JP2003157400A - クレジット情報処理方法及びシステム、クレジット情報処理用プログラム並びにクライアントシステムの制御方法 - Google Patents
クレジット情報処理方法及びシステム、クレジット情報処理用プログラム並びにクライアントシステムの制御方法Info
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Landscapes
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Abstract
率化及び低コスト化する情報処理技術を提供する。 【解決手段】 利用者4は、加盟店6のウェブサイトW
1における商品購入申込の際、リンクLにより信販会社
1のウェブサイトW2へ案内され、パソコン5aなどの
クライアントシステム5上で個品割賦契約申込及び交付
書面ファイルのダウンロードなどを行う。申込は審査さ
れ、その結果は利用者4と加盟店6へ通知され、審査結
果が可決なら加盟店6は利用者4へ商品を提供する。こ
の際、商品を受領した利用者が所定のウェブページで納
品確認の入力を行うと信販会社1から加盟店6へ立替金
が送金される。信販会社1は、利用者4がネット経由の
契約申込等に協力したインセンティブを元利金から差し
引いた総額や月ごとの請求金額を確定する。
Description
をその特質に応じて迅速効率化及び低コスト化する情報
処理技術に関するものである。
ジットなどの各種決済手段が発達普及しており、とりわ
け信販会社等による個品割賦は広く愛用され、その優れ
た利点として、さまざまな商品(サービスを含むものと
する)に適用できること、真に必要なタイミングで必要
な商品の利用を可能とすること、手持ちがないとか金額
が大きいといった理由での販売機会喪失を減らす、月々
の負担を平準化する、などを挙げることができる。
(個品割賦関連手続と呼ぶものとする)の従来例を示
す。例えば、信販会社の加盟店で個品割賦による買い物
をする場合、顧客は、交付書面の交付を受け、記入した
契約書を信販会社へ提出し、必要に応じ銀行等金融機関
の口座振替依頼書も記入提出する。これら書類の受渡し
は主に郵送で行われ、又は加盟店や信販会社の人手を煩
わせて行われていた。
認や本人確認、審査を行いその結果を電話、ファック
ス、電子メールなどにより加盟店や申込者に通知する。
加盟店は審査結果がOKなら例えば商品を運送事業者に
より納品し、その受取伝票に基いて立替金請求書を作成
し、これを信販会社へ提出して立替金の支払を受ける。
なお、このような手続の流れの中で、一般的な契約や申
込の電子化自体については、電子認証や暗号化など各種
の従来技術が提案されている。
連の個品割賦関連手続の特質に応じた迅速効率化や低コ
スト化については、特段の技術は知られておらず、極め
て困難という問題点があった。特に、書面の印刷や郵便
等によるやりとりや、電話、ファックス、電子メール等
による連絡は、個品割賦関連手続全体の迅速化を妨げ、
急ぐ利用者や加盟店にとって不便なだけでなく、それら
の実費、事務所の維持コストや担当者の人件費など関係
当事者に大きな負担を生じ、改善が潜在的に待望されて
いた。
要事項が含まれ、PDFやHTML等の電子的な交付書
面ファイルで代替する場合は、そのようなファイルが利
用者の用いるパソコン等のクライアントシステムに、ダ
ウンロードされ正しく保存されたことを確認する必要が
あるが、そのような確認が従来では困難であるため代替
は事実上不可能という問題点もあった。さらに、書面に
よる従来の手続と電子的手続が並存する場合、電子的手
続利用を利用者に効果的に動機付けることが必要であ
り、そのような技術が潜在的に待望されていた。
を解決するために提案されたもので、その目的は、個品
割賦関連手続をその特質に応じて迅速効率化及び低コス
ト化する情報処理技術すなわちクレジット情報処理方法
及びシステム、クレジット情報処理用プログラム並びに
クライアントシステムの制御方法を提供することであ
る。
を用いることにより、交付書面ファイルが利用者のクラ
イアントシステムに正しく保存されたことを確認する情
報処理技術を提供することである。また、本発明の他の
目的は、電子的な手続の利用を利用者に効果的に動機付
けする情報処理技術を提供することである。
め、請求項1のクレジット情報処理方法は、個品割賦の
利用者が用いるクライアントシステムから通信ネットワ
ーク経由でサーバシステムへのアクセスを受け付けるこ
とにより、個品割賦に関し、契約申込の受付、書面交付
に代わるデータファイルのダウンロード処理、納品確認
受付、のうち少なくとも複数を行うことを特徴とする。
は、請求項1の発明をシステムという見方から捉えたも
ので、個品割賦の利用者が用いるクライアントシステム
から通信ネットワーク経由でサーバシステムへのアクセ
スを受け付けることにより、個品割賦に関し、契約申込
の受付、書面交付に代わるデータファイルのダウンロー
ド処理、納品確認受付、のうち少なくとも複数を行うよ
うに構成されたことを特徴とする。
ラムは、請求項1,20の発明を、コンピュータプログ
ラムという見方から捉えたもので、サーバシステムであ
るコンピュータを制御することで、個品割賦の利用者が
用いるクライアントシステムから通信ネットワーク経由
でサーバシステムへのアクセスを受け付けることによ
り、個品割賦に関し、契約申込の受付、書面交付に代わ
るデータファイルのダウンロード処理、納品確認受付、
のうち少なくとも複数を行わせることを特徴とする。
方法は、請求項1,20,32の発明を、クライアント
システム側の処理から捉えたもので、個品割賦の利用者
が用い、通信ネットワークに接続されたクライアントシ
ステムの制御方法において、そのクライアントシステム
に、通信ネットワーク経由で所定のサーバシステムへア
クセスさせることにより、個品割賦に関し、契約申込、
書面交付に代わるデータファイルのダウンロード、納品
確認、のうち少なくとも複数を行わせることを特徴とす
る。
代わるデータファイルのダウンロード処理、信販事業者
から加盟店へ立替金を支払う契機としての納品確認とい
った一連の個品割賦関連手続が、ウェブページなどによ
るクライアント・サーバシステムにより実現されるの
で、迅速効率化及び低コスト化される。
ット情報処理方法において、前記利用者を、クレジット
カード番号及び暗証番号により認証することを特徴とす
る。
証番号を組み合わせた認証により、いわゆるなりすまし
が困難となり、セキュリティが向上する。なお、クレジ
ットカード番号は、慣習に従って有効期限と組み合わせ
て扱ってもよい。また、暗証番号はキャッシング等に用
いるものと同一でもよいし別途設定してもよい。さら
に、サーバシステムがクライアントシステム上に保存す
るクッキー情報と併用してもよい。
クレジット情報処理方法において、前記利用者を、初回
はクレジットカード番号及び暗証番号により認証したう
え、ID及びパスワードを決定し、これらID及びパス
ワードにより次回以降の認証を行うことを特徴とする。
ステムという見方から捉えたもので、請求項20記載の
クレジット情報処理システムにおいて、前記利用者を、
初回はクレジットカード番号及び暗証番号により認証し
たうえ、ID及びパスワードを決定し、これらID及び
パスワードにより次回以降の認証を行う手段を備えたこ
とを特徴とする。
利用者からの2度目以降のアクセスではID及びパスワ
ードを用いるので、クレジットカード番号や暗証番号が
繰り返し通信ネットワーク上を流れることがなく、セキ
ュリティが向上する。
れかに記載のクレジット情報処理方法において、利用者
となりうる会員ごとに属性情報を予め記憶しておき、前
記契約申込の際に属性情報の少なくとも一部を前記クラ
イアントシステムから入力させ、入力された属性情報を
予め記憶されていた属性情報と照合することにより本人
確認を行うことを特徴とする。
ステムという見方から捉えたもので、請求項20又は2
1に記載のクレジット情報処理システムにおいて、利用
者となりうる会員ごとに属性情報を予め記憶しておき、
前記契約申込の際に属性情報の少なくとも一部を前記ク
ライアントシステムから入力させ、入力された属性情報
を予め記憶されていた属性情報と照合することにより本
人確認を行うように構成されたことを特徴とする。
が、クレジットカードや個品割賦利用の会員について予
め持っている自宅電話番号や生年月日等の属性情報の少
なくとも一部を、個品割賦申込の際に再度入力させ、両
者の照合により申込意思確認や本人確認を行う。このた
め従来のように電話等による申込意思確認や本人確認が
省略可能となり、個品割賦関連手続が迅速効率化低コス
ト化される。
ット情報処理方法において、契約申込の際に入力させる
前記属性情報の項目は、予め記憶されている属性情報に
含まれる複数の項目の中から、申込の都度ごとにランダ
ムに選択されることを特徴とする。
ステムという見方から捉えたもので、請求項22記載の
クレジット情報処理システムにおいて、契約申込の際に
入力させる前記属性情報の項目は、予め記憶されている
属性情報に含まれる複数の項目の中から、申込の都度ご
とにランダムに選択されるように構成されたことを特徴
とする。
情報が、あるときは自宅の電話番号、次のときは勤務先
の住所、のようにその都度ランダムに変わるので、本人
は正しく入力できるが、他人が不正に本人になりすまそ
うとすれば何を聞かれるか事前に判らないため多数の情
報項目を予め用意しなければならず、なりすましが防止
されセキュリティが向上する。
れかに記載のクレジット情報処理方法において、個品割
賦の契約における交付書面の内容を表す交付書面ファイ
ルが前記クライアントシステム上に正しく保存されたこ
とを確認しサーバシステム側に報告する実行ファイルを
そのクライアントシステム上にダウンロードさせること
を特徴とする。
ステムという見方から捉えたもので、請求項20から2
3のいずれかに記載のクレジット情報処理システムにお
いて、個品割賦の契約における交付書面の内容を表す交
付書面ファイルが前記クライアントシステム上に正しく
保存されたことを確認しサーバシステム側に報告する実
行ファイルをそのクライアントシステム上にダウンロー
ドさせる手段を備えたことを特徴とする。
明を、コンピュータプログラムという見方から捉えたも
ので、請求項32記載のクレジット情報処理用プログラ
ムにおいて、サーバシステムである前記コンピュータを
制御することにより、個品割賦の契約における交付書面
の内容を表す交付書面ファイルが前記クライアントシス
テム上に正しく保存されたことを確認しサーバシステム
側に報告する実行ファイルをそのクライアントシステム
上にダウンロードさせることを特徴とする。
パソコンなどのクライアントシステム上でダウンロード
及び実行させることにより、FTPにおけるコネクショ
ン監視などよりも確実に、交付書面ファイルがパソコン
などのクライアントシステムにダウンロードされたり正
しく保存されたことを確認することが可能となる。この
ため、交付書面についてもデータファイルのダウンロー
ドで代替可能となり、個品割賦関連手続が迅速効率化低
コスト化される。
ット情報処理方法において、前記実行ファイルは、前記
交付書面ファイルを所定のサーバシステムからダウンロ
ードし、前記クライアントシステムの記憶装置上に保存
することを特徴とする。
下において、所定のサーバから交付書面ファイルをダウ
ンロードして取り寄せ、クライアントシステムの記憶装
置上に保存する。このため利用者が自らの操作で交付書
面ファイルをダウンロードする場合と比べ、利用者の煩
雑な操作が軽減される。また、実行ファイルが交付書面
ファイルを自己解凍形式のように内部に持つ場合と比
べ、一度にダウンロードするサイズが小さくて済むため
ダウンロード失敗による利用者の不快感や処理の手戻り
が軽減される。
ット情報処理方法において、前記実行ファイルは、自ら
内部に保有するデータに基いて当該クライアントシステ
ムの記憶装置上に前記交付書面ファイルを作成すること
を特徴とする。
ステムという見方から捉えたもので、請求項24記載の
クレジット情報処理システムにおいて、前記実行ファイ
ルは、自ら内部に保有するデータに基いて当該クライア
ントシステムの記憶装置上に前記交付書面ファイルを作
成するように構成されることを特徴とする。
明を、コンピュータプログラムという見方から捉えたも
ので、請求項33記載のクレジット情報処理用プログラ
ムにおいて、前記実行ファイルは、個品割賦の契約にお
ける交付書面の内容を表す交付書面ファイルを、自ら内
部に保有するデータに基いて当該クライアントシステム
の記憶装置上に作成するとともに、その交付書面ファイ
ルがクライアントシステム上に正しく保存されたことを
確認するように構成されることを特徴とする。
解凍形式のように内部に持つデータに基いて、交付書面
ファイルをクライアントシステムの記憶装置上に展開し
保存する。このため利用者が自らの操作で交付書面ファ
イルをダウンロードする場合と比べ、利用者の煩雑な操
作が軽減される。また、実行ファイルの制御下で所定の
サーバから交付書面ファイルを別途ダウンロードする場
合と比べ、ダウンロードが一度で済み、サーバとの再度
のコネクション確立が不要となるためダイヤルアップ接
続などネットワーク接続環境を問わず優れた使い勝手が
得られる。
れかに記載のクレジット情報処理方法において、前記確
認として、前記実行ファイルは、前記交付書面ファイル
の保存が正常終了したときにその旨のデータを所定のサ
ーバシステムへ送信することを特徴とする。
イルの保存が正常終了したときにその旨をサーバへ知ら
せるが、この処理はオペレーティングシステム(OS)
のシステムコールにおける返り値をチェックする程度の
最も簡単な処理で済み、実行ファイルの小型化、処理の
迅速化、エラーの削減といった効果が得られる。
ずれかに記載のクレジット情報処理方法において、前記
確認として、前記実行ファイルは、保存済みの前記交付
書面ファイルの名称及びサイズを、又は、名称及びサイ
ズが正しいことを確認した旨のデータを所定のサーバシ
ステムへ送信することを特徴とする。
の名称及びサイズで確認しているので、実行ファイルの
小型化、処理の迅速化、エラーの削減といった効果を得
ながら、正しく保存された事実の確認も確実となる。
いずれかに記載のクレジット情報処理方法において、前
記確認として、前記実行ファイルは、保存済みの前記交
付書面ファイルを記憶装置から改めて読み出し直すこと
を特徴とする。
システムという見方から捉えたもので、請求項24又は
25記載のクレジット情報処理システムにおいて、前記
確認として、前記実行ファイルは、保存済みの前記交付
書面ファイルを記憶装置から改めて読み出し直すように
構成されることを特徴とする。
発明を、コンピュータプログラムという見方から捉えた
もので、請求項33又は34記載のクレジット情報処理
用プログラムにおいて、前記確認として、前記実行ファ
イルは、保存済みの前記交付書面ファイルを記憶装置か
ら改めて読み出し直すように構成されることを特徴とす
る。
ァイルを改めて読み出し直すことにより、交付書面ファ
イルがディレクトリ、FAT、セクタの破損などファイ
ルシステム上の問題の影響を受けていないことまで確実
に確認できる。
いずれかに記載のクレジット情報処理方法において、前
記実行ファイルは、改めて読み出し直した前記交付書面
ファイルをサーバシステムへ控えとして送信し、サーバ
システムでその控えが正しいことを確認することを特徴
とする。
書面ファイルをサーバへ控えとして送信(アップロー
ド)するので、実行ファイルは検証機能が要らないぶん
小型で済み、サーバ側では1ビット単位までファイルの
正しさを高精度に検証できる。
いずれかに記載のクレジット情報処理方法において、前
記実行ファイルは、改めて読み出し直した前記交付書面
ファイルが正しいことを、所定の雛型と照合することに
より確認したうえ、確認した旨をサーバシステムへ知ら
せることを特徴とする。
ファイルの正しさを確認するので、交付書面ファイルを
再度サーバへアップロードして検証を受ける場合と比
べ、処理が迅速に済み、ネットワークトラフィックの増
加が抑制できる。
いずれかに記載のクレジット情報処理方法において、前
記実行ファイルは、改めて読み出し直した前記交付書面
ファイルから所定の規則性にしたがって検証用データを
作成してサーバシステムへ送信し、サーバシステムでは
この検証用データに基いて前記交付書面ファイルが前記
クライアントシステムにおいて正しく保存されたことを
確認することを特徴とする。
システムという見方から捉えたもので、請求項24から
26のいずれかに記載のクレジット情報処理システムに
おいて、前記実行ファイルは、改めて読み出し直した前
記交付書面ファイルから所定の規則性にしたがって検証
用データを作成してサーバシステムへ送信するように構
成され、サーバシステムは、この検証用データに基いて
前記交付書面ファイルが前記クライアントシステムにお
いて正しく保存されたことを確認する手段を備えたこと
を特徴とする。
発明を、コンピュータプログラムという見方から捉えた
もので、請求項33から35のいずれかに記載のクレジ
ット情報処理用プログラムにおいて、前記実行ファイル
は、改めて読み出し直した前記交付書面ファイルから所
定の規則性にしたがって検証用データを作成してサーバ
システムへ送信するように構成され、サーバシステムに
は、この検証用データに基いて前記交付書面ファイルが
前記クライアントシステムにおいて正しく保存されたこ
とを確認させることを特徴とする。
交付書面ファイルから作成したハッシュ値等の検証用デ
ータをサーバで検証するので、実行ファイルは検証機能
がないぶん小型で済み、交付書面ファイルをまるごとサ
ーバへ送る場合と比べネットワークトラフィックも増大
しない。なお、検証用データの種類は自由であるが、一
例として、チェックサム関数、CRC(Cyclic redundan
cy check)関数、メッセージダイジェスト(要約)関数
などを用い、チェックサム、ハッシュ値又はメッセージ
・ダイジェストなどを作成し利用すればよい。
いずれかに記載のクレジット情報処理方法において、前
記交付書面ファイル又は前記実行ファイルの少なくとも
一方が、案件ごとに異なる識別情報を伴い、前記実行フ
ァイルは前記確認に関する前記サーバシステムへの通信
に、この識別情報を含めることを特徴とする。
システムという見方から捉えたもので、請求項24から
27のいずれかに記載のクレジット情報処理システムに
おいて、前記交付書面ファイル又は前記実行ファイルの
少なくとも一方に、案件ごとに異なる識別情報を伴わ
せ、前記実行ファイルは前記確認に関する前記サーバシ
ステムへの通信に、この識別情報を含めるように構成さ
れることを特徴とする。
行ファイルに固有の識別情報が、確認の際にサーバへ返
信されるので、交付書面ファイルや実行ファイルのダウ
ンロードの後、ダイヤルアップ接続が一旦切断されたり
リース期限切れなどでクライアントシステムの動的IP
アドレスが変わっても、サーバ側で案件を確実に識別可
能となる。
いずれかに記載のクレジット情報処理方法において、前
記実行ファイルは前記確認に関する前記サーバシステム
への通信に、そのクライアントシステムに固有の情報を
含めることを特徴とする。
などクライアントシステムに固有の情報が、確認の際に
サーバへ返信されるので、サーバ側からクライアントシ
ステムに対する識別や認証の精度が向上する。
いずれかに記載のクレジット情報処理方法において、前
記個品割賦の利用者から、前記クライアントシステム及
び通信ネットワークを経て、口座振替依頼申込を受け付
けることを特徴とする。
システムという見方から捉えたもので、請求項20から
28のいずれかに記載のクレジット情報処理システムに
おいて、前記個品割賦の利用者から、前記クライアント
システム及び通信ネットワークを経て、口座振替依頼申
込を受け付ける手段を備えたことを特徴とする。
依頼もサーバシステムで受け付けるので口座振替依頼書
が不要となり、個品割賦関連手続が迅速効率化及び低コ
スト化される。
いずれかに記載のクレジット情報処理方法において、前
記利用者の用いるクライアントシステムから通信ネット
ワーク経由で納品確認を受け付け、納品確認がされた個
品割賦の立替金を加盟店へ支払うための処理を行なうこ
とを特徴とする。
システムという見方から捉えたもので、請求項20から
29のいずれかに記載のクレジット情報処理システムに
おいて、前記利用者の用いるクライアントシステムから
通信ネットワーク経由で納品確認を受け付け、納品確認
がされた個品割賦の立替金を加盟店へ支払うための処理
を行なう手段を備えたことを特徴とする。
発明を、コンピュータプログラムという見方から捉えた
もので、請求項32から36のいずれかに記載のクレジ
ット情報処理用プログラムにおいて、サーバシステムで
ある前記コンピュータを制御することにより、前記利用
者の用いるクライアントシステムから通信ネットワーク
経由で納品確認を受け付けさせ、納品確認がされた個品
割賦の立替金を加盟店へ支払うための処理を行わせるこ
とを特徴とする。
供を受けたことを利用者にネット経由で入力してもら
い、信販事業者ではこれを受けて、立替金を加盟店へ直
ちに送金できる。このため加盟店は立替金入金が迅速と
なって資金上のメリットが生じる。また、加盟店が運送
事業者からの受取伝票で納品を確認したり、それに基い
た請求書を加盟店が作成したり信販事業者と受け渡す手
間が不要となり、加盟店と信販事業者の双方にとって個
品割賦関連手続の迅速効率化及び低コスト化の効果が得
られる。
いずれかに記載のクレジット情報処理方法において、利
用者がクライアントシステムから通信ネットワーク経由
でウェブページにおいて、書面に代えて契約申込を行っ
た場合、前記実行ファイルのダウンロード並びに実行を
行った場合、前記納品確認を行った場合、の少なくとも
いずれかについて予め決められた所定の経済的報酬をそ
の利用者に対して与えることを特徴とする。
システムという見方から捉えたもので、請求項24から
30のいずれかに記載のクレジット情報処理システムに
おいて、利用者がクライアントシステムから通信ネット
ワーク経由でウェブページにおいて、書面に代えて契約
申込を行った場合、前記実行ファイルのダウンロード並
びに実行を行った場合、前記納品確認を行った場合、の
少なくともいずれかについて予め決められた所定の経済
的報酬をその利用者に対して与える手段を備えたことを
特徴とする。
発明を、コンピュータプログラムという見方から捉えた
もので、請求項32から37のいずれかに記載のクレジ
ット情報処理用プログラムにおいて、サーバシステムで
ある前記コンピュータを制御することにより、利用者が
クライアントシステムから通信ネットワーク経由でウェ
ブページにおいて、書面に代えて契約申込を行った場
合、前記実行ファイルのダウンロード並びに実行を行っ
た場合、前記納品確認を行った場合、の少なくともいず
れかについて予め決められた所定の経済的報酬をその利
用者に対して与えさせることを特徴とする。
付書面について電子化に応じることにより書面印刷や郵
送の費用削減に協力したり、納品確認を行うことによっ
て、個品割賦関連手続の迅速効率化及び低コスト化に協
力してくれた場合、所定の経済的報酬を与えることによ
り、電子的手続利用を利用者に効果的に動機付けするこ
とが可能となる。なお、経済的報酬としては、例えば所
定の金額を利用者が支払うべき金額から減額してもよい
し、所定の特典ポイントやキャンペーングッズ等を与え
るなどしてもよい。
レジット情報処理方法において、個品割賦の契約申込に
ついての審査結果が肯定的であった場合に、前記口座振
替について該当する金融機関のコンピュータシステムに
対し照会依頼のためのデータを送信することを特徴とす
る。
とで、金融機関に支払う照会料が、審査が否決のため無
駄になるリスクが避けられる。
「実施形態」と呼ぶ)について、添付の図面を参照して
具体的に説明する。なお、以下に示す各実施形態はコン
ピュータをソフトウェアで制御することにより実現でき
るが、この場合のハードウェアやソフトウェアの具体的
構成態様は各種考えられるので、以下、本発明及び各実
施形態について、これらを構成する各機能を実現する仮
想的回路ブロックを用いて説明する。
うに、個品割賦を含むクレジット業務を行う信販会社1
が運営するウェブサーバシステム(前記クレジット情報
処理システムに相当し、以下「サーバ」と呼ぶ)2と、
このサーバ2上で実行されるクレジット情報処理方法に
関するもので、それらを実現するコンピュータプログラ
ムとして把握することもできる。
TTPやFTPを用いるサーバプログラムなどにより、
図1に示すように通信ネットワークであるインターネッ
ト3経由で、利用者4の用いるクライアントシステム5
からのアクセスを受け付けるように構成される。
は、パーソナルコンピュータ(パソコン)5aの他、イ
ンターネット接続機能付携帯電話端末装置(携帯端末)
5b、PDA(Personal Digital Assistant)などが利用
可能で、インターネット3の一部として携帯電話網やP
HS網を用いてもよい。そして、サーバ2は、ソフトウ
ェア(プログラム)による制御に基いて、図1に示す各
部分に分けて把握でき、各部分は以下のように作用する
ように構成される。
ェブページなどによるクライアント・サーバシステムに
おいて、個品割賦の利用者4が用いるクライアントシス
テム5からインターネット3経由でサーバ2へのアクセ
スを受け付けることにより、個品割賦に関する契約申込
の受付、書面交付に代わるダウンロード処理、及び信販
会社1から加盟店6へ立替金を支払う契機としての納品
確認受付を行うので、一連の個品割賦関連手続が迅速効
率化及び低コスト化される。
図2のフローチャートは、本実施形態における処理手順
を概念的に示すものである。具体的には利用者4は(図
1)、加盟店6のウェブサイトW1における商品購入申
込の際(ステップ201,101)、リンクLにより信
販会社1のウェブサイトW2へ案内され(ステップ10
2,202,302)、パソコン5aなどのクライアン
トシステム5上で個品割賦契約申込及び交付書面ファイ
ルのダウンロードなどを行う(ステップ203〜20
8,303〜308)。
9)、その結果は利用者4と加盟店6へ通知され(ステ
ップ310,110,210)、審査結果が可決なら加
盟店6は利用者4へ商品を提供する(ステップ111,
211)。この際、商品を受領した利用者が(ステップ
211)所定のウェブページで納品確認の入力を行うと
(ステップ212,312)信販会社1から加盟店6へ
立替金が送金される(ステップ313,113)。
は以上で一応完結となるが、一方、信販会社1は、利用
者4がネット経由の契約申込等に協力したインセンティ
ブを元利金から差し引いた総額や月ごとの請求金額を確
定する(ステップ314)。そして、利用者4と信販会
社1との間では、期日から割賦金の支払と回収が開始さ
れる(ステップ215,315)。以下、より具体的に
説明する。
会社1のウェブサイトW2における認証では(ステップ
203,303)、サーバ2の認証部20が利用者4
を、初回はクレジットカード番号及び暗証番号により認
証したうえ、ID及びパスワードを決定し、これらID
及びパスワードにより次回以降の認証を行う。IDやパ
スワードは自動生成してもよいしユーザが指定してもよ
く、決定後、ID、パスワード格納部21に格納され
る。
号を組み合わせた認証により、いわゆるなりすましが困
難となり、セキュリティが向上する。なお、クレジット
カード番号は、慣習に従って有効期限と組み合わせて扱
ってもよい。また、暗証番号はキャッシング等に用いる
ものと同一でもよいし別途設定してもよい。さらに、サ
ーバ2がクライアントシステム5上に保存するクッキー
情報と併用してもよい。
など利用者からの2度目以降のアクセスではID及びパ
スワードを用いるので、クレジットカード番号や暗証番
号が繰り返しインターネット3上を流れることがなく、
セキュリティが向上する。
合〕そして、申込受付部30は、認証を受けた利用者4
からの個品割賦契約申込を受け付け、申込内容を申込内
容記録部31に記録する。ここで、信販会社1は会員デ
ータベースなどの属性データ格納部11に、利用者4と
なりうる会員例えばクレジットカード会員や個品割賦利
用のカードレス会員ごとに、自宅電話番号や生年月日等
の属性情報を予め記憶させている。
の際に(ステップ204,304)属性情報の少なくと
も一部をクライアントシステム5から再度入力させ、入
力された属性情報を、属性データ格納部11に予め記憶
されていた属性情報と照合することにより申込意思確認
や本人確認を行う。このため従来のように電話等による
申込意思確認や本人確認が省略可能となり、個品割賦関
連手続が迅速効率化低コスト化される。
名が省略されたり、「〇号」と「〇号室」の違いなど、
入力の都度、表現上の違いが考えられるので照合は審査
の一環として人手で行ってもよい。
の項目は、予め記憶されている属性情報に含まれる複数
の項目の中から申込の都度ごとに、あるときは自宅の電
話番号、次のときは勤務先の住所のようにランダムに選
択される。このように本人確認に用いる属性情報がその
都度ランダムに変わることにより、本人は正しく入力で
きるが、他人が不正に本人になりすまそうとすれば何を
聞かれるか事前に判らないため多数の情報項目を予め用
意しなければならず、なりすましが防止されセキュリテ
ィが向上する。
た、利用者は、個品割賦の契約における交付書面に代え
て、交付書面の内容を表す交付書面ファイルDを、パソ
コン5aなどのクライアントシステム5へダウンロード
することを選択することができる。この場合、ダウンロ
ード管理部40は、交付書面ファイルDがクライアント
システム5上に正しく保存されたことを確認しサーバシ
ステム側に報告する実行ファイルEXをクライアントシ
ステム5上にダウンロードさせる。
であり、例えばWINDOWS(登録商標)などOSの
種類に応じ、「.exe」「.com」形式やJava
のスクリプトやアプレット、ActiveXコントロー
ル、Flashなどのプラグイン対応形式などで実装で
きる。なお、本出願中の固有名称には、マイクロソフト
株式会社、サン・マイクロシステムズ株式会社、マクロ
メディア株式会社など各社の商標又は登録商標が含まれ
る。この実行ファイルEXは、実行ファイル格納部41
に予め格納しておくか、又は、クライアントシステム5
の種類やインストール済みソフトウェアを認識し、それ
に応じて構成したり識別情報を埋め込むなどによってそ
の都度作成される。
重要事項を利用者に告知するためのものであり、HTM
L等の交付書面ファイルDのダウンロードで代用する場
合は、交付書面ファイルDが利用者のクライアントシス
テム5上に正しく保存されたことを確認する必要があ
る。
イルEXをパソコン5aなどのクライアントシステム5
上でダウンロード及び実行させることにより、FTPに
おけるコネクション監視などよりも確実に、交付書面フ
ァイルDがパソコン5aなどのクライアントシステム5
にダウンロードされたり正しく保存されたことを確認す
ることが可能となる。このため、交付書面についてもデ
ータファイルのダウンロードで代替可能となり、個品割
賦関連手続が迅速効率化低コスト化される。
的には、交付書面ファイルDの保存に至る態様は次の3
つが考えられる。第1の態様は、利用者4が予めウェブ
ページの指示に従って手動操作で交付書面ファイルDを
サーバ2からダウンロードしクライアントシステム5の
記憶装置HD上に保存した後で、正常な保存の確認のみ
のために上記実行ファイルEXをダウンロードし実行す
るものである。ここで記憶装置HDとしてはハードディ
スクドライブなどの他、クライアントシステム5の種類
や構成に応じCD−R/WやMO等のリムーバブルディ
スクドライブ、フラッシュメモリカードなどを適宜選択
して用いることができる。
らの制御下において、交付書面ファイルDをサーバ2か
らダウンロードして取り寄せ、クライアントシステム5
の記憶装置HD上に保存したうえ、正常な保存の確認を
行うものである。この態様では、利用者が自らの操作で
交付書面ファイルDをダウンロードする場合と比べ、利
用者の煩雑な操作が軽減される。また、実行ファイルE
Xが交付書面ファイルDを自己解凍形式のように内部に
持つ場合と比べ、一度にダウンロードするサイズが小さ
くて済むためダウンロード失敗による利用者の不快感や
処理の手戻りが軽減される。
自ら自己解凍形式のように内部に保有するデータに基い
て当該クライアントシステム5の記憶装置HD上に交付
書面ファイルDを展開し保存したうえ、正常な保存の確
認を行うものである。この態様では、利用者が自らの操
作で交付書面ファイルDをダウンロードする場合と比
べ、利用者の煩雑な操作が軽減される。また、実行ファ
イルEXの制御下でサーバ2から交付書面ファイルDを
別途ダウンロードする場合と比べ、ダウンロードが一度
で済み、サーバ2との再度のコネクション確立が不要と
なるためダイヤルアップ接続などネットワーク接続環境
を問わず優れた使い勝手が得られる。
存後の確認の態様も、次のように複数考えられる。第1
は、確認として実行ファイルEXが、交付書面ファイル
Dの保存が正常終了したときにその旨のデータを所定の
サーバ2へ送信するものである。この場合の処理は、オ
ペレーティングシステム(OS)のシステムコールにお
ける返り値をチェックする程度の最も簡単な処理で済
み、実行ファイルEXの小型化、処理の迅速化、エラー
の削減といった効果が得られる。
保存済みの交付書面ファイルDの名称及びサイズをサー
バ2へ送信しそれをサーバ2で検証するか、又は、名称
及びサイズが正しいことを確認した旨のデータをサーバ
2へ送信するものである。この態様では、交付書面ファ
イルDを保存後の名称及びサイズで確認しているので、
実行ファイルEXの小型化、処理の迅速化、エラーの削
減といった効果を得ながら、正しく保存された事実の確
認も確実となる。
保存済みの交付書面ファイルDを記憶装置HDから改め
て最初から最後まで読み出し直すものである。この態様
では、保存された交付書面ファイルDを改めて読み出し
直すことにより、交付書面ファイルDがディレクトリ、
FAT、セクタの破損などファイルシステム上の問題の
影響を受けていないことまで確実に確認できる。
様〕上記のように保存済みの交付書面ファイルDを記憶
装置HDから改めて読み出し直す場合、確認の態様はさ
らに次のように分類できる。最初の態様は、実行ファイ
ルEXが、改めて読み出し直した交付書面ファイルDを
サーバ2へ控えとして丸ごとそっくりそのまま送信し、
サーバ2でその控えが正しいことを確認するものであ
る。この態様では、改めて読み出し直した交付書面ファ
イルDをサーバ2へ控えとして送信(アップロード)す
るので、実行ファイルEXは検証機能が要らないぶん小
型で済み、サーバ2側では1ビット単位までファイルの
正しさを高精度に検証できる。
読み出し直した交付書面ファイルDが正しいことを、所
定の雛型と照合することにより確認したうえ、確認した
旨をサーバ2へ知らせるものである。この態様では、実
行ファイルEX側で交付書面ファイルDの正しさを確認
するので、交付書面ファイルDを再度サーバ2へアップ
ロードして検証を受ける場合と比べ、処理が迅速に済
み、ネットワークトラフィックの増加が抑制できる。な
お、雛型は、交付書面ファイルD全体のビットデータイ
メージでもよいし、後述するハッシュ値などの検証用デ
ータを用いてもよい。
改めて読み出し直した交付書面ファイルDから所定の規
則性にしたがって検証用データを作成してサーバ2へ送
信し、サーバ2ではこの検証用データに基いて交付書面
ファイルDがクライアントシステム5において正しく保
存されたことを確認するものである。
直した交付書面ファイルDから、チェックサム関数、C
RC(Cyclic redundancy check)関数、メッセージダイ
ジェスト(要約)関数などを用い、チェックサム、ハッ
シュ値又はメッセージ・ダイジェストなどの検証用デー
タを作成してサーバ2へ送信し、交付書面ファイルDが
クライアントシステム5において正しく保存されたこと
の確認はサーバ2においてこの検証用データに基いて検
証する。このため、実行ファイルEXは検証機能がない
ぶん小型で済み、交付書面ファイルDをまるごとサーバ
2へ送る場合と比べネットワークトラフィックも増大し
ない。
書面ファイルD又は実行ファイルEXの少なくとも一方
に、案件ごとに異なる識別情報を、案件ごとにファイル
に埋め込んだりファイル名の一部に組み込むなどして伴
わせ、実行ファイルEXは前記確認に関するサーバ2へ
の通信に、この識別情報を含めるようにしてもよい。
実行ファイルEXに固有の識別情報が、確認の際にサー
バ2へ返信されるので、交付書面ファイルDや実行ファ
イルEXのダウンロードの後、ダイヤルアップ接続が一
旦切断されたりリース期限切れなどでクライアントシス
テム5の動的IPアドレスが変わっても、サーバ2側で
案件を確実に識別可能となる。
するサーバ2への通信に、クライアントシステム5に固
有の情報を含めるようにしてもよい。この態様では、O
Sのレジストリ登録内容などクライアントシステム5に
固有の情報が、確認の際にサーバ2へ返信されるので、
サーバ2側からクライアントシステム5に対する識別や
認証の精度が向上する。
た、契約申込の際は、口座振替受付部50が、個品割賦
の利用者4から、クライアントシステム5及びインター
ネット3を経て、口座振替依頼申込を受け付け、その内
容は口座振替情報格納部51に格納され、その内容にし
たがって指定の金融機関に対し口座引落し等の決済処理
が行われる。このようにすれば、返済のための口座振替
依頼もサーバ2で受け付けることにより口座振替依頼書
が不要となり、個品割賦関連手続が迅速効率化及び低コ
スト化される。
録部31に記録された個品割賦契約申込については、審
査支援部60による自動スコアリングなどの支援のもと
審査が行われる(ステップ309)。この審査結果は、
必要に応じ信販会社1の審査担当者による最終確認を経
て、審査結果記録部61に記録される。この審査結果が
肯定的であった場合に、口座振替照会部52が、その口
座振替について該当する金融機関のコンピュータシステ
ムに対し、SSL(Secure Socket Layer)によるPOS
T送信などにより、照会依頼のためのデータを送信す
る。
で、金融機関に支払う照会料が、審査が否決のため無駄
になるリスクが避けられる。そして、照会の結果もOK
の場合、審査結果は、審査結果通知部62により利用者
4や加盟店6へ通知される(ステップ310,210,
110)。この審査結果がOKであれば加盟店6は利用
者4へ商品を提供する(ステップ111)。
者4は商品が提供されると(ステップ211)予め案内
されたウェブページへアクセスし、納品確認の入力を行
う(ステップ212)。このとき、納品確認部70が、
利用者のクライアントシステム5からインターネット3
経由で納品確認を受け付け(ステップ312)、納品確
認がされたかどうかを含む案件ごとのステータス(状
態)はステータス記録部71に記録され、利用者4や加
盟店6、信販会社1やその担当者による照会対象ともな
る。
れた個品割賦の立替金を加盟店6へ支払うための処理
(ステップ313)、例えば送信指示伝票の出力や金融
機関への送金指示データの送信などを行なう。
商品の提供を受けたことを利用者4にネット経由で入力
してもらい、信販事業者である信販会社1ではこれを受
けて、立替金を加盟店6へ直ちに送金できる。このため
加盟店6は立替金入金(ステップ113)が迅速となっ
て資金上のメリットが生じる。また、加盟店6が運送事
業者からの受取伝票で納品を確認したり、それに基いた
請求書を加盟店6が作成したり信販会社1と受け渡す手
間が不要となり、加盟店6と信販会社1の双方にとって
個品割賦関連手続の迅速効率化及び低コスト化の効果が
得られる。
た、差引送金処理部80は、利用者4がクライアントシ
ステム5からインターネット3経由でウェブページW2
において、書面に代えて契約申込を行った場合(電子申
込と呼ぶ)と、交付書面に代えて前記実行ファイルのダ
ウンロード並びに実行及び必要な場合は前記交付書面フ
ァイルのダウンロード(ダウンロード等と呼ぶ)を行っ
た場合と、納品確認を行った場合について、それぞれ予
め決められた所定の経済的報酬をその利用者に対して与
える。
ド等、納品確認のそれぞれについて100円ずつ、また
はセットで幾ら、などの減額を予め利用者に提示して適
用し、差引後の請求金額を確定後(ステップ314)差
引額記録部81に記録し、所定期日から割賦金の回収等
を開始する(ステップ315,215)。
由の手続により信販会社1が節約できる書面の印刷、郵
送、人件費等の費用、及び加盟店6や信販会社1が書面
手続の煩雑さで従来逃してきた取引機会にあたる販促費
用分、加盟店6が従来、運送事業者からの受取伝票で納
品確認後に信販会社1への請求を行ってきた人件費等の
事務費用、及び立替金入金の遅れに起因する逸失運用利
益や借入金利などである。なお、減額の一部を加盟店6
が負担する場合は、立替金からその分を差し引いて加盟
店6へ送金してもよい。
込や交付書面について電子化に応じることにより書面印
刷や郵送の費用削減に協力したり、納品確認を行うこと
によって、個品割賦関連手続の迅速効率化及び低コスト
化に協力してくれた場合、所定の経済的報酬を与えるこ
とにより、電子的手続利用を利用者に効果的に動機付け
することが可能となる。なお、経済的報酬としては、例
えば所定の金額を利用者が支払うべき金額から減額する
以外に、所定の特典ポイントやキャンペーングッズ等を
与えるなどしてもよい。
各実施形態には限定されず、次に例示するような他の実
施形態も含むものである。例えば、サーバを国外に設置
してもクライアントシステムの動作のみで本発明の一態
様である。この場合の本発明は、すなわち、個品割賦の
利用者が用い、通信ネットワークに接続されたクライア
ントシステムの制御方法において、そのクライアントシ
ステムに、通信ネットワーク経由で所定のサーバシステ
ムへアクセスさせることにより、個品割賦に関し、契約
申込、書面交付に代わるデータファイルのダウンロー
ド、納品確認、のうち少なくとも複数を行わせることを
特徴とする。
EXのダウンロード元や、ファイル保存の確認結果の送
信先は、サーバ2でもよいが他の所定のサーバでもよ
く、そのように複数のサーバの連携により本発明を実現
することも本発明の一態様である。また、図2の手順は
例示に過ぎず適宜変更可能であり、例えば、初めての利
用者については、確認(ステップ203,303)を省
略して契約申込を受け付ければよい。
賦関連手続をその特質に応じて迅速効率化及び低コスト
化する情報処理技術すなわちクレジット情報処理方法及
びシステム、クレジット情報処理用プログラム並びにク
ライアントシステムの制御方法を提供することができ
る。
図。
ーチャート。
Claims (40)
- 【請求項1】 個品割賦の利用者が用いるクライアント
システムから通信ネットワーク経由でサーバシステムへ
のアクセスを受け付けることにより、 個品割賦に関し、契約申込の受付、書面交付に代わるデ
ータファイルのダウンロード処理、納品確認受付、のう
ち少なくとも複数を行うことを特徴とするクレジット情
報処理方法。 - 【請求項2】 前記利用者を、クレジットカード番号及
び暗証番号により認証することを特徴とする請求項1記
載のクレジット情報処理方法。 - 【請求項3】 前記利用者を、初回はクレジットカード
番号及び暗証番号により認証したうえ、ID及びパスワ
ードを決定し、これらID及びパスワードにより次回以
降の認証を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の
クレジット情報処理方法。 - 【請求項4】 利用者となりうる会員ごとに属性情報を
予め記憶しておき、前記契約申込の際に属性情報の少な
くとも一部を前記クライアントシステムから入力させ、
入力された属性情報を予め記憶されていた属性情報と照
合することにより本人確認を行うことを特徴とする請求
項1から3のいずれかに記載のクレジット情報処理方
法。 - 【請求項5】 契約申込の際に入力させる前記属性情報
の項目は、予め記憶されている属性情報に含まれる複数
の項目の中から、申込の都度ごとにランダムに選択され
ることを特徴とする請求項4記載のクレジット情報処理
方法。 - 【請求項6】 個品割賦の契約における交付書面の内容
を表す交付書面ファイルが前記クライアントシステム上
に正しく保存されたことを確認しサーバシステム側に報
告する実行ファイルをそのクライアントシステム上にダ
ウンロードさせることを特徴とする請求項1から5のい
ずれかに記載のクレジット情報処理方法。 - 【請求項7】 前記実行ファイルは、前記交付書面ファ
イルを所定のサーバシステムからダウンロードし、前記
クライアントシステムの記憶装置上に保存することを特
徴とする請求項6記載のクレジット情報処理方法。 - 【請求項8】 前記実行ファイルは、自ら内部に保有す
るデータに基いて当該クライアントシステムの記憶装置
上に前記交付書面ファイルを作成することを特徴とする
請求項6記載のクレジット情報処理方法。 - 【請求項9】 前記確認として、前記実行ファイルは、
前記交付書面ファイルの保存が正常終了したときにその
旨のデータを所定のサーバシステムへ送信することを特
徴とする請求項6から8のいずれかに記載のクレジット
情報処理方法。 - 【請求項10】 前記確認として、前記実行ファイル
は、保存済みの前記交付書面ファイルの名称及びサイズ
を、又は、名称及びサイズが正しいことを確認した旨の
データを所定のサーバシステムへ送信することを特徴と
する請求項6から9のいずれかに記載のクレジット情報
処理方法。 - 【請求項11】 前記確認として、前記実行ファイル
は、保存済みの前記交付書面ファイルを記憶装置から改
めて読み出し直すことを特徴とする請求項6から10の
いずれかに記載のクレジット情報処理方法。 - 【請求項12】 前記実行ファイルは、改めて読み出し
直した前記交付書面ファイルをサーバシステムへ控えと
して送信し、サーバシステムでその控えが正しいことを
確認することを特徴とする請求項6から11のいずれか
に記載のクレジット情報処理方法。 - 【請求項13】 前記実行ファイルは、改めて読み出し
直した前記交付書面ファイルが正しいことを、所定の雛
型と照合することにより確認したうえ、確認した旨をサ
ーバシステムへ知らせることを特徴とする請求項6から
12のいずれかに記載のクレジット情報処理方法。 - 【請求項14】 前記実行ファイルは、改めて読み出し
直した前記交付書面ファイルから所定の規則性にしたが
って検証用データを作成してサーバシステムへ送信し、
サーバシステムではこの検証用データに基いて前記交付
書面ファイルが前記クライアントシステムにおいて正し
く保存されたことを確認することを特徴とする請求項6
から13のいずれかに記載のクレジット情報処理方法。 - 【請求項15】 前記交付書面ファイル又は前記実行フ
ァイルの少なくとも一方が、案件ごとに異なる識別情報
を伴い、前記実行ファイルは前記確認に関する前記サー
バシステムへの通信に、この識別情報を含めることを特
徴とする請求項6から14のいずれかに記載のクレジッ
ト情報処理方法。 - 【請求項16】 前記実行ファイルは前記確認に関する
前記サーバシステムへの通信に、そのクライアントシス
テムに固有の情報を含めることを特徴とする請求項6か
ら15のいずれかに記載のクレジット情報処理方法。 - 【請求項17】 前記個品割賦の利用者から、前記クラ
イアントシステム及び通信ネットワークを経て、口座振
替依頼申込を受け付けることを特徴とする請求項1から
16のいずれかに記載のクレジット情報処理方法。 - 【請求項18】 前記利用者の用いるクライアントシス
テムから通信ネットワーク経由で納品確認を受け付け、
納品確認がされた個品割賦の立替金を加盟店へ支払うた
めの処理を行なうことを特徴とする請求項1から17の
いずれかに記載のクレジット情報処理方法。 - 【請求項19】 利用者がクライアントシステムから通
信ネットワーク経由でウェブページにおいて、書面に代
えて契約申込を行った場合、前記実行ファイルのダウン
ロード並びに実行を行った場合、前記納品確認を行った
場合、の少なくともいずれかについて予め決められた所
定の経済的報酬をその利用者に対して与えることを特徴
とする請求項6から18のいずれかに記載のクレジット
情報処理方法。 - 【請求項20】 個品割賦の利用者が用いるクライアン
トシステムから通信ネットワーク経由でサーバシステム
へのアクセスを受け付けることにより、 個品割賦に関し、契約申込の受付、書面交付に代わるデ
ータファイルのダウンロード処理、納品確認受付、のう
ち少なくとも複数を行うように構成されたことを特徴と
するクレジット情報処理システム。 - 【請求項21】 前記利用者を、初回はクレジットカー
ド番号及び暗証番号により認証したうえ、ID及びパス
ワードを決定し、これらID及びパスワードにより次回
以降の認証を行う手段を備えたことを特徴とする請求項
20記載のクレジット情報処理システム。 - 【請求項22】 利用者となりうる会員ごとに属性情報
を予め記憶しておき、前記契約申込の際に属性情報の少
なくとも一部を前記クライアントシステムから入力さ
せ、入力された属性情報を予め記憶されていた属性情報
と照合することにより本人確認を行うように構成された
ことを特徴とする請求項20又は21に記載のクレジッ
ト情報処理システム。 - 【請求項23】 契約申込の際に入力させる前記属性情
報の項目は、予め記憶されている属性情報に含まれる複
数の項目の中から、申込の都度ごとにランダムに選択さ
れるように構成されたことを特徴とする請求項22記載
のクレジット情報処理システム。 - 【請求項24】 個品割賦の契約における交付書面の内
容を表す交付書面ファイルが前記クライアントシステム
上に正しく保存されたことを確認しサーバシステム側に
報告する実行ファイルをそのクライアントシステム上に
ダウンロードさせる手段を備えたことを特徴とする請求
項20から23のいずれかに記載のクレジット情報処理
システム。 - 【請求項25】 前記実行ファイルは、自ら内部に保有
するデータに基いて当該クライアントシステムの記憶装
置上に前記交付書面ファイルを作成するように構成され
ることを特徴とする請求項24記載のクレジット情報処
理システム。 - 【請求項26】 前記確認として、前記実行ファイル
は、保存済みの前記交付書面ファイルを記憶装置から改
めて読み出し直すように構成されることを特徴とする請
求項24又は25記載のクレジット情報処理システム。 - 【請求項27】 前記実行ファイルは、改めて読み出し
直した前記交付書面ファイルから所定の規則性にしたが
って検証用データを作成してサーバシステムへ送信する
ように構成され、サーバシステムは、この検証用データ
に基いて前記交付書面ファイルが前記クライアントシス
テムにおいて正しく保存されたことを確認する手段を備
えたことを特徴とする請求項24から26のいずれかに
記載のクレジット情報処理システム。 - 【請求項28】 前記交付書面ファイル又は前記実行フ
ァイルの少なくとも一方に、案件ごとに異なる識別情報
を伴わせ、前記実行ファイルは前記確認に関する前記サ
ーバシステムへの通信に、この識別情報を含めるように
構成されることを特徴とする請求項24から27のいず
れかに記載のクレジット情報処理システム。 - 【請求項29】 前記個品割賦の利用者から、前記クラ
イアントシステム及び通信ネットワークを経て、口座振
替依頼申込を受け付ける手段を備えたことを特徴とする
請求項20から28のいずれかに記載のクレジット情報
処理システム。 - 【請求項30】 前記利用者の用いるクライアントシス
テムから通信ネットワーク経由で納品確認を受け付け、
納品確認がされた個品割賦の立替金を加盟店へ支払うた
めの処理を行なう手段を備えたことを特徴とする請求項
20から29のいずれかに記載のクレジット情報処理シ
ステム。 - 【請求項31】 利用者がクライアントシステムから通
信ネットワーク経由でウェブページにおいて、書面に代
えて契約申込を行った場合、前記実行ファイルのダウン
ロード並びに実行を行った場合、前記納品確認を行った
場合、の少なくともいずれかについて予め決められた所
定の経済的報酬をその利用者に対して与える手段を備え
たことを特徴とする請求項24から30のいずれかに記
載のクレジット情報処理システム。 - 【請求項32】 サーバシステムであるコンピュータを
制御することで、 個品割賦の利用者が用いるクライアントシステムから通
信ネットワーク経由でサーバシステムへのアクセスを受
け付けることにより、 個品割賦に関し、契約申込の受付、書面交付に代わるデ
ータファイルのダウンロード処理、納品確認受付、のう
ち少なくとも複数を行わせることを特徴とするクレジッ
ト情報処理用プログラム。 - 【請求項33】 サーバシステムである前記コンピュー
タを制御することにより、 個品割賦の契約における交付書面の内容を表す交付書面
ファイルが前記クライアントシステム上に正しく保存さ
れたことを確認しサーバシステム側に報告する実行ファ
イルをそのクライアントシステム上にダウンロードさせ
ることを特徴とする請求項32記載のクレジット情報処
理用プログラム。 - 【請求項34】 前記実行ファイルは、個品割賦の契約
における交付書面の内容を表す交付書面ファイルを、自
ら内部に保有するデータに基いて当該クライアントシス
テムの記憶装置上に作成するとともに、その交付書面フ
ァイルがクライアントシステム上に正しく保存されたこ
とを確認するように構成されることを特徴とする請求項
33記載のクレジット情報処理用プログラム。 - 【請求項35】 前記確認として、前記実行ファイル
は、保存済みの前記交付書面ファイルを記憶装置から改
めて読み出し直すように構成されることを特徴とする請
求項33又は34記載のクレジット情報処理用プログラ
ム。 - 【請求項36】 前記実行ファイルは、改めて読み出し
直した前記交付書面ファイルから所定の規則性にしたが
って検証用データを作成してサーバシステムへ送信する
ように構成され、 サーバシステムには、この検証用データに基いて前記交
付書面ファイルが前記クライアントシステムにおいて正
しく保存されたことを確認させることを特徴とする請求
項33から35のいずれかに記載のクレジット情報処理
用プログラム。 - 【請求項37】 サーバシステムである前記コンピュー
タを制御することにより、 前記利用者の用いるクライアントシステムから通信ネッ
トワーク経由で納品確認を受け付けさせ、納品確認がさ
れた個品割賦の立替金を加盟店へ支払うための処理を行
わせることを特徴とする請求項32から36のいずれか
に記載のクレジット情報処理用プログラム。 - 【請求項38】 サーバシステムである前記コンピュー
タを制御することにより、 利用者がクライアントシステムから通信ネットワーク経
由でウェブページにおいて、書面に代えて契約申込を行
った場合、前記実行ファイルのダウンロード並びに実行
を行った場合、前記納品確認を行った場合、の少なくと
もいずれかについて予め決められた所定の経済的報酬を
その利用者に対して与えさせることを特徴とする請求項
32から37のいずれかに記載のクレジット情報処理用
プログラム。 - 【請求項39】 個品割賦の利用者が用い、通信ネット
ワークに接続されたクライアントシステムの制御方法に
おいて、 そのクライアントシステムに、通信ネットワーク経由で
所定のサーバシステムへアクセスさせることにより、 個品割賦に関し、契約申込、書面交付に代わるデータフ
ァイルのダウンロード、納品確認、のうち少なくとも複
数を行わせることを特徴とするクライアントシステムの
制御方法。 - 【請求項40】 個品割賦の契約申込についての審査結
果が肯定的であった場合に、前記口座振替について該当
する金融機関のコンピュータシステムに対し照会依頼の
ためのデータを送信することを特徴とする請求項17記
載のクレジット情報処理方法。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2001355920A JP2003157400A (ja) | 2001-11-21 | 2001-11-21 | クレジット情報処理方法及びシステム、クレジット情報処理用プログラム並びにクライアントシステムの制御方法 |
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