JP2003158156A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2003158156A JP2001355636A JP2001355636A JP2003158156A JP 2003158156 A JP2003158156 A JP 2003158156A JP 2001355636 A JP2001355636 A JP 2001355636A JP 2001355636 A JP2001355636 A JP 2001355636A JP 2003158156 A JP2003158156 A JP 2003158156A
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Toshio Tsuda
俊雄 津田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体チップが長方形等である場合、半導体
チップと配線基板との間に封止樹脂を充填する工程にお
いて、封止樹脂の流動性が半導体チップの表面において
均一ではなくなり、未封止部が形成されてしまう。 【解決手段】 半導体チップ9の内部電極10と基板1
1の上面に形成された配線電極12とが突起電極13に
より電気的に接続され、半導体チップ9と基板11との
間に封止樹脂14が充填され、半導体チップ9の長辺方
向に沿って、基板11の表面の半導体チップ9が搭載さ
れる領域内に凸状のパターン17が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線基板、テープ
キャリア等の基板と、半導体チップとを封止樹脂により
封止した半導体装置およびその製造方法に関するもので
あり、特に、半導体チップの形状に依存することなく封
止樹脂の形成状態が均一となる半導体装置およびその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体チップの内部電極と配
線基板の配線電極とを突起電極により電気的に接続し、
半導体チップと配線基板との間を封止樹脂により封止し
た半導体装置が電子機器等に搭載され、電子機器の小型
化、信頼性向上に貢献してきた。
【0003】最近では、液晶パネルを駆動させるLSI
のように、液晶パネルの高精細度化、カラー化の進展に
伴い、半導体チップの内部電極数の増加および半導体チ
ップの実装面積の制約等が生じ、半導体チップのサイズ
が長細くなる傾向にあり、例えば、半導体チップの長辺
と短辺との比が25:1以上の半導体チップが実装され
た半導体装置も出現してきている。
【0004】以下、従来の半導体装置について、図面を
参照しながら説明する。
【0005】図7は、従来の半導体装置を示す断面図で
ある。
【0006】図7に示すように、ガラスエポキシ樹脂か
らなる配線基板1の上面には配線2が形成され、配線2
と半導体チップ3の電極4とが突起電極5を介して電気
的に接続されている。配線2の上面の突起電極5が接続
する部分以外の部分はソルダーレジスト6により被覆さ
れ、電気的に絶縁された状態となっている。ここで、半
導体チップ3と配線基板1との間は、エポキシ樹脂等か
らなる封止樹脂7により封止されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の半導体装置は、搭載される半導体チップの形状が、
液晶パネルを駆動させるLSIのような長方形であった
り、半導体チップの内部電極と基板の配線電極とを接続
する突起電極どうしの間隔は一定でないことから、半導
体チップと基板との間で封止樹脂を充填する工程におい
て、封止樹脂が半導体チップの各辺に均一に流動しな
い。したがって、半導体チップの短辺方向には封止樹脂
が早く充填されるのに対し、半導体チップの長辺方向に
は封止樹脂が半導体チップの端部にまで充填しにくくな
って、封止樹脂の未充填部が発生するという問題があっ
た。また、図7に示すように、突起電極5の間隔が広い
部分は、突起電極5の間を通過する封止樹脂7の量が大
きいので、半導体チップ3の端部に封止樹脂7が充填し
やすいが、突起電極5の間隔が狭い場合は、封止樹脂7
が突起電極5の間を通過しにくくなり、半導体チップ3
の端部にフィレットが十分に形成されずボイド8の発生
の要因ともなり、ボイド8が封止樹脂7に内在した状態
で封止樹脂7の硬化が行われ、ボイド8に含まれる空気
の膨張によるクラック発生を誘発してしまうという問題
もあった。
【0008】本発明の半導体装置およびその製造方法
は、前記従来の課題を解決するものであり、半導体チッ
プと配線基板との間に形成される封止樹脂の流動性を改
善することで、半導体チップの形状、突起電極どうしの
間隔に影響を受けない半導体装置およびその製造方法を
提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の半導体装置は、半導体チップの内部
電極と基板の上面に形成された配線電極とが突起電極に
より電気的に接続され、前記半導体チップと前記基板と
の間に封止樹脂が充填され、前記半導体チップの長辺に
沿って、前記基板の表面の前記半導体チップが搭載され
る領域内に凸状のパターンが形成されている。
【0010】また、半導体チップは長方形である。
【0011】また、凸状のパターンは突起電極が接続す
る配線電極を除いた領域に形成される。
【0012】また、凸状のパターンは半導体チップの長
辺に平行な前記半導体チップの中心線の下方に形成され
ている。
【0013】また、凸状のパターンは半導体チップの長
辺に垂直な方向に分断されている。
【0014】また、凸状のパターンの側面には凹凸が形
成されている。
【0015】また、凸状のパターンの高さは、配線電極
の高さと略同一である。
【0016】また、内部電極は半導体チップの周囲に形
成され、凸状のパターンは、内部電極に形成された突起
電極に囲まれた領域に形成されている。
【0017】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
半導体チップが搭載される領域内で、前記半導体チップ
の長辺に沿って、その表面に凸状のパターンが形成され
た基板を用意する工程と、前記基板の上面に封止樹脂を
塗布する工程と、前記半導体チップの電極と前記基板の
表面に形成された配線電極とを突起電極により電気的に
接続する工程とからなる。
【0018】また、半導体チップの電極と基板の表面に
形成された配線電極とを突起電極により電気的に接続す
る工程の後、封止樹脂を加熱して硬化させる工程を設け
る。
【0019】このように、半導体チップの長辺方向に沿
って、基板の上面に凸状のパターンが形成されること
で、基板の上面に封止樹脂を塗布した後、半導体チップ
を基板の上面に搭載する時に、封止樹脂が凸状のパター
ンに沿って流動しやすくなる。すなわち、封止樹脂が凸
状のパターンの両側に分流し、半導体チップの外側へ流
れ出す封止樹脂の量が半導体チップの各辺において均一
になる。また、封止樹脂と半導体チップが接触するとき
に封止樹脂内に発生するボイドが、封止樹脂の良好な流
動性に便乗して半導体チップの外側へ移動しやすくなる
ので、封止樹脂の加熱硬化時に、封止樹脂に内在したボ
イド内の空気の膨張によりクラックが発生することを抑
制できる。
【0020】さらに、半導体チップの周囲における封止
樹脂のフィレットが安定して形成されることで、半導体
チップと基板との封止樹脂による接着力の強化および基
板の耐曲げ応力の向上等の効果を期待できるものであ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態の半導
体装置およびその製造方法について、図面を参照しなが
ら説明する。
【0022】まず、本実施形態の半導体装置について説
明する。
【0023】図1は、本実施形態の半導体装置を示す断
面図である。
【0024】図1に示すように、半導体チップ9の内部
電極10と基板11の表面に形成された配線電極12と
が、AuやCu等の金属からなる突起電極13により電
気的に接続され、半導体チップ9と基板11との間は、
エポキシ樹脂からなる封止樹脂14により封止されてい
る。そして、配線電極12を外方に延長した部分で接続
する配線15の表面は、ソルダーレジスト16により被
覆されて絶縁されている。ここで、半導体チップ9は長
方形であり、基板11の表面の半導体チップ9が搭載さ
れる領域内に凸状のパターン17が形成され、凸状のパ
ターン17は、半導体チップ9の周囲の内部電極10に
形成された突起電極13に囲まれた領域に形成され、凸
状のパターン17は、半導体チップ9の長辺方向に平行
な半導体チップ9の中心線の下方に形成されている。な
お、基板11として具体的には、ガラスエポキシ樹脂、
セラミック、ポリイミド樹脂等の基材の表面に、Cu等
の金属からなる凸状のパターン17、配線電極12およ
び配線電極12を外方に延長した部分で接続する配線1
5が形成されたものであればよい。
【0025】図2は、本実施形態の半導体装置に形成さ
れた凸状のパターンを示す平面図であり、半導体チップ
の外形は点線で示している。
【0026】図2に示すように、凸状のパターン17
は、半導体チップ9の長い方向に沿って形成されている
ので、半導体チップ9の長辺方向と凸状のパターン17
の長い方向とは一致している。本実施形態では、凸状の
パターン17は半導体チップ9の長辺方向に平行な中心
線の下方に形成されており、その形状は、長方形(図2
(a))、半導体チップ17の長辺に沿って並ぶように
分断された複数の凸状のパターン18(図2(b))、
その側面に凹凸19が形成された凸状のパターン17
(図2(c))等であるが、特に限定されるものではな
い。また、凸状のパターン17の高さは、基板11の上
面から5〜50[μm]であり、配線電極12や配線15
の高さと略同一であってもよい。本実施形態では、凸状
のパターン17には突起電極13は接続していないが、
凸状のパターン17に突起電極13が接続していてもよ
い。本実施形態では、凸状のパターン17は、配線15
と同一のCu等からなる金属配線であるが、金属配線に
限定されることなく、ポリイミド等の樹脂によって形成
されていてもよい。
【0027】このように、基板11の上面に凸状のパタ
ーン17が形成されていることで、半導体装置の封止工
程において、凸状のパターン17の側面に沿って封止樹
脂14の流動性が向上する。
【0028】具体的には、図2(a)の場合は、半導体
チップ9の長い方向に沿って形成された凸状のパターン
17の側面に沿って流動性が向上するので、半導体チッ
プ9の長辺方向にも封止樹脂が充填される。また、図2
(b)の場合には、分断された凸状のパターン18どう
しの間を封止樹脂が通過するために、図2(a)に比較
して、半導体チップ9の中央から短辺に向かう方向の流
動性が向上する。そして、図2(c)の場合は凹凸19
が形成されることで、半導体チップ9の長辺方向におけ
る封止樹脂の流動の方向を調整することができる。
【0029】以上、本実施形態の半導体装置は、半導体
チップ9の表面の全面に均一に封止樹脂14が充填さ
れ、半導体チップ9の周囲に形成される封止樹脂14の
フィレットの形状も一定化するので、封止樹脂14の未
充填部またはボイドの発生を抑制できる。
【0030】次に、本実施形態の半導体装置の製造方法
について説明する。
【0031】なお、前記半導体装置の説明と重複する内
容については省略し、同一の構成要件には同一の符号を
付す。
【0032】図3〜図6は、本実施形態の半導体装置の
各工程を示す断面図である。
【0033】まず、図3に示すように、上面に凸状のパ
ターン17および配線電極12に接続する配線15が形
成された基板11を用意し、基板11の上面に形成され
た凸状のパターン17の上方から、封止樹脂14をエア
ー圧で供給するディスペンサ(図示せず)を用いてニー
ドル針20の先から吐出させ塗布する。なお、配線電極
12を外方に延長した部分で接続する配線15の上面
は、ソルダーレジスト16により被覆され、絶縁されて
いる。
【0034】本実施形態では、基板11にフォトエッチ
ング法やメッキ法を用いて、Cuからなる凸状のパター
ン17を形成しているが、凸状のパターン17のサイズ
は、狭い方向の幅が0.3[mm]で、長い方向が15
[mm]であり、それぞれ半導体チップの端部から0.3
[mm]内側に端部を形成し、凸状のパターン17の表面
にはNiやAuをメッキしている。
【0035】また、凸状のパターン17の厚みは、配線
電極12に接続した配線15の厚みと同じ18[μm]で
あるが、半導体チップと基板11との間で電気的絶縁性
を維持できる隙間が確保できるものであれば、凸状のパ
ターン17の高さについて特に制限されない。
【0036】次に、図4に示すように、基板11の上面
に塗布された封止樹脂14の上方に、内部電極10に突
起電極13が形成された半導体チップ9の表面を対向さ
せる。本実施形態では、突起電極13はフォトエッチン
グ法やメッキ技術により形成しているが、Au線をネイ
ルヘッドボンディング技術を用いて形成したボールバン
プの他、メッキ技術により形成したNi,Pb−Snを
用いてもよい。
【0037】次に、封止樹脂の流動のメカニズムについ
て説明する。
【0038】図5は、封止樹脂の流動のメカニズムを示
す断面図である。
【0039】図5に示すように、半導体チップ9を基板
11に接近させることにより、封止樹脂14が半導体チ
ップ9の周囲に向かって移動するが、この時、基板11
の上面に形成された凸状のパターン17は、半導体チッ
プ9の形状や半導体チップ9の内部電極10に形成され
た突起電極13どうしの間隔に対応して形成されている
ので、半導体チップ9の各辺に均一に封止樹脂14が矢
印の方向に流動する。その結果、半導体チップ9の周囲
に封止樹脂14のフィレットが均一に形成されるので、
半導体チップ9と基板11との間において、封止樹脂1
4の未充填部が発生しない。また、封止樹脂14に内在
したボイドも半導体チップの周囲に移動することで、封
止樹脂14のフィレットの外側で消滅する。
【0040】最後に、図6に示すように、基板11を加
熱ステージ21の上面に載置し、基板11と半導体チッ
プ9とを、加熱加圧ツール22と加熱ステージ21との
双方から加熱しながら圧力を加え、熱硬化樹脂からなる
封止樹脂14を加熱硬化させる。
【0041】本実施形態の半導体装置の製造方法では、
基板11の上面で、半導体チップ9の長辺に沿って凸状
のパターン17が形成されているため、封止樹脂14が
凸状のパターン17の側方に沿って流動性が良くなり、
半導体チップ9の短辺方向の封止樹脂14の流動速度よ
りも、半導体チップ9の長辺方向の封止樹脂14の流動
速度が大きくなって、半導体チップ9の長辺方向にも封
止樹脂14が流動しやすくなり、封止樹脂14の未充填
が抑制できるものである。
【0042】したがって、半導体チップ9の形状や、半
導体チップ9の内部電極10に形成された突起電極13
どうしの間隔が一定でなくても、凸状のパターン17の
形状を考慮することで封止樹脂14の流動性が向上し、
半導体チップ9と基板11との間で封止樹脂14が均一
に充填される。
【0043】また、封止樹脂14の流動性が良好となる
ことで、半導体チップ9を基板11の上面に搭載した時
に封止樹脂14内に内包されるボイドが、半導体チップ
9の周囲に移動し、ボイドが封止樹脂14に内在したま
ま封止樹脂が硬化されることを抑制できるものである。
【0044】なお、本実施形態では、半導体チップを基
板に搭載する前に、封止樹脂を基板の上面に供給した
が、半導体チップを基板の上面に搭載した後に、封止樹
脂を半導体チップと基板との間に注入する場合でも、封
止樹脂が凸状のパターンによって流動性が向上し、同様
の効果が得られる。
【0045】
【発明の効果】本発明の半導体装置およびその製造方法
は、基板上の半導体チップの搭載領域内に凸状のパター
ンを形成することにより、半導体チップの形状等に依存
することなく、封止樹脂が半導体チップの表面に均等に
流動して封止樹脂の未充填発生の抑制とともに、封止樹
脂におけるボイド内在化を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の半導体装置を示す断面図
【図2】本発明の一実施形態の半導体装置を示す平面図
【図3】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法の
一工程を示す断面図
【図4】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法の
一工程を示す断面図
【図5】本発明の封止樹脂の流動のメカニズムを示す断
面図
【図6】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法の
一工程を示す断面図
【図7】従来の半導体装置を示す断面図
【符号の説明】
1 配線基板 2 配線 3 半導体チップ 4 電極 5 突起電極 6 ソルダーレジスト 7 封止樹脂 8 ボイド 9 半導体チップ 10 内部電極 11 基板 12 配線電極 13 突起電極 14 封止樹脂 15 配線 16 ソルダーレジスト 17 凸状のパターン 18 複数の凸状のパターン 19 凹凸 20 ニードル針 21 加熱ステージ 22 加熱加圧ツール

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップの内部電極と基板の上面に
    形成された配線電極とが突起電極により電気的に接続さ
    れ、前記半導体チップと前記基板との間に封止樹脂が充
    填され、前記半導体チップの長辺に沿って、前記基板の
    表面の前記半導体チップが搭載される領域内に凸状のパ
    ターンが形成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体チップは長方形であることを特徴
    とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 凸状のパターンは突起電極が接続する配
    線電極を除いた領域に形成されることを特徴とする請求
    項1に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 凸状のパターンは半導体チップの長辺に
    平行な前記半導体チップの中心線の下方に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 凸状のパターンは半導体チップの長辺に
    垂直な方向に分断されていることを特徴とする請求項1
    に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 凸状のパターンの側面には凹凸が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装
    置。
  7. 【請求項7】 凸状のパターンの高さは、配線電極の高
    さと略同一であることを特徴とする請求項1に記載の半
    導体装置。
  8. 【請求項8】 内部電極は半導体チップの周囲に形成さ
    れ、凸状のパターンは、内部電極に形成された突起電極
    に囲まれた領域に形成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 半導体チップが搭載される領域内で、前
    記半導体チップの長辺に沿って、その表面に凸状のパタ
    ーンが形成された基板を用意する工程と、前記基板の上
    面に封止樹脂を塗布する工程と、前記半導体チップの電
    極と前記基板の表面に形成された配線電極とを突起電極
    により電気的に接続する工程とからなる半導体装置の製
    造方法。
  10. 【請求項10】 半導体チップの電極と基板の表面に形
    成された配線電極とを突起電極により電気的に接続する
    工程の後、封止樹脂を加熱して硬化させる工程を設ける
    ことを特徴とする請求項9に記載の半導体装置の製造方
    法。
JP2001355636A 2001-11-21 2001-11-21 半導体装置およびその製造方法 Pending JP2003158156A (ja)

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CN100352028C (zh) * 2003-09-24 2007-11-28 精工爱普生株式会社 半导体装置及其制造方法
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