JP2003155325A - 耐熱性樹脂組成物 - Google Patents

耐熱性樹脂組成物

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JP2003155325A
JP2003155325A JP2001395407A JP2001395407A JP2003155325A JP 2003155325 A JP2003155325 A JP 2003155325A JP 2001395407 A JP2001395407 A JP 2001395407A JP 2001395407 A JP2001395407 A JP 2001395407A JP 2003155325 A JP2003155325 A JP 2003155325A
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chemical
polyimide
heat
epoxy
resin composition
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Tatsuyoshi Uemitsu
達義 上光
Tsunetomo Nakano
常朝 中野
Masaki Matsuda
昌己 松田
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Tohto Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐熱性、密着性および可撓性を満たした良好な
保護膜、絶縁膜としての耐熱性樹脂組成物を提供する。 【解決手段】酸基を有する有機溶剤可溶性ポリイミド
(A)と耐熱性エポキシ樹脂(B)を反応させることに
より三次元的網目構造を形成させると機械的に優れた被
膜がえられるが、この反応によって生じる水酸基を高融
点のビニルエーテル化合物(C)でアセタール化するこ
とにより皮膜の極性を下げ耐水生、耐溶剤性に優れた可
撓性のある耐熱性フィルムを得ることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブル配線
板上にスクリーン印刷などで保護膜を形成するカバーレ
イインキに関し、特に印刷性、接着性、可撓性、硬度、
耐めっき性に優れた性能を有するインキ組成物を提供す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フレキシブル配線板の保護膜とし
てカバーフィルムが用いられている。このものは、ポリ
イミド等のカバーフィルムの片面に接着剤を塗布したも
のを端子接続の部分のみパンチング等で穴を開け、これ
を手作業により配線板上で位置合わせした後熱板プレス
により高温高圧下で接着するものである。この方法によ
り作成されるフレキシブル配線板は、可撓性に優れ配線
保護の面からは有利であるが、端子部分が小さくなる
と、小穴と配線板との位置合わせ難しくなり、また、プ
レス時に接着剤が染み出す問題もある。
【0003】また、フィルム自体の物性は最良であって
も接着剤の性能自体に問題があるため、高密度フレキシ
ブル配線板になった場合配線間にエアブロックが生じる
ため絶縁性等の電気特性の面で問題がある。
【0004】このようなことから、印刷法によるフレキ
シブル配線板上に保護膜としてカバーレイインキを塗布
することが数多く提案されてきているが、これらは、従
来、リジット配線板に使用されてきたソルダーレジスト
インキを使用しようとするインキメーカによる開発であ
り、エポキシアクリレート樹脂を用いるものが主体で、
可撓性に乏しかったり、耐熱性が不十分であった。
【0005】そこで、近年ポリイミドを用いてカバーレ
イインキを調整する試みが行われている。例えば特開平
2−202564のように上市されているポリイミドフ
ィルムと同一組成によるポリイミド酸ワニスを用い添加
剤をブレンドすることで、可撓性、密着性等の改良が試
みられているが、塗布したフィルムの熱処理後の反りや
可撓性では十分といえない。そこでこれらの欠点を解決
するためにポリイミドシロキサンによる方法が提案され
ている。例えば、特開平7−304950では屈曲性は
解決されているが、ジアミノポリシロキサンを大量に使
用するために硬度が出ないとか耐水性に問題を残してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は有機溶
剤に可溶なポリイミド樹脂組成物でスクリーン印刷等に
よってカバーレイを形成した場合に高い耐熱性、密着
性、耐屈曲性、耐めっき性があり、しかも硬度のある保
護膜が得られるポリイミド樹脂組成物を提供することで
ある。
【0007】本発明者等は上記の目的を達成するために
鋭意検討した結果、酸基含有ポリイミド、エポキシ樹脂
及びジビニルエーテル化合物を用いることにより耐熱
性、密着性や耐めっき性特に耐屈曲性に優れた保護膜が
得られることが判り、本発明に至った。
【0008】
【課題を解決するための手段】
【化7】に示す酸二無水物と
【化8】
【化9】に示すジアミンにより合成された酸基を有し溶
媒可溶なポリイミド(A)と
【化10】に示すような耐熱性を有するビフェノール
型、フェノールノボラック型、クレゾールノボラック
型、クレゾールサリチルアルデヒド縮合型等のエポキシ
樹脂(B)と一般式(1)で表わされる
【化11】または(2)で表わされる
【化12】のビニルエーテル化合物(C)とからなるポ
リイミド樹脂組成物を提供することにより解決しようと
するものである。
【0009】これら各成分の配合割合は、当量比で
(A)の酸/(B)のエポキシ=1.0/0.5〜2.
0、好ましくは1.0/0.8〜1.2、および同じく
当量比で(B)のエポキシ/(C)のビニルエーテル=
1.0/0.2〜1.5、好ましくは1.0/0.8〜
1.2であることを特徴とする耐熱性樹脂組成物であ
る。
【0010】
【化7】
【0011】
【化8】
【0012】
【化9】
【0013】
【化10】
【0014】
【化11】
【0015】
【化12】
【0016】この発明はおけるポリイミド樹脂のテトラ
カルボン酸無水物成分は、一種類でも数種類でもよい。
ジアミン成分としては酸基を有するもののみでも良い
が、種々の物性的な面から酸基を有しないジアミンを併
用することが好ましい。これらのジアミンは各々一種類
でも良いがそれぞれ複数でも良い。複数の酸無水物とジ
アミンよりポリイミドを合成する際には、全部同時に仕
込んでランダムに重縮合させても良いが、一種類の酸無
水物と一種類のジアミンをまず反応させてイミド化し、
次に同一反応系に第二種目の酸無水物と第二種目のジア
ミンを添加してイミド化させることによりブロック共重
合体を合成してもよい。
【0017】この発明におけるテトラカルボン酸無水物
成分として
【化13】に示す酸二無水物が使用可能であるが、前述
の通り複数を使用することも可能である。
【0018】
【化13】
【0019】この発明におけるテトラカルボン酸無水物
成分として、耐熱性を重視する通常のポリイミド樹脂で
は、芳香族テトラカルボン酸二無水物が好ましいが、溶
解性や低誘電性を重視する場合は、脂環式テトラカルボ
ン酸二無水物が好適である。当然、両者の併用も可能で
ある。
【0020】この発明におけるジアミン成分としては、
【化14】にしめすものと、酸基を有するものとして
【化15】に示すジアミンを選択して使用することが好
ましい。
【0021】
【化14】
【0022】
【化15】
【0023】この発明において、カバーレイとしてのポ
リイミド樹脂成分では、通常、芳香族ジアミンを使用す
るが、酸無水物の場合と同様に低誘電率を期待する場合
には脂環式ジアミンの使用が好ましい。また、分子量を
調整するために無水フタル酸、無水マレイン酸、無水ナ
ジック酸等のジカルボン酸無水物やアニリン、ヒドロキ
シアニリン、メトオキシアニリン等を末端停止剤として
用いることができる。
【0024】この発明において使用されるエポキシ樹脂
は、
【化16】の中から選ばれる。
【0025】
【化16】
【0026】この発明においてエポキシ樹脂をポリイミ
ド組成物として使用する場合、エポキシ樹脂の反応性が
低く、量も少なく、組成物を冷暗所に保存し、しかも調
整後比較的短日間に使用する場合には、ポリイミドとジ
エチルビニルエーテル化合物の混合ワニスにエポキシ樹
脂を直接混合するいわゆる一液性タイプとして調合する
ことが出来る。しかし、エポキシ樹脂の反応が速かった
り、多めに使用する場合には、エポキシ樹脂は使用直前
に調合するいわゆる二液性タイプとして使用することが
好ましい。
【0027】使用するエポキシ樹脂は、エポキシ当量が
150〜4,500、分子量が300〜10,000程
度である液状または固体状のものが使用出来る。例えば
ビスフェノールAやビスフェノールFのエポキシ樹脂を
挙げることが出来るが、耐熱性を重視する場合はビフェ
ノール型、フェノールノボラック型、クレゾールノボラ
ック型、クレゾールサリチルアルデヒド縮合型等のエポ
キシ樹脂が好ましい。エポキシ樹脂の使用量はポリイミ
ド中の酸基との当量比で1.0/0.5〜2.0、好ま
しくは、1.0/0.8〜1.2である。使用量が多す
ぎると組成物がゲル化したり、耐熱性が悪くなり、少な
すぎるとポリイミド中の酸基が残り耐アルカリ性、耐薬
品性等が悪くなる。
【0028】この発明において使用するジエチルビニル
エーテル化合物は一般式(1)で表される
【化16】または一般式(2)で表される
【化17】の中から選ばれる。
【0029】
【化17】
【0030】
【化18】
【0031】ビニルエーテル基を持つ化合物で沸点の低
いものは、ポリイミド組成物にした場合、塗膜の加熱乾
燥時に飛散する。従って加熱乾燥温度150℃で塗膜の
硬化が可能なためジエチルビニルエーテル化合物の沸点
は、加熱乾燥温度より高いことが必要で、160℃以上
が好ましい。
【0032】耐熱性、可撓性や低誘電性など用途に応じ
てジエチルビニルエーテル化合物を選択するが、耐熱性
を重視する場合は芳香族含有ジエチルビニルエーテルが
好ましい。可撓性を考慮する場合は分子の長いジエチル
ビニルエーテルが好適である。また、低誘電性に重きを
おいた場合にはフッ素含有ジエチルビニルエーテルや脂
肪族のジエチルビニルエーテルを使用することが好まし
い。
【0033】本発明における酸とエポキシおよびビニル
エーテルの三元組成物による反応は、反応式(3)およ
び(4)で表される。類似反応は「塗装工学」Vol.
30,No.2(1995)にすでに報告されている。
つまり本発明ではポリイミド側鎖の酸とエポキシによる
エステル化反応が行われ、エステル化により生じた水酸
基がビニルエーテルと反応してアセタールを生じる。
【0034】ポリイミド中の酸基とエポキシのエステル
化反応
【化19】
【0035】ヒドロキシエステルとビニルエーテルの付
加反応
【化20】
【0036】このように本発明における三成分組成物に
よる熱硬化塗膜は、網目構造に結合されたうえに、水酸
基等の極性基が少なくなるため耐水性が特に優れたもの
になる。その他、反りがなく密着性、硬度、引っ張り強
度等の塗膜の機械的特性に大きな優位性が期待される。
【0037】さらに、本発明のポリイミド化の反応に用
いられる溶媒としては、例えば、N,N−ジメチルアセ
トアミド、N,N−ジエチルアセトアミド、N,N−ジ
メチルホルムアミド、N,N−ジエチルホルムアミド、
N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルスルホキシド、
ジエチルスルホキシド、ヘキサメチレンスルホルアミ
ド、クレゾール、フェノールなどが使用出来る。また、
必要に応じてトルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素
系溶媒を併用しても良い。これらは、縮合反応によって
生じる水を共沸させて反応系外に追い出すことによって
イミド化を完結させるのに有利である。
【0038】この発明のポリイミド樹脂組成物から形成
される保護膜は、優れた可撓性と硬度があるとともに耐
熱性や耐めっき性が優れているため電子部品の表面保護
膜、特にフレキシブル配線板のカバーレイとして好適に
使用出来る。通常の環境下でスクリーン印刷により均一
な厚さに塗布でき、一般的なプリント配線板製造用の熱
風乾燥機を用いて150℃程度の温度で乾燥させて、固
化膜を形成させることが出来る。
【0039】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。以下の各例で使用した酸無水物とジアミンの化
学構造式とその略号は
【化1】、
【化2】、
【化3】に示しているが、実施例、比較例で使用した化
合物名と略号を以下に示す。 FDA:4,4’−ヘキサフルオロイソプロピリデンフ
タル酸二無水物 BCD:ビシクロオクトエンテトラカルボン酸二無水物 DSDA:3,3’,4,4’−ジフェニルスルホンテ
トラカルボン酸二無水物 BTDA:3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラ
カルボン酸二無水物 ODPA:3,3’,4,4’−ジフェニルエーテルテ
トラカルボン酸二無水物 BPDA:3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカル
ボン酸二無水物 BAPP:2,2−ビス(4−アミノフェノキシフェニ
ル)プロパン BAPS−M:ビス(3−アミノフェノキシフェニル)
スルホン HFBAPP:2,2−ビス(4−アミノフェノキシフ
ェニル)ヘキサフルオロプロパン TFMB:2,2’ビス(トリフルオロメチル)4,
4’−ジアミノビフェニル 3,5DAB:3,5ジアミノ安息香酸 HAB:4,4’−(2,2’−ジヒドロキシ)ジフェ
ニルアミン
【0040】同じく実施例と比較例で使用したエポキシ
化合物とジビニルエーテル化合物についても、その化学
名と略号を示す。
【0041】使用したエポキシ化合物は以下のものであ
る。 TMBG:テトラメチルビフェノールグリシジルエーテ
ル PNG:フェノールノボラックグリシジルエーテル CNG:o−クレゾールノボラックグリシジルエーテル CSG:クレゾールとサリチルアルデヒド縮合物のグリ
シジルエーテル PDCG:フェノールとジシクロペンタジエンのグリシ
ジルエーテル
【0042】使用したシビニルエーテル化合物は以下の
通りである。 BPAD:2,2ビス4,ビニルオキシエトキシフェニ
ルプロパン CHDVE:シクロヘキサンジメタノールジビニルエー
テル BPAFD:2,2ビス4,ビニルオキシエトキシフェ
ニルヘキサフルオロプロパン DVE−3:トリエチレンクリコールジビニルエーテル
【0043】
【重量平均分子量Mwの測定方法】東ソGPC8020
型を用いポリエチレンオキシド換算で測定した。
【0044】
【はんだ耐熱性】銅箔上に100メッシュのスクリーン
でポリイミド組成物ワニスを印刷し、150℃の熱風乾
燥オーブンで30分間乾燥させたところ、10μm〜1
5μmの均一厚みのポリイミド組成物の塗膜がえられ
た。これを260℃の溶融はんだ浴に30秒浮かべ、冷
却後塗膜のふくれ、剥がれ等の変化の有無を調べ評価し
た。 ○:まったく変化なし △:僅かにふくれあり ×:ふくれまたは一部剥離あり
【0045】
【耐金めっき性】銅箔上にポリイミド組成物ワニスで端
子接点部には塗布されないパターンを印刷し、乾燥後金
めっきしてポリイミド組成物である樹脂の耐性を評価し
た。 ○:まったく変化なし △:僅かに樹脂剥離などの変化
あり ×:樹脂のふくれ、剥離が著しい
【0046】
【屈曲性】銅張ポリイミドフィルムをエッチングして配
線板を作成したものに、ポリイミド組成物ワニスをスク
リーン印刷で一面に塗布し、乾燥後、180度に折り曲
げ、折り曲げ部分の亀裂の有無を判定した。 ○:まったく亀裂なし △:一部亀裂気味 ×:亀裂あ
【0047】
【密着性】屈曲性の評価に用いたフレキシブル配線板の
折り曲げ部の剥離状態と、折り曲げずにセロテープ(登
録商標)での剥離テストを行った。 ○:折り曲げ部の浮き上がりやセロテープテストによる
剥離はない。 △:折り曲げ部の一部浮き上がりかセロテープテストに
よる剥離がある。 ×:折り曲げ部の浮きやセロテープテストにより剥離す
る。
【0048】
【印刷適性】自動スクリーン印刷機を用いて作業性の面
からインキの腰切れ、レベリング、スクリーン抜けとイ
ンキの硬さ等について総合的に評価した。 ○:印刷するに当たり全面的に良好 △:印刷するに当たり一部不満足 ×:多少の手直しでは、満足できない。
【0049】
【実施例1】300mlのセパラブルフラスコにBCD
12.42g(50ミリモル)をNMP100g、トル
エン20gに仕込み、室温でよく攪拌した後、HFBA
PP12.96g(25ミリモル)およびHAB5.4
1g(25ミリモル)を添加し、窒素雰囲気下、室温で
2時間攪拌し、ポリアミック酸を合成した。さらにこの
ポリアミック酸を190℃に昇温し、4時間加熱したと
ころトルエンと共沸した生成水が玉入コンデンサーの下
取り付けた水分定量管にほゞ理論量捕集された。反応液
を冷却後、メタノールに滴下してポリイミドを析出さ
せ、乾燥後リチウムブロマイド含有ホルムアミドに溶解
し、GPCで分子量を測定したところMn19,53
8、Mw44,249、Mw/Mn2.265であっ
た。
【0050】このようにして得られた20.0wt%の
ポリイミド溶液を100gとり多官能エポキシ化合物で
あるエピコート1032S50の80%NMP溶液15
gとBPAFDの80%溶液を室温で5時間攪拌してポ
リイミド組成物ワニスとした。
【0051】
【実施例2〜7】
【比較例1〜3】実施例1と同様に反応を行い表1の組
成物ワニスを作り、特性を評価した結果を表2に示す。
フロントページの続き Fターム(参考) 4J036 AD07 AE05 AF06 AF08 EA02 FB14 4J043 PA05 QB15 QB26 QB31 RA35 SA06 SA54 SA62 SA71 SB03 TA14 TA22 TA66 TB01 UA022 UA052 UA082 UA121 UA122 UA141 UA151 UA672 UA762 UB011 UB062 UB121 UB122 UB131 UB132 UB152 UB301 UB302 UB321 UB401 UB402 VA011 VA021 VA022 VA031 VA041 VA051 VA052 VA061 VA081 VA091 XA19 YA06 ZA23 ZB50

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 【化1】に示す酸二無水物と 【化2】 【化3】に示すジアミンにより合成された酸基を有し溶
    媒可溶なポリイミド(A)と 【化4】に示すような耐熱性を有するビフェノール型、
    フェノールノボラック型、クレゾールノボラック型、ク
    レゾールサリチルアルデヒド縮合型等のエポキシ樹脂
    (B)と一般式(1)で表わされる 【化5】または(2)で表わされる 【化6】のビニルエーテル化合物(C)とからなるポリ
    イミド樹脂組成物において、各成分の配合割合が当量比
    で(A)の酸/(B)のエポキシ=1.0/0.5〜
    2.0、好ましくは1.0/0.8〜1.2、および同
    じく当量比で(B)のエポキシ/(C)のビニルエーテ
    ル=1.0/0.2〜1.5、好ましくは1.0/0.
    8〜1.2であることを特徴とする耐熱性樹脂組成物。 【化1】 【化2】 【化3】 【化4】 【化5】 【化6】
  2. 【請求項2】酸基を含有する溶媒可溶性ポリイミド
    (A)の酸価が50〜300KOHmg/g、好ましく
    は100〜200KOHmg/gあることを特徴とする
    ポリイミド樹脂組成物。
  3. 【請求項3】エポキシ樹脂のエポキシ当量が100〜5
    00g/eq好ましくは150〜300g/eqである
    ことを特徴とするポリイミド樹脂組成物。
  4. 【請求項4】エチルビニルエーテル基を有する化合物
    (B)の沸点が常圧で160℃以上であることを特徴と
    するポリイミド樹脂組成物。
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