JP2003155124A - 粉粒体連続定量供給装置 - Google Patents

粉粒体連続定量供給装置

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JP2003155124A
JP2003155124A JP2001355605A JP2001355605A JP2003155124A JP 2003155124 A JP2003155124 A JP 2003155124A JP 2001355605 A JP2001355605 A JP 2001355605A JP 2001355605 A JP2001355605 A JP 2001355605A JP 2003155124 A JP2003155124 A JP 2003155124A
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    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/30Feeding material to presses
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 あらゆる性状の粉粒体に対し、所要の幅方向
に対して粉粒体を連続的に定量かつ均等に分散供給する
ことができ、特に薄厚の金属シート等の成形を適正かつ
容易に実施することができる粉粒体連続定量供給装置を
提供する。 【解決手段】 粉粒体を容積式または重量式により計量
し、得られた定量粉粒体を連続式または回分式により排
出するように構成した定量供給手段10に対し、順次排
出される粉粒体を落下投入するシュート28を配置し、
前記シュートの一側面部に振動起生手段30を付設し、
前記シュートの下端開口部32を粉粒体の分散幅として
規定する寸法に設定すると共に、前記シュートの下端開
口部にメッシュ体34を設け、前記メッシュ体の内部に
転動部材36を収納した振動分散シュート手段12を設
けた構成からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所要の分散幅に対
して粉粒体を連続的に定量かつ均等に分散し供給排出す
ることができる粉粒体連続定量供給装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、粉粒体の供給装置として、ゲ
ートフィーダ、スクリューフィーダ、振動フィーダ、ロ
ールフィーダ等が知られている。
【0003】本出願人は、先に粉体の定量供給機におい
て、排出ゲートからの粉体排出料の計量精度を高めるこ
とができる装置として、上部貯粉室から下部定量筒へ粉
体を降下させる調圧供給筒の下端に形成された傾斜面開
口を、前記定量筒内で回転する羽根による粉体の流動方
向に逆らうように向かい合わせ、上部貯粉室から降下す
る粉体と下部定量筒内で回転流動する粉体の衝突的平衡
作用によって、下部定量筒内の粉面を一定に保ち、粉体
の定量筒内の底面圧を一定にするように構成し、これに
より精密定量供給を可能にした粉体定量供給装置を開発
し、特許を受けた(特公昭52−1793号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、今日におけ
る各種の産業分野において、取り扱う粉粒体の種類は益
々増大する傾向にあり、従ってこれらの粉粒体を定量供
給するための粉粒体定量供給装置の需要についても増加
する傾向にある。また、この種の粉粒体定量供給装置に
おいては、取り扱う粉粒体の性状、特に微粉体や超微粉
体等の場合においては、流動性、凝集性、摩耗性等の性
状にそれぞれ変化があるため、これらの各種の性状変化
を有する粉粒体の定量供給に対しても、全て適正に対応
し得る汎用性を備えた粉粒体定量供給装置が要求され
る。
【0005】今日において、例えば電池電極基板等に好
適に用いられる金属シートの需要が増大している。この
種の金属シートの製造に際しては、金属粉末より多孔質
の金属シートを形成し、これを圧延し、焼結したものを
電極基板等として、それぞれの用途に適するように加工
される。
【0006】特に、電池の電極基板としては、板厚を薄
くして電池ケース内への収容量を増大させ、電池性能を
向上させることが要求されている。しかしながら、従来
の金属粉末より多孔質の金属シートを製造する方法で
は、金属シートの幅方向に粉末を均等に分散供給するこ
とが困難であり、前述した要求を十分に満足することが
できる金属シートの製造は困難であった。
【0007】そこで、本発明者は、鋭意検討並びに試作
を重ねた結果、粉粒体を容積式または重量式により計量
し、得られた定量粉粒体を連続式または回分式により排
出するように構成した定量供給手段を設け、この定量供
給手段に対し順次排出される粉粒体を落下投入するシュ
ートを配置し、前記シュートの一側面部に振動起生手段
を付設し、前記シュートの下端開口部を粉粒体の分散幅
として規定する寸法に設定すると共に、前記シュートの
下端開口部に断面湾曲状に突出し前記粉粒体の分散幅方
向に平行に延在するメッシュ体を設け、前記メッシュ体
の内部に前記シュートの振動により転動する転動部材を
収納してなる振動分散シュート手段を設けることによ
り、粉粒体を前記シュートの下端開口部の寸法規定され
た分散幅に対し前記転動部材とメッシュ体を介して均等
に分散し供給排出することができ、従来困難とされた薄
厚の多孔質からなる金属シートの製造を可能とすること
ができることを突き止めた。
【0008】この場合、前記定量供給手段としては、粉
粒体を貯留する上部貯留室と粉粒体を定量に保持する下
部定量室とを同心的に配置し、上部貯留室と下部定量室
とを適宜開孔を設けた調圧板を介して連通すると共に、
この調圧板を貫通する中心軸上において前記上部貯留室
側には攪拌翼を回転自在に配設し、前記下部定量室には
攪拌体を回転自在に配設し、前記下部定量室の底部に所
定密度の粉粒体を供給して排出ゲートより連続的に排出
するように構成した連続定量供給手段を好適に使用する
ことができることを突き止めた。
【0009】また、前記メッシュ体の内部に収納して前
記シュートの振動により転動する転動部材としては、複
数の球状体、または複数の平行する丸棒ないし多角形棒
からなる棒状体であって、それぞれ相互に接触回転する
ように構成配置したものが好適であり、特に複数の平行
する棒状体の表面にそれぞれ中心位置より両端に粉粒体
を分散するよう雄ねじ加工を施して相互に接触回転する
ように構成配置すれば極めて好適であることを突き止め
た。すなわち、この種の転動部材は、シュートの下端開
口部に断面湾曲状に突出し粉粒体の分散幅方向に平行に
延在するメッシュ体の内部において、前記シュートの側
面部に付設された振動起生手段によって生じる振動によ
り、相互に接触しながら回転することにより、シュート
の下端開口部における粉粒体のブロック現象を有効に防
止すると共に、前記メッシュ体による分級効果によっ
て、粉粒体の分散幅方向への定量かつ円滑な分散を達成
することができることが確認された。
【0010】従って、本発明の目的は、あらゆる性状の
粉粒体に対し、所要の幅方向に対して粉粒体を連続的に
定量かつ均等に分散供給することができ、特に薄厚の金
属シート等の成形を適正かつ容易に実施することができ
る粉粒体連続定量供給装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る粉粒体連続定量供給装置は、粉粒体を
容積式または重量式により計量し、得られた定量粉粒体
を連続式または回分式により排出するように構成した定
量供給手段を設け、前記定量供給手段に対し順次排出さ
れる粉粒体を落下投入するシュートを配置し、前記シュ
ートの一側面部に振動起生手段を付設し、前記シュート
の下端開口部を粉粒体の分散幅として規定する寸法に設
定すると共に、前記シュートの下端開口部に断面湾曲状
に突出し前記粉粒体の分散幅方向に平行に延在するメッ
シュ体を設け、前記メッシュ体の内部に前記シュートの
振動により転動する転動部材を収納し、前記シュートの
下端開口部の寸法規定された分散幅に対し前記転動部材
とメッシュ体を介して粉粒体を均等に分散し供給排出す
るよう構成した振動分散シュート手段を設けたことを特
徴とする。
【0012】特に、本発明に係る粉粒体連続定量供給装
置は、粉粒体を貯留する上部貯留室と粉粒体を定量に保
持する下部定量室とを同心的に配置し、上部貯留室と下
部定量室とを適宜開孔を設けた調圧板を介して連通する
と共に、この調圧板を貫通する中心軸上において前記上
部貯留室側には攪拌翼を回転自在に配設し、前記下部定
量室には攪拌体を回転自在に配設し、前記下部定量室の
底部に所定密度の粉粒体を供給して排出ゲートより連続
的に排出するように構成した定量供給手段と、前記定量
供給手段に対し連続的に排出される粉粒体を落下投入す
るシュートを配置し、前記シュートの一側面部に振動起
生手段を付設し、前記シュートの下端開口部を粉粒体の
分散幅として規定する寸法に設定すると共に、前記シュ
ートの下端開口部に断面湾曲状に突出し前記粉粒体の分
散幅方向に平行に延在するメッシュ体を設け、前記メッ
シュ体の内部に前記シュートの振動により転動する転動
部材を収納し、前記シュートの下端開口部の寸法規定さ
れた分散幅に対し前記転動部材とメッシュ体を介して粉
粒体を均等に分散し供給排出するよう構成した振動分散
シュート手段とを具備することを特徴とする。
【0013】この場合、前記シュートの下端開口部に設
けるメッシュ体は、断面湾曲状に突出すると共に、粉粒
体の分散幅方向に平行に延在し、適宜粉粒体の粒度に適
合するようにメッシュ寸法を設定した網目体もしくは多
孔板によって構成することができる。
【0014】そして、前記メッシュ体の内部に収納する
転動部材としては、複数の球状体を相互に接触回転する
ように構成配置することができる。
【0015】また、前記メッシュ体の内部に収納する転
動部材としては、複数の平行する丸棒ないし多角形棒か
らなる棒状体を相互に接触回転するように構成配置する
こともできる。
【0016】さらに、前記メッシュ体の内部に収納する
転動部材としては、複数の平行する棒状体の表面にそれ
ぞれ中心位置より両端に粉粒体を分散するよう雄ねじ加
工を施して相互に接触回転するように構成配置すること
ができる。
【0017】一方、前記シュートの一側面部に付設する
振動起生手段としては、電磁式、流体圧式または機械式
により振動を発生するバイブレータを好適に使用するこ
とができる。
【0018】また、前記振動分散シュート手段の下部
に、さらに粉粒体を集約するための集約振動シュート手
段を設けた構成とすることができる。
【0019】さらに、前記振動分散シュート手段または
集約振動シュート手段の下方に、前記振動分散シュート
手段より所要の分散幅で供給排出される粉粒体を、連続
的に圧延加工するための圧延ロールを設けた構成とする
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る粉粒体連続定
量供給装置の実施例につき、添付図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
【0021】図1および図2は、本発明に係る粉粒体連
続定量供給装置の一実施例を示すものである。すなわ
ち、図1および図2において、参照符号10は、粉粒体
を定容積計量により連続的に定量供給排出することがで
きる定量供給手段を示し、また参照符号12は、前記定
量供給手段10により定量排出される粉粒体を所要の幅
で均等に分散させながら供給排出することができる振動
分散シュート手段を示す。なお、図1において参照符号
11は、前記定量供給手段10を駆動するための駆動手
段を示すものである。
【0022】しかるに、前記定量供給手段10は、図3
の(a)、(b)、(c)にそれぞれ詳細に示すよう
に、粉粒体を貯留する上部貯留室14と粉粒体を定量に
保持する下部定量室16とを同心的に配置し、上部貯留
室14と下部定量室16とを適宜開孔18aを設けた調
圧板18を介して連通すると共に、この調圧板18を貫
通する中心軸20上において前記上部貯留室14側には
攪拌翼22を回転自在に配設し、前記下部定量室16に
は攪拌体24を回転自在に配設し、前記下部定量室16
の底部に所定密度の粉粒体を供給して、この粉粒体を前
記下部定量室16の底部に設けた排出ゲート26より連
続的に定量排出するように構成されている。
【0023】また、前記振動分散シュート手段12は、
図4および図5に拡大して示すように、前記定量供給手
段10の排出ゲート26に対し、連続的に排出される粉
粒体を落下投入するシュート28を配置し、前記シュー
ト28の一側面部に振動起生手段30を付設し、前記シ
ュート28の下端開口部32を粉粒体の分散幅として規
定する寸法に設定すると共に、前記シュート28の下端
開口部32に断面湾曲状に突出し前記粉粒体の分散幅方
向に平行に延在するメッシュ体34を設け、さらに前記
メッシュ体34の内部に前記シュート28の振動により
転動する転動部材36を収納して、粉粒体を前記シュー
ト28の下端開口部32の寸法規定された分散幅に対し
て均等に分散供給するように構成されている。
【0024】なお、前記振動分散シュート手段12にお
けるシュート28の一側面部に付設する振動起生手段3
0としては、電磁式、流体圧式または機械式により振動
を発生するバイブレータを好適に使用することができ
る。
【0025】また、本実施例における粉粒体連続定量供
給装置において、前記振動分散シュート手段12の下端
開口部32に設けるメッシュ体34は、図6の(a)、
(b)に示すように、断面湾曲状に突出すると共に、前
記粉粒体の分散幅方向に平行に延在し、適宜粉粒体の粒
度に適合するようにメッシュ寸法を設定した網目体もし
くは多孔板によって構成することができる。
【0026】さらに、本実施例における粉粒体連続定量
供給装置において、前記振動分散シュート手段12にお
ける前記メッシュ体34の内部に収納して、前記シュー
ト28の振動により転動する転動部材36としては、図
7の(a)、(b)、(c)にそれぞれ示すように、複
数の球状体36A、36A、…からなり相互に回転接触
するように構成配置したもの〔図5の(a)参照〕、ま
たは複数の平行する丸棒ないし多角形棒からなる棒状体
36B、36Bからなり相互に回転接触するように構成
配置したもの〔図5の(b)参照〕が好適である。特
に、棒状体の表面にそれぞれ中心位置より両端に粉粒体
を分散するよう雄ねじ加工を施した複数の平行する棒状
体36Cを相互に回転接触するように構成配置したもの
〔図5の(c)参照〕とすれば、極めて好適であること
が確認された。
【0027】このように構成された、本実施例における
粉粒体連続定量供給装置においては、前記定量供給手段
10より連続的に定量供給される粉粒体を、前記振動分
散シュート手段12を介して、この振動分散シュート手
段12のシュート28の下端開口部32に設けたメッシ
ュ体34より、その寸法規定された分散幅に対して、粉
粒体を連続的に定量かつ均等に分散しながら、円滑に供
給排出することができる。
【0028】なお、本発明における粉粒体連続定量供給
装置においては、図4および図5に示すように、前記振
動分散シュート手段12の下部に、さらに粉粒体を集約
するための集約振動シュート38を設けた構成とするこ
とができる。この場合、前記集約振動シュート38の上
端部を前記振動分散シュート手段12のシュート28の
下端部に固定すると共に、前記集約振動シュート38の
一側部に適宜振動共振部材39を設けることにより、前
記振動分散シュート手段12より供給排出される粉粒体
を、所要の供給対象物に対して円滑に移送排出すること
ができる。
【0029】また、本発明における粉粒体連続定量供給
装置においては、図1に示すように、前記振動分散シュ
ート手段12ないしは集約振動シュート38の下方に、
前記振動分散シュート手段12より所要の分散幅で供給
排出される粉粒体を、連続的に圧延加工するための圧延
ロール40、40を設けた構成とすることができる。こ
のように構成することにより、粉粒体のシート形成のた
めの連続的な粉粒体定量供給を円滑に達成することがで
きる。
【0030】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、例
えば粉粒体の定量供給手段として、前述した容積式に変
えて重量式としたり、あるいは連続式に変えて回分式と
した定量供給手段を適宜採用することも可能であり、そ
の他本発明の精神を逸脱しない範囲内において、多くの
設計変更が可能である。
【0031】
【発明の効果】前述した実施例から明らかな通り、本発
明に係る粉粒体連続定量供給装置は、粉粒体を容積式ま
たは重量式により計量し、得られた定量粉粒体を連続式
または回分式により排出するように構成した定量供給手
段を設け、前記定量供給手段に対し順次排出される粉粒
体を落下投入するシュートを配置し、前記シュートの一
側面部に振動起生手段を付設し、前記シュートの下端開
口部を粉粒体の分散幅として規定する寸法に設定すると
共に、前記シュートの下端開口部に断面湾曲状に突出し
前記粉粒体の分散幅方向に平行に延在するメッシュ体を
設け、前記メッシュ体の内部に前記シュートの振動によ
り転動する転動部材を収納し、前記シュートの下端開口
部の寸法規定された分散幅に対し前記転動部材とメッシ
ュ体を介して粉粒体を均等に分散し供給排出するよう構
成した振動分散シュート手段を設けたことにより、あら
ゆる性状の粉粒体に対し、所要の幅方向に対して粉粒体
を常に定量かつ均等に分散供給し、特に薄厚の金属シー
ト等の成形を適正かつ容易に実施することができる。
【0032】また、本発明において、前記粉粒体の定量
供給手段として、粉粒体を貯留する上部貯留室と粉粒体
を定量に保持する下部定量室とを同心的に配置し、上部
貯留室と下部定量室とを適宜開孔を設けた調圧板を介し
て連通すると共に、この調圧板を貫通する中心軸上にお
いて前記上部貯留室側には攪拌翼を回転自在に配設し、
前記下部定量室には攪拌体を回転自在に配設し、前記下
部定量室の底部に所定密度の粉粒体を供給して排出ゲー
トより連続的に排出するように構成した定量供給手段を
設けることにより、本発明に係る粉粒体連続定量供給装
置としての粉粒体の連続的な定量供給を容易に実現する
ことができる。
【0033】また、本発明の粉粒体連続定量供給装置に
おいて、メッシュ体の内部に収納して前記シュートの振
動により転動する転動部材としては、複数の球状体、ま
たは複数の平行する丸棒ないし多角形棒からなる棒状体
をそれぞれ相互に接触回転するように構成配置すること
が好適であり、特に複数の平行する棒状体の表面にそれ
ぞれ中心位置より両端に粉粒体を分散するよう雄ねじ加
工を施して相互に接触回転するように構成配置すること
により、所要の幅方向に対する粉粒体の定量かつ均等な
分散供給を、極めて円滑に達成することができる。
【0034】さらに、本発明の粉粒体連続定量供給装置
において、振動分散シュート手段の下部に、さらに粉粒
体を集約するための集約振動シュートを設けると共に、
この集約振動シュートの下方に、前記振動分散シュート
手段より所要の分散幅で供給排出される粉粒体を、連続
的に圧延加工するための圧延ロール40、40を設けた
構成とすることにより、粉粒体のシート形成のための連
続的な粉粒体定量供給を円滑に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る粉粒体連続定量供給装置の一実施
例を示す要部断面側面図である。
【図2】図1に示す粉粒体連続定量供給装置の正面図で
ある。
【図3】図1における粉粒体連続定量供給装置の連続定
量供給手段の構成例を示すものであって、(a)は要部
断面側面図。(b)は(a)のB−B線断面図、(c)
は(a)のC−C線断面図である。
【図4】図1における粉粒体連続定量供給装置の振動分
散シュート手段の構成例を示す要部断面側面図である。
【図5】図4に示す粉粒体連続定量供給装置の振動分散
シュート手段の要部断面正面図である。
【図6】図1および図4に示す粉粒体連続定量供給装置
のメッシュ体の構成例をそれぞれ示すものであって、
(a)は底面図、(b)は(a)のB−B線断面図であ
る。
【図7】図1および図4に示す粉粒体連続定量供給装置
のメッシュ体に収納配置する転動部材の構成例をそれぞ
れ示すものであって、(a)は球状体を示す概略説明
図、(b)は棒状体を示す概略説明図、(c)は表面に
雄ねじ加工を施した棒状体を示す概略説明図である。
【符号の説明】
10 定量供給手段 11 駆動手段 12 振動分散シュート手段 14 上部貯留室 16 下部定量室 18 調圧板 18a 開孔 20 中心軸 22 攪拌翼 24 攪拌体 26 排出ゲート 28 シュート 30 振動起生手段 32 下端開口部 34 メッシュ体 36 転動部材 36A 球状体 36B 棒状体 36C 雄ねじ加工した棒状体 38 集約振動シュート 39 振動共振部材 40 圧延ロール
フロントページの続き Fターム(参考) 3F011 AA07 BA02 BB01 BC07 3F075 AA08 BA01 BB01 CA06 CA09 CC04 CD10 DA04 DA12 DA17 4G068 AA02 AA03 AB22 AC11 AD01 AD45 AE03 AE05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体を容積式または重量式により計量
    し、得られた定量粉粒体を連続式または回分式により排
    出するように構成した定量供給手段を設け、前記定量供
    給手段に対し順次排出される粉粒体を落下投入するシュ
    ートを配置し、前記シュートの一側面部に振動起生手段
    を付設し、前記シュートの下端開口部を粉粒体の分散幅
    として規定する寸法に設定すると共に、前記シュートの
    下端開口部に断面湾曲状に突出し前記粉粒体の分散幅方
    向に平行に延在するメッシュ体を設け、前記メッシュ体
    の内部に前記シュートの振動により転動する転動部材を
    収納し、前記シュートの下端開口部の寸法規定された分
    散幅に対し前記転動部材とメッシュ体を介して粉粒体を
    均等に分散し供給排出するよう構成した振動分散シュー
    ト手段を設けたことを特徴とする粉粒体連続定量供給装
    置。
  2. 【請求項2】 粉粒体を貯留する上部貯留室と粉粒体を
    定量に保持する下部定量室とを同心的に配置し、上部貯
    留室と下部定量室とを適宜開孔を設けた調圧板を介して
    連通すると共に、この調圧板を貫通する中心軸上におい
    て前記上部貯留室側には攪拌翼を回転自在に配設し、前
    記下部定量室には攪拌体を回転自在に配設し、前記下部
    定量室の底部に所定密度の粉粒体を供給して排出ゲート
    より連続的に排出するように構成した定量供給手段と、
    前記定量供給手段に対し連続的に排出される粉粒体を落
    下投入するシュートを配置し、前記シュートの一側面部
    に振動起生手段を付設し、前記シュートの下端開口部を
    粉粒体の分散幅として規定する寸法に設定すると共に、
    前記シュートの下端開口部に断面湾曲状に突出し前記粉
    粒体の分散幅方向に平行に延在するメッシュ体を設け、
    前記メッシュ体の内部に前記シュートの振動により転動
    する転動部材を収納し、前記シュートの下端開口部の寸
    法規定された分散幅に対し前記転動部材とメッシュ体を
    介して粉粒体を均等に分散し供給排出するよう構成した
    振動分散シュート手段とを具備することを特徴とする粉
    粒体連続定量供給装置。
  3. 【請求項3】 前記シュートの下端開口部に設けるメッ
    シュ体は、断面湾曲状に突出すると共に、粉粒体の分散
    幅方向に平行に延在し、適宜粉粒体の粒度に適合するよ
    うにメッシュ寸法を設定した網目体もしくは多孔板によ
    って構成することを特徴とする請求項1または2記載の
    粉粒体連続定量供給装置。
  4. 【請求項4】 前記メッシュ体の内部に収納する転動部
    材として、複数の球状体を相互に接触回転するように構
    成配置したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の粉粒体連続定量供給装置。
  5. 【請求項5】 前記メッシュ体の内部に収納する転動部
    材として、複数の平行する丸棒ないし多角形棒からなる
    棒状体を相互に接触回転するように構成配置したことを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の粉粒体
    連続定量供給装置。
  6. 【請求項6】 前記メッシュ体の内部に収納する転動部
    材として、複数の平行する棒状体の表面にそれぞれ中心
    位置より両端に粉粒体を分散するよう雄ねじ加工を施し
    て相互に接触回転するように構成配置したことを特徴と
    する請求項5記載の粉粒体連続定量供給装置。
  7. 【請求項7】 前記シュートの一側面部に付設する振動
    起生手段として、電磁式、流体圧式または機械式により
    振動を発生するバイブレータを設けたことを特徴とする
    請求項1または2記載の粉粒体連続定量供給装置。
  8. 【請求項8】 前記振動分散シュート手段の下部に、さ
    らに粉粒体を集約するための集約振動シュート手段を設
    けたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記
    載の粉粒体連続定量供給装置。
  9. 【請求項9】 前記振動分散シュート手段または集約振
    動シュート手段の下方に、前記振動分散シュート手段よ
    り所要の分散幅で供給排出される粉粒体を、連続的に圧
    延加工するための圧延ロールを設けたことを特徴とする
    請求項1ないし8のいずれかに記載の粉粒体連続定量供
    給装置。
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