が操作されると、前記記憶手段に格納された位置から再生を再開することを特徴とする映像信号再生装置。
  2. 前記一時停止手段で再生を一時停止したときに前記副映像信号がない場合、前記再開手段が操作されると一時停止した位置から再生を再開することを特徴とする、請求項1記載の映像信号再生装置。
  3. 前記記録媒体はDVD−Video方式でディジタル映像信号を記録したディスクであり、前記副映像信号の先頭位置はサブピックチャユニットヘッダ(SPUH)を検出した時のアドレスであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の映像信号再生装置。
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