JP2003157726A - ワイヤハーネス - Google Patents

ワイヤハーネス

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JP2003157726A
JP2003157726A JP2001357955A JP2001357955A JP2003157726A JP 2003157726 A JP2003157726 A JP 2003157726A JP 2001357955 A JP2001357955 A JP 2001357955A JP 2001357955 A JP2001357955 A JP 2001357955A JP 2003157726 A JP2003157726 A JP 2003157726A
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wire harness
wire
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pulling
temporary binding
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JP2001357955A
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Takamitsu Miyamukai
孝充 宮向井
Hiroyuki Hayashi
弘幸 林
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤハーネスを廃棄車両から取外す際に横
滑りがなく、またワイヤハーネスの引っ掛けポイントを
任意の箇所にすることができ、作業性を向上させること
ができるリサイクル性にすぐれたワイヤハーネスを提供
する。 【解決手段】 本ワイヤハーネスWは、各端末に圧着し
た端子をコネクタに接続してなる主電線の少なくとも2
カ所の中間位置にそれぞれ枝線がスプライス接続された
ワイヤハーネス本体と、廃棄車両解体時に引上装置のフ
ックFを引っ掛ける引っ掛け部19が形成されている引
き上げ用部品18と、ワイヤハーネス本体の周囲に取り
付けられる外装材20とからなる。2カ所以上から分岐
する枝線は、これらが互いに交差して主電線との間に、
引き上げ用部品18を組む込むスペースを形成するよう
にスプライス部が設定されて接続され、このスペースに
引き上げ用部品18が組み込まれている。また、引き上
げ用部品18の引っ掛け部19は外部に露出している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄車両解体時に
ワイヤハーネスを車体から取外す際に、その作業性を向
上させることのできるリサイクル性にすぐれたワイヤハ
ーネスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】環境問題の認識の高まりのなか、資源の
有効利用への関心が益々高まっている。このような問題
は、廃棄処分された車両についても例外ではない。特
に、近時の電子制御化された車両が使用しているワイヤ
ハーネスの量は膨大であり、これを無視することはでき
ないのが現状である。
【0003】廃棄車両解体時に車両本体からワイヤハー
ネスを取外す場合、従来、J字状フックをワイヤハーネ
スに引っ掛けてクレーン等の引上装置で引き上げて取外
していた。ところが、このような方法では、ワイヤハー
ネスの取外しの際に、ワイヤハーネスがJ字状フックを
引っ掛けた部分において横滑りし、引き上げがうまくい
かないことが多々あった。また、横滑りをしないように
適切な引っ掛けポイントを選択する必要があり、作業性
の効率が悪かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の問題点を解消し、ワイヤハーネスを廃棄車両
から取外す際に横滑りがなく、またワイヤハーネスの引
っ掛けポイントを任意の箇所にすることができ、作業性
を向上させることができるリサイクル性にすぐれたワイ
ヤハーネスを提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、上記課題は、下記の
技術的手段により解決される。 (1)各端末に圧着した端子をコネクタに接続してなる
主電線の少なくとも2カ所の中間位置にそれぞれ枝線が
スプライス接続されたワイヤハーネス本体と、廃棄車両
解体時に引上装置のフックを引っ掛ける引っ掛け部が形
成されている引き上げ用部品と、ワイヤハーネス本体の
周囲に取り付けられる外装材とからなり、該枝線は、こ
れらが互いに交差して該主電線との間に、該引き上げ用
部品を組む込むスペースを形成するようにスプライス部
が設定されて接続されるとともに、該スペースに該引き
上げ用部品が組み込まれており、かつ、該引き上げ用部
品の該引っ掛け部が外部に露出していることを特徴とす
るワイヤハーネス。 (2)複数の電線の各端末に圧着した端子をコネクタに
接続してサブアッシーしている仮結束ハーネスが、複数
組組み合わされて本結束され、外装材を取り付けること
により形成されているワイヤハーネスであって、いずれ
かの仮結束ハーネスは、各端末に圧着した端子をコネク
タに接続してなる主電線の少なくとも2カ所の中間位置
にそれぞれ枝線がスプライス接続されたものからなり、
該枝線は、これらが互いに交差して該主電線との間に、
該引き上げ用部品を組む込むスペースを形成するように
スプライス部が設定されて接続されるとともに、該スペ
ースに該引き上げ用部品が組み込まれており、かつ、該
引っ掛け部が外部に露出していることを特徴とするワイ
ヤハーネス。 (3)複数の電線の各端末に圧着した端子をコネクタに
接続してサブアッシーしている仮結束ハーネスが、複数
組組み合わされて本結束され、外装材を取り付けること
により形成されているワイヤハーネスであって、該複数
組の仮結束ハーネスのうちの少なくとも一部は、スプラ
イス接続された枝線を有する構成を有し、これら仮結束
ハーネスは、枝線の分岐部を用いて、廃棄車両解体時に
引上装置のフックを引っ掛ける引っ掛け部が形成されて
いる引き上げ用部品を組み込んだ状態で配置され、か
つ、該引き上げ用部品の該引っ掛け部が外部に露出して
いることを特徴とするワイヤハーネス。 (4)複数の電線の各端末に圧着した端子をコネクタに
接続してサブアッシーしている仮結束ハーネスが、複数
組組み合わされて本結束され、外装材を取り付けること
により形成されているワイヤハーネスであって、いずれ
かの仮結束ハーネスは、各端末に圧着した端子をコネク
タに接続してなる主電線の少なくとも2カ所の中間位置
に両位置を結ぶスプライス部を設けたものからなり、該
スプライス部により形成されたスペースに、廃棄車両解
体時に引上装置のフックを引っ掛ける引っ掛け部が形成
されている引き上げ用部品が組み込まれており、かつ、
該引っ掛け部が外部に露出していることを特徴とするワ
イヤハーネス。 (5)該引き上げ用部品が、ループ状の帯状体又は紐状
体、あるいはループ状に結んだ帯状体又は紐状体からな
ることを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれかに記
載のワイヤハーネス。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を好まし
い実施例により詳細に説明する。先ず、本発明の第1実
施例に係るワイヤハーネスについて図1〜図3を参照し
て述べる。
【0007】図1は、従来のワイヤハーネスのうちスプ
ライス部が形成されたもので、1がワイヤハーネス本体
である。ワイヤハーネス本体1の電線2の両端に端子
(図示せず)がそれぞれ圧着され、これら圧着端子はそ
れぞれコネクタA、Bに接続されている。電線2の中間
位置(スプライス位置)5、6の所で絶縁被覆が剥ぎ取
られ、枝線3と枝線4の末端芯線部が中間圧着端子で圧
着され、スプライス接続されている。枝線3と枝線4の
他端には端子(図示せず)が圧着され、これら端子はそ
れぞれコネクタC、Dに接続されている。
【0008】本発明の第1実施例は、図1のような構成
のスプライス部を有するワイヤハーネス本体の構造を基
に、リサイクル性にすぐれたワイヤハーネスを提供しよ
うとするものである。図2に、第1実施例に係るワイヤ
ハーネス本体を示す。図中11がワイヤハーネス本体で
あり、このワイヤハーネス本体11の電線12の両端に
端子(図示せず)がそれぞれ圧着され、これら圧着端子
はそれぞれコネクタA、Bに接続されている。電線12
の中間位置(スプライス位置)16、15の所で絶縁被
覆が剥ぎ取られ、枝線13と枝線14の末端芯線部が中
間圧着端子で圧着され、スプライス接続されている。こ
こで第1実施例のワイヤハーネス本体11では、図1の
場合とはスプライス位置が入れ替わったようになってい
る。すなわち、図2では、枝線13のスプライス位置1
5が枝線14のスプライス位置16の右側(図1では左
側)となっている。このため、枝線13と枝線14は途
中で交差し、これら枝線13、14と電線12との間
で、スペース17が形成される。第1実施例では、この
スペース17に、廃棄車両解体時に引上装置のフックを
引っ掛ける引っ掛け部(アイ)19が形成されている引
き上げ用部品18を図示のように組み込む。このとき、
引き上げ用部品18をテープで仮止めすると位置決めが
容易にできる。ここで、引き上げ用部品18は、ループ
状の帯状体から作られている。なお、枝線13と枝線1
4の他端には端子(図示せず)が圧着され、これら端子
はそれぞれコネクタC、Dに接続されている。
【0009】ワイヤハーネス本体11全体には、図3に
示すように、外装材として結束テープ20が巻回され、
第1実施例のワイヤハーネスWとなっている。ここで、
引き上げ用部品18の引っ掛け部19は図示のように外
部に露出し、廃棄車両解体時にワイヤハーネスWを取外
す際に、クレーン等の引上装置のフックHの引っ掛け部
19に引っ掛けることができるようになっている。
【0010】上記構成のワイヤハーネスWは、廃棄車両
解体時に、図3に示すようにクレーン等の引上装置のフ
ックHを引き上げ用部品18の引っ掛け部19に引っ掛
けて引き上げたときに、引き上げ用部品18に結束テー
プ20が取り付き、電線12、枝線13、14との干
渉、摩擦等により、横滑りが効果的に防止され、ワイヤ
ハーネスWを安定して容易に取外すことができるように
なる。また、フックHの引っ掛け部19の位置が予め決
まっているため、引っ掛けポイントの選別をする必要は
ない。従って、作業性が向上し、解体コストが低減でき
る。なお、上記では、極めて簡単な構造のワイヤハーネ
スを例にして説明したが、本発明によれば、同様な手法
によって、より複雑なワイヤハーネスを提供することが
できる。
【0011】また、引き上げ用部品18としては、廃棄
車両解体時にクレーン等のフックを引っ掛けて引き上げ
たときにその引っ張り力に耐えうる強度を有するもので
あれば適宜な材料を使用することができるが、コスト的
にはナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン等の樹脂
材料の使用が好ましいが、これに限定されない。
【0012】第1実施例については、次のように種々の
変形、変更が可能である。例えば、上記では引き上げ用
部品として、所要の引っ張り強度を有していれば紐状体
(ロープ状体を含む)、あるいはこれらと同等な部材を
用いることもできる。また一本の帯状体又は紐状体を後
で結んで結び目を形成したものも使用可能である。ま
た、図8に示すようなループ状の紐状体61(18)を
引き上げ用部品として用い、小ループ62が形成される
ように一部位を紐状体61のループ内に通して、引っ掛
け部63(19)を形成するようにしてもよい。また、
紐状体61の代わりに帯状体を用いて同様な形態のもの
としてもよい。また、上記では外装材として結束テープ
を巻回したが、コルゲートチューブ等、従来公知の適宜
の部材を用いることができる。また、対象となるワイヤ
ハーネスの電線は太物の方が有利である。さらに、図2
に示すワイヤハーネス本体をサブアッシーして仮結束ハ
ーネスとし、これと従来タイプの別の一つ以上の仮結束
ハーネスとを本結束し、本発明のワイヤハーネスとして
もよい。
【0013】次に、本発明の第2実施例に係るワイヤハ
ーネスについて図4〜図6を参照して述べる。第2実施
例のワイヤハーネスは、複数の電線の各端末に圧着した
端子をコネクタに接続してサブアッシーしている仮結束
ハーネスが、複数組組み合わされて本結束され、外装材
を取り付けることにより形成されているものである。ま
た、第2実施例のワイヤハーネスは、複数組の仮結束ハ
ーネスのうちの少なくとも一部が、スプライス接続され
た枝線を有する構成を有し、これら仮結束ハーネスは、
枝線の分岐部を用いて、廃棄車両解体時に引上装置のフ
ックを引っ掛ける引っ掛け部が形成されている引き上げ
用部品を組み込んだ状態で配置され、かつ、引き上げ用
部品の引っ掛け部が外部に露出しているようにしたもの
である。
【0014】以下第2実施例のワイヤハーネスを極めて
簡素に模式化した例で説明する。図4(a)は第1の仮
結束ハーネス21を模式的に示すもので、電線22の両
端に端子(図示せず)が圧着され、それぞれコネクタ
A、Bに接続されている。ここで電線22は1本しか示
されていないが、もちろん任意の本数とすることができ
る(他の場合も同様)。電線22の中間位置(スプライ
ス位置)23の所で絶縁被覆が剥ぎ取られ、枝線24の
末端芯線部が中間圧着端子で圧着され、スプライス接続
されている。枝線24の他端部には端子(図示せず)が
圧着され、コネクタCに接続されている。そしてこれら
電線はテープ、結束バンド等の仮結束部材(図示せず)
で仮結束され、サブアッシーされている。
【0015】図4(b)は第2の仮結束ハーネス31を
模式的に示すもので、電線32の両端に端子(図示せ
ず)が圧着され、それぞれコネクタD、Eに接続されて
いる。電線32の中間位置(スプライス位置)33の所
で絶縁被覆が剥ぎ取られ、枝線34の末端芯線部が中間
圧着端子で圧着され、スプライス接続されている。枝線
34の他端部には端子(図示せず)が圧着され、コネク
タFに接続されている。そしてこれら電線は図4(a)
の場合と同様に仮結束され、サブアッシーされている。
【0016】第1の仮結束ハーネス21と第2の仮結束
ハーネス31は図5に示すように組み合わされる。すな
わち、第1の仮結束ハーネス21のスプライス位置23
が第2の仮結束ハーネス31のスプライス位置33より
左になるように配置され、引き上げ用部品41の引っ掛
け部(アイ)42の中を枝線24と電線32の左側部分
が通り、2つの仮結束ハーネス21、31のそれぞれの
分岐部を利用して引き上げ用部品41が挟み込まれ、そ
の横方向の動きが規制されるようになっている。このと
き、引き上げ用部品41をテープで仮止めすると容易に
位置決めができる。図5のような状態で、引き上げ用部
品41の引っ掛け部42が外部に露出するように結束テ
ープ(図示せず)を全体に巻回して本結束することによ
り、第2実施例のワイヤハーネスとなる。
【0017】上記のような構成のワイヤハーネスの廃棄
車両解体時における取外し用動作は第1実施例の場合と
同様である。また、このような構成としても、第1実施
例と同様、すぐれた効果を得ることができる。また、対
象となる仮結束ハーネスは太物の方がより有効である。
また、上記では2つの仮結束ハーネスを利用したが、も
ちろん3つ以上の仮結束ハーネスを利用してもよい。ま
た、図6に示すように2つ以上の同形態の仮結束ハーネ
スを組み合わせて用いるとより効果がある。また、引き
上げ用部品及び外装材についても第1実施例と同様、種
々の形態のものとすることができる。なお、第2実施例
においても、極めて簡単な構造のワイヤハーネスを例に
して説明したが、本発明によれば、同様な手法によっ
て、より複雑なワイヤハーネスを提供することができ
る。
【0018】次に、本発明による第3実施例に係るワイ
ヤハーネスについて図7により説明する。図7におい
て、51は第3実施例のワイヤハーネス本体であり、電
線52の両端に端子(図示せず)が圧着され、それぞれ
コネクタA、Bに接続されている。また、電線52の2
つの中間位置(スプライス位置)53、54の所で絶縁
被覆が剥ぎ取られ、短い電線55の両末端芯線部が中間
圧着端子で圧着され、スプライス接続され、スペース5
6が形成されている。そしてこのスペース56に引上装
置のフックを引っ掛けるための引っ掛け部58を有する
引き上げ用部品57が組み込まれている。第3実施例で
は、ここで、引き上げ用部品57は、前記各実施例と同
様、ループ状の帯状体から作られている。
【0019】ワイヤハーネス本体51全体には、図示は
両略してあるが、前記各実施例と同様、外装材として結
束テープが巻回され、第3実施例のワイヤハーネスとな
っている。そして、引き上げ用部品57の一部は図示の
ように外部に露出し、廃棄車両解体時にワイヤハーネス
を取外す際に、クレーン等の引上装置のフックを引き上
げ用部品57の引っ掛け部58に引っ掛けることができ
るようになっている。
【0020】上記のような構成のワイヤハーネスの廃棄
車両解体時における取外し用動作は第1及び第2実施例
の場合と同様である。また、このような構成としても、
第1実施例と同様、すぐれた効果を得ることができる。
また、本実施例においても、ワイヤハーネス本体の電線
は太物の方が有利である。また、本実施例においても、
引き上げ用部品、外装材については第1及び第2実施例
と同様、種々の形態のものとすることができる。さら
に、図7のワイヤハーネス本体をサブアッシーして仮結
束ハーネスとし、従来タイプの一つ以上の別の仮結束ハ
ーネスと本結束して、本発明によるワイヤハーネスとす
ることもできる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、前記構成を採用したの
で、ワイヤハーネスを廃棄車両から取外す際に横滑りが
なく、またワイヤハーネスの引っ掛けポイントを任意の
箇所にすることができ、作業性を向上させることができ
るリサイクル性にすぐれたワイヤハーネスを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スプライス部が形成された従来のワイヤハーネ
スを模式的に示す図である。
【図2】本発明の第1実施例に係るスプライス部が形成
されたワイヤハーネス本体と、引き上げ用部品の組み込
みを説明するための模式図である。
【図3】本発明の第1実施例に係るワイヤハーネスの構
造を模式的に示す図である。
【図4】(a)、(b)はそれぞれ第2実施例に係る第
1及び第2の仮結束ハーネスを模式的に示す図である。
【図5】第2実施例に係る第1及び第2の仮結束ハーネ
スの組み合わせ及び引き上げ用部品の組み込みを説明す
るための模式図である。
【図6】仮結束ハーネスの組み合せの別例を模式的に示
す図である。
【図7】第3の実施例に係るワイヤハーネス本体の構造
を模式的に示す図である。
【図8】引き上げ用部品の別例を示す図である。
【符号の説明】
11 ワイヤハーネス本体 12 電線 13、14 枝線 15、16 電線中間位置(スプライス位置) 17 スペース 18 引き上げ用部品 19 引っ掛け部 20 結束テープ 21、31 仮結束ハーネス 22、32 電線 23、33 電線中間位置(スプライス位置) 24、34 枝線 41 引き上げ用部品 42 引っ掛け部 51 ワイヤハーネス本体 52 電線 53、54 電線中間位置(スプライス位置) 55 短い電線 56 スペース 57 引き上げ用部品 58 引っ掛け部 31、32 仮結束ハーネス 61 ループ状の紐状体 62 小ループ 63 引っ掛け部 W ワイヤハーネス A、B、C、D、E、F コネクタ H フック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02G 15/08 H02G 3/28 F (72)発明者 宮向井 孝充 愛知県名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 (72)発明者 林 弘幸 愛知県名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 Fターム(参考) 5G309 AA11 5G363 AA16 BA02 DC02 5G375 AA02 CA02 CA12 DB09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各端末に圧着した端子をコネクタに接続
    してなる主電線の少なくとも2カ所の中間位置にそれぞ
    れ枝線がスプライス接続されたワイヤハーネス本体と、
    廃棄車両解体時に引上装置のフックを引っ掛ける引っ掛
    け部が形成されている引き上げ用部品と、ワイヤハーネ
    ス本体の周囲に取り付けられる外装材とからなり、 該枝線は、これらが互いに交差して該主電線との間に、
    該引き上げ用部品を組む込むスペースを形成するように
    スプライス部が設定されて接続されるとともに、該スペ
    ースに該引き上げ用部品が組み込まれており、かつ、 該引き上げ用部品の該引っ掛け部が外部に露出している
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 【請求項2】 複数の電線の各端末に圧着した端子をコ
    ネクタに接続してサブアッシーしている仮結束ハーネス
    が、複数組組み合わされて本結束され、外装材を取り付
    けることにより形成されているワイヤハーネスであっ
    て、 いずれかの仮結束ハーネスは、各端末に圧着した端子を
    コネクタに接続してなる主電線の少なくとも2カ所の中
    間位置にそれぞれ枝線がスプライス接続されたものから
    なり、 該枝線は、これらが互いに交差して該主電線との間に、
    該引き上げ用部品を組む込むスペースを形成するように
    スプライス部が設定されて接続されるとともに、該スペ
    ースに該引き上げ用部品が組み込まれており、かつ、 該引っ掛け部が外部に露出していることを特徴とするワ
    イヤハーネス。
  3. 【請求項3】 複数の電線の各端末に圧着した端子をコ
    ネクタに接続してサブアッシーしている仮結束ハーネス
    が、複数組組み合わされて本結束され、外装材を取り付
    けることにより形成されているワイヤハーネスであっ
    て、 該複数組の仮結束ハーネスのうちの少なくとも一部は、
    スプライス接続された枝線を有する構成を有し、 これら仮結束ハーネスは、枝線の分岐部を用いて、廃棄
    車両解体時に引上装置のフックを引っ掛ける引っ掛け部
    が形成されている引き上げ用部品を組み込んだ状態で配
    置され、かつ、 該引き上げ用部品の該引っ掛け部が外部に露出している
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  4. 【請求項4】 複数の電線の各端末に圧着した端子をコ
    ネクタに接続してサブアッシーしている仮結束ハーネス
    が、複数組組み合わされて本結束され、外装材を取り付
    けることにより形成されているワイヤハーネスであっ
    て、 いずれかの仮結束ハーネスは、各端末に圧着した端子を
    コネクタに接続してなる主電線の少なくとも2カ所の中
    間位置に両位置を結ぶスプライス部を設けたものからな
    り、 該スプライス部により形成されたスペースに、廃棄車両
    解体時に引上装置のフックを引っ掛ける引っ掛け部が形
    成されている引き上げ用部品が組み込まれており、か
    つ、 該引っ掛け部が外部に露出していることを特徴とするワ
    イヤハーネス。
  5. 【請求項5】 該引き上げ用部品が、ループ状の帯状体
    又は紐状体、あるいはループ状に結んだ帯状体又は紐状
    体からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載のワイヤハーネス。
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